胃がん克服
胃がん治療
がん細胞消滅の映像を無料配布
がん手術後の再発防止、転移予防、残存がんの治療のために知っておきましょう
がん患者、その家族が知っておくべきこととは?
がん患者の苦しみやその家族の悩み、そんながんに悩んでいる方たちが知っておくべきこととは?

胃がん 分類

胃がん分類

いるわけではありません。決して、有効性が科学的に確認されている、という意味ではないのです。   生命にかかわるような大きな有害作用が現時点で報告されておらず、またそのようなことが生じる理論的可能性も低いということにすぎません。 つまり、「効果は未確認だが、重大な害の可能性は低いので、患者が使用を希望する場合には、反対しないでその意思を尊重する」ということです。  これは、積極的なお勧めではなく、いわば「消極的」な意味合いのものということを頭に入れておいてください。がんの代替療法
健康食品やサプリメントをはじめとした、がんの代替療法(民間療法)の有効性や安全性を科学的な方法で評価しようという気運が世界的に高まっています。これまでに行われた研究を検討して、がんの代替療法の有効性と安全性についてどこまでわかっているかを整理するという試みも始まっています3)抗がん性抗生物質細菌に対してペニシリンといった抗生剤が選択的に効くように、がん細胞に対しても選択的に働く抗生物質があるのでは、という研究のもとに開発されました。ある種の抗生物質と同じように、土壌に含まれる微生物からつくられたものです。もともと細菌やカビに効く構造を持った抗生物質の化学構造を変化させたりすることによ皮膚ガンは紫外線や放射線、外傷などによる誘発があるほか、傷、やけどの跡や色素性乾皮症から皮膚ガンを生じることもあります。西欧人は紫外線に弱いタイプの皮膚を持つために皮膚ガンになりやすい傾向があります。 QOLを考える!さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。皮膚は私たちの全身を温度や湿度の変化、紫外線、ほこりなど様々な外部の刺激から守っています。皮膚の構造は上から表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っています。大人の皮膚の総面積は約1.6平方mであり、厚さは表皮が約0.060.2mm、真皮を合わせると、0.41.4mmです。 日本では、年間1000人から1500人ほどの人が悪性黒色腫に罹っており、年々増加傾向にあります。 20歳代からやや多くなり、40歳代から急に増えてきます。60歳代がピークですが、最近は70歳代の方も多くなっています。 男女比では、女性の方が若干多くなっています。(1) 平滑筋肉腫平滑筋はいわゆる不随意筋ので、副作用が問題になりますが、アバスチンはがん細胞を兵糧攻めするタイプの抗がん剤ですので、副作用が少ないのも特徴です。ところで、このアバスチン、日本で投与を受けようとすると、全額自己負担になってしまいます。なぜなら、未だに日本では承認されていないからです。(アメリカ・ヨーロッパ・イスラエルなどの国々では、アバスチンは承認されています)なぜ日本で承認が遅れているのかという理由は分からないですが、とりあえず、承認を受けないことには健康保険の適用外になってしまいますので、アバスチンの投与を受けようとすると、自己負担になってしまいます。そのようなわけで、お金をたくさん持っているリッチな方々は、アバスチンの投与を自己負担で受けることが可能になり、お金持ちで無い方は、自己負担することができませんので、アバスチンの治療を受けられなくなってしまうという、悲しい事態に陥ってしまいます。日本は高福祉の国で、先進国として最先端に近い医療を受けられる国だと思っていただけに、これは結構物悲しいものがあります。先進国の多くで採用されている抗がん剤などの治療薬を使って、日本でも保険適用の範囲内で治療できれば、素晴しいことだと思うのですがどうなのでしょう・・・。国の行っている薬品の承認についてですが、アメリカは日本よりも承認が早く降りるようなシステムが出来ているようです。承認システムの内容は以下の通り。 アメリカは、これらの日頃の努力の積み重ねによって、新薬の承認スピードが日本よりも格段に早いようです。ところで、日本の製薬メーカーのWEBサイトを見てみると、治験の募集のお知らせが出ていることがあります。そのWEBサイト上の治験募集に自分の病気が上手く合致して、首尾よく治験に参加できれば、新薬をいち早く投与してもらえる可能性があるわけです。でも、よくよく考えてみると、その新薬の効果を調べる為に、新薬を投与される患者さんと、まったく効果の無い新薬ではないダミーのお薬を投与される患者さんがおられるわけですので、必ずしも新薬を投与してもらえるわけではないという辺りが、大いに引っかかります  がん治療で私は、がんの化学療法を行っている病院に行くように勧めました。抗がん剤は、その副作用や効果などによって様々な使い方や種類や組み合わせがあるからです。ですので、もし化学療法を行わなければならなくなったときに、しっかりとした治療を受けられると思ったからです。ですので、ご自身やご家族の方にがんが発見されるケースが発生した時に備えて、がん治療を受ける・受けないに関わらず、日本で最先端に近い化学療法を行える病院に行くために、どの病院に行くのが良いのか、がん治療のために通いえます。そして、日本人の肝臓癌は、C型肝炎が原因のも
のが約80%、残りの大部分はB型肝炎が原因です。肝硬変になると、肝臓癌が発生しやすくなる理由は、まだはっきりとしていません。しかし、
肝硬変があると肝臓癌ができやすいと言うことは、。 例えば、、年率7%の割合で肝臓癌になることが分かっています。100人の患者さんがいるとす
ると、年間約7人の患者さんが肝臓癌になるということになります。肝硬変の人にとって、肝臓癌への移行は、とても大きな問題なのです。  最近、肝臓癌は増加する傾向にあります。1980年から1995年までの間に、肝臓癌による死亡率が、男性で約2倍、女性では約1.5倍に増えていますでも、私もそうなんですが「この食品には免疫力を高めたり、抗癌作用があるらしい」とTVや雑誌などで目にすると、どうしてもその食品を食べて健康になろうとしたり、家族にそれを食べさせて健康になってもらおうとしてしまうもので、民間療法は、効果のほどが定かでない。  日本には星の数ほど病院が存在します。その病院の一つ一つは、各病院ごとのポリシーが存在します。また、各病院には得意としている分野や、最先端を突っ走っている分野が存在します。ですので、どの病院に入るのかによって、治療の方針が違っていることや、治療成績に違いが生じることがあります。そこで、近年ではどの病院が治療成績がよいのか、どの病院がどの治療を行ったことがあるのかを、実績データとして公表することが多くなりました。 そんなわけで、「癌」などの重篤な病を患った場合、その治療をどの病院で行うのかを、患者さん本人が選択しやすくなりました。ただし、これにもちょっとした罠があります。それは、「胃がん全摘手術の実績が200件/年」というデータがあったとしても、「本来は全摘しなくてもよい患者さんの胃を全摘してこのデータを築き上げたケースがある」ということです。これはいわゆる水増しなのですが、あまりにも実績がぐんぐんうなぎ登りになっている場合には、かえって注意が必要なのかもしれません。 ところで、がん治療というと、ついつい「国立がんセンター」などの超・大手のがん治療専門病院を連想してしまうものですが、近年、そういった超・大手のがん治療専門病院に患者さんが殺到してしまい、超・大手のがん治療専門病院での治療を受けることが難しくなってきているようです。ですので、「国立がんセンター」での治療を受けることは難しそうだけど、セカンドオピニオンとして利用してみようだとか、「国立がんセンター以外のがん専門病院」を探してみようだとか言った、患者さん自身の病院探しの努力が必要になってきたのかもしれません。がん治療を行っている病院については、近年では多数の本が発売されていますので、がん治療専門病院をお探しになる際には、一度ご参考にされるとよろしいかもしれません。  大学病院(医学部付属病院)は、一般の病院とは違い、高度な医療を提供、評価、開発、研修したりするための病院です。そのようなわけで、癌などの重篤な病が発見されたときには、「大学病院で・・・」と思いがちになるわけです。かく言う、某医学部付属病院で治療を受けたわけですが、その際にちょっと気がついて点がありましたので、書いてみたいと思います。  大学病院は、医学部の学生たちの教育機関の一部であるわけですから、研修中の医学生がいたりします。また、そういった医学生が診察に立ち会って勉強していたり、先生をしているお医者さんの立会いの下、胃カメラの訓練を行ったりしているわけですから、やはり通常の病院とは一味ちがうという点は、受診前にあらかじめ了解しておかなければならないと思います。訓練中の医学生が胃カメラ検査を行ったときにはずいぶんと苦しい思いをしたそうで、「医学生みたいのにグリグリと胃カメラを突っ込まれてつらかった!」と言っておりましたので、こういったのは嫌だなぁという方は、大学病院での治療はしない方が無難なのかもです  初診時に特定療養費がかかる場合がある大学病院などの高度な医療技術を施すような大きな病院には、重篤な病をお持ちの患者さんからそうでない患者さんまで、大量の患者さんが殺到します。  そこで、そういった病院では、初診時に「特定療養費」なるものをかけて、患者さんが殺到するのを防いでいます。でも、「特定療養費」がかからないケースもあります。例えば、かかりつけ医などからの「紹介状」があるケースです。この場合は、高度な医療技術が必要だということで訪れていることがはっきりしているわけですから、「特定療養費」は要らないわけです。 ですので、「特定療養費」を払わないためには、かかりつけ医の紹介状を持っていった方が無難であるように思います。(でも、父から話を聞いたところでは、「特定療養費」をちょいちょいと払った上で、紹介状は持たずに飛び込みで大学病院を受診される方も多いようですが・・・。 有名な教授に診てもらえるとは限らない某大学病院の某教授は有名なお医者さんだからといって、その大学病院に受診すれば必ずその先生に診てもらえるとは限らない・・・ということは理解しておいたほうがよさそうです。 総合病院のお医者さんから紹介状を書いてもらって大学病院に転院しました。しかし、そこですべての治療を行ったわけではなく、CT検査だけは地元の総合病院で受けることとなりました。(多分、お客さん・・・じゃなくて、「患者さん」を紹介してもらったお礼みたいなものだと思うんですけど・・・)そのCT検査後の画像ファイルは、その総合病院から借り受ける形で大学病院に提出したので、病院から退院したらそのCT検査後の画像ファイルは、その総合病院に返却したのでした。ところが、その数ヵ月後に、母がその総合病院に糖尿病の治療を受けに行ったときなのですが、その総合病院が突然倒産(閉鎖)してしまっていました。 そこで、母はカルテも受け取ることができないまま、新しい病院に転院を余儀なくされました。その総合病院は、近年、大きなの設備投資をしてかなり巨大化していたのですが、それが倒産の原因だったのかもしれません。このようにして、がん宣告を受けた病院は、突如として閉鎖してしまったのでした。 抗がん剤を使って、癌を縮小させたり癌を消滅させたりする治療法を化学療法といいます。化学療法は化学物質を使ってがん細胞を攻撃しますので、全身に転移してしまった癌の増殖を抑えたり、癌を縮小させるには便利なようです。入院していた病院でも、内科ではよく抗がん剤で毛髪が抜けた患者さんを見かけたそうです。ところで、そこで、がんを治すために必要十分な切除の範囲を決定し、予定手術の術後にどれだけの肺機能になるかを正確に予測すること、また予定以上に進行していた場合には、どこまで手術を拡大できるかを把握しておくことは非常に重要なのです。
このために、通常の肺機能検査のほかに、肺血流シンチや肺換気シンチなどが行なわれます。
手術適応から外れる人にはここまで詳しく調べる必要はありません。  がんの拡がりぐあいで治療方法が変わります。
肺がんが診断されると、がんが肺から他の臓器に拡がっているかどうか、病期診断の検査が必要になります。通常行われる検査は、脳MRI、胸部CT、腹部のCTあるいは超音波検査、骨シンチグラフィーなどです。 がん細胞の拡がり具合で病気の進行を1~4期の病期に分類します。
それらは顕微鏡でみたがん細胞の形態から大きく分けると、腺がん、扁平上皮がん、小細胞がん、大細胞がんなどに分類されます。 腺がんは肺の末梢に発生するがんの代表的なもので、非喫煙者の女性もかかるがんです。
肺がんの60%の多くを占め、肺がんでは最も頻度の高いがんです。しかも近年この腺がんの増加が著しいことが問題となっています。腺がんははっきりした原因の判っていないがんと考えられていましたが、近年この腺がんにも喫煙と関係のないがんと、喫煙が関係しているがんがあることが判って来ました。 扁平上皮がんは喫煙と関連の深いがんで、非喫煙者はまずかからないがんです。
圧倒的に男性に多く、肺がんの約20%を占めます。後の項で述べる肺門(肺の心臓に近い部分で、比較的太い気管支の部分)型肺がんの代表的なものですが、肺野(肺の末梢の部分)に発生することも多く、扁平上皮がんの60%は末梢発生です。がんが発生したその場所で発育する性格が比較的つよく、転移の足が遅く、完全に切除できると治癒の可能性が高いがんです。また放射線治療も有効ながんです。 小細胞がんは発育が早く、小さなうちから転移をおこしやすいがんとして有名です。
幸い肺がんの15%程度にしかすぎません。発育が早いために発見されたときにはすでに進行しており、治療として手術が考慮されることは少なくなります。検診での早期発見による2次予防の難しい肺がんです。肺門付近にできやすく、喫煙との関連もあり男性に多いがんです。抗がん剤や放射線療法が非常に有効なことが治療上の特徴で、この点で他の肺がんとは治療上の対応が異なり、手術よりも抗がん剤の治療が主体になることの多い肺がんです。大細胞がんは肺がんの約5%を占めますが、発育が比較的早いという以外あまりはっきりした特徴はありません。この4種類以外にも肺がんはありますが、特殊で稀ながんということになります。発生部位による分類肺門型肺がんと肺野型肺がん肺がんは発生部位によって、肺門型(中心型)肺がん、肺野型(末梢型)肺がんに大別されます。
すなわち、肺の入り口にあたる肺門部の太い気管支にできるものと、肺の奥、すなわち肺野末梢にできるものの2つです。この二種類に分ける意味は、単にできる場所が違うというだけでなく、がんの性格や症状にも違いがあるからです。 肺門型肺がんは、初期には胸部レントゲン検査で発見するのが難しいのですが、そのかわりに咳、痰、あるいは血痰などの症状が現れたり、痰の中にがん細胞がこぼれ落ちて出て来たりします。
一方、肺野末梢型肺がんの多くは初期にはなかなか症状が現れないのが困り者です。しかし、比較的早い時期から胸部レントゲン写真に写ってきますので、定期的な検診が必要です。また外の病気で胸部レントゲン写真をとり発見されることもよくあります。治療戦略からの分類小細胞がんと非小細胞がん小細胞がんと非小細胞がん(腺がん、扁平上皮がん、大細胞がん)2種類に大きく分類されます。
前述したように、小細胞がんは非小細胞がんに比べて、発育が早く転移を起こしやすいことと、抗がん剤や放射線療法が非常に有効なことが特徴で、この点で他の肺がんとは治療上の対応が異なり、手術よりも抗がん剤の治療が主体になることの多い肺がんです。 この時は咳、発熱、時に胸痛などの症状がでます。さらに進行するとがんが気管支を塞いでしまい、閉塞した気管支の関連している領域の肺に空気の出入りがなくなる無気肺という状態になり、その範囲が広いと呼吸困難になります。
から卵巣にホルモン刺激がなくなり、卵巣は、排卵も起きず、ホルモンも分泌せずに、お休みします。子宮は、卵巣からホルモンが出ないため、外から投与された低容量ピルのホルモンでコントロ-ルされます。このホルモンの作用で子宮内膜は、あまり増殖せず、その結果出血量は少なくなり、少なくなれば、子宮はそれほど収縮しなくてすみますから、生理痛が減ります。この子宮内膜が増殖しないことが、子宮内膜症にいいわけです。子宮内膜症は、異所性にある子宮内膜が増殖する病気ですから。 現在低容量ピルは、ホルモンの種類で3種類あります。卵胞ホルモンはすべて同じで、黄体ホルモンの違いです。 また、ホルモン量が一定のと三相性のとがあります。 あと21錠と28錠のタイプがあり、、ダミ-7錠あります。、1週間休薬します。 人により、どれにするか相談します。こっち。に生理が来てほしくない人はこれ。生理調整が楽なのは、これ。というように。 また、低容量ピルは生理の調節がとっても楽です。早くするのも、遅らせるもの。低容量ピルを何錠飲むかで決めれます。 低容量ピルの副作用クラミジアや淋病の予防はできません。あたりまえですね。低容量ピルを飲むと、吐き気や嘔吐、乳房の痛みやむくみがでることがあります。このような症状は一時的なことが多く飲み続けるとしだいになくなってきます。また、食直後に飲む方が、吐き気は比較的おきません。血栓症が一番の問題です。心臓の血管につまれば、心筋梗塞ですし、頭では、脳梗塞です。しかし、その頻度は、あまり高くありません。また、肝臓で分解されるため、肝障害がありますが、低容量ピルでは、あまり起こりません。そして、低容量ピルで避妊ができるため、いろんな人と性交すれば、低容量ピルのためではなく、HPV(パピロ- ウイルス)の感染で子宮頸ガンが増えることがありますが、そんなことをしなければ、子宮頸ガンは増えません。   35才以上で、ヘビ-スモ--15本以上)の人は、血栓症の確率が、17倍ぐらい増えます。低容量ピルの服用をやめれば、いつでも妊娠可能な状態にもどります。結構、魅力的な薬ですよね。  第二回 最近多いおりものが臭いやつ    細菌性膣症について    正常な膣内の環境は、膣にいるという細菌により、酸性の状態にし、他の細菌の侵入を防いでいます。何らかの原因でこれが破綻し、複数の細菌に置き換わった状態が細菌性膣症です。な生臭い悪臭があるおりものがある時もあります。しかし、さらっとした帯下のためには放置されています。なぜ膣炎でなく膣症かというと、膣の中は、真っ赤っかにもならず、はっきりとした炎症所見がないためです。   性交との関連は大きく、性交で膣内がアルカリ化が起こり、悪化します。精液が強アルカリのため、性交時は、骨盤内感染症や妊婦さんは、流早産の原因になります。治療は、抗生剤の膣錠や抗菌剤の内服で治ります。  第一回 最近とても多い性行為感染症(性病)    トラコマチスは、約20年前のベトナム戦争ごろに流行し、日本に上陸した病原菌です。ベトナムなどのジャングルにすむ鳥の口中から発見されたとされています。クラミジアは、0.3ミクロン程度の大きさで、細菌とウイルスとの中間的な病原体(細菌の一種)です。クラミジアは現在3種類ありますが、性行為感染症の原因として問題になるのは、クラミジア・トラコマチスという種類です。    世界的に増加している性病、性行為感染症とも言います)で、世界中で今一番多い性病です。19歳以下の女性では、に感染があるというデータがあります。 ほぼ4人に1人ということです。あまり症状がでないため、どんどん広がっていきます。特に男性はあまり症状がでず、次から次の女の子に移します。女性も子宮の出口にいるときは、あまり症状がひどくなく、少しおりものが増 えたぐらいのことが多いようです。それが、子宮頚管、子宮内腔、卵管を通って卵管炎や、 骨盤内の炎症を起こすとお腹が痛くなります。ひどくなれば、入院したり、手術になるこ とがあります。もちろんについて、治療を受ける方及びご家族とよく相談します。放射線治療を施行するとしたらその目的は何か、治癒を目指すのか、がんによって生じている症状を和らげることなのか。治療によってどのような副作用がおこりうるのか。放射線以外の治療法にはどのようなものがあるのか。治療を受ける方は放射線治療のメリットとデメリットを納得するまで、放射線治療医に聞き、治療をするのか、しないのかを決めるのがよいと思います。6.放射線治療にかかわっている人たち放射線治療を実際に行っていくには、いろいろな職種の人たちのかかわりが必要です。例えば、国立がんセンター中央病院放射線治療部では、放射線治療医、放射線技師、放射線物理技師、看護師、受付事務が協力して治療を行っています。放射線治療医は放射線治療の方針


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決定、治療計画、治療中、治療終了後の診察などを行います。放射線技師は、担当医によって決定された治療部位へ放射線を照射します。治療機器の保守管理などもかあらわれません。晩期の副作用は、放射線量、放射線を照射する部位の大きさなどで発生頻度が推定できますので、細心の注意を払って治療計画を行い、治療を開始しています。しかし、副作用の種類によっては副作用が発生しはじめる放射線量と、がん

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が治る放射線量は非常に近接している場合があることや、個人差が大きいことなどにより、副作用が絶対おこらないということを断言はできません。副作用が発生した場合は重篤にならないように努めます。
 発生する可能性のある代表的な副作用を以下に列挙します。例としてあげられている臓器が照射されていない場合は副作用はおこりません。(1)頭部脳や脳神経の障害により、難聴、顔面神経麻痺、脳障害、下垂体機能


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低下などをおこすことがあります。眼に照射された場合は、白内障、網膜症などがおこり視力障害が出ることがあります。
(2)口腔、頸部皮膚に潰瘍(かいよう)ができたり、皮下がかたくなったりします。唾液腺の機能が低下して口が渇くことがあります。味覚の異常もおこります。軟骨や下顎骨に炎症をおこし、手術が必要になる場合があります。躯幹・四肢の麻痺やしびれる脊髄症をおこすことが非常にまれにありま


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す。甲状腺に照射されると甲状腺機能低下がおこることがありますが、ほとんどの場合、症状を出すことはありません。
(3)肺、縦隔肺は線維化し機能が低下します。線維化した容積が大きいと呼吸が苦しくなります。食道が細くなり、食事の通りが悪くなることがあります。心臓の周りに液体がたまる心外膜炎がおこることがあります。液体の量が多ければ心臓の拡張を妨げ、心不全になることがあります。脊髄症をおこす


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こともあります。
(4)乳房、胸壁乳房がかたくなることがあります。肺に照射されると肺に線維化がおこります。手術をした後の腋窩(えきか:わきの下)に照射すると腕がむくむことがあります。上腕神経に障害をおこして、腕、手がしびれたり、力が入らなくなったりすることがあります。肋骨の骨折がおこりやすくなります。(5)腹部、骨盤直腸・結腸の内腔が狭くなったり、潰瘍ができ、出血したりすることがありま


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す。膀胱壁がかたくなり、容量が小さくなることがあります。血尿が出ることもあります。リンパの流れや血液の流れが悪くなり、下肢がむくむことがあります。卵巣、睾丸に照射されると不妊になることがあります。肝臓や腎臓は照射されると機能が低下することがあります。
 3)二次がんの発生放射線はがんを治す力ばかりではなく、がんをつくり出してしまう力もあります。放射線が照射された部位からがんができる

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確率は、照射していない場合に比べて高いとされていますが、非常に小さな確率です。がんはひとりにひとつだけでなく複数おこることがありますので、放射線で治療した部位に新たながんができたとしても、それが放射線が原因でつくられたがんと決めつけるわけにはいきません。放射線でがんを治す力は、二次がんをおこす危険をはるかに上回っています。9.放射線治療が終わった後にも診察が必要治療が終わった後

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は治療効果をみるためや、後から出てくるかもしれない副作用に上手に対応するために定期的に診察します。10.放射線治療を安全で正確に行う体制計画したとおりに実際に治療が行われているのかをチェックすることは、放射線治療が安全で正確に行われるために非常に大事なことです。治療部位がきちんと治療されているかは、治療開始前に治療機器で写真を撮影し



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脾種,幼若顆粒球と好塩基球および好酸球の絶対的増加を伴う白血球増加,白血球アルカリホスファターゼ低値,Ph染色体の存在により,CMLは比較的容易に診断できる。鑑別診断において,骨髄線維症患者における白血球増加は,通常有核赤血球,涙滴赤血球,貧血,血小板減少を伴う。癌や感染による骨髄系類白血病反応は,絶対的好酸球増加や好塩基球増加がなく,白血球アルカリホスファターゼ値が上昇する。  Ph陰性CMLと慢性骨髄単球性白血病はPh陽性CMLよりも予後が悪い。CMLの臨床像は骨髄異形成症候群の臨床像に類似している。BMTが効果的に行える症例を除いて,治療による治癒はない。しかし,IFN-αの適用によって生存中央値は3〜4年から5〜8年に延長した。患者の5〜10%が診断後2年以内に死亡し,その後10〜15%が毎年死亡する;そのうち90%が疾患の移行期や急性転化の後に死亡する。急性転化期後の生存期間中央値は約2カ月であるが,寛解に達することができれば約8〜12カ月まで延長できる。  
治療の目的は症状の軽減であり治癒ではない。一般に症状と身体所見は白血球数と直接関係がある;そのため白血球数を25,000/μL未満に維持すると,一般的に症状を抑えるのに有益である。
ヒドロキシ尿素や他の骨髄抑制薬によって患者の白血球数を10,000/μL未満に維持すると,長期間無症状を維持することがあるが,骨髄中にPh陽性クローンが存在し続けるので真の寛解には達しえない。疾患の初期段階にHLAの一致する提供者によるBMTを行うと長期の無病期が得られ,永久にPh陽性クローンがなくなることもある。移行期や急性転化期のBMTはあまり成功しない)。Ph陽性CMLを高め酸素と栄養を全身に送り、細胞の活性を行います。次に徹底的なリラクセーションから副交感神経の優位を導きます。気持ちの良いとき末梢神経から血液中にアセチルコリンという化学物質が流れ血管の壁を柔らかくして栄養と酸素を運ぶ赤血球を末梢血管に運びます。リンパ球を沢山造り、リンパの流れを良くします。真のリラクセーションは成長ホルモンを豊富にします。脳幹は全身の主立った
30種類を超えるホルモンの分泌が正しく行われているかどうかを監督する重要な働きをします。全身の血行がよくなると体内の有害物質や老廃物を体外に排出し、血液をさらさらにして、更に流れを良くします。血液の好循環は、白血球の流れややホルモンの流れを助け、抵抗力、免疫力を高めて細菌、ウイルスの侵入から身を守ります。ひいてはガン細胞の抑止力を高めることになります。身体を整えるための睡眠を必要限採ることが大切です。早く脱却することが重要です。オルゴールの響きにある高・低周波は脳幹を刺激し、血流を促進し、自律神経を正しくする為のコントロールを行います。ホルモンの分泌が正しく行われているかどうかを監督し全身の調節を行い
ます。従って脳幹を正しくすることがとても大切であることが判って来ました。その原理を基にしたオルゴール療法で沢山の疾患を改善しています。 
高・低周波の響きと、楽しい音楽と、美しい音色です。オルゴール療法は恒常的な心身をつくることを目的とします。脳を正常にすることで、心身の恒常性を保つ、根本の療法と云えましょう。甲状腺がんなどへの
予防医学の面からも優れた効果の、真の健康法と云えると思います。ストレスから来る様々の内臓疾患にも症状を選ばないオルゴール療法は優れた療法と云えましょう。難病といわれている関節リュウマチなど改善しています。甲状腺がんや乳がんなどにも今後、優れた効果が
期待出来ると思います。 高・低周波の響きと、楽しい音楽と、美しい音色です。オルゴール療法は恒常的な心身をつくることを目的とします。脳を正常にすることで、心身の恒常性を保つ、根本の療法と云えましょう。甲状腺がんなどへの
予防医学の面からも優れた効果の、真の健康法と云えると思います。ストレスから来る様々の内臓疾患にも症状を選ばないオルゴール療法は優れた療法と云えましょう。難病といわれている関節リュウマチなど改善しています。甲状腺がんや乳がんなどにも今後、優れた効果が
期待出来ると思います。 甲状腺はのどぼとけの直ぐ下に位置する、蝶が羽を広げたような形をした臓器です。片方の羽の長さは4センチぐらいあり、重さは1520グラムほど。人体最大の内分泌腺で、新陳代謝を調節し、身体に元気
をつける甲状腺ホルモンを分泌しています。甲状腺がんについて、癌研有明病院頭頸科医長の杉谷巌さんは、「甲状腺がんには乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がん、そして悪性リンパ腫の5種類がありますが、種類によって全く性質が異なる
のが特徴です。一口に甲状腺がんといっても、怖くないがんから、生命をおびやかす怖いがんまで色々なものがあるのです」と説明しています。甲状腺がんの原因はよくわかっていません。チェルノブイリの原発事故のような大量の放射線被曝が甲状腺がんを引き起こすことは確かですが、酒やタバコが危険因子というわけではないようです。ただ、ヨー
ドの摂取量が不足している地域では怖いタイプの甲状腺がんが増えるようです。ヨードは甲状腺ホルモンの材料になる物質ですが、ヨードを十分にとっている地域では、同じ甲状腺がんでも「怖くない」タイプが多いのです。その点、日本は周囲を海に囲まれ、古くから海藻類を食べてきた、世界でも指折りのヨード摂取国です。そのため、日本人の甲状腺がんの大半を性質がおとなしい甲状腺がん、すなわち「乳頭ん」


防にももちいられます。なお、BCGとは、結核のときにでてくるBCGのことで、これを膀胱の中にいれると免疫反応をおこして癌がおさえられるのです。副作用としては、膀胱炎症状などがあります。 あなたにとって「希な腫瘍」は、何を意味しますか。欧州連合では、2004年に120,000名が新しい膀胱がん患者になりました。米国では、現在600,000名もの膀胱がん克服者がいます。これらの人々のうち400,000名は、再発の(生涯にわたる)リスクを持って暮らしています。全世界では、毎年、新たに350,000名が膀胱がんの診断を受けています。統計によると、膀胱がんの増加が特に女性に見受けられます。
膀胱がんと共に生きる莫大な数の人々は、かなり長い間無視されてきました。変化の兆しが見えています。医療従事者及び患者は同様に、どのように私たちが助けることができるかということについて気付く必要があります。目標は、膀胱がんに関する事実について啓発することです(どうぞ膀胱がんウェブカフェ膀胱がんについて、リスク要因類御ださい。
この目的のためのウェブカフェのチラシは簡単に印刷及び使用することができます。この情報を得て、サイトを支援する簡単な方法膀胱粘膜を数カ所から採取し、がん細胞の有無を顕微鏡で検査します(粘膜生検)。経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)は、開腹手術に比べ簡便で身体的負担(侵襲)が少ないことが特長です。しかし、内視鏡手術の特性上、膀胱壁の外側まで切除することはできません。またリンパ節の摘出も不可能です。したがって、CT・MRI検査や膀胱鏡検査などからリン 一方、宿主(患者さん)の免疫が、病原体と同じようにがん細胞を特異的に認識し、排除することができるのかどうかは不明でした。しかし1991年に、がん細胞に特異的な抗原が存在することが明らかになりました。それ以降、数十個のがん特異的抗原が同定されました。これらの発見により、がん細胞も病原体と同様に、宿主(患者さん)の免疫によって排除されることが明らかになってきました。これらの研究成果をもとにして、がんの樹状細胞を用いた細胞療法の項を参照が試みられるようになってきました。
T細胞が抗原提示細胞の存在下にがん抗原を認識し、がん細胞を殺すメカニズムを模式的に表したものが右の図です。
この他に、免疫担当細胞を活性化したり、それ自身でがん細胞を殺す作用のあるサイトカインを用いた治療法(項を参照してください)や、B細胞が産生する抗体を用いた治療法(項を参照してください)、免疫力を賦活(ふかつ)するような薬物を用いた治療法(参照してください)等が行われています。また、最近の遺伝子工学技術の発達に伴い、抗がん活性を増強するような遺伝子をがん細胞に導入したり、サイトカイン遺伝子を免疫担当細胞に導入したりする「免疫遺伝子療法」も試みられています。
図中用語の説明
CD2
B7CD40CD40L等は、T細胞や樹状細胞などの抗原提示細胞の膜表面上にある補助刺激分子(項を参照してください)です。
IL-2R
は、T細胞などのリンパ球表面上にあるIL-2に対する受容体です。IL-2は、この受容体を通してリンパ球の増殖、活性化刺激を伝えます。
パーフォリンは、キラーT細胞やNK細胞などの細胞障害性リンパ球がつくるタンパク質です。これらのリンパ球ががん細胞などの標的細胞に接触するとリンパ球から放出され、標的細胞に穴が開き、標的細胞は破壊されます。
2.細胞免疫療法
膀胱は移行上皮という粘膜で覆われており、そこから発生するので、膀胱癌のほとんどは移行上皮癌と言われるものです。
膀胱癌になった場合の自覚症状はありますか?
痛みなどを伴わない血尿が認められた場合は膀胱癌も疑って検査を受ける必要があります。まれに下腹部不快感や排尿時痛、頻尿などの膀胱炎と似た症状を伴う事があります。腫瘍が膀胱の出口にできると、尿線がとぎれるような症状を呈することがあります。
検診や人間ドックなどで顕微鏡的血尿を指摘された人は尿の中に癌細胞が混入していないかどうかを調べる尿細胞診を受けておくことをおすすめ致します。
膀胱癌の診断はどのようにおこなわれますか?
膀胱の中を観察する膀胱鏡検査を行うことで大部分の膀胱癌の診断が出来ます。
膀胱癌の組織の一部を顕微鏡検査することにより確定診断が出来ます。
膀胱癌の進み具合を診断する進行度診断は超音波検査やCT検査などを用いて行います。
治療はどのように行われますか?

膀胱癌は早期癌である表在性膀胱癌と膀胱壁の筋層に浸潤した浸潤膀胱癌にわけて治療計画が立てられます。
表在性膀胱癌の治療
表在性膀胱癌の治療ではまず経尿道的に膀胱癌を電気メスでけずり取ってしまう手術(経尿道的膀胱腫瘍切除術)を行います。
必要があれば、その後膀胱内に抗癌剤などを注入する療法を行います。
症例によっては結核の予防に使用しているBCGの膀胱内注入療法が非常に有効です。
表在性膀胱癌は治療した後にも再発してくることがありますので、治療後も定期的な膀胱鏡検査などが非常に重要となってきます。
浸潤性膀胱癌の治療

浸潤性膀胱癌の治療は抗癌剤を用いた治療、放射線の治療、膀胱全摘除術などの手術療法など効果的な治療を組み合わせて行われます(「集学的治療」と言います)。
膀胱癌は集学的治療が非常に有効な癌で浸潤性膀胱癌でも完治する患者さんも多くいます。
「尿路変向」の問題
しかし、このような集学的治療で膀胱を取ってしまわなければならなくなった患者さんには重大な問題が残ります。
膀胱には尿を貯める「蓄尿」という機能とたまった尿を体の外に出す「排尿」という機能があります。
膀胱がなくなる事により、これらの機能もなくなりますから、尿を貯めたり出したりする機能をどのようにするかという重大な問題がおこります(「尿路変向の問題」といいます)。
このように膀胱全摘除術を行った後の尿路変向術は、以前には尿がお腹のわきから常に流れ出る尿失禁状態の尿路変向術(集尿器を必要とする尿路変向術)しかありませんでした。
月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる

膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固・変性の度合いが穏やかなものになっています。
手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固・蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固・縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固・削除してゆく方法を併用します。
扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度
は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4〜5日、特に最初の2〜3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固・焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1〜2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のースがあります(20076月の時点で手術531件中30.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
 手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できてい放射線治療を組み合わせたり、他の抗がん剤の組み合わせも行われています。しかし、遠隔転移が出てくると、患者さんを救う術はないのが現状です。したがって、患者さんの年齢や病状によっては、苦痛の緩和のための治療のみにとどめる場合もあります。この他、悪性リンパ腫が甲状腺にできることもありますが、「もともと橋本病を持っていた患者さんに多い」そうです。この場合は、抗がん剤と放射線による治療が中心で、甲状腺に限局していれば治る率は高いそうです。良性甲状腺腫甲状腺にしこり(結節、腫瘤)ができるものの中で、がんでないもの(良性)としては腺腫(濾胞腺腫)と腺腫様甲状腺腫が代表的です。1.濾胞腺腫 甲状腺にできる良性腫瘍で、被膜(カプセル)に包まれており、たいてい1個だけできます。主に超音波検査と細胞診で診断しますが、濾胞がんとの区別が難しい場合があります。2.腺腫様甲状腺腫「腺腫の様に甲状腺が腫れる」状態で、腫瘍というより体質的な変化といえます。
多少、遺伝的な要素もあり、橋本病をともなうことも少なくありません。1個だけではなく、いくつかのしこりが甲状腺の中にできていることがほとんどです。やはり超音波検査と細胞診で診断します。3.治療甲状腺ホルモン剤を6ヶ月以上飲むこと(TSH分泌抑制療法)を勧める意見もありますが、効果にあまり期待はできません。しこりの中身がさらさらの液体のときは注射器で抜いて縮めることもできます。
同時にアルコールなどを注射して固めてしまうこともあります。基本的に3cm以下で、経過を見ている間に大きくならないものは、特別の治療は必要ないと考えています。手術が必要なのは、
 しこりが大きくて(3cm以上)、本人がどしても気になる場合(圧迫感、つかえ感容上目立っ経過をみているうちに、しこりがだんだん大きくなってくる場合
困るなど)。とくにしこりが胸の方向(縦隔)に大きく伸びだしている場合などしこりが勝手にホルモンを分泌する場合(機能性甲状腺結節) 濾胞がんとの区別が難しい場合うなどです。何でもすぐ手術というわけではありませんし、すべてのしこりが時間とともに育っていくというわけでもありません。最近では内視鏡による首に傷のつかない手術も行われるようになりました。経皮的アルコール注入療法(PEIT)甲状腺の良性腫瘍、副甲状腺腫や一部の甲状腺がんなどに対し、手術を行わずに、外からアルコールを注射して、腫瘍をかためてしまおうという治療法です。
超音波で見ながら目的の場所に注射をします。局所麻酔をする場合もありますが、ちょっと痛いです。
甲状腺腫が袋状(嚢胞性)で、中身が液体の場合に最も効果が高いようです。何度か繰り返して治療する必要があります。内視鏡手術甲状腺・副甲状腺の手術は頸に傷がつくため、洋服を着ていても外から傷跡がわかる場合があります。
できるだけ目立たないように丁寧に手術しますが、最近、内視鏡的に甲状腺・副甲状腺の手術を行うことができるようになってきました。胸や腋のしたなど、服で隠れる部分の傷から内視鏡を入れて手術をします。若干手術時間が長くなることがあります。出血などのため、やむを得ず通常の切開に手術中に切り替えること
もありえます。内視鏡手術は現在、当院では行っておらず、ご希望の方は日本医大や帝京大学へご紹介しています。橋本病(慢性甲状腺炎)甲状腺に対する自己抗体(自分の甲状腺の細胞を外敵と間違って攻撃し
てしまう抗体(リンパ球))が原因で、甲状腺に慢性の炎症が起こり、甲状腺全体が腫れて硬くなり、次第に甲状腺ホルモンが不足してきます。
40~50
歳台の女性に多いようです。家族に甲状腺の病気(橋本病、バセドウ病、腺腫様甲状腺腫など)の方がいる人に多い傾向があります。自己免疫疾患自分自身のからだの構成成分を外敵と誤認して攻撃をしかけてしまう自己抗体によっておこる病気の総称。橋本病、バセドウ病のほか、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェ-グレン症候群など様々の疾患がある。自己抗体ができてしまう原因ははっきりとわかっていません。1.症状の圧迫感や違和感、時に肩こり、頭痛が起こる場合もあります。よってはのどホルモン不足になると…疲れやすい、寒がり、体温が下がる、脈が遅くなる、食欲もないのに 体重が増える、むくみが
出る、声がかすれる、肌が荒れる、記憶力が落ちるなど新陳代謝の低下した甲状腺機能低下症状が出てきます。う症状が出たら早めに医師にご相談骨髄異形成の形態学的特徴を伴う正もしくは過形成の骨髄によってMDSの診断を確証すべきである。芽球が占める割合は30%未満である。巨赤芽球の存在のため,葉酸とビタミンB12濃度の測定が必要となる患者もいる。クローン性の細胞遺伝学的異常によって診断が確定する。特異的なFAB分類を決定するために,血液と骨髄を徹底的に検査すべきである。  予後はFAB分類(表138-6参照)と合併症によって決まる。不応性貧血や鉄芽球を伴う不応性貧血の患者がより悪性のタイプへ進行するの
はまれであり,無関係の原因で死亡することもある。
MDSのための治療は確定されていない。治療は支持療法であり,適応があれば赤血球輸血を行い,出血に対しては血小板輸血を施行し,感染症に対しては抗生物質療法を行う。サイトカイン療法(赤血球の需要を補助するためのエリスロポエチン,重症の症候性顆粒球減少を制御するための顆粒球コロニー刺激因子,およ
び入手可能であれば重症の血小板減少のためのトロンボポエチン)は造血を補うのに重要な働きをする。同種骨髄移植は50歳以上の患者には勧められない。コロニー形成刺激因子(例,顆粒球コロニー刺激因子,顆粒球-マクロファージコロニー刺激因子)は好中球数を増加し,エリスロポエチンは症例の20〜25%で赤血球産生を亢進させるが,生存期間延長に対する利益は示されていない。患者の年齢と核型を考慮に入れても,AML化学療法に対するMDSの反応はAMLにおける反応と類似している。外的なストレスから免疫力を低下させて甲状腺がんを発生させます。比較的進行の遅いがんとして知られ、ほとんどの甲状腺がんは、手術によ
って生命には影響が少ないとされています。甲状腺がんなどの再発予防にも優れた効果があると思います。第1番目に先ず自律神経失調を正常にすること。

第2番目交感神経の優位から全身の血行を良くし全身が温かくなります。
第3番目に胃腸など消化器系を正しくして栄養摂取をします。
第4番目にホルモンの分泌を正しくします。
第5番目に心身の自然の治癒力を引き出し、甲状腺がんの細胞の進行を抑止します。身体に受けた信号は、脳の視床下部で感知して、神経の中枢である脳幹から全身の神経へ伝達されて、心身の機能が正常に働くように本来出来ています。この仕組みが壊れた状態で多くの疾病が起こります。即ち自律神経系の異常が大きな原因とされています。大きなストレスやショックや人生での心の負担は自律神経の恒常性を壊して、心身に異常を来たします。その結果血行障害やホルモンの分泌の異常を訴えるようになると云われていま手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
 手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。
まとめの回答
 黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年多いといいます。これまでがんは見つかり次第切るものでしたが、微小乳頭がんに対しては癌研病院のように、無症状(明らかな転移、浸潤がない)で小さいままである限り、手術せずに経過観察を勧める施設も現れています。では、実際に治療はどのように行われるのでしょうか。杉谷さんによると、怖くないがんを放置して怖いがんに変わる可能性も極めて低いそうです。何10年と経過しても、とくに悪さをしない乳頭がんもあります。「もともと、高危険度の乳頭がんと低危険度の乳頭がんは、がんの種類が違う」と杉谷さんは考えています。しかし、低危険度の乳頭がんであっても、ある程度の大きさのものは、放置するとさらに大きくなります。甲状腺の周囲には、気管や食道、声帯など重要な器官が密集しているので、がんが大きくなるとこうした組織に悪影響を及ぼす可能性があります。こうした危険を未然に防ぐために、怖くないがんであっても治療を行うのです。この治療法に、日米で大きな違いがあります。アメリカの場合、がんの大きさや広がり、怖いがんか怖くないがんかに関係なく、乳頭がんは甲状腺を丸ごと切除(甲状腺全摘術)してしまいます。その上で、放射性ヨードによる転移の診断と治療を行い、生涯甲状腺ホルモンを多めにして飲みつづけるのが、標準的な治療法です。甲状腺を全て摘出して、前述のように放射性ヨードを服用すれば、転移した甲状腺がん、すなわち甲状腺の細胞の性質を持つ細胞に取り込まれます。つまり、転移が診断できる上、内照射による放射線治療ができるわけです。さらに、多めに甲状腺ホルモンを飲んでいれば、甲状腺刺激ホルモンの分泌が抑えられて、再発の予防になるという考え方です。一方、日本の場合は超音波検査でがんの広がり方を見極め、それに応じてできるだけ甲状腺を温存する手術を行います。実際には、乳頭がんが甲状腺の片側に限っている場合は片側半分だけを切除する腺葉切除を行い、甲状腺の全摘手術はがんが甲状腺全体に広がっていたり、頸の両側のリンパ節に転移している場合に限って行います。がんの広がり方によっては腺葉切除に加えて、反対側の腺葉を部分的に切除する亜全摘手術を行う場合もあります。つまり、怖くないがんなのだから、できるだけ甲状腺を残し、手術後の補助療法は基本的に行わないという考え方です。また、リンパ節の郭清は明らかなリンパ節転移が認められない場合には甲状腺の周囲のみで、超音波やCT検査でリンパ節転移が明らかな場合にのみ側頸部や縦隔の郭清を行います。その結果が、10年生存率99パーセントという数字なのです。残念ながら、日米どちらの治療法が優れているのか、厳密な証明は行われていません。これを、患者としてはどう考え


胃がん分類

ればいいのでしょうか。杉谷さんは、アメリカ式の全摘手術のメリットは「まず、残った甲状腺からがんが再発することがないことです。再手術になると癒着などのため、手術が大変になります」と語っています。しかし、日本では超音波診断が欧米以上に普及しており、甲状腺内部での小さな転移まで念入りに調べられます。その診断に基づいて甲状腺の温存手術が行われるので、実際に残した甲状腺か


胃がん分類

らの再発率は、癌研病院では
1パーセント台と極めて低いのです。全摘のもうひとつのメリットは、手術後すぐに放射性ヨードが使えることです。そのために、CTでも見えないような微細な肺転移などがすぐに見つかり、治療が行える可能性があります。しかし、「手術前のCT検査でひっかからず、あとから肺などの遠隔転移が出てくるのは12パーセントです。しかも、放射性ヨードを取り込むような転


胃がん分類

移巣は、がんとしてはよく分化した性質のおとなしいがんですから、
10年、20年放置しても平気なことも多いのです。微細ながんであれば、なおさらです。そういうがんのために一律に甲状腺を全摘して放射性ヨードによる治療を行う必要があるのかどうか」と杉谷さんは疑問を投げかけています。もうひとつ、甲状腺を全摘した場合、甲状腺で産生されるサイログロブリンというタンパク質が0になりま


胃がん分類

す。もし、手術後、血液検査でこのタンパク質の値が徐々に上がってくるようならば、これを再発の目印にできるのです。甲状腺が残っていると、サイログロブリンは
0にはなりませんし、もし残った甲状腺に良性の変化があったりすると、それだけでサイログロブリンは高値になり、がんの再発のマーカーにはなりません。「ただサイログロブリンを目安にしなくても、再発の多くは超音波やCTなどの画像

胃がん分類


検査で直接見つけられます」と杉谷さん。つまり、アメリカ式の無差別に甲状腺をした治療法です。です

から、がん細胞の悪性度が高く、正常の濾胞細胞の性質を失ってしまっている場合は効果がないのです。ところで、甲状腺がんの中で最も多い乳頭がんに対してどういう治療を行うかは、まだ国際的に統


胃がん分類

一された見解に至っていないといいます。アメリカと日本では、治療の方法にまだかなりの隔たりがあるのです。

す。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。


胃がん分類

手術後、摘出物の顕微鏡的検査の結果、卵巣以外にがんが転移していないことがわかって、はじめて移行期には,貧血と血小板減少が発現する。好塩基球が増加することがあり,顆粒球分化が異常になる。幼若細胞の割合と好中球アルカリホスファターゼ値が上昇することがある。骨髄では骨髄線維症が進行し,顕微鏡下で鉄芽球がみられることもある。悪性クローンの変異によって,新しい異常核型を

胃がん分類


発現することもある。

より進行すると急性転化が起こり,骨髄芽球性(患者の60%),またリンパ芽球性(30%),巨核芽球性(10%)がみられる。こうした患者の80%で付加的染色体異常がしばしば起こる。  診断

胃がん 分類

胃がん分類

と力を合わせて闘病し、ガンと上手につき合い、乗り越えていくには、自分だけでがんばってはいけません。家族内でもときには甘え合って下さい。互いに自分の気持ちを率直に話し、抱き合って泣くことで気持ちが楽になることもあります。困難に直面したときには、周囲の人々の助けを借りる事を自分に許すこともときには大切です。 ヒント2・・・自分の体験や気持ちを誰かに話す個人差はあるものの、医師にガンと診断されると、頭の中が真っ白になってショック状態におちいったり、自分がガンのはずはないと医師の言葉を受け入れようとしなかったり、診断結果に怒りを感じたり、というようにさまざまな感情が襲ってきます。このような心理的体験は、程度の差はあるものの、患者だけではなく家族にも起こります。家族もまた、病名がわかったときにショック状態におちいり、混乱し、なぜ自分の家族がこんな目にあわなくてはならないのかと怒り嘆きます。ときには罪悪感を抱いたり、家族がガンになったのは自分に原因があると思ってしまうのです。困難な事態に遭遇したときにこのような気持ちがわいてくることは避けられず、怒りや罪悪感を抱くのも心の自然な反応と考えられています。たしかに、混乱する自分の気持ちをコントロールし、冷静に物事に対応しなければガンを乗り越えられないことも事実です。しかし、感情を抑制しようとばかりしていると、いずれどこかで心と体が悲鳴をあげ、それによって家族自身の健康が損なわれることになります。そこでこのようなときには早めに、自分がいま経験していることや気持ちを誰かに聞いてもらいましょう。誰かに自分の心の内を話していると、自分の中にある怒りや罪悪感に自ら気づくことがあります。感情を抑制しすぎることなく外に表現していくことが、まずはとても大切なのです。最近では、語るという行為が心の問題の治療に有効であ目立つことが少なくありません。<貧血の症状>     
遺伝子の傷は、その突然変異によるものばかりであると思われてきました。しかし、遺伝子突然変異以外にも、細胞が分裂しても薄まることなく、新しくできた細胞に伝達される異常があるこ漏れにくい静脈留置針を使っておりますので、腕を動かしても簡単に針が抜けてしまったり、点滴が漏れることはほとんどありません。しかし、血管がとても細くて針が入りにくいときや、血管壁がもろくて弱いようなときには漏れることもあります。 抗がん剤の種類によっては、血管の外側に漏れてしまうと皮膚に障害をきたす可能性がありますので、針が入っている部分を安静に保つよう心掛けてください。 以下のような症状があるときには、針が抜けていたり、点滴が漏れていたりする可能性がありますので、すくに看護師を呼んでください。 入っているところに痛みがあるとき皮下組織に漏れてしまった場合、抗がん剤の種類によっては処置を行う必要があります。 点滴の針を抜いた後は決してもまないで、しっかりと押さえてください。押さえ方が不十分なときには、内出血を起こすことがあります。針を抜いた後、5分間を目安に、指で押さえて止血を行うようにしてください。 点滴が終わって針を抜いたときには問題がなくても、2〜3日後、針が入っていた部分に赤み、痛みや腫れなどが生じる場合があります。針を抜いた後も、数日間は変化がないか観察するようにしてください。  自宅に帰ってから、針が入っていた部分の痛みや腫れが現れてきた場合には、患部を冷たい水や湿布で冷やし、病院へ連絡してください。 中心静脈に挿入したカテーテルから点滴する場合 患者さんによっては、腕からの静脈ではなくて、中心静脈という体の太い静脈へ点滴するために、鎖骨の下の静脈、首の静脈からカテーテルを入れる場合があります。カテーテルを外に出したままにする方法と、ポートといってカテーテルごと皮下に埋め込んでしまう方法があります。ポートは、一度埋め込むと半永久的に使うことができますので、長期間点滴を行う場合や、腕からの血管が確保しにくい場合などに便利です。 腕からの点滴と同様に、点滴の刺入部に痛みがあるときや、刺入部の周りが腫れているときは、すぐに看護師に連絡してください。 4.抗がん剤治療の副作用について1)どんな副作用が起こるのか?抗がん剤(とくに化学療法に用いられる薬剤)は、どんどん分裂して増殖しているがん細胞に作用する薬です。正常な細胞でも、分裂速度の速い血液細胞や口腔(こうくう)粘膜、胃腸粘膜、毛根の細胞などは、抗がん剤の作用の影響を受けやすく、感染しやすくなったり(白血球減少による)、貧血・出血・吐き気・口内炎・下痢・味覚の変化・脱毛・皮膚の障害・爪の変化などの症状が副作用として現れます。また、心臓、腎臓、膀胱(ぼうこう)、肺や神経組織の細胞が影響を受けることや、生殖機能に影響がおよぶこともあります。 これらの副作用のうち、最も頻繁に現れる副作用は、(1)吐き気、(2)脱毛、(3)白血球減少の3つですが、副作用の起こりやすさは抗がん剤の種類によっても違いますし、また個人差もかなりあります。 抗がん剤治療においては、体のことや薬の副作用を患者さん自身がよく知り、私たちと一緒に治療し、つらい副作用を防いだり、少なくしたりして、安心できる日常生活を送ることが最も大切です。安心してがん治療を続ける方法を、私たちと一緒に見つけていきましょう。 ここでは、「がん」と「抗がん剤治療」がどのようなものかということや、代表的な「抗がん剤の副作用」とその具体的な「対策」について紹介します。 また、「日常生活における注意点」も参考にして、より安全に、安心して抗がん剤治療を受けることに役立てていただければ幸いです。 内容は簡単にまとめてあるため、ここに書かれていないこともあります。 疑問や質問がありましたら、どうぞ遠慮なく医師や看護師、薬剤師などの医療スタッフにお尋ねください。副作用には自覚症状の無いものもあります。抗がん剤治療を行っている間は、尿や血液などの定期検査抗癌剤の効果初期の乳がんの場合は西洋抗癌剤の効果が期待できる癌です。生存率10年生存したら、15年まで生存できる可能性が高いがんです。化学療法は、現段階では補助的な治療法と考えられており、とくに手術の出来ないW期などの進行例や再発例に対して延命を期待して行われます。  放射線治療 放射線治療は、いずれかのがんに対しても行われます。とくに子宮頸がんの大部分を占める扁平上皮がんには放射線が良く効きます。その治療成績は手術療法と大差ないので初回治療を放射線療法単独で行うこともあります。しかし、一般に腺がんでは放射線の効果が劣るので、ほとんどが腺がんである子宮体がんでは手術療法が優先されます。   子宮体がんの5年生存率は、1期も2期も95%、3期で65%、4期で35%といわれています。   あります。   脳腫瘍は細胞の起源により大きく分類を示されます(図2)。脳が形成される過程の非常に早い時期に存在する神経上皮細胞から分類に示す様々な細胞が分化します。   グリオーマと髄芽腫は、いずれも神経上皮系腫瘍に分類されますが、髄芽腫はより未熟な細胞に由来します。分類2以下の腫瘍も様々な種類の腫瘍に細分類されることから、脳腫瘍の組織分類は膨大なものになるため、ここにはその一部を示すにとどめます。    こどもに多い脳腫瘍   小児脳腫瘍の種類と発生頻度は、グリオーマの中の星細胞系腫瘍の頻度が最も高く、髄芽腫、胚細胞腫がそれに続きます(図3)。この3種類の腫瘍は、小児期に頻度が高い腫瘍であるということに加えて、外科的治療以外に化学療法や放射線治療など、複数の専門家による集学的治療が必要であるという特徴を有します。     5. 脳腫瘍の症状 脳腫瘍の症状は3つに大別されます。 (1) 頭蓋内圧亢進症状:脳腫瘍が大きくなったり水頭症を来したために、脳圧が上昇することによって生じる、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状を、頭蓋内圧亢進症状といいます。頭蓋内に腫瘍が発育するにつれて、脳にかかる圧は上昇していきますが、頭蓋内圧上昇は一様ではありません。腫瘍が小さいうちは圧の変化が小さく、ある一定の大きさを越えると急速に圧上昇を来して症状が現れます(図4右)。この傾向は頭蓋骨縫合が癒合していない乳幼児で特に顕著であり、頭が大きくなることにより圧を緩衝するため、腫瘍が非常に大きくなるまで発見されにくいことがあります(図4左)。    (2)局所神経症状:運動麻痺や脳神経麻痺のように脳の一部分の障害による症状を局所神経症状といいます(図5)。痙攣もしばしば認められます。脳の際だった特徴として、運動や言語、視覚などの機能が特定の場所に局在しているため、脳腫瘍はその発生部位により実に様々な症状を示します。言語、感情、記憶、人格などの高次脳機能は人として最も大切な機能であり、脳腫瘍の恐ろしさはこのような機能にまで障害が及びうるところにあります。   (3)内分泌症状:脳には下垂体という内分泌器官が付属しているために、その機能不全あるいは機能過剰から生じる末端肥大、クッシング症候群などの症状を内分泌症状といいます(図6)。胚細胞腫の中にはでは思春期早発が見られることがあります。小児ではホルモンを産生する下垂体ひとりでがんばらない家族の中の誰かがガンになると、他の家族は互いを気づかって、自分の率直な気持ちをあまり口に出そうとしなくなります。そして、自分ひとりで何とかしようと思うようになります。家族に心配をかけたくないという理由で、実家の両親や友人などに実情を伝えないという人も少なくないようです。それぞれ事情があることは分かりますが、ガン患者となった家族と力を合わせて闘病し、ガンと上手につき合い、乗り越えていくには、自分だけでがんばってはいけません。家族内でもときには甘え合って下さい。互いに自分の気持ちを率直に話し、抱き合って泣くことで気持ちが楽になることもあります。困難に直面したときには、周囲の人々の助けを借りる事を自分に許すこともときには大切です。 ヒント2・・・自分の体験や気持ちを誰かに話す個人差はあるものの、医師にガンと診断されると、頭の中が真っ白になってショック状態におちいったり、自分がガンのはずはないと医師の言葉を受け入れようとしなかったり、診断結果に怒りを感じたり、というようにさまざまな感情が襲ってきます。このような心理的体験は、程度の差はあるものの、患者だけではなく家族にも起こります。家族もまた、病名がわかったときにショック状態におちいり、混乱し、なぜ自分の家族がこんな目にあわなくてはならないのかと怒り嘆きます。ときには罪悪感を抱いたり、家族がガンになったのは自分に原因があると思ってしまうのです。困難な事態に遭遇したときにこのような気持ちがわいてくることは避けられず、怒りや罪悪感を抱くのも心の自然な反応と考えられています。たしかに、混乱する自分の気持ちをコントロールし、冷静に物事に対応しなければガンを乗り越えられないことも事実です。しかし、感情を抑制しようとばかりしていると、いずれどこかで心と体が悲鳴をあげ、それによって家族自身の健康が損なわれることになります。そこでこのようなときには早めに、自分がいま経験していることや気持ちを誰かに聞いてもらいましょう。誰かに自分の心の内を話していると、自分の中にある怒りや罪悪感に自ら気づくことがあります。感情を抑制しすぎることなく外に表現していくことが、まずはとても大切なのです。最近では、語るという行為が心の問題の治療に有効である事が、医療や看護、心理療法の現場で認められています。その効果は、自分で実行して実感してください。次の6項目について確認し、理解しておく必要があります。@           ガンの種類は何か。どんな性質や特徴をもつか?ガンの種類によって進行のしかたや速さ、治療法や生存率が大きく異なります。A           ガンはどのくらい進行しているか土台にして「免疫強化、肥満防止、アレルギーの改善、老人病の予防」などを目指す健康食品、健康飲料などとしての製品開発も急がれるようになったフコイダンです海藻からフコイダンを発見し、その卓越した機能性を立証したのは化学の力でしたが、フコイダンを生み出したのは海の力でした。 遠い日、地球で最初の生命が海から生まれ、その生命が今日の私たちにまで脈々とつながってきていることを想起すると、豊かさを謳歌する生活を送りながらかえって活力や生命力を枯らしてしまった私たちが、大自然の恵みである海の幸・フコイダンに救われることが、不思議な巡り合わせに思われてくるのではないでしょうか。フコイダン・沖縄生まれの「海の幸」 
1「海の多糖体=フコイダン」の横顔ガン細胞はフコイダンに弱かった!
日本人の平均寿命が世界一に向けて驀進し始めたころから、その喜びとは裏腹にガンの発生件数が増え、死亡者も増えてきました。1998年のガンによる死亡者数(厚生労働省人口動態統計発表)は、28万3921人で、第2位の心疾患の2倍に達しています標的に効率よく作用する薬(分子標的治療薬)の開発が積極的に行われ、すでに医療の現場で使われはじめています。より薬物有害反応が少なく、効果の高い薬の開発が期待されています。個々の抗がん剤については、参考にしてください。1)代謝拮抗剤増殖の盛んながん細胞に多く含まれる酵素を利用して、増殖を抑え込もうとする薬です。代謝拮抗剤はプロドラッグといって、本来の働きをする前の化学構造を持った薬として投与されます。これががん細胞の中にある酵素の働きを受けて活性化され、抗がん剤としての効果を発揮するようにつくられています。しかし、この酵素は正常細胞にも存在するので、ある程度の薬物有害反応は避けられないことになります。この薬はがん細胞が分裂するときに効果を発揮するため、個々のがん細胞が分裂するときをねらって、長時間、持続的に薬を投与する必要があります。2)アルキル化剤もともとは、毒ガスの研究から開発された薬です。遺伝情報の伝達など、生命の本質に重要な役割を果たしているDNAに働く薬です。DNAは普通、核塩基が対になって2本の鎖状に結合し、それがらせん状にねじれた構造になっています。アルキル化剤は、強力で異常な結合をDNAとの間につくります。するとDNAの遺伝情報が障害され、またDNAそのものも損傷を受けます。細胞が分裂してがん細胞が増殖する際には、アルキル化剤が結合した場所でDNAはちぎれ、がん細胞は死滅します。3)抗がん性抗生物質細菌に対してペニシリンといった抗生剤が選択的に効くように、がん細胞に対しても選択的に働く抗生物質があるのでは、という研究のもとに開発されました。ある種の抗生物質と同じように、土壌に含まれる微 通院での治療通院で治療できることが多く、国立がんセンター中央病院ではおおよそ2/3の方が通院で治療しています。 > 入院して治療しているのは手術直後であったり、抗がん剤治療をあわせて行っていたりしているためで、放射線の副作用のために入院しなければならない方は少数です。今までどおり仕事を続けながら、治療をしている方もいます。(7)治療期間中の診察   週に1〜2回は放射線治療医の診察があります。治療効果や、副作用がどの程度であるかを把握することが目的で、治療開始時に決めた予定のとおりに治療を進めるかどうかを判断します。  乳がんでは、エストロゲンという女性ホルモンががん細胞の発育を促進しています。そこで、女性ホルモンの主な供給源である卵巣を取り除く手術を行います。薬剤を用いる方法では、女性ホルモンとは反対の作用をするホルモン剤(男性ホルモン)を経口、あるいは注射によって投与します。ほとんどが子宮内膜がんで、メドロキシプロゲステロンアセテートなどのホルモン剤と抗がん剤を併用して治療します。初期や再発したがんに用います。特に初期のがんでは、高い効果が認められています。 前立腺はがん化しても、男性ホルモンに強く支配されています。男性ホルモンの供給源である睾丸(精巣)を取り除く手術を行う治療法もありますが、高齢者などでさまざまな合併症がある場合には、化学療法あるいはホルモン療法が主な治療の手段となります。睾丸からのテストステロンの分泌を抑える薬剤や、男性ホルモンの働きを抑える抗男性ホルモン剤、男性ホルモンと拮抗する女性ホルモン(エストロゲン)剤等を投与し、抗男性ホルモン剤については新しい薬が検討されています。これらの治療の薬物有害反応としてインポテンツになったり、乳房が女性のように黒ずんで大きくなったり、痛んだりすることがあります。さらに、女性ホルモン剤は心臓や血管にも影響を与えます。 ホルモン療法であまり効果がみられないケースや、最初は有効でも期間がたつと効果がなくなってくる場合が10%くらいあります。このような場合には抗がん剤による化学療法が行われますが、最初からホルモン療法との併用が行われることもあります。 13.がんの痛みに対する薬物療法がんがおそろしい病気と考えられてきた理由の1つに、がん性疼痛と呼ばれる強い痛みに長い間苦しみながら死ぬのだと思ですから、がんという病気に侵されていない部位については基本的に無関心です。その意味で「病気に対しての治療法」といえるでしょう。抗がん剤の目的はがん細胞を消すことが第一目的であり、強い副作用が幾つ出たとしても、延々と「熱が出たら解熱剤。痛みが出たら鎮痛剤…。」といった対症療法を繰り返す他はありません。東洋医学による「がん治療」東洋医学による「がん治療」は、東洋医学では上記の西洋医学に対して「病人の治療」を念頭に考えます。病人の体全体を、トータルにとらえるのです。そしてまず体力があるかないか、食欲があるかどうかに注目し体力、食欲がない場合は第一段階としてその回復にあたります。かないAPI2-MALT1融合遺伝子を作ることもあきらかにしました。(図3)  しかし、この融合遺伝子の機能はほとんどわかっていませんでした。私たちは、プロテオミクスと呼ばれる最新技術を利用して、このAPI2-MALT1に結合する分子を調べました。その結果、が細胞死に深く関わっていることが知られているTRAF2, Smac HtrA2などと結合することで、細胞が死ににくくなっていることを証明しました。さらに最近が巧妙なシステムで自分自身の量を増やすことも明らかにしました。このようにが細胞を癌化させる方法の一端が明らかになり、MALTリンパ腫を初めとする悪性リンパ腫の新たな診断、治療法の開発が期待できます。  び慢性リンパ腫とBCL6遺伝子異常  B細胞リンパ腫のなかでは、約半数を占めるびまん性大細胞型リンパ腫には、BCL6遺伝子が異常をきたしています。その異常を引き起こす遺伝子の一つにリンパ球をつくるときに大切な働きをするイカロスという遺伝子も関係していることを見つけました。このリンパ腫の原因であるBCL6遺伝子が活性化していることはわかっていますが、その結果、なぜ、がんになるのかもまったくわかっていません。この理由をあきらかにするために、ヒトゲノム計画の成果の一つである新しい研究方法、cDNAマイクロアレイ法を用いた解析をはじめています。BCL6遺伝子が活性化したときとそうでないときを比べて、どのような遺伝子が変化しているかをしらべ、がんの原因を探ろうとするものです。この2つの状態を比べて、変化する遺伝子を丁寧に調べていけばがんに関係する直接の原因遺伝子をあきらかにすることができるかも知れません。下の図4に見られるように、色の変化を比べることで変化した遺伝子がわかります。どのような遺伝子ががん化に関係するのか、悪性度に関係するのかなど、激しい勢いで進む科学の進歩をうまく取り入れながら成果をだして行きたいと努力を続けています。    型小児白血病の発症機構解析 小児のリンパ性白血病で最も多い遺伝子異常は、融合遺伝子です。この融合遺伝子は、12番染色体と21番染色体の間の相互転座により形成されます。私  たちは、マウスの血液細胞にTEL-AML1融合遺伝子を導入することにより、が血液細胞にどのような異常をもたらすのか研究しています。さらに、TEL-以外にも遺伝子に異常がないか、アレイCGH法を用いて検索しています。このような研究を通して白血病のモデル動物を作成することで、白血病がどのようなメカニズムで発生するのかを知ることができ、治療法や予防法の開発にもつなげていくことができます。  図6:マウスの血液細胞に、レトロウイルス法でを発現させた。緑色蛍光たんぱく質(GFP)を目印として用いた。緑色に光る細胞(図左)のみがTEL-を発現している(図右)ことがわかる。    した。ヒトゲノム計画の情報を元に、私たちの研究室では、がんに存在する遺伝子異常を調べる方法として、(アレイCGH)法を確立しました(図7)。この方法はゲノム異常をより詳細に調べることができます。 一番大切にしなければならないことである。 治療法には、内分泌(ホルモン)療法、手術切除、放射線照射、化学療法などがあるが、癌の進展状況(臨床病期)によって適応方針は異なっている。例えば、早期癌のA1(偶然発見された、片葉に少量だけ限局している高分化腺癌)では、そのまま定期観察を続けて、もし進行するようならその時に局所的治療を加えればよく、A2(中・生物からつくられたものです。もともと細菌やカビに効く構造を持った抗生物質の化学構造を変化させたりすることにより、がん細胞を死滅させる効果を発揮するようになったものもあります。4)微小管作用薬細胞の中にあって、細胞の分裂に重要な微小管というものの働きを止めることにより、がん細胞を死滅させます。微小管に対する作用の違いにより、ビンカアルカロイドとタキサンの2種類の化学物質に分類されます。また、微小管は神経細胞の働きにも重要な役目を負っているため、これらの抗がん剤によって、手足のしびれなどの神経障害が出ることがあります。5)その他白金製剤:DNAと結合することにより、がん細胞の細胞分裂を阻害します。トポイソメラーゼ阻害剤:DNAを合成する酵素(トポイソメラーゼ)の働きを阻害することにより、がん細胞の分裂を阻害します。6)分子標的治療薬従来の抗がん剤は、ほぼ偶然に発見された細胞障害作用のある物質の研究によって、開発されてきました。そのため、それらはがん細胞を殺す能力に重点が置かれてきたため、がん細胞と正常細胞を区別する力が乏しく、多くの薬物有害反応が生じていました。しかし、近年の分子生物学の急速な進歩により、がん細胞だけが持つ特徴を分子レベルでとらえられるようになりました。それを標的とした薬は分子標的薬と呼ばれ、開発が進んでいます。白血病、乳がん、肺がん等で、有効な治療手段となりつつあります。6.薬物の投与方法薬物の投与方法には、静脈注射や経口投与等があります。筋肉注射や胸腔内(きょうくうない)、腹腔内(ふくくうない)、あるいは各種臓器やがんそのものに直接投与する場合もあります。抗がん剤も上記の方法で投与されますが、溶解性や局所の血管への刺激性等といった薬物の特徴により、投与に工夫が必要なこともあります。 中心静脈という太い静脈に、直接薬物を に応用され、他の部位に対しても検討がはじまっています。 この治療が個々のケースに適しているかどうかは十分検討する必要がありますので、主治医および放射線腫瘍医にご相談ください。1.ガンマナイフによる定位放射線照射 ガンマナイフとは、201個のコバルト線源をヘルメット状の照射ヘッドに半球状に配置した放射線照射装置です。おのおのの線源から放出される放射線(ガンマ線)がヘルメット内の小さな穴を通過することでペンシル状のビームとなり、小領域に集まるように設計されています。このようにして、多方向から一点に高線量の放射線を集中させることができます。 治療法は、「レクセルのフレーム」という金属の枠を4本のネジでがっちりと頭蓋骨に固定した状態で CTや血管造影等の画像検査を行い、放射線を照射する部位を決めその部位に正確に照射できるようにガンマナイフの照射ヘッドをセットするという手順になります。 この原理を提唱したスウェーデンの脳外科医レクセルは、脳外科手術の延長として考案したので、この治療法を放射線手術装置の名をガンマナイフ(ガンマ線でナイフのように切れる)と呼ぶようになりました。 ガンマナイフは主に動静脈奇形、聴神経鞘腫(ちょうしんけいしょうしゅ)をはじめとする脳内の小さな良性病変を治療し、優れた成績をあげています。最も多く治療されている動静脈奇形については、この治療が徐々に脳循環の状態を変える年代になってからです。現時点では研究段階の治療で、まだ標準的治療とはいえません。この治療法の対象となるのは、通常の治療法では治すことが難しい局所進行がんや再発がんです。2.方法温熱療法には、全身を加温する方法(全身温熱療法)と、がんやその近くを温める方法(局所温熱療法)があります。一般には局所温熱療法が主に行われる方法で、マイクロ波や電磁波を用いた装置で局所を温めます。体の外から加温するのが最も多く行われる方法ですが、その他に食道、直腸、子宮、胆管といった管腔(かんくう:空間のある場所)内に器具を入れて加温する方法や、がん組織の中に数本の電極針を刺し入れて加温する方法が試みられています。新しいシステムの抗がん剤なのです。IR情報を見ると「細胞増殖をG1フェーズで阻害することにより、アポトーシス(自己細胞死)を誘導します」と書いてあります。がん細胞はアポトーシスが働かなくなって、無限に増殖を繰り返してしまうというのを以前TVで見たのですが、もしこのインジスラムが商品化されれば、自然にがん細胞が消滅してくれるようになるのでは・・・?などと、思わず妄想してしまったりするわけです。(頭が悪い私が妄想しているだけですので、実際にどうかはわからないですが・・これって日本でいつくらいに承認されるんだろうと思って、※フェーズを見てみたら、第U相でした。でも、「あぁ、第U相なんだ〜」って思ってもう一度見直してみたら、米国・欧州って書いてありました・・・。   お薬が実際に患者さんに処方される前には、治験が行われます。 この治験の結果によって、その薬の安全性とか副作用とか効果とかをしっかりとチェックするわけです。治験の結果が思わしくなければ、治験の段階でその医薬品の承認は見送りになりますので、治験が滞りなく行われるというのは、非常に重要なことだったりアドバイスQOLを考える!さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。肝臓がんの発見己触診を実践している女性は、身近な人ががんになった、職場でたまたま検診があったなど、ごく限られた数にすぎず、検診の受診率も10%台にすぎません。多くの人は、乳がんなんて全く人ごとと考えて、乳房の話題といえば、バス とき、およびリンパ節転移が進んでいるときは切除範囲も大きくなります。個々のがんの位置および進行程度により設定されます。 進行した直腸がんの手術

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子宮外に浸潤しているのが
III期で、IV期は膀胱・直腸に浸潤しているか、肺・肝臓・骨などに遠隔転移がみられる段階です。

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がんの進行にともなう症状
がんの進行にともなって不正性器出血や、帯下の増加をみるようになります。また、がん組織の壊死と腐敗菌の感染のための水様性・血性・膿性の帯下が増え、悪臭を発するようになります。がんが膀胱粘膜に浸潤すると頻尿、血尿や下

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腹部痛がみられ、尿管(腎臓と膀胱を結ぶ管)が腫瘍で圧迫されると、腎臓からの尿の流出が困難になり末期には尿毒症を併発します。
白血球の中のリンパ球の癌

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悪性リンパ腫は白血病と同じ全身の癌で、全身のリンパ節や皮膚、目、内臓にも腫瘤を作ります。
血液検査と生検でわかる癌

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首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れている場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。
甲状腺は首の気管前面にくっついた形で存在し、いわゆる「のど仏」の下方にある臓器で重さは約15gです。男性では女性に比べてやや低い位置にあります。甲状腺の後両側には反回神経という声を出すのに必要な神経が走っており、気管後面には食道が、またすぐ近くに頚動脈、頚静脈などがあります線維細胞になれ


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ば命を脅かすことはなくなります。その時点でがんと「共存共生」できるのです。
ウムが低下し、指先や口の周囲のしびれ(テタニーと呼びます)がおこることがあります。テタニーがおこればカルシウム剤の補充を行います。   

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甲状腺がん術後の投薬
  甲状腺全摘術や大部分を切除した場合には、残った甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを作れないので、チラージンSという甲状腺ホルモン剤を服用する必要があります。ただ、ホルモン剤といっても本来身体に不足している分を補うだけのことですので、副作用のがん細胞の増殖を妨げたり、細胞が成長するのに必要な物質

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を作らせない、あるいは過剰に産生させてがん細胞の死滅を促す「化学療法」のことをいう場合が多いです。この他にも、ある特徴を持ったがん細胞を攻撃する「分子標的薬」や、体内のホルモンの影響を受けて増殖するがんに対しては、そのホルモンを調節することによりがん細胞の増殖を抑える「ホルモン療法」なども、抗がん剤に含まれます。抗がん剤の多くは体のなかの正常な細胞にも作用するため、それが副作用となって現れてきます。化学療法は、分子標的薬やホルモン療法に比べて、一般的に副作用が強いのが特徴です。
 がんの種類や状態、また個々の患者さんの健康状態によって、

胃がん 分類

胃がん分類

残念な事にその奏効率自体も、患者様にとって満足のいくものではないのが現状です。  標準治療としての化学療法は、患者様の耐えられる最大限の抗がん剤を投与します。
その結果、仮に奏功したとしても、甚大な副作用を及ぼし、QOLの低下を余儀なくされます。 さらに患者様自身のがんと戦う力=免疫力を低下させてしまいますそのようなわけで、お金をたくさん持っているリッチな方々は、アバスチンの投与を自己負担で受けることが可能になり、お金持ちで無い方は、自己負担することができませんので、アバスチンの治療を受けられなくなってしまうという、悲しい事態に陥ってしまいます。日本は高福祉の国で、先進国として最先端に近い医療を受けられる国だと思っていただけに、しまいますので、アバスチンの投与を受けようとすると、自己負担になってしまいます具体的には、手術単独の群の3年生存率がだったのに対し、服用の群は80・5%で、服用群が10ポイント上回っていた。こうした明確な差が出た術後補助化学療法は初めてで、治療の有効性に科学的根拠が得られたことになる。  臨床試験で差が出た10ポイントの意味をもう少し詳しく、がんセンター病院外科医長聞いた。  手術で胃を切除した100人の患者がいた場合、70人はーを飲んでも飲まなくても3年生きる。生存率の差の10ポイントは、ーのおかげで3年生きられる人が10人いるということ。残る20人は、たとえ薬を飲んでも3年未満で亡くなる、という意味らしい。   つまり、患者100人全員にを飲ませた場合、薬の恩恵を受けるのは10人だけ。しかし事前にその10人を特定できないから、100人全員に飲んでもらう、というわけだ。  も他の抗がん剤と同様、吐き気や食欲不振、口内炎、下痢などの副作用がある。臨床試験では重い副作用が現れる頻度は少なかったが、軽くても人によってはつらい場合がある。体力が衰えている人ならなおさらだ。  胃がんの専門医は、臨床試験の結果が出て以来、胃がんのステージ2と3で手術を受けた患者には、を飲むよう勧めているという。の差は、『生存』というかけがえのない恩恵であり、意義は大きい」と。記者がもし患者でも、「薬が有効な10%の群に自分も入るかもしれない」と考え、やはり飲むだろう。 しかし、だからといって、標準治療を受ける義務が患者にあるわけではない。薬を飲まなくても生きる70人と、飲んでも亡くなる20人は、結果から言えば、副作用に耐えるだけ損だったことになる。  「科学的な根拠がある標準治療」は、「必ず効果が現れる治療法」とは早期の胃がんは、外科手術により、90パーセントの方が完治します。 ただ、残念な事に進行がんの場合の手術による治癒率は50パーセントにとどまっています。
胃がんは、外科手術、放射線治療、抗がん剤という三大療法が標準治療となっております。 しかしながら、胃がんでは外科手術、放射線治療、抗がん剤という標準治療だけでは、 
太刀打ちできないケースがあることも事実です。 免疫細胞療法には、活性化リンパ球療法や樹状細胞療法、自家がんワクチン療法など
多くの治療法がありますが、胃がんに対しては、NK細胞療法が有効との症例がすでに 報告されています。クリニックではこのNK細胞療法と、自律神経免疫療法とを組み合わせた「複合免疫療法」により、胃がんに対して身体に
やさしい治療、あきらめない治療を積極的に行っています。進行性胃がんに対する標準治療の限界とはので、副作用が問題になりますが、アバスチンはがん細胞を兵糧攻めするタイプの抗がん剤ですので、副作用が少ないのも特徴です。ところで、このアバスチン、日本で投与を受けようとすると、全額自己負担になってしまいます。なぜなら、未だに日本では承認されていないからです。(アメリカ・ヨーロッパ・イスラエルなどの国々では、アバスチンは承認されています)なぜ日本で承認が遅れているのかという理由は分かうえ、よく話を聞いていただきたいと思います。そして、治療選択肢が複数あるときは、遠慮なく担当医師に相談してみてください患者様、ご家族の皆様方、担当医、病院のスタッフ、そして漢方がんセンターが望みわれわれみんなが到達すべき終着点は「患者の治癒」に他なりません。西洋医学が一番でもなく、東洋医学が一番でもなく。シンプルに。がん治療に対して、皆様方のご理解が深まり、患者の方々の回復に漢方がんセンターが少しでもお力添えできるならば、これ以上の喜びはありません。1981 世界医師会第34回総会で採決されたリスボン宣言より患者は最新の医学知識のもとでその苦痛から救済される権利を有する。(10.尊厳性への権利-b)1990年 アメリカ議会において提出された技術評価局報告書「抗がん剤、放射線などは病巣を一時的に縮小させるが、この縮小は無意味であり、延命効果が認められないうえ、患者の生活の質を悪化させる」1998年 日本の厚生省の研究班手術後の抗がん剤使用について「延命効果、生活の質の向上効果がない」2005年 日本・第3次対がん10か年総合戦略をスタート予定。がん治療専門医の育成盛り込む。がん治療の新薬認証急ぐも国際標準化は8年以上先。欧米では認可されたが日本には無い薬。あるいは日本だけが認可していて欧米では認可されていない薬、そんな薬があることをご存知でしょうか?まずは日本にある薬の話です。日本で認可されている抗がん剤の半分以上が、欧米では認可されていません。例えばWHO=世界保健機構が薬効を認める必須医薬品(エッセンシャルドラッグ)270種の中に日本で年間1000億円以上使用されていUFTをはじめとしたフルオロウラシル系の経口抗がん剤は一つも入っていません。 承認された薬だとしても「日本の抗がん剤」とは臨床試験で、奏効率が2割以上のものです。(延命効果や治癒効果などは考慮せず。)つまり2割の患者が、4週間以上腫瘍の大きさが50%に縮小さえすれば医薬品と認可されるということであり8割の患者に無効であっても4週間だけの効果であってもよいということだけなのです。日本での抗がん剤の研究そして治療は、ガンの塊が何パーセント縮小するか、のみに関心がありメーカーも医師も、抗がん剤が持つ強烈な副作用、寿命短命効果などには無関心な点が欧米の医学界から指摘、非難されています。   欧米で認可され、有効性を確認された抗がん剤の多くについて(約80種以上といわれています)いまだ日本の厚生労働省は認可していません。 3.病院によって扱う抗がん剤の種類や量は貴方が思うよりも大きく異なります日本においてがん治療で知られる大きな病院であっても抗がん剤の種類、量は欧米のがん治療の現場に比べ劣ります。まして小さな病院の扱える抗がん剤、それらを扱える医師の数は我々が考えるよりも貧弱なのです。特に「延命を目的とした治療」は、選びうる抗がん剤の種類の豊富度に大きく左右されるといわれています。4.ご存知でしょうか?保険適用外の医療をしても病院には収入が入りません。むしろ赤字となる構造になっているのです。さらに病院側ではデータ採取の邪魔になる、責任が取れない等の理由で保険適用外の(欧米では認可されている)薬を使用する事を認めない所さえ有ります。患者が個人輸入でそれらの薬を使用すると、健康保険が適用されないので、海外からの輸送費や治療費が全額自己負担となります。また、日本の薬の事情を知らずに多くの日本人が適切ながん治療を受けられずにいる現状があります。5.未承認、認可していない薬に多くの日本限られます。3.副作用温熱療法に伴う副作用には、加温した部位のやけど、痛みがあります。体の深いところを治療するのにる副作用が多くみられました。またその後の検討で、LAK細胞はがん内部への集積性が悪いことが明らかになりました。ばくだいな経費と人手がかかることや、期待されたほどの効果が確認されなかったため、広く普及するには至りませんでした。しかし、手技が比較的煩雑(はんざつ)ではないので、高度先進医療の一環として続けている施設があります。このような反省から、対象症例を絞って他の薬剤や治療法と併用したり、がん内部への高い集積性を期待して、次項に述べるような腫瘍組織浸潤リンパ球(しゅようそしきしんじゅんりんぱきゅう:Tumor-infiltrating LymphocyteTIL)を用いた養子免疫療法へと引き継がれていきました。 (2)腫瘍組織浸潤リンパ球(TIL)療法がんに対する特異性を高める(がんだけにより強く作用させる)ために、末梢(まっしょう)の血液ではなく、がん組織そのものに集まっているリンパ球を採取します。それを、LAK療法と同じようにIL-2とともに数日間培養した後に、再び患者さんに投与する治療法です。LAK療法と比べ、がん細胞をより特異的に認識して攻撃するのではないかと期待されました。実際の臨床での成績はまだはっきりしませんが、TILの中にはがんを特異的に攻撃するT細胞も実際に含まれていて、これらの細胞の利用が、後のがん特異的抗原の発見に結びついた側面もあります。手技が比較的煩雑ですが、高度先進医療の一環として続けている施設があります。 [効果、副作用]Rosenberg博士らは、悪性黒色腫20例中11例で有効であったと報告しています。乳がんの局所再発、がん性胸水、腹水の制御に有効であったとする報告や、肝細胞がん、大腸がん、非ホジキンリンパ腫に有効とする報告もみられます。副作用はLAK療法と同様です。 [問題点]手術で取り出したがん組織からリンパ球を回収する方法が煩雑であり、長期間培養することでがんへの集積性、抗腫瘍活性が低下してしまうことや、抗がん効果を逆に抑制してしまう細胞が出現するなどの問題が指摘なり、続いて、このキラーT細胞が認識することのできるがん細胞に特異的な抗原のあることが明らかになりました。現在までに、数十種類のがん特異的抗原が見つかっていて、その遺伝子も明らかとなってきました。最近では、さらにがん特異的抗原の中でHLAに結合しやすいペプチドや、がん特異的抗原そのものを用いた新しい免疫療法が行われるようになってきました。先に述べたような樹状細胞を用いてがんに特異的なキラーT細胞を誘導する方法や、がん特異抗原あるいはそのペプチドを、免疫反応を増強させる補助物質(アジュバントと呼びます)とともに皮下に投与する治療法もあります。 [効果]主に、悪性黒色腫を対象にしています。がん特異的抗原による治療によって、肺にあった転移巣が消失した例や、IL-2の併用によってがんが消失した例等が報告されています。しかし、臨床的有用性に関する結論はまだ得られていない状況です。 [問題点]がん特異的抗原ペプチドはHLAクラスIによって提示されるために、HLAクラスIを発現していないがんに対しては効果が期待できません。免疫反応の主役的な役割を果たしているT細胞が抗原を認識するには、抗原をT細胞に提示する機能を持った抗原提示細胞と呼ばれる細胞が必要です。この抗原提示細胞の表面には、主要組織適合性抗が提示されます。ヒトの場合は、これを特にヒト白血球抗原(Human Leukocyte AntigenHLA)と呼び、大きく分けてクラスIHLA-ABC)とクラスIIHLA-DRDPDQ)があります。また、HLAは他人からの臓器移植の生着率に影響します。このHLAに抗原がペプチド(アミノ酸がいくつか結合したもの)の形で結合し、T細胞に提示されると、T細胞はその表面にあるT細胞レセプターと呼ばれる受容体(抗原とぴったり凹凸が合致するようになっている)によって、これは抗原だと認識します。ただし、T細胞が活性化するにはこれだけでは不十分で、抗原提示細胞上にあるいくつかの補助分子(細胞表面に存在し、細胞と細胞の接着に関与する分子や細胞内に刺激を伝える分子等)を介する作用が必要となります。すべての条件がそろうと、例えばHLAクラスIに結合した抗原ペプチドは、特にCD8陽性T細胞と呼ばれるT細胞に提示され、これを認識したT細胞は、活性化してキラーT細胞に変身します。また、HLAクラスIIに結合したペプチドはCD4陽性T細胞に提示され、ヘルパーT細胞を活性化させます。抗原提示細胞としては、マクロファージ、B細胞、あるいは樹状細胞(Dendritic CellDC)がありますが、その中でも特に樹状細胞は、最も強い抗原提示機能を持っています。   また、HLAの種類によって結合するペプチドが限られているために、特定のHLAを持つ患者さんにしか使用できないという問題点があります。4.サイトカイン療法   サイトカインは、免疫を担当する細胞がつくる物質です。免疫応答を調整するものや、免疫担当細胞を活性化、あるいは増殖させる作用のあるもの等があります。また、直接がん細胞を殺傷する作用を持つものもありま免疫反応を増強するような遺伝子を導入してそれを接種する腫瘍ワクチン療法と、がん特異的抗原の遺伝子を直接、体内に接種するDNARNA)ワクチン療法に分けられます。
サイトカイン療法TNFは主としてマクロファージにより産生され、がんに出血性壊死を起こさせたり、がん細胞に直接的に働いて殺傷す
るなどの作用があります。動物実験では
TNFを投与すると短期間でがんが縮小するため、抗がん効果のあるサイトカインとして臨床応用が注目されました。[効果、副作用]全身投与では、発熱、血圧低下等の重篤な副作用のために有効な量を投与できないので、臨床応用が進んでいない一方、欧米では胃癌の治療方針に大きな違いがある。日本の医師が広範なリンパ節郭清を伴う胃切除を行い、手術による癌の完全切除を重視するのに対し、欧米では手術は最小限に済ませ、術後の化学療法や放射線療法を重視する傾向にある。(後述「外科手術」も参照)治療内容について説明されると、患者は最新の治療法について知りたいと考えるものである。癌の治療法の一部は臨床治験や未承認治療と呼ばれる実験的な医療もある。治療方針の決定は癌の進行度や、患者の全身状態に応じていろいろと複雑である。場合によって 乳がんは、女性のがんでは、患者数第一位です。日本人女性の乳がんにかかる割合は、欧米にくらべると低いといわれています。しかし、年々増加傾向にあり、10年後には、年間5万人近くになるといわれています。乳がんのもっとも多い年齢は、40代後半、次いで50代前半、40代前半の順です。25才以下はきわめてまれです。乳がんは、全体的にみると、死亡率の高いがんではありません。しかし、乳がんは、進行はゆっくりですが、転移しやすいという特徴があります。  乳がん 早わかり(1)乳がん 症状乳がんの症状には、乳房のしこり、乳房のえくぼなど皮膚の変化、乳頭にみられる変化などがあります。が発生します。胚細胞腫には様々な種類の腫瘍が含まれており治療に対する反応も異なります。下垂体の周囲には、下垂体腺腫やすが、その中でも特に樹状細胞は、最も強い抗原提示機能を持っています。   また、HLAの種類によって結合するペプチドが限られているために、特定のHLAを持つ患者さんにしか使用できないという問題点があります。4.サイトカイン療法   サイトカインは、免疫を担当する細胞がつくる物質です。免疫応答を調整するものや、免疫担当細胞を活性化、あるいは増殖させる作用のあるもの等があります。また、直接がん細胞を殺傷する作用を持つものもあります。 1)インターロイキン2(Interleukin-2IL-2)によるサイトカイン療法   IL-2は、T細胞を増殖させる物質として最初に発見されました。しかしそれだけでなく、ナチュラルキラー細胞ががん細胞を破壊する作用を強めることも明らかとなっています。   このような効果を期待し、IL-2によるがん治療が試みられてきました。  実際には、IL-2を直接患者さんに投与し、生体内でがん細胞を殺傷する作用を高めようとする試みと、患者さんのリンパ球を生体外でIL-2とともに培養して、がん細胞を殺傷する能力のあるLAK細胞を誘導して体内に戻す方法があります(これは項で既に述べました)。また、LAK細胞とIL-2を併用する治療法も試みられています。   悪性黒色腫や、腎がんを対象として行われてきました。IL-2単独あるいはLAK細胞と併用することにより、若干の効果が認められたとの報告があります。  大量のIL-2をがんの患者さんに持続的に投与するIL-2金属の枠を4本のネジでがっちりと頭蓋骨に固定した状態で CTや血管造影等の画像検査を行い、放射線を照射する部位を決め、をモニターし、正確な治療を行うように工夫されています。従来のリニアックによる定位放射線照射と比較してリニアックが自由に動くので、病巣の形に応じた治療が可能です。 小さな肺がんや転移性肺がん等に対しても定位放射線治療が応用され(体は腺葉というちょうどブドウの房のような単位を作って一つの腺葉から1本の主乳管が乳頭に開口しています。このような腺葉が15~20個集まって一つの乳腺となっており、前からみるとひとつひとつの腺葉は乳頭を中心とした扇状に分布しています。ほとんどの乳がんは乳管の壁から発生し、乳管の中を広がる「乳管内進展」と、乳管の壁を破って乳管の外に広がる「浸潤」という、2パターンの発育をします。乳管内進展は腺葉に沿って進むので、扇形に広がることが多くなります。   乳房温存手術乳房の一部とリンパ節をとり、乳房のふくらみや乳首を残す方法で扇状部分切除術と円状部分切除術とがあります。術後、残った乳房に顕微鏡レベルのがんが残る可能性があるので放射線をあてるのが一般的です。(ただし、癌研を始めとして一部の施設では、病理(顕微鏡)の検査を細かく慎重に行って乳房にがんが残っていないと判断した時に限り、放射線をあてない場合もあります。)乳房温存ができる条件は、通常、しこりが1個だけで3cm以下、検査でがんが乳管の中を広がっていない、放射線があてられる、患者さ
ん自身が温存を希望する、などです。早期のがんでも乳管の中のがんの広がりが広ければ、温存できない場合もあります。
 術式の変還乳がんの手術法の変遷をみてみましょう。表7に日本全体での、表8に癌研乳腺外科でのグラフれています。 [効果、副作用、問題点]LAK細胞を維持するために、患者さんの体内にLAK細胞を戻すと同時
に、大量の
IL-2を静脈注射することが行われました。しかしその結果、血管壁から血液が漏れ出たり、発熱、悪寒(おかん)、震え等IL-2によると思われる副作用が多くみられました。またその後の検討
で、
LAK細胞はがん内部への集積性が悪いことが明らかになりました害を生じる可能性が高くなることが知られています。一方、可塑性(脳障害からの回復力)が大きいという利点もあり、しばしば驚異
的な神経機能の回復・発達を示します。
子宮体がんの場合には、月経以外に出血(不正性器出血)がみられます。特に閉経後に不正性器出血をみたときは、すぐに検査を受けたほうがよいでしょう。転移のルートがんが子宮体部にとどまっているのがI期、発症頻度はとても少ないが、年齢層は広範囲の癌発症年齢は小児から高齢者まで、どの年代にも発症します。しかし高齢者ほど発症頻度が高くなっています。強力抗がん剤・造血幹細胞移植・グリベック白血病の治療法は種類によって、少しずつ異なります。 急性は、強力な抗がん剤で完全完解を目指し、完解後に造血幹細胞移植を行います。しかし、移植を行うためには、骨髄の中の細胞を空にしなければならず、様々な副作用に耐えうる体力が必要となり、一般的には50歳以下とされているのです。眼球内の悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)、中枢神経系(ちゅうすうしんけいけい)の近くにできた脊索腫(せきさくしゅ)や軟骨肉腫、一部の頭頸部(とうけいぶ)がん、I期非小細胞肺がん、肝細胞がん、前立腺がん等に対する有効性が明らかになっています自己負担です。国立がんセンター東病院以外に、わが国での陽子線治療は、筑波大学陽子線医学利用研究セ
ンター、兵庫県立粒子線医療センター、若狭湾エネルギー研究センター、静岡県立静岡がんセンターの4ヵ所で行われています。また、独立行政法人放射線医学総合研究所では、炭素を使った重粒子(重イオン)線治療が行われていて、
200310月に高度先進医療として認可されました。これら粒子線治療は、国内でも今後さらに数ヵ所での建設が計画されています手術できる割合が低い癌肺がんは、診断されたときに小さな腫瘍でも、進行癌が多いので、手術ができるのは10-15%と少ない癌です。非小細胞がん・抗がんの効き難い癌非小細胞がんでは小細胞がんに比べ抗がん剤の効果が低く、抗がん剤のみでがんが治癒することは稀です。非小細胞癌34期では放射線療法は難しい胸水があったり、半分以上癌が広がっている場合、放射線治療を行うことが難しくなります。それは、間質性肺炎を起こす危険が高いからです。また、肺がんの中で一番多くを占めている腺がんは、放射線の感受性が悪く、大きな効果は期待できません。非小細胞癌の6-7割は手術不能非小細胞癌の6-7割は、すでに手術不能の段階で発見されます。手術適応になる人は、そう多くはありません。また、術後の5年生存率は、術後病期で見て1:80%2:60%3:40%4:10%未満です。転移しやすく、再発率の高い癌早期の発見し難いばかりではなく、他の臓器や骨に転移が多く見られる癌です。また、幸いに手術ができたとしても、再発率の高い癌です。手術後で約2割に局所再発、56割に遠隔転移が見られるほどです。転移のルート肺がんの特色は、いろいろな臓器に遠隔転移(がん細胞が血液に入って流れて行き、離れた臓器に転移をつくること)をおこしやすいことです。肺がんが遠隔転移をおこしやすい臓器は肺、脳、骨、肝臓、副腎などが代表的です。腫瘍が小さいうちは症状がありません腫瘍がある程度大きくなると血尿やわき腹の疼痛などが出てきます。血尿は自然に止まることもよくありますが、血尿が止まっていても病状は進行するのが一般的です。みられ、尿管(腎臓と膀胱を結ぶ管)が腫瘍で圧迫されると、腎臓からの尿の流出が困難になり末期には尿毒症を併発します。
胃がん分類


白血球の中のリンパ球の癌
悪性リンパ腫は白血病と同じ全身の癌で、全身のリンパ節や皮膚、目、内臓にも腫瘤を作ります。

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血液検査と生検でわかる癌
首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れている場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。
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早期発見の難しい癌
肺がんは早期発見すれば高い確率で治るがんであるにもかかわらず、治りにくいがんの代表のようにいわれています。
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それは、肺がんのなかでも約半分を占める腺がんには、ほとんど自覚症状がないため、早期発見が難しいからです。
肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真・CTで異常影が認められ、疑われることが多く、早期の段階での発見が難しいと言われています。また、かぜと症状が似ているために、本人自身が


胃がん分類

放置してしまう場合がみられます。
ない場合には、人工肛門(ストーマ)が必要になってしまうというわけです。 

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[注:大腸とは、結腸と直腸をあわせて言う呼び名です。結腸は、直腸はで、大腸に見合うの専門用語はありません(強いてあげれば、
でしょうか。)が、とても便利な日本語です。]  では、人工肛門 ストーマと呼ばれるものは何でしょうか。それは、大腸の切離断端が腹壁に口を開けた、腸の開口部のことです。つまり、腸の一部が腹部に露出し、そこの孔から便が出てくるものを、人工肛門と呼んでいます。でも、


胃がん分類

これは肛門でも何でもありません。便が出るということでは、肛門に似ているのかもしれませんが、それ以外の肛門の働きはありませんので、便治療、極的に行っています。 
進行性胃がんに対する標準治療の限界とは…胃がんに関しては、ことに進行がん、再発がん、転移がんといった場合、ほとんどのケースで 根治治療(完全治癒を目指す治療)としての外科手術が適応  胃がん分類 外となり、化学療法(抗癌剤治療)が中心となります。しかしながらこの抗がん剤治療は、治癒を目指すものではなく、腫瘍の縮小が その目的となります。腫瘍の断面積が2分の1になった状態が4週間続けば、奏功したと表現されます。

胃がん 分類

胃がん分類

肛門からバリウム溶液と空気を入れて膨らませ、大腸にバリウムを付着させ、X線写真を撮る方法で、様々な大腸疾患の診断に役立っています。大腸の形、大きさ、内径、位置、粘膜の様子から大腸の全体像を診断できます。正常な大腸はその輪郭が滑らかな曲線を描きます。これに対して、腫瘍があると腸管の壁が変形していたり、粘膜のひだや模様の異常を見つけることができます。注腸X線検査の欠点として、盲腸や直腸、S状結腸の病変で腸の重なりのある場合やバリウムがたまっていると病変を見逃す危険があります。  大腸内視鏡検査 内視鏡検査はファイバースコープや先端にCCD(固体撮影素子)を搭載した電子スコープを用いて、直接、消化器粘膜を観察する方法です。 内視鏡検査は病巣(びょうそう)部を直接観察できることが大きな特徴です。主病巣の位置や大きさだけでなく、病巣の拡がりや表面の形状(隆起(りゅうき)や陥凹(かんお))、色調などから、病巣の数やある程度の深達度(しんたつど)が判断できます。もう1つの内視鏡検査の大きなメリットは、直接細胞を採り(生検)、病理検査ができるため、病気の判定に役立っています。大腸内視鏡検査は、事前に腸内を空にしてから行います。肛門から大腸内視鏡を挿入し、腸粘膜表面の様子をモニターで観察します。大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎などの疑いがあれば、一部を採取し組織検査をします。進行型大腸がんの約80%は潰瘍型なので、潰瘍とそれを囲む堤防様にがんができていることが発見できます。しかし、全体像をとらえにくく、がんで腸管のなかが狭くなってしまっている場合は、挿入不可能なこともあります。また、大きな腫瘤(しゅりゅう)型がんの場合は接触して出血することもあります。さらに、粘膜下層への進行の深さを調べるため、大腸用超音波内視鏡が用いられることもあります。  CT検査・MRI検査・超音波検査 CT検査は身体にあらゆる角度からX線照射し、得られた情報をコンピューターで解析するものです。造影剤を使う場合と使わない場合がありますが、造影剤を用いる方法では病変がより鮮明に描き出され、検査したい臓器やその周辺をミリ単位の断層写真として観察できます。CT検査の結果はX線検査や内視鏡検査の結果と総合的に判断することに役立っています。また、がん治療(化学療法や放射線療法など)の効果の把握などにも用いられています。MRI検査は磁気による核磁気共鳴現象を利用して画像に描き出すものです。患者さんが被爆しないこと、いろいろな断層面が撮影できるというメリットがありますが、血液の流れや呼吸、消化管の動きがノイズとなって影響し、画質が劣化する欠点もあります。超音波検査は、手術前、手術後(再発)、がんの壁外への進展や肝臓への転移などの判定に役立つ検査法です。CT検査やMRI検査、超音波検査の結果はX線検査や内視鏡検査の結果と複合して、総合的な診断を行うことができます。また、がん治療(化学療法や放射線療法など)中に効果がどのくらいでているか、などの判断要素も得られ、その後の治療方針を選択するうえでの重要な情報をえ存している患者さんも増えています。手術が不可能な場合は、放射線療法やブレオマイシンなどの抗がん剤の投与が行われます。外科療法や放射線療法等を主体とした治療を行いますが、抗がん剤などによる化学療法を併用することがあります。ある程度進行していたら、化学療法を併用します。悪性度の高いがんに対しては、手術後に全身的化学療法を続けて行います。10.新薬の誕生までの道のり最初の抗がん剤の発見以来、約30年の間に100種以上の新薬が開発され、現在、治療に用いられています。抗がん剤は、植物の成分、細菌の培養液など多くの資源から探索されます。あるいは、人工的に合成する場合もあります。新しい抗がん剤の候補が発見されると、ヒトの培養がん細胞やヒトのがん細胞を植えつけた動物に対しての有効性が研究され、次にその薬物有害反応が研究されます。がんに対する効果と、ヒトが耐えられるかどうか、その薬物有害反応はどういう種類でどの程度か等が判断された後に、実際のがん治療における有効性を知るために、臨床の研究へとステップアップします。 ヒトでの臨床研究では、まず、薬物有害反応、血中濃度、有効性等の研究(第I相研究)が行われます。このときに安全な投与量が決定されます。次に、この安全な投与量を用いて、薬の有効性と有害事象が研究されます(第II相研究)。以上の結果から、市販する価値を認められた薬のみが、広く治療に用いられます。一般に、新薬の発見から市販までに10年以上かかるといわれるほど、長い慎重な研究を重ねて新しい抗がん剤が誕生します。しかし、それでは有効な抗がん剤の恩恵を受けられない方も多いので、よく効く抗がん剤はできるだけ早く使えるようにしようという努力がなされています。11.抗がん剤による薬物有害反応について抗がん剤には、がん細胞を死滅させるとともに、正常な細胞も傷害させてしまうという作用(薬物有害反応)があります。理想的な抗がん剤は、がん細胞だけに作用して正常な組織には作用ます。男性ホルモンの供給源である睾丸(精巣)を取り除く手術を行う治療法もありますが、高齢者などでさまざまな合併症がある場合には、化学療法あるいはホルモン療法が主な治療の手段となります。睾丸からのテストステロンの分泌を抑える薬剤や、男性ホルモンの働きを抑える抗男性ホルモン剤、男性ホルモンと拮抗する女性ホルモン(エストロゲン)剤等を投与し、抗男性ホルモン剤については新しい薬が検討されています。これらの治療の薬物有害反応としてインポテンツになったり、乳房が女性のように黒ずんで大きくなったり、痛んだりすることがあります。さらに、女性ホルモン剤は心臓や血管にも影響を与えます。 ホルモン療法であまり効果がみられないケースや、最初は有効でも期間がたつと効果がなくなってくる場合が10%くらいあります。このような場合には抗がん剤による化学療法が行われますが、最初からホルモン療法との併用が行われることもあります。 13.がんの痛みに対する薬物療法がんがおそろしい病気と考えられてきた理由の1つに、がん性疼痛と呼ばれる強い痛みに長い間苦しみながら死ぬのだと思われていることがあげられるでしょう。実際、がんの痛みをとる治療は、今まで積極的に行われてはいませんでした。がんの進行とともに痛みが起こることは多くなりますが、痛みを経験するのは70%の方です。末期になっても、30%の方には痛みは起こりません。現在では、痛みに関する医療技術が開発され、がんの疼痛はコントロールできるようになってきました。 がんの痛みには鎮痛薬が最も有効です。危険な作用や薬物依存のイメージで敬遠されていたモルヒネは、安全に使う方法が開発され、痛みの除去に最も有効な薬であると、国際的に重要性が認められています。  放射線は手術、抗がん剤とともにがんの治療の中で重要な役割を果たしています。放射線は手術と同じく、がんとその周辺のみを治療する局所治療です。手術と異なるところは、臓器を摘出する必要がなく、臓器をもとのまま温存することができ、そのため治療の前と同じような生活をすることが可能な治療手段であることです。放射線が、がん治療の手段として使われはじめてから100年以上がたちますが、その間に放射線治療機器、放射線生物学やコンピューターが発達し、放射線治療は急速に進歩してきました。がん組織に多くの放射線量を照射し、周囲の正常組織にはできるだけ少ない量の放射線を照射することができるようになってきて、がんを治せる可能性が高くなり、しかも副作用の少ない放射線治療が実現してきています。1.放射線治療で使われる放射線の種類放射線とは、空間や物質中を波のかたちや粒子でエネルギーを伝播するものを総称する言葉です。電磁波と粒子線の2種類に大きく分けられます。電磁波には、 X線、γ線(ガンマ線)などが含まれます。粒子線は、原子を構成する粒子(電子、陽子、中性子など)がいろいろな速度で飛んでくるものです。がんの治療に使われている放射線は、X線、γ線、電子線が主で、その他陽子線、重粒子線が研究段階で使われています。国立がんセンター(中央病院、東病院)では臨床に使用できするホルモンを投与して、がん細胞の発育を阻止する治療法が行われます。この治療法をホルモン療法(内分泌療法)といい、がん細胞を殺すのではなく、がんの発育を阻止してコントロールするのが特徴です。ホルモン療法は長期間の治療になり、薬物有害反応は示すようなものがあります。治療の対象となる主ながんは、乳がん、子宮体部がん、前立腺がん、甲状腺がん、腎がん等ですを適当な位置に装着し、その後放射線源を挿入して(腔内照射法)治療します。放射線がたくさん照射されるのが、がん組織やその周囲のわずかな正常組織であるため、がんを治す確率が高く、しかも副作用が少なくできる治療法です。一般的には小さながんに効果が高い治療法です。外部照射と組み合わせて使われることもあります。放射線源の強さにより、24時間から7〜8日にわたって治療する場合と、数分の治療を数回繰り返す場合があります。長時間治療する方法を時間あたりの線量が低いので低線量率といい、短時間治療する方法は高線量率といいます。低線量率で長時間治療している間は、他の人に放射線があたらないように特別の部屋に入っている必要があります。高線量率の場合は治療するのは治療室内ですが、数分で1回の治療が終わりますので、それ以外は一般病室で過ごすことができます。高線量率治療では放射線源が強いので、医師、技師、看護師が放射線に被曝しないように、あらかじめ患部にチューブを入れておき、遠隔操作で線源を挿入します(高線量率遠隔小線源治療)。この治療法では線源が非常に小さくなったことや、コンピュ−タ−の発達などで従来治療が困難であった部位のがんへの治療が可能になってきています。 多くの放射線源は一時的に体内に挿入し、治療が終了すると抜去しますが、粒状の線源である金、ヨードでは刺入したままにしておきます(永久刺入)。永久刺入された場合は、身体から出る放射線が周囲の人に危険のない範囲に下がるまでの数日間、患者さんは特別の部屋に隔離されます。3)非密封の放射性同位元素による治療ヨードを体内に投与すると甲状腺組織に取り込まれることを利用して、ヨード131という放射線の一種であるβ線(ベータ線)を出す放射性同位元素(アイソト−プ)を、甲状腺機能亢進症や肺などに遠隔転移した甲状腺がんの治療に用います。 まだ、我が国で認可されていないアイソトープでの治療としては、痛みのある骨転移へのストロンチウム89による治療があります。また、悪性リンパ腫などの抗体と、アイソトープ(ヨード131やイットリウム90など)を結合したものを使用する放射線免疫療法は、我が国でも研究がはじめられています。5.放射線治療をがんの治療として決めるまでにはがんにかかった方が放射線治療医を直接受診することは非常にまれで、ほとんどが外科、内科などから紹介されて放射線治療医を受診します。紹介医に放射線治療についての大まかなことを聞いている場合がほとんどですが、専門医である放射線治療医とよく相談して実際に治療をするかどうかを決めることが大切です。放射線治療医は診察し、これまでのX線検査、血液検査などをよく検討し、これらに基づき放射線治療を施行する意義について、治療を受ける方及びご家族とよく相談します。放射線治療を施行するとしたらその目的は何か、治癒を目指すのか、がんによって生じている症状を和らげることなのか。治療によってどのような副作用がおこりうるのか。放射線以外の治療法にはどのようなものがあるのか。治療を受ける方は放射線治療のメリットとデメリットを納得するまで、放射線治療医に聞き、治療をするのか、しないのかを決めるのがよいと思います。6.放射線治療にかかわっている人たち放射線治療を実際に行っていくには、いろいろな職種の人たちのかかわりが必要です。例えば、国立がんセンター中央病院放射線治療部では、放射線治療医、放射線技師、放射線物理技師、看護師、受付事務が協力して治療を行っています。放射線治療医は放射線治療の方針決定、治療計画、治療中、治療終了後の診察などを行います。放射線技師は、担当医によって決定された治療部位へ放射線を照射します。治療機器の保守管理なども行っています。放射線物理技師は最適な照射方法、線量分布などを担当医とともに決めます。看護師は治療開始時に治療についてのオリエンテーションをしたり、治療期間中の副作用への対応などについてかかわります。受付事務は治療スケジュールを説明したり、診察日以外の医師診察を希望した場合などの窓口となります。7.放射線治療が標準治療となっている主な疾患根治治療と緩和治療に大別して、放射線治療が標準治療となっている主な疾患の治療の概略を以下に示します。他の疾患、状態でも放射線治療の対象になることはあります。実際の治療方法、詳細な治療成績などについては担当医からよく説明を受ける放射線治療は6〜7週の外部照射で行われますが、密封小線源治療が外部照射とあわせて行われることもあります。良性腫瘍でも術後に重篤な神経障害がおこる可能性があり、完全に切除できない場合には放射線治療が有効です。悪性脳腫瘍の大部分では手術後に放療部では、放射線治療医、放射線技師、放射線物理技師、看護師、受付事務が協力して治療を行っています。放射線治療医は放射線治療の方針決定、治療計画、治療中、治療終了後の診察などを行います。放射線技師は、担当医によって決定された治療部位へ放射線を照射します。治療機器の保守管理なども行っています。放射線物理技師は最適な照射方法、線量分布などを担当医とともに決めます。看護師は治療開始時に治療についてのオリエンテーションをしたり、治療期間中の副作用への対応などについてかかわります。受付事務は治療スケジュールを説明したり、診察日以外の医師診察を希望した場合などの窓口となります。7.放射線治療が標準治療となっている主な疾患根治治療と緩和治療に大別して、放射線治療が標準治療となっている主な疾患の治療の概略を以下に示します。他の疾患、状態でも放射線治療の対象になることはあります。実際の治療方法、詳細な治療成績などについては担当医からよく説明を受けることが必要です。1)根治治療(1)頭頸部領域のがんIII期の早期がんでは、はじめに行う治療が放射線治療でも手術でも治癒率に大きな差はありません。形態と機能が保たれる可能性がある放射線治療が主体となる治療が、まず勧められることが多くあります。放射線治療で治らなかった場合は手術が行われます。放射線治療は6〜8週の外部照射で治療することがほとんどですが、舌がんでは密封小線源治療が主に行われます。密封小線源治療が行われる場合があります。解剖学的部位が手術を施行することが難しいので、どの病期でも放射線治療が主に行われます。7週前後の外部照射で行われることが主ですが、密封小線源治療を加えることもあります。 進行したがんでは手術が治療の主体となりますが、手術ができないほど進行した場合は、放射線治療が行われます。抗がん剤と併用して行われる場合もあります。手術が施行されても腫瘍の残存が疑われた場合には手術後に放射線治療を行います。非小細胞肺がんでは、III期は手術が行われ、III期が放射線治療の対象となるのが一般的です。放射線治療は6〜7週の外部照射で行われます。肺門部のがんでは、密封小線源治療で治療を行うことがあります。抗がん剤と組み合わせて治療すると、放射線単独よりも生存期間が延長することがわかってきました。III期非小細胞肺がんの5年生存率は10%前後です。III期では全身状態がよくなく、手術に耐えられない場合は放射線治療が行われ、2040%の5年生存率が得られます。 遠隔臓器転移のない小細胞肺がんは、抗がん剤とあわせて治療を行います。放射線治療は4〜6週の外部照射で行われます。我が国でも乳房温存治療が増加してきました。乳房温存治療は、乳房部分切除手術に外部照射をあわせて行うのが一般的です。5〜6週の外部照射での放射線治療を行います。乳房部分切除のみの場合の乳房内再発2040%を5〜10%まで低下させることができます。進行した乳がんでは乳房切除術後、放射線を切除した胸壁や頸部に照射することがあります。我が国では、放射線治療の対象となるのは主にIII期です。外部照射と密封小線源治療を組み合わせて治療します。5年生存率は50%前後です。III期は、我が国では主に手術が行われていますが、放射線で治療しても手術とほぼ同じ成績が得られます。近年、増加してきているがんのひとつです。欧米では手術と同様に、放射線治療も多く行われている治療法です。放射線治療は6〜8週の外部照射で行うことがほとんどですが、密封小線源治療(高線量率イリジュウムまたはヨード131永久刺入)で行うこともあります。ADI期が放射線治療の対象となります。5年生存率は病期により異なりますが、手術成績とほとんど違いはない成績が得られています。眼球内にとどまっている場合は、眼球摘出、光凝固、凍結手術、放射線治療などで治療を行います。どの治療でも5年生存率は90%以上です。放射線治療は4〜5週の外部照射で行うことがほとんどです。密封小線源治療を行う場合もあります。放射線治療を主体とした保存治療を行った場合、約80%で眼球が温存できます。比較的早期の場合で、放射線治療単独で再発なく治癒した場合には、約90%の方に0.01以上の有用な視力が保持できます。ホジキンリンパ腫のIII期では、放射線治療単独または抗がん剤と併用して治療します。非ホジキンリンパ腫のIII期では、放射線治療と抗がん剤を併用して治療するのが一般的です。眼窩(がんか)原発のI期非ホジキンリンパ腫などでは、放射線治療単独で治療することがあります。放射線治療は外部照射で行い、治療期間は3〜5週です。治療は手術が主体で行われてきました。放射線治療の対象は手術ができないほど進行した方や、手術に耐えられない体力の人でしたので、放射線治療後の5年生存率は1020%でした。抗がん剤との併用の放射線治療が放射線単独よりも生存率を向上させるという臨床試験が報告され、最近は抗がん剤との併用で放射線治療されることが多くなってきています。従来の標準治療である手術にとってかわれる治療であるかどうかを確かめる臨床試験がいくつか行われています。放射線治療は6〜7週の外部照射で行われますが、密封小線源治療が外部照射とあわせて行われることもあります。大腸がんは遺伝的素因で発症するとされています。大腸がんにかかりやすい危険因子として、  大腸ポリープになったことがある。 血縁者の中に大腸がんにかかった人がいる。 長い間潰瘍性大腸炎にかかっている。 治りにくい痔瘻(じろう)。 などの因子が指摘されています。大腸内視鏡を用いた精度の高い検査では、大腸ポリープはかなりの頻度で見つかります。一部のポリープはがんになることがありますが、多くはがんにはなりません。ポリープが見つかった場合は専門医に相談し、大きさ、かたち、色調を診てもらい、内視鏡的ポリープ切除などの適切な処置を受ける必要があります。  大腸癌(大腸ガン)の症状 早期のがんは、症状はまずありません。血便のある場合はがんの注意信号です。がんの表面が潰瘍で出血しやすくなっているためです。肛門に近い部位にがんができた場合排便の際に肛門から出血する場合もあります。この症状は痔核と思われて放置されることがあります。がんによる血便では肛門痛がなく、暗赤色の血液が便に混じったり、ときに黒い血塊が出るなどの特徴があります。痔核と診断するためには大腸がんでないことを確認する必要があります。大腸は長い臓器であるため、部位によって症状が異なります。大腸を右結腸、左結腸、直腸の3つに大別して比較してみると、右結腸では腹部症状(腹鳴、腹満など)が多く、次いで貧血、便通異常であり、左結腸では下血、便通異常(便秘、下痢)、腹部症状、の順であり、直腸では大半が下血で、便通異常、肛門部症状です。症状によって病気のおおよその部位の見当をつけることができます。腸閉塞をきたすのは左結腸で、右側の貧血と併せて大きな特徴でもあります。また,大腸の症状も嘔吐などの腸閉塞症状がはじめての症状であったり,腹部や頚部の腫瘤が初めて気づく症状でられます。大腸がんにおいては、腹部の超音波検査、胸部・腹部のCT検査、あるいはMRI検査で肺転移、肝臓転移、がん性腹膜炎、リンパ節転移、卵巣転移、骨転移などについて調べます。大腸がんでは特に肝臓に転移する確率が高いので、治療後も注意深く経過観察していきます。   大腸癌(大腸ガン)の病期 大腸がんには、Dukes(デュークス)分類とステージ分類が使われます。がんの大きさではなく、大腸の壁の中にがんがどの程度深く入っているか、及びリンパ節転移、遠隔転移の有無によって進行度が規定されています。各病期の手術後の5年生存率を括弧内に記載しています。  I がんが大腸壁にとどまるもの II がんが大腸壁を越えているが、隣接臓器におよんでいないものIII がんが隣接臓器に浸潤(しんじゅん:周囲に拡がること)しているか、リンパ節転移のあるもの IV 腹膜、肝、肺などへの遠隔転移のあるもの  2つの分類にはわずかな違いがあるのみで、デュークスA0I期に、デュークスBII期に、デュークスCIII期に、デュ問題が持ち上がってきます。 状況によっては、有給休暇ではまかない切れなくて、病気休暇を取ることになるかもしれません。そのためには病名を職場に届ける必要性も生じ、また給料の減額もありえます。休業補償としての社会保険や組合保険で出る傷病手当のことなども調べておいたほうが良いでしょう。  自営業などで国民健康保険に加入されている場合は、社会保険と違って給与保障がありません。医療費としては、高額療養費助成を活用、生活費としては、場合によっては生活保護を受けることを視野に入れる必要が出てくることもあります。 長期にわたるがん治療に、安心して専念するためにこういった制度があることを知っておくことも大事なことです。我々が、採用している活性化自己リンパ球療法は、患者さん自身のTリンパ球を体外で活性化させて、その量を約1,000倍近くまで増やし、患者さんに戻す方法です。免疫力とは、主にリンパ球(T、B、NK、NKTリンパ球)が担当しており諸々サイトカインを出し乍ら、複雑なネットワークで、細胞性免疫(主にT細胞)、液性免疫(主にB細胞)をコントロールしています。我々は、がんや腫瘍に対する免疫力はTリンパ球(中でもCD4陽性のヘルパーTリンパ球)が、総指揮官的役割を担っており、CD8陽性キラーリンパ球、NKリンパ球etcにサイトカインのネットワークの下で、指揮指令を行なっていると考えています。それを活性化させ、量を大量に増やすことにより、がんと戦うというのが、我々の理念です。現在、がんに対しては、手術、放射線療法、化学療法(抗がん療法)が三大治療とされています。免疫療法、遺伝子療法は、未だ、これから発展してゆく分野と考えます。なぜなら、現在の三大治療だけでは満足できないケースが多くあるからです。免疫治療については、その評価の仕方や、それ自身の方法も種々雑多あり、あいまいな点が多いのも問題です。現状では、三大治療がすべて効かなくなった状態(免疫力が極度に低下してしまっている状態)で免疫治療が試みられることが、問題だと考えます。食道がん、肺がん、胆のうがん、肝臓がん、膵臓がんなどの早期発見が難しく、かつ仮に早期発見できても早い段階から漫潤移転の傾向を示す「難治性がん」などは従来の三大療法(手術、放射線、抗がん剤療法)では治療成績が芳しくありません。しかし、現状では保険でカバーするの困難です。我々は本療法を種々の癌の再発を危惧されている人々におすすめしたいと思っています。がん末期で悩まされいる人に対しては、本療法や大量プラセンタ療法etcで、その患者さんのQOLを高めることに目的を変更して、治療する価値はあると思います。ほとんどの患者さんの末梢血から、比較的容易に活性化自己リンパ球が増幅されることから、既に一部の大学病院や専門クリニックにおいて臨床使用されています。色々な制約がありますが、本療法が早期に癌患者さんに施行されることを望みます。  活性化自己リンパ球療法の治療を受けられる方は、次のことについてご了承くださいますようお願いいたします。 当クリニックには入院設備はありません。従って通院できる方が原則となります。免疫力を著しく低下させる化学療法、放射線療法との同時併用はできません。免疫療法は、すべての例に効果があるとは言えません。効果については1クール12回目の検査結果により判断いたします。活性化自己リンパ球療法は健康保険の適応はありませんので、治療費用は全額自己負担となります。昨今「免疫療法(免疫細胞療法)」という言葉をよく耳にしますが、この免疫療法(免疫細胞療法)とはどういった癌治療法をいうのでしょうか?今までの癌治療法は「外科療法(手術)」、「化学療法(抗ガン剤)」、「放射線療法」のいわゆる三大療法が主流でした。もちろん、これらはいずれも一定の効果が期待されますが、副作用によるご闘病者への肉体的・精神的負担が大きく、ご闘病者だけでなく、ご家族・ご友人の方々にも辛い療法でした。免疫療法(免疫細胞療法)は外的な力を利用して癌(がん)を治療するのではなく、自己の免疫力を用いる為、辛い副作用の悩みはありません。また、免疫療法(免疫細胞療法)は三大療法との組み合わせにより、相乗効果と三大療法の副作用の軽減が期待できます。免疫療法(免疫細胞療法)は理想的な癌治療法として注目を集める「最先端の癌治療法」なのです実は健康な人の体内でも日々癌細胞は作り出されていますが、健康な体の場合は体内の免疫が癌細胞(異常細胞)の動きを監視し、癌細胞の発生・成長を防いでいます。つまり、免疫というのは体の防御システムで、そのシステムが正常に働く限り癌は進行しません。しかし、何らかのきっかけで免疫のバランスが崩れ、防御システムの能力が低下してしまうと、癌細胞たちが増殖し「癌(がん)」という病気は進行してしまいます。一度そうなると従来の防御システムでは癌細胞に確実な攻撃をすることが出来なくなってしまいます。そこで重要なのが免疫療法(免疫細胞療法)によって「免疫力を強化する」ことです。免疫細胞を増やし、体内の免疫力を強化することにより、癌細胞に確実な攻撃を仕掛けてバランスを取り戻す「癌に勝つ」療法。これが免疫療法(免疫細胞療法)なのです。一言で免疫療法(免疫細胞療法)といっても内容は千差万別です。NK細胞を分離、培養して戻す方法、T細胞を分離、培養して戻す方法、樹状細胞を分離、培養して戻す方法などがあります。もちろん、方法が異なれば作用等も変わってきます。T細胞を用いる免疫療法(免疫細胞療法)には、T-LAK療法(CD3-LAK療法)やCTL療法などがあります。これらの療法は、「私は癌細胞です」という目印(=抗原)をもった癌細胞のみを標的にして攻撃をしかけていくT細胞を培養する免疫療法(免疫細胞療法)です。T細胞は抗原抗体反応(過去に異常細胞と認識したものにしか攻撃を仕掛けないこと)により、効率的に癌細胞を攻撃できる一方で、目印を失くしたり、隠してしまった癌には攻撃をしかけることが出来ないという弱点を持った免疫療法(免疫細胞療法)なのです。また、抗原の情報をT細胞に
認識させる方法もありますが、抗原の抽出に成功した場合に限られるなど、全ての患者様に適用できるわけではありません。樹状細胞を用いる免疫療法(免疫細胞療法)には、樹状細胞ワクチン療法やDCI療法などがあります。これらの療法は、細胞樹状(T細胞に癌細胞の目印を教える、いわばT細胞の道しるべのような細胞)を活性化し体内に戻すことで、患者様のT細胞により効率的に癌細胞へ攻撃させようという狙いがありますが、結局、T細胞には抗原抗体反応という欠点があるため、攻撃の即効性と柔軟性に欠ける免疫療法(免疫細胞療法)と言えます。T細胞や細胞樹状を用いる免疫療法(免疫細胞療法)は、いずれもT細
胞の抗原抗体反応という欠点があります。この欠点がない免疫療法(免疫細胞療法)が、NK細胞を分離、培養して患者様のお体に戻す癌治療法、活性化NK細胞療法であります。細胞はリンパ球に含まれる免疫細胞の一つで、生まれつき(ナチュラル)外敵を殺傷する(キラー)能力を備えているため「ナチュラルキラー(NK)細胞」と呼ばれています。 NK細胞は自らの体内を幅広く行動し、癌(がん)細胞やウイルス感染細胞などの異常細胞を発見すると、真っ先に、単独で攻撃を仕掛けます。T細胞、B細胞といった他の免疫細胞も癌(がん)などの異常細胞に対して攻撃を仕掛けるのですが、抗原抗体反応(過去に異常細胞と認識した
ものにしか攻撃を仕掛けないこと)により動きが制限されてしまいます。それに対してNK細胞は、抗
るあらゆるX線、γ線、電子線が利用できる装置を備えている他、国立がんセンター東病院では1998年終わりから陽子線治療を開始し、頭頸部腫瘍、肺がん、肝がん、前立腺がんなどに適用されています2.放射線ががんを死滅させることができる理由放射線は、細胞のDNAに直接作用して細胞が分裂して数を増加させる能力をなくしたり、細胞が自ら死んでいく過程であるアポトーシスという現象を増強したりして細胞を死に至らしめます。放射線はがん細胞だけでなく正常細胞にも同じ作用
をしますが、正常細胞はがん細胞よりは障害の程度が軽く、放射線照射前の状態に回復することがほとんどです。3.放射線治療が果たしている役割以前は、我が国では放射線治療の対象は手術ができないほど進行した症例がほとんどであったことから、一般の人には「どうしようもなくなってから気休めにやる治療」とか「一時しのぎの治療」という認識のされ方をしています。実際には、放射線は以下にあげるように治すことを目的としての治療から、症状を和らげるための治療まで幅広い役割を担うことができる治療です。1)治癒させることが目的の治療(根治治療)(1)放射
線治療単独、場合によっては抗がん剤と併用して行う治療臓器の形態や機能を温存することが可能な治療です。頭頸部がん、網膜芽細胞腫、悪性リンパ腫、子宮頸部がん、肺がん、食道がん、前立腺がん、皮膚がんなどで行われています。(2)手術の前、または後の治療(術前、術後治療)手術中に散らばるおそれのあるがん細胞をできるだけ殺しておくためや、がんをできるだけ小さくして手術をしやすくしたりするために手術前に放射線の治療をすることがあります。手術後には手術で切除しきれずに残ったがん細胞を殺してしまい、再発の可能性を下げるために治療をすることが
あります。乳がん(温存療法、乳房切除術後)、頭頸部がん、骨軟部腫瘍、食道がん、肺がんなどで行われています。(3)手術後の再発に対する治療手術をした部位から再発した食道がん、肺がん、頭頸部がん、乳がんなどでは、遠隔転移がなければ放射線治療で治癒する可能性があります。抗がん剤と併用して治療することもあります。再発したがんによる症状を緩和する目的でも放射線治療が行われます。(4)全身照射骨髄移植を施行する直前に、免疫力を落として移植される骨髄がうまく生着するためや、白血病などの再発を減らすために行います。1日で終了することもあります
が、多くは数日にわたって行われます。最近は朝と夕方の2回治療を行い、3日くらいで終了する方法が多くなっています。(5)術中照射手術中にがん組織に放射線照射をする方法です。直接確認して確実にがん組織に照射することができ、がん組織周囲の腸管などの放射線に弱い組織を避けて治療ができます。膵がん、直腸がんなどで行われています。1回だけで終了します。通常の外部照射を追加することもあります。 2)がんによっておこっている症状を和らげるための治療(緩和治療)骨転移による痛み、脳転移による神経症状、がん組織による気管、血管、神経などの圧迫に
よる症状を和らげます。生存期間を延ばすことにはあまり寄与しないかもしれませんが、一日一日をできるだけ苦しまずに安楽に暮らしていけるようにすることが可能な治療です。4.放射線治療の方法放射線治療の方法には身体の外から放射線を照射する外部照射法と、放射線源を直接身体の組織や、食道、子宮といった腔に挿入して治療する密封小線源治療があります。どちらかひとつの放射線治療をすることもあれば、外部照射法と密封小線源治療を組み合しまう力もあります。放射線が照射された部位からがんができる確率は、照射していない場合に比べて高いとされていますが、非常に小さな確率です。がんはひとりにひとつだけでなく複数おこることがありますので、放射線で治療した部位に新たながんができたとしても、それが放射線が原因でつくられたがんと決めつけるわけにはいきません。放射線でがんを治す力は、二次がんをおこす危険をはるかに上回っています。9.放射線治療が終わった後にも診察が必要治療が終わった後は治療効果をみるためや、後から出てくるかもしれない副作用に上手に対応するために定期的に診察します。10.放射線治療を安全で正確に行う体制計画したとおりに実際に治療が行われているのかをチェックすることは、放射線治療が安全で正確に行われるために非常に大事なことです。治療部位がきちんと治療されているかは、治療開始前に治療機器で写真を撮影して計画と同じかどうかを確認します。指示どおりの放射線量が照射されているのかは、定期的に治療機器を点検して確認しています。安全で正確に治療ができる体制がきちんとできていますので、安心して放射線治療を受けることができます。 粒子線(荷電重粒子線(かでんじゅうりゅうしせん))治療とは、陽子や重粒子(重イオン)等の粒子放射線のビームを病巣に照射することによって、主にがんを治す放射線治療法の総称です。利用する粒子の種類によって、陽子線治療、重粒子(重イオン)線治療、パイ中間子治療等に分けられ、世界の各地で臨床応用や研究が行われています。例えば陽子線治療では、水素原子の原子核であり、正の電荷を持つ陽子を加速して高速にしたものを体内に照射します。これらはX線やγ線(ガンマ線)を用いた外照射放射線治療の臨床経験を基礎として開発されているものですが、がんの治療に適した特徴を持つ治療法として期待されています。2.粒子線治療の歴史   X線やγ線(これらは光子線とも呼びます)による外照射放射線治療は、コバルト照射装置やリニアック等の高エネルギー深部治療装置が普及した現在、がんの放射線治療法の主役を担っています。   一方、粒子線治療については、1946年にWilsonというアメ


胃がん分類

リカの物理
あることもありますがこれらの症状はがんがかなり進行していることを意味しています。

胃がん分類

最近は検診の普及で、便潜血反応検査で陽性に出たことで発見される率が増加してきています。いわゆる、無症状検診発見例です。90年後半では
,半数近くが無症状で発見されています。   大腸癌(大腸ガン)の検査
胃がん分類


大腸がんは、早期に発見されればほぼ
100%近く完治しますが、一般的には自覚症状がないため、無症状の時期に発見することが重要となります。大腸がんの検診の代表的なものは、便潜血反応検査で、食事制限なく簡単に受けられる検査です。この検査だけでは大腸がんを確定することはできませんが、健康な集団の中から、大腸がんの精密検査が


胃がん分類

必要な人を拾いあげる最も有効な検査法です。
大腸がんの確定診断のためには、注腸X線と大腸内視鏡が必須です。どちらの検査も下剤で便を全部排出しないと精度の高い検査はできません。また、レントゲンや内視鏡ができる状態でない腸閉塞状態


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でも、CT検査で腫瘍の状態を把握することができます。
術前検査で大事なことは、がんがある周囲のリンパがはれていないかを検査すること、また肝や肺に転移していないかを検査することです。これらはCT,MRI,超音波などを用いて検査します。

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便潜血反応検査
大腸がんでは、大腸粘膜にできたがんに便が接触し、出血するため、便に血液が混ざる特徴があります。便潜血(べんせんけつ)検査はこの出血を見つける検査です。

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直腸指診・肛門直腸鏡検査
排便時の出血や便潜血反応検査の結果により、大腸がんの疑いがあれば、直腸指診と肛門直腸鏡検査が行なわれます。直腸がんの約80%は直腸指診によって見つかるといわれています。直腸がんだけでな

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く、膀胱や子宮、卵巣、前立腺の異常も調べられます。肛門直腸鏡検査は長さ約
10センチの金属筒状の肛門鏡を挿入し、直腸内を直接観察するものです。  注腸X線検査

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さらにそこへ加わる日本で行われる攻撃的な癌治療とともに、病人を守るディフェンス的な治療を行うこと、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。  発見が難しく、診断されにくい癌(即ち誤診の多い癌) 膵臓癌の発見には、「黄疸」によるもの「腰痛・腹痛」によるものに大別されます。「腰痛・腹痛」の場合、胃腸科や整形外科により診察を受け、他の病気と間違えられ、その方面での検査・治療にあたることにより発見が更に遅れることが多い癌です。発見されても9割近くが手術の出来ない癌膵臓癌は上記しましたように非常に見つけ難い癌で、発見された時には、多臓器への転移・浸潤があり9割近くが手術することができない癌です。発見時に余命を宣告される癌膵臓癌は「がんの王様」と呼ばれています。膵臓癌と診断を受けた時、多くの場合余命も宣告されています。一般的に1年以内、転移があれば6ヶ月程度と言われます。  治療法 放射線治療が難しい癌現状の西洋医学の治療方法は、(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。前記したように手術は多くの方に行うことが出来ません。残る2つの内、放射線は、膵臓が胃・肝臓等の臓器に隠れた臓器であるために照射が邪魔され、なかなかと効果が上がりません。ただ、手術時に開腹をし、照射を行う直接照射は効果が見られます。抗癌剤の効果が表れにくい癌手術・放射線が難しいとなれば、残る治療は抗癌剤治療になります。使用される抗癌剤は、ジェムザール、TS-1の単剤や併用で使われます。ただ、ジェムザール、TS-1にしても有効率は3割程度で、目的も癌の完治と言うよりは、延命を図るためと言えます。 3割程度の有効率に対して6割程度の方に副作用が見られます。副作用が強ければ、先にあげた延命効果も損なわれてしまいます。言い換えれば、癌の進行を抑える抗癌剤治療ではイコール延命にはならないのです。  病 状 転移しやすく、再発率の高い癌 発見し難いばかりではなく、膵臓は膜が薄く他の臓器に転移・浸潤が多く見られる癌です。また、幸いに手術ができたとしても、再発率の高い癌です。その他の病状癌の進行の早さによる体重の減少・体力の低下、神経の転移による背中の痛み、腰痛・腹痛、胆管の狭窄による黄疸(膵頭部癌に限る)、腹膜播種による腹水などが見られます。胆嚢がんの発見50〜60代で近年増加している癌です。早期であれば内視鏡を使って切除できます。粘膜下組織に浸潤している場合は病変がある腸管を部分切除します。 さらに化学療法や放射線療法を組み合わせます。また、ホルモン量が一定のと三相性のとがあります。 あと21錠と28錠のタイプがあり、、ダミ-7錠あります。、1週間休薬します。 人により、どれにするか相談します。こっち。に生理が来てほしくない人はこれ。生理調整が楽なのは、これ。というように。 また、低容量ピルは生理の調節がとっても楽です。早くするのも、遅らせるもの。低容量ピルを何錠飲むかで決めれます。  低容量ピルの副作用 クラミジアや淋病の予防はできません。あたりまえですね。低容量ピルを飲むと、吐き気や嘔吐、乳房の痛みやむくみがでることがあります。このような症状は一時的なことが多く飲み続けるとしだいになくなってきます。また、食直後に飲む方が、吐き気は比較的おきません。血栓症が一番の問題です。心臓の血管につまれば、心筋梗塞ですし、頭では、脳梗塞です。しかし、その頻度は、あまり高くありません。また、肝臓で分解されるため、肝障害がありますが、低容量ピルでは、あまり起こりません。そして、低容量ピルで避妊ができるため、いろんな人と性交すれば、低容量ピルのためではなく、HPV(パピロ- ウイルス)の感染で子宮頸ガンが増えることがありますが、そんなことをしなければ、子宮頸ガンは増えません。     35才以上で、ヘビ-スモ--15本以上)の人は、血栓症の確率が、17倍ぐらい増えます。 低容量ピルの服用をやめれば、いつでも妊娠可能な状態にもどります。結構、魅力的な薬ですよね。           第二回 最近多いおりものが臭いやつ  細菌性膣症について   正常な膣内の環境は、膣にいるという細菌により、酸性の状態にし、他の細菌の侵入を防いでいます。何らかの原因でこれが破綻し、複数の細菌に置き換わった状態が細菌性膣症です。な生臭い悪臭があるおりものがある時もあります。しかし、さらっとした帯下のためには放置されています。なぜ膣炎でなく膣症かというと、膣の中は、真っ赤っかにもならず、はっきりとした炎症所見がないためです。  性交との関連は大きく、性交で膣内がアルカリ化が起こり、悪化します。精液が強アルカリのため、性交時は、骨盤内感染症や妊婦さんは、流早産の原因になります。 治療は、抗生剤の膣錠や抗菌剤の内服で治ります。           第一回 最近とても多い性行為感染症(性病)   トラコマチスは、約20年前のベトナム戦争ごろに流行し、日本に上陸した病原菌です。ベトナムなどのジャングルにすむ鳥の口中から発見されたとされています。クラミジアは、0.3ミクロン程度の大きさで、細菌とウイルスとの中間的な病原体(細菌の一種)です。クラミジアは現在3種類ありますが、性行為感染症の原因として問題になるのは、クラミジア・トラコマチスという種類です。    世界的に増加している性病、性行為感染症とも言います)で、世界中で今一番多い性病です。19歳以下の女性では、に感染があるというデータがあります。 ほぼ4人に1人ということです。あまり症状がでないため、どんどん広がっていきます。特に男性はあまり症状がでず、次から次の女の子に移します。女性も子宮の出口にいるときは、あまり症状がひどくなく、少しおりものが増えたぐらいのことが多いようです。それが、子宮頚管、子宮内腔、卵管を通って卵管炎や、  骨盤内の炎症を起こすとお腹が痛くなります。ひどくなれば、入院したり、手術になるこ  とがあります。もちろん不妊症の原因にもなります。この腹痛を虫垂炎と間違えて外科で  手術をしてしまった話は、時々あります。   特に最近増えている感染ルートは、風俗店で、口でするものがありますが、ここでもらうルートです(口でする場合は、)。忘年会の帰りなどに、気軽に行ってしまうケースがあるようです。クラミジア感染は、一度感染すると、ずっと骨盤内にとどまっています。 検査は、女性は、子宮頚管からクラミジアそのものをみる、抗原検査と血液でクラミジアの抗体を見つける検査を同時に行うのが一番いいのですが、保険では、同時に検査はできません。一方のみが保険適応です。そのため、抗原検査を始めに行うことが一般的です。ヒトパピロ-マウイルスは、子宮頚癌の原因ウイルスであり、ほぼ全ての子宮頚癌の組織か  ら検出されます。ヒトではこれまで100以上の型が報告されていますが、HPVは型により子宮頚癌に高率に検出される型(ハイリスク)から病因と関連性がないと報告されている型まで確認されています病 状腸が腫瘍で細くなってくると便そのものが細くなったり、便秘したりします。さらに体重減少、腹痛、腹部膨満、食欲不信、倦怠感がおこります。アドバイスQOLを考える!さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。肝臓がんの発見C型、B型肝炎肝硬変肝臓がん  んが最初に転移するリンパ節(「センチネル=見張りリンパ節」)と考えて、そのリンパ節に転移があるかを手術中に調べて転移があった時だけ郭清しよう、という試みも行われています。 乳房再建 乳房切除で失った乳房の形を手術で作ることも可能で、主に形成外科医が行います。お腹や背中の自分の筋肉を移植する方法と、方法があります。ご希望のある方は、遠慮せずに、まず主治医に相談してみましょう。 放射線療法 現在最も多く行われているのは、乳房温存療法での術後の乳房照射で、通常、週間かけて、グレイ程度をあてます。また、リンパ節の再発予防の照射や、胸やリンパ節、骨などの再発に照射することもあります。 薬物療法 術後に再発予防のために補助的に使う(術後補助療法)、転移のある乳がんや再発乳がんに対する治療として使う、術前に使ってから 毎月一回、検診日を決めて  乳がんは身体の表面に近い部分に発生するため自分でも見つけることが出来ます。整理が始まって1週間後、乳房のはりや痛みがなくなって柔らかい状態のときに自分でさわってチェックして見ましょう。閉経後の人は毎月一回自己検診日を決めておこないます。乳房の日ごろの書き留めておくと変化を知ることができます。 石鹸がついたてで触れると乳房の凹凸がよくわかります。左乳房を触れるときは右手で、右乳房は左手で。   4本の指をそろえて、指の腹と肋骨で乳房をはさむように触れます。をしこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。   乳房や乳首を絞るようにして乳首から分泌物が出ないかチェックしす。腕を高く上げて、ひきつれ、くぼみ、乳輪の変換がないか、乳頭のへこみ、湿疹がないか確認します。また、両腕を腰に当ててしこりやくぼみがないか観察します。  まず関心をもって! どんなにすばらしい診断法や治療法があっても、女性が自分の乳房に関心をもって検診や医療機関を受診しなければ、検査は始まりません。乳がんの啓蒙活動が盛んで、女性の多くが乳がんをごく身近なものと考えているアメリカでは、40歳以上の女性の6~7割以上が乳がん検診を受診し、乳がんによる死亡はすでに減少傾向に転じています。それに対して日本では、検診や自
己触診を実践している女性は、身近な人ががんになった、職場でたまたま検診があったなど、ごく限られた数にすぎず、検診の受診率も
10%台にすぎません。多くの人は、乳がんなんて全く人ごとと考えて、乳房の話題といえば、バス トアップの下着や芸能人の豊胸術、たまに有名人が乳がんになってもたまたま不運な人の闘病記として読むだけ。これでは、欧米から、乳がんになりやすい食生活やライフスタイルといういわばマイナス面ばかりを取り入れ、自分の健康に関心を持つという良い面は学んでいないことになります。「乳がんに関心をもつことが、自分の命ばかりでなく、大切な乳房を守ることにもつながる」ということを、日本女性の誰もが、ファッションやショッピングや旅行の話題と同じようにあたりまえに考え、話し合えるようになることを、心から願っています。日本では、乳がんが急激に増加しています。現在日本人の女性のがんの中で患者数が多いものは、胃、大腸についで乳がんは昨年が乳がんにかかったと推定されます。死亡数では、胃、大腸、肝臓、肺についで乳がんは5位ですが、1年間の死亡者数は1万人弱に及び、特に、30歳から65歳の壮年部位を医師が発見すると、組織の一部を一種のピンセットで採取する生検(biopsy)が実施される。生検標本は病理医に送られ、ホルマリンで固定後に染料にて染色され顕微鏡下にて癌細胞の存在の有無が確認される。場合によっては癌抗原による免疫染色が施される場合もある。生検とそれに続く病理検査が癌細胞の存在を確定する唯一の手段である。   上記の検査で胃癌であることが確定すると、医師は画像診断(内視鏡やX線検査)で胃癌が胃のどの範囲に広がるか、どの深さまで浸潤しているか、肝臓などの他の部位に転移していないかを調べる。胃癌は肝臓、膵臓など近傍臓器に浸潤・転移することがあり、胃の周辺リンパ節への転移は頻度が高いのでCTスキャンや腹部超音波診断でこれらの部位を検査する。肺にも転移するので、検査が必要である。これらを総合して病期(stage)の判定が行われる。これは治療方針決定に重要である。日本においては早期胃癌は大きさ、リンパ節転移に関係なく、深達度が粘膜内、粘膜下層にとどまるものと定義されている。[編集] 病期 胃癌の進行度は、T:原発腫瘍の拡がり、N:リンパ節転移の拡がり、M:他臓器への転移の有無 の3つの指標で評価される。それらの組み合わせを生存率がほぼ等しくなるようにグループ分けしたのが病期(Stage)であり、数字が大きくなるほど進行した癌であることを表す。国際的にはUICCInternational Union Against Cancer)のTNM分類が用いられるが、日本では胃癌取扱い規約による病期分類が広く使用されている。  たとえば胃癌取扱い規約(第13版)によると、胃の固有筋層まで浸潤する腫瘍で(T2)胃壁に接するリンパ節(1群)のみに転移があり(N1)他臓器への転移がない場合(M0)、StageIIとなる。ちなみに胃癌取扱い規約は日本胃癌学会から出版されており、書店で購入することができる。  最終的な病期診断(Final Stage)は手術後に確定する。外科医は主たる病変を切除するだけでなく、腹部の他の部位の組織サンプルや近傍リンパ節を郭清する。これらの全ての組織標本は病理医の癌細胞検査を受ける。最終的な診断はこの病理検査結果を根拠にして決定され、手術後の治療が必要かどうか判断される。  胃癌取り扱い規約によると肉眼的分類として  T1 癌の浸潤が粘膜(M)または粘膜下層(SM)にとどまるもの。リンパ節転移の有無を問わず、早期胃癌といわれることが多い。乳がんの場合、一般には痛みの症状は見られません。ただし、痛みがあるから乳がんではないという自己判断は禁物です。  乳がん しこり 乳がんが5mm1cmくらいの大きさになると、自分で触れて気が付くしこりになります。定期的な自己検診による早期発見に努めるようにします。乳房に、しこりがあるからといって、すべてが乳がんであるというわけではありません。  乳がん 再発 乳がんを手術した場所や、その近くだけに再発した場合には、その部分だけを手術で切除したり、放射線治療をする事もあります。遠隔転移や再発が認められた場合には、通常ホルモン療法や化学療法を行い、全身に散らばったがん細胞が増えるのを抑える必要があります。     乳がん 治療  乳がんはリンパ節の転移が早くからみられます。また、血行性なので、遠い臓器にまで転移しやすいという特徴があります。そして、転移がすすむほど      治療成績は悪くなります。乳がん全体の手術後の10年生存率は、6070%です。乳がんのもっとも確実な治療方法は手術になります。切除手術には、乳房をのこす乳房温存療法と、乳房切除術があります。現在、早期がんでは、乳房温存手術が約30%、もっとも多くおこなわれているのが、胸筋温存乳房切除術です。乳房切除と同時にの乳房再建術も多くおこなわれています。切     除術の前に、放射線療法や抗がん剤による化学療法を併用することもあります。放射線や抗がん剤でがんが小さくなれば、切除範囲を小さくすることができます。手術後には、がん細胞の増殖をおさえたり、目に見えない、がん細胞を死滅させるために、ホルモン療法や化学療法がおこなわれます。ホルモン療法は最低5年間は継続します。乳がん 早わかり(4)乳がん 生存率乳がんは術後5年以降に再発することもあり、術後10年を経過したところで、乳がんが治ったか否かの判定にしています。乳がんの診断に際しては、尿に悪性細胞が含まれているかどうかを見る細胞診、膀胱鏡検査、正検、膀胱・尿道造影検査、リンパ管造影検査などが行われています。 癌の性質や病状によっても治療法は異なります手術に関しても膀胱を残せるかどうかで内容が異なってきます。

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膀胱を摘出すると尿をためておく袋が無くなるので尿路変更術が必要になってきます。
手術後の再発予防に抗がん剤の膀胱内注入療法も実施されます。また放射線療法を用いることもあります。

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初期では、膀胱刺激症状(痛みや頻尿)を伴わない血尿が現われます。約
75%に、目で見ても分かる肉眼的血尿がみられ、顕微鏡的血尿も含めると血尿は必ず起こる症状です。進行すると排尿障害、排尿痛、膀胱部の痛み、頻尿などが見られ、さらに進行すると貧血や全身衰弱などが出てきます。
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QOL
を考える!さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
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攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があっても
QOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。早期は症状がありません

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早期では無症状ですが、進行すると前立腺肥大症と同じで、夜中に何度も排尿したり、排尿の勢いが弱くなったり、排尿そのものに時間がかかるようになります。
 手術とホルモン療法

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前立腺ガンは男性ホルモンが症状を悪化させ女性ホルモンが症状を改善します。
そのため薬や手術で男性ホルモンの分泌を抑えたり、女性ホルモンの投与を長期間行います。

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早期なら前立腺を摘出する手術によって完治も可能です。
 病状が進行すると、昼間で10回以上、夜間で3回以上の頻尿、残尿感が見られることがあります。
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血尿と腰痛が見られることもあり、前立腺肥大症とほぼ同じ症状が出ます。また精液に血が混じることもあります。
QOLを考える!

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原因は何か     乳がんの原因は単一ではありません。乳がんを発症する危険因子(リスク)としては、近親者に乳がんにかかった人がいること、過去に乳頭腫(にゅうとうしゅ)や線維腺腫(せんいせんしゅ)などのリスク病変にかかったこと、片側の乳がんにかかったことなどが最も重要視されます。これらは遺伝的要因によるものです。そのほかにも出産を経験していないこと、授乳をあまりしていないことなどもリスクになります。 これらは乳がんの発生の母地となる乳腺が、萎縮せずに長期間存在することを意味します。また卵胞ホルモンであるエストロゲンの関与が発がんや増殖、転移に関係していることも知られており、経口のホルモン薬も長期にわたって服用すると発がんのリスクを上げるといわれています。しかし、近年の日本における乳がんの急増は、これだけでは説明しきれません。未知の要因が多く関係しているものと思われます。   症状の現れ方    乳がんの症状は、90%以上は痛みを伴わない乳房腫瘤(にゅうぼうしゅりゅう)です。患者さんは自分で腫瘤を触れることができません。    乳房温存手術乳房の一部とリンパ節をとり、乳房のふくらみや乳首を残す方法で扇状部分切除術と円状部分切除術とがあります。術後、残った乳房に顕微鏡レベルのがんが残る可能性があるので放射線をあてるのが一般的です。(ただし、癌研を始めとして一部の施設では、病理(顕微鏡)の検査を細かく慎重に行って乳房にがんが残っていないと判断した時に限り、放射線をあてない場合もあります。)乳房温存ができる条件は、通常、しこりが1個だけで3cm以下、検査でがんが乳管の中を広がっていない、放射線があてられる、患者さん自身が温存を希望する、などです。早期のがんでも乳管の中のがんの広がりが広ければ、温存できない場合もあります。  術式の変還乳がんの手術法の変遷をみてみましょう。表7に日本全体での、表8に癌研乳腺外科でのグラフを示します。日本では、ハルステッド手術から胸筋温存術に切り替わったのは1986年から1987年にかけて、癌研では10年早く変化させました。乳房温存手術の開始は欧米に遅れて、日本では1986年ころからで、癌研でも1986年から開始しています。現在日本全体では癌研では46.3%です。    リンパ節郭清の縮小化リンパ節転移の有無は術前検査では正確に分からないため、乳がんの手術ではリンパ節を一塊に採る(郭清する)ことが標準的ですが、郭清するリンパ節の範囲は以前より少なくなってきています。また最近は、センチネルリンパ節生検といって、がんのまわりに色素や放射性物質を注射して、それがながれついたリンパ節を、がんが最初に転移するリンパ節(「センチネル=見張りリンパ節」)と考えて、そのリンパ節に転移があるかを手術中に調べて転移があった時だけ郭清しよう、という試みも行われています。 乳房再建 乳房切除で失った乳房の形を手術で作ることも可能で、主に形成外科医が行います。お腹や背中の自分の筋肉を移植する方法と、方法があります。ご希望のある方は、遠慮せずに、まず主治医に相談してみましょう。 放射線療法 現在最も多く行われているのは、乳房温存療法での術後の乳房照射で、通常、週間かけて、グレイ程度をあてます。また、リンパ節の再発予防の照射や、胸やリンパ節、骨などの再発に照射することもあります。 薬物療法 術後に再発予防のために補助的に使う(術後補助療法)、転移のある乳がんや再発乳がんに対する治療として使う、術前に使ってから手術する、などの使い方があります。 ホルモン療法:乳がん、前立腺がんなどに特徴的な治療法で、女性ホルモン(エストロゲン)が乳がんを増殖させる機構を、何らかの形でブロックします。副作用が比較的少なく、長期間使えるのが特徴です。切除したがんを調べて、ホルモン受容体をもつがん(女性ホルモンの影響を受けやすいがん)かどうかをしらべて、受容体()の場合により効果的です。抗エストロゲン剤(エストロゲンががんに働くのをブロックする=タモキシフェン、トレミフェンなど)、アゴニスト(閉経前、卵巣からの女性ホルモンをストップさせて一時的に閉経後の状態にする=ゾラデックス、リュープリン(R)など)、アロマターゼ阻害剤(閉経後、脂肪でエストロゲンをつくる酵素をブロックする=アフェマ(R)、アリミデックス(R)など)、合成プロゲステロン製剤(ヒスロン(R))などの種類があり、年々新しい薬が開発されています。   化学療法:いくつかの薬を組み合わせて、ある程度決まった投与量や間隔で使うことが多い。ほとんどが点滴で投与されます。 [主な薬剤] 療法…C(シクロフォスファミド)M(メソトレキセート)F(フルオロウラシル)3剤を組み合わせる方法で、以前から行われていた術後の補助療法です。現在は主に、リンパ節転移のない場合に選択されます。  F療法…C(同上)A(アドリアマイシン)またはE(エピルビシン)F(同上)の組み合わせで、Fを抜かした2剤が用いられることもあります。リンパ節転移のある場合の術後補助療法や、再発の治療として最も標準的な治療法です。 タキサン系の薬剤…比較的新しい薬で、ドセタキセル(タキソテール、パクリタキセル(タキソール(R))があります。アドリアマイシン(R)など他の薬と組み合わせて使われることも。 抗体療法特定の遺伝子が異常に働いている乳がんに対して、その遺伝子の抗体を薬として点滴で投与する治療で、ハーセプチン(R)という薬が、日本でも2001年から使えるようになりました。切除したがんを検査することで、効果が期待できるがんとそうでないがんがわかるのが特徴で、「がんの個性に応じて、効果が期待できる薬を選んで使う」という、いわばオーダーメイドの治療として注目されています。    乳がん検診 日本では、1987年に乳がん検診が開始されましたが、ずっと視触診のみの時代が続いていました。一方、欧米では早くからマンモグラフィを併用した検診が一般的でした。これは、視触診のみの検診では、検診をうけた人と普通に甲状腺がん手術の合併症   甲状腺の手術に特徴的な合併症としては、反回神経麻痺、副甲状腺機能低下などがありえます。反回神経麻痺(片方)では声が嗄れる、水分を飲むとむせる、などの症状がでます。したがって、この神経ががんに巻き込まれているとかよほど特殊な状況にないかぎり反回神経は残します。また、副甲状腺4個のうちいくつかは切除されることが多いの
ですが、3個以上の摘出では血液中のカルシウムが低下し、指先や口の周囲のしびれ(テタニーと呼びます)がおこることがあります。テタニーがおこればカルシウム剤の補充を行います。
  甲状腺がん術後の投薬  甲状腺全摘術や大部分を切除した場合には、残った甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを作れないので、チラージンSという甲状腺ホルモン剤を服用する必要があります。ただ、ホルモン剤といっても本来身体に不足している分を補うだけ
のことですので、副作用の心配はまったくいりません。また、甲状腺全摘術などで副甲状腺の機能低下がおこり血清のカルシウム値が低下している場合にはカルシウム製剤や活性化ビタミン
D3を服用する必要があります。 1.甲状腺がんの治療成績     未分化がんを除き甲状腺がんの予後は良好です。特に、大部分をしめる乳頭がんでは術後10年生存率が90%を越えますのでがんのうちでも最も治りやすい部類に属します。濾胞がんもこれに準ずる高い治療成績が得られます。髄様
がんは分化がんに比べるとやや不良ですが、それでも一般のがんにくらべると予後は良好です。ただ、未分化がんの治療成績はきわめて悪く今後の研究課題です。
  甲状腺の場所と働き  甲状腺は首の気管前面にくっついた形で存在し、いわゆる「のど仏」の下方にある臓器で重さは約15gです。男性では女性に比べてやや低い位置にあります。甲状腺の後両側には反回神経という声を出すのに必要な神経が走っており、気管後面には食道が、またすぐ近くに頚動脈、頚静脈などがあります手術できる割合が低い癌肺がんは、診断されたときに小さな腫瘍でも、進行癌が多いので、手術ができるのは10-15%と少ない癌です。早期発見の難しい癌肺がんは早期発見すれば高い確率で治るがんであるにもかかわらず、治りにくいがんの代表のようにいわれています。それは、肺がんのなかでも約半分を占める腺がんには、ほとんど自覚症状がないため、  非小細胞がん・抗がんの効き難い癌 非小細胞がんでは小細胞がんに比べ抗がん剤の効果が低く、抗がん剤のみでがんが治癒することは稀です。非小細胞癌34期では放射線療法は難しい胸水があったり、半分以上癌が広がっている場合、放射線治療を行うことが難しくなります。それは、間質性肺炎を起こす危険が高いからです。また、肺がんの中で一番多くを占めている腺がんは、放射線の感受性が悪く、大きな効果は期待できません。非小細胞癌の6-7割は手術不能す。また一部の乳がんでは乳頭からの分泌物を症状とすることがあります。乳がんによる乳頭分泌物は血液が混じったものが多い傾向にあります。その他、乳頭や乳輪の湿疹様のただれを症状とするものもあります。 骨や肺に転移して手術不能の状態になって初めて病院を受診する例もあります。症状があった場合に、専門医の診察を受けるか  乳がん 検診 乳がんの検診は、自己検診だけではなく、定期的に医師による検診を受けておくことも大切です。医師による視触診のほか、乳房のエックス線撮影であるマンモグラフィーや、超音波を当てて、乳房内の様子を調べる超音波検査などの画像検査があります。画像検査では視触診でわからない小さながんも見つけることができます。  乳がん 症状 しこり 乳がんの症状のひとつに、乳房のしこりがあります。乳がんは、5mmぐらいから1cmぐらいの大きさになると、自分で注意深くさわるとわかるしこりになります。しかし、しこりがあるからといってすべてが乳がんであるというわけではありません。  乳がん 症状 写真 乳がんの症状の写真を閲覧するには、yahoo!の画像検索やgoogleのイメージ検索を利用すると便利です。検索窓に「乳がん 症状」などキーワードを入力し、画像、または、イメージというところをクリックすれば、でてきます。 乳がん 症状   乳がんの症状には、次のような特徴的な症状があります。いずれも、自分でわかるものですので、乳がんの早期発見に努めてください。乳房のしこり 乳房内にしこりをさわれます。乳房の大きさにもより、直径1cm以下では発見されることは、ほとんどないでしょう。しこりといっても、良性のものもあります。しこりの性状だけでがんと判断することはできません。しこりがあったら、しかるべき医療機関で精密検査をうける必要があります。  皮膚のひきつれ 鏡でみて、ひきつれや、反対側の乳房と違う変形があったときも、乳がんの可能性があります。多くの場合ひきつれの下にしこりがあります。なかには、しこりは小さくてさわれず、ひきつれだけで発見されることもあります。外来を受診して乳がんをみつけた人とで、死亡率が変わらないという結果が出たからです。検診の触診は、必ずしも乳がんの触診に慣れてはいない医師が、千差万別の多数の女性の乳房を短時間に診るため、微妙な病変や小さなしこりを漏れなく見つけるには十分な精度とはいえませんし、しこりとして触れない0期の乳がんを見つけることはできません。これらを補うのがマンモグラフィで、特に石灰化でみつかる非浸潤がんの発見は、100%の治癒につながります。そこで日本でも、2000年から、「50歳以上の女性に対し、2年に1回のマンモグラフィと視触診による検診を行う」というガイドラインが出され、ようやくマンモグラフィ併用検診がはじまりました。40~49歳については、今のところ「年1回の視触診による検診のみ」となっていますが、この年代にたいしても画像診断の併用が現在検討されており、いずれマンモグラフィが導入されると思われます。 自己触診    乳がん検診が推進されてはいるものの、現在のわが国の乳がんの初発症状の約8割は患者さんが気づいたしこりです。 一方、1期つまり2cm以下でみつかれば9割が助かるのですから、乳がんの早期発見と生存率向上に一番の近道は「2cm以下のしこりを自分でみつけること」といえましょう。2cmというのはちょうど1円玉の大きさで、日本人の乳房なら、きちんと触っていればまずわかるサイズです。しかし、1円玉というのはそれほど大きいものではないので、「たまたま何かの拍子に手が触れて気づく」というわけには行きません。 つまり、「自己触診さえしていればみつかるけれど、していなければ見落としてしまう」のが2cmという大きさで、そこに自己触診の重要性があります。具体的な自己検診法を、下記に示しますので、早速やってみて下さい。  大切なことは、定期的に自分の乳房を触って自分自身の正常な乳房を把握しておくことと、異常に気づいたら、自分でがんか否かを判断するのではなく、必ず検査を受けに行くことです。     自己触診ってどうやってやるの? 毎月一回、検診日を決めて乳がんは身体の表面に近い部分に発生するため自分でも見つけることが出来ます。整理が始まって1週間後、乳房のはりや痛みがなくなって柔らかい状態のときに自分でさわってチェックして見ましょう。閉経後の人は毎月一回自己検診日を決めておこないます。乳房の日ごろの書き留めておくと変化を知ることができます。 石鹸がついたてで触れると乳房の凹凸がよくわかります。左乳房を触れるときは右手で、右乳房は左手で。   4本の指をそろえて、指の腹と肋骨で乳房をはさむように触れます。をしこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。  乳房や乳首を絞るようにして乳首から分泌物が出ないかチェックしす。  腕を高く上げて、ひきつれ、くぼみ、乳輪の変換がないか、乳頭のへこみ、湿疹がないか確認します。また、両腕を腰に当ててしこがないような特殊な場合を除いては、必ず手術は必要です。ただし、進行度によっては、先に薬物療法等でがんを小さくしてから手術する場合もあります。 手術 主な術式 胸筋合併乳房切除術(ハルステッド法)乳房、リンパ節、胸筋を一塊に切除する方法で、から行われた乳がん手術の基本ですが、今はほとんど行われなくなりました。   胸筋温存乳房切除術(ペイティ法、オーチンクロス法、児玉法など)乳房とリンパ節を切除して胸筋を残します。現在の日本の乳がん手術の半分強を占め、通常「乳房切除」という時にはこの術式をさすのが普通です。乳首のない平らな胸となりますが筋肉が残るので胸が大きくえぐれることはなく、下着で補正して服を着れば外からは全くわかりま非小細胞癌の6-7割は、すでに手術不能の段階で発見されます。手術適応になる人は、そう多くはありません。また、術後の5年生存率は、術後病期で見て1:80%2:60%3:40%4:10%未満です。転移しやすく、再発率の高い癌早期の発見し難いばかりではなく、他の臓器や骨に転移が多く見られる癌です。また、幸いに手術ができたとしても、再発率の高い癌です。手術後で約2割に局所再発、56割に遠隔転移が見られるほどです。転移のルート肺がんの特色は、いろいろな臓器に遠隔転移(がん細胞が血液に入って流れて行き、離れた臓器に転移をつくること)をおこしやすいことです。肺がんが遠隔転移をおこしやすい臓器は肺、脳、骨、肝臓、副腎などが代表的です。腫瘍が小さいうちは症状がありません腫瘍がある程度大きくなると血尿やわき腹の疼痛などが出てきます。血尿は自然に止まることもよくありますが、血尿が止まっていても病状は進行するのが一般的です。 外科手術によって腎臓を摘出する方法が中心です腎臓は二つあり。片方を取り去っても残りが機能します。ただし残る腎臓に障害がある場合、病巣部とその周囲だけを部分的に取り去ることもあります。手術できない場合は動脈塞栓術を行います転移のある場合は外科療法に放射線療法や免疫療法を併用します。またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。 血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。腫瘍が小さいうちは症状がありません最初は自覚症状がほとんどなく、現われるのは血尿です。診断に際しては、尿に悪性細胞が含まれているかどうかを見る細胞診、膀胱鏡検査、正検、膀胱・尿道造影検査、リンパ管造影検査などが行われています。 子宮体がんの場合には、月経以外に出血(不正性器出血)がみられます。特に閉経後に不正性器出血をみたときは、すぐに検査を受けたほうがよいでしょう。 転移のルート がんが子宮体部にとどまっているのがI期、

胃がん分類

子宮頸部に浸潤しているのが
II期、子宮外に浸潤しているのがIII期で、

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IV
期は膀胱・直腸に浸潤しているか、肺・肝臓・骨などに遠隔転移がみられる段階です。がんの進行にともなう症状

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がんの進行にともなって不正性器出血や、帯下の増加をみるようになります。また、がん組織の壊死と腐敗菌の感染のための水様性・血性・膿性の帯下が増え、悪臭を発するようになります。がんが膀胱粘膜に浸潤すると頻尿、血尿や下

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腹部痛がみられ、尿管(腎臓と膀胱を結ぶ管)が腫瘍で圧迫されると、腎臓からの尿の流出が困難になり末期には尿毒症を併発します。
白血球の中のリンパ球の癌

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悪性リンパ腫は白血病と同じ全身の癌で、全身のリンパ節や皮膚、目、内臓にも腫瘤を作ります。
血液検査と生検でわかる癌

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首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れている場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。
早期発見が難しいからです。

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肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真・
CTで異常影が認められ、
疑われることが多く、早期の段階での発見が難しいと言われています。また、かぜと症状が似ているために、本人自身が放置してしまう場合がみられます。

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特殊な乳がんとして乳頭や乳輪の湿疹状のただれを症状とするページェット病がありますが、予後は非浸潤がんと同様に良好です。また乳房全体が炎症状に腫脹(はれる)し、すみやかに全身への転移を起こす炎症性乳がんという極めて予後不良のタイプもあります。

胃がん 分類

胃がん分類

が補充されていれば 発病自体を防ぎます<貧血の症状>     遺伝子の傷は、その突然変異によるものばかりであると思われてきました。しかし、遺伝子突然変異以外にも、細胞が分裂しても薄まることなく、新しくできた細胞に伝達される異常があることれらの薬物有害反応を何とか軽くしようという努力、あるいは一人一人の状態での薬物有害反応を予測し、軽く済ませるための努力が行われていますが、完全になくすことはまだできていません。 なぜ、普通に使われる薬と抗がん剤とではそんなに違うのでしょうか。薬は一般に、投与量を増やすと効果が出てきます。もっともっと投与量を増やすと、今度は薬物有害反応が出てきます。この、効果と薬物有害反応が出現する投与量の幅が非常に広いのが、一般の薬です。通常量の10倍くらい投与しても、それによって命を落とすことはありません。   これに対して抗がん剤は、効果を表す量と薬物有害反応を出す量がほぼ同じ、あるいは場合によっては、これが逆転している場合さえあります。   すなわち、投与量が少ないところですでに薬物有害反応が出て、さらに投与すればやっと効果が出るといったような場合です。したがって、抗がん剤で効果を得るためには、薬物有害反応を避けられないことが多いのです。   「この抗がん剤はよく効く」と書いてあれば、おそらく「これでがんが治る」と考えられるかもしれません。しかし多くの場合、そういうことはありません。   抗がん剤で治療して、画像診断ではがんが非常に小さくなり、よく効いたように感じたとしても、残念ながらまた大きくなってくることがあります。 それでも見た目には著明に効いたようにみえますので、「効いた」といわれるわけです。   例えば肺がんの効果判定では、CTなどによる画像上で、50%以上の縮小を「効いた」と判断します。 もちろん、抗がん剤でがんが完全に治るということもありますが、通常「抗がん剤が効く」という場合、「がんは治らないが寿命が延びる」、あるいは「寿命は延びないけれども、がんが小さくなって苦痛が軽減される」といった効果を表現しているのが現状です。  もちろんそれで満足しているわけではなく、がんが完全に治ることを目指しています。 しかし、難治性のがんの多くでは、効果よりも薬物有害反応の目立つことが少なくありません抗がん剤治療においては、体のことや薬の副作用を患者さん自身がよく知り、私たちと一緒に治療し、つらい副作用をする多くの多剤併用化学療法が行われます。現在、大腸がんには、抗がん剤がいくつか使用されています。ある程度進行したがんに対して、根治的な手術後、再発を少しでも防止するための補助的手段として使われることがあります。また、がんが切除されなかった場合や、手術後再発し、再手術では切除できないような病変に対しても、抗がん剤はしばしば使用されます。フルオロウラシルが有効で、近年、この抗がん剤の奏効率を高める治療の研究が進み、好成績が得られつつあります。最近、塩酸イリノテカンが有効であることも報告されています。重い全身合併症がなく、肝臓、腎臓、骨髄機能に高度な障害がない場合は、化学療法が行われます。使用される抗がん剤には、ゲムシタビン、フルオロウラシル等がありますが、単独では薬剤の効果が十分でないことが多く、効果を高めるためさまざまな努力がなされています。肺や骨、リンパ節など他の臓器への転移がある場合には、シスプラチンを中心とした抗がん剤を使用して、全身化学療法を行います。多種類の薬剤を併用して行いますが、薬物有害反応がかなり強くみられます。奏効率は、6070%といわれています。手術後は、抗がん剤のシスプラチンを主体とする多剤併用化学療法でがん細胞の完全消失が認められ、長期に生存している患者さんも増えています。手術が不可能な場合は、放射線療法やブレオマイシンなどの抗がん剤の投与が行われます。外科療法や放射線療法等を主体とした治療を行いますが、抗がん剤などによる化学療法を併用することがあります。ある程度進行していたら、化学療法を併用します。悪性度の高いがんに対しては、手術後に全身的化学療法を続けて行います。10.新薬の誕生までの道のり最初の抗がん剤の発見以来、約30年の間に100種以上の新薬が開発され、現在、治療に用いられています。抗がん剤は、植物の成分、細菌の培養液など多くの資源から探索されます。あるいは、人工的に合成する場合もあります。新しい抗がん剤の候補が発見されると、ヒトの培養がん細胞やヒトのがん細胞を植えつけた動物に対しての有効性が研究され、次にその薬物有害反応が研究されます。がんに対する効果と、ヒトが耐えられるかどうか、その薬物有害反応はどういう種類でどの程度か等が判断された後に、実際のがん治療における有効性を知るために、臨床の研究へとステップアップします。 ヒトでの臨床研究では、まず、薬物有害反応、血中濃度、有効性等の研究(第I相研究)が行われます。このときに安全な投与量が決定されます。次に、この安全な投与量を用いて、薬の有効性と有害事象が研究されます(第II相研究)。以上の結果から、市販する価値を認められた薬のみが、広く治療に用いられます。一般に、新薬の発見から市販までに10年以上かかるといわれるほど、長い慎重な研究を重ねて新しい抗がん剤が誕生します。しかし、それでは有効な抗がん剤の恩恵を受けられない方も多いので、よく効く抗がん剤はできるだけ早く使えるようにしようという努力がなされています。11.抗がん剤による薬物有害反応について抗がん剤には、がん細胞を死滅させるとともに、正常な細胞も傷害させてしまうという作用(薬物有害反応)があります。理想的な抗がん剤は、がん細胞だけに作用して正常な組織には作用しないという薬ですが、残念ながらそのような薬は現在のところ存在しません。もちろん、分子標的薬といったがんにのみ作用する抗がん剤の開発、あるいは投与の工夫により、なるべくがんへの選択性を高めるための研究が行われていますが、薬物有害反応をゼロにすることはできていません。抗がん剤とその主な薬物有害反応には、あげたようなものがあります。抗がん剤の薬物有害反応はさまざまですが、正しく使えば多くの場合は使用を中止すれば治ります(可逆性)ので、がんの治療は可能です。薬物有害反応を薬により軽減させることも、薬物療法の大きな役割です。治療を受ける方が薬物有害反応に十分耐えることができ、そして十分効果的にがん細胞を破壊できる抗がん剤が、実際の治療に使用されています。 近年では、薬物有害反応の異なる複数の抗が補助療法)も重要です。 急性骨髄性白血病やリンパ性白血病の中心的抗がん剤は、塩酸ダウノルビシン、塩酸イダルビシン、シタラビン等です。寛解導入療法では、一般にこれらの薬剤の中から2種類を併用します。地固め療法後、さらに白血病細胞を減少させるために1〜2ヵ月間隔で行われるのが、強化療法です。寛解導入療法、地固め療法と同等の強さの治療を行います。また、完全寛解後の最強の治療法として、骨髄移植や最近はミニ移植が行われています。従来の骨髄移植は、正常骨髄が回復できないくらい大量の薬剤投与と強力な放射線療法で、白血病細胞をほとんど消失させた後、白血球型(HLA型)の適合した骨髄提供者の末梢血幹細胞や骨髄液を点滴で移植する治療法です。ミニ移植では、移植幹細胞の生着を助けるため抗がん剤を用いますが、従来の骨髄移植ほど強力には抗がん剤を使用しません。移植細胞の免疫により、白血病細胞を攻撃し治療するのが目的です。急性白血病の治療の場合、出血および感染などの重い合併症を併発する危険が高いので、無菌室や無菌ベッドの使用が必要です。その中で、抗生物質や輸血等の支持療法が行われます。 急性白血病では、骨髄性でもリンパ性でも完全寛解率は70%以上です。現在、骨髄性の場合は、完全寛解した30%前後の方は5年以上再発せず治癒していると考えられていて、この成績は向上しています。   悪性リンパ腫は、分類されています。非ホジキンリンパ腫は、化学療法と放射線療法で治癒可能になりました。病理組織学的悪性度、病期(病気の進行度)、全身状態等によって治療法を選択します。多くの場合、抗がん剤の多剤併用化学療法を行います。抗がん剤は、塩酸ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プレドニゾロン(副腎皮質ホルモン剤)、CD20抗体(リツキシマブ)等を組み合わせて使用します。   強力な治療法ですが、専門病院での治療成績をみると、完全寛解率は5080%、5年生存率は4060%でかなりの患者さんが治癒する疾患といえます。 ホジキンリンパ腫のIII期では放射線療法単独、もしくは放射線療法と化学療法との併用が、IIIIV期では化学療法が選択されます。IIIIV期症例に対する化学療法による成績は、5年生存率で4080%と幅がみられますが、比較的多く治癒します。 成人のがんでは、化学療法が最高の治癒率を示すがんです。シスプラチンを中心とする多剤併用化学療法で、70%以上にがん細胞の完全な消失が認められ、治癒率も60%以上と小児急性リンパ性白血病に匹敵します。   シスプラチンを主体とする多剤併用化学療法が、よく用いられます。化学療法を行った後、2回目、3回目の手術が行われることもあります。40%以上にがん細胞の完全消失が認められます。 ほぼ100%の治癒率を示します。メトトレキサートやアクチノマイシンD等の抗がん剤を中心とした化学療法を行い、その後は必要に応じて外科療法を併用します。以前は子宮摘出が主体でしたが、現在は抗がん剤による化学療法が改善され、治癒率も高くなっています。   化学療法を行った場合の薬物有害反応としては、口内炎、脱毛、悪心(おしん:吐き気)、嘔吐(おうと)、白血球減少等がみられます。小細胞肺がんでは抗がん剤は有効で、多くの場合がん細胞は縮小し、消失することもあります。しかし再発する場合も多く、その場合の抗がん剤の投与については、まだ研究途中の段階です。エトポシド、シスプラチン、カルボプラチン、塩酸イリノテカン等の薬剤が主に使われています。現在、わが国で広く用いられている組み合わせは、以下のとおりです。 1.シスプラチンと塩酸イリノテカンの2剤併用 2.PE療法:シスプラチン、エトポシドの2剤併用 これらの併用療法を、3〜4週間隔で4〜6回繰り返し行うのが標準的です。また、多数の抗がん剤を毎週使用する方法が検討されていますフコイダン・沖縄生まれの「海の幸」 1「海の多糖体=フコイダン」の横顔ガン細胞はフコイダンに弱かった!日本人の平均寿命が世界一に向けて驀進し始めたころから、その喜びとは裏腹にガンの発生件数が増え、死亡者も増えてきました。1998年のガンによる死亡者数(厚生労働省人口動態統計発表)は、28万3921人で、第2位の心疾患の2倍に達しています。こうした中で新たな抗ガン剤も開発されてきましたが、副作用問題などを解決できずにきた過程で化学製剤ではない、薬用キノコや薬用植物などの有効成分が探索され、抗ガン活性を示すいくつかの成分が認められてきました。その一つがβ―グルカンのような多糖(食物繊維)です。菌類や植物の多糖に抗ガン活性があるように、海の藻類の多糖にもそれが認められるのではないか!その着想からモズク、ワカメ、コンブなどの多糖類である「フコイダン」が研究対象とされ、ガン細胞がフコイダンに弱いことが明らかにされたのです。 ガンとの闘いの新局面は「ガン細胞の自殺」フコイダンの抗腫瘍作用などが第55回日本癌学会という大きな舞台で研究発表されたのは、コンブを原料にしたフコイダンが最初です。海藻がガンに効く!海藻ということも意外でしたが、フコイダンの抗ガン作用は抗ガン剤などとは異なる作用機序(作用の仕方)をするらしいこと、すなわち、ガン細胞を「自己崩壊=自殺(アポトーシス)へ追い込む」という抗ガン作用である点も感心を呼びました。追いかけるように沖縄モズクから得られたフコイダンの抗ガン作用に関する研究発表も行われ、相前後して、沖縄モズクからは他に比して非常に純度の高いフコイダンが得られるということも明らかにされたのです。  2「沖縄モズク」にはフコイダンが豊富縄特産のモズクとフコイダンフコイダンの抗ガン作用や抗腫瘍作用、コレステロール低下作用などが順次立証されてくると、それではどんな海藻類からフコイダンを精製すべきか、機能性の優劣はどうかという問題が浮上しました。古くからの貴重な食材であるコンブは、年々需要が増える反面、収穫を増やすのは容易ではありません。そこで注目されたのが、沖縄で人口養殖に成功し、今や国内生産量の90%を占めるようになったモズクでした。全国で10数種あるモズクのうち、沖縄で養殖されているのは2種類です。@オキナワモズク(ナガマツモ科)褐藻類。西表島から奄美大島に至る海域の特産種。粘性に富み、太さ1.5〜3.5mm、長さ25〜30cm。海面に張った大きな養殖網に繁茂させます。Aモズク(モズク科。通称:いともずく。褐藻類。)このうち白羽の矢が立ったのが、琉球大学農学部生物資源科学科の分析でフコイダンの収量が3倍強も多いことがわかったオキナワモズクです。 キナワモズクは高純度のフコイダンが採れる同じく琉球大学の研究によって、オキナワモズクのフコイダンの化学組成は、全糖、ウロン酸、水分であること、またその構成糖の大部分は「L−フコース」で、フコイダンの 有効作用の主軸を形成していると推定されたのです。さらに重要な事実も分かりました。     例えばコンブなどからフコイダンを調整しようとすると、ヌルヌル成分であるアルギン酸などが混入して精製には相当の困難が伴うのですが、コンブに比して約5倍のフコイダン を含むオキナワモズクでは、その問題が容易に解決できることが分かったのです。こうして純粋なフコイダンを能率的に精製する道が開かれました。  3ここまできたガンとの闘いン正体が見えてはきた が・・・「早期発見、早期治療」はこれまで、ほかに決定打がないこともあって、ガン治療の切り札と考えられてきました。しかし今、このワンパターンの図式を考え直す時期にきて いるのです。「フコイダンでガンが消えた!」−ガンを恐れ、完全な治療に道が開かれることを願ってきた私たちの胸に、これほどグサリと突き刺さる言葉も他にありません。早期発 見や早期治療の限界とは、どういうことなのでしょうか。ガンは、細胞にある遺伝子の破損(異常)によって発生すること、また、遺伝子の破損は細胞分裂時の遺伝子のコピーミス、 発ガン物質や活性酸素、放射線などが原因となることが確実視されるようになりました。だとすれば、ガン細胞はすべての人の体内で常に発生しているということになります。 まだ超 られないガン治療の“その一線”ただ、多くの場合は体に備わった免疫作用でその初期のガン細胞は排除されてしまうのですが、排除に失敗して生き残ってしまうと細胞分裂を繰り返 し10年、20年の間に臨床的にわかる大きさに成長するのです。その段階になって見つかるのですから、ずいぶん遅い早期発見ですし、すぐに治療を始めたとしても、決して早期発 見ではありません。すでにあちこちへ転移していると考えるのが妥当であります。しかし、同じガンでも中には転移しないものがあることがわかってきました。病理診断でそれを判断するのは非常に困難なので一律に積極的治療法として「殺ガン」を目的に切除手術、抗ガン剤投与、放射線照射が引き起こす遺伝子の一つにリンパ球をつくるときに大切な働きをするイカロスという遺伝子も関係していることを見つけました。このリンパ腫の原因であるBCL6遺伝子が活性化していることはわかっていますが、その結果、なぜ、がんになるのかもまったくわかっていません。この理由をあきらかにするために、ヒトゲノム計画の成果の一つである新しい研究方法、cDNAマイクロアレイ法を用いた解析 をはじめています。BCL6遺伝子が活性化したときとそうでないときを比べて、どのような遺伝子が変化しているかをしらべ、がんの原因を探ろうとするものです。この2つの状態を比べて、変化する遺伝子を丁寧に調べていけばがんに関係する直接の原因遺伝子をあきらかにすることができるかも知れません。下の図4に見られるように、色の変化を比べることで変化した遺伝子がわかります。どのような遺伝子ががん化に関係するのか、悪性度に関係するのかなど、激しい勢いで進む科学の進歩をうまく取り入れながら成果をだして行きたいと努力を続けています。  型小児白血病の発症機構解析 小児のリンパ性白血病で最も多い遺伝子異常は、融合遺伝子です。この融合遺伝子は、12番染色体と21番染色体の間の相互転座により形成されます。私たちは、マウスの血液細胞にTEL-AML1融合遺伝子を導入することにより、が血液細胞にどのような異常をもたらすのか研究しています。さらに、TEL-以外にも遺伝子に異常がないか、アレイCGH法を用いて検索しています。このような研究を通して白血病のモデル動物を作成することで、白血病がどのようなメカニズムで発生するのかを知ることができ、治療法や予防法の開発にもつなげていくことができます。 2.染色体転座以外の遺伝子異常を調べる新たな検査法の研究 染色体転座は、悪性リンパ腫の診断にとって、とても大切な意味を持っていますが、悪性リンパ腫は染色体転座というひとつの遺伝子異常だけでは起こりません。染色体転座が詳しく研究されて明らかになったことは、染色体転座以外の遺伝子異常も重要な役割を果しているということです。これまでは、なかなか研究をすることが難しかったのですが、ヒトゲノム計画の完成により、がんのゲノム異常(遺伝子異常)を調べることができるようになりました。ヒトゲノム計画の情報を元に、私たちの研究室では、がんに存在する遺伝子異常を調べる方法として、(アレイCGH)法を確立しました(図7)。この方法はゲノム異常をより詳細に調べることができます。  図7.実際の 右上にの拡大図を示しています。a)はがん細胞由来のDNAを緑で標識しているので、各点が緑色に光って見えます。一方、b)は正常細胞由来のDNAを赤で標識しているので、各点が赤に光って見えます。これらは同じところに反応しているので、実際の反応は、両者がひとつに重ね合わせられた状態です(下図)。1つのスポット(丸い点)に着目すると、がん細胞由来のDNAは、点が緑に光っておらず、正常細胞由来のDNAでは赤く光っているスポットは、この2つを合成した下図では点は赤く光っていますので、これはがん細胞でDNAが欠失している(正常なDNAが失われている)ことを意味します。また、同じように下の合成図で緑が濃くなっているところは、がん細胞でDNAが増幅している(一部のDNAが異常に増えている)ことを意味します。 この研究は、がんの遺伝子異常を調べるという基礎的な研究だけにとどまらず、実際の診断や治療法の選択に重要な意味を持つことが、徐々に明らかになりつつあります。これらの遺伝子異常は、がんの治療のための標的としても大きな意味を持つことが予想されます。これからの5年以内には、さらにがんの遺伝子異常の解明が進み、臨床的な実用化を図ることを目標としています。やや不良ですが、それでも一般のがんにくらべると予後は良好です。ただ、未分化がんの治療あります。通常、私たちが薬として使っているものは、効果のほうがずっと強くて、薬物有害反応がほとんどないか、軽度です(例:風邪薬に対する胃もたれ)。しかし、「抗がん剤」と聞いてすぐ頭に浮かぶのは、「副作用ばかりが強くて全然効果がない」ということないが寿命が延びる」、あるいは「寿命は延びないけれども、がんが小さくなって苦痛が軽減される」といった効果を表現しているのが現状です。  もちろんそれで満足しているわけではなく、がんが完全に治ることを目指しています。   しかし、難治性のがんの多くでは、効果よりも薬物有害反応の目立つことが少なくありません。成績はきわめて悪く今後の研究課題です。遺伝子異常の診断、治療への応用 遺伝子の異常は、正常細胞をがん細胞へと変化させる大変都合の悪い現象ですが、別の見方をすれば、正常細胞とがん細胞を見分けるための決定的な証拠にもなります。したがって、遺伝子異常を応用して、がんの診断や治療ができないかという研究が進んでいます。 例えば大腸がんの早期発見のために、便中に存在する微量のがん細胞の異常DNAや、血中を流れている微量のがん細胞の異常DNAを検出する試みです。がん細胞である決定的証拠の遺伝子突然変異やエピジェネティックな変異を検出することで、がん細胞を見つけようとするものです。 また、がん細胞に生じた遺伝子異常によってでき上がる、異常蛋白質を標的とした治療法の開発も進んでいます。この異常蛋白質を、極めて特異的に認識したり抑制したりすることで、正常細胞に影響を及ぼさず、がん細胞だけを特異的に攻撃できる薬の開発が可能になると考えられています。事実、グリベックという白血病のんのあるところへ高エネルギーの放射線を照射したり、あるいは小さな放射線源をがんの近くの体内に埋め込んで、がんをなくす方法です。放射線療法も同様に、原発巣にとどまっているがんの場合には完全に治すことができる場合もあります。基本的に、外科療法も放射線療法も治療目的で行う場合は、がんが局所(原発巣)にとどまっている場合に適応となります。それ以外にも、症状緩和の目的で使われる場合もあります。例えば、骨転移などによって患者さんの疼痛(とうつう)が非常に強い場合には、その部分への放射線照射によって痛みを緩和することができます。 局所への効果をねらって行う薬物療法もあります。例えば、がんが必要とする栄養を送っている血管(栄養動脈)に、選択的に抗がん剤を注入する「動注療法」も局所療法に当たります。2)全身療法抗がん剤やホルモン剤等の薬剤を、静脈内注射や内服等の方法で投与する薬物療法が主体になります。がんには、抗がん剤によく反応するタイプのものと、そうでないものがあります。白血病、睾丸腫瘍等のがんに対しては、薬物療法によって完全に治すことが期待できます。完全に治すことができない場合でも、がんの大きさを小さくすることで、延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できます。しかし、薬物療法で使われる抗がん剤の多くは副作用を伴うことが多く、その使用には高度の専門知識が必要です。3.がんの化学療法とは化学療法とは、20世紀の初頭にドイツのエールリッヒ博士がはじめて使った言葉です。がんの化学療法は、化学物質(抗がん剤)を用いてがん細胞の分裂を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。抗がん剤は、投与後血液中に入り、全身をめぐって体内のがん細胞を攻撃し、破壊します。どこにがん細胞があってもそれを壊滅させる力を持っているので、全身的な効果があります。がんはその際には実際のガンより大きく、深く取り除くことが必要なので皮膚移植が行われることも少なくありません。またレーザー照射治療や、放射線療法、化学療法なども行われます。皮膚ガンは紫外線や放射線、外傷などによる誘発があるほか、傷、やけどの跡や色素性乾皮症から皮膚ガンを生じることもあります。西欧人は紫外線に弱いタイプの皮膚を持つために皮膚ガンになりやすい傾向があります。 QOLを考える!さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。皮膚は私たちの全身を温度や湿度の変化、紫外線、ほこりなど様々な外部の刺激から守っています。皮膚の構造は上から表皮、真皮、皮下組織の3層から成り立っています。大人の皮膚の総面積は約1.6平方mであり、厚さは表皮が約0.060.2mm、真皮を合わせると、0.41.4mmです。 日本では、年間1000人から1500人ほどの人が悪性黒色腫に罹っており、年々増加傾向にあります。  20歳代からやや多くなり、40歳代から急に増えてきます。60歳代がピークですが、最近は70歳代の方も多くなっています。  男女比では、女性の方が若干多くなっています。(1) 平滑筋肉腫平滑筋はいわゆる不随意筋に属するもので、消化管・子宮など臓器や血管に付随する筋肉です。従って全身いたるところに発生する可能性があります。中年以降に多く、小児ではまれに発生します。化学療法の効果が余り期待できないため、切除手術が中心となります。(2) 線維肉腫線維組織ががん化するもので、中高年に多く発症します。(3) 脂肪肉腫中年以後に多い肉腫です。脂肪腫に似た外観のものは悪性度が低く、転移・再発の危険性が余りありません。その他のものは、切除した後化学療法を行います。(4) 悪性線維性組織球種軟部肉腫の中ではもっとも多い肉腫です。中年以降に多く、高齢者の軟部肉腫の大部分を占めます。この中でも悪性度の高いものから低いものがあります。(5) 横紋筋肉腫小児に多く発生する腫瘍で、リンパ節転移や肺転移の頻度も高い腫瘍です。悪性度が高く、化学療法と切除手術を行います。特に小児では化学療法の効果が高いため、比較的長期にわたり化学療法を行ってから切除します。 (6) 悪性末梢神経鞘腫瘍 手術前より抗がん剤治療を行うのが標準的です。(7) 滑膜肉腫関節の近くに多く発生しますが、関節そのものには発生しません。悪性度は高く、早期治療が望ましいものです。(8) 血管肉腫・血管外皮腫血管から発生する腫瘍で、骨にも軟部組織にも発生します。悪性度が高く、化学療法は一般的にあまり効果がありませんが、放射線治療は有効な場合があります。手術は骨肉腫と同様です。どうすればがんを克服することができるのか?医療の進歩がうたわれている今日においてもこの難問への取り組みは、西洋医学、東洋医学を問わず、いまだに世界中で議論が続いています。現状では「がん」に対して100%効果がある特効薬はまだみつかっていません私たちはこれまで10年以上にわたり「東洋医学からのがんの治療法」を提唱し続けております。東洋医学のがんに対する治療法をひと言で言うとすれば、「病気ではなく病人に対する治療」ということになります。西洋医学による「がん治療」他にもガンの種類によって様々な「治療法」が有りますが、これらはどれもがん細胞を切除、消滅させることが、その目標ですですから、がんという病気に侵されていない部位については基本的に無関心です。その意味で「病気に対しての治療法」といえるで癌の広がりを確認するのに必要な手段です。進行期は、後の治療計画をたてるのに重要になります。   治療   卵巣癌の治療は個人個人の各因子によって左右され、進行期分類、年令、全身状態で決まります。卵巣癌の治療計画はその専門医にまかせるのが最良の方法です。  癌の患者さんはたいてい自分の今後のケアーを決定する上で自らも参加できるように自分の病気、治療の選択について何でも知りたくなります。その質問に答えられる最良の人が医師なのです。治療の選択のなかでは、研究段階の治療についても質問されることがあります。この様な研究は臨床治験と呼ばれ、癌治療を改善するべく計画がたてられています。この点については後に詳しく述べてあります。癌と診断されるとショックとストレスを受けるのは当然です。そのために医者に何を尋ねてよいかもわからなくなってしまいます。又、医者の話してくれたことを思い出すこともできなくなってしま います。しかし、一度に全部のことを聞かなくてもよいし、全てのことを思い出す必要もありません。次の機会に不明瞭な点をもっと詳しく説明してもらえばよいのです。質問内容をメモにとっておくことも役に立ちます。又、医者の話した内容を忘れないようにノートをとったり、使ってよいか尋ねるのもよいでしょう。家族や友人に同席してもらい、話し合いに参加、をとったり、ただ聞くだけでもよいのです。 次に治療をはじめる前によく尋ねられる質問を列記しました。   どれを推薦しますか? それは何故ですか?3.治験は自分の場合適切でしょうか?4.それぞれの治療法の利点は何でしょうか?5.それらの危険性と副作用は何ですか?     治療の決定は複雑です。診療計画については複数の医師のアドバイスを受けることも役立ちます。の助言を受ける医者を探すにも自分の主治医から婦人科腫瘍専門医を紹介してもらうなどいくつか方法があります。・治療方法  卵巣癌の治療方法には手術、化学療法、放射線療法があります。このうちの一法のみが用いられる場合と併用で治療がすすむ場合があります。 .化学療法は手術に続き補助療法として行なわれ、体内に残存する癌細胞を殺そうとするものです。これは後に再発徴候のあるときにも用います。  .放射線療法は頻度は少ないですが、術後骨盤内に癌細胞が残る場合に用いられることがあります。  手術療法では卵巣、子宮、卵管を摘出します。この方法は子宮摘出術、付属器摘出術といいます。(もし極めて初期癌で、発育が遅く、子供が後に生めるようにしておきたい場合、腫瘍のある卵巣のみを摘出します。) 癌が広がっている場合、可及的腫瘍切除術としてできる限りの癌腫を取り除くようにします。アの方法で腫瘍の量を減らし、化学療法や放射線療法 
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  を行ないます 化学療法では普通複数の薬剤を併用します。抗癌剤は静脈内注射か、経口投与で行なわれ  胃がん分類
 
 ます。いずれにしても化学療法は薬が血流にそって体内にゆきわたる全身療法になります。化学療法は周期的に行なうことが最も多く、治療期間、休薬期間を繰り返してゆきます。場   胃がん分類 合によっては通院で、又は自宅で治療を受けることもあります。主治医の選んだ薬、投与法、全身状態によっては、治療中数日の入院を必要とすることがあります。   胃がん分類  その他の投与法として腹腔内化学療法があります。これは薬をカテーテルを通じて直接お腹の中に投与するものです。この方法では薬は直接癌に到達します。治療は入院で行ないま   胃がん分類 す。がんセンター研究所研修生を経て研究員として腫瘍免疫学を6年間学んだ。がんの発症機構を明らかにしなければ、根本的な解決につながらないと考え、米国がん研究所客員研究員   胃がん分類 およびワシンントン大学ハワードヒューズ医学研究所研究員として3年間、血液のがんを対象として分子生物学的研究を行い、がんセンターに再就職。血液のがんは、研究成果が直接、   胃がん分類 診断治療につながっていくので、大切な研究領域であると確信している。(医学博士)   都築 忍:室長   胃がん分類  血液内科医として、第一赤十字病院、病院、付属病院に勤務した後、英国へ留学。2001年よりがんセンターに勤務。マウスモデルを

胃がん 分類

胃がん分類

子宮がんは胃がん、乳がんに次いで多いがんですが、死亡率は年々下がっています。子宮がんは早期の段階で発見されれば、ほとんどが治ります。子宮がんが徐々に増加してくる30歳を過ぎた頃からは、年に1回子宮がんの検査を受けることがとても重要です。 手術が基本です一般には、できるかぎり手術を行って、病巣を摘出する根治的治療法がとられます。この目的のために手術療法と放射線療法を併用する場合もあります。手術が出来ないほど、がんが進行している場合や、重い合併症があったり、高齢者などで手術に耐えられないと診断された場合には、放射線療法が主体となります。化学療法は、現段階では補助的な治療法と考えられており、とくに手術の出来ないW期などの進行例や再発例に対して延命を期待して行われます。 放射線治療 放射線治療は、いずれかのがんに対しても行われます。とくに子宮頸がんの大部分を占める扁平上皮がんには放射線が良く効きます。その治療成績は手術療法と大差ないので初回治療を放射線療法単独で行うこともあります。しかし、一般に腺がんでは放射線の効果が劣るので、ほとんどが腺がんである子宮体がんでは手術療法が優先されます。   子宮体がんの5年生存率は、1期も2期も95%、3期で65%、4期で35%といわれています。    子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。子宮体がんの場合には、月経以外に出血(不正性器出血)がみられます。特に閉経後に不正性器出血をみたときは、すぐに検査を受けたほうがよいでしょう。     転移のルート がんが子宮体部にとどまっているのがI期、子宮頸部に浸潤しているのがII期、子宮外に浸潤しているのがIII期で、 IV期は膀胱・直腸に浸潤しているか、肺・肝臓・骨などに遠隔転移がみられる段階です。 がんの進行にともなう症状がんの進行にともなって不正性器出血や、帯下の増加をみるようになります。また、がん組織の壊死と腐敗菌の感染のための水様性・血性・膿性の帯下が増え、悪臭を発するようになります。がんが膀胱粘膜に浸潤すると頻尿、血尿や下
腹部痛がみられ、尿管(腎臓と膀胱を結ぶ管)が腫瘍で圧迫されると、腎臓からの尿の流出が困難になり末期には尿毒症を併発します。
白血球の中のリンパ球の悪性リンパ腫は白血病と同じ全身の癌で、全身のリンパ節や皮膚、目、内臓にも腫瘤を作ります。  血液検査と生検でわかる癌首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れている場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。早期発見の難しい癌肺がんは早期発見すれば高い確率で治るがんであるにもかかわらず、治りにくいがんの代表のようにいわれています。それは、肺がんのなかでも約半分を占める腺がんには、ほとんど自覚症状がないため、早期発見が難しいからです。肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真・CTで異常影が認められ、疑
われることが多く、早期の段階での発見が難しいと言われています。また、かぜと症状が似ているために、本人自身が放置してしまう場合がみられます。
手術できる割合が低い癌肺がんは、診断されたときに小さな腫瘍でも、進行癌が多いので、手術ができるのは10-15%と少ない癌です。非小細胞がん・抗がんの効き難い癌非小細胞がんでは小細胞がんに比べ抗がん剤の効果が低く、抗がん剤のみでがんが治癒することは稀です。(あな)があくため、孔の状態によっては緊急手術になることがある点を十分理解しておく必要があります。
 がんの進行度(壁外浸潤度(へきがいしんじゅんど))を診る検査で、よく行われるものに経肛門的超音波検査があります。これは、細い棒状の超音波装置または大腸内視鏡の先端についた超音波装置で、がんの粘膜下への広がりを観察する検査で、小さいがんで肛門に近い場合、部分切除が可能かどうかの判断に有用です。直腸がんでは経肛門的超音波検査装置(直腸用)のほかに、最近では内視鏡で超音波検査ができるものもよく使われています。進行がんでの壁外浸潤および遠隔転移を診るには、CTおよびMRIの画像診断が有用です。
 腫瘍マーカーは、がんの診断に使われていると思われがちですが、これは間違いです。大腸がんではCEA、CA19―9、ST439などの腫瘍マーカーがありますが、これは他の腫瘍や病気の場合でも上昇することがあり、また早期では上昇せず、診断には役立ちません。ただ術後の治療効果、再発のチェックには有用です 一般的には腫瘍の切除が必要になります。直腸では、がんの浸潤の程度と、肛門括約筋との位置関係が手術方法を決定するうえで重要です。

 小さい腫瘍の場合は、内視鏡的粘膜切除術(EMR)が行われます。
 腫瘍が大きく、進達度(粘膜下へのがんの広がり)が浅い場合は経肛門的切除が行われます。肛門から約8cmまでは経肛門的に切除できます。
 それ以上の場合は、経肛門的に内視鏡と腹腔鏡(ふくくうきょう)用の鉗子(かんし)を用いた手技(TEMUS、TESなど)での切除を選択できます。熟練した外科医が行えば肛門から20cmまでが対象になります(どの施設でもできるものではない)。
 それ以上の直腸がんで比較的進達度が浅い場合(早期)は、腹腔鏡補助下直腸切除術が行われます(これもどの施設でもできるものではない)。
 いずれの場合も、切除した標本におけるがんの病理検査(分化腺がんか低分化腺がんか)と壁浸潤度により根治性が決定されます。
 直腸の進行がんで部分切除では根治の可能がない場合、または部分切除で不十分であった場合は、一般的には開腹による直腸低位(高位)前方切除術またはマイルズ手術が選択されます(図2)。
 前方切除術は、直腸がんを切除後にS状結腸と直腸とをつなげる手術です。肛門から腫瘍を触れなければ、ほとんどの場合、人工肛門にはしません。しかし、病変の広がりや患者さんの全身状態により、人工肛門を選択する場合もあります。肛門は残しますが全身状態などから負担を少なくするために人工肛門にする場合は、ハルトマン手術といわれています。
 一方、マイルズ手術は、がんが肛門に近い場合やがんの浸潤により肛門括約筋を温存できない場合などに選択されます。一般的には肛門と直腸を切断後、左下腹部にS状結腸による人工肛門を造設します。
 直腸低位(高位)前方切除術またはマイルズ手術が行われた場合、手術後に機能的な問題として性機能障害、排尿障害、排便障害の問題が生じることがあります。最近では、より障害が少ない骨盤神経叢をなるべく温存する手術が選択されることが多くなってきています(どの病院でもできるものではない)。
 現在のところ、化学療法(抗がん薬)では術後の生存率を改善するのに有効な方法は確立されていません。しかし、フルオロウラシル(5―FU)を中心としたロイコボリン(LV)/5―FU療法や、イリノテカン(CPT―11)、オキシラプラチン(OHP)製剤などが有望視されています。
 放射線照射は、切除不可能なものを切除可能にするなど、ある程度の効果が認められてはいますが、生存率が向上したという報告はありません。 この病気は、血便などの症状があるにもかかわらず痔核などの痔疾患と間違えられて、進行がんになって初めて発見される場合がいまだに多くみられます。血便、排便異常、腹部の膨満などの症状がある場合は、迷わず肛門科または大腸肛門病の専門外来のある病院を受診し、診察を受けることが必要です。

 手術が必要な場合、直腸がんの手術は熟練を要し、また術後の管理が必要になります。
 痔を含めた大腸疾患の専門外来のある病院、人工肛門の外来のある病院、ETと呼ばれる人工肛門ケア専門看護師がいる病院を受診することをすすめます。前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。 年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺がんに次いで2位になると見られる。 読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率78%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治
療」の数を掲載した。
前立腺がんは、自覚症状が出にくく、かつては進行して骨などに転移して見つかる患者が4割を占めた。しかし血液
で調べるPSA(前立腺特異抗原)検診の普及によって、早期で見つかるケースが急増した。早期なら10年後の生存率は90%以上とされ、手術でも放射線治療でも良好な治療成績をあげている。

手術は開腹のほかに、腹部に開けた数か所の穴からカメラなどを差し込んで行う腹腔(ふっくう)鏡手術もある。放射線では、通常の照射のほか、前立腺に針を刺して放射線を出すカプセルを埋め込む小線源治療が一昨年から始まっ
た。さらに、重粒子線や陽子線といった特殊な放射線治療や、超音波の熱を用いた試験的な治療も一部で行われている。
欧米では早期がんなら、手術や放射線治療を行うのが標準的な考え方だ。一方、日本では、男性ホルモンを抑える注
前立腺がんの治療は、排尿障害や性機能の低下といった後遺症を伴うことがある。このため、早期で、がん細胞の中でも悪性度が低いタイプでは、定期検査を続けながら、経過観察するのも有力な選択肢のひとつだ。

泌尿器科医の国立がんセンター総長、垣添忠生さんは、「多様な選択肢の中で何を選ぶかは、最終的には患者さん自身の人生観による」と話す。
前立腺がんと言われても、焦る必要は少ない。セカンドオピニオン(別の専門医の意見)を聞き、じっくりと自分に合った治療を選されています。脳以外の病巣への応用としては、後述のように頭頸部や肺の病巣(肺がんや転移性肺がん)に応用され、他の部位に対しても検討がはじまっています。 この治療が個々のケースに適しているかどうかは十分検討する必要がありますので、主治医および放射線腫瘍医にご相談ください。1.ガンマナイフによる定位放射線照射 ガンマナイフとは、201個のコバルト線源をヘルメット状の照射ヘッドに半球状に配置した放射線照射装置です。おのおのの線源から放出される放射線(ガンマ線)がヘルメット内の小さな穴を通過することでペンシル状のビームとなり、小領域に集まるように設計されています。このようにして、多方向から一点に高線量の放射線を集中させることができます。 治療法は、「レクセルのフレーム」という金属の枠を4本のネジでがっちりと頭蓋骨に固定した状態で CTや血管造影等の画像検査を行い、放射線を照射する部位を決め、その部位に正確に照射できるようにガンマナイフの照射ヘッドをセットするという手順になります。 この原理を提唱したスウェーデンの脳外科医レクセルは、脳外科手術の延長として考案したので、この治療法を放射線手術装置の名をガンマナイフ(ガンマ線でナイフのように切れる)と呼ぶようになりました。 ガンマナイフは主に動静脈奇形、聴神経鞘腫(ちょうしんけいしょうしゅ)をはじめとする脳内の小さな良性病変を治療し、優れた成績をあげています。最も多く治療されている動静脈奇形については、この治療が徐々に脳循環の状態を変えるため、外科療法や異常血管塞栓療法(いじょうけっかんそくせんりょうほう)に比べて危険性は少なく、おおよそこの治療を受けた90%の患者さんで有効性を認めています。近年の画像診断やコンピュータの技術進歩により、複雑な形状の病巣に対しても治療が可能になり、現在は転移性脳腫瘍などがんの治療にも応用されています。わが国では、平成8年4月1日に保険適用になっています。2.リニアックを用いた定位放射線照射ガンマナイフによる治療は線量の集中性がよく、優れた治療成績をあげました。これを参考にして、一般の病院にすでに普及した放射線治療装置である直線加速器(リニアック)を用いて、病巣に放射線を集中させる治療を行う試みが開発されました。実際にはこの治療は、1980年代になってから主として動静脈奇形を対象にはじめられ、1980年代後半には、一部の施設でがんの治療にも行われるようになってきました。 この治療方法は、リニアックを回転させながら放射線を照射することと治療ベッドの回転を組み合わせる方法など、さまざまな方法が開発され、ガンマナイフと同等の放射線集中効果を得ることができます。この方法を可能にしたのは、種々の画像診断の技術が向上したことに加え、放射線治療の精度や、放射線の照射量の計算などを行うコンピュータ技術の進歩によるものです。この治療技術はアメリカで1990年代になって急速に普及し、脳動静脈奇形、聴神経鞘腫等の良性疾患だけでなく、転移性脳腫瘍、原発性悪性脳腫瘍の一部にも適用されています。わが国では、頭蓋内腫瘍を含む頭頸部腫瘍および脳動脈奇形に対して、平成10年4月1日に保険適用となっています。 国立がんセンターでは1991年7月以来、全国に先駆けて独自にこのシステムを開発し、スマート(SMART)と名づけて治療を行っています。この治療の対象は、主に原発性および転移性のがんです。この治療法の大きな特徴は、分割照射法を採用している点です。がんの放射線治療では、1回照射よりも分割照射のほうが周囲の正常組織への副作用を軽減できます。同じ部位に数回にわたって分割した照射を可能にするため、高精度な位置決めができる固定具を治療を受ける患者さんごとに作製しています。この方法では、他の照射法で治療の途中に起こりがちな倦怠(けんたい)、食欲不振、むかつきや嘔吐等の副作用が少なく、また照射後周囲の正常組織の有害反応はわずか3%だけでした。国立がんセンター中央病院では、この方法を用いてこれまで約400人の治療を行い、局所の治療としては優れた効果をあげています。 同様に、リニアックを用いた定位放射線照射を行うサイバーナイフ(cyberknife)は米国で開発された放射線治療装置で、135kgの超小型リニアックを6軸制御の日本製産業ロボットに取り付けた装置です。X線透視用カメラで患者さんの動きをモニターし、正確な治療を行うように工夫されています。従来のリニアックによる定位放射線照射と比較してリニアックが自由に動くので、病巣の形に応じた治療が可能です。 小さな肺がんや転移性肺がん等に対しても定位放射線治療が応用され(体幹部定位放射線治療)、平成16年4月1日に保険適用になっています。  温熱療法は、がん細胞が正常細胞と比べて熱に弱いという性質を利用した、がんの治療法です。顔に発生した肉腫が丹毒(たんどく)による発熱で消失したことや、自然治癒したがんのうちおおよそ1/3で発熱していたという報告等、がんが治ることと発熱の間には、何らかの関連がありそうだと昔からいわれていました。本格的な研究がはじまったのは、1960年代になってからです。現時点では研究段階の治療で、まだ標準的治療とはいえません。この治療法の対象となるのは、通常の治療法では治すことが難しい局所進行がんや再発がんです。2.方法温熱療法には、全身を加温する方法(全身温熱療法)と、がんやその近くを温める方法(局る前に行う「抗がん剤感受性テスト(がん細胞と抗がん剤を接触させ、増殖の抑制をみる検査)」というものがありますが、現在のところこの検査の有効性は不十分で、一般的には用いられていません。 化学療法で治癒が可能ながんと、化学療法の効果の特徴をあげてみましょう。1)小児急性リンパ性白血病5年生存率(治癒率)が70%以上という治療成績で、治癒可能ながんの筆頭にあげられます。2)成人の白血病急性白血病は、化学療法による治癒が期待されている代表的な疾患です。急性白血病の治療とは、化学療法によって、できるだけ白血病細胞を減少させることです。化学療法により体内の白血病細胞が一定の数以下に減少し、正常な造血2. 脳腫瘍の頻度と治療上の特徴 白血病による小児死亡が1970年代半ばから急速に減少しているのに比べて、脳腫瘍による死亡は1980年代からほとんど変化していません。CTスキャンやMRIにより脳腫瘍の診断精度が向上して、診断される数が増えたということも一つの要素ではあります。個々の腫瘍では治療成績が向上しているものが確かにあるにもかかわらず、脳腫瘍全体としてみれば小児死亡原因の構造を変えるほどの十分な治療効果が得られていないのが現実です。小児死亡の原因となる腫瘍は、後にも述べますように、悪性脳腫瘍に分類される一群の腫瘍であり、今回のシンポジウムはこのような腫瘍に対する治療が主たるテーマになっています。 脳腫瘍の治療が、白血病のような血液腫瘍に比べて困難であるのはなぜでしょうか? 理由はいくつか考えられます。   白血病のような血液がんは血液中に存在し、固まりを作らず、細胞も均一な性質を有しています。一方、脳腫瘍は固まりを作る実質性腫瘍であり、内部組織が均一ではありません。また、脳腫瘍という一つの腫瘍があるわけではなく、極めて多くの種類の腫瘍からなっており、それぞれの性質が異なります。 血液から脳への薬物移行を制限する血液・脳関門という特殊な性質があるために、血液中に投与した薬が脳腫瘍に十分に行き渡りません。 脳腫瘍の細胞自体が薬剤に抵抗性を有しています。 発達期にある脳が、治療手段である放射線や薬剤によって障害されやすいために、治療に制限があります。また、脳の解剖学的構造は複雑であり、外科的治療が困難です。 3. 発達期の脳の特徴 脳腫瘍の治療を理解する上で、発達期の脳の特徴を理解することが重要です。こどもの脳は急速に発達しています。発達が著しいことは、頭の大きさを示す頭囲曲線の推移を見れば一目瞭然です(図1)。この間に、神経細胞は軸索を伸ばしたり、他の神経細胞との間にシナプスを形成したりして大きくなります。また、神経細胞から出る電線に相当する軸索の周囲を、ミエリンという物質が何重にも取り囲む、髄鞘化という過程が進行します。このような時期に放射線照射が行われると、将来様々な脳障害を生じる可能性が高くなることが知られています。一方、可塑性(脳障害からの回復力)が大きいという利点もあり、しばしば


胃がん分類

驚異的な神経機能の回復・発達を示します。
 4. 脳腫瘍の種類 脳腫瘍とは脳に出来た腫瘍の総称であり、一つの腫瘍を示すものではなく、脳に存在する様々な細胞から腫瘍が発生します。脳の中には、まず、


胃がん分類

神経細胞がありますが、分裂能を持たない細胞のため腫瘍が生じることは稀です。一方、神経細胞と神経細胞の間に膠(にかわ)のように存在する、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)は、様々な刺激によって分裂する能力を持つこと、また数が多いことから、高頻度に腫瘍を形成します。神経膠細胞から生じる一群の腫瘍を神

胃がん分類


経膠腫(グリオーマ)と呼びます。グリオーマには、星状神経膠細胞、乏突起神経膠細胞などの種類があり、それぞれ異なった性質の腫瘍が発生します。また、それぞれのグリオーマの悪性度によってもグレード1から4まで(高いほど悪性)分類されるため、グリオーマ一つをとっても、実に様々な病理診断が下されることにな


胃がん分類

ります。病理診断は手術によって摘出した腫瘍組織を薄い切片にして、様々な染色法を加えて病理専門医が決定します。治療はこの病理診断に基づいて成されるため極めて重要です。
    
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小脳には胎生期の未分化な神経上皮細胞、すなわち神経細胞と神経膠細胞に分かれる前の細胞が存在し、その細胞からは髄芽腫(ずいがしゅ)が発生します。一方、松果体部や神経
-下垂体部には、非常に未熟な胚細胞(はいさいぼう)が存在し、それから胚細胞腫が発生します。胚細胞腫には様々な種類の腫瘍が含まれており


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治療に対する反応も異なります。下垂体の周囲には、下垂体腺腫や頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)というような腫瘍も発生します。グリオーマ、髄芽腫、胚細胞腫に関してはそれぞれ先生、先生、先生からお話があります。
  

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脳腫瘍は細胞の起源により大きく分類を示されます(図2)。脳が形成される過程の非常に早い時期に存在する神経上皮細胞から分類に示す様々な細胞が分化します。
  
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グリオーマと髄芽腫は、いずれも神経上皮系腫瘍に分類されますが、髄芽腫はより未熟な細胞に由来します。分類2以下の腫瘍も様々な種類の腫瘍に細分類されることから、脳腫瘍の組織分類は膨大なものになるため、ここにはその一部を示すにとどめます。
  

胃がん 分類

胃がん分類

樹状細胞療法は欧米でも前立腺がん、悪性リンパ腫、悪性黒色腫等で臨床試験がはじまったばかりです。一部の患者さんでがんの縮小を認めたとの報告がありますが、今のところその効果と副作用についての評価は定まっていません。また、患者さん自身に対して不利益な免疫反応を引き起こす可能性が指摘されています。
3.ワクチン療法
1)腫瘍細胞ワクチン
患者さんのがん細胞そのものを破壊したり、あるいは殖えないように処理してから本人に接種し、がんに対する特異的な免疫を誘導する治療法です。しかし、がん細胞のみではT細胞の活性化に必須である分子が存在しないので、がん特異的抗原に対する免疫反応宿主(患者さん)の生物学的応答を修飾することによって、治療効果をもたらす物質または方法」と定義されています。このBRM療法は患者さんの免疫系をはじめとして、体全体の働きを調節することにより、治療効果を得ようとする治療です。つまり、がんを治そうとする患者さん自身の持つ力を応援し、手助けし、強めるものです。このように、BRMは通常の抗がん剤とは基本的に考え方が異なっています。この治療法は単独で行われるよりも、むしろ免疫能が低下してしまう外科療法や放射線、化学療法等と併用することによって、患者さんの防御能力が低下するのを予防したり、より高めることを目的に行われます。したがって、その効果は従来の化学療法とは異なった観点から評価すべきと考えられています。実際に米国では、他の確立された治療法と併用することによって効果が認められれば、そのBRMは有効であると評価されています。しかしわが国での臨床評価は、今までの化学療法と同じように、BRM単独での抗がん効果で評価されています。より客観的、科学的、倫理的な評価法を確立すべきと考えられます。
(1)BCG
(ビー・シー・ジー)
BRM
が注目されるようになったのは、1970年に行われた悪性黒色腫に対するBCG生菌による治療以来のことです。非特異的免疫療法の草分けであり、現在に至っても多くの報告が出されています。膀胱(ぼうこう)がん、悪性黒色腫で有効であったとする報告がありますが、その他の固形がんでは有効例はほとんど認められていません。
2)OK-432
(オーケー-432
ある種の細菌(溶連菌)からつくられたもので、好中球、NK細胞、マクロファージ等を活性化します。わが国で広く用いられてきましたが、現在では胃がん、肺がん、がん性胸腹水、他剤無効の頭頸部(とうけいぶ)がん、甲状腺(こうじょうせん)がん等に用いられています。
3)PSK
(ピー・エス・ケー)
担子菌(たんしきん)カワラタケ(サルノコシカケ)の菌糸体より抽出精製した物質(タンパク多糖複合体)です。内服で用いられます。副作用がほとんどない反面、作用は弱いのが特徴です。適応は胃がん(手術例)、治癒切除例の結腸直腸がんへの化学療法との併用に限定されています。
4)Lentinan
(レンチナン)
シイタケより抽出されたものです。キラーT細胞、マクロファージ、NK細胞等を誘導、活性化すると考えられています。がん患者さんの悪液質やQOL(クォリティ・オブ・ライフ:生活の質)を改善するという報告がありますが、適応は手術不能または再発胃がんにおけるテガフール(抗がん剤の1つ)との併用に限定されています。
5)Bestatin
(ベスタチン)
細菌(放線菌)由来です。適応は成人非リンパ性白血病に対する完全寛解導入後の維持、強化で、化学療法剤と併用されます。
6)Sizofiran
SPG:シゾフィラン)
スエヒロタケより抽出されました。適応は、子宮頸部がんにおける放射線療法との併用に限定されています。
7)Levamisole
(レバミゾール)
本来、駆虫薬として開発された物質(イミダゾール化合物)で、免疫増強効果があることが判明しました。肺がんや大腸がんの術後において、フルオロウラシル(抗がん剤の1つ)との併用で延命効果が得られたとの報告がありますが、臨床効果は確立されていません。
効果]
上記のとおりで、一部のがんで有効性が認められています。
副作用]
一部のBRM療法で発熱や白血球増多が認められますが、重篤な副作用は報告されていません。
問題点]
特定の免疫担当細胞にのみ作用するわけではないので、作用機序が必ずしも明確でありません。作用機序の科学的な解明や、評価法の見直しが必要と考えられます。
6.抗体療法
抗体とは、抗原に対して特異的に結合できるタンパク質で免疫グロブリンと呼ばれ、B細胞が産生します。多種多様の抗原に対して、特異的な抗体が存在します。ある抗原に対して特異的な単一の抗体を、モノクローナル抗体と呼びます。近年、モノクローナル抗体を作製する方法が確立され、この技術は医学や生物学の分野で多大な貢献をもたらしました。がんに特異的な抗原に対するモノクローナル抗体なども多数つくられ、がんの研究、治療に広く用いられてきています。
「有効性」については、2つの面から検討しています。1つは、「がんの進行を遅らせたり、生存率を高めるかどうか」についての検討です。もう1つは、「がんそのものやがんに対する治療などが原因で生じる吐き気や倦怠感などさまざまな症状を和らげるかどうか」についての検討です。つまり、症状緩和という意味での有効性を調べたものです。
一方、「安全性」については2つの観点から検討しています。それは、「直接的な有害作用」があるか、「手術・放射線治療・化学療法など通常の治療法に対する干渉作用」があるかどうか、という2点です。
4段階の判定の方法
こうした有効性と安全性のバランスを考えながら、研究グループはそれぞれの治療法について総合判定をしています。判定は次の4つの段階に分かれます。「推奨」と「容認、場合によっては推奨」は勧めることができる
この2つが意味するのは、「有効性を示す根拠もあるし、安全性を支持する根拠もあるので、勧める」ということです。ただし、「推奨」のほうが、「容認、場合によっては推奨」よりもお勧めする程度が強いことを意味しています。具体的な裏づけとしては、ランダム化比較試験が3件以上あり、そのうちの75%以上の研究で効果が認められるような場合に、この判定がされることになっています。
「容認、場合によっては推奨」は「推奨」よりも弱い判定で、1つ以上のランダム化比較試験があり、そのうちの50%を超える研究で効果が認められたような場合が当てはまります。
「容認」と「反対」は消極的に認める、あるいは反対ということ
「容認」には、お勧めするという意味合いはありません。「有効性については、きちんとした根拠はない。けれども、安全性については、重大な危険はない。だから、がん患者がその利用を望むのであれば、あえて否定せずに容認する。つまり認める」という判定です。「反対」は、「効果がない。または、重大な危険性がある」ので、利用には反対するという判定です。
4.がんの進行、生存についての判定
まず、「がんの進行を遅らせ、生存率を高める」ことについての検討はどうでしょうか。ここで「推奨」、つまり「勧める」と判定されているものは、1つもありません。意外に思われるかもしれませんが、がんの相補代替療法の中で、がんの進行を防ぐとか、生存率が上がるという効果を、この研究グループが認めて推薦するものは、1つもないということです。
容認、場合により推奨」と判定されているのは、「前臨床期の前立腺がんに対するビタミンEのサプリメント」1つだけです。残りの代替療法はすべて、「容認」あるいは「反対」と判定されています。「容認」、つまり「有効性ははっきりしないけれども、患者がその利用を望むのであれば、あえて否定せずに認める」と判定されている治療法の例として挙げられているのは、「乳がんと前立腺がんに対する低脂肪食」、「マクロバイオティク食(野菜や玄米中心の食事)」、「臨床期の前立腺がんに対するビタミンEのサプリメント」です。
一方、「反対」という判定はどうでしょうか。これはつまり「効果がないか、害のあることがはっきりしているので反対する」という判定です。一般に、がんに対して有効と思われている、「ビタミンAとビタミンCなどの抗酸化物質のサプリメント」と、「乳がんに対する大豆サプリメント」の2つは、この「反対」という判定になっています。
5.むしろ害になる可能性のあるサプリメント
この判定は、ビタミンAやCなどの抗酸化物質が通常の治療効果を弱めてしまう可能性があるためです。放射線治療や化学療法など、通常のがん治療の一部は、活性酸素を発生させてがん細胞を攻撃することにより治療効果を発揮します。ところが、ビタミンAやビタミンCなどの抗酸化物質をサプリメントとして大量にとると、活性酸素の作用が弱くなるため、こうした通常治療の効果を阻害する可能性があります。そのため、判定が「反対」とされているのです。
また、「乳がんに対する大豆サプリメント」も、この論文では「反対」とされています。植物性エストロゲンは大豆製品に多く含まれており、女性ホルモンのエストロゲンと化学構造が似ています。大豆製品に含まれる植物性エストロゲンが、本来のエストロゲンの働きを抑えて、乳がん予防につながるという仮説があります。
けれどもその一方で、植物性エストロゲンが、本来のエストロゲンと同じ働きをすることで、かえって乳がんのリスクを高めてしまうという可能性も考えられています。こうした有害作用についての理論的な可能性を現時点では否定できないことから、判定は「反対」という結果になっています。
6.症状を和らげる効果についての判定
もう1つの有効性である、「吐き気や倦怠感など、症状を和らげるための相補代替療法」についての判定はどうでしょうか。こちらもやはり、勧める度合いがもっとも高い「推奨」という判定がされているものは1つもありません。
「容認、場合により推奨」と判定されている治療法の例として、「化学療法による悪心嘔吐に対する鍼灸」、「不安、悪心、リンパ浮腫に対するマッサージ」、「運動療法」が挙げられて
また「容認」と判定されている治療としては、「痛みに対する鍼灸痛みに対するマッサージ」があり
以上が、がんの相補代替療法の有効性と安全性について、研究グループが判定したま
この論文では、安全性と有効性の評価だけではなく、リスクの程度、使ってはいけない禁忌の状況などについても、具体的に特定しているので、参考にしてくだ
なお、総合判定の3番目にあたる「容認」については、正確に理解しておく必要があります。
この判定に分類された治療法は、「効果の可能性があるので承認する」というように「積極的」に認めているわけではありません。決して、有効性が科学的に確認されている、という意味ではないのです
生命にかかわるような大きな有害作用が現時点で報告されておらず、またそのようなことが生じる理論的可能性も低いということにすぎません
つまり、「効果は未確認だが、重大な害の可能性は低いので、患者が使用を希望する場合に
は、反対しないでその意思を尊重する」ということです。
これは、積極的なお勧めではなく、いわば「消極的」な意味合いのものということを頭に
入れておいてください。遺伝子の傷は、その突然変異によるものばかりであると思われてきました。しかし、遺伝子突然変異以外にも、細胞が分裂しても薄まることなく、新しくできた細胞に伝達される異常があることがわかってきました。それがエピジェネティックな変異で、具体的には、「DNAメチル化」と「ヒストン修飾」の変化です。特に、DNAメチル化の変化はヒトがんの多くで認められ、多段階発がんのステップとして関与している場合もあることが知られています。
遺伝子の暗号のもとであるG、A、T、Cの4つの文字は、細胞が分裂するときには、そのとおりに新しい細胞に受け継がれます。DNAメチル化(図の中の赤丸印)も、塩基配列と同じように、もとのとおりに受け継がれます。
7.遺伝子異常の診断、治療への応用
遺伝子の異常は、正常細胞をがん細胞へと変化させる大変都合の悪い現象ですが、別の見方をすれば、正常細胞とがん細胞を見分けるための決定的な証拠にもなります。したがって、遺伝子異常を応用して、がんの診断や治療ができないかという研究が進んでいます。
例えば大腸がんの早期発見のために、便中に存在する微量のがん細胞の異常DNAや、血中を流れている微量のがん細胞の異常DNAを検出する試みです。がん細胞である決定的証拠の遺伝子突然変異やエピジェネティックな変異を検出することで、がん細胞を見つけようとするものです。
また、がん細胞に生じた遺伝子異常によってでき上がる、異常蛋白質を標的とした治療法の開発も進んでいます。この異常蛋白質を、極めて特異的に認識したり抑制したりすることで、正常細胞に影響を及ぼさず、がん細胞だけを特異的に攻撃できる薬の開発が可能になると考えられています。事実、グリベックという白血病の治療薬は、白血病細胞に生じた異常蛋白質を特異的に抑制することで、白血病という血液のがんを治療することができた最初の例です。
小児がんとは
がん患者さん全体のなかで、子どもが占める割合は1%程度です。日本では、年間約2,500人の子どもにがんが発生しています。現在では、約7割の小児がんの子どもたちが治癒するようになってきており、人口1,000人あたり1人くらいが小児がんの既往歴をもち、成人に達するようになるといわれています。一方で小児がんは、小児期の死亡原因の2位となっています。
主な小児がんは、白血病、神経芽腫、脳腫瘍、悪性リンパ腫、ウィルムス腫瘍(腎芽腫)などです。血液のがんである白血病や悪性リンパ腫を除き、大人ではまれなものばかりです。胃がんや肺がんなどは、子どもにはみられません。神経芽腫、腎芽腫(ウィルムス腫瘍)、肝芽腫など「芽腫」と呼ばれるがんの原因は、胎児の体の神経や腎臓、肝臓、網膜などになるはずだった細胞が、胎児の体ができあがった後も残っていて、異常な細胞に変化し増えていった結果と考えられています。大人のがんとは異なり、生活習慣にがんの発生原因があると考えられるものは少なく、網膜芽腫やウィルムス腫瘍のように、遺伝するものもあります。
小児がんの多くは、好発年齢が乳幼児期にあり、学童期、思春期と成長するにつれ次第に減少します。乳児期〜幼児期前半(2歳くらいまで)に多いのは神経芽腫、網膜芽腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫などです。幼児期(2〜6歳くらい)では白血病、横紋筋肉腫を含む軟部肉腫、10歳以後思春期にかけては成長に伴い、骨肉腫、軟部肉腫、睾丸や卵巣から生じる胚細胞性腫瘍が多くなります。
小児がんは発見が難しく、がんの増殖も速いのですが、大人に比べて化学療法や放射線療法に対する効果が極めて高いのも特徴です。治療自体は決して楽なものではありませんが、長期にわたる治療期間にも子どもが成長発達できるよう、入院中から退院後の生活を視野に入れて過ごすことが大切になります
治療を受けるのは子ども自身ですから、保護者が治療に同意しているだけでなく、子どもが自分に行われる医療行為について納得していることが重要です。説明の方法は、保護者と医療スタッフ(医師・看護師)が、何を、どのように、どのタイミングで話すのがよいかを十分に相談しながら行われます。子ども自身の意思を尊重しながらわかりやすく説明することで、子ども自身が持つ病気に立ち向かう力を引き出し、本人が納得して前向きに治療にのぞめると考えられています。
お子さまが小児がんと診断され、ご家族のみなさまは大変心配されているでしょう。人それぞれに捉え方は異なりますが、重い病気を持つ子の親は共通した経験をし、同じような感情を抱くことが多々あります。不安や悩みを一人で抱え込まず、似た経験をした親同士で体験や感情を分かちあうことも、ときには必要になります。
お子さまが入院されて心配なさっていることと思います。気持ちが少し落ち着いてきましたら、入院されたお子さまのきょうだいのことも気にとめていただきたいと願います。きょうだいも幼いなりに自分のきょうだいを心配しており、気持ちも不安定になることがあります。
5)治療終了時のこと
1)晩期障害
小児がんの治療成績は近年向上してきました。しかしその反面、小児がんを克服した子どものなかには、治療の影響でさまざまな二次的な問題が生じていることが明らかになってきています。
晩期障害は、主に成長発達の異常(内分泌(ないぶんぴつ)異常を含む)【身長発育障害、無月経、不妊、肥満、やせ、糖尿病】、中枢神経系の異常【白質脳症、てんかん、学習障害】、その他の臓器異常【心機能異常、呼吸機能異常、肝機能障害、肝炎、免疫機能低下】、続発腫瘍(2次がん)【白血病、脳腫瘍、甲状腺がん、その他のがん】などがあります。成長に伴って晩期障害が明らかになっこの治療法は、免疫能力の保たれていると思われる患者さんが対象として想定されています。また、外科的な療法で病巣を除去した後の再発を予防する効果も期待され、従来の治療法と併用した臨床試験も検討されています。
効果、副作用、問題点]
抗体は一般に、補体(抗体の反応を補って、殺菌や溶血反応を起こす血清中の因子)を介して抗体が結合した細胞や細菌等を破壊したり、マクロファージやキラー細胞による細胞の破壊を助けるなどの働きがあります。モノクローナル抗体は、ある特定のがん細胞にだけそうした作用を及ぼすわけです。また、がん細胞のモノクローナル抗体を用いた治療としては、増殖を抑える働きのあるモノクローナル抗体も存在します。
がん細胞に特異的なモノクローナル抗体に細胞毒、抗がん剤あるいはアイソトープを結合させ、がん細胞を殺してしまおうという治療(ミサイル療法)が試みられています。また、ある種の白血病や乳がんに対する抗体療法も行われています。さらにがん組織にがん細胞を殺す作用のあるT細胞やNK細胞を集結させるため、T細胞やNK細胞とがん細胞の両方に対する抗体(双特異性抗体)なども開発されています。
効果]
造血系がんである白血病に対し、細胞表面抗原に対する抗体療法が行われています。その中の報告で、成人T細胞白血病において、IL-2レセプターα鎖に対する抗体療法によって、一部の症例が完全寛解したというものがあります。また、大腸がん細胞由来のがん抗原に対するモノクローナル抗体(17-1A)を用いた、大腸がんおよび膵臓(すいぞう)がんの治療例も報告されています。そして、大腸がん手術後の補助療法として有効であったとの報告もあります。最近、がん遺伝子の1つであるErb-B2に対するモノクローナル抗体を用いた臨床応用がはじまり、注目されています。わが国でも、臨床試験が現在進行中です。
副作用、問題点]
モノクローナル抗体は、全身投与すると肝臓などの臓器に集積し、がん組織への特異的な集積の低下が認められています。また、モノクローナル抗体はマウスなどの動物を使って作製されるので、これを患者さんに投与すると、異種由来のモノクローナル抗体に対する患者さん自身の抗体(ヒト抗マウス抗体)が産生されてしまいます。
2回目以降の投与ではモノクローナル抗体が体内から除去されやすくなるために効果が激減したり、アナフィラキシーショック(異種のタンパクを投与することによるショック症状)が起こる可能性がある等の問題点があります。そこで、ヒト型抗体の作製などの試みがなされています。


胃がん分類

近年、遺伝子治療が難治性疾患に対する新たな治療法として、注目を浴びてきています。
免疫療法の分野でも、抗がん免疫にかかわる遺伝子を用いて抗がん免疫を誘導、増強することを目的とした研究が盛んに行われ、欧米ではすでに臨床


胃がん分類

応用も開始されています。ここでは、欧米における免疫遺伝子治療の現状を紹介します。
現在までに、研究および臨床に応用されている免疫遺伝子治療は、大きく2つに分けられます。1つは、抗がん活性を持つリンパ球に、その効果を高

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める遺伝子を導入して生体内に戻す受動免疫強化療法です。
もう1つは、がん細胞にサイトカインなどの遺伝子を導入したり、がん特異的抗原の遺伝子を正常細胞に導入して、がん抗原特異的な免疫を誘導する


胃がん分類

ワクチン療法です。
1)受動免疫強化療法

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リンパ球からがんに特異的リンパ球(TILなど)を取り出して増やし、そこに抗がん効果を増強する遺伝子を導入して患者さんの体内に戻すことによって、抗がん免疫の効果を増強する試みがなされています。


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現在までに、TILTNFIL-2等の遺伝子を導入した後に患者さんに戻すという遺伝子治療が行われてますが、現時点では臨床的に意義のある治療効果は得られていません。


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がん細胞に、免疫反応を増強するような遺伝子を導入してそれを接種する腫瘍ワクチン療法と、がん特異的抗原の遺伝子を直接、体内に接種するDNARNA)ワクチン療法に分けられます。(1)腫瘍ワクチン療法


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がん細胞にサイトカインや接着分子等の遺伝子を導入し、がん細胞が増殖しないように放射線を照射した後に患者さんの体内に戻す方法です。現在までに悪性黒色腫、腎がん、線維肉腫等で数多く試みられていますが、T細胞のがん内への浸潤、がん細胞特異的免

胃がん 分類

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我が国でも乳房温存治療が増加してきました。乳房温存治療は、乳房部分切除手術に外部照射をあわせて行うのが一般的です。5〜6週の外部照射での放射線治療を行います。乳房部分切除のみの場合の乳房内再発2040%を5〜10%まで低下させることができます。進行した乳がんでは乳房切除術後、放射線を切除した胸壁や頸部に照射することがあります。我が国では、放射線治療の対象となるのは主にIII期です。外部照射と密封小線源治療を組み合わせて治療します。5年生存率は50%前後です。III期は、我が国では主に手術が行われていますが、放射線で治療しても手術とほぼ同じ成績が得られます。近年、増加してきているがんのひとつです。欧米では手術と同様に、放射線治療も多く行われている治療法です。放射線治療は6〜8週の外部照射で行うことがほとんどですが、密封小線源治療(高線量率イリジュウムまたはヨード131永久刺入)で行うこともあります。ADI期が放射線治療の対象となります。5年生存率は病期により異なりますが、手術成績とほとんど違いはない成績が得られています。眼球内にとどまっている場合は、眼球摘出、光凝固、凍結手術、放射線治療などで治療を行います。どの治療でも5年生存率は90%以上です。放射線治療は4〜5週の外部照射で行うことがほとんどです。密封小線源治療を行う場合もあります。放射線治療を主体とした保存治療を行った場合、約80%で眼球が温存できます。比較的早期の場合で、放射線治療単独で再発なく治癒した場合には、約90%の方に0.01以上の有用な視力が保持できます。ホジキンリンパ腫のIII期では、放射線治療単独または抗がん剤と併用して治療します。非ホジキンリンパ腫のIII期では、放射線治療と抗がん剤を併用して治療するのが一般的です。眼窩(がんか)原発のI期非ホジキンリンパ腫などでは、放射線治療単独で治療することがあります。放射線治療は外部照射で行い、治療期間は3〜5週です。治療は手術が主体で行われてきました。放射線治療の対象は手術ができないほど進行した方や、手術に耐えられない体力の人でしたので、放射線治療後の5年生存率は1020%でした。抗がん剤との併用の放射線治療が放射線単独よりも生存率を向上させるという臨床試験が報告され、最近は抗がん剤との併用で放射線治療されることが多くなってきています。従来の標準治療である手術にとってかわれる治療であるかどうかを確かめる臨床試験がいくつか行われています。放射線治療は6〜7週の外部照射で行われますが、密封小線源治療が外部照射とあわせて行われることもあります。良性腫瘍でも術後に重篤な神経障害がおこる可能性があり、完全に切除できない場合には放射線治療が有効です。悪性脳腫瘍の大部分では手術後に放射線治療を行います。治療成績は組織型により異なります。放射線治療は外部照射で行うことがほとんどで、治療期間は5〜7週です。 2)緩和治療(1)転移性骨腫瘍痛みを軽減する目的で放射線治療を行うことがあります。8090%の方で痛みが軽くなり、部分的に切除して自然肛門を温存する術式が専門施設で行われるようになってきました。しかし、高齢者の場合、無理に肛門を残すと術後の頻便などのため逆効果になることもあります。したがって、手術法と病期の進行度を正確に説明し、年齢、社会的活動力、本人や家族の希望などを考慮にいれ、総合的に術式を決定することが極めて重要となります。 局所切除  早期がんや大きな腺腫に採用される手術法です。開腹手術ではなく、肛門からと仙骨近くの皮膚、直腸を切開し病変に到達する方法です。肛門括約筋(肛門を開閉する筋肉)を切らない方法と切る方法があります。術後に、放射線療法や化学療法を追加する場合もあります。 人工肛門 肛門に近い直腸がんや肛門にできたがんでは、人工肛門を造設する直腸切断術という手術を行わなければなりません。また、高齢者は肛門括約筋の力が低下しており、無理して括約筋温存術を採用すれば術後の排便コントロールが難しい場合もあるので、人工肛門による排便管理を勧めています。患者会専門の看護師を通し、便を排出するためのストーマ(開口部)教育を充実さ  せ、人工肛門管理の自立とメンタルケアに務めることが重要です。 3)放射線療法放射線療法は高エネルギーX線やその他の種類の放射線を用いてがん細胞を殺す治療のことです。外科手術のように、あくまでも放射線療法は局所療法であり、治療対象域内のガンにしか効果はありません。手術前に腫瘍を小さくして切除しやすいようにする目的で行われることもありますが、ほとんどの場合は手術後、切除した周囲に残っているかもしれないガン細胞を破壊するために追加されます。 また、外科的に切除することが不可能な腫瘍がある場合には、腫瘍による痛みなどの症状を取り除くために照射します。(直腸がんの原発巣や骨盤内再発の治療、大腸がんの骨転移、脳転移)放射線療法には2つのタイプがあります。化学療法(抗がん剤) 遠隔転移などのために外科療法で切除しきれない場合や、 手術後にがんが再発した場合には化学療法(抗がん剤)による治療を行いますまた、手術前に化学療法を用いてがんを小さくしてから外科手術が行われることもあります。しかし胃がんの場合には抗がん剤だけでがんを完全に消失することは難しく、治療目的としては延命または術前使用による腫瘍縮小となります。 先の「機能的条件」からみた切除可能範囲(%)が、解剖的条件からみた切除必要範囲(%)より大きければ切除可能となります。がんの状況と肝機能の程度とが複雑に絡みあいます。肝硬変などで肝機能が低下していると切除しきれない場合もあります。 胃癌(胃ガン)に使用する抗がん剤(一般名)/(商品名) 塩酸イリノテカン/カンプトまたはトポテシンの単剤。TS-1の単剤、あるいは塩酸イリノテカン/カンプトまたはトポテシンの単剤と白金製剤(シスプラチン/ブリプラチンかカルボプラチン/パラプラチン)の組み合わせ、メソトレキサート/メソトレキセートとフルオロウラシル/5-FUとホリナートカルシウム/ロイコボリンの組み合わせ。パクリタキセル/タキソールまたはドセタキセル/タキソテールと白金製剤(シスプラチン/ブリプラチンかカルボプラチン/パラプラチン)の組み合わせ。FAM療法フルオロウラシル/5-FU 塩酸ドキソルビシン/アドリアシンマイトマイシンC/マイトマイシン協和SEAP療法 エトポシド/ペプシド塩酸ドキソルビシン/アドリアシンシスプラチン/ブリプラチンELF療法 エトポシド/ペプシドホリナートカルシウム/ロイコボリンフルオロウラシル/5-FUなどが考えられます。を服用することにより、食欲を回復させ、体力を増強させていきます。次に、胃がんを休眠させ、とじこめ、進行を防ぎ、消滅させることを目的に、消化器専門抗がん剤(肺胃カプセル・OSW−1・珍香カプセルなど)や臨床データで治療効果が見られた漢方抗がん剤(新複合抗がん剤・康楽液など)を単剤あるいは併用にて服用します。水分摂取量が少ない方には、服用量が少ない現代免疫学の最先端の抗原(SAgスーパー抗原・SAgスーパー抗原II)を服用します。化学療法をしている方 化学療法による白血球の低下、脱毛、吐き気、食欲不振などの副作用を抑える副作用抑制専門薬(抗がん顆粒)を服用します。また、肝機能障害などの副作用を抑えるため、免疫還元酵素(NewPQQ5)を服用します。肝機能障害などの副作用には、免疫還元酵素(NewPQQ5)を服用します。放射線療法をしている方 放射療法による白血球の低下、脱毛、吐き気、食欲不振などの副作用を抑えるため、副作用抑制専門薬(抗がん顆粒)や免疫還元酵素(NewPQQ5)を服用します。骨髄抑制による間質性肺炎や肝機能障害などの合併症を防ぐため、免疫還元酵素(NewPQQ5)を服用します。痛みがある方 依存性がなく、機能障害の少ない漢方の痛み止め(消痛カプセル)・貼る痛み止め(癌痛ストップ)を使用し、痛みを抑えながら漢方抗癌剤で癌の拡がりを抑えていきます。体重減少が顕著な方 免疫還元酵素(NewPQQ5)を服用することにより、食欲を回復させ、体力を増強させていきます。次に、胃がんを休眠させ、とじこめ、進行を防ぎ、消滅させることを目的に、消化器専門抗がん剤(肺胃カプセル・OSW−1・珍香カプセルなど)や臨床データで治療効果が見られた漢方抗がん剤(新複合抗がん剤・康楽液など)を単剤あるいは併用にて服用します。GIST(消化管間質腫瘍)と診断された方 希少な胃がんである消化管間質腫瘍には、専門薬(スーテント)を服用します。1回の治療が終わりますので、それ以外は一般病室で過ごすことができます。高線量率治療では放射線源が強いので、医師、技師、看護師が放射線に被曝しないように、あらかじめ患部にチューブを入れておき、遠隔操作で線源を挿入します(高線量率遠隔小線源治療)。この治療法では線源が非常に小さくなったことや、コンピュ−タ−の発達などで従来治療が困難であった部位のがんへの治療が可能になってきています。   神経症状は、6070%が放射線治療前よりもよくなります。転移数が多数のことが多く、全脳照射が行われますが、転移数が少ない場合は方法(国立がんセンター中央病院では呼ばれる方法)で限局して治療をすることがあります。1〜3週の治療期間で行います。   がんが神経や血管を圧迫しておこす症状に対して肺がんや縦隔腫瘍が上大静脈を圧迫すると、頭部や上腕から心臓に戻ってくる血流が遮断され、顔面のむくみ、腕のむくみ、呼吸が苦しい、咳などの症状が出ます。   抗がん剤がよく効くがんでは、まず抗がん剤での治療が行われることが多いですが、2〜5週の外部照射をすることがあります。5090%で症状がよくなります。   転移性骨腫瘍により脊髄が圧迫されると、歩行困難、しびれや感覚がなくなったりします。状態に応じて手術または放射線治療が行われます。2〜5週の外部照射が行われます。   治療前の神経症状の程度で改善率が異なり、全く歩行ができない状態では神経症状が改善するのは10%程度ですが、神経症状が軽度であった場合は70%程度で神経症状が改善します。8.副作用   がんに対する他の治療と同様に放射線治療にも副作用があります。デメリットである副作用よりも、治療によって得られる効果のほうが大きいと、治療を受ける方本人や担当医が考えると治療が実施されます。   疲れる、食欲がなくなるといった全身の症状が出ることもありますが、放射線治療の主な副作用は治療される部位におこってきます。  多くの放射線源は一時的に体内に挿入し、治療が終了すると抜去しますが、粒状の線源である金、ヨードでは刺入したままにしておきます(永久刺入)。永久刺入された場合は、身体から出る放射線が周囲の人に危険のない範囲に下がるまでの数日間、患者さんは特別の部屋に隔離されます。3)非密封の放射性同位元素による治療ヨードを体内に投与すると甲状腺組織に取り込まれることを利用して、ヨード131という放射線の一種であるβ線(ベータ線)を出す放射性同位元素(アイソト−プ)を、甲状腺機能亢進症や肺などに遠隔転移した甲状腺がんの治療に用います。 まだ、我が国で認可されていないアイソトープでの治療としては、痛みのある骨転移へのストロンチウム89による治療があります。また、悪性リンパ腫などの抗体と、アイソトープ(ヨード131やイットリウム90など)を結合したものを使用する放射線免疫療法は、我が国でも研究がはじめられています。5.放射線治療をがんの治療として決めるまでにはがんにかかった方が放射線治療医を直接受診することは非常にまれで、ほとんどが外科、内科などから紹介されて放射線治療医を受診します。紹介医に放射線治療についての大まかなことを聞いている場合がほとんどですが、専門医である放射線治療医とよく相談して実際に治療をするかどうかを決めることが大切です。放射線治療医は診察し、これまでのX線検査、血液検査などをよく検討し、これらに基づき放射線治療を施行する意義について、治療を受ける方及びご家族とよく相談します。放射線治療を施行するとしたらその目的は何か、治癒を目指すのか、がんによって生じている症状を和らげることなのか。治療によってどのような副作用がおこりうるのか。放射線以外の治療法にはどのようなものがあるのか。治療を受ける方は放射線治療のメリットとデメリットを納得するまで、放射線治療医に聞き、治療をするのか、しないのかを決めるのがよいと思います。6.放射線治療にかかわっている人たち放射線治療を実際に行っていくには、いろいろな職種の人たちのかかわりが必要です。例えば、国立がんセンター中央病院放射線治療部では、放射線治療医、放射線技師、放射線物理技師、看護師、受付事務が協力して治療を行っています。放射線治療医は放射線治療の方針決定、治療計画、治療中、治療終了後の診察などを行います。放射線技師は、担当医によって決定された治療部位へ放射線を照射します。治療機器の保守管理なども行っています。放射線物理技師は最適な照射方法、線量分布などを担当医とともに決めます。看護師は治療開始時に治療についてのオリエンテーションをしたり、治療期間中の副作用への対応などについてかかわります。受付事務は治療スケジュールを説明したり、診察日以外の医師診察を希望した場合などの窓口となります。7.放射線治療が標準治療となっている主な疾患根治治療と緩和治療に大別して、放射線治療が標準治療となっている主な疾患の治療の概略を以下に示します。他の疾患、状態でも放射線治療の対象になることはあります。実際の治療方法、詳細な治療成績などについては担当医からよく説明を受けるこ
とが必要です。1)根治治療(1)頭頸部領域のがんIII期の早期がんでは、はじめに行う治療が放射線治療でも手術でも治癒率に大きな差はありません。形態と機能が保たれる可能性がある放射線治療が主体となる治療が、まず勧められることが多くあります。放射
線治療で治らなかった場合は手術が行われます。放射線治療は6〜8週の外部照射で治療することがほとんどですが、舌がんでは密封小線源治療が主に行われます。密封小線源治療が行われる場合があります。解剖学的部位が手術を施行することが難しいので、ど
の病期でも放射線治療が主に行われます。7週前後の外部照射で行われることが主ですが、密封小線源治療を加えることもあります。
 進行したがんでは手術が治療の主体となりますが、手術ができないほど進行した場合は、放射線治療が行われます。抗がん剤と
併用して行われる場合もあります。手術が施行されても腫瘍の残存が疑われた場合には手術後に放射線治療を行います。非小細胞肺がんでは、III期は手術が行われ、III期が放射線治療の対象となるのが一般的です。放射線治療は6〜7週の外部照射で行われま
す。肺門部のがんでは、密封小線源治療で治療を行うことがあります。抗がん剤と組み合わせて治療すると、放射線単独よりも生存期間が延長することがわかってきました。III期非小細胞肺がんの5年生存率は10%前後です。III期では全身状態がよくなく、手術
に耐えられない場合は放射線治療が行われ、2040%の5年生存率が得られます。 遠隔臓器転移のない小細胞肺がんは、抗がん剤とあわせて治療を行います。放射線治療は4〜6週の外部照射で行われます。我が国でも乳房温存治療が増加してきました。乳房温存
治療は、乳房部分切除手術に外部照射をあわせて行うのが一般的です。5〜6週の外部照射での放射線治療を行います。乳房部分切除のみの場合の乳房内再発2040%を5〜10%まで低下させることができます。進行した乳がんでは乳房切除術後、放射線を切除し
た胸壁や頸部に照射することがあります。我が国では、放射線治療の対象となるのは主にIII期です。外部照射と密封小線源治療を組み合わせて治療します。5年生存率は50%前後です。III期は、我が国では主に手術が行われていますが、放射線で治療しても手黒色便・軟便傾向・吐血・腹部の痛み・貧血 ・全身倦怠感・不快感・体重減少・背腹部の痛み漢方の治療目的と容態別服用法 この病期では癌の休眠または、拡張を抑えることを目的としながら、 漢方抗癌剤の服用提案をしていきます。また化学療法・放射線療法の副作用を抑え、癌による体力の減退や西洋抗がん剤の骨髄抑制からくる衰弱を回復するために、漢方抗癌剤を服用します。そして生活の質を落とさずに、癌の休眠または、拡張を抑えることを目的としてゆきます体力がつき、ある程度がんと共生できているかどうかをチェックし、がんを攻撃する体勢に入れるかどうか判断しその後、全身抗がん剤、消化器専門抗がん剤を服用することにより、癌の縮小を目指します。食事量が通常の5割以上の方 体力低下が著しい方免疫還元酵素(NewPQQ5)を服用することにより、食欲を回復させ、体力を増強させていきます。次に、胃がんを休眠させ、とじこめ、進行を防ぐことを目的に、消化器専門抗がん剤(肺胃カプセル・OSW−1・珍香カプセルなど)や臨床データで治療効果が見られた漢方抗がん剤(新複合抗がん剤・康楽液など)を単剤あるいは併用にて服用します。体力が割とある方 消化器専門抗がん剤(肺胃カプセル・OSW−1・珍香カプセルなど)や臨床データで治療効果が見られた漢方抗がん剤(新複合抗がん剤・康楽液など)を単剤あるいは併用にて服用し胃がんを休眠させ、とじこめ、進行を防ぎます。食事量が通常の5割以下の方 体力低下は著しいが水分が摂れる方免疫還元酵素(NewPQQ5)を服用することにより、食欲を回復させ、体力を増強させていきます。次に、胃がんを休眠させ、とじこめ、進行を防ぐことを目的に、消化器専門抗がん剤(肺胃カプセル・OSW−1・珍香カプセルなど)や臨床データで治療効果が見られた漢方抗がん剤(新複合抗がん剤・康楽液など)を単剤あるいは併用にて服用します。体力低下が著しく水分が余り摂れない方摂取量が少なく、即効性の高い分子標的生物製剤(SAgスーパー抗原・SAgスーパー抗原II)を服用し、体調の回復と胃がんを休眠させ、とじこめ、進行を防ぎます。手術を予定されている方 手術前にできるだけ腫瘍を小さくしておき、手術を軽度で終了するために、消化器専門抗がん剤(肺胃カプセル・OSW−1・珍香カプセルなど)や臨床データで治療効果が見られた漢方抗がん剤(新複合抗がん剤・康楽液など)を単剤あるいは併用にて服用します。術後は、縫合状態を確認し、服用を再開いたします。リンパ節に転移が認められた方癌の進行を抑え、リンパ転移の拡がりによる遠隔転移を防ぐため、より効果の高い服用方法で消化器専門抗がん剤(肺胃カプセル・OSW−1・珍香カプセルなど)や臨床データで治療効果が見られた漢方抗がん剤(新複合抗がん剤・康楽液など)を単剤あるいは併用にて服用します。化学治療による副作用のひどい方 臓器不全・口内炎・吐き気・骨髄機能抑制(血小板減少・白血球 減少・赤血球減少)・脱毛など、西洋抗癌剤により損傷された自己免疫力を回復させ、上記の症状を回復させ、また骨髄抑制による間質性肺炎などの様々な合併症を防 ぐため、免疫還元酵素(NewPQQ5)・免疫を上げる生物製剤(PAA)を服用します。さらに、副作用緩和だけではなく、胃がん縮小の目的で、現代免疫学 の最先端の抗原である、SAgスーパー抗原・SAgスーパー抗原IIを服用します。

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非常に小さな確率です。がんはひとりにひとつだけでなく複数おこることがありますので、放射線で治療した部位に新たながんができたとしても、それが放射線が原因でつくられたがんと決めつけるわけにはいきません。放射線でがんを治す力は、二次がんをおこす危険をはるかに上回っています。9.放射線治療が終わった


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後にも診察が必要治療が終わった後は治療効果をみるためや、後から出てくるかもしれない副作用に上手に対応するために定期的に診察します。10.放射線治療を安全で正確に行う体制計画した。看護師は治療開始時に治療についてのオリエンテーションをしたり、治療期間中の副作用への対応などについてかかわります。

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受付事務は治療スケジュールを説明したり、診察日以外の医師診察を希望した場合などの窓口となります。7.放射線治療が標準治療となっている主な疾患根治治療と緩和治療に大別して、放射線治療が標準治療となっている主な疾患の治療の概略を以下に示します。他の疾患、状態でも放射線治療の対象になることはありま

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す。実際の治療方法、詳細な治療成績などについては担当医からよく説明を受けることが必要です。1)根治治療
(1)頭頸部領域のがんIII期の早期がんでは、はじめに行う治療が放射線治療でも手術でも治癒率に大きな差はありません。形態と機能が保たれる可能性がある放射線治療が主体となる治療が、まず勧められること


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が多くあります。放射線治療で治らなかった場合は手術が行われます。放射線治療は6〜8週の外部照射で治療することがほとんどですが、舌がんでは密封小線源治療が主に行われます。密封小線源治療が行われる場合があります。解剖学的部位が手術を施行することが難しいので、どの病期でも放射線治療が主に行われま

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す。7週前後の外部照射で行われることが主ですが、密封小線源治療を加えることもあります。
 進行したがんでは手術が治療の主体となりますが、手術ができないほど進行した場合は、放射線治療が行われます。抗がん剤と併用して行われる場合もあります。手術が施行されても腫瘍の残存が疑われた場合には手術後に放射線


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治療を行います。非小細胞肺がんでは、
III期は手術が行われ、III期が放射線治療の対象となるのが一般的です。放射線治療は6〜7週の外部照射で行われます。肺門部のがんでは、密封小線源治療で治療を行うことがあります。抗がん剤と組み合わせて治療すると、放射線単独よりも生存期間が延長することがわかってきま

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した。
III期非小細胞肺がんの5年生存率は10%前後です。III期では全身状態がよくなく、手術に耐えられない場合は放射線治療が行われ、2040%の5年生存率が得られます。 遠隔臓器転移のない小細胞肺がんは、抗がん剤とあわせて治療を行います。放射線治療は4〜6週の外部照射で行われます

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がわかる 通常の医療機関や人間ドックなどでは、十数項目しか調べません。 腫瘍ができたら腫瘍を手術でとってしまうのではなく、腫瘍ができた原因を追究し、その原因を治療するのが根本治療であるため、根本的な原因を探すことが重要です。2. 副作用がないサプリメントと薬剤の違い――天然の複合的な栄養素であるサプリメントは、体内で必要に応じて代謝されるため、薬物治療に対して圧倒的に安全です。熟練した医師の管理下で行う場合、ほとんど副作用はありません。それに対し薬剤は、人体には存在しない化学合成された単一成分であるため、うまくいけば短時間に症状をとれるなどの利点はあるものの、根本的でなく、副作用があります。※漢方薬にも劇薬に分類される処方の難しい薬があります。※アメリカでは1年間に10万人以上が薬の副作用で亡くなっていると言われています。 . 治療期間の目安は半年〜1年である漢方や栄養療法は、長期間服用しなければと効かないわけではなく、特殊な例を除き、医師の処方どおりに服用すれば、約3ヶ月で症状の著しい改善と検査データの改善を認めます。 ないようにしたほうがよい、との考え方は間違いです」と明記していた。だが胃癌学会のアンケートによると、一般病院の4分の3が原則として使っている。証拠軽視の医療がまかり通ってきたのだ。疑問と反発「専門医の意見より証拠」というEBMに、反発する医師は多い。今月18日に新潟市で開かれた胃癌学会では、ガイドラインという医療の標準を作ること自体への疑問が出た。鹿児島大第1外科の愛甲孝教授は、医療内容の公開という点でガイドラインの必要は認めたが、疑問点として「診療報酬の削減に悪用される恐れがある」「標準と違う医療をした場合、医療訴訟に悪用されないか」「患者は一人ひとり違い、一律の標準治療は適用しにくい」と指摘した。これに対して、ガイドラインの作成委員の一人、笹子三津留・国立がんセンター中央病院外科部長は、反論した。@医療費削減は時代の流れ。削減しても医療の質を落とさないため、ガイドラインは必要だA標準と違う治療もありうる。違うという事実を患者に説明し納得を得ればよい B6〜7割の患者には標準通りの治療が最善だ。それ以外の場合に何が最善かは通常、証拠がなくて分からない。証拠なしに「これが最善」と患者に押しつけるのは医師の裁量権の誤用だ。慶応大放射線科の近藤誠講師は「手術後の抗がん剤などを厳しく評価したのはうなずける。しかし手術へ
の評価が甘く、証拠重視に徹していない。胃の周囲のリンパ節を取る手術を勧めているが、根拠が弱い。実験的な医療と
認めるべきだ」と話している。がん死因のトップは胃がん 日本人の病気による死因のトップは「がん」ですが、その中でも1位の座を占めている のが胃がんで、毎
年約5万人の人が亡くなっています。しかし最近では治療法も発達し 早期に発見すればほぼ 100%助かります。しかもより早期に発見すれば、開腹手術を 受けることなく、内視鏡によ
り治療(粘膜切除術)することができるようになりました。 手軽に受けられる血液検査法  薬剤と違い副作用はほとんどなく、安全である。AAPCC(米国毒物コントロールセンター協会)の報告6)によると、米国におけるビタミン・ミネラルなどによる死亡例は年間ほぼ0人であり、多い年でも2人である。それに対し、薬剤による死亡例は米国で年間10万人以上である7 (*個人や病態、妊娠中であるか否かなどによって、必要量・摂取量の上限には違いがあります) このように、現代の栄養に対する考え方は日々進歩しており、がんをはじめとする多くの疾患に効果があることが明らかになっています。 ++栄養状態はがん患者様の予後を左右する++ がん患者様は「がんで死ぬのではなく、栄養欠損で死に至る」と言われています。 特に胃がん患者様は食欲不振や胃腸の通過障害が起こりやすく、またがんによる代謝の異常などが原因で、栄養障害を起こ


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すケースが高率に見られます。
がんによる栄養障害は体重減少を引き起こし、体重が大幅に減少する患者様ほど生存率が低いことがわかっています。

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がんがあっても長く生きるためには、また様々な治療の効果を充分に出すためには、栄養欠乏を是正してがんや治療に対する抵抗力を上げることが必要不可欠なのです。


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また、がんを別の側面から見てみると、栄養素を消耗してしまう究極の「消耗性疾患」であると言えます。
いわゆるがんによる「悪液質」が、がんによるものと栄養失調による混合性の代謝異常であると考えれば、適切な栄養補給


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によって患者様の消耗状態が改善し、
QOLが改善することは不思議ではないのです。 よりよい人生を過ごすために++
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腫瘍(また腫瘍に伴う悪液質)はがんの症状であり、病気の本態そのものではありません。
「北風と太陽」の話ではありませんが、がんを敵に回してただ孤独な戦いを挑むのではなく、体力を向上させてがんに対する抵抗力を上げ、がんの進行

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を可能な限り抑え、生活の質を向上し、人生を豊かに過ごすことが、がん患者様にとって最良の道であると言えるでしょう。

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クリニックハイジーアでは、栄養療法と東洋医学、必要に応じて西洋医学を併用する統合医療を行い、患者様の本来の元気を取り戻していただき、よりよい人生を過ごされるためのお手伝いをしてまいります。

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統合医療の
3つの特徴. 60項目以上の詳細な血液検査・尿検査により、原因不明な病気や治療が難しかった病態の原因 

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目を疑った。で,医師の話を聞くと「特に異常はないということです」の言葉であった。 張りつめてきたものから突然開放された妹が目に涙をためながら,「信じられない!」とうわずった声で言い,ついで「先生,ありがとうございます!」と抱きつかんばかりに腰を浮かす。 ではなぜ,子宮から出血があったかといえば,医師によれば「閉経から1年経っていますが,まだ女性ホルモンが出ているようで,つまり生理状態ということです。」ということだった。閉経にも段階があるということのようだ。それは,「実に珍しいことで,まれな現象」とのこと。また様子を見るために3ヶ月後(3月3日)に検査をしましょうという言葉があったことも付け加えておく。その後,妹の喜びがいかほどであったかは,予想がつくであろう。この1週間,どれだけ大きな重みに耐えてきたことだろう。死さえも思考範囲に入れた苦しみは,いかほどだったろうか。それが全部取り払われたのである。帰途の車中で,彼女はハイテンションに「よかったぁ!」を何度繰り返したことか。また心配してくれた同僚への報告で「信じられない!」を涙混じりにどれだけ繰り返したことか。本当に良かったなぁ!その足で杉浦の家に行く。先日相談に乗ってもらった彼への報告のためだ。ここでも彼女は同じ喜びを示し続けた。杉浦も本当に嬉しそうにいろいろな話をしてくれた。ありがたいことだ。出てきたおばぁちゃんも「本当に良かったねぇ」と妹に言葉をかけてくれた。それには抱きつきながら「ありがとうございます」と涙を流す妹。おばあちゃんも涙をにじませてくれた。突然,杉浦と自分に「夕食はおごりたいから,一緒に食べに生きませんか」と提案が出た。それなら喜んでと食べに行く。ここでも杉浦は丁寧にいろいろな方面の話を妹にしてくれた。今月の忘年会(第2弾)で,妹のために7人も集まってくれたという話になった。「自分の苦しみを癒そうと集まってくれたのに,何か悪くって…」と妹。今後直すべき彼女の悪いクセだ。遠慮であり,マイナス思考の表出でもある。車中でもその話が出たから,自分は「そういうのを水くさいと言うんだぜ。」と伝え,夕食会場では,杉浦が「仲間の喜びはみんなの喜びなんですよ」と言ってくれた。忘年会参加の皆さん,…という訳です。この会では,彼女の精神的「快気祝い」と思っていただき,盛大に盛り上がりましょう。ご心配をおかけしました。付け加えることがある。医師から「異常はない」と伝えられた時に,今までの彼女なら愚痴っぽい言い方で「なんであの時はガンの可能性が高いと言われたんですか」とやや攻撃的に言っていただろう。それが今日はただ喜びを表すだけであった。(ちなみに医師は可能性があるなら最悪に近い言葉を伝えるものである。)後で聞いたら,この子宮ガン騒動で思ったことがあるの。何事もお導きだと思うの。自分が悲しみにくれていたことは,何かの試練だってどこかで感じていたのよ。だから,「異常なし」と言われたときは,まずは喜びばかりだったけど,ふとそれに気づいたの。あぁ,ありがたいなぁって。素晴らしい!と思う。すごいヤツだなぁとも思う。妹なりに,いくつかの試練を乗り越えてきたんだ。いよいよ,忘年会が楽しみになってきた。我が家の忘年会に参加の意思を示し始めたのも,彼女にとって大きな飛躍だと思ったが,その歩みは確実なものになりつつあるようだ。一般にがんになりやすい年齢は40歳以降といわれますが、子宮がんはむしろ若い世代に多いがんであるため、若い人も油断はできません。子宮がんには、子宮の入り口(頸部)にできる「子宮頸(けい)がん」と、子宮の奥(体部)にできる「子宮体がん」があります。どちらも、最近は発症年齢の低年齢化が問題になっています。
とくに子宮頸がんは2030歳代に急増。これから子どもを産もうという人の多い年代であり、命は助かっても子宮を失うようなことになったのでは深刻な問題です。
子宮頸がんは、性交で感染するヒトパピローマウイルスとの関係がかなり明確になっており、性交経験のあるすべての女性がこの病気のリスクをもちます。また、性交を経験する年齢が低くなったことが、このがんの低年齢化に結びついていると考えられています。子宮頸がんになるリスクが高いのは、性交を経験した年齢が低い人や喫煙者、妊娠・出産回数が多い人などです。
一方、以前は子宮がんといえばほとんどが子宮頸がんだったのが、この40年ほどで子宮体がんが約4倍にも急増、最近では子宮がん全体の30%前後を占めるまでに増えています。40代から60代に最も多くみられますが、30代で発症する人も増えています。妊娠・出産経験のない人、若い人では月経不順やホルモンの乱れがある人に多くみられます。肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症の人は、さらにリスクが高くなります。
子宮がんは早期に見つけて治療すればほぼ完全に治すことができます。それには定期的に検査を受けることが大切です。子宮頸がんは早期にはほとんど自覚症状がなく、自覚症状が現われるのはがんが進行してから。月経以外の出血(不正出血)、性交時の出血、おりものの増加などが主な症状ですが、がんが進行してからでは、子宮の温存が不可能になります。早期なら子宮を残す治療法を選択することができるため、妊娠することが可能です。だから自覚症状がないうちに発見することが何よりも大切なのです。
子宮頸がんの検診は多くの自治体で実施しており、多くの場合20歳から、無料または安価な料金で受けることができます。2年に1回の検診としているところが多いようですが、できれば最低でも年に1回、婦人科や検査機関で自主的に検診を受けることをおすすめします。(自治体によって費用や受診できる年齢などの条件は異なるため、個々に問い合わせが必要)
検診では子宮の出口を綿棒でそっとこする検査(細胞診)を行います。痛みもなく短時間ですみます。はずかしい、忙しいといった理由で婦人科の検診を受けることをためらう人は多いかもしれませんが、後悔しないためにも、年に1回のがん検診を受けしょう。 
子宮体がんも初めは無症状ですが、比較的早期に不正出血や月経異常で自覚されることも多いようです。最初は月経量が増える、長引くといった月経の異常として現われるため、もともと月経不順のある人や閉経前後の人では、いつもの月経異常として見逃してしまうことも多いのです。
現代女性は、初経年齢が早まり閉経年齢は遅くなっていることに加え、子どもを産む数が減っていることから、昔の人よりも約10倍、生涯で経験する月経が多くなりました。この月経回数の増加が、子宮体がん増加の原因になっていると考えられています。ほかに、食生活の欧米化や、ストレス社会でホルモンのバランスをくずす人が多いことなどの影響も指摘されています。
つまり、子どもを産む産まないにかかわらず、現代女性の誰もが子宮体がんのリスクがあるということ。40歳になったらすべての人が検診を受け、月経不順があるなどのリスクが高いと思われる人はもっと早く、30代から検診を受けることが望まれます。
自治体の検診はおもに頸がんについて行う場合が多いので、子宮体がんは婦人科を受診して調べてもらうことをおすすめします。体がんの検診は子宮内膜の細胞を調べる細胞診で、子宮内に細い棒状の器具を入れて細胞をこすりとるなどの方法で、少し痛みを感じることもあります。子宮内膜の厚さを測定する経膣(けいちつ)超音波検査も有効で、こちらは痛みもほとんどありません。子宮頸がんとともに年に1回は検診を受け、月経とは違う出血や、いつもより月経量が多い、長いなどの変化があったら、自己判断せず、婦人科を受診しましょう。
不正出血やおりものの変化などは、がんではなくても子宮や卵巣など婦人科の病気のサインである可能性もあります。20歳をすぎたら年に一度の検診で子宮や卵巣の状態をチェックすることが、女性のライフプランの実現に不可欠であるということを心にとめておいてください。子宮がんの発生については、人体の中でも最もわかっている一つです。それでどの様な程度のものが見つかるかどうか、早い段階の変化が見つかればがんがあっても治る可能性は100%近いわけです。人体のどの部分にできるがんでも早期発見が治療につながります。
子宮がんには、子宮の下部(頸部)にできる頸がんと上部にできる体がんに分けられますが、普通子宮がんといわれるのは頸がんで子宮がんの97%を占めていることからもわかります。
そして年齢的には悪い変化が発生してくるのは35歳から50歳に大幅に増え、30歳では5%〜8%の発生が見られます。 その為には年一回は検診を受けていただきたいのです。市民検診では30歳より受診をすすめています。保険所でも各産婦人科医院でも実施しております。検査の要領は膣内の分泌物(おりもの)を採取するだけで済みます。時間的にも短時間で済み、全く痛みはありません。 
一方、子宮の上部にできる体がんは、平均年齢が54歳と高年齢で閉経後(70%以上)にできるとされています。 閉経後に性器出血があれば直ぐに検査を受けて下さい。この場合の採取は子宮の内部の組織を一部採取しますので少々痛みを伴いますが麻酔を必要とはしません。結果はどちらも細胞を染め顕微鏡で調べますので10日位の日数を必要とします。一度変化に異常があれば2〜3ヶ月毎に検査を続け、正常に戻るか、より悪い方向に進むか、その程度を注意深く追ってゆくことが大切になってきます。でも早期発見は治療につながるのです。もし悪性が見つかっても早く手当を受けるようにして下さい。なおりますから!
また、子宮がんの発生の場所が限られた小さい範囲にありますから一回の検査で見落としになる率は殆どないと言ってよいでしょう。 異状なしであれば一年間は安心です。この安心を得るためには定期的に検査を続ける必要があります。一度の安心は一年間と思って下さい。特に先に述べました年代の方々には充分の注意をもって受診されますようにお願いします。 
先日、婦人科検診を受けに行ってきました。
私のように会社勤めをしていない人間は、自分から行動を起こさない限り、健康診断や検診を受ける機会がないため、ついつい「また今度でいいか」と思ってしまいがちです。
どこか調子が悪かったり、痛みがあったりということであれば早めに病院に行きますが、自覚症状がまったくないと、余計に先延ばしにしてしまいがちですよね。でも、私ももう30代になったし、次女を出産してから2年以上も経過しているし、なによりも「自分が乳がんや子宮がんであるはずがない。」などという根拠のない思い込みではなく、ちゃんと検査して、「大丈夫!」という安心を持ちたかったので、意を決して婦人科で検査を受けてきました。ちなみに名古屋市の場合は、子宮がん検診に関しては、30歳以上の女性は2年に1回無料で受けることができます。乳がん検診のほうは、40歳以上でないと対象にならないため、30歳の私は有料での検診でした。(※市町村によって異なると思います。)
子宮がん検診は生理中でなければいつでもよいみたいですが、乳がん検診は生理終了直後の検診がベストらしいので、それぞれ別の日に検査をしてもらってきました。結果から書くと、私は乳がん、子宮がんとも陰性(問題なし)で安心したのですが、やっぱりこういう検診って大切だなぁと実感しました。婦人科の医師も、「最近は若い女性にも乳がんは増えているからね、自己触診でも早期発見は可能だから、ぜひ自宅でも月に一度くらいはやってみてください。」と、自己触診のやり方を説明してくれました。婦人科検診は、決して楽しいものではありませんが、子宮がんも乳がんも、「自分だけは絶対大丈夫。」なんてことはありえないんですよね。なかなかきっかけがないと「よし、検診に行こう!」とは思えないかもしれませんが、病院で検査をしてもらって問題なしとわかれば安心することができます。もし万が一、罹患していたとしても、早期発見ができれば治療もできるはずです。もしも「そのうち検査に行かなくちゃとは思っているんだけど・・・」と先延ばしにしている方がいたら、ぜひ、近いうちに婦人科に予約の電話を入れることをおすすめします。
お住まいの市町村の補助についても、訊けば教えてくれると思いますよ。婦人科検診にかける時間と費用を惜しむのは、決して「節約」とはいわないと思います。
自分自身のため、そして大切な家族のために、定期的な検診を習慣づけたいものです。卵巣がんの検診は膣内からの超音波検査(エコー)と血液検査(腫瘍マーカー)の併用が理想的です。子宮頸がんをはじめ、ほとんどの婦人科がんは検診の効果が科学的に証明されています。本来であれば国の責任において毎年集団健診を実施するべきなのですが、財政上の問題で隔年にしているところが多いようです。ここは国まかせではなく自分で健診プログラムを作りましょう。
個人の健診機会は、(1)職場健診、配偶者健診 (2)自治体健診 (3)人間ドックなどの自費健診 (4)通常の病院の診療 の4つが想定されます。特に(1)と(2)をうまく利用することで費用を低く抑えて健診を受けることができます。(3)の自費健診に関しては隔年の健診に追加することで、毎年、健診を受けられるようにするのが良いでしょう。(4)については婦人科系疾患の既往歴によって保険診療の範囲で検査が受けられるケースがあります。主治医とよく相談しながら、保険が利用できる場合は賢く使っていきましょう。京都八幡病院では子宮がん検診を実施しています。従来の子宮がん検診の実施主体は、自治体と各健康保険組合でしたが、一定水準の設備・技術の整った病院であると認められ、子宮がん検診実施医療機関となりました。
対象は、以前は30才以上の方でしたが、20歳以上の若い世代においても子宮がんが発生しており、平成16年からは20歳以上の方までに対象年齢が引き下げられました。
子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がんの2種類があります。従来は、9対1の割合で子宮頸がんが圧倒的に多かったのですが、最近は若い世代を中心に子宮体がんが全体の45%ほどを占める様になってきています。子宮頸がんは、検診を行えば肉眼で確認できるので、見逃しはまずありません。また、子宮体がんは子宮空内の細胞を採取して検査をします。「わずか数分で終わり、痛みはほとんどない」ので、シンプルな検査です。
子宮がんは、初期の自覚症状がほとんどないので、早めの検診が大切です。子宮がん検診実施医療機関の認定を受けた京都八幡病院で、定期的な検診を心がけてください。子宮がんとは子宮がんは、「がん」が発生する部位より「子宮頸部がん」と「子宮体部がん」とに区別され、両者は好発年齢、発生原因、臨床症状、組織像や治療内容が異なるため区別して取り扱う疾患となっています。子宮頸部がん(頸がん)[ 発生原因 ]現在は、性交渉によりヒト乳頭腫ウイルス(human papillomavirus:HPV)の感染が引き金になるとされています。そのウイルスの遺伝子型(タイプ)100以上あり、子宮頸がんに関連しているのは(高危険群)16型、18型、31型などが考えられています。子宮頸部腫瘍(異形成、上皮内癌、浸潤癌)では、ほぼ全員がHPVに感染していると考えられています。しかし、感染しても全員が発癌するのではなく、免疫状態の低下などによってもたらされることが指摘されています。[ 年齢 ]このHPV感染は、性行為によって引き起こされ、初交年齢が早い場合や、複数・多数の男性との性交渉により「がん」になる危険性が高くなるとされています。このため、最近では若年者(20歳代から)で発見される人が増加しています。初期がんでは「無症状」ですが、病気が進行するに従って「性交後出血」、「不正出血」、「持続的出血」、「多量出血」となります。子宮頸癌は、異形成上皮(軽度→中等度→高度)→上皮内癌→浸潤癌と進行していくことが知られています。(1) 異形成上皮軽度異形成では、大部分が将来消失してしまうと考えられています。高度異形成は、将来3/4は治癒しますが、上皮内癌へ進行が約12.2%、持続が8.1%、浸潤癌へは4.8%が進展するとされています。また、円錐切除により多数標本を作製して観察すると上皮内癌が発見される場合があります。このため、高度異形成の段階になればループ電極切除あるしは円錐切除術で病理組織の確認を推奨します。(2) 0期(上皮内癌)この段階では、「がん」がまだ皮下組織に浸潤が始まっていないため、転移はなく初期癌とされています。妊娠中に上皮内癌と診断された場合には、分娩が終了した後にループ電極切除あるいは円錐切除術を行います。(3) 浸潤癌I期:子宮頸部に限局 Ia1: 深さ3 mm、縦 7 mm 微小浸潤癌で、この段階で脈管侵襲がなければ子宮温存手術が可能 Ia2: 深さ5 mm、縦 7 mm 子宮を残すことは困難で、広汎子宮全摘、あるいは放射線療法が適応となります。挙児希望では広汎頸部切除術の選択もあります。1) 細胞診子宮頸部で、「がん」の好発部位より直接細胞を擦過して行う方法です。a. 採取法 (a)ヘラ、綿棒(自己採取は、初期がんの発見には不適当です) b. 細胞診断:クラス分類 (a). III:正常 (b). IIIaIIIb:軽度/高度異形成 (c). IV:上皮内癌 (d). V:浸潤癌 (2) コルポ診(拡大鏡観察)820倍の拡大初期がんは肉眼では診断できないので、必ずコルポ診で観察し組織診が行われます。専門的な検査法です。(3) 組織診最終的な診断法で、コルポ診で病変より採取し治療方針が決まります。手術療法、放射線療法、化学療法が中心となります。(1) 手術療法a. ループ電極切徐 ループ状の電極で病変を切除する方法で、高度異形成、上皮内癌が適応となり、局所麻酔で行い、子宮は温存されます。病変が狭い場合が適応で、将来に妊娠・出産を希望される人には適応となり、術後の妊娠経過も良好です。 b. レーザ蒸散 レーザーで病変組織を気化・蒸散し消失する方法です。診断のための組織が残らないため、当科では行っていません。 c. 子宮頸部円錐切徐:子宮
頸部を円錐状に切除する方法で、高度異形成、上皮内癌で病変が

広い場合や、Ia1期の初期がんで子宮温存を希望される場合に適応となります。
これまでに、局所再発が約3%あり、1(閉経後)に子宮摘出、6名には再度円錐切除手術が実施され経過良好です。 d. 子宮摘出 a) 単純子宮全摘 上皮内癌で病変が頸管内の奥にある場合(高齢者に多い)や子宮筋腫合併、浸潤癌(Ia1)などに
適応となります。 b) 準広汎子宮全摘 病変の広い浸潤癌(Ia1)が適応となります。 c) 広汎子宮全摘 子宮傍組織を含めて広汎に摘出し、併せて卵巣・卵管(若年者や組織型によっては温存)、骨盤内リンパ節郭清を行います。出血量が多くなる場合には予め自己血貯血も行っています。術後に発生する下肢のリンパ浮腫に対しての予防と対策、改善の指導も行っています。 (2) 放射線治療全身状態(年齢、進行期、合併症)などを考慮して放射線療法を行います。初期がんでは、腔内からの照射のみで行われ、外来通院でも治療可能です。一般的には、骨盤内照射が併用されます。(3) 抗がん化学療法単独で行われることは少なく、手術療法や放射線療法に併用して行われます。そして今日がその検査結果の詳細を聞く日になっていた。どう動揺するか分からないという判断で,自分が車で送迎をし,病院に付き添い2人で診断結果を聞くことにしていた。  午後1時に幡豆の彼女の家に着き,二人で安城に向かう。 心配性の彼女のことだから,どう言葉がけをしようかといろいろ考えたが,結局,最悪のことを考えさせながら,どういう反応をするかで,次の言葉を決めようとした。 

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「昨夜はよく寝られたの?」と聞けば,クレプシーのお陰で9時には眠たくなったそうだ。医師から子宮ガンの言葉を聞いて以降は,クレプシーをいつもより多く服用しているそうだ。毎食後3袋は飲んでいるという。だからこの1週間は何も考えずに眠れるようになったとのこと。クレプシー成分のカルシウムは精神を落ち着かせる効能がある。 

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でも,今日になって,保育園ではじっとしていることがどうにも落ち着かずに,受け持ちの園児を外に出しては一緒に遊び,それでもじっとしてられなくて草取りやら何やらと自身動き回っていたと彼女。そりゃぁそうだろう,誰でもそうなんだ。ちなみに,園児は今日は大喜びだったそうな。 

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さて病院に向かう車内で,穏やかに「もしさぁ,医者から最悪の言葉,例えば末期ガンというようなことを聞いたとしたら…」と言い始めると,最後まで聞かずに,「実は,自分が死んだら自分の骨はどこに入れて欲しいのか,なんてことは考えた」と答えてくれた。 

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そうなら,何も言うことはない。 人は往々にして,生にしがみつく余り,死に対しては嫌だ嫌だの心理状態になりがちなものだ。生と死との選択肢があるとしたら,誰でも生を選びたがるが,その選び方である。もし死だったら,それが余儀のない


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ものだったら,どう選ぶかの心構えがあるかないかによって,うろたえ方が違うと思うのである。 誰でも迎える死というものをどう迎えるか,そのあたりの心構えがあるかを準備する。それが定まることが人生を考える上でのスタートである。これは時々杉浦が口にすることであり,永六輔も本でそう言ってい

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る。人生の半ばを迎える(過ぎた)人には必要なことだと自分も思う。 最悪について彼女が考えているなら,こちらが言うことは何もない。ならば,後は楽しい話ばかりである。話に夢中になりすぎて,途中道を間違えたり,早く病院に着きすぎて,自分は遅い昼食を食べながらの話も


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同様である。 2時半,医師の待つ部屋に二人で入る。 
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示された「組織所見」のプリントアウトを二人でのぞき込みながら医師の話を聞く。 そこには「異型のない増殖期様の子宮内膜を認める。悪性の示唆する所見を認めない。」とあった。

胃がん 分類

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甲状腺乳頭癌や甲状腺濾胞癌の手術を受けた患者には、定期的にフォローアップ(経過観察)のための診査を必ず行なうようにします。それは、間違いなく成した手術の後で、何年も経ってから再発してくることが時々あるからです。
フォローアップのための再診時には、丁寧に病歴を採取し、定期的な胸部X線写真だけでなく、特に首の領域に注意しながら身体的診査を行なうようにします。
首と全身の影像を得るための超音波検査と放射性ヨードスキャンニングも役に立ちます。手術後、時々血液中のサイログロブリンのレベルの測定を行なうのも役立ちます。この物質は、正常な甲状腺組織から放出され、また分化度の高い癌細胞からも放出されます。甲状腺の全摘出を行なった後、また甲状腺の手術の後に甲状腺ホルモンを服用している患者ではサイログロブリンの血中レベルが非常に低くなります。サイログロブリンのレベルが高いまま、あるいは上がってきた場合は、一般的に甲状腺癌がまだ残っているか、または成長を続けていることをうかがわせるものですが、必ずしも予後が悪いということではありません。フォローアップの検査でサイログロブリンレベルが高くなっていることがわかったら、これは医師に対する警戒信号であり、腫瘍が再発していないか確かめるために他の検査も必要となることがあります。残念ながら、甲状腺癌の患者の中には、抗サイログロブリン抗体の存在により、サイログロブリンの正確な測定ができない者もいます<注釈:この抗体があると測定系に影響を与えるためです。甲状腺のほとんど、または全部を取り除いた場合、当然ながら体の機能を正常に保つために甲状腺ホルモンを服用しなければなりません。甲状腺の一部が残っていたとしても、甲状腺癌の患者ではサイロキシンを使った治療がフォローアップの際に行なう治療の重要な部分となります。これは、手術後にサイロキシンの投与を受けなかった患者に癌の再発が起こりやすいという研究結果が出ているためです。甲状腺ホルモンは、医学的に禁忌症である場合を除き、TSHレベルを正常値以下に抑えるよう十分な量を投与しなければなりません。感度の高いTSHの新らしい測定法は、TSH濃度のモニターや、患者の血清TSHが正常値よりわずかに下であれば患者の再発の危険性は少ないことを確かめるのに非常に役に立ちます。より浸潤性の強い形の乳頭癌や濾胞癌の患者に対しては、TSHを検知レベル以下に抑えるため、もっと量を増やして投与するべきでしょう<注釈:今では、TSHを検知レベル以下にする程、甲状腺ホルモン剤を増やすと、閉経後の女性では骨が弱る可能性を指摘する人もいます。ほとんどの甲状腺癌は非常に治癒率が高いのです。事実、いちばん多く見られるタイプの甲状腺癌(乳頭癌と濾胞癌)がもっとも治癒率が高いのです。若い患者では、乳頭癌と濾胞癌のどちらも、適切な治療が行われれば95%以上の治癒率が期待できます。乳頭癌と濾胞癌のどちらも癌がある側の甲状腺葉を完全に取り除いた上に、もう片方の葉大部分、あるいは全部を切除する方法で行われるのが普通です。
甲状腺の髄様癌ははるかにまれなものですが、予後は悪くなります。髄様癌は非常に早い段階から多数のリンパ節に広がる傾向があり、したがって乳頭癌や濾胞癌のように局所に限局する傾向の高い癌に比べ、はるかに侵襲度の高い手術が必要になります。この癌は、甲状腺の全摘に加え、頚部の前方と側方のリンパ節郭清が必要になります。
いちばん頻度の少ないタイプの甲状腺癌は、未分化癌で、その予後はきわめて不良です。…これはすでに広がってしまった後に見つかることが多く、ほとんどは治りません。手術では腫瘍をすべて取りきれないことがよくあります。甲状腺癌は癌の中でもユニークなものです。甲状腺細胞それ自体が人間の体の細胞の中でもユニークなのです。その細胞は唯一ヨードを取り込む能力を持った細胞です。ヨードは甲状腺細胞が甲状腺ホルモンを産生するのに必要で、そのため血液中からヨードを取り込み、細胞内に濃縮します。 ほとんどの甲状腺癌細胞は、このヨードを取り込み、濃縮する能力をそのまま保っています。ここから、完全な“化学療法”の戦略が生まれるのです。放射性ヨードが患者に与えられると残存した甲状腺細胞(そして甲状腺癌細胞にもこの能力が残っています)がそれを取り込み、濃縮します。体の他の細胞はどれもこの毒性のあるヨードを取り込みことはできないため、何ら害を受けません。しかし、甲状腺癌細胞は自分自身の中にこの毒物を集積し、その放射能によって内部から破壊されます。気分が悪くなることもなく、髪が抜けることもなく、吐き気も下痢もありません。また痛みもないのです。もっと詳しいことは、個々のタイプの甲状腺癌についての頁に載せてあります。
甲状腺癌患者のすべてが手術後に放射性ヨード治療を必要とするわけではありません。これは知っておくべき大事なことです。しかし、それ以外の人は治癒を期待するならばこの治療を受けなければなりません。誰が必要で、誰が必要としないかについて、ここでちょっとだけ詳しく言いますと、髄様癌患者は通常ヨード治療を必要としませんが、これは髄様癌はまったくといってよい程放射性ヨードを取り込まないからです。甲状腺全摘術で治療を行った小さな乳頭癌の中にも同じようにヨード治療を必要としないものがありますが、それはまた別の理由からです。これらの癌は単に(完全な)手術のみで治ることが多いのです。大事なことは、これは患者により、また癌により様々であることです。ここに安易な答えを捜してはなりません。この決定は外科医と患者の間で、内分泌病専門医または内科の意見を参考にした上でなされるものです。放射性ヨード治療はきわめて安全なものであることを覚えておいてください。そして、必要ならば、その治療を受けるべきです。
甲状腺結節は年齢とともに増加し、成人のほぼ10%に存在します。検死で調べたところ、50%の人に甲状腺結節があり、かなりありふれたものであることがわかりました。孤立性甲状腺結節の95%は良性です。すなわち、悪性の甲状腺結節は5%しかないということです。良性の甲状腺結節で多いタイプは、腺腫(“正常な”甲状腺組織が発育し過ぎたもの)や甲状腺嚢胞、そして橋本甲状腺炎です。良性の甲状腺結節で希なタイプは、亜急性甲状腺炎や無痛性甲状腺炎、片側の葉の非形成またはリーデル甲状腺腫によるものです。前の頁で述べたように、数少ない癌性の結節は大体において“分化度の高い”甲状腺癌によるもので、これが甲状腺癌の中で一番多いタイプです。乳頭癌が約60%、濾胞癌は12%、そして乳頭癌の濾胞変異があるものが6%を占めています<注釈:日本では乳頭癌が90%、濾胞癌は45%です>。これらの分化度の高い甲状腺癌は大体治りますが、まず最初に見つけなければなりません。細針生検(穿刺吸引細胞診)は、甲状腺の結節が癌性のものであるかどうかを確かめる安全で、効果的かつ簡単な方法です。
甲状腺癌は、普通、目立った孤立性の結節として存在し、患者が自分で触れたり、家族や友人が首にしこりがあるのに気付く場合もあります。これは上の図に示してあります。
甲状腺結節の入門編で指摘したように、良性の結節と癌性の孤立性甲状腺結節とを見分ける必要があります。
病歴や医師による診察、検査室検査、超音波、そして甲状腺スキャンは、どれも孤立性の結節に関する情報を与えてくれるものですが、甲状腺結節が良性か悪性かを見分けることができる唯一の検査は、細針生検(穿刺吸引細胞診)です(生検とは組織のサンプルを採取して、その細胞に癌の特徴があるかどうかを顕微鏡で見て調べる検査のことです)
このような状況では、甲状腺癌は体の他のあらゆる組織から生じたものと何ら違いはありません。…何かが癌性であるかどうかを見る唯一の方法が生検を行うことなのです。しかし、甲状腺は針を使って簡単にアクセスでき、そのためナイフで切り開いて組織の一部を採ることはせずとも、非常に細い針を甲状腺に刺して、顕微鏡検査用の細胞を採ることができます。この生検の方法は細針吸引生検(穿刺吸引細胞診)またはFNA”と呼ばれます。
コールド結節とは何でしょうか?甲状腺細胞はヨードを取り込み、そのためヨードを原料として甲状腺ホルモンを作ることができます。放射性ヨードを与えると、甲状腺の外形を示すチョウチョのような形の画像がX線フィルム上に得られます。結節が甲状腺ホルモンを作らない細胞(ヨードを取り込まない)からなっていれば、X線フィルム上に“コールド”として現れます。甲状腺ホルモンを作り過ぎている結節は、まわりより暗い領域として現れ、“ホット”と呼ばれます<注釈:ホット結節はわたしの次のページを参考にしてください>。
孤立性結節の評価には、かならず病歴と医師による診察を含めるべきです。病歴や医師の診察のある側面から良性か悪性かを窺い知ることができます。ただし、何らかの形の生検が、確定診断を下す唯一の方法であることを覚えておいてください。橋本甲状腺炎の家族歴 良性の甲状腺結節または甲状腺腫の家族歴 甲状腺機能亢進症または甲状腺機能低下症の症状 結節に痛みや圧痛がある。 やわらかく、滑らかで可動性の結節 特に大きな結節がない多結節性甲状腺腫(結節がたくさんあるが主要なものがない) 甲状腺スキャン上で、“ウォーム”な結節として現れる(正常な量の甲状腺ホルモンを作り出している) 超音波診断では単純な嚢胞である。甲状腺癌が全身に広がることはめったにありません。ほとんどの甲状腺癌は最初の手術で治ります。甲状腺癌が頸部のリンパ節に広がることはありますが、そのようなリンパ節は取ってしまえばよく、それで治すことができます。頻度は少ないのですが、癌が肺や骨に広がることがあります。そのような場合はX線やスキャンによる画像診断で見つけることができます。また放射性ヨードやX線による治療が必要になり、時に外科的に取ってしまうことも必要になります。まれですが性質の悪いタイプの癌に対しては、化学療法やX線治療が勧められることがあります。
皮膚癌以外では、すぐに治療した場合、他のあらゆるタイプの癌に比べ、いちばん多いタイプの甲状腺癌がもっとも長期成績がよいのです。ほとんどすべての患者が治療により完治します。腫甲状腺癌は患者が首のシコリに気付いて見つかることが多いのです。そのようなケースの半分は医師が別の癌とは無関係な病気の診察をしている時に見つかります。甲状腺癌では痛みがなく、症状もめったに出ません。実際に甲状腺癌患者はすべて代謝と甲状腺検査所見が正常です。甲状腺癌の通常の治療は、小さな切開を入れて甲状腺の必要な部分だけ、あるいは全部を取ってしまうことになります。手術の後、患者の声に障害が出るとか、カルシウムバランスの乱れが起こるようなことはまれです。リンパ節を取る場合はもっと切開を大きくしなくてはならないことがあります。しかし、それは首の下の方に入れますし、見かけもそんなに悪くなりません。大事なのは甲状腺や頸部のシコリを早いうちに正しく診断してもらうことです。まず家庭医に診てもらうべきで、その医師が状況を判断して、診断を確かめ、正しい治療を行なうため適切な専門医へ紹介することになるでしょう。しかし、他の多くの癌とは対照的に、早期発見と早期治療により必ずといってよいほど癌の根絶と完治がもたらされます。その通りです。6週間止めなくてはなりません。TSHレベルが上がっている場合にだけ、放射性ヨードが甲状腺に「入り込み」、作用することができるのです。甲状腺ホルモン剤を止めるとそうなります。残念ながらその間、不活発な甲状腺の影響で、疲労や筋肉のつり、むくみ、便秘などの症状が出る可能性が高いのです。研究ではヒトTSHの注射の使用が試験されていますが、これは有望のようです。できればこの薬が利用できるようになって、甲状腺ホルモン剤を止めずに放射性ヨード治療ができるようになることを願っています。甲状腺は、頸部中央で下の方に、気管の上を覆うような形で存在します。ほぼ左右対称な、蝶々のような形をしており、新陳代謝をつかさどるホルモンを分泌しております。
ホルモンが過剰に産生される甲状腺機能亢進症の代表的な病気がバセドウ病です。反対に、徐々にホルモンが減少する病気もあり、その代表的なものが慢性甲状腺炎(橋本病)です。
ホルモンが過剰になると、汗をかきやすくなり、動悸がしたり、いらいらしたりします。食欲旺盛なのに体重が増えないといった症状もあります。バセドウ病では、この他に眼球が飛び出してきたり、甲状腺そのものが腫れてきたりします。
逆にホルモンが減少すると、疲れ易くなったり、寒がりになったりします。食欲がないにも関わらず太ってきたり、体がむくんだりします。コレステロールなどの脂肪が代謝されずに体に残り、しいては動脈硬化の原因となったりします。
甲状腺がんの頻度は、全悪性腫瘍の1%とされ、頭頸部がんの中では比較的多い病気です。日本では治る確率の高い乳頭がんが多い一方で、欧米では遠隔・転移しやすい濾胞がんが多いという地域性があります。
日本で甲状腺がんの90%以上を占める乳頭がんはおとなしい癌で、特に直径が1cm以下のものは一生を通して大きくならないばかりか、消失してしまうものもあるとされています。他の領域で用いられる「早期がん」といった概念は甲状腺がんにはなく、1cm以下のものは「微少がん」と呼ばれ、そのほとんどは生命に影響を与えないと考えられています。
ただしその乳頭がんも、高齢になるにつれて周囲へ拡がったり、遠隔転移をしたり、未分化がんへ姿を変えたりする率が高くなるとされています。同じサイズ、同じリンパ節転移でも、45歳を境に病期分類を変えているほどです。ほとんどは症状がありません。したがって、甲状腺がんのほとんどは、検診や、他疾患で診察を受けた際に偶然発見されます。
進行し、周囲の反回神経(声帯を動かす神経)や気管、喉頭に浸潤すると、声嗄れが起こったり、咳が生じ、その進行が顕著になれば呼吸困難を生じます。
食道に浸潤すれば、嚥下時の違和感、嚥下障害も引き起こしますが、ここまで進行したものはハイ・リスク癌と呼ばれ、治療も難しくなり、再発も起こりやすくなります。
稀ではありますが、急速に頸部の腫れが進行することがあり、未分化がん、悪性リンパ腫が発見されることがあります。頸部から細い針を刺して腫瘍から細胞を吸引する「穿刺吸引細胞診」によって、ほとんどの癌は診断可能です(一般に90-95%)。
癌の広がりは超音波検査、CTで行います。従来から行われてきたシンチグラムは癌の診断や病期確定には無力です。
日本では、甲状腺外科学会が提唱する「甲状腺癌取扱い規約」によって病期を決定しています。分化がんには切除可能であれば手術を行います。たとえ遠隔転移があっても、甲状腺を全摘した後にアイソト−プ治療という放射線治療に期待できる場合が多く手術が選択されます。
通常は癌の存在する側を半分切除し、気管・食道近傍のリンパ節郭清を行います。外側頸部のリンパ節転移があれば必要に応じた頸部郭清を行います。
甲状腺の切除範囲、リンパ節の郭清範囲については、日本と欧米では大きく異なります。また、日本でも施設によって異なるのが実情で、これを統一する目的で、最近治療のガイドラインが作成されようとしています。
当科では、必要最小限かつ十分な甲状腺切除とリンパ節の郭清を行っています。全摘を可及的に避け、転移がない場合には外側頸部のリンパ節には手をつけないというものです。
そして、長期にわたって経過を追跡し、経過中にリンパ節への再発を認めた場合にはそのときに手術を行うものです。
未分化がんは非常に悪性度が高く、手術をしても助からないと考えられてきましたが、中には手術、放射線治療、化学療法を組み合わせた治療(集学的治療)で延命が望めたり、QOLが維持できたりする症例もあります。当科では、治療の可能性を追求して、症例によっては手術を行っています 当科では、年間約20-40人の甲状腺がんの手術を行ってきており、1986年から22年間に行った症例数は700例を越えるまでに至りました。
ここ10年ほどは微少がんの手術を避けることを原則としてきたためか、手術症例数は以前よりも減少しております。
がんの10年生存率は95%を超えていますが、最近は高齢者のハイ・リスク癌が増えており、今後の動向が注目されます。
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年生存率が10%もないとされてきた未分化がんにも積極的に手術を行っており、QOL維持に効果があるという印象を持っています。膀胱癌はどのような癌ですか?
膀胱癌は全悪性腫瘍の1%ほどで、比較的希な癌です。男性に女性の4倍くらい多く認められ、年令的には60歳以上に多く認められます。
昔は染色工場で働いている人に多い癌として知られていましたが、現在はそのような職業とはまったく関係がない膀胱癌がほとんどです。
膀胱は移行上皮という粘膜で覆われており、そこから発生するので、膀胱癌のほとんどは移行上皮癌と言われるものです。

膀胱癌になった場合の自覚症状はありますか?

痛みなどを伴わない血尿が認められた場合は膀胱癌も疑って検査を受ける必要があります。まれに下腹部不快感や排尿時痛、頻尿などの膀胱炎と似た症状を伴う事があります。腫瘍が膀胱の出口にできると、尿線がとぎれるような症状を呈することがあります。
検診や人間ドックなどで顕微鏡的血尿を指摘された人は尿の中に癌細胞が混入していないかどうかを調べる尿細胞診を受けておくことをおすすめ致します。

膀胱癌の診断はどのようにおこなわれますか?

膀胱の中を観察する膀胱鏡検査を行うことで大部分の膀胱癌の診断が出来ます。
膀胱癌の組織の一部を顕微鏡検査することにより確定診断が出来ます。
膀胱癌の進み具合を診断する進行度診断は超音波検査やCT検査などを用いて行います。

治療はどのように行われますか?

膀胱癌は早期癌である表在性膀胱癌と膀胱壁の筋層に浸潤した浸潤膀胱癌にわけて治療計画が立てられます。

表在性膀胱癌の治療

表在性膀胱癌の治療ではまず経尿道的に膀胱癌を電気メスでけずり取ってしまう手術(経尿道的膀胱腫瘍切除術)を行います。
必要があれば、その後膀胱内に抗癌剤などを注入する療法を行います。
症例によっては結核の予防に使用しているBCGの膀胱内注入療法が非常に有効です。
表在性膀胱癌は治療した後にも再発してくることがありますので、治療後も定期的な膀胱鏡検査などが非常に重要となってきます。

浸潤性膀胱癌の治療

浸潤性膀胱癌の治療は抗癌剤を用いた治療、放射線の治療、膀胱全摘除術などの手術療法など効果的な治療を組み合わせて行われます(「集学的治療」と言います)。
膀胱癌は集学的治療が非常に有効な癌で浸潤性膀胱癌でも完治する患者さんも多くいます。

「尿路変向」の問題

しかし、このような集学的治療で膀胱を取ってしまわなければならなくなった患者さんには重大な問題が残ります。
膀胱には尿を貯める「蓄尿」という機能とたまった尿を体の外に出す「排尿」という機能があります。
膀胱がなくなる事により、これらの機能もなくなりますから、尿を貯めたり出したりする機能をどのようにするかという重大な問題がおこります(「尿路変向の問題」といいます)。
このように膀胱全摘除術を行った後の尿路変向術は、以前には尿がお腹のわきから常に流れ出る尿失禁状態の尿路変向術(集尿器を必要とする尿路変向術)しかありませんでした。
最近、新しい手術法が開発され、今では尿失禁を起こさないような尿路変向術(集尿器を必要としない尿路変向術)、さらには自分の尿道から排尿出来る自然排尿にちかい尿路変向術(自排尿型代用膀胱造設術)も行われるようになってきております。
たとえ進行膀胱癌であっても、治療後は病気になる前とあまり変わらない生活ができるようになってきました
膀胱は骨盤内にある臓器で、腎臓でつくられた尿が腎盂、尿管を経由して運ばれた後に、一時的に貯留する一種の袋の役割を持っています。膀胱がたまった尿で伸展されると、それを尿意として感じ、筋肉が収縮することによって排尿して、膀胱より尿を出しきるといった働きがあります。膀胱の表面は移行上皮という名前の上皮でおおわれ、伸縮性に富むことが特徴的です。膀胱がんは、この移行上皮ががん化することによって引きおこされ、組織学的には移行上皮がんが全体の90%を占めています。膀胱がんの統計
人口10万人あたり毎年約17人発生し、それほど多いがんではありませんが、年々若干増加の傾向にあります。男女比では女性より男性に多く、女性の約3倍多いといわれています。多くは40歳以上に発生しますが、若年者にもときにみられます。
膀胱がんの原因
喫煙者は、非喫煙者の2〜3倍の割合で膀胱がんになりやすいといわれています。また、化学薬品や染料を扱う職業にも発症率が高いことが知られています。
膀胱がんのタイプ
膀胱がんは、大きく分けて3つのタイプがあります。
@肉眼的に、ちょうどカリフラワーか、いそぎんちゃくのように表面がぶつぶつとなっているかたちをしたがん(乳頭がんともいいます)で、膀胱の内腔に向かって突出しています。しかし、がんの病巣は、膀胱の粘膜にとどまっていることが多く(表在性がん)、転移や浸潤(しんじゅん:がんが周囲に拡がること)をしないものです。
A前記のタイプのがんと異なり、がんの表面は比較的スムーズ(非乳頭がん)で、こぶのように盛り上がったものから、膀胱粘膜下に進展して粘膜がむくんで見えるものまでさまざまです。このがんは、膀胱を貫いて、壁外の組織へ浸潤しやすく、また転移しやすい特徴があります。
B膀胱の表面には、ほとんど隆起した病変を生じませんが、膀胱粘膜壁に沿って悪性度の高いがん細胞が存在している状態(上皮内がん)です。初期のがんではありますが、無治療でいると浸潤性のがんになっていきます。
膀胱がんは膀胱内に多発する傾向があるばかりか、尿の流れの上流である尿管や腎盂にも同様の病変が存在している場合がありますので注意が必要です。膀胱内にできる腫瘍で、悪性度の低い表在性膀胱癌と悪性度の高い浸潤性膀胱癌に分けられます。表在性膀胱癌は、乳頭状の発育をすることが多く、根が浅く浸潤や転移傾向が少ないため内視鏡で切除できることが多い腫瘍です。一方、浸潤性膀胱癌は膀胱の壁に深く浸潤しているもので、肺、骨、リンパ節などに転移を来すことも多あり膀胱全摘を中心とした抗癌剤投与や放射線療法などが選択されます。

◎どういう時に膀胱癌が疑われるでしょうか?
主な症状として、痛みを伴わない血尿があります。普通は排尿痛や残尿感を伴う血尿では膀胱炎を疑うのですが、抗菌剤を投与しても難治性であったり、症状が繰り返しおこる場合は、膀胱癌が見つかることがあります。ぜひ泌尿器科専門医の受診をお勧めします。

◎検査
まず尿検査が行われます。これはコップに尿をとるだけの簡単な検査ですが、血尿や炎症の有無や悪性の細胞の有無などをチェックできます。
エコー(超音波検査)は、体表にゼリーを塗って機械をあてる検査です。腎臓、膀胱、前立腺などがチェックできます。特に十分尿が貯まっている膀胱であれば直径5~10 mm程度の膀胱癌も発見可能です。
胱鏡癌の最終診断は内視鏡で膀胱の中をのぞく膀胱鏡です。これはやはり多少痛みを伴いますが、当院では柔らかく細い軟性鏡で検査をするためほとんど痛みはないようです。この検査で膀胱内の腫瘍が表在性か浸潤性か大体検討がつきます。
以上が主な検査ですが、浸潤性が疑われる場合はCT検査やMRI検査、骨シンチなどで浸潤の程度、転移の有無などを検討します。

◎当院での治療方針
1) 表在性膀胱癌の場合
腫瘍の根が浅いと考えられれば十分な麻酔下(主に腰椎麻酔)、尿道から内視鏡を挿入し切除します。通常術後数日で退院可能です。この治療で根治可能なことが多いのですが、この癌の特徴として膀胱腔内に再発しやすいことがあり、慎重な膀胱鏡検査による経過観察が必要となります。癌が多発していたり、再発しやすいときには予防的に膀胱内に抗癌


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剤を注入
することもあります。
一般にこの表在性癌は細胞の悪性度が低いことが多いのですが、例外として上皮内癌(CIS)というものがあります。これは隆起性の腫瘤を作らず膀胱粘膜をはうように発達し悪


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性度が高く、発見が遅れると深く浸潤したり転移したりします。当院では主にBCGを
膀胱内に注入することで治療しています。この治療は外来で可能であり有効率も高いものですが人によっては、排尿時痛、頻尿などがひどかったり、膀胱容量が低下することもあり良く経過をみながらおこなっています。


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2) 浸潤性膀胱癌
この癌は浅い浸潤で転移がない場合、原則として膀胱全摘をおすすめしています。一方、癌の浸潤が深くまた転移が認められれば、膀胱を摘出しても癌が残存することとなるため


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術前に抗癌剤を投与し癌の縮小を得てから手術を検討することがあります。東北大ではタキソテールやジェムザールなどの新規抗癌剤も積極的にとりいれており治療成績も上がってきています。しかし患者さんの年齢や全身状態によっては侵襲の大きな治療になることがあるためご本人の希望などいろいろな方向から検討しなければなりません。十分インフ

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ォームドコンセントによりよく相談し決定しています。
膀胱を摘出した場合当然排尿の仕方が変わります。これを
尿路変向(再建)といいますが当院の主な方法として

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(1)新膀胱造設
(2)回腸導管
(3)尿管皮膚瘻などがあります。



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(1)は小腸などを用い新しい膀胱を作成し自然な排尿を目指すものです。(2)は回腸の一部を尿を導く管として用いこれがストーマとなるものです。(3)は尿管を直接皮膚に開口させる方法です。(2)(3)はお腹に袋をはる必要があります。これ以外にも尿路変向にはいろいろな方法がありますが、東北大では患者さんに最適と思われることであ

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れば適応として行っています。さて、これらの尿路変向にはそれぞれ長所短所があります。また癌の拡がり(尿道に進展していないか)や仕事などの生活パターンにより制約を受けることもあります。一生の生活の質(QOL)を左右することですのでご本人の希望を尊重し、よく相談の上納得した手術をうけていただいております。

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4. 脳腫瘍の種類 脳腫瘍とは脳に出来た腫瘍の総称であり、一つの腫瘍を示すものではなく、脳に存在する様々な細胞から腫瘍が発生します。脳の中には、まず、神経細胞がありますが、分裂能を持たない細胞のため腫瘍が生じることは稀です。一方、神経細胞と神経細胞の間に膠(にかわ)のように存在する、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)は、様々な刺激によって分裂する能力を持つこと、また数が多いことから、高頻度に腫瘍を形成します。神経膠細胞から生じる一群の腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)と呼びます。グリオーマには、星状神経膠細胞、乏突起神経膠細胞などの種類があり、それぞれ異なった性質の腫瘍が発生します。また、それぞれのグリオーマの悪性度によってもグレード1から4まで(高いほど悪性)分類されるため、グリオーマ一つをとっても、実に様々な病理診断が下されることになります。病理診断は手術によって摘出した腫瘍組織を薄い切片にして、様々な染色法を加えて病理専門医が決定します。治療はこの病理診断に基づいて成されるため極めて重要です。   小脳には胎生期の未分化な神経上皮細胞、すなわち神経細胞と神経膠細胞に分かれる前の細胞が存在し、その細胞からは髄芽腫(ずいがしゅ)が発生します。一方、松果体部や神経-下垂体部には、非常に未熟な胚細胞(はいさいぼう)が存在し、それから胚細胞腫が発生します。胚細胞腫には様々な種類の腫瘍が含まれており治療に対する反応も異なります。下垂体の周囲には、下垂体腺腫や頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)というような腫瘍も発生します。グリオーマ、髄芽腫、胚細胞腫に関してはそれぞれ先生、先生、先生からお話があります。   脳腫瘍は細胞の起源により大きく分類を示されます(図2)。脳が形成される過程の非常に早い時期に存在する神経上皮細胞から分類に示す様々な細胞が分化します。  グリオーマと髄芽腫は、いずれも神経上皮系腫瘍に分類されますが、髄芽腫はより未熟な細胞に由来します。分類2以下の腫瘍も様々な種類の腫瘍に細分類されることから、脳腫瘍の組織分類は膨大なものになるため、ここにはその一部を示すにとどめます。   <こどもに多い脳腫瘍>  小児脳腫瘍の種類と発生頻度は、グリオーマの中の星細胞系腫瘍の頻度が最も高く、髄芽腫、胚細胞腫がそれに続きます(図3)。この3種類の腫瘍は、小児期に頻度が高い腫瘍であるということに加えて、外科的治療以外に化学療法や放射線治療など、複数の専門家による集学的治療が必要であるという特徴を有します。   5. 脳腫瘍の症状 脳腫瘍の症状は3つに大別されます。 (1) 頭蓋内圧亢進症状:脳腫瘍が大きくなったり水頭症を来したために、脳圧が上昇することによって生じる、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状を、頭蓋内圧亢進症状といいます。頭蓋内に腫瘍が発育するにつれて、脳にかかる圧は上昇していきますが、頭蓋内圧上昇は一様ではありません。腫瘍が小さいうちは圧の変化が小さく、ある一定の大きさを越えると急速に圧上昇を来して症状が現れます(図4右)。この傾向は頭蓋骨縫合が癒合していない乳幼児で特に顕著であり、頭が大きくなることにより圧を緩衝するため、腫瘍が非常に大きくなるまで発見されにくいことがあります(図4左)。   (2)局所神経症状:運動麻痺や脳神経麻痺のように脳の一部分の障害による症状を局所神経症状といいます(図5)。痙攣もしばしば認められます。脳の際だった特徴として、運動や言語、視覚などの機能が特定の場所に局在しているため、脳腫瘍はその発生部位により実に様々な症状を示します。言語、感情、記憶、人格などの高次脳機能は人として最も大切な機能であり、脳腫瘍の恐ろしさはこのような機能にまで障害が及びうるところにあります。  (3)内分泌症状:脳には下垂体という内分泌器官が付属しているために、その機能不全あるいは機能過剰から生じる末端肥大、クッシング症候群などの症状を内分泌症状といいます(図6)。胚細胞腫の中にはでは思春期早発が見られることがあります。小児ではホルモンを産生する下垂体腺腫は稀であり、むしろ下垂体機能が障害されることによる症状を呈することが主となります。下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンが障害されると、大量の尿が出る尿崩症(にょうほうしょう)になります。尿崩症で発症する腫瘍も稀ではありません(胚細胞腫)。下垂体前葉から分泌される甲状腺刺激ホルモンや副腎皮質刺激ホルモン、成長ホルモンの分泌障害も成長期には大きな問題となりますが、これらのホルモンは幸い薬によって補充することが出来ます。   <水頭症> 頭蓋内圧が亢進するもう一つの大きな要素として水頭症があります。小児の脳腫瘍は正中部あるいは小脳や脳幹に発生しやすいことから、高率に水頭症を伴います。例えば小脳正中部に発生した腫瘍のために髄液の流れが妨げられることにより、脳室が拡大します(図7)。症状は頭蓋内圧亢進症状を呈します。    脳は髄液に浮かぶように存在します。脳の中には髄液に満たされた複雑な形をした脳室が存在します。脳室系は側脳室、第3脳室、第4脳室の異なった部屋に別れており、側脳室内に存在する脈絡叢という組織で作られた髄液はモンロー孔という狭い穴を通って第3脳室に移行し、次に中脳水道という最も狭い管状の構造を経て第4脳室に移行した後、脳室から出て脳表のくも膜下腔で吸収されます(図8)。成人では脳室内の髄液量は150ml、1日の産生量500ml 近くになるとされます。モンロー孔や中脳水道などの狭い部位の近くに腫瘍が発生すると、容易に髄液の流れがせき止められて、上流に髄液が貯溜するため水頭症が発生します。    水頭症の治療は、髄液の流れを止めている腫瘍を取り除く手術、貯まった髄液をお腹の中に導いて吸収させる脳室?腹腔短絡術(のうしつーふくくうたんらくじゅつ、シャント手術)、あるいは、第3脳室の底に内視鏡で穴を空けて髄液が脳表に直接流れるようにする手術があります。それぞれに一長一短があり、個々の条件に最も適した方法を選択します。   6.  脳腫瘍の診断法 診断には症状から診断する臨床診断、様々な機器を用いる画像診断、腫瘍組織による病理診断という段階があります。画像診断で最も重要なものはMRICTスキャンです。MRIの最大の利点は、脳を切る断面を自由に選べること、また、撮影条件を変えることにより、腫瘍の性質や脳との関係を明らかにすることが出来る点にあります(図9)。また、MR血管撮影を行うことにより、苦痛を伴う脳血管撮影を減らすことが可能になりました。しかし、撮影に時間がかかることから、小児ではかなり強い鎮静が必要であるという問題があります。   脳血管撮影は、腫瘍を栄養する血管を明らかにすることにより、手術を行う上での重要な情報を得ることが出来ます(図10)。腫瘍の種類によっては必要となります。私どもの施設では、観血的検査である脳血管撮影は必要な場合のみに全身麻酔下で行なっています。   病理診断は、専門家以外の目に触れることはほとんどありませんが、脳腫瘍の治療において極めて重要な位置を占めます(図11)。手術中に採取した組織を凍らせて診断する、術中迅速診断と、永久標本を作製した後に、時間をかけて診断する方法の2種類有ります。外科医は、術中迅速診断に基づいて
腫瘍の摘出範囲を決定しますし、最終診断を待って化学療法や放射線照射の要否を決定します。病理専門医は、集学的治療チームの中で極めて重要 な地位を占めています。 病理診断に必要な組織は、主として開頭による腫瘍摘出で得られますが、時に開頭手術が困難な部位に腫瘍が存在する場合があ
ります。このような場合には、定位脳手術(ていいのうしゅじゅつ、図12)や内視鏡により腫瘍の一部を採取する生検(せいけん、バイオプシー)が行われます。脳腫瘍という病気は、様々な種類の腫瘍の集まりであり、その種類によって治療法や予後が異なることから、理解の難しい腫瘍といえます。脳という精緻
な臓器に発生するために、発生場所のわずかな違いにより全く異なった症状を呈することも理解を一層困難にしています。脳腫瘍についての全般的な知識を述べるとともに、今回のシンポジウムがどのように構成されているかの全体像を示し、「こどもの脳腫瘍」に関する理解を深めていただきます。
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2.
 脳腫瘍の頻度と治療上の特徴 白血病による小児死亡が1970年代半ばから急速に減少しているのに比べて、脳腫瘍による死亡は1980年代からほとんど変化していません。CTスキャンやMRIにより脳腫瘍の診断精度が向上して、診断される数が増えたということも一つの要素ではあります。個々の腫瘍で

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は治療成績が向上しているものが確かにあるにもかかわらず、脳腫瘍全体としてみれば小児死亡原因の構造を変えるほどの十分な治療効果が得られていないのが現実です。小児死亡の原因となる腫瘍は、後にも述べますように、悪性脳腫瘍に分類される一群の腫瘍であり、今回のシンポジウムはこのような腫

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瘍に対する治療が主たるテーマになっています。脳腫瘍の治療が、白血病のような血液腫瘍に比べて困難であるのはなぜでしょうか? 理由はいくつか考えられます。  胃がん分類
白血病のような血液がんは血液中に存在し、固まりを作らず、細胞も均一な性質を有しています。一方、脳腫瘍は固まりを作る実質性腫瘍であり、内部組織が均一ではありません。また、脳腫瘍という一つの腫瘍があるわけではなく、極めて多くの種類の腫瘍からなっており、それぞれの性質が異なります。
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血液から脳への薬物移行を制限する血液・脳関門という特殊な性質があるために、血液中に投与した薬が脳腫瘍に十分に行き渡りません。 脳腫瘍の細胞自体が薬剤に抵抗性を有しています。 発達期にある脳が、治療手段である放射線や薬剤によって障害されやすいために、治療に制限があります。また、脳の解剖学的構造は複雑であり、外科的

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治療が困難です。 3. 発達期の脳の特徴 脳腫瘍の治療を理解する上で、発達期の脳の特徴を理解することが重要です。こどもの脳は急速に発達しています。発達が著しい


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ことは、頭の大きさを示す頭囲曲線の推移を見れば一目瞭然です(図1)。この間に、神経細胞は軸索を伸ばしたり、他の神経細胞との間にシナプスを形成したりして大きくなります。また、神経細胞から出る電線に相当する軸索の周囲を、ミエリンという物質が何重にも取り囲む、髄鞘化という過程が進行


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します。このような時期に放射線照射が行われると、将来様々な脳障害を生じる可能性が高くなることが知られています。一方、可塑性(脳障害からの回復力)が大きいという利点もあり、しばしば驚異的な神経機能の回復・発達を示します。

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乳がんでは、エストロゲンという女性ホルモンががん細胞の発育を促進しています。そこで、女性ホルモンの主な供給源である卵巣を取り除く手術を行います。薬剤を用いる方法では、女性ホルモンとは反対の作用をするホルモン剤(男性ホルモン)を経口、あるいは注射によって投与します。ほとんどが子宮内膜がんで、メドロキシプロゲステロンアセテートなどのホルモン剤と抗がん剤を併用して治療します。初期や再発したがんに用います。特に初期のがんでは、高い効果が認められています。 前立腺はがん化しても、男性ホルモンに強く支配されています。男性ホルモンの供給源である睾丸(精巣)を取り除く手術を行う治療法もありますが、高齢者などでさまざまな合併症がある場合には、化学療法あるいはホルモン療法が主な治療の手段となります。睾丸からのテストステロンの分泌を抑える薬剤や、男性ホルモンの働きを抑える抗男性ホルモン剤、男性ホルモンと拮抗する女性ホルモン(エストロゲン)剤等を投与し、抗男性ホルモン剤については新しい薬が検討されています。これらの治療の薬物有害反応としてインポテンツになったり、乳房が女性のように黒ずんで大きくなったり、痛んだりすることがあります。さらに、女性ホルモン剤は心臓や血管にも影響を与えます。 ホルモン療法であまり効果がみられないケースや、最初は有効でも期間がたつと効果がなくなってくる場合が10%くらいあります。このような場合には抗がん剤による化学療法が行われますが、最初からホルモン療法との併用が行われることもあります。 13.がんの痛みに対する薬物療法がんがおそろしい病気と考えられてきた理由の1つに、がん性疼痛と呼ばれる強い痛みに長い間苦しみながら死ぬのだと思われていることがあげられるでしょう。実際、がんの痛みをとる治療は、今まで積極的に行われてはいませんでした。がんの進行とともに痛みが起こることは多くなりますが、痛みを経験するのは70%の方です。末期になっても、30%の方には痛みは起こりません。現在では、痛みに関する医療技術が開発され、がんの疼痛はコントロールできるようになってきました。 がんの痛みには鎮痛薬が最も有効です。危険な作用や薬物依存のイメージで敬遠されていたモルヒネは、安全に使う方法が開発され、痛みの除去に最も有効な薬であると、国際的に重要性が認められています。  放射線は手術、抗がん剤とともにがんの治療の中で重要な役割を果たしています。放射線は手術と同じく、がんとその周辺のみを治療する局所治療です。手術と異なるところは、臓器を摘出する必要がなく、臓器をもとのまま温存することができ、そのため治療の前と同じような生活をすることが可能な治療手段であることです。放射線が、がん治療の手段として使われはじめてから100年以上がたちますが、その間に放射線治療機器、放射線生物学やコンピューターが発達し、放射線治療は急速に進歩してきました。がん組織に多くの放射線量を照射し、周囲の正常組織にはできるだけ少ない量の放射線を照射することができるようになってきて、がんを治せる可能性が高くなり、しかも副作用の少ない放射線治療が実現してきています。1.放射線治療で使われる放射線の種類放射線とは、空間や物質中を波のかたちや粒子でエネルギーを伝播するものを総称する言葉です。電磁波と粒子線の2種類に大きく分けられます。電磁波には、 X線、γ線(ガンマ線)などが含まれます。粒子線は、原子を構成する粒子(電子、陽子、中性子など)がいろいろな速度で飛んでくるものです。がんの治療に使われている放射線は、X線、γ線、電子線が主で、その他陽子線、重粒子線が研究段階で使われています。国立がんセンター(中央病院、東病院)では臨床に使用できるあらゆるX線、γ線、電子線が利用できる装置を備えている他、国立がんセンター東病院では1998年終わりから陽子線治療を開始し、頭頸部腫瘍、肺がん、肝がん、前立腺がんなどに適用されています2.放射線ががんを死滅させることができる理由放射線は、細胞のDNAに直接作用して細胞が分裂して数を増加させる能力をなくしたり、細胞が自ら死んでいく過程であるアポトーシスという現象を増強したりして細胞を死に至らしめます。放射線はがん細胞だけでなく正常細胞にも同じ作用をしますが、正常細胞はがん細胞よりは障害の程度が軽く、放射線照射前の状態に回復することがほとんどです。3.放射線治療が果たしている役割以前は、我が国では放射線治療の対象は手術ができないほど進行した症例がほとんどであったことから、一般の人には「どうしようもなくなってから気休めにやる治療」とか「一時しのぎの治療」という認識のされ方をしています。実際には、放射線は以下にあげるように治すことを目的としての治療から、症状を和らげるための治療まで幅広い役割を担うことができる治療です。1)治癒させることが目的の治療(根治治療)(1)放射線治療単独、場合によっては抗がん剤と併用して行う治療臓器の形態や機能を温存することが可能な治療です。頭頸部がん、網膜芽細胞腫、悪性リンパ腫、子宮頸部がん、肺がん、食道がん、前立腺がん、皮膚がんなどで行われています。(2)手術の前、または後の治療(術前、術後治療)手術中に散らばるおそれのあるがん細胞をできるだけ殺しておくためや、がんをできるだけ小さくして手術をしやすくしたりするために手術前に放射線の治療をすることがあります。手術後には手術で切除しきれずに残ったがん細胞を殺してしまい、再発の可能性を下げるために治療をすることがあります。乳がん(温存療法、乳房切除術後)、頭頸部がん、骨軟部腫瘍、食道がん、肺がんなどで行われています。(3)手術後の再発に対する治療手術をした部位から再発した食道がん、肺がん、頭頸部がん、乳がんなどでは、遠隔転移がなければ放射線治療で治癒する可能性があります。抗がん剤と併用して治療することもあります。再発したがんによる症状を緩和する目的でも放射線治療が行われます。(4)全身照射骨髄移植を施行する直前に、免疫力を落として移植される骨髄がうまく生着するためや、白血病などの再発を減らすために行います。1日で終了することもありますが、多くは数日にわたって行われます。最近は朝と夕方の2回治療を行い、3日くらいで終了する方法が多くなっています。(5)術中照射手術中にがん組織に放射線照射をする方法です。直接確認して確実にがん組織に照射することができ、がん組織周囲の腸管などの放射線に弱い組織を避けて治療ができます。膵がん、直腸がんなどで行われています。1回だけで終了します。通常の外部照射を追加することもあります。 2)がんによっておこっている症状を和らげるための治療(緩和治療)骨転移による痛み、脳転移による神経症状、がん組織による気管、血管、神経などの圧迫による症状を和らげます。生存期間を延ばすことにはあまり寄与しないかもしれませんが、一日一日をできるだけ苦しまずに安楽に暮らしていけるようにすることが可能な治療です。4.放射線治療の方法放射線治療の方法には身体の外から放射線を照射する外部照射法と、放射線源を直接身体の組織や、食道、子宮といった腔に挿入して治療する密封小線源治療があります。どちらかひとつの放射線治療をすることもあれば、外部照射法と密封小線源治療を組み合わせて治療することもあります。最も多く行われている方法は外部照射法のみで行われる治療です。 非密封の放射性同位元素による治療についても簡単に記載します。 1)外部照射法外部照射法に使われている治療機器には、放射線源であるコバルトを使う治療装置や、電子を加速してX線、電子線をとり出すリニアック、マイクロトロン、ベータトロンがあります。これらは高エネルギー治療装置といわれ、1960年代以降に普及してきました。それ以前は低いエネルギーのX線治療装置が主流でした。しかし、この治療装置では、身体の深いところにあるがんよりは表面の皮膚に高い線量となってしまい、がん病巣に対する線量が不十分なため、がんの治りが悪く、しかも強い皮膚炎が生じてしまいました。皮膚に潰瘍やケロイドができたりといった副作用が強く、しかも効果があまりないという放射線治療のイメージはこの時代につくられたものと思います。 外部照射は以下のような手順で行われます。(1)固定具の準備頭頸部領域などのがんを治療する場合には、シェルと呼ばれる固定具をつくることがあります。治療は何回にも分けてしますから、毎回同じ体位で治療するために使用します。毎回同じ体位で治療することは非常に大事なことで、治療成績にも影響してきます。乳がん温存療法での放射線治療でも、毎回同じように上腕を上げるために特製の腕置きを使うことがあります。(2)治療計画放射線をどの部位に、どの方向から、どのくらいの量を何回に分けて治療するのかという治療計画をします。シュミレーターと呼ばれるX線透視装置やCTを使って治療部位を決め、がんに十分な放射線量があたり、がんの周囲の正常組織にあまりあたらないように放射線照射の方向を検討します。一方向からの治療のこともあれば、いくつもの方向から照射する場合もあります。CTで得られた画像を用い、3次元治療計画、強度変調放射線治療(IMRT)という照射方法にすることもあります。従来の放射線治療方法に比べると腫瘍により限局して放射線を照射することができる方法です。   どのような照射方法が適当かは腫瘍部の線量分布、周囲正常組織の照射線量、治療の目的、全身状態などを考慮して決定します。(3)照射位置のマ−キング照射方法が決まると、皮膚表面あるいはシェル表面にマ−キングをします。放射線の照射   毎日の治療は、体表面に描かれたマ−キングをもとに放射線治療技師により行われます。治療に用する時間は、治療室に入ってから出てくるまで1020分程度で、実際に放射線が照射されている時間は数分です。   (5)治療の期間通常月〜金曜日までの週5日が治療日で土曜日、日曜日、祝日が休みです。何週かにわたって治療します。場合によっては週3日や週4日治療することもあります。  胃がん分類 どのくらいの回数を治療するかは、治療の目的、全身状態などにより異なります。1回や1週(数回)で終わることもあれば、2ヶ月もかかることもあります。  胃がん分類 1日に2〜3回に分けて治療する多分割照射を行うことがあります。(6)通院での治療通院で治療できることが多く、国立がんセンター中央病院ではおおよそ2/3の方が通院で治療しています。 >胃がん分類 入院して治療しているのは手術直後であったり、抗がん剤治療をあわせて行っていたりしているためで、放射線の副作用のために入院しなければならない方は少数です。今までどおり仕事を続けながら、治療をしている方もいます。(7)治療期間中の診察  胃がん分類 週に1〜2回は放射線治療医の診察があります。治療効果や、副作用がどの程度であるかを把握することが目的で、治療開始時に決めた予定のとおりに治療を進めるかどうかを判断します。  胃がん分類 

副作用に対しては薬を出すこともあります。必要に応じてX線検査、血液検査が行われす。


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12.ホルモン療法とは
ある種のがんでは、がん細胞の発育にホルモンを必要とします。そのため、特定のホルモンを分泌している部分を手術で取り除いたり、経口や注射によって

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そのホルモンと反対の作用をするホルモンを投与して、がん細胞の発育を阻止する治療法が行われます。この治療法をホルモン療法(内分泌療法)といい、がん細胞を殺すのではなく、がんの発育を阻止してコントロールするのが特徴

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です。ホルモン療法は長期間の治療になり、薬物有害反応は示すようなものがあります。治療の対象となる主ながんは、乳がん、子宮体部がん、前立腺がん、甲状腺がん、腎がん等です。

胃がん 分類

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9.延命を目的として治療するがん完全に治すことが期待できない場合でも、化学療法でがんをコントロールしつつ、できる限りQOLの高い日常生活を送りながら、しかも長期に生存することを目標とします。延命を目的として治療するがんには、以下のようなものがあります。シスプラチンにより、治療成績は飛躍的に向上しました。外科療法や放射線療法の前にシスプラチンを含む多剤併用化学療法を行うことで、治癒の可能性も期待できます。現在は、シスプラチン+フルオロウラシルが多用されています。 肝臓など、食道から離れている遠隔臓器に多発性のがんが転移している場合は、抗がん剤を用いた化学療法が治療の中心となります。シスプラチンとフルオロウラシルを中心とする抗がん剤の多剤併用化学療法や、放射線療法との合併療法が有効です。近年は、転移だけでなく、もともと発生した部位では広がっているけれど、まだその部位にとどまっているがんに対しても化学療法と放射線療法の併用を行います。また、普通の手術後の治療法として、放射線の術後照射と併用しても行います。小細胞肺がんと比較すると効果は低いのですが、シスプラチンを中心とする多剤併用化学療法で、以前よりよい治療成績が得られています。外科療法や放射線療法等の局所療法とは異なり、化学療法は抗がん剤による全身治療法なので、がんが転移するなど進行した場合では化学療法が治療の主体となります。現在、広く使用されている抗がん剤には、シスプラチン、カルボプラチン等の白金製剤を軸に、酒石酸ビノレルビン、塩酸イリノテカン、パクリタキセル、ドセタキセル、塩酸ゲムシタビン等を組み合わせる2剤併用療法が主流です。副作用や効果を考慮して、組み合わせを替えたりします。延命効果はまだ不十分なので、QOLを十分に考慮して治療を行う必要があります。最近は、分子標的治療薬であるゲフィチニブも使用されるようになりましたが、従来の抗がん剤との組み合わせ方はまだ研究段階です。薬物療法が比較的よく効くがんです。乳がんの薬物療法には、ホルモン剤、抗がん剤、抗体療法があります。ホルモン療法や抗がん剤は、手術後に用いたときの再発予防効果、再発・転移したがんでの延命効果が証明されています。ホルモン療法は、女性ホルモンの受容体を発現しているがんが対象となります。化学療法としてはアドリアマイシン、シクロホスファミド、パクリタキセル、ドセタキセルなどの注射薬等のほか、フッ化ピリミジン系の内服の抗がん剤(カペシタビンなど)が用いられます。HER2タンパクが過剰に発現している再発・転移性乳がんでは、抗体療法(トラスツズマブ)による延命効果が確認されています。最近では、しこりの大きい乳がんを対象として、手術の前に抗がん剤投与を行う「術前化学療法」が普及してきました。胃がんでは、手術が不可能な場合や手術の補助手段、手術後の再発防止など、補助的な治療法として用いられています。フルオロウラシルという抗がん剤が有効で、これを中心とする多くの多剤併用化学療法が行われます。現在、大腸がんには、抗がん剤がいくつか使用されています。ある程度進行したがんに対して、根治的な手術後、再発を少しでも防止するための補助的手段として使われることがあります。また、がんが切除されなかった場合や、手術後再発し、再手術では切除できないような病変に対しても、抗がん剤はしばしば使用されます。フルオロウラシルが有効で、近年、この抗がん剤の奏効率を高める治療の研究が進み、好成績が得られつつあります。最近、塩酸イリノテカンが有効であることも報告されています。重い全身合併症がなく、肝臓、腎臓、骨髄機能に高度な障害がない場合は、化学療法が行われます。使用される抗がん剤には、ゲムシタビン、フルオロウラシル等がありますが、単独では薬剤の効果が十分でないことが多く、効果を高めるためさまざまな努力がなされています。肺や骨、リンパ節など他の臓器への転移がある場合には、シスプラチンを中心とした抗がん剤を使用して、全身化学療法を行います。多種類の薬剤を併用して行いますが、薬物有害反応がかなり強くみられます。奏効率は、6070%といわれています。手術後は、抗がん剤のシスプラチンを主体とする多剤併用化学療法でがん細胞の完全消失が認められ、長期に生存している患者さんも増えています。手術が不可能な場合は、放射線療法やブレオマイシンなどの抗がん剤の投与が行われます。外科療法や放射線療法等を主体とした治療を行いますが、抗がん剤などによる化学療法を併用することがあります。ある程度進行していたら、化学療法を併用します。悪性度の高いがんに対しては、手術後に全身的化学療法を続けて行います。10.新薬の誕生までの道のり最初の抗がん剤の発見以来、約30年の間に100種以上の新薬が開発され、現在、治療に用いられています。抗がん剤は、植物の成分、細菌の培養液など多くの資源から探索されます。あるいは、人工的に合成する場合もあります。新しい抗がん剤の候補が発見されると、ヒトの培養がん細胞やヒトのがん細胞を植えつけた動物に対しての有効性が研究され、次にその薬物有害反応が研究されます。がんに対する効果と、ヒトが耐えられるかどうか、その薬物有害反応はどういう種類でどの程度か等が判断された後に、実際のがん治療における有効性を知るために、臨床の研究へとステップアップします。 ヒトでの臨床研究では、まず、薬物有害反応、血中濃度、有効性等の研究(第I相研究)が行われます。このときに安全な投与量が決定されます。次に、この安全な投与量を用いて、薬の有効性と有害事象が研究されます(第II相研究)。以上の結果から、市販する価値を認められた薬のみが、広く治療に用いられます。一般に、新薬の発見から市販までに10年以上かかるといわれるほど、長い慎重な研究を重ねて新しい抗がん剤が誕生します。しかし、それでは有効な抗がん剤の恩恵を受けられない方も多いので、よく効く抗がん剤はできるだけ早く使えるようにしようという努力がなされています。11.抗がん剤による薬物有害反応について抗がん剤には、がん細胞を死滅させるとともに、正常な細胞も傷害させてしまうという作用(薬物有害反応)があります。理想的な抗がん剤は、がん細胞だけに作用して正常な組織には作用しないという薬ですが、残念ながらそのような薬は現在のところ存在しません。もちろん、分子標的薬といったがんにのみ作用する抗がん剤の開発、あるいは投与の工夫により、なるべくがんへの選択性を高めるための研究が行われていますが、薬物有害反応をゼロにすることはできていません。抗がん剤とその主な薬物有害反応には、あげたようなものがあります。抗がん剤の薬物有害反応はさまざまですが、正しく使えば多くの場合は使用を中止すれば治ります(可逆性)ので、がんの治療は可能です。薬物有害反応を薬により軽減させることも、薬物療法の大きな役割です。治療を受ける方が薬物有害反応に十分耐えることができ、そして十分効果的にがん細胞を破壊できる抗がん剤が、実際の治療に使用されています。 近年では、薬物有害反応の異なる複数の抗がん剤を同時に用いて薬物有害反応を分散させ、がんに対する効果も増強させる多剤併用化学療法が行われています。特徴の異なる薬剤を組み合わせることによってすべての薬物有害反応が軽く済み、軽い薬物有害反応なら薬物有害反応防止剤で克服できるということです。 がんの化学療法を安全に行うためには、抗がん剤の効果と薬物有害反応を熟知している専門医による治療が必要です。主治医は、通常どのような薬をどのように内服、または静脈注射するかとともに、その治療を受けた場合の効果と、どのような薬物有害反応が出るかを詳しく説明します。そのときわからないことがあれば必ず質問するなどして、よく理解したうえで治療を受けることが大切です。薬物有害反応をコントロールすることが、抗がん剤による治療にとって重要です。病状をよく知り、その治療の必要性をよく理解することは、薬物有害反応に対する心構えにもなります。以下に主な薬物有害反応について述べます。1)血液毒性ー骨髄抑制抗がん剤の多くは増殖が盛んな細胞に作用するため、骨髄細胞や毛根といった正常細胞もダメージを受けやすくなります。骨髄細胞(幹細胞)は血液中の細胞(白血球、赤血球、血小板)のもととなる細胞のため、これらがダメージを受けることにより、血液中の白血球、赤血球、血小板の減少が起こります。これらの細胞は、免疫、酸素運搬、血液凝固といった大切な役割を持っているので、減少の度合いが強いと命にかかわりかねません。そのため抗がん剤を投与するときは、頻回に採血をし、毒性をモニターすることが大切となります。2)白血球の減少と発熱ほとんどすべての抗がん剤に白血球減少がみられるため、抗がん剤の投与量が規制されます。白血球減少は、最も高頻度に現れる薬物有害反応といえます。白血球が減少する時期は抗がん剤の種類によって違いますが、3〜4週間の間隔で注射をする場合、多くは1014日後に最も減少します。減少する程度は個人差があります。そして白血球数が2,000/μl以下になって免疫力が低下し、発熱、感染症(肺炎など)の可能性があると判断した場合には抗生物質を投与することがあります。白血球減少に対して、抗がん剤を投与した後に顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)を皮下注射、または静脈注射して白血球減少を予防したり、回復を早めることがあります。3)血小板の減少と出血傾向血小板は出血を止める働きがあるため、血小板が減少すると出血しやすくなり、皮下に出血斑ができたり、歯を磨いたときに出血するようになります。さらに血小板減少が重症化すると、脳出血や消化管出血のおそれが強くなるので、入院をして血小板輸血をしなければならない場合もあります。血色素の減少と貧血赤血球は白血球に比べて寿命が長いため、抗がん剤により高度の貧血を起こすことはまれですが、軽度の貧血はよく起こります。  胃がん分類 血色素が7〜8g/dlになるとめまいなどの症状が出ることもあります。抗がん剤の投与によって消化管出血などを起こしやすくなるため、出血による貧血も起きやすくなります。短期間で貧血を改善する薬はまだないので、貧血が高度の場合は、輸血による治療を行います。5)吐き気や嘔吐  胃がん分類 抗がん剤による吐き気は、投与1〜2時間後から起きる早期のものと、1〜2日後から出てくる遅発性のものがあります。ともに個人差が大きく、精神的な影響も関係するせいか、女性に多くみられます。  胃がん分類 多くの抗がん剤で共通する薬物有害反応ですが、その機序は研究段階です。早期の吐き気は24時間以内に治まることが多いですが、シスプラチンなどの薬剤は24時間を超えても持続します。  胃がん分類 患者さんにとってはつらい薬物有害反応のため、抗がん剤の治療をするときには、吐き気が起きる前に制吐剤を抗がん剤と一緒に投与します。  胃がん分類 メトクロプラミド、ステロイドホルモン、塩酸グラニセトロン、塩酸オンダンセトロン等が使用され、昔に比べると吐き気はかなり薬でコントロールできるようになりました。遅発性の吐き気は出現した場合、早期の吐き気に比べて、薬でのコントロールが難しいとされています。  胃がん分類 微小管作用薬などの治療では、指先や足先からはじまるしびれ感が出ることがあります。進行すると手足の感覚がなくなり、食事中にはしを落とすような症状が出ることがあります。  胃がん分類 指先の運動など血行をよくすることが大切ですが、回復しづらい症状のため、悪化させないためには抗がん剤の投与を中止する必要があります。  胃がん分類 ビタミン剤を使うことがありますが、効果は不十分です。しびれ感など末梢神経障害に対する新薬が開発中です。

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早期発見の難しい癌
肺がんは早期発見すれば高い確率で治るがんであるにもかかわらず、治りにくいがんの代表のようにいわれています。
それは、肺がんのなかでも約半分を占める腺がんには、ほとんど自覚症状がないため、早期発見が難しいからです。
肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真・CTで異常影が認められ、疑われることが多く、早期の段階での発見が難しいと言われています。また、かぜと症状が似ているために、本人自身が放置してしまう場合がみられます。
■手術できる割合が低い癌
肺がんは、診断されたときに小さな腫瘍でも、進行癌が多いので、手術ができるのは10-15%と少ない癌です。
■非小細胞がん・抗がんの効き難い癌
非小細胞がんでは小細胞がんに比べ抗がん剤の効果が低く、抗がん剤のみでがんが治癒することは稀です。
■非小細胞癌3・4期では放射線療法は難しい
胸水があったり、半分以上癌が広がっている場合、放射線治療を行うことが難しくなります。それは、間質性肺炎を起こす危険が高いからです。また、肺がんの中で一番多くを占めている腺がんは、放射線の感受性が悪く、大きな効果は期待できません。
■非小細胞癌の6-7割は手術不能
非小細胞癌の6-7割は、すでに手術不能の段階で発見されます。手術適応になる人は、そう多くはありません。
また、術後の5年生存率は、術後病期で見て1期:80%、2期:60%、3期:40%、4期:10%未満です。
■転移しやすく、再発率の高い癌
早期の発見し難いばかりではなく、他の臓器や骨に転移が多く見られる癌です。また、幸いに手術ができたとしても、再発率の高い癌です。手術後で約2割に局所再発、5〜6割に遠隔転移が見られるほどです。
■転移のルート
肺がんの特色は、いろいろな臓器に遠隔転移(がん細胞が血液に入って流れて行き、離れた臓器に転移をつくること)をおこしやすいことです。肺がんが遠隔転移をおこしやすい臓器は肺、脳、骨、肝臓、副腎などが代表的です。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
腫瘍がある程度大きくなると血尿やわき腹の疼痛などが出てきます。
血尿は自然に止まることもよくありますが、血尿が止まっていても病状は進行するのが一般的です。
■外科手術によって腎臓を摘出する方法が中心です
腎臓は二つあり。片方を取り去っても残りが機能します。ただし残る腎臓に障害がある場合、病巣部とその周囲だけを部分的に取り去ることもあります。
■手術できない場合は動脈塞栓術を行います
転移のある場合は外科療法に放射線療法や免疫療法を併用します。
またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。
血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
最初は自覚症状がほとんどなく、現われるのは血尿です。
診断に際しては、尿に悪性細胞が含まれているかどうかを見る細胞診、膀胱鏡検査、正検、膀胱・尿道造影検査、リンパ管造影検査などが行われています。
■癌の性質や病状によっても治療法は異なります
手術に関しても膀胱を残せるかどうかで内容が異なってきます。
膀胱を摘出すると尿をためておく袋が無くなるので尿路変更術が必要になってきます。
手術後の再発予防に抗がん剤の膀胱内注入療法も実施されます。また放射線療法を用いることもあります。
初期では、膀胱刺激症状(痛みや頻尿)を伴わない血尿が現われます。約75%に、目で見ても分かる肉眼的血尿がみられ、顕微鏡的血尿も含めると血尿は必ず起こる症状です。
進行すると排尿障害、排尿痛、膀胱部の痛み、頻尿などが見られ、さらに進行すると貧血や全身衰弱などが出てきます。
■QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
早期は症状がありません
早期では無症状ですが、進行すると前立腺肥大症と同じで、夜中に何度も排尿したり、排尿の勢いが弱くなったり、排尿そのものに時間がかかるようになります。
■手術とホルモン療法
前立腺ガンは男性ホルモンが症状を悪化させ女性ホルモンが症状を改善します。
そのため薬や手術で男性ホルモンの分泌を抑えたり、女性ホルモンの投与を長期間行います。
早期なら前立腺を摘出する手術によって完治も可能です。
病状が進行すると、昼間で10回以上、夜間で3回以上の頻尿、残尿感が見られることがあります。
血尿と腰痛が見られることもあり、前立腺肥大症とほぼ同じ症状が出ます。また精液に血が混じることもあります。
■QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
■具体的な薬剤活用方法
(1) 西洋の抗癌剤を受ける時
  ・・・サポートとして A)副作用を抑える B)抗癌剤の効果を高める C)癌の進行を抑える
(2) 西洋の抗癌剤ができない時
  ・・・主役として   癌の進行をくいとめる
乳がんは自己診断や定期健診で発見しやすい癌です。
目で見たり、触れてみたりすることで発見しやすい癌です。また、定期健診をすることで、自分で発見できなかった、小さながんが発見できる事がありますので、定期健診をお勧めいたします。
■初期癌
初期のがんは治療成績が良く、その5年生存率は、大きさ2cm以下で転移のない局所的乳がん(ステージI〜III)が97%、大きさ2〜5cmでリンパ節までの転移のある乳がん(ステージIII)が79%であることが分かっています。
■遠隔転移
しかし、遠隔転移(ステージIV)した乳がんの5年生存率は23%と非常に低いといわれています。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
■抗癌剤の効果
初期の乳がんの場合は西洋抗癌剤の効果が期待できる癌です。
■生存率
10年生存したら、15年まで生存できる可能性が高いがんです。
■自覚症状
乳がんの自覚症状として、最も多いのはしこりです。感触としては石のような硬さがあります。9割の人が自分で見つけて病院に行きます。
■転移のルート
血液からの転移・・・・・肺、骨肝臓 脳などは血行性の転移です。
リンパからの転移・・・・脇の下や鎖骨の上のリンパ節に転移します。
■病状は、転移した部位により異なる
肺や肝臓に転移した場合、痛みなどの症状がでてくる事はまれです。定期健診や、画像診断で見つかることが、多いです。症状が現れたときはかなり進行しているときです。
骨に転移したときは 痛みがあります。脳に転移したときは、脳腫瘍と同じ症状が現れます。
卵巣がんは早期発見が難しく、診断されにくい癌です。
卵巣がんは症状に乏しく、ある程度の大きさにならないと、画像で診断できないためと、卵巣が親指の頭ほどの大きさで体の奥に存在するため、細胞診断ができないので、早期に発見されにくいがんです。
■卵巣がんは1期で発見される人が30%で、3期 4期の進行がんで発見される人が6割を占めています。
3期であれば、5年生存率は30%、4期になると、5年生存率は10%に低下すると言われています。
■手術は治療と同時にがんの進行度を調べるのが目的です。
卵巣がんの手術は、がんの摘出を兼ねて「がんの進行度」を把握する目的で行います。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
■卵巣がんの場合は、がんの摘出も兼ねて、治療と同時にがんの進行度を調べるのを目的で行われます。
見た目は卵巣内にとどまる早期がんのようであっても、調べてみるとすでに、リンパや腹膜は主などである場合が少なく無いと言われています。
■卵巣がんは抗癌剤の効果が期待しやすい癌です。
早期の場合などでリンパ節に転移がありそうな場合、抗がん剤を投与することにより、手術の規模を縮小することが出来ます。4期のがんでも抗がん剤で縮小してから、手術を行う事があります。術後補助療法として、抗がん剤の投与が行われます。
■こうした治療を行っても、5年生存率は、1期が80%、2期が60%、3期が30%、4期は10%とかなり厳しい状況であると言われています。
■自覚症状
自覚症状に乏しく、発見されたときにはすでに、リンパや腹膜播種などである場合が多いがんです。
■転移のルート
卵巣がんのうちの上皮がんは腹膜に転移し、そこから肝臓の表面や大網に広がります。
主な転移先・・・・・肝臓 大腸
■その他の症状
癌の進行による体重の減少・体力の低下、神経の転移による背中の痛み、腰痛・腹痛、腹膜播種による腹水などが見られます。
子宮体がんは6割が1期、子宮頸がんは4〜5割が0期で発見されます。
■子宮体がんは褐色のオリモノがでたり、下着の汚れで気づく事が多いがん
不正出血で発見された場合でも子宮体がんの65%が1期で発見されます。
★子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。
■日本では、子宮がんの約80%が子宮頸がんです
子宮がんは胃がん、乳がんに次いで多いがんですが、死亡率は年々下がっています。子宮がんは早期の段階で発見されれば、ほとんどが治ります。
子宮がんが徐々に増加してくる30歳を過ぎた頃からは、年に1回子宮がんの検査を受けることがとても重要です。
■手術が基本です
一般には、できるかぎり手術を行って、病巣を摘出する根治的治療法がとられます。この目的のために手術療法と放射線療法を併用する場合もあります。
手術が出来ないほど、がんが進行している場合や、重い合併症があったり、高齢者などで手術に耐えられないと診断された場合には、放射線療法が主体となります。
化学療法は、現段階では補助的な治療法と考えられており、とくに手術の出来ないW期などの進行例や再発例に対して延命を期待して行われます。


胃がん分類
放射線治療
放射線治療は、いずれかのがんに対しても行われます。とくに子宮頸がんの大部分を占める扁平上皮がんには放射線が良く効きます。その治療成績は手術療法と大差ないので初回治療を放射線療法単独で行うこともあります。
しかし、一般に腺がんでは放射線の効果が劣るので、ほとんどが腺がんである子宮体がんでは手術療法が優先されます。

胃がん分類
子宮体がんの5年生存率は、1期も2期も95%、3期で65%、4期で35%といわれています。

胃がん分類
子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。
子宮体がんの場合には、月経以外に出血(不正性器出血)がみられます。特に閉経後に不正性器出血をみたときは、すぐに検査を受けたほうがよいでしょう。


胃がん分類

転移のルート
がんが子宮体部にとどまっているのがI期、
子宮頸部に浸潤しているのがII期、
子宮外に浸潤しているのがIII期で、

胃がん分類
IV期は膀胱・直腸に浸潤しているか、肺・肝臓・骨などに遠隔転移がみられる段階です。

胃がん分類
がんの進行にともなう症状
がんの進行にともなって不正性器出血や、帯下の増加をみるようになります。また、がん組織の壊死と腐敗菌の感染のための水様性・血性・膿性の帯下が増え、悪臭を発するようになります。がんが膀胱粘膜に浸潤すると頻尿、血尿や下腹部痛がみられ、尿管(腎臓と膀胱を結ぶ管)が腫瘍で圧迫されると、腎臓からの尿の流出が困難になり末期には尿毒症を併発します。

胃がん分類
白血球の中のリンパ球の癌
悪性リンパ腫は白血病と同じ全身の癌で、全身のリンパ節や皮膚、目、内臓にも腫瘤を作ります。

胃がん分類
血液検査と生検でわかる癌
首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れている場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。

胃がん 分類

胃がん分類

胃の悪性腫瘍です。胃がんは50〜60歳代に多い病気で胃がんの発生は他臓器の癌と同じく、胃がん分類いまだ解明されていない部分が多いのが現状です。現在遺伝子レベルでの治療法が研究されていますが、臨床的に応用されるまでにはまだ時間がかかりそうです。
【胃がんの疫学】胃がん分類胃がん多発国ですが、定期検診の普及、治療法の進歩にて死亡率は減少してきています。(がんの臓器別年次死亡率 参照)胃がんは早期に発見し、早期に治療を受ければ、5年生存率も非常に高くなります。しかし自覚症状が出てから、胃がん分類がんが見つかった場合は5年生存率は50%以下になってしまいます。
分類 胃がんの進達度 胃がん分類
進行胃がんの肉眼分類


進行胃がんの分類

症状 胃がん分類早期胃がんは症状を呈することが少なく、検診にて偶然見つかることが多いです。
進行胃がんは食欲不振・体重減少・全身衰弱が主な症状です。
急に体重が減ったりして、徐々に全身状態が悪くなってきます。

検査 内視鏡検査を施行し、病理組織検査(疑わしい部分の組織を取って顕微鏡で診断します)で確定診断をつけます。胃がんであることが確認されたら、胃がん分類その深達度(どのくらいの深さまで浸潤しているか)を調べます。病理組織検査で、胃の壁への浸潤が浅ければ早期ガン・深ければ進行ガンと分類します。
深達度の判断には超音波内視鏡も使用されます。
転移の有無を調べるために全身の検査(CT,超音波)を施行します。
治療 内視鏡手術胃がん分類(内視鏡下粘膜切除術):早期の癌のうち、さらに粘膜の表面に、がんが留まっており、リンパ節転移が無いと考えられる場合は内視鏡にて切除することが可能です。内視鏡で治療できるについては施設によって多少基準に幅があるようですが、隆起型で直径2cm・陥凹型で直径1cmが目安です。手術に比べればずいぶん安全な治療法ですが、胃がん分類出血や穿孔(胃の壁に穴があく)などの危険はあります。
外科的手術:
1)腹腔鏡下手術:内視鏡で取れない小さな胃がんは、腹腔鏡下手術でとることができます。胃がん分類腹部に約1cm程の穴を2、3箇所開け、そこから腹腔鏡や鉗子類を挿入し胃がん部分を切除します。
一般の開腹手術よりおなかを大きく開けなくて済みますから患者の負担は少なく、回復も早い治療法です。

2)開腹手術:胃がん分類胃がんの治療法で最も効果が高く、基本となるものです。がん周囲の拡がりや型から手術の方法が決定されます。


化学療法:胃がん分類 いわゆる「抗がん剤」です。進行がんや再発がん、転移の激しいがん、手術不可能な場合に適応されます。抗がん剤はがん細胞の増殖を抑え、がん細胞を死滅させるように働きますが、正常な細胞にも影響し強い副作用があります。

放射線療法:胃がん分類 がんの病巣部に高エネルギーの放射線を照射し、細胞分裂をコントロールしている染色体を破壊してがん細胞を死滅させる方法です。放射線療法単独では行なわれるケースはなく、手術前に病巣を縮小させる目的や、術後に転移を防止する為に行なわれたりします。しかし、胃がんは放射線の効果が低いのが現状です。

免疫療法: 身体の免疫力を高めることでがん細胞を消失させようという方法です。胃がん分類人間の身体には外からの侵入物に対し排除したり、無害な物質に変えたりする働きがあります。これを「免疫」といいます。人間の体内で、免疫の機能を担っているのは血液の中にあるリンパ球です。リンパ球は異物を破壊する力のあるキラーT細胞と免疫力を高めるヘルパーT細胞があります。また直接がん細胞と闘う働きをもつマクロファージ、ナチュラルキラー細胞などもあります。胃がん分類このような免疫細胞を活性化してがん細胞を死滅させようというのが免疫療法です。免疫賦活剤という薬剤が使用されますが、副作用が少ないかわりに、効果の現れるまで時間を要する為、化学療法との併用や、手術療法の補助手段として用いられます。胃がん分類

胃がん 分類

胃がん分類

現在我が国において、胃がん分類胃がんが男女ともに消化器癌のなかでは最も罹患率が高い。次が大腸がんである。男性ではその次に肝がん、膵がん、食道がん、胆道がんの順であり、女性では胆道がん、肝がん、膵がん、食道がんの順である。また死亡率と推定罹患率の比である難治度の低いもの、即ち治り易いものから列挙すると、男女ともに大腸がん、胃がん、肝がん、食道がん、胆道がん、膵がんの順となる。

 がん検診の有効性すなわち救命率の高さは、胃がん分類

 1)その癌の発生頻度が高く、集団検診の対象となりうる
 2)病巣が小さくても診断できる症状が出やすく、早期診断の可能性が高い
 3)精度が優れ、簡便で、かつ費用が安い良い検査法がある

の三点に依存する(5)。胃がんはこの三項目を一応満たしている疾患といえよう。胃がん分類

 いくら良い検査方法があって有用性が認められたとしても、利用されなければ意味がない。しかし意外と低いのが健康診査の受診率である。地域検診の受診率は十数%のところが多く、なんとか30%台にならないかと努力されているのが実状である。老人保健法の老人という言葉に抵抗感のある方も多いようであるが、胃がん分類四十歳以上の方は是非健康診査を受診されるようお薦めしたい。

B)胃がんの疫学

我が国では想定される胃がんの総患者数は、年約24万人(平成5年患者調査)で(3)、胃がん分類(男:約3万1千人、女:約1万7千人)と多い。依然として高い罹患率、しかし胃がんの、我が国を含め世界の殆どの国で低下、減少する時期に入っている。胃がん分類

 胃がんの、男女ともに高齢者ほど高くなる。しかしこれを出生年代別に分けて胃がんのがどのように変ってきたかをみてみると、80歳以上を除き、胃がん分類出生が現在に近い年代ほど、すなわち若い年代のひとほど胃がんではしなくなってきている。しかしながらの減少の割合は台からやや減少率が緩やかになってきている。また出生年代が以降の年齢層のが際だって低いこともあり、生活様式の変化や集団検診などが胃がんの減少に役立っていると考えられる。しかし、胃がん分類30歳台の女性の胃がんはあまり減っておらず、胃がん発生要因に違いのあることが考えられる(2)。この年代の女性は妊娠など消化器症状をともなう生理的状態も多いが、あまり症状が長く続くようなときには受診するなど念をいれることも必要である。

C)胃がんの検診
胃がん分類
 胃の集団検診は現在年間約550万人の人々が受診している。胃集検は老人保健法に基づく市町村による地域検診と、企業などによる勤労者を対象とした職域検診があり、その方法や検診システムはほぼ一定している。それは胃集検車などを用いたX線造影撮影による検診レベルのスクリーニングと、診療所などで行う内視鏡などによる診療レベルの精密検査の組み合わせで行われている。胃がん分類我が国の胃がん死亡率の減少は、胃がん罹患率の減少を上回り、これは胃がんの早期発見、早期治療の成果と考えられており、その一翼を胃集検が担っていると考えられる。また臨床疫学的な研究(case-control study)でも,過去5年間の胃集検受診は胃がのリスクを約60%低減する効果があるという(4)。さらに集検によって発見された胃がんは、胃がん分類外来診療で発見された胃がんよりも予後が良好で、これも胃集検の効果の傍証と考えられている。早期胃癌が多くみつかったとしても、一方でX線被曝による白血病発病などの危険があるのではないかという心配もある。しかしこれも臨床疫学的研究で発症の危険性の証拠は認められていない(1)。また集団検診は費用が嵩むが、胃がん分類早期胃癌の発見の割合が高くなることにより諸々の医療費が減るので、費用効果比の計算結果は経済的にも効果のあることが計算されている(5)。

胃がん分類

D)胃がんの病理

 胃がんの基本的分類は、粘膜面のかたちで6型に分類する。表在型(0型)、腫瘤型(1型)、胃がん分類潰瘍限局型(2型)、潰瘍浸潤型(3型)、瀰漫浸潤型(4型)、分類不能型(5型)である。早期胃がんの肉眼分類もX線像から、かたちで分類したものである。隆起型(I型)、表面隆起型(IIa型)、表面平坦型(IIb型)、表面陥凹型(IIc型)、胃がん分類陥凹型(III型)、混在型に分けられる。I型はくびれるほど大きく隆起したもの、II型は凹凸はあっても比較的平坦なもの、III型は潰瘍状に深い陥凹があるものである。胃がんをこのような粘膜面の形態で分類するのは、診断がX線撮影でも内視鏡でも粘膜面の病変の形状によっているからである。胃がん分類

 胃がんの組織分類は、組織型による分類、間質量による分類、周囲組織への浸潤による分類などがあるが、組織型分類では分化型癌と未分化癌に大別するか、胃がん分類乳頭腺癌、管状腺癌の高分化型と中分化型、低分化腺癌の充実型と非充実型、印環細胞癌、粘液癌のように細分類する。 胃がんの予後に組織型が関係しないとはいえないが、しかしこの様な組織分類よりは胃壁への深達度やリンパ節への転移の程度の方が予後に影響する(2)。胃がん分類

E)胃がんのX線診断

 胃がんのX線診断は、検診は間接撮影で、胃がん分類精査は直接撮影で行われてきた。X線間接撮影法は集団検診のために開発されたもので、はじめは蛍光板に写ったX線透視像をレンズカメラ、後にはミラーカメラを用いて小さいフィルムに撮ることで費用の軽減を計った。蛍光板を用いる間接撮影ではX線被曝量が多いので、蛍光板に代わりX線量が少なくて済む蛍光増倍管の二次蛍光面をカメラあるいは撮像管で撮影するようになった。胃がん分類さらに現在では撮像管で撮った信号をデジタル化したDR法へと移行しつつある。

 X線直接撮影法も増感紙・フィルムを用いる代わりに、イメージング・プレートを用いてデジタル化したCR法が主流になりつつある。
胃がん分類
 X線診断画像のデジタル化がすすめば、撮像系の感度を高めることができてX線被曝量を減らすことができる。またモニタ画面による読影ができるようになるのでフィルムを用いる必要がなくなり、場所をとるX線フィルムの保管の必要がなくなる。デジタル保管にすれば、胃がん分類診断に必要なとき前の検査の画像を取り出し比較することも容易にできるようになった。

 胃のX線検査を受診される方々にとって、術前の処置が必要かつ重要である。それはX線検査にしろ内視鏡検査にしろ、診断は胃の粘膜面の状態に拠っているので、胃がん分類胃がんの検査でも粘膜面が十分に観察できるようにしなければならない。それには胃液や食物残査などによって胃の粘膜面を見にくくしないように検査前一定時間の絶飲食と禁煙が必要である。検査の注意書きを守っていただくことである。

 胃粘膜の状況を微細に描出するためには、胃がん分類胃の動きを抑制する薬剤を検査する時間に合わせて注射する。筋が弛緩するので、瞳孔が拡大し眩しくなる。回復するまでは自動車の運転などしないよう注意が必要である。胃がん分類また膀胱が弛緩して排尿しにくくなったりする。前立腺肥大などのために尿が出にくい方々はあらかじめ注意が必要である。

 胃粘膜像をすみずみまで描出するために、空気と造影剤を用いて二重造影像を得る。胃がん分類そのためには適当な粘性をもった硫酸バリウムの造影剤を、適量づつ服用して体位を変えながらゆきわたらせる。かっては飲みにくい発泡剤、造影剤があったが最近のものはよくなっている。適量の造影剤と空気、適切な体位変換が検査のコツである。またCR法による画像処理も粘膜病変を見やすくしている。胃がん分類

F)胃がんの内視鏡診断

 胃がんの内視鏡診断は、胃がん分類機器の進歩、早期胃癌症例の数多くの経験、急速発育症例の経験などから年を追って変わってきている。当初は胃粘膜の形態的変化が診断の根拠であったが、近年では発赤や退色、顆粒状の変化といった胃炎類似の早期胃癌が診断の対象に入ってきた。胃がん分類すなわち粘膜面のわずかな異常についても見逃さず生検を行い、良性悪性の鑑別を試みるようになった。その結果手術例数に占める早期胃癌の割合が増し、には20%程度であったものがには50%を超すようになった。これは予後にも反映して、胃がん分類に40%台の5年生存率であったものがには70%を超えている(2)。

 今後電子内視鏡の解像度の上昇による顆粒状病変などの形状の微細な変化、色調の定量化による発赤、退色などの微細な変化の確実な診断ができるようになり、胃がん分類さらに内視鏡治療の適応の拡大が期待される。

内視鏡検査にともなう副作用は、ヘリコバクター ピロリの感染源の可能性、穿孔など皆無とはいえないが、機器の進歩で激減している。現在は診療、スクリーニング後の精査に用いられ、胃がん分類健康診査では人間ドックで用いられているが、40〜50歳代の高危険群の健康診査には内視鏡検査を用いることが望ましい。

G)胃がんの超音波、胃がん分類CT、MRI、PET診断

 胃がんの胃壁深達度診断に超音波内視鏡の応用、CT、MRIの応用など試みられているが、胃がんの存在診断の意義は見いだされず、健康診査には用いられないと考えて良い。超音波、胃がん分類CT、MRI、PETいずれも腹膜浸潤やリンパ節転移の程度を診断するのに用いているが正診率はそれほど高くない。しかし病変の広がりや手術の適否を評価する術前の検査として行うことには有用性が認められている。

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