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胃がん 腹水

胃がん腹水

JCOG消化器がん内科は、胃がん腹水日本人に多い消化器がんの新しい内科的な標準的治療の確立を目指して各種臨床試験を意欲的に行っているです。
当初は進行期の胃がんの治療を対象とした「胃がん内科」として発足し、胃がん腹水その後対象を大腸がんや食道がんにも拡大したため、より「消化器がん内科」と名称が変更されました。
は、現在全国の消化器がん内科治療の中心となっている29施設で構成され、胃がん腹水最近は全体での登録が年間200人ペースに近づき、さらに試験の対象を膵がんにも拡大する予定です。

胃がん
の臨床試験はから開始され、胃がん腹水当初切除不能進行・術後再発胃がんを対象とした化学療法の第U相試験を展開してきました。種々の併用療法により奏効率の向上はみられたものの、生存への寄与が不明であったため、胃がん腹水胃がんに対してわが国で初めて3群比較による化学療法の本格的な第V相試験(JCOG9205)を行いました。この結果は、世界的にも高く評価されています。
さらに、からは、胃がん腹水9205で今後の対象アームとして選定された5FU単独群を対象に、新規に開発されたTS-1単独と、イリノテカンとシスプラチンの併用療法の3群による新しい第V相比較試験(JCOG9912)を開始しております。
現在順調に試験が進行中で、新しい標準治療の確立が期待されています。
 また、胃がん腹水胃がんの腹膜播種は主な進展形式であるにもかかわらず、腹水や水腎症の併発のため経口摂取や全身状態が不良の場合が多く、各種治療法の効果や安全性の評価が他の場合と異なります。
JCOGでは腹水貯留例に対するメソトレキセートと5FUの併用療法(MF療法)の評価を行い(JCOG9603)、胃がん腹水35%の奏効率が得られたことから、胃がん腹膜播種例を対象に5FU単独とMF療法の第V相比較試験(JCOG0106)を開始しています。このように、がんの生物学的特性や実際の臨床上の問題に応じて臨床試験を展開できるのがJCOGの特徴ともいえます。

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食道がん
 食道がんの治療は、近年抗がん剤と放射線の併用による化学放射線療法の出現により内科的な治療成績の飛躍的な向上がみられます。胃がん腹水JCOGにおいても切除可能なステージを含むすべてのステージでの化学放射線療法の臨床試験を展開中です。特にステージ I の症例では、化学放射線療法の第 II 相試験が終了し、胃がん腹水現在食道がんと共同で外科手術と化学放射線療法との第V相比較試験を計画中です。また、内視鏡的粘膜切除と化学放射線療法の併用による非外科的治療の臨床試験も計画し、食道がんに対する内科的な治療の進歩に貢献できるエビデンスを日本から世界へ発信できるよう参加施設が一致して努力しています。
胃がん腹水

大腸がん
イリノテカンやオキサリプラチンなどの新薬の開発により、切除不能進行大腸がんの化学療法にも世界的に明らかな治療成績の向上がみられています。現在、胃がん腹水JCOGでは肝転移症例に対する成績向上を目指して肝動注+全身化学療法併用の第T/ U相試験を計画中です。
大腸がんでは欧米と比べて新薬の臨床開発状況がかなり遅れており、JCOGで行える試験には制約がありました。しかし、胃がん腹水昨今の薬事法改正により医師主導治験が行える可能性が高くなったことから、胃がん腹水今後大腸がんでもより新しい治療法の臨床試験が行えるようになることが予想されます。



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