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ステルス 胃がん

ステルス胃がん

います。これらがエストロゲンの作用期間を長くして乳がん(乳癌)発生のリスクを高めていると考えられています。
初産が30歳以上である、授乳経験がないなどは乳がん(乳癌)のリスクを高めます。
統計的な数値はありませんが、ストレスは乳がん(乳癌)発生のリスクを高めるといわれています。実際弊社で相談を受ける乳がん(乳癌)の患者さんはストレスを感じている方が多く、責任感が強くまじめで、どちらかというと神経質なタイプの方が多いようです。
責任ある立場に就いて仕事をしている方、まじめで物事を大雑把に考えることが苦手な方、細かいことに気がつく方は知らず知らずのうちにストレスが溜まることが多いため、乳がん発生の原因の一つであるストレスを軽減するためにも、息抜きをすると良いでしょう。
乳がん予防のためにも適度な運動をすることでストレスの解消をすることをお勧めします。
乳がん(乳癌)を引き起こす要因として遺伝も関連が深いと考えられています。三親等以内の家族・親戚に乳がん(乳癌)の既往歴があると、乳がん(乳癌)発生のリスクは一般の人に比べて高くなります。
ただし、本当の意味での遺伝性の乳がん(乳がんにかかりやすい特定の遺伝子が親から子へ引き継がれる)はごくわずかで、多くは、体質や食生活などが似ている影響かと思われます。
いずれにせよ、乳がんの家族や親戚に乳がんの人が多い場合は、特に若いうちから自分の乳房に注意して、乳がん検診も積極的にうけておいた方が良いでしょう。
乳がんの症状
乳がんは「乳房のしこり」が認められたことで患者さんが受診して発見されるケースがほとんど(90%程度)です。そのうち10〜15%程の方は痛みを伴うことがありますが、多くの場合乳がんは痛みは伴いません。
乳がんが皮膚近くの乳腺組織にできた場合には、早期のうちから皮膚にくぼみやひきつれが見られることがあります。また乳頭の真下にがんが発生したり、がんで乳腺がひきつれを起こすと乳頭がくぼむ(陥凹といいます)こともあります。
また乳頭から血液の混じった分泌物が乳頭のうち乳管開口部の1箇所からでる乳頭異常分泌があることが稀にあります。
さらにはわきの下のリンパ節が腫れたり、パジェットといって乳首がただれる場合もあります。
乳がんは骨に転移しやすいがんです。骨に転移した場合肩や背中、腰の痛みが出ることが多いので原因不明の痛みが続いた場合は要注意です。
他には肺やリンパ節、肝臓などにも転移します。
乳がんが肺に転移した場合には息が苦しくなったり、咳き込んだりします。首やわきの下のリンパ節に転移するとグリグリとしたシコリができることがあります。乳がんが肝臓に転移すると背中や腹部が張ったり痛くなったり、食欲不振になったり黄疸がでることがあります。
触ってみて痛みはないが以前はなかった「しこり」が確認される場合や乳頭がへこんだり、片側の乳房が異常に腫れたり、原因不明の分泌物が続いたり、乳房の表面が赤く変色したりわきの下にしこりが確認できた場合には乳がんの専門医である乳腺外科を受診することをお勧めいたします。
乳がんは早期発見・早期治療により克服できる可能性は高くなりますので、普段から乳房の自己検診を行うことを習慣付けるとよいでしょう。大切なことは、定期的に自分の乳房を触って自分自身の正常な乳房を把握しておくことと、異常に気づいたら、自分で癌か否かを判断するのではなく、必ず検査を受けに行くことです。
日本では1987年に乳がん(乳癌)検診が開始されましたが、現在でも視診・触診が検査の中心でマンモグラフィーというエックス線撮影を併用した乳がん検診は一部の地域、一部の施設でしか受けることができないのが現状です。
マンモグラフィは乳腺専用のX線撮影装置で、乳房を圧迫して薄く平らにしながら撮影するレントゲン検査で、2000年からは日本でも50歳以上の女性の検診で使うことが勧められています。マンモグラフィーは乳がん(乳癌)の早期発見に大いに役立つ検査です。
欧米では早いうちからマンモグラフィを併用した検診が一般的でした。これは、視触診のみの検診では、検診をうけた人と普通に外来を受診して乳がん(乳癌)をみつけた人とで、死亡率が変わらないという結果が出たからです。
検診の触診は、必ずしも乳がん(乳癌)の触診に慣れてはいない医師が、千差万別の多数の女性の乳房を短時間に診るため、微妙な病変や小さなしこりを漏れなく見つけるには十分な精度とはいえませんし、しこりとして触れない0期の乳がんを見つけることはできません。これらを補うのがマンモグラフィで、ごく小さな乳腺組織の変化やシコリを作る前の段階の石灰化でみつかる非浸潤癌の乳がんを見つけることができるなど、乳がんの早期発見に大いに役立ちます。
その他乳がん(乳癌)の大切な検査としては超音波エコー検査、細胞診があり、乳房にシコリを触れる場合は、視触診→マンモグラフィと超音波→細胞診の順にこれら4つを全て行うことが原則となります。
これらの検査を行っても診断がつかない場合には生検が必要となります。
超音波エコー検査は皮膚にゼリーを塗ってプローブ探触子をあてて内部を観察する検査で、婦人科で行う超音波検査と同様の方法ですが、乳腺の場合には、体の表面の浅いところを見る専用のプローブを使います。
手軽に乳がん(乳癌)の検査でき、数ミリの小さなしこりをみつけたり、しこりの中が詳しくわかるのが特徴で、若い人では、マンモグラフィよりも診断しやすい場合があります。
穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)は細い注射針を皮膚の上から刺して、病巣部の細胞を吸引し、細胞が癌か良性かを顕微鏡で調べる方法です。細胞が十分とれればかなり正確に診断がつきますが、細胞だけでは乳がん(乳癌)かどうか微妙な場合や、細胞がうまくとれない場合には、少し太い針を刺してしこりの組織を採取し顕微鏡で調べる針生検が行われます。細胞診標本のでき具合が診断精度の指標の一つとなるたります。医師のわきに技師がいて、その場ですぐ標本を作るかどうかで精度がかなり違ってきます。
他に手術で乳房を切開してしこりの一部を摘出し顕微鏡で組織を観察して、最終的な診断することもあります。(外科生検)
針生検や外科生検はあくまで視診・触診・マンモグラフィー・超音波、穿刺吸引細胞診を十分に行った後にやるべき検査であり、仮にしこりを触れるからといって他の検査を行わずにこれらの検査を行おうとする病院・医師であった場合には病院を変えて他の信頼できる施設で検査をしっかりとしてもらうべきです。
乳がん(乳癌)が確定された場合には転移の有無について骨や脳、肝臓、肺、リンパ節などの検査を行います。
乳房の自己検診
閉経前の女性は月経がきて7日目に乳がん(乳癌)の検査をします。閉経後の女性は毎月決まった日に検査します。以下に検査方法を記載しますので参考にしてください。
入浴前に鏡に向かい右手を上げ後頭部におく。右乳房の色、形及び乳頭から分泌物がないか、変わったところはないかを観察する。続いて左手に変え左乳房を同様に観察する。その後、両手を下ろし両乳房の相違を観察します。
入浴時に身体を濡らし乳房を暖める。そして左手を後頭部に置き右手の真ん中3本の指を合わせて乳頭を中心にゆっくりと内側から外側へ時計回りの方向へ動かし触ってみて固まりや小さなしこりがないかを確認する。その後、反対の手に変え、もう一度同じように確かめる。最後に乳頭をつまみ分泌物があるかを確認する。
入浴後、枕を背中に敷きまっすぐ横になった後左手を後頭部に置き、右手で左の乳房を触り輪を描きながら順を追って進めていく。この時、わきの下と乳房の上も行うこと。終わったら反対側も同様にいます。
乳がん(乳癌)の治療は、医師の協力の下で治療方針、治療期間、メリット・デメリットなどの説明を十分にうけ、患者さんが自分の価値観などを考慮し 患者さんが最終的な治療方法を最終的に決定する時代になりつつあります。
また医療の進歩とともに治療方法も多様化してきており、 医師によって治療方法が異なることは珍しくなく、主治医以外の医師の意見を聞くセカンド・オピニオンを求めることが必要な時代になってきました。
外科療法(手術)は、乳房にできたがんを切除するために行います。 がん組織を含めた周りの正常組織を同時に切除しますが、切除される正常組織の範囲は乳がん(乳癌)の病期により異なります。 一般的には、早い時期に見つかった乳がん(乳癌)ほど狭い範囲の正常組織を切除するだけで済みます。 乳がん(乳癌)の切除と同時に、わきの下のリンパ節も切除されます。これは乳がん(乳癌)の拡がりを検査し、 術後の補助療法の必要性を決めたり、再発の可能性を予測するために行うものです。乳がん(乳癌)の手術には、次のような方法があります。
乳がんの手術−乳房温存療法乳がんの治療外科療法
かつては、乳がんができた乳房全体を切除するのが基本でしたが、現在はしこりの大きさによっては乳房温存療法が行われるようになりました。
乳がんにおける乳房温存療法は、乳房の一部とリンパ節をとり、乳房のふくらみや乳首を残す方法で、乳房扇状部分切除術と乳房円状部分切除術とがあります。
乳がんの外科療法で乳房温存ができる条件は、通常、しこりが1個だけで3cm以下、検査で癌が乳管の中を広がっていない、放射線があてられる、患者さん自身が温存を希望する、などです。早期の癌でも乳管の中の癌の広がりが広ければ、温存できない場合もあります。
乳房円状部分切除術は乳がん乳癌を中心として周囲1.5cmほどの範囲を、正常な乳腺組織も含めて円状に切除する方法です。併せてわきの下のリンパ節も切除します。この手術は、乳がん(乳癌)の大きさが小さく、乳房が大きい場合に適しています。メリットは傷跡がほとんど残らないということにあります。
乳房扇状部分切除術は乳がん(乳癌)が比較的大きい場合に行われます。乳頭を頂点として、乳がんと乳腺組織を扇状に切除します。乳腺組織の切除する量が多いと乳房が陥没したり、形や大きさが変わることがあります。
この場合残った乳腺組織と皮下脂肪を寄せ合わせて乳腺移行術を行うか、変形が大きい場合には乳房再建術が行われることもあります。
乳房温存療法の場合は、がんを切除しても微細ながん細胞が残っている可能性があるため、乳がんの再発を防ぐ目的で放射線療法が併用されます。
乳がんの大きさが3cmより大きい場合には手術前に薬物療法(抗がん剤やホルモン剤)を行いがんを縮小させてから手術が行われることがあります。薬物療法によりがんが縮小した場合には切除範囲が小さくてすむため術後の乳房の変形なども少なくてすむメリットがあります。ただし、ちいさながんに対する術前化学療法が生存率の向上につながるかは現在研究中であり結論は出ていません。したがって、乳房温存療法が可能である条件が整っている場合にあえて術前の薬物療法をする必要はないと考えられます。
術前に抗がん剤などを勧められた場合には、どのような目的で行う必要があるのか十分に説明を受けるようにしたほうがよろしいと思います。
乳房と胸の筋肉、わきの下のリンパ節を切除します。かつてはこの手術方法が標準的手術方法として実施されてきましたが、現在では乳がん(乳癌)が胸の筋肉に達している場合だけ行われます。
は乳房とリンパ節を切除して胸筋を残します。現在の日本の乳がん手術の半分強を占め、通常「乳房切除」という時にはこの術式をさすのが普通です。胸筋を残すため「腕の腫れ」「しびれ」「胸の痛み」などの術後の後遺症が軽くなります。胸の変形もハルステッド法に比較して小さく、乳房が失われても筋肉が残るので胸が大きくえぐれることはなく、下着で補正して服を着れば外からは全くわかりません。
乳房再建術により乳房の形を作ることも可能です。
乳がんの場合、リンパ節転移の有無は術前検査では正確に分からないため、乳がんの手術では乳房温存療法でも乳房切除術でもわきの下のリンパ節を一塊に採る(郭清する)ことが標準的です。
これは乳癌の場合、目に見えない微細ながん細胞が既にリンパ節転移している可能性があることや術後の再発予防の治療法を決定するのに必要だからです。
しかし、リンパ節への転移が全く無かった場合、リンパ節を取ることは無意味であり、患者さんの負担や腕のむくみなどの後遺症を考慮した場合はできるだけリンパ節の切除範囲を小さくしたほうが望ましいといえます。
そこで、最近は、センチネルリンパ節生検といって、 癌のまわりに色素や放射性物質を注射して、それがながれついたリンパ節を、癌が最初に転移するリンパ節(「センチネル=見張りリンパ節」)と考えて、 そのリンパ節に転移があるかを手術中に調べて転移があった時だけ郭清しよう、という試みも行われています。
放射線療法は高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を殺す治療方法です。放射線療法は局所療法(体の一部にだけ有効)であるため適応となるのは乳がんの大きさが小さく、腫瘍が一部分に限局されている場合がおおくなります。
乳房温存療法が行われた場合には、術後補助療法として放射線療法を行うことが標準的です。
正常な細胞に放射線が照射されると正常な細胞がダメージを受け副作用が出ることがあります。副作用には治療中又は治療直後にでるものと、半年〜数年後にでてくるものとがあります。
放射線の照射量には決まりがあり、無理をして大量の放射線照射を行うと強い副作用が出る可能性が高いため乳がんの治療では注意が必要です。
およそ6割の乳がんはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンによってがん細胞が増殖するホルモン感受性の乳がんです。
乳がん(乳癌)のがん組織を調べ、ホルモン感受性があると診断された場合には、女性ホルモン(エストロゲン)が乳がんを増殖させる機構を、何らかの形でブロックします。副作用が比較的少なく、長期間使えるのが特徴です。
乳がんの治療に用いるホルモン剤にはいくつかの種類があります。
1つ目はエストロゲンが受容体に結合することを防ぎ乳がん細胞の増殖を抑える働きをする抗エストロゲン剤(エストロゲンが癌に働くのをブロックする=タモキシフェン、トレミフェンなど)と呼ばれるものです。乳が治療ではこのホルモン剤を長期間使用することになりますが、長期使用により子宮体がんのリスクが若干高くなるという報告もあるため子宮体がんの定期検査をする必要があります。
タモキシフェンにはアドパン錠、エマルック錠、ソシゲーン錠、タスオミン錠、ノルキシフェン錠、ノルバデックス錠、パンリーフ錠、フェノルルン錠、レスポール錠などがあります。また、トレミフェンにはフェアストンがあります。
もう一つは卵巣機能をストップさせ、エストロゲンの分泌を抑える薬でLH-RHアゴニスト(閉経前、卵巣からの女性ホルモンをストップさせて一時的に閉経後の状態にする=ゾラデックス、リュープリンなど)と呼ばれるものがあります。乳がん治療でこのホルモン剤を用いると更年期障害に似た「ほてり、発汗、冷え」などの症状が現れます。
さらに閉経後の女性に対しては、アロマターゼ阻害剤(閉経後、脂肪でエストロゲンをつくる酵素をブロックする=アフェマ、アリミデックスなど)と呼ばれるアロマターゼ活性を抑えてエストロゲンの産生をとめるタイプのホルモン剤もあります。
さらに、エストロゲンを抑える働きをするプロゲステロンというホルモンを使った合成プロゲステロン製剤(ヒスロンH、プロゲストン錠)などの種類があり、乳がん治療では年々新しホルモン感受性のない乳がん患者さんには抗がん剤療法が行われます。ホルモン感受性のある患者さんの場合でも、再発の確率が高いと判断された場合にはホルモン療法に加えて抗がん剤治療が併用されることもあります。
さらに乳がんが進行していて遠隔転移があり手術ができない場合にも抗がん剤療法が使われることがあります。
CMF
療法C(シクロホスファミド=エンドキサン)M(メソトレキセート)F(フルオロウラシル=5FU)の3剤を組み合わせる方法で、以前から行われていた術後の補助療法です。現在は主に、リンパ節転移のない乳がんの場合に選択されます。
(アドリアシン)F(フルオロウラシル=5FU)の組み合わせで、Fを抜かした2剤が用いられることもあります。乳がんでリンパ節転移のある場合の術後補助療法や、再発の治療として最も標準的な治療法です。
タキサン系の薬剤…比較的新しい薬で、ドセタキセル=タキソテール、パクリタキセル=タキソールがあります。アドリアシンなど他の薬と組み合わせて使われることもあります。
という特定の遺伝子が異常に働いて発生する乳がんに対して、その遺伝子の抗体を薬として点滴で投与することでがんの増殖を抑える治療で、トラスツズマブ=ハーセプチンという薬が、日本でも2001年から使えるようになりました。
切除した癌を検査することで、効果が期待できる癌とそうでない癌がわかるのが特徴で、癌の個性に応じて、効果が期待できる薬を選んで使う」という、いわばオーダーメイドの治療として期待されています。脳腫瘍の発生が確率が増えるといおう発表もあります。
脳腫瘍とは、脳や脳の周辺組織などの頭蓋骨の内部にある組織に発生する腫瘍のことであり、脳組織自体から発生する「原発性脳腫瘍」と、他の臓器のがんが脳に転移してくる「転移性脳腫瘍」があります。
転移性脳腫瘍は他の臓器に発生した悪性腫瘍(がん)が脳に転移して発生します。元のがんとしては、肺がんが圧倒的に多く、乳がん、大腸がん、胃がん、腎臓がん、膀胱がん、頭頚部がん、子宮がんなどが続きます。
転移性脳腫瘍の場合には複数箇所に腫瘍が転移しやすいという特徴が見られます。
脳腫瘍には他の腫瘍同様に良性腫瘍と悪性腫瘍がありますが、脳は頭蓋骨に囲まれしっかりと守られています。脳腫瘍は頭蓋内という限られたスペース内に発生するため、たとえ良性の腫瘍であっても大きくなってくると脳を圧迫しさまざまな障害が現れ、命に関わる事態になることもあります。
したがって脳腫瘍が発見された場合には、たとえ良性腫瘍であった場合でも早期に治療を行う必要があるのです。
原発性脳腫瘍のうち神経膠腫は悪性、それ以外の髄膜腫や下垂体腺腫、神経鞘腫などは良性腫瘍になります。
脳腫瘍(神経膠腫/髄膜腫/下垂体腺腫/神経鞘腫/転移性脳腫瘍)の症状
脳腫瘍は腫瘍が発生した部位によって現れる症状が異なりますが、共通して現れる症状としては頭痛があります。
脳腫瘍が大きくなると頭蓋内(ずがいない)の圧力が高まり脳が圧迫されて脳周辺の神経が刺激され頭痛が起こるようになります。また、脳の周囲は脳室(のうしつ)というところで作られる髄液(ずいえき)で満たされているのですが、この髄液の頭蓋内の循環が腫瘍によって妨げられると髄液が一箇所に溜まってしまい水頭症(すいとうしょう)をおこし、頭蓋内の圧力が高まり強い頭痛や意識障害が起こる場合があります。頭蓋内の圧力が極度に高まると脳の一部が陥入する脳ヘルニアがおこり突然意識不明になったり、呼吸停止がおこるなどの重篤な症状がおこることもあります。たとえ良性の脳腫瘍であっても脳腫瘍が怖いのはこのためです。
脳腫瘍が脳の左の前頭葉にある運動野にできた場合には、右側の手足を動かす機能が犯されるため右半身麻痺がおこります。逆に脳腫瘍が右側前頭葉にできた場合には左半身麻痺がおこります。また前頭葉に腫瘍ができたときには他に無気力、痴呆様行動、性格の変化、尿失禁、言語障害などが現れることがあります。
脳腫瘍が脳の中心部分の下垂体(かすいたい)や松果体(しょうかたい)、視床下部にできると眼を動かす神経に障害が起こり物が二重に見えるなどの視覚異常が現れたり、無月経や成長障害などの内分泌障害が起こることがあります。
小脳や脳幹部分に脳腫瘍ができると手足のふらつき、聴力障害、顔面麻痺、めまい、平衡感覚障害などの症状が出ることがあります。
小児に発生する脳腫瘍は小脳にできることが多く、歩くときにふらついたり、まっすぐな姿勢を保つことができないなど平衡感覚に異常が出ることが多くなります。また水頭症が起こりやすく頭囲が拡大したり食欲低下や突然の嘔吐、不機嫌であるなのの状態が続くこともあります。
このように脳腫瘍の場合、腫瘍が発生した箇所によりさまざまな症状が現れることになります。
その他の症状は腫瘍の種類により異なるので以下に簡単にご説明いたします。
下垂体腺腫脳腫瘍/下垂体腺腫
脳下垂体は全身のホルモンの中枢として多くのホルモンを分泌しています。また、脳下垂体の横には脳に血管を送る血管や眼球を動かす神経が通っています。
下垂体腺腫は脳腫瘍全体のおよそ1割を占める良性の腫瘍で、ホルモンを過剰に分泌するホルモン産生型腺腫とホルモンを分泌しないホルモン非分泌性腺腫とがあり、症状が異なります。ホルモンを分泌しない場合には腫瘍が大きくならないと症状が現れず発見が遅れることが多くなります。
ホルモン産生型腺腫ではホルモンが過剰に分泌されることで発生する症状(ホルモン異常症候群)がおこります。また、非分泌性腺腫では、腫瘍が大きくなることで周囲を圧迫し症状圧迫症状)が現れることになります。
ホルモン産生型腺腫(脳腫瘍/下垂体腺腫)の種類−
プロラクチン産生腺腫(脳腫瘍/下垂体腺腫/ホルモン産生型腺腫)
下垂体腺腫の4割を占め、女性に圧倒的に多く見られる腫瘍になります。女性の場合無月経と乳汁分泌が見られます。男性では性欲低下やインポテンツが見られます。女性不妊症の原因のひとつとされています。
成長ホルモン産生腫瘍(脳腫瘍/下垂体腺腫/ホルモン産生型腺腫)
下垂体腺腫の2割を占め、男性に多く見られる腫瘍になります。思春期に発症した場合には巨人症になることもあります。多くの場合成人になってから発症し、手足の先端、あご、額、唇、舌などが肥大する末端肥大症になり数年間で顔つきが変わったり指輪や靴のサイズが合わなくなります。
副腎皮質刺激ホルモン産生腺腫(脳腫瘍/下垂体腺腫/ホルモン産生型腺腫)
下垂体腺腫のうち数%にみられる腫瘍で、若年から中年の女性に多くクッシング病と呼ばれています。ほとんどの方が肥満となり、顔は副腎皮質ホルモン剤を投与したときと同様満月のように丸くなるムーンフェースがみれれます。手足に比べて胸や腹が太るのが特徴です。また、ニキビが出やすく体毛が濃くなり、下腹部に青紫色の筋が見られることもあります。また、高血圧や糖尿病を合併することもあります。
圧迫症状−
下垂体ホルモン産生障害(脳腫瘍/下垂体腺腫の症状)
腫瘍が大きくなると下垂体ホルモンの産生障害が起こり、その場合女性では無月経ないし月経が不規則になる、男性ではインポテンツや性欲が低下し体毛が薄くなるなどの症状がでるようになります。疲れやすくスタミナ不足になるなどの症状が出ることもあります。
視力・視野障害(脳腫瘍/下垂体腺腫の症状)
視神経を圧迫することで両目の上外側から見えにくくなってきて、さらに進行した場合には両目の外側半分が見えなくなる両耳側半盲と呼ばれる典型的な症状が現れるようになります。
頭痛(脳腫瘍/下垂体腺腫の症状)
腫瘍が大きくなることで頭痛が生じるようになります。
神経膠腫しんけいこうしゅ:グリオーマ脳腫瘍/神経膠腫
神経膠腫(グリオーマ)は脳に発生する悪性腫瘍で、原発性脳腫瘍の約3割を占めます。神経膠腫は腫瘍細胞の形態からいくつかに分類され、そのうちのほとんどは星細胞腫になります。ほかに乏突起膠腫、上衣腫、脈絡乳頭腫、髄芽腫などがあります。
神経膠腫(グリオーマ)は浸潤といって、周囲の脳にしみこむように拡がるため正常な脳細胞との境界が不鮮明になり手術で腫瘍部分だけを全部摘出することが困難になります。そのため手術後に放射線療法や化学療法(抗がん剤)などが必要となります。
神経膠腫(グリオーマ)のうち特に星細胞腫のうちで最も悪性度の高い膠芽腫(こうがしゅ)の場合には手術だけでは数ヶ月以内に再発してしまうため放射線療法は必須といえます。
神経膠腫(グリオーマ)の症状としては徐々に増強する頭痛、言語障害、麻痺、けいれん、性格の変化、痴呆、記憶障害などがおこります。
脳腫瘍のうち神経鞘腫は神経を取り巻いて支える鞘(さや)に発生する腫瘍であり、脳腫瘍のおよそ1割を占めます。神経鞘腫になると腫瘍が発生した神経の機能が低下するため聴力低下や耳鳴り、顔の知覚低下が起こるようになります。
神経鞘腫がある程度大きくなると他の神経を圧迫するため、それに伴う機能障害がでるようになります。神経鞘腫のうち聴神経腫瘍では顔面神経麻痺になることが多く、三叉神経腫瘍では顔面の知覚低下、舌咽神経や迷走神経が腫瘍で侵された場合には嚥下障害、嗄声障害声がれがおこります。
さらに神経腫腫が大きくなると脳幹や小脳が圧迫され運動失調や手足の運動麻痺、意識障害、水頭症による頭痛や嘔吐などが起こることがあります。
髄膜腫は脳腫瘍全体のおよそ2割を占め、女性に多く発生する良性の腫瘍ですが、頭蓋内のどの場所にもできるため、髄膜腫が発生した場所により現れる症状は異なります。 他の臓器のがんが脳に転移して起こる転移性脳腫瘍は脳腫瘍全体の15%程度を占めます。転移性脳腫瘍の場合、複数個の転移が認められることが多く転移先により現れる症状は異なります。
脳に転移するがんとしては肺がんが圧倒的に多く、乳がん、大腸がん、胃がん、腎臓がん、膀胱がん、頭頚部がん、子宮がんなどが続きます。 上記した脳腫瘍が疑われる自覚症状が続いている場合にはできるだけ早期のうちに医療施設での診察を受け検査を行うことが大切になります。
脳腫瘍の診断の中心はCTやMRIによる画像検査になります。とくにMRI検査は脳腫瘍の診断には最も有効であり、問診や診察による症状の確認と画像検査とで9割方は診断が付きます。 な画像を得ることができます。5mm程度の大きさの腫瘍まで見つけることができるようになってきました。
脳腫瘍の大きさの変化や形状の変化、周囲の脳との位置関係などを見るうえで重要な検査になります。 ただし、過度のCT検査は放射線被ばくの危険性があるので注意が必要です。日本人のがん発生の3.2%が過度の検査による被ばくが原因であるという報告もあります。
MRI
検査は磁場を使っていろいろな角度から脳内の詳細な画像を連続的に撮影する検査です。 頭蓋骨の影響がなく脳あるいは腫瘍のみを映し出すことができるという特徴があります。また脳の構造が細部にわたり観察でき腫瘍の正確な大きさや拡がりを知ることができ、個々の神経や重要な血管の走行も抽出することができるため脳腫瘍の診断においては最も有用な画像診断になっています。放射線の被曝がないのも特徴です。
脳の血管を造影することにより腫瘍への栄養血管や腫瘍自体の血管の性状などの詳細情報を取得でき診断や手術の検討に用いる情報を得ることができる検査です。神経の通過する骨の孔が腫瘍で拡がっている様子を捉える骨の検査です。
脳腫瘍の腫瘍マーカー 脳腫瘍が杯細胞腫である場合には胚細胞腫のタイプの判別のために血液を採取しHCGやAFPなどの腫瘍マーカーを調べます。
脳腫瘍の種類が下垂体腺腫である場合には腺腫によってホルモンが過剰に分泌されたり逆に分泌が低下することがあるためホルモンの状態を検査します。 その他の検査
脳腫瘍が疑われる場合には眼科や耳鼻科の検査を行い、視力・視野・眼底・聴力・顔面神経機能・前庭神経機能などの評価を行います。 乳がん(乳癌)
乳がん(乳癌)にかかる日本人の数は年々増加しており、日本人女性では2000年に遂に胃がんを抜いて発生率第一位になりました。 一生のうちで乳がん(乳癌)になる人の割合生涯疾患率は4%であり、日本人女性の25人に一人が乳がん(乳癌)になるという計算になります。
因みにアメリカでは女性の8人に一人が乳がん(乳癌)にかかるという統計がある程で、クリントン大統領も乳癌早期発見のためにマンモグラフィー検診の必要性に言及しています。アメリカでは1990年以降乳がん(乳癌)の死亡率は減少してきていますが、これはマンモグラフィーの普及による早期発見が大きく寄与しています。
乳がん(乳癌)というと女性だけの病気のように思われますが、乳がん(乳癌)は1/100程度の割合で男性にも発生する病気です。
欧米諸国と比較して日本人には乳がん(乳癌)が少ないとされてきましたが、最近の傾向として乳がん(乳癌)にかかる人は年々増加していますので、今後はさらに乳がん(乳癌)になる可能性が高くなると予想されています。


ステルス胃がん


女性の乳房は、乳頭から乳管という管が枝分かれして伸び、葉っぱの形をした乳腺葉があります。乳腺葉の先端が小葉です。乳管から小葉までを乳腺組織と呼んでいます。乳がんのほとんど(90%程度)は乳管に出来、腺管がんと呼ばれます。小葉に発生する乳がんは10%程度であり小葉がんと呼ばれます。

他に、炎症性乳がんと呼ばれ、しこりをつくらず乳房表面の皮膚が赤くなり、乳房の痛みや熱を伴うがんもごく稀に発生します。

ステルス胃がん


乳がん(乳癌)の原因

乳がんは、乳管の組織が細胞分裂する時にDNAが傷つくことから発生します。すなわち乳管組織の遺伝子を傷つける可能性のあるものが乳がんの原因になると考えられます。


ステルス胃がん

エストロゲン乳がんの原因

女性ホルモンのエストロゲンが乳がん発生に大きく関与していることが分かっています。エストロゲンの主な産生源は卵巣および副腎と脂肪組織になります。


ステルス胃がん

脳の視床下部から放出される黄体形成放出ホルモン(
LH-RH)が下垂体前葉を刺激し、性腺刺激ホルモンである黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)を分泌させます。そして、これらのホルモンが卵巣を刺激してエストロゲンを分泌させます。一方、視床下部から放出される副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRF)、下垂体前葉からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌を促進し、副腎皮質からのアンドロゲン(男性ホルモン)が産生されます。脂肪組織では副腎由来のアンドロゲンからアロマターゼという酵素の働きによってエストロゲンが産生されます。

ステルス胃がん


閉経前乳がんの原因/エストロゲン

卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンは卵巣からの分泌が10歳前後になって始まり、乳管の細胞分裂を促す作用があります。エストロゲンはがんの促進もするため、エストロゲンが乳腺組織に作用する期間が長いほど乳がん(乳癌)の発生率が高くなることが知られています。


ステルス胃がん

現代の日本女性は、食生活の欧米化によって発育も体格もよくなりました。そのため初経が昔より早く、逆に閉経は遅くなっています。また出産の機会も減りました。これらはエストロゲンにさらされる期間が長くなったことを意味します。こうした背景から、乳がん(乳癌)が発病しやすくなったと考えられています。

閉経後乳がんの原因/エストロゲン


ステルス胃がん

閉経後は卵巣に代わって、副腎から分泌されるアンドロゲンという男性ホルモンが脂肪組織に豊富に含まれるアロマターゼという酵素の働きによりエストロゲンに変換されてしまいます。そのため閉経後は肥満であることが乳がん(乳癌)発生のリスクを高めることになります。

また肥満である女性は、食生活が脂っこいものが好きであったり、動物性たんぱく質、脂質が好きであったり、甘いものが好きである場合が多く、食生活が欧米女性に近いということも乳がん発生のリスクを高めているといえるでしょう。

ステルス胃がん


初産年齢の高齢化出産回数の減少乳がんの原因

妊娠中はホルモンの環境が大きくかわり、乳がん(乳癌)の発生を抑える方向に作用すると言われていますが、最近は初産年齢の高齢化が進み、乳がんの発生が始まる若年期に出産を経験しない女性が多くなってきています。また子供を産まない、出産回数の少ないという女性も増加して 


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