胃がん克服
胃がん治療
がん細胞消滅の映像を無料配布
がん手術後の再発防止、転移予防、残存がんの治療のために知っておきましょう
がん患者、その家族が知っておくべきこととは?
がん患者の苦しみやその家族の悩み、そんながんに悩んでいる方たちが知っておくべきこととは?

胃がん 治療法

胃がん治療法

このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺が
んに次いで2位になると見られる。
 読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率7前立腺がんの発生
がんは、前立腺の細胞が正常の細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します。最近、遺伝子の異常が原因といわれていますが、正常細胞がなぜがん化するのかまだ十分に解明されていないのが現状です。がんは周囲の正常組織や器官を破壊して増殖し、他の臓器に拡がり腫瘤(しゅりゅう)を形成します。他の臓器にがんが拡がることを転移と呼びます。前立腺がんが、よく転移する臓器としてリンパ節と骨があげられます。
前立腺がんとラテントがん
前立腺がんは、年をとることによって多くなるがんの代表です。前立腺がんの中には比較的進行がゆっくりしており、寿命に影響を来さないであろうと考えられるがんも存在します。もともと前立腺がんは欧米に多い病気ですが、実はこのようなおとなしいがんに2530%にがんが発見されます。ただし4ng/ml以下でも前立腺がんが発見されることもあります。PSA値が10ng/mlを超える前立腺がんと診断された場合、病気の広がりを確認するため、(CT、身体をエックス線で断面を調べる方法)あるいは、(MRI、強い磁場の中で生ずる電磁波をコンピューターでとらえて断面像を得る方法)、骨シンチグラム(アイソトープの静注によって骨転移の有無を調べる方法)が施行されます。これらにより局所での進行の程度、リンパ節転移、あるいは骨転移の有無を確認します。
には手術は中止するということにつきます。
術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4〜5日、特に最初の2〜3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固・焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1〜2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(20076月の時点で手術531件中30.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形に
なります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
 また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
 扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3〜6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。質問A:口臭とのどの不快感あり、米国黒人ではもっとも頻度が高く、次に白人が高いとされています。
前立腺がんの原因と予防
転移抑制や移植がんの縮小等、劇的な効果が認められています。
効果、問題点]
臨床でも抗がん効果が期待されましたが、現時点では第I相試験が終了した段階で、有効かどうかの結論はまだ出ていません。5.生体応答調節剤(Biological Response ModifiersBRM)療法
BRM
は、1980年代になって新しくつくられた言葉です。米国立がん研究所のBRM委員会によれば、BRMとは「腫瘍細胞に対する宿主(患者さん)の生物学的応答を修飾することによって、治療効果をもたらす物質または方法」と定義されています。このBRM療法は患者さんの免疫系をはじめとして、体全体の働きを調節することにより、治療効果を得ようとする治療です。つまり、がんを治そうとする患者さん自身の持つ力を応援し、手助けし、強めるものです。このように、BRMは通常の抗がん剤とは基本的に考え方が異なっています。この治療法は単独で行われるよりも、むしろ免疫能が低下してしまう外科療法や放射線、化学療法等と併用することによって、患者さんの防御能力が低下するのを予防したり、より高めることを目的に行われます。したがって、その効果は従来の化学療法とは異なった観点から評価すべきと考えられています。実際に米国では、他の確立された治療法と併用することによって効果が認められれば、そのBRMは有効であると評価されています。しかしわが国での臨床評価は、今までの化学療法と同じように、BRM単独での抗がん効果で評価されています。より客観的、科学的、倫理的な評価法を確立すべきと考えられます。
(1)BCG
(ビー・シー・ジー)
BRM
が注目されるようになったのは、1970年に行われた悪性黒色腫に対するBCG生菌による治療以来のことです。非特異的免疫療法の草分けであり、現在に至っても多くの報告が出されています。膀胱(ぼうこう)がん、悪性黒色腫で有効であったとする報告がありますが、その他の固形がんでは有効例はほとんど認められていません。
(2)OK-432
(オーケー-432
III
IV
膀胱癌の80%は表在性で転移をおこしにくく、内視鏡的に切除できます。しかし約60%は再発し再手術が必要となります。
腰椎麻酔で行い、手術時間は約1時間です。手術後2−3日で退院できます。膀胱穿孔(膀胱の壁に穴が開く)が大きな合併症ですがごく稀です。膀胱全摘術
膀胱筋層以上に広がる浸潤性の膀胱癌は内視鏡では完全に切除できないため、全身麻酔で行う膀胱全摘術が必要になります。膀胱がなくなるため尿路変向術(回腸導管、代用膀胱など)という排尿路を作る手術も同時に行い約7時間かかります。出血量が多いため自分の血液を手術前に保存し、輸血に備える方法(自己血輸
血)がとられることがあります。回腸導管では尿をためる袋を体外に装着する必要があるため、私たちの施設ではQOL(生活の質)を考え、自排尿のできる腸管を用いた代用膀胱造設術を積極的に行っています。放射線療法その他の療法膀胱部分切除術

内視鏡的にけずり切れないと考えられる腫瘍に行われます。最近はあまり行われません。
放射線を膀胱癌に照射し治療します。体力的に手術が厳しい場合や膀胱を温存したい際行われます。放射線療法その他の療法
抗がん剤(とくに化学療法に用いられる薬剤)は、どんどん分裂して増殖しているがん細胞に作用する薬です。正常な細胞でも、分裂速度の速い血液細胞や口腔(こうくう)粘膜、胃腸粘膜、毛根の細胞などは、抗がん剤の作用の影響を受けやすく、感染しやすくなったり(白血球減少による)、貧血・出血・吐き気・口

もらった彼への報告のためだ。ここでも彼女は同じ喜びを示し続けた。杉浦も本当に嬉しそうにいろいろな話をしてくれた。ありがたいことだ。出てきたおばぁちゃんも「本当に良かったねぇ」と妹に言葉をかけてくれた。それには抱きつきながら「ありがとうございます」と
涙を流す妹。おばあちゃんも涙をにじませてくれた。突然,杉浦と自分に「夕食はおごりたいから,一緒に食べに生きませんか」と提案が出た。それなら喜んでと食べに行く。ここでも杉浦は丁寧にいろいろな方面の話を妹にしてくれた。今月の忘年会(第2弾)で,妹のために7人も集まってくれたという話になった。「自分の苦しみを癒そうと集まってくれたのに,何か悪くって…」と妹。今後直すべき
彼女の悪いクセだ。遠慮であり,マイナス思考の表出でもある。車中でもその話が出たから,自分は「そういうのを水くさいと言うんだぜ。」と伝え,夕食会場では,杉浦が「仲間の喜びはみんなの喜びなんですよ」と言ってくれた。忘年会参加の皆さん,…という訳です。この会では,彼女の精神的「快気祝い」と思っていただき,盛大に盛り上がりましょう。ご心配をおかけしました。付け加えることが
ある。医師から「異常はない」と伝えられた時に,今までの彼女なら愚痴っぽい言い方で「なんであの時はガンの可能性が高いと言われたんですか」とやや攻撃的に言っていただろう。それが今日はただ喜びを表すだけであった。(ちなみに医師は可能性があるなら最悪に近い言葉を伝えるものである。)後で聞いたら,この子宮ガン騒動で思ったことがあるの。何事もお導きだと思うの。自分が悲しみに
くれていたことは,何かの試練だってどこかでできます。これが子宮がんです。内膜はこれですね。見えにくいかもしれませんが、薄いすじとして認められます。(スライド
39 こちらのほうもこれが子宮で、こちらに薄い筋として内膜が確認できます。このような薄い筋や比較的柔らかいあまり厚みのない筋は正常な子宮内膜と考えていいと思います。この非小細胞癌34期では放射線療法は難しい胸水があったり、半分以上癌が広がっている場合、放射線治療を行うことが難しくなります。それは、間質性肺炎を起こす危険が高いからです。また、肺がんの中で一番多くを占めている腺がんは、放射線の感受性が悪く、大きな効果は期待できません。非小細胞癌の6-7割は手術不能非小細胞癌の6-7割は、すでに手術不能の段階で発見されます。手術適応になる人は、そう多くはありません。また、術後の5年生存率は、術後病期で見て1:80%2:60%3:40%4:10%未満です。転移しやすく、再発率の高い癌卵巣がんの場合は、がんの摘出も兼ねて、治療と同時にがんの進行度を調べるのを目的で行われます。見た目は卵巣内にとどまる早期がんのようであっても、調べてみるとすでに、リンパや腹膜は主などである場合が少なく無いと言われています。卵巣がんは抗癌剤の効果が期待しやすい癌です。早期の場合などでリンパ節に転移がありそうな場合、抗がん剤を投与することにより、手術の規模を縮小することが出来ます。4期のがんでも抗がん剤で縮小してから、手術を行う事があります。術後補助療法として、抗がん剤の投与が行われます。こうした治療を行っても、5年生存率は、1期が80%、2期が60%、3期が30%、4期は10%とかなり厳しい状況であると言われています。 自覚症状自覚症状に乏しく、発見されたときにはすでに、リンパや腹膜播種などである場合が多いがんです。転移のルート卵巣がんのうちの上皮がんは腹膜に転移し、そこから肝臓の表面や大網に広がります。主な転移先肝臓 大腸その他の症状癌の進行による体重の減少・体力の低下、神経の転移による背中の痛み、腰痛・腹痛、腹膜播種による腹水などが見られます。子宮体がんは6割が1期、子宮頸がんは4〜5割が0期で発見されます。子宮体がんは褐色のオリモノがでたり、下着の汚れで気づく事が多いがん不正出血で発見された場合でも子宮体がんの65%が1期で発見されます。子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。日本では、子宮がんの約80%が子宮頸がんです子宮がんは胃がん、乳がんに次いで多いがんですが、死亡率は年々下がっています。子宮がんは早期の段階で発見されれば、ほとんどが治ります。子宮がんが徐々に増加してくる30歳を過ぎた頃からは、年に1回子宮がんの検査を受けることがとても重要です。 手術が基本です一般には、できるかぎり手術を行って、病巣を摘出する根治的治療法がとられます。この目的のために手術療法と放射線療法を併用する場合もあります。診断が有用です。
 腫瘍マーカーは、がんの診断に使われていると思われがちですが、これは間違いです。大腸がんではCEA、CA19―9、ST439などの腫瘍マーカーがありますが、これは他の腫瘍や病気の場合でも上昇することがあり、また早期では上昇せず、診断には役立ちません。ただ術後の治療効果、再発のチェックには有用です。
   一般的には腫瘍の切除が必要になります。直腸では、がんの浸潤の程度と、肛門括約筋との位置関係が手術方法を決定するうえで重要です。
 小さい腫瘍の場合は、内視鏡的粘膜切除術(EMR)が行われます。
 腫瘍が大きく、進達度(粘膜下へのがんの広がり)が浅い場合は経肛門的切除が行われます。肛門から約8cmまでは経肛門的に切除できます。
 それ以上の場合は、経肛門的に内視鏡と腹腔鏡(ふくくうきょう)用の鉗子(かんし)を用いた手技(TEMUS、TESなど)での切除を選択できます。熟練した外科医が行えば肛門から20cmまでが対象になります(どの施設でもできるものではない)。
 それ以上の直腸がんで比較的進達度が浅い場合(早期)は、腹腔鏡補助下直腸切除術が行われます(これもどの施設でもできるものではない)。
 いずれの場合も、切除した標本におけるがんの病理検査(分化腺がんか低分化腺がんか)と壁浸潤度により根治性が決定されます。
 直腸の進行がんで部分切除では根治の可能がない場合、または部分切除で不十分であった場合は、一般的には開腹による直腸低位(高位)前方切除術またはマイルズ手術が選択されます(図2)。
 前方切除術は、直腸がんを切除後にS状結腸と直腸とをつなげる手術です。肛門から腫瘍を触れなければ、ほとんどの場合、人工肛門にはしません。しかし、病変の広がりや患者さんの全身状態により、人工肛門を選択する場合もあります。肛門は残しますが全身状態などから負担を少なくするために人工肛門にする場合は、ハルトマン手術といわれています。
 一方、マイルズ手術は、がんが肛門に近い場合やがんの浸潤により肛門括約筋を温存できない場合などに選択されます。一般的には肛門と直腸を切断後、左下腹部にS状結腸による人工肛門を造設します。
 直腸低位(高位)前方切除術またはマイルズ手術が行われた場合、手術後に機能的な問題として性機能障害、排尿障害、排便障害の問題が生じることがあります。最近では、より障害が少ない骨盤神経叢をなるべく温存する手術が選択されることが多くなってきています(どの病院でもできるものではない)。
 現在のところ、化学療法(抗がん薬)では術後の生存率を改善するのに有効な方法は確立されていません。しかし、フルオロウラシル(5―FU)を中心としたロイコボリン(LV)/5―FU療法や、イリノテカン(CPT―11)、オキシラプラチン(OHP)製剤などが有望視されています。

病理診断は、専門家以外の目に触れることはほとんどありませんが、脳腫瘍の治療において極めて重要な位置を占めます(図11)。手術中に採取した組織を凍らせて診断する、術中迅速診断と、永久標本を作製した後に、時間をかけ
て診断する方法の2種類有ります。外科医は、術中迅速診断に基づいて腫瘍の摘出範囲を決定しますし、最終診断を待って化学療法や放射線照射の要否を決定します。病理専門医は、集学的治療チームの中で極めて重要な地位を占めています。 病理診断に必要な組織は、主として開頭による腫瘍摘出で得られますが、時に開頭手術が困難な部位に腫瘍が存在する場合があります。このような場合には、定位脳手術(ていいのうしゅじゅつ、図12)や内視鏡により腫瘍の一部を採取する生検(せいけん、バイオプシー)が行われます。 脳腫瘍という病気は、様々な種類の腫瘍の集まりであり、その種類によって治療法や予後が異なることから、理解の難しい腫瘍といえます。脳という精緻な臓器に発生するために、発生場所のわずかな違いにより全く異なった症状を呈す
ることも理解を一層困難にしています。脳腫瘍についての全般的な知識を述べるとともに、今回のシンポジウムがどのように構成されているかの全体像を示し、「こどもの脳腫瘍」に関する理解を深めていただきます。粒子線治療の現況と将来国立がんセンターでは、サイクロトロンを用いた陽子線治療システムが1998年末より稼働し、主に頭蓋底(とうがいてい)、頭頸部、肺、肝臓、前立腺等のがん例に使用されています。病院に附属した陽子線治療装置としては国内ではじめての装置で、2001年7月に高度先進医療(医療の名称:悪性腫瘍に対する粒子線治療)の認可を受けて治療を行っています。治療の費用は自己負担です。国立がんセンター東病院以外に、わが国での陽子線治療は、筑波大学陽子線医学利用研究センター、兵庫県立粒子線医療センター、若狭湾エネルギー研究センター、静岡県立静岡がんセンターの4ヵ所で行われています。また、独立行政法人放射線医学総合研究所では、炭素を使った重粒子(重イオン)線治療が行われていて、200310月に高度先進医療として認可されました。これら粒子線治療は、国内でも今後さらに数ヵ所での建設が計画されています。  これらの治療法の対象は小さな病巣で、おおむね3cm以下の病巣が良い適応とされています。この治療は脳の病巣の治療方法としては、動静脈奇形、原発性良性脳腫瘍、転移性脳腫瘍、手術的操作が難しい頭蓋底腫瘍(とうがいていしゅよう)等に応用されています。脳以外の病巣への応用としては、後述のように頭頸部や肺の病巣(肺がんや転移性肺がん)に応用され、他の部位に対しても検討がはじまっています。 この治療が個々のケースに適しているかどうかは十分検討する必要がありますので、主治医および放射線腫瘍医にご相談ください。1.ガンマナイフによる定位放射線照射 ガンマナイフとは、201個のコバルト線源をヘルメット状の照射ヘッドに半球状に配置した放射線照射装置です。おのおのの線源から放出される放射線(ガンマ線)がヘルメット内の小さな穴を通過することでペンシル状のビームとなり、小領域に集まるように設計されています。このようにして、多方向から一点に高線量の放射線を集中させることができます。 治療法は、「レクセルのフレーム」という金属の枠を4本のネジでがっちりと頭蓋骨に固定した状態で CTや血管造影等の画像検査を行い、放射線を照射する部位を決め、その部位に正確に照射できるようにガンマナイフの照射ヘッドをセットするという手順になります。 この原しか存在せず、治療に必要な量を採取するのは困難であると考えられてきました。しかし、血液中から樹状細胞を大量に採取する技術が発達し、さらに樹状細胞を増殖、活性化させる培養方法も進歩したため、がんの治療に樹状細胞を使用できる環境が整ってきています。また、がん細胞に対して免疫反応を引き起こすがん特異的抗原なども明らかとなってきていて(項を参照してください)、これらの知識や技術を利用した樹状細胞療法が、最近の話題となっています。 患者さん本人から採取した樹状細胞を、体外でがん特異的抗原ペプチド、あるいは破壊したがん細胞とともに培養し、樹状細胞のがんに対する免疫誘導能力を増強します。その後に患者さんの体内に戻し、患者さんの体内でがんを攻撃するリンパ球を誘導し、がんを排除する免疫力を高めることを期待するものです。動物実験では悪性リンパ腫、悪性黒色腫、前立腺がん、大腸がん等でがんの発育を抑える効果や生存期間の延長等が報告されています。欧米をはじめとして、わが国でもヒトの悪性黒色腫、前立腺がん、悪性リンパ腫等で臨床試験がはじまっています。  樹状細胞の採取方法は、患者さん本人の血液から血液成分分離装置を用いて樹状細胞そのものを採取する方法と、まず未熟な細胞を採取し、それをサイトカインの一種であるGM-CSFIL-4TNF等を用いて樹状細胞へ分化させる方法とがあります。どちらの方法で採取した細胞がより有益であるかは、今のところ不明です。 この治療法は、免疫能力の保たれていると思われる患者さんが対象として想定されています。また、外科的な療法で病巣を除去した後の再発を予防する効果も期待され、従来の治療法と併用した臨床試験も検討されています。 [効果、副作用、問題点]樹状細胞療法は欧米でも前立腺がん、悪性リンパ腫、悪性黒色腫等で臨床試験がはじまったばかりです。一部の患者さんでがんの縮小を認めたとの報告がありますが、今のところその効果と副作用についての評価は定まっていません。また、患者さん自身に対して不利益な免疫反応を引き起こす可能性が指摘されています。3.ワクチン療法1)腫瘍細胞ワクチン患者さんのがん細胞そのものを破壊したり、あるいは殖えないように処理してから本人に接種し、がんに対する特異的な免疫を誘導する治療法です。しかし、がん細胞のみではT細胞の活性化に必須である分子が存在しないので、がん特異的抗原に対する免疫反応の誘導が十分に行われない可能性があります。最近では、がん細胞に免疫反応に必要な補助分子などの遺伝子やサイトカインの遺伝子を導入し、治療に用いる試みが行われています(項を参照してください)。2)がん特異的抗原ペプチドによる免疫療法患者さん本人の免疫ががんを排除できるかどうかは、長い間わかりませんでした。しかし、TIL中にがんを認識するキラーT細胞が存在することが明らかになり、続いて、このキラーT細胞が認識することのできるがん細胞に特異的な抗原のあることが明らかになりました。現在までに、数十種類のがん特異的抗原が見つかっていて、その遺伝子も明らかとなってきました。最近では、さらにがん特異的抗原の中でHLAに結合しやすいペプチドや、がん特異的抗原そのものを用いた新しい免疫療法が行われるようになってきました。先に述べたような樹状細胞を用いてがんに特異的なキラーT細胞を誘導する方法や、がん特異抗原あるいはそのペプチドを、免疫反応を増強させる補助物質(アジュバントと呼びます)とともに皮下に投与する治療法もあります。 [効果]主に、悪性黒色腫を対象にしています。がん特異的抗原による治療によって、肺にあった転移巣が消失した例や、IL-2の併用によってがんが消失した例等が報告されています。しかし、臨床的有用性に関する結論はまだ得られていない状況で


胃がん治療法

す。
 [問題点]がん特異的抗原ペプチドはHLAクラスIによって提示されるために、HLAクラスIを発現していないがんに対しては効果が期待できません。免疫反応の主役的な役割を不正出血やおりものの変化などは、がんではなくても子宮や卵巣など婦人科の病気のサインである可能性もあります。20歳をすぎたら年に一度の検診で子宮や卵巣の状態をチェックすることが、女性のライフプランの実現に不可欠であるということを心にとめておいてください。子宮がんの発生については、人体の中でも最もわかっている一つです。それでどの様な程度のものが見つ


胃がん治療法

かるか
転移を起こすことはめったにないからです。万が一遠隔転移が出てくれば、その時点で残った甲状腺を切除して、放射性ヨードによる内照射が行われます。一方、欧米では濾胞がんと判明した時点で全摘、放射性ヨードによる治療が行われることが多いそうです。また、手術時の腫瘍の肉眼的所見などから遠隔転移を起こしやすい濾胞がんと判断された場合は、その時点で転移がわからなくても同様の治療を行うことがあります。これは、甲状腺の傍濾胞細胞ががん化したはリンパ性(CLL)または骨髄性(CML)と表される。ALLAMLCLLCMLの概

胃がん治療法


括的な特徴は表
138-3に示してある。
現在の重粒子線治療プロトコールでは、患者を病期・PAS値・病理組織分化度(グリアソン値)によって、低リスク・高リスクの2群に分類し、前者は重粒子単独、後者はホルモン併用の治療方針で、より患者の状態に合わせた臨床試行を行っている。

胃がん治療法


放射線治療の5年生存率は、A期で90%以上、B期で80%前後、C期で60%前後、D期で30%前後が標準的値といえる。B2期・C期ではホルモン併用の有無での成績の差は明らかで、併用の方が40%以上も良好な生存率が発表されている。
前立腺癌は臨床経過が長く、予後の比較的良好な疾患であるが、その経過中の症状・体調の変化にはかなりきついものがあり、家庭や社会の中心で働いている人の病気ということを考えると、単に患者自身の問題では済まなく、家族・職場を含めた精神面・経済面などのサポート体制をしっかりと築くこと

胃がん治療法


が大切と考える。脳腫瘍という病気は、様々な種類の腫瘍の集まりであり、その種類によって治療法や予後が異なることから、理解の難しい腫瘍といえます。脳という精緻な臓器に発生するために、発生場所のわずかな違いにより全く異なった症状を呈することも理解を一層困難にしています。脳腫瘍についての全般的な知識を述べるとともに、今回のシンポジウムがどのように構成されているかの全体像を示し、「こどもの脳腫瘍」に関する理解を深めていただきます。

胃がん治療法


2. 脳腫瘍の頻度と治療上の特徴 白血病による小児死亡が1970年代半ばから急速に減少しているのに比べて、脳腫瘍による死亡は1980年代からほとんど変化していません。CTスキャンやMRIにより脳腫瘍の診断精度が向上して、診断される数が増えたということも一つの要素ではあります。個々の腫瘍では治療成績が向上しているものが確かにあるにもかかわらず、脳腫瘍全体としてみれば小児死亡原因の構造を変えるほどの十分な治療効果が得られていないのが現実です。小児死亡の原因となる腫瘍は、後にも述べますように、悪性脳腫瘍に分類される一群の腫瘍であり、今回のシンポジウムはこのよ


胃がん治療法

うな腫瘍に対する治療が主たるテーマになっています。
脳腫瘍の治療が、白血病のような血液腫瘍に比べて困難であるのはなぜでしょうか? 理由はいくつか考えられます。


胃がん治療法


白血病のような血液がんは血液中に存在し、固まりを作らず、細胞も均一な性質を有しています。一方、脳腫瘍は固まりを作る実質性腫瘍であり、内部組織が均一ではありません。また、脳腫瘍という一つの腫瘍があるわけではなく、極めて多くの種類の腫瘍からなっており、それぞれの性質が異なります。


胃がん 治療法

胃がん治療法

日を計画的に組み合わせ、そのスケジュールに沿って、繰り返し治療していきます。投与を休む日を加えることは、副作用を防止したり、体力や免疫力の低下などに注意する必要があるからです。もし抗がん剤の副作用が強く出た場合には、その量を減らしたり、投与を中止することもあります。 また、抗がん剤治療中に他の薬を使うと、薬によっては抗がん剤の効果や副作用に影響することがあります。以下に当てはまる場合には、医師またはその他の医療スタッフにお伝えください。            現在服用している薬がある。             健康食品や民間療法を行っている。 4)細胞増殖を引き起こすと考えられています。 このようにがん遺伝子の変化は、特定の蛋白質の働きを異常に強めることにより、がん勃起機能のみを残す手術法もあります。 肛門括約筋温存術 以前は直腸がんの多くに人工肛門がつくられていましたが、最近では直腸が      んの8割は人工肛門を避ける手術ができるようになりました。自動吻合器という筒状の機械を使って、がんの切除後に短くなった直腸端と結腸の先端を縫合し、本来の肛門からの排便を可能にする手術法で肛門括約筋温存術と呼ばれます。現在は患者さんのQOL(生活の質)を考慮して、ほとんどがこ      の方法を行うようになりました。肛門縁から5cm以上、歯状線(肛門と直腸との境界)から2cm以上離れていれば、自然肛門を温存することが可能です。この手術と自律神経温存術を併用すれば、術後の機能障害をかなり軽減することが可能となりました。さらに最近では、歯状線にかかるような、より肛門に近い直腸がんであっても早期がんや一部の進行がんで肛門括約筋を   部分的に切除して自然肛門を温存する術式が専門施設で行われるようになってきました。しかし、高齢者の場合、無理に肛門を残すと術後の頻便などのため逆効果になることもあります。したがって、手術法と病期の進行度を正確に説明し、年齢、社会的活動力、本人や家族の希望などを考慮にいれ、総合的に術式を決定することが極めて重要となります。 局所切除  とその具体的な「対策」について紹介します。 また、「日常生活における注意点」も参考にして、より安全に、安心して抗がん剤治療を受けることに役立てていただければ幸いです。 内容は簡単にまとめてあるため、ここに書かれていないこともあります。 疑問や質問がありましたら、どうぞ遠慮なく医師や看護師、薬剤師などの医療スタッフにお尋ねください。   副作用には自覚症状の無いものものガンにしか効果はありません。手術前に腫瘍を小さくして切除しやすいようにする目的で行われることもありますが、ほとんどの場合は手術後、切除した周囲に残っているかもしれないガン細胞を破壊するために追加されます。  また、外科的に切除することが不可能な腫瘍がある場合には、腫瘍による痛みなどの症状を取り除くために照射します。(直腸がんの原発巣や骨盤内再発の治療、大腸がんの骨転移、脳転移)放射線療法には2つのタイプがあります。るいは「寿命は延びないけれども、がんが小さくなって苦痛が軽減される」といった効果を表現しているのが現状です。 もちろんそれで満足しているわけではなく、がんが完全に治ることを目指しています。  しかし、難治性のがんの多くでは、効果よりも薬物有害反応の目立つことが少なくありません。遺伝子異常の診断、治療への応用 
遺伝子の異常は、正常細胞をがん細胞へと変化させる大変都合の悪い現象ですが、別の見方をすれば、正常細胞とがん細胞を見分けるための決定的な証拠にもなります。したがって、遺伝子異常を応用して、がんの診断や治療ができないかという研究が進んでいますガンの大半は、生き方が原因? 「ガンは交感神経の緊張で起こる」。私たちの身の回りには様々な発ガン物質があふれている。タバコの煙のベンツピレン、野菜の農薬、電磁波、紫外線などこれらは、細胞分裂をコントロールするDNAを傷つけて細胞を異常発生させるガン細胞に豹変させる。夥しい環境汚染物質がガンを急増させていることも事実です。  医学博士も「抗がん剤拒否のススメ」著書星野仁彦医師の本を手にした。食事療法でガンを完全に克服した医師として有名なようです。その星野先生が、「抗ガン剤の拒否」宣言を発表したとあります。ガンにかかった医師は、強い副作用で苦しむであろう抗ガン剤などを全て拒否し、生き抜くためにまったく違った治療法を行う、とあります。このことを考えると、もっと声を大にして、全国の患者さんに伝えて、もっと生かすことは、出来ないのだろうかと思います。抗ガン剤の生命を殺す「毒作用」星野医師は語る抗ガン剤は、「ガンを治癒させる」というものではなく、強い副作用という犠牲を払って「一時的にガンを小さくする」もの。ガンの治療に抗がん剤が使われるのは、それ以外に有効な治療法が、見つかっていない、という理由によるのです」と言い切っています。初めから医師がそのことを言い切ると言うことは、衝撃でした。治療方法がないと言われると、やっぱり温熱療法、健康食品などで免疫をアップさせて、ガンに挑むしかないのか? なぜ抗ガン剤を拒否するのか?免疫力が落ちる。白血球が減る。吐き気や下痢がおこる。そんな強い副作用に苦しみながら、効果を疑う抗ガン剤を使用しても、らちがあかない。と抗ガン剤の分かっているガン患者はこういいます。更に別の医師によると、他の医薬品は、少なくとも生命を救うために投与している。しかし、抗ガン剤はまるで違う。細胞を殺すために投与する。といってます。あ〜恐ろしい。  ガン食事療法も「健康保険」に・・・ガン治療の第一歩は、ガン体質の改善です。そのために食事療法は、絶対不可欠といえます。いくら薬で治療していても結局、口から入れるものをな物を取り上げられることの方が辛いという方も多くいます。夜も眠れなくなり精神的ストレスも大きくうつ状態に陥ることもあります。しかし、冷静に対処して、この難関を乗り切らないと次の生きる道はありません。まずはストレス解消方法を探す事が第一です。それとがんの治療方法は、西洋医学だけではありません。漢方療法、代替療法、温熱療法など他にもいろいろあります。中でも、がんの患者さんの多くの方が、免疫力アップのために健康食品を試しているといわれています。   がんの手術がんが早期で発見されれば、すぐに手術もできがんを完治する可能性も大きいです。しかし、ほとんどのがんは、初期症状がなく早期発見が難しく発見された時には、すでに手術ができない状態も多いようです。手術をする場合でも、がんが転移している可能性もあり、がんをすべて取り除くことも厳しいようです。ここで一番大切なことは、あなたの執刀医が経験豊富かどうかということです。実際の医者の言葉で手術の経験豊富な医者は、安心できるが、経験耳の仕組みと働き  耳は、音を聞く器官であると同時に、平衡感覚を司る器官でもあります。耳の構造は、外耳・中耳・内耳に分けられます。外耳は、耳介(耳たぶ)と外耳道に分かれます。耳介は音波を集めます。集められた音波は、外耳道を通って鼓膜へと伝えられます。外耳道は、ラッパ管のように音を増幅させる働きがあります手術できる割合が低い癌肺がんは、診断されたときに小さな腫瘍でも、進行癌が多いので、手術ができるのは10-15%と少ない癌です。非小細胞がん・抗がんの効き難い癌非小細胞がんでは小細胞がんに比べ抗がん剤の効果が低く、抗がん剤のみでがんが治癒することは稀です。非小細胞癌34期では放射線療法は難しい胸水があったり、半分以上癌が広がっている場合、放射線治療を行うことが難しくなります。それは、間質性肺炎を起こす危険が高いからです。また、肺がんの中で一番多くを占めている腺がんは、放射線の感受性が悪く、大きな効果は期待できません。非小細胞癌の6-7割は手術不能非小細胞癌の6-7割は、すでに手術不能の段階で発見されます。手術適応になる人は、そう多くはありません。また、術後の5年生存率は、術後病期で見て1:80%2:60%3:40%4:10%未満です。転移しやすく、再発率の高い癌早期の発見し難いばかりではなく、他の臓器や骨に転移が多く見られる癌です。また、幸いに手術ができたとしても、再発率の高い癌です。手術後で約2割に局所再発、56割に遠隔転移が見られるほどです。転移のルート肺がんの特色は、いろいろな臓器に遠隔転移(がん細胞が血液に入って流れて行き、離れた臓器に転移をつくること)をおこしやすいことです。肺がんが遠隔転移をおこしやすい臓器は肺、脳、骨、肝臓、副腎などが代表的です。腫瘍が小さいうちは症状がありません腫瘍がある程度大きくなると血尿やわき腹の疼痛などが出てきます。血尿は自然に止まることもよくありますが、血尿が止まっていても病状は進行するのが一般的です。 外科手術によって腎臓を摘出する方法が中心です腎臓は二つあり。片方を取り去っても残りが機能します。ただし残る腎臓に障害がある場合、病巣部とその周囲だけを部分的に取り去ることもあります。手術できない場合は動脈塞栓術を行います転移のある場合は外科療法に放射線療法や免疫療法を併用します。またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。その他の症状癌の進行による体重の減少・体力の低下、神経の転移による背中の痛み、腰痛・腹痛、腹膜播種による腹水などが見られます。子宮体がんは6割が1期、子宮頸がんは4〜5割が0期で発見されます。子宮体がんは褐色のオリモノがでたり、下着の汚れで気づく事が多いがん不正出血で発見された場合でも子宮体がんの65%が1期で発見されます。子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。白血病のような血液がんは血液中に存在し、固まりを作らず、細胞も均一な性質を有しています。一方、脳腫瘍は固まりを作る実質性腫瘍であり、内部組織が均一ではありません。また、脳腫瘍という一つの腫瘍があるわけではなく、極めて多くの種類の腫瘍からなっており、それぞれの性質が異なります。 血液から脳への薬物移行を制限する血液・脳関門という特殊な性質があるために、血液中に投与した薬が脳腫瘍に十分に行き渡りません。 脳腫瘍の細胞自体が薬剤に抵抗性を有しています。 発達期にある脳が、治療手段である放射線や薬剤によって障害されやすいために、治療に制限があります。また、脳の解剖学的構造は複雑であり、外科的治療が困難です。 3. 発達期の脳の特徴 脳腫瘍の治療を理解する上で、発達期の脳の特徴を理解することが重要です。こどもの脳は急速に発達しています。発達が著しいことは、頭の大きさを示す頭囲曲線の推移を見れば一目瞭然です(図1)。この間に、神経細胞は軸索を伸ばしたり、他の神経細胞との間にシナプスを形成したりして大きくなります。また、神経細胞から出る電線に相当する軸索の周囲を、ミエリンという物質が何重にも取り囲む、髄鞘化という過程が進行します。このような時期に放射線照射が行われると、将来様々な脳障害を生じる可能性が高くなることが知られています。一方、可塑性(脳障害からの回復力)が大きいという利点もあり、しばしば驚異的な神経機能の回復・発達を示します。    4. 脳腫瘍の種類 脳腫瘍とは脳に出来た腫瘍の総称であり、一つの腫瘍を示すものではなく、脳に存在する様々な細胞から腫瘍が発生します。脳の中には、まず、神経細胞がありますが、分裂能を持たない細胞のため腫瘍が生じることは稀です。一方、神経細胞と神経細胞の間に膠(にかわ)のように存在する、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)は、様々な刺激によって分裂する能力を持つこと、また数が多いことから、高頻度に腫瘍を形成します。神経膠細胞から生じる一群の腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)と呼びます。グリオーマには、星状神経膠細胞、乏突起神経膠細胞などの種類があり、それぞれ異なった性質の腫瘍が発生します。また、それぞれのグリオーマの悪性度によってもグレード1から4まで(高いほど悪性)分類されるため、グリオーマ一つをとっても、実に様々な病理診断が下されることになります。病理診断は手術によって摘出した腫瘍組織を薄い切片にして、様々な染色法を加えて病理専門医が決定します。治療はこの病理診断に基づいて成されるため極めて重要です。    小脳には胎生期の未分化な神経上皮細胞、すなわち神経細胞と神経膠細胞に分かれる前の細胞が存在し、その細胞からは髄芽腫(ずいがしゅ)が発生します。一方、松果体部や神経-下垂体部には、非常に未熟な胚細胞(はいさいぼう)が存在し、それから胚細胞腫が発生します。胚細胞腫には様々な種類の腫瘍が含まれており治療に対する反応も異なります。下垂体の周囲には、下垂体腺腫や頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)というような腫瘍も発生します。グリオーマ、髄芽腫、胚細胞腫に関してはそれぞれ先生、先生、先生からお話があります。   脳腫瘍は細胞の起源により大きく分類を示されます(図2)。脳が形成される過程の非常に早い時期に存在する神経上皮細胞から分類に示す様々な細胞が分化します。   グリオーマと髄芽腫は、いずれも神経上皮系腫瘍に分類されますが、髄芽腫はより未熟な細胞に由来します。分類2以下の腫瘍も様々な種類の腫瘍に細分類されることから、脳腫瘍の組織分類は膨大なものになるため、ここにはその一部を示すにとどめます。   こどもに多い脳腫瘍   小児脳腫瘍の種類と発生頻度は、グリオーマの中の星細胞系腫瘍の頻度が最も高く、髄芽腫、胚細胞腫がそれに続きます(図3)。この3種類の腫瘍は、小児期に頻度が高い腫瘍であるということに加えて、外科的治療以外に化学療法や放射線治療など、複数の専門家による集学的治療が必要であるという特徴を有します。 あります。抗がん剤治療を行っている間は、尿や血液などの定期検査を実施して、目に見えない副作用の早期発見に努めます。  あらかじめ予想される副作用を知り、対策をたてておくことで、心の準備ができ、過剰な不安を取り除けます。   また副作用の予防ができますし、実際に副作用が起こったときにも、早く適切に対処できるので症状が重くなるのを防げます。   副作用の予防については、患者さん自身が生活上注意したり工夫したりすることで、十分に効果を上げられるものも多くあります。また、抗がん剤の特徴にあわせ、副作用を少なくするための薬がいろいろと研究・開発され、実際の診療で用いられています。ワンポイントアドバイス  医師に伝え忘れたことはありませんか?次のような方は医師にあらかじめ伝えておきましょう。薬や食べ物に対してアレルギーのある方 妊娠中、授乳中の方   これから子供をつくろうと思っている方(女性も男性も) すでに薬を使っている方(他の診療科や病院でもらった薬、薬局で買った薬を飲んでいる方  民間療法や健康食品を利用されている方 今までに薬による副作用を経験したことのある方 今までに放射線治療や化学療法を受けたことのある方   3)抗がん剤治療の副作用と発現時期抗がん剤による主な副作用の発現時期がんについて正常な細胞は一定の規律をもって成長し、死んでいきます。ところががん細胞は異常で、分裂をいつまでも続け、まったく無秩序にどんどん増え続けます吐き気・嘔吐が起きたとき            安静を心がけ、横向きに寝て体を内側に曲げると良いでしょう。また、冷たい水でうがいをしたり、氷やキャンディーなどを口に含むと効果的です。             においに敏感になっている場合には、花や香水などのにおいが強いものは避け、また室内の換気をよくして、リフレッシュすると良いでしょう。             音楽を聴いたり、テレビを見たり、ゆっくりと腹式呼吸を行うことで吐き気が楽になることがあります。 食事の工夫            無理せずに食べられるものを探し、食事はゆっくりと時間をかけたり、少量ずつ可能な範囲で食べると良いでしょう。             料理では、とくに揚げ物、煮物、煮魚や焼き魚などを避けることで、吐き気が軽減することもあります。また料理は冷やしたり、冷まして食べることで、においが軽減し食べやすくなることもあります。             市販の栄養補助食品などで、少量でもカロリーや栄養素を補うことができるものがあるので、試してみても良いでしょう。 食べやすい食品の例            冷たくて口当たりがよく、飲み込みやすいもの:卵豆腐、茶わん蒸し、絹ごし豆腐、ゼリー、プリン、シャーベット             消化によいもの:お粥、煮込みうどん、雑炊、野菜のスープ煮             ビスケット、クラッカー、クッキー 腸管粘膜が薬により刺激を受け、また抗がん剤投与により消化管の粘膜が傷害され、下痢が起こります。薬の種類によって急に起こるものがありますが、多くは抗がん剤投与後2〜10日ぐらいに起こることが多いです。 <患者さんの日常生活上の注意>            消化の良いもの(お粥や煮込んだうどんなど)を食べ、食事は何回にも分けて、少しずつとると良いでしょう。             脂肪分の多い食べ物、牛乳や乳製品は避け、また香辛料を多く使った料理や、炭酸飲料などの刺激物は避けたほうが良いでしょう。             十分な水分補給を心がけてください。冷たすぎる飲み物は避けましょう。             スポーツドリンク類は電解質補給にもなる。             カリウムの多い食品(バナナ、果物ジュースなど)をとるとよいでしょう。             トイレのあとはたりの遺伝子の数が殖えることにより、「myc遺伝子」によりつくられる蛋白質が増えすぎて、際限ない細胞増殖を引き起こすことがわかっています。また、「ras」と呼ばれる一群のがん遺伝子は、特定の場所に傷がつくと働きが過剰な状態になり、やはり際限ない長期にわたる治療期間にも子どもが成長発達できるよう、入院中から退院後の生活を視野に入れて過ごすことが大切になります治療早期がんや大きな腺腫に採用される手術法です。開腹手術ではなく、肛門からと仙骨近くの皮膚、直腸を切開し病変に到達する方法です。肛門括約筋(肛門を開閉する筋肉)を切らない方法と切る方法があります。術後に、放射線療法や化学療法を追加する場合もあります。 人工肛門 肛門に近い直腸がんや肛門にできたがんでは、人工肛門を造設する直腸切断術という手術を行わなければなりません。また、高齢者は肛門括約筋の力が低下しており、無理して括約筋温存術を採用すれば術後の排便コントロールが難しい場合もあるので、人工肛門による排便管理を勧めています。患者会専門の看護師を通し、便を排出するハイリスク)から病因と関連性がないと報告されている型まで確認されています。子宮頚癌の検診は、まず、子宮頸部の細胞診で行います。結果は、 Vと分けられます。 は正常。は、軽度異形成。高度異形成。は、上皮内癌。Vは、浸潤癌とクラス分けします。までが、良性。からが悪性となります。つまり軽度異形成は、ほぼHPVの感染所見のことが多く、が自然治癒し、11%がくなり、最終的に0.3%が癌になります。32%が自然治癒し、56%が存続、14%が進行するとされています。HPVの型には、より子宮頚癌になりやすい型(ハイリスク)とそうでない型があります。そのハイリスク型は、。HPVの感染率は、統計により異なりますが、1020代は、約50%、3040代は、約30%。そのHPV陽性者の約半分にハイリスク型HPVが検出されております。HPV陰性例においては、異形成から癌の存在は、きわめてまれであるとされています。このため、子宮頚癌検診では、特に細胞診と思われます。ですが、このHPV型測定は、保険適応なく、で行っております。また、型はわかりませんが、ハイリスク群のみの測定は、。            第四回 人工妊娠中絶術   妊娠3ヵ月(妊娠116日)までは、通常、静脈麻酔下で日帰り手術を行っております。朝手術し、お昼過ぎに帰れます。手術は、吸引法による子宮内容除去です。その手術の前に、まだ子供を産んだことがない人は、子宮頚管(子宮の出口、子宮口)が硬く開きずらいので、前日の夕方子宮頚管にラミセル(硫酸マグネシウムを含む高分子材料。スポンジを圧縮したような棒)を入れます。その日は帰ってもらって、次の日の朝手術します。手術の時は、頚管は柔らかくなり拡張しやすくなっています。 胃がん治療法


血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。
腫瘍が小さいうちは症状がありません

胃がん治療法

最初は自覚症状がほとんどなく、現われるのは血尿です。
診断に際しては、尿に悪性細胞が含まれているかどうかを見る細胞診、膀胱鏡検査、正検、膀胱・尿道造影検査、リンパ管造影検査などが行われています。
胃がん治療法



癌の性質や病状によっても治療法は異なります
手術に関しても膀胱を残せるかどうかで内容が異なってきます。
胃がん治療法


膀胱を摘出すると尿をためておく袋が無くなるので尿路変更術が必要になってきます。
手術後の再発予防に抗がん剤の膀胱内注入療法も実施されます。また放射線療法を用いることもあります。

胃がん治療法

初期では、膀胱刺激症状(痛みや頻尿)を伴わない血尿が現われます。約
75%に、目で見ても分かる肉眼的血尿がみられ、顕微鏡的血尿も含めると血尿は必ず起こる症状です。進行すると排尿障害、排尿痛、膀胱部の痛み、頻尿などが見られ、さらに進行すると貧血や全身衰弱などが出てきます。

胃がん治療法

QOL
を考える!さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。

胃がん治療法

攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があっても
QOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。早期は症状がありません
胃がん治療法


早期では無症状ですが、進行すると前立腺肥大症と同じで、夜中に何度も排尿したり、排尿の勢いが弱くなったり、排尿そのものに時間がかかるようになります。手術とホルモン療法
前立腺ガンは男性ホルモンが症状を悪化させ女性ホルモンが症状を改善します。

胃がん 治療法

胃がん治療法

直腸は骨盤内の深く狭いところにあり、直腸の周囲には前立腺・膀胱・子宮・卵巣などの泌尿生殖器があります。排便、排尿、性機能など日常生活の上で極めて重要な機能は、骨盤内の自律神経という細い神経繊維によって支配されています。進んでいない直腸があれば、見た目にはなくても、他にも転移があるだろうと想像されるのですが、必ずしもそうではないこともあります。その一つの転移を治療することで、落ち着いてしまうこともあるのです。ただし、原発が落ち着いていないと、新たな転移が次から次へと生じてきて、治療の意味がありません。肺がんの治療の原則は、小さい場合は、手術か放射線、広がっている場合は化学療法です。現時点でのおおまかな治療方針を書いておきます。 IIIA期とは、大きさと無関係に隣接臓器、即ち胸壁(superiorsu1custum our を含む),横隔膜,縦隔、胸膜,壁側心膜のいずれかに直接浸潤する腫瘍;または腫瘍が気管分岐部から2cm未満に及ぶ’)が,気管分岐部に浸潤のないもの;または無気肺あるいは閉塞性肺炎が一側肺全体に及ぶもの で、かつ、縦隔の反対側にまで腫瘍が進展していないこと、遠隔(鎖骨窩リンパ節、脳や肝臓転移)がないこと。(以上、肺癌取扱い規約より)という条件です。 IIIB以上とは、すなわち、遠くの臓器に転移があったり、反対側の肺に転移があったり、縦隔の反対側に転移があったりする状態を言います。こういう状態で手術をすれば、患者さんの寿命をかえって縮める結果になってしまうので、手術はしないというのが普通の病院です。化学療法などに治療の主体をもっていくことになります。 小細胞癌の特徴はきわめて転移しやすいことです。また、薬が非常に効くので、普通は手術は行いません。放射線療法を組み合わせることが多いです。化学療法単独よりも、放射線を併用したほうが、成績が良いことが確かめられています。放射線治療は外科治療とほぼ同じ効果なので、外科治療に準じます。しかし、外科的な切除は、がんが胸の壁に達しているとできませんが、放射線治療は外科でできない範囲のがんの広がりでも治療できることがあります。また、外科的な切除は、そもそも手術に耐えられない人にはできません。こういう場合に手術をすることになります。 小細胞癌と扁平上皮癌は、放射線が効きやすいので、放射線治療の対象となっています。腺癌も手術が出来ない場合は治療の対象となります。ただし、胸水など、進展範囲が広い場合には、対象となりません。肺がんはどうしてできるの?がんの原因はまだはっきりわかっていませんが、タバコや大気、食べ物などに含まれる発癌物質と、もともと生まれながらに持っている体質とが複雑に関係し合って発生するものと考えられています。タバコの例をあげますと、タバコの煙に含まれる多くの化学物質の中には、約60種類の発癌物質が含まれることが分かっています。これらの物質が肺の中にはいると、かたちを変えて正常な細胞のDNA(細胞の設計図)に傷をつけます。通常われわれはこのDNAの傷を見つけて自動的に治す力を持っているのですが、ごくまれにこの傷がみすごされて、設計図を読み間違えたまま成長を続けていくことがあります。これががんのはじまりです。ひとつのがん細胞の大きさはおよそ1ミリの100分の1で、小さなうちは体の中にある免疫細胞が退治していきますが、いったん大きくなったものは免疫細胞も太刀打ちできません。がんが成長して1センチくらいになるとレントゲンなどの検査ではじめて確認できるようになりますが、そのときはおよそ100万個から1億個のがん細胞のかたまりとなっています。そのままほうっておけば、次第に体中に散らばっていき、いのちを脅かすこわい病気です。自然に無くなることはまずありません。世界中で、がんの発生や進行のメカニズムや治療法、予防法についての研究が盛んに行われています。どうしてがんができるのかがはっきりわかればその確実な予防法もわかってくるでしょう。しかし、いまのところ、完全にがんを絶滅させる方法はまだ発明されていません。  腫ようとがんはどうちがうの?腫ようは「生体内において、その個体自身に由来する細胞でありながら、その個体全体としての調和を破り、ほかからなんらの制御をうけることなく、自らの規律にしたがい、しかも過剰の発育をとげる組織」(医歯薬出版 最新医学大事典)とされ、一般に良性腫瘍と悪性腫瘍のふたつにわかれます。良性腫瘍はその場所や大きさに問題なければふつうはレントゲン検査などの経過観察だけですみます。がんはもう一方の悪性腫瘍にふくまれます。悪性腫瘍はそれ自体が体に対して悪影響をおよぼしたり、また、リンパ節や肝臓、脳などの違う場所に飛び火(転移)する性質を持ったもので、体の様々なところに発生します。悪性腫瘍の治療法は多種多様で、それぞれにあった的確な治療が必要です。肺がんはどこにできるの?肺は心臓の左右につながったスポンジのような臓器で、右は上葉、中葉、下葉の3つ、左は上葉、下葉の2つに分かれています。呼吸で取り込まれた酸素は気管、気管支、細気管支と、だんだん枝分かれをした通路をとおり、さいごに肺胞というところで、血液中の二酸化炭素と交換されます。肺が働かなくなり、酸素の交換ができなくなると、呼吸不全となり生きていけません。 この空気の通り道や肺胞などに発生するがんを肺がんといい、できる場所から、心臓に近い部分にできる肺門型肺がんと、離れたところにできる末梢型肺がんのふたつに分けられます。 また、肺がんが進行すると、心臓や大きな血管、肋骨などにおよび、また、リンパ節や脳、骨、副腎などに転移することがあります。タバコと肺がんの関係は?タバコの煙には大変多くの化学物質が含まれています。そのうち、ホルムアルデヒドやベンツピレンのほか、約60種類の物質は発癌物質であることが分かっています。最近は、CT検査で発見される方が増えてきましたが、それでもやはり、普通の胸部のX線撮影で発見される方のほうがはるかに多いです。胸部には、心臓や食道、大血管などがあり、このために肺ガンが隠れて見えないことがあります。また、10 mm 以下の塊は発見しにくく、限界があるのも事実です。そのため、CT検査による検診システムが開発されつつあります。しかし、被曝の問題があるので、一般に用いられるようになるかどうかまでは不明です。 治療後の肺ガンの経過を見るには最適な方法と思います。 CT 肺ガンの診断の基本となる検査です。この検査を行わなくては、治療方針がたちません。MRIによる肺の検査も行われつつありますが、ある程度大きくならないとわかりませんし、MRIだけで治療方針をたてるのは無理です。MRIと違って、検査のスピードが速く、体内に金属があっても問題がないので、肺ガンが疑われたら、最初に行うべき検査です。現在の最新のCT装置では、肺全体を約10秒で細かく検査することができます。検査のスピードがあがったため、検査の待ち時間も減っていて、予約なしでできる病院も増えています。CT検査に1週間以上の予約が必要な病院は、混んでいるのではありません。性能が悪いので、数がはけないのです。速くできる病院に紹介してもらいましょう。新しい器械のほうが画質も良好です。現在(2004年)時点での臨床用のMRI装置では、肺の塊の検出は、CT検査に比べて相当落ちます。特に、腺癌のようなもやもやした塊はほとんど見えません。また、癌から周囲に進展する細い異常もほとんど見えません。肺がんにおいて、MRI検査を行うのは、特殊な場合です。もちろん、骨への転移や頭への転移の場合は、主たる検査の位置を占めています。  1) 塊が、胸の壁に接していて、胸の壁にまで達しているかどうかを判断しなければならない場合。  2) 塊が、肺の上の方(頭側、すなわち鎖骨の近く)にあって、詳細がわかりにくい場合。ただし、これらの場合も、最近のCT装置がかな療法、ガンマナイフ治療など)が選択される場合もあります。また、新しい試みで肺がんに対する遺伝子治療の研究も始まっています。 肺がんの標準的な手術は、がんのある肺を根本から切除し、そこからつづくリンパ節をきれいに切り取ります。進行の程度によっては、心臓に近い血管や、肋骨をいっぺんに切り取る大きな手術が必要な場合もあります。顕微鏡の検査で完全に肺がんが切り取れたと診断されれば、手術だけで退院できます。 抗がん剤、放射線は進行の程度によって必要な場合、あるいは再発がみつかったときに使う治療法です。10年くらい前から新しい抗がん剤がつぎつぎに開発され、すこしづつですが治療成績ものびてきています。どうやって治療法をえらぶの?肺がんは顕微鏡の検査の結果、小細胞肺がんと非小細胞肺がんに大きくふたつに分けられます。肺がんの約80%は前者の非小細胞肺がんで、進行の程度によって手術が効果的なものと、抗がん剤治療、放射線治療が効果的なものと様々です。後者の小細胞肺がんは、のこりの約20%をしめ、抗がん剤治療の方が効果的です。 肺がんは進行の程度から、第I期から第IV期まで分類され、治療法の選択には、肺がんの進行の程度やその人の体力(呼吸機能、心機能、活動能力など)に応じて、一番適切で効果的な方法を検討する必要があります。また重い合併症(脳血管疾患、糖尿病、肺線維症など)を持った患者さんや、ご高齢の患者さんの場合は手術による危険も高く、治療法を慎重に選ばなければなりません。     いずれにしても、肺がんの治療は、体にかかる負担が大変大きいものです。患者さんご本人がその治療法のよい点、悪い点を十分納得した上で戦ってもらわなければ、満足できる治療結果につながりません。どの方法を受けるにしても主治医や治療スタッフから十分な説明をうけ、承知されたうえで治療に挑んで下さい。肺がんの治療の成績は?肺がんは、診断技術や治療方針の改善にもかかわらず、5年間でおよそ85%の人が再発します。その原因として、外来で初診の時点では症状がほとんどなかったり軽度であるにもかかわらず、60%近くはすでに進行がんで手術不能であることです。 肺がんの診断を受けた患者さんを全国で集計した結果、第I期で手術した場合でも、およそ10〜20%の人が再発しています。当院では、手術の方法をどうしたら再発率を改善できるか、つねに検討しながら診療をつづけ、いまのところ全国の平均的な治療成績にくらべて良い治療成績をだし続けています。手術の危険性は?手術には必ず危険が付き物で、肺がんの手術にいたっては、全国で手術後30日以内の死亡の割合をまとめた結果、肺葉切除後1.2%、肺全摘後3.2%、縮小手術後0.8%と、必ずしも満足いく結果ではありません。そのため、手術の前に体中をくまなく検査して、手術に関してマイナスになるところはないかどうかきめ細かくチェックをしています。合併症の危険性が高い患者さんの場合は、予防薬を使ったり、手術の前にそちらの治療を優先する場合もあります。このようにして、危険性が高くどうしてもやむをえない場合を除いて、完全にがんを根絶する手術をめざしています。 また、肺がんの手術をうけた後は、出血、傷の感染、無気肺、肺炎、不整脈、空気漏れ、乳び胸、膿胸、肺塞栓、呼吸不全、気管支胸膜瘻、食道胸膜瘻、気管支断端瘻、心筋梗塞、脳梗塞などさまざまな合併症がありますが、当施設では手術前、手術中の予防と、手術後の専門スタッフによる観察で、いずれも0〜数%の頻度におさまっています。   退院後の生活で気をつけることは?退院後は、基本的に入院前の生活と同じようにするよう心がけましょう。無理をする必要はありませんが、仕事をもたれているかたは早めの職場復帰もリハビリの一種です。  病気に関しては、とくに生活をする上でしてはいけないこと、食べてはいけないものはありません。  手術後の痛みと息切れは、肺がんの手術後ほとんどの人が経験される症状です。表面の傷の痛みはなくなっても肋間神経の痛みはしばらく残り、肩こりやしびれなども出現する場合があります。とくに寒い日や雨の降る日などに痛みがひどく感じる患者さんが多いようです。  がまんできなくて一日中寝て暮らすようなことはほとんどありませんが、鎮痛剤、安定剤の内服で痛みをおさえて、できるだけもとの生活を続けるよう心がけてください。使いすてカイロやお風呂などで温めると症状がやわらぐことがあります。また、息切れは、肺の手術のあと肺の機能が弱くなっているためにおこります。 子宮がん3a 道や階段は、手術前のようにはのぼれないかもしれません。やすみやすみむりをせずのぼるようにしてください。 しだいに肺活量が回復して、日常生活には支障のないくらいになるでしょう。肺がんの再発の多くは、手術後1〜2年に発見されます。 子宮がん3a 手術後の患者さんには定期的な診察、レントゲン、CTおよび血液検査をうけていただいています。もしなにか新しい症状に気がついたときは、はやめにご相談ください
検診で受けるレントゲン検査は、いろいろな病気を早めに発見する手段として非常に大事な検査です。最近では高精度のCTスキャン装置が開発され、いままで見過ごされてきた小さな病気も発見されるようになりました。それにともなって診断の技術も日に日に進歩しています。
会社や町の検診などで、「要精査」といわれた場合は、おはやめに、最寄りの病院に相談され、CTスキャンを受けることをおすすめします。もし何かレントゲンに影があったとしてもいちがいに深刻な病気とは限りません。もう一歩進んだ検査で、はやめにはっきりさせることが、精神的にも肉体的にも大切なことです。そしてまんがいちその病気に肺がんの疑いがあれば、われわれ肺がんの専門医にご相
談ください。 肺がんの検査はどんなことをするの
居心地の良い増殖し放題という状態になります。しかし、対処方法はあります。がん細治療についてのオリエンテーションをしたり、治療期間中の副作用への対応などについてかかわります。受付事務は治療スケジュールを説明したり、診察日以外の医師診察を希望した場合などの窓口となります。7.放射線治療が標準治療となっている主な疾患根治治療と緩和治療に大別して、放射線治療が標準治療となっている主な疾患の治療の概略を以下に示します。他の疾患、状態でも放射線治療の対象になることはあります。実際の治療方法、詳細な治療成績などについては担当医からよく説明を受けることが必要です。1)根治治療(1)頭頸部領域のがんIII期の早期がんでは、はじめに行う治療が放射線治療でも手術でも治癒率に大きな差はありません。形態と機能が保たれる可能性がある放射線治療が主体となる治療が、まず勧められることが多くあります。放射線治療で治らなかった場合は手術が行われます。放射線治療は6〜8週の外部照射で治療することがほとんどですが、舌がんでは密封小線源治療が主に行われます。密封小線源治療が行われる場合があります。解剖学的部位が手術を施行することが難しいので、どの病期でも放射線治療が主に行われます。7週前後の外部照射で行われることが主ですが、密封小線源治療を加えるさんは、流早産の原因になります。治療は、抗生剤の膣錠や抗菌剤の内服で治ります。           第一回 最近とても多い性行為感染症(性病)   トラコマチスは、約20年前のベトナム戦争ごろに流行し、日本に上陸した病原菌です。ベトナムなどのジャングルにすむ鳥の口中から発見されたとされています。クラミジアは、0.3ミクロン程度の大きさで、細菌とウイルスとの中間的な病原体(細菌の一種)です。クラミジアは現在3種類ありますが、性行為感染症の原因として問題になるのは、クラミジア・トラコマチスという種類です。    世界的に増加している性病、性行為感染症とも言います)で、世界中で今一番多い性病です。19歳以下の女性では、に感染があるというデータがあります。 ほぼ4人に1人ということです。あまり症状がでないため、どんどん広がっていきます。特に男性はあまり症状がでず、次から次の女の子に移します。女性も子宮の出口にいるときは、あまり症状がひどくなく、少しおりものが増  えたぐらいのことが多いようです。それが、子宮頚管、子宮内腔、卵管を通って卵管炎や、  骨盤内の炎症を起こすとお腹が痛くなります。ひどくなれば、入院したり、手術になるこ  とがあります。もちろん不妊症の原因にもなります。この腹痛を虫垂炎と間違えて外科で  手術をしてしまった話は、時々あります。特に最近増えている感染ルートは、風俗店で、口でするものがありますが、ここでもらうルートです(口でする場合は、)。忘年会の帰りなどに、気軽に行ってしまうケースがあるようです。クラミジア感染は、一度感染すると、ずっと骨盤内にとどまっています。 検査は、女性は、子宮頚管からクラミジアそのものをみる、抗原検査と血液でクラミジアの抗体を見つける検査を同時に行うのが一番いいのですが、保険では、同時に検査はできません。一方のみが保険適応です。そのため、抗原検査を始めに行うことが一般的です。 ヒトパピロ-マウイルスは、子宮頚癌の原因ウイルスであり、ほぼ全ての子宮頚癌の組織か やすいがんであるのも大きな特徴でしょう。特に若年者のがん(乳頭がんというタイプが多い)でたちがいいのも一般のがんの常識とかけはなれています。3.病院によって扱う抗がん剤の種類や量は貴方が思うよりも大きく異なります日本においてがん治療で知られる大きな病院であっても抗がん剤の種類、量は欧米のがん治療の現場に比べ劣ります。まして小さな病院の扱える抗がん剤、それらを扱える医師の数は我々が考えるよりも貧弱なのです。特に「延命を目的とした治療」は、選びうる抗がん剤の種類の豊富度に大きく左右されるといわれています。4.ご存知でしょうか?投与 抗生物質の投与    口や皮膚、尿路、肛門からの感染に注意する手洗い(食事の前、トイレの前と後、外出から帰ってきたとき)をしっかり行い予防に努めましょう。指の間もよく洗うことを心がけてください。   うがい(朝起きたとき、外出から帰ってきたとき、食事の前など頻回に)をしましょう。必ずしも殺菌・消毒作用のあるうがい薬を使う必要はありません。水道水でもよいので、つらくない方法で、なるべくうがい回数を多くするようにしてください。   体を清潔に保つこと(入浴、シャワー)、またトイレの後、陰部を洗浄することや、皮膚を乾燥させない(ローション・クリームなどで保湿する)ことなどを心がけてください。 口のなかを清潔に保つために、食後、寝る前の歯磨きを行いましょう。  風邪、百日咳、水ぼうそうの人には近づかない方が良いでしょう。また、抗がん剤治療中には予防接種は避けてください。 切り傷に気をつけてください(ひげそりは電気カミソリで行うと良いでしょう)。また、庭いじり、ペットの入浴には手袋を使う、果的です。 
抗がん剤の影響で骨髄機能が障害され、赤血球の数が少なくなると、貧血症状を感じることがあります。  
具体的な症状としては、だるさや疲れやすさ、めまい、息切れなどです。<患者さんの日常生活上の工夫>吐き気・嘔吐の予防
抗がん剤治療を受ける日は食事の量を少なめにしたり、治療の数時間前は食べないようにするなどの工夫で、軽減できることがあります(特に乳製品は消化時間が長いので、控えたほうが良いでしょう)。             体をしめつける衣服は避けたほうが良いでしょう3.良性の腫瘍とは何ですか?悪性腫瘍(がん)の特徴に以下の3つがあげられています。 1)自律性増殖:がん細胞はヒトの正常な新陳代謝の都合を考えず、自律的に勝手に増殖を続け、止まることがない。 2)浸潤と転移:周囲にしみ出るように広がる(浸潤)とともに、体のあちこちに飛び火(転移)し、次から次へと新しいがん組織をつくってしまう。 3)悪液質(あくえきしつ):がん組織は、他の正常組織が摂取しようとする栄養をどんどん取ってしまい、体が衰弱する。 良性の腫瘍は上記の「自律性増殖」をしますが、「浸潤と転移」、「悪液質」を起こすことはありません。増殖のスピードも、悪性腫瘍に比べるとゆっくりしています。臨床的には、圧迫症状を来すことはありますが、外科的に完全切除すれば再発することはありません。 代表的な良性腫瘍として、子宮小さくなることがあります。血尿が出ることもあります。リンパの流れや血液の流れが悪くなり、下肢がむくむことがあります。卵巣、睾丸に照射されると不妊になることがあります。肝臓や腎臓は照射されると機能が低下することがあります。 3)二次がんの発生放射線はがんを治す力ばかりではなく、がんをつくり出してしまう力もあります。放射線が照射された部位からがんができる確率は、もあります。放射線により障害を受けた正常組織の修復などのために、ふだん以上にカロリー、栄養素をとる必要があります。いろいろ工夫しながら食事をすることが大事です。
貧血、白血球減少、血小板減少吐き気・嘔吐が起きたとき            安静を心がけ、横向きに寝て体を内側に曲げると良いでしょう。また、冷たい水でうがいをしたり、氷やキャンディーなどを口に含むと効果的です。             においに敏感になっている場合には、花や香水などのにおいが強いものは避け、また室内の換気をよくして、リフレッシュすると良いでしょう。             音楽を聴いたり、テレビを見たり、ゆっくりと腹式呼吸を行うことで吐き気が楽になることがあります。 食事の工夫            無理せずに食べられるものを探し、食事はゆっくりと時間をかけたり、少量ずつ可能な範囲で食べると良いでしょう。             料理では、とくに揚げ物、煮物、煮魚や焼き魚などを避けることで、吐き気が軽減することもあります。また料理は冷やしたり、冷まして食べることで、においが軽減し食べやすくなることもあります。             市販の栄養補助食品などで、少量でもカロリーや栄養素を補うことができるものがあるので、試してみても良いでしょう。 食べやすい食品の例            冷たくて口当たりがよく、飲み込みやすいもの:卵豆腐、茶わん蒸し、絹ごし豆腐、ゼリー、プリン、シャーベット             消化によいもの:お粥、煮込みうどん、雑炊、野菜のスープ煮             大腸の切除も試みます。  4期で特に切除不可能な場合、化学療法が検討されますが、あくまで肝機能の維持が前提です。ジェムザールが奏功率わずか17.5%(国内第II相試験)かつ1年生存率25%と、良く効く抗癌剤が無いのが実情です。    病 状自覚症状他の胆嚢疾患である胆嚢炎や胆石発作などと共通した腹痛、黄疸、腹部腫瘤などが症状として現れます。転移のルートリンパ節、肝臓、腹膜などその他の症状黄疸、癌の進行による体重の減少・体力の低下、肝転移による発熱、右わき腹のしこり、背中の痛み、腹膜播種による腹水などが見られます。   胆管がんの発見 比較的初期から黄疸を伴います。他、尿・便の色の異常、発熱、上腹部や右脇腹の痛み、かゆみ、倦怠感、食欲低下、異常胆道系酵素の上昇で、発見に至ります。 脳血管撮影は、腫瘍を栄養する血管を明らかにすることにより、手術を行う上での重要な情報を得ることが出来ます(図10)。腫瘍の種類によっては必要となります。私どもの施設では、観血的検査である脳血管撮影は必要な場合のみに全身麻酔下で行なっていますずしも明確でありません。作用機序の科学的な解明や、評価法の見直しが必要と考えられます。6.抗体療法抗体とは、抗原に対して特異

胃がん治療法


的に結合できるタンパク質で免疫グロブリンと呼ばれ、B細胞が産生します。多種多様の抗原に対して、特異的な抗体が存在します。ある抗原に対して特異的な単一の抗体を、モノクローナル抗体と呼びます。近年、モノクローナル抗体を作製する方法が確立され、この技術は医学や生物学の分野で多大な貢献をもたらしました。がんに特異的な抗原に対するモノクローナル抗体なども多数つくられ、がん

胃がん治療法

の研究、治療に広く用いられてきています。 抗体は一般に、補体(抗体の反応を補って、殺菌や溶血反応を起こす血清中の因子)を介して抗体が結合した細胞や細菌等を破壊したり、マクロファージやキラー細胞による細胞の破壊を助けるなどの働きがあります。モノクローナル抗体は、ある特定のがん細胞にだけそうした作用を及ぼすわけです。また、がん細胞のモノクローナル抗体を用いた治療として

胃がん治療法

は、増殖を抑える働きのあるモノクローナル抗体も存在します。 がん細胞に特異的なモノクローナル抗体に細胞毒、抗がん剤あるいはアイソトープを結合させ、がん細胞を殺してしまおうという治療(ミサイル療法)が試みられています。また、ある種の白血病や乳がんに対する抗体療法も行われています。さら腺シンチグラフィ、MRI検査などもおこなわれます。    
胃がん治療法


また、髄様がんでは血中のカルシトニンや
CEAといった検査値が高くなりますので、診断は容易です。また、髄様がんでは遺伝性のことがあるので、その家族の方で無症状の髄様がんが発見されることがあり、髄様がんの遺子診断も技術的に可能になってきています。  

胃がん治療法

6.甲状腺がんの治療  
   甲状腺がんの手術   
胃がん治療法


乳頭がん、濾胞がん、髄様がんはすべて手術の対象となります。病変の広がりにより甲状腺を全部取る(甲状腺全摘術)、大部分取る(甲状腺亜全摘術)、左右いずれか半分を取る(片葉切除術)など切除範囲にバリエーションがあります。頚部のリンパ節は原則として切除(郭清)しますが、その範囲もがんの進み具合により判断されます。きわめて微小な分化がんではリンパ節郭清を省略しうる場合


胃がん治療法

もあります。
     遠隔臓器に転移をきたした分化がん(ことに濾胞がん)では甲状腺全摘後、ラジオアイソトープを投与が行われます。分化がんに対する有効な化学療法(抗がん剤治療)はありません。   
胃がん治療法


一方、甲状腺未分化がんに対しては、手術よりも放射線療法と化学療法が中心的な治療となります。
甲状腺がん手術の合併症

胃がん 治療法

胃がん治療法

最近、肝臓癌は増加する傾向にあります。1980年から1995年までの間に、肝臓癌による死亡率が、男性で約2倍、女性では約1.5倍に増えています。   肝臓癌による死亡率が上昇している理由は、一つは肝硬変の治療が進歩したことが挙げられます。かつては、肝硬変の合併症である肝不全や食道静脈瘤で死亡する人が多かったのですが、治療法の進歩により、そうした肝臓癌になる以前の死亡例が少なくなってきました。その分、肝臓癌まで進行する人が増え、その結果、肝臓癌による死亡者数が増加したと考えられます。   2.肝臓癌を見つける場合:検査技術の進歩により、小さな癌も発見できる   肝臓癌を正確に診断するためには、血液検査(腫瘍マーカー)、画像検査、腫瘍生検などの検査が行われます。これらをうまく組み合わせることで、早期発見が可能です。   1)血液検査   血液中の腫瘍マーカーを調べる検査です。ただし、こうした腫瘍マーカーは、癌がでなくても増加することがあるので、これだけでは肝臓癌と診断するわけにはいきません。   2)画像検査   最近、特に進歩が著しいのが、画像検査です。20年ほど前は、肝臓癌は子どもの頭ぐらいの大きさになって、ようやく発見されることが多かったのですが、最近は、画像検査により、直径1cm以下の癌も発見できるようになっています。   ただし、それぞれの検査には特徴があり、どの検査でもすべての癌が見つかるわけではありません。いくつかの検査を組み合わせて行うことで、より正確な診断が可能となります。   超音波検査:体の外から体内に向けて超音波を当て、反射してくる超音波を画像にする検査です。   CT(コンピュータ断層撮影)検査:エックス線撮影とコンピュータを組み合わせた画像検査で、体内を輪切りにした断層画像が得られます。造影剤を用いることで、さらに感度を高めることができます。   MRI(磁気共鳴画像)検査:体外から強い磁気をかけて、縦、横、斜めなど、さまざまな方向かの断層画像を得られます。   血管造影検査:肝動脈に造影剤を入れ、エックス線撮影を行います。肝臓内の小さな変化をとらえ、肝臓癌を見つけることが可能です。   3)腫瘍生検   小さな癌は、肝硬変の結節との区別が難しいことがあります。このような場合には、確定診断を行うために腫瘍生検を行います。   腫瘍部分に体外から針を刺し、組織を採取して、癌細胞があるかどうかを詳しく調べます。   腫瘍生検は、腫瘍部分に針を刺すときは、正確を期すために超音波画像で確認しながら行います   3.治療  肝臓癌の治療では、まず肝臓癌の進行度を調べる必要があります。癌の進行度によって、行う治療法が異なるからです。    進行度は、癌の大きさだけでなく、癌の数や、転移の有無まどんも判断材料になります。また、肝臓癌は、血液を介して転移することが多いので、癌の組織が血管内に進入しているかどうかも調らべなければなりません。さらに、肝臓の機能がどの程度残されているか(予備能力)も治療法を決定するうえで、重要な要素になってきます。   肝臓癌の治療は、肝臓の癌でない組織にも負担をかけることになりますが、予備能力が低い場合には、負担の少ない治療法を選ばなければなりません。そこで、あらかじめ肝臓の予備能力を調べておいてから、治療法を決定することになります。    つまり、最も適切な治療法の選択には、癌の進行度と肝臓の予備能という二つの要素を考慮する必要があります。      1)エタノール注入(PEIT)  エタノール(エチルアルコール)を癌に注入し、それによって癌病巣を凝固させる治療法です。超音波画像を見ながら注射針を癌危険性が3割低くなることが、千人以上を対象とした国内の臨床試験で明らかになった。  胃がん手術後の抗がん剤治療の有効性が大規模な試験で証明されたのは初めてで、来月に米国で開かれる消化器がんシンポジウムで発表される。今後、この方法が進行胃がんの標準治療になるのは確実だ。 試験の対象は、がんの進み具合を表すステージ(1が最も早期、4が最も進んだ段階)が2と3の進行がん患者で、胃を手術で切除した1000人余。このうち約半数の患者には手術後に何もせず、残りの半数にはを1年間服用してもらった。 その結果、抗がん剤治療を受けた群は、手術後3年の生存率は80・5%で、手術単独群の70・1%を10ポイント上回った。死亡の危険性は手術だけの群より32%低かった。副作用は食欲不振が最も多く(6%)、重いものは少なかった。胃がん手術後の抗がん剤治療(術後補助化学療法)は、再発予防を目的に以前から多くの医師が行ってきた。しかし、これまで大規模な臨床試験では有効性が証明されず、胃がんの専門医の間では実施しない流れになっていた。 米国で結果を発表する主任研究者でがんセンター病院副院長「非常に画期的な結果だ。不安と後ろめたさを抱いてこの治療法を行ってきた医師も多いが、今後は標準治療になり、自信を持って勧められる」と話している。手術後 飲む抗がん剤胃がん生存率 進行した胃がんの手術後、TS―1(ティーエスワン)という錠剤の抗がん剤を飲む「術後補助化学療法」を受けた患者は、手術だけの患者に比べて生存率が高い――。そんな結果が、国内の大規模な臨床試験で明らかになった。これを受け、日本胃癌(がん)学会は近く、標準的な治療法として正式に認める予定だ。術後補助化学療法は、目で見える範囲のがんを手術で取り除いた後、どこかに潜んでいるかもしれない微細ながんを抗がん剤でやっつけ、再発予防を目指す治療法だ。血管新生阻害薬というまったく新しいタイプの抗がん剤です。つまり、がん細胞が栄養を吸収してムクムク大きくなっていくのを防止して、兵糧攻めするタイプの抗がん剤なのです。現在、大腸ガン以外のガンへの治験が行われています。通常の抗がん剤は、がん細胞を直接薬剤で攻撃する際に、健康な細胞まで攻撃してしまいますので、副作用が問題になりますが、アバスチンはがん細胞を兵糧攻めするタイプの抗がん剤ですので、副作用が少ないのも特徴です。ところで、このアバスチン、日本で投与を受けようとすると、全額自己負担になってしまいます。なぜなら、未だに日本では承認されていないからです。(アメリカ・ヨーロッパ・イスラエルなどの国々では、アバスチンは承認されています)なぜ日本で承認が遅れているのかという理由は分からないですが、とりあえず、承認を受けないことには健康保険の適用外になってしまいますので、アバスチンの投与を受けようとすると、自己負担になってしまいます。そのようなわけで、お金をたくさん持っているリッチな方々は、アバスチンの投与を自己負担で受けることが可能になり、お金持ちで無い方は、自己負担することができませんので、アバスチンの治療を受けられなくなってしまうという、悲しい事態に陥ってしまいます。日本は高福祉の国で、先進国として最先端に近い医療を受けられる国だと思っていただけに、これは結構物悲しいものがあります。先進国の多くで採用されている抗がん剤などの治療薬を使って、日本でも保険適用の範囲内で治療できれば、素晴しいことだと思うのですがどうなのでしょう・・・。国の行っている薬品の承認についてですが、アメリカは日本よりも承認が早く降りるようなシステムが出来ているようです。承認システムの内容は以下の通り。  アメリカは、これらの日頃の努力の積み重ねによって、新薬の承認スピードが日本よりも格段に早いようです。 ところで、日本の製薬メーカーのWEBサイトを見てみると、治験の募集のお知らせが出ていることがあります。そのWEBサイト上の治験募集に自分の病気が上手く合致して、首尾よく治験に参加できれば、新薬をいち早く投与してもらえる可能性があるわけです。でも、よくよく考えてみると、その新薬の効果を調べる為に、新薬を投与される患者さんと、まったく効果の無い新薬ではないダミーのお薬を投与される患者さんがおられるわけですので、必ずしも新薬を投与してもらえるわけではないという辺りが、大いに引っかかります   がん治療で私は、がんの化学療法を行っている病院に行くように勧めました。 抗がん剤は、その副作用や効果などによって様々な使い方や種類や組み合わせがあるからです。ですので、もし化学療法を行わなければならなくなったときに、しっかりとした治療を受けられると思ったからです。ですので、ご自身やご家族の方にがんが発見されるケースが発生した時に備えて、がん治療を受ける・受けないに関わらず、日本で最先端に近い化学療法を行える病院に行くために、どの病院に行くのが良いのか、がん治療のために通える病院はどこなのかを調べてあったのが宜しいのではないかと思います    私ががんなら、この医者に行く どの医療機関でどの医者に診てもらうかは、運に左右されることだが、この相談所では個々の患者にとって最適な医療チームを作っ全身転移にいたっている末期がんの患者様を含め標準治療の治療限界を超えてしまった患者様も多く含まれている中での有効率です。   海外における臨床データを見ても、だいたい30%内外の報告がなされています。また、確率は別として、余命宣告を受けた末期がんの患者様が、完全寛解(CR)をとげた例も報告されています。クリニックと同様の自律神経免疫療法を行っている複数の施設においては、60%〜70%の有効率が報告されています。三大療法との併用例も含まれているとはいえ、驚くべき成果が上がっています。上記の2つの療法を併用することにより、より高い治療効果の実現を目指します。新免疫の特徴 NK細胞療法は、近年急速に広がってきた西洋医学の先端治療法ですが、クリニックではさらに自律神経免疫療法との
併用によってより高い治療効果を目指しています。
自律神経免疫療法によって、患者様の身体を副交感神経優位の状態にもって行きます。その状態のほうが、より免疫細胞療法の効果を引き出せると考えられるからです。 進行がん、再発転移がんに限らず、標準治療に加えてもう一つ、力強い治療を受けたいと お考えの患者様に有力なご提案をしていきます。胃がん患者様とともに…胃がんに関しては、他にも新しい治療法、治療薬、それらの併用療法が次々と 開発されています。クリニックでは前述の「複合免疫療法」以外にも、新しい治療法に 取り組み、患者様とともに明るい未来を築いていきたいと熱望しています。胃がんは肺がんと並んで死亡率の高いがんですが、最近20年間で死亡者数は半減しています。その背景には早期発見の増加があります。早期の胃がんは、外科手術により、90パーセントの方が完治します。 ただ、残念な事に進行がんの場合の手術による治癒率は50パーセントにとどまっています。それでも、乳がんの多い欧米に比べると、ただし欧米では、乳がんの患者数は依然として増加しているものの、死亡率は1990年代に入って減少しはじめているのです。このことは、私たちの見習わなければならない点ですが、これは、マンモグラフィなどによる早期発見が増えているからです。癌研乳腺外科入院手術数も年々増加し、昨年は外来手術例を加えると年間700例に達しており、1945年からこれまでの手術数は。患者さんの年齢分布は40歳台が一番多く、次いで50歳台、60歳台、30歳台、70歳台と続き、平均年齢は約50歳です。年齢の推移は、徐々に40歳台が減少して50歳以上の人が増加しています。閉経との関係でみても、閉経後より多かった閉経前の患者が減少し、閉経後が増加しています。 乳がんのハイ・リスクグループ 乳がんは、女性ホルモン(エストロゲン)が関与しているがんで、初潮が早い、閉経が遅い、初産年齢が遅いまたは高齢で未産、など、エストロゲンにさらされる期間が長いことが乳がんにかかりやすい条件として挙げられます。また、高脂肪食、肥満なども関与し、これは特に閉経後の女性で、脂肪組織でエストロゲンが作られているからです。もともと欧米に多かった乳がんが日本で増えているのは、女性の社会進出などのライフスタイルや食生活の欧米化が、大きく影響しているからだと考えられます。また、血のつながった家族や親戚に乳がんにかかった人がいる場合も要注意といわれています。ただし、本当の意味での遺伝性の乳がん(乳がんにかかりやすい特定の遺伝子が親から子へ引き継がれる)はごくわずかで、多くは、体質や食生活などが似ている影響かと思われます。いずれにせよ、乳がんの家族や親戚に乳がんの人が多い場合は、特に若いうちから自分の乳房に注意して、乳がん検診も積極的にうけておいた方が良いでしょう。 乳腺の解剖と乳がんの発育 乳腺は図1のように、小葉という主にミルクを作る組織と、乳管というミルクを乳頭まで運ぶ管とから成り立っており、小葉と乳管は腺葉というちょうどブドウの房のような単位を作って一つの腺葉から1本の主乳管が乳頭に開口しています。このような腺葉が15~20個集まって一つの乳腺となっており、前からみるとひとつひとつの腺葉は乳頭を中心とした扇状に分布しています。年から日本でも、50歳以上の検診ではこれを使うことがすすめられています。   超音波 皮膚にゼリーを塗ってプローブ(探触子)をあてて内部を観察する検査で、腹部や婦人科の超音波と同様ですが、乳腺では、体の表面の浅いところを見る専用のプローブを使います。ベッドサイドで手軽に検査でき、数ミリの小さなしこりをみつけたり、しこりの中が詳しくわかるのが特徴で、若い人では、マンモグラフィよりも診断しやすい場合があります。   細胞診:しこりに細い針を刺して注射器で細胞を吸引して、細胞ががんか良性かを顕微鏡で調べます。細胞が十分とれればかなり正確に診断がつきますが、細胞だけではがんかどうか微妙な場合や、細胞がうまくとれない場合は、次の組織診が必要になります。   しこりや石灰化の部分を針で細く採ったり(針生検)、メスで切り取ったり(外科的生検)して、顕微鏡で組織を観察して、最終的な診断をします。 いずれも通常、局所麻酔でできますが、の検査を十分行った上でやるべきで、もし、しこりを触れるからといって他の検査をせずにすぐ「切って調べましょう」といわれたら、病院をかえて検査をしっかりしてもらいましょう。また、外科的生検は、もしがんだった時のことを考えて、最終的な治療を受ける病院でやってもらう方がよいでしょう。       乳がんの治療    乳がんの治療法には、手術、放射線治療、薬物療法(化学療法やホルモン療法)があり、これらを適宜組み合わせて治すのが普通です。このうち、最も基本となるのが手術で、よほど進んだがんで手術できない場合や手術しても意味がないような特殊な場合を除いては、必ず手術は必要です。ただし、進行度によっては、先に薬物療法等でがんを小さくしてから手術する場合もあります。 手術 主な術式 胸筋合併乳房切除術(ハルステッド法)乳房、リンパ節、胸筋を一塊に切除する方法で、から行われた乳がん手術の基本ですが、今はほとんど行われなくなりました。   胸筋温存乳房切除術(ペイティ法、オーチンクロス法、児玉法など)乳房とリンパ節を切除して胸筋を残します。現在の日本の乳がん手術の半分強を占め、通常「乳房切除」という時にはこの術式をさすのが普通です。乳首のない平らな胸となりますが筋肉が残るので胸が大きくえぐれることはなく、下着で補正して服を着れば外からは全くわかりません。    乳房温存手術乳房の一部とリンパ節をとり、乳房のふくらみや乳首を残す方法で扇状部分切除術と円状部分切除術とがあります。術後、残った乳房に顕微鏡レベルのがんが残る可能性があるので放射線をあてるのが一般的です。(ただし、癌研を始めとして一部の施設では、病理(顕微鏡)の検査を細かく慎重に行って乳房にがんが残っていないと判断した時に限り、放射線をあてない場合もあります。)乳房温存ができる条件は、通常、しこりが1個だけで3cm以下、検査でがんが乳管の中を広がっていない、放射線があてられる、患者さん自身が温存を希望する、などです。早期のがんでも乳管の中のがんの広がりが広ければ、温存できない場合もあります。    術式の変還乳がんの手術法の変遷をみてみましょう。表7に日本全体での、表8に癌研乳腺外科でのグラフを示します。日本では、ハルステッド手術から胸筋温存術に切り替わったのは1986年から1987年にかけて、癌研では10年早く変化させました。乳房温存手術の開始は欧米に遅れて、日本では1986年ころからで、癌研でも1986年から開始しています。現在日本全体では癌研では46.3%です。    リンパ節郭清の縮小化リンパ節転移の有無は術前検査では正確に分からないため、乳がんの手術ではリンパ節を一塊に採る(郭清する)ことが標準的ですが、郭清するリンパ節の範囲は以前より少なくなってきています。また最近は、センチネルリンパ節生検といって、がんのまわりに色素や放射性物質を注射して、それがながれついたリンパ節を、がんが最初に転移するリンパ節(「センチネル=見張りリンパ節」)と考えて、そのリンパ節に転移があるかを手術中に調べて転移があっ部分寛解(PR)腫瘍の断面積が1/2以下に縮小した場合。 長期不変(SD)増大も縮小もしない期間が6ヶ月以上継続した場合。    上記の3つのケースを加えたパーセンテージを有効率とする基準が一般的です。 クリニックと同様の、NK細胞療法を行っている施設においては、22%〜30%の有効率が報告されています。   全身転移にいたっている末期がんの患者様を含め標準治療の治療限界を超えてしまった患者様も多く含まれている中での有効率です。   海外における臨床データを見ても、だいたい30%内外の報告がなされています。また、確率は別として、余命宣告を受けた末期がんの患者様が、完全寛解(CR)をとげた例も報告されています。クリニックと同様の自律神経免疫療法を行っている複数の施設においては、60%〜70%の有効率が報告されています。三大療法との併用例も含まれているとはいえ、驚くべき成果が上がっています。上記の2つの療法を併用することにより、より高い治療効果の実現を目指します。 新免疫の特徴 NK細胞療法は、近年急速に広がってきた西洋医学の先端治療法ですが、クリニックではさらに自律神経免疫療法との
併用によってより高い治療効果を目指しています。
自律神経免疫療法によって、患者様の身体を副交感神経優位の状態にもって行きます。その状態のほうが、より免疫細胞療法の効果を引き出せると考えられるからです。 進行がん、再発転移がんに限らず、標準治療に加えてもう一つ、力強い治療を受けたいと お考えの患者様に有力なご提案をしていきます。胃がん患者様とともに…胃がんに関しては、他にも新しい治療法、治療薬、それらの併用療法が次々と 開発されています。クリニックでは前述の「複合免疫療法」以外にも、新しい治療法に 取り組み、患者様とともに明るい未来を築いていきたいと熱望しています。胃がんは肺がんと並んで死亡率の高いがんですが、最近20年間で死亡者数は半減しています。その背景には早期発見の増加があります。早期の胃がんは、外科手術により、90パーセントの方が完治します。  ただ、残念な事に進行がんの場合の手術による治癒率は50パーセントにとどまっています。それでも、乳がんの多い欧米に比べると、ただし欧米では、乳がんの患者数は依然として増加しているものの、死亡率は1990年代に入って減少しはじめているのです。このことは、私たちの見習わなければならない点ですが、これは、マンモグラフィなどによる早また、どんなに希望しても、ドナーが見つからなければ移植は成立しません。さらに移植後も、リンパ球が体を攻撃する病気(移植片対宿主病)が起こります。高齢者や臓器に障害がある場合は、この病気の利点を利用した、ミニ移植という方法も一部行われています。慢性の場合は、抗がん剤治療に、グリベック(イマチニブ)という分子標的治療薬を服用することで、完全完解に導く割合が多くなってきました。 .初期の段階では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、発熱、貧血、出血などがあります。.診断時から4期に相当する癌他のがんと異なり、診断したときから全身に拡がっているので、4期に相当します。したがって、進行による転移という表現はしません。.その他の病状血液の異常細胞の増加、正常細胞の低下による症状。抗がん剤による副作用貧血、出血、感染症、全身疼痛、肝障害、腎障害、消化器障害、心筋障害、皮膚・粘膜障害など最先端に近い化学療法を行える病院に行くために、どの病院に行くのが良いのか、がん治療のために通える病院はどこなのかを調べてあったのが宜しいのではないかと思います  

胃がん治療法

私ががんなら、この医者に行く
どの医療機関でどの医者に診てもらうかは、運に左右されることだが、この相談所では個々の患者にとって最適な医療チームを作って紹介している。
胃がん治療法


自身も大腸がんを経験した「がんのエキスパート」であり、日本のがん治療の頂点に立つ一人である海老原氏だからこそできる仕事であろう。その海老原氏が第一部でがんへの考察、患者、医者の心構え等をやさしく述べ、第二部で診断能力、手術の技能、最新治療への精通度などから氏が評価している医師を部位別に紹介する画期的な本である。

胃がん治療法


がん治療の最前線がよくわかる。
   抗がん剤について調べたんですが、製薬と比べると抗がん剤の臨床試験の数が少なかったような気がしました。

胃がん治療法

でも、抗がん剤には、興味があります。
新しいシステムの抗がん剤なのです。IR情報を見ると「細胞増殖をG1フェーズで阻害することにより、アポトーシス(自己細胞死)を誘導します」と書いてあります。

胃がん治療法

治療は有効な場合があります。手術は骨肉腫と同様です。
 どうすればがんを克服することができるのか?  
胃がん治療法

医療の進歩がうたわれている今日においてもこの難問への取り組みは、西洋医学、東洋医学を問わず、いまだに世界中で議論が続いています。
 現状では「がん」に対して100%効果がある特効薬はまだみつかっていません  

胃がん治療法

私たちはこれまで
10年以上にわたり「東洋医学からのがんの治療法」を提唱し続けております。東洋医学のがんに対する治療法を肝硬変になると、肝臓癌が発生しやすくなる理由は、まだはっきりとしていません。しかし、肝硬変があると肝臓癌ができやすいと言うことは、。  
胃がん治療法



例えば、、年率
7%の割合で肝臓癌になることが分かっています。100人の患者さんがいるとすると、年間約7人の患者さんが肝臓癌になるということになります。肝硬変の人にとって、肝臓癌への移行は、とても大きな問題なのです。

胃がん 治療法

胃がん治療法

発売努力が必要になってきたのかもしれません。がん治療を行っている病院については、近年では多数の本がされていますので、がん治療専門病院をお探しになる際には、一度ご参考にされるとよろしいかもしれません。  大学病院(医学部付属病院)は、一般の病院とは違い、高度な医療を提供、評価、開発、研修したりするための病院です。そのようなわけで、癌などの重篤な病が発見されたときには、「大学病院で・・・」と思いがちになるわけです。かく言う、某医学部付属病院で治療を受けたわけですが、その際にちょっと気がついて点がありましたので、書いてみたいと思います。  大学病院は、医学部の学生たちの教育機関の一部であるわけですから、研修中の医学生がいたりします。また、そういった医学生が診察に立ち会って勉強していたり、先生をしているお医者さんの立会いの下、胃カメラの訓練を行ったりしているわけですから、やはり通常の病院とは一味ちがうという点は、受診前にあらかじめ了解しておかなければならないと思います。訓練中の医学生が胃カメラ検査を行ったときにはずいぶんと苦しい思いをしたそうで、治るという事について注射をしたり薬を飲んだりしてようやく治る病気もあれば、初期の風邪などは一晩グッスリ眠っただけで治ってしまったりします。どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。 例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。 免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による〜。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレスストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか? おもしろい話「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。1964年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。が、世の中は明白ではありません。ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。   大腸癌(大腸ガン)の原因 大腸がんの発生には、遺伝的因子よりも環境的因子の比重が大きいと考えられています。食生活の急激な欧米化、特に動物性脂肪やタンパク質の取り過ぎが原因ではないかといわれています。動物性の脂肪を摂ると、消化を助けるために胆汁酸が多く分泌されます。脂肪の消化の際に発生する物質のなかに発がん物質があり、大腸の粘膜にがんが発生すると考えられています。しかし、5%前後の大腸がんは遺伝的素因で発症するとされています。大腸がんにかかりやすい危険因子として、  大腸ポリープになったことがある。 血縁者の中に大腸がんにかかった人がいる。 長い間潰瘍性大腸炎にかかっている。 治りにくい痔瘻(じろう)。 などの因子が指摘されています。大腸内視鏡を用いた精度の高い検査では、大腸ポリープはかなりの頻度で見つかります。一部のポリープはがんになることがありますが、多くはがんにはなりません。ポリープが見つかった場合は専門医に相談し、大きさ、かたち、色調を診てもらい、内視鏡的ポリープ切除などの適切な処置を受ける必要があります。 大腸癌(大腸ガン)の症状 早期のがんは、症状はまずありません。血便のある場合はがんの注意信号です。がんの表面が潰瘍で出血しやすくなっているためです。肛門に近い部位にがんができた場合排便の際に肛門から出血する場合もあります。この症状は痔核と思われて放置されることがあります。がんによる血便では肛門痛がなく、暗赤色の血液が便に混じったり、ときに黒い血塊が出るなどの特徴があります。痔核と診断するためには大腸がんでないことを確認する必要があります。大腸は長い臓器であるため、部位によって症状が異なります。大腸を右結腸、左結腸、直腸の3つに大別して比較してみると、右結腸では腹部症状(腹鳴、腹満など)が多く、次いで貧血、便通異常であり、左結腸では下血、便通異常(便秘、下痢)、腹部症状、の順であり、直腸では大半が下血で、便通異常、肛門部症状です。症状によって病気のおおよその部位の見当をつけることができます。腸閉塞をきたすのは左結腸で、右側の貧血と併せて大きな特徴でもあります。また,大腸の症状も嘔吐などの腸閉塞症状がはじめての症状であったり,腹部や頚部の腫瘤が初めて気づく症状であることもありますがこれらの症状はがんがかなり進行していることを意味しています。最近は検診の普及で、便潜血反応検査で陽性に出たことで発見される率が増加してきています。いわゆる、無症状検診発見例です。90年後半では,半数近くが無症状で発見されています。   大腸癌(大腸ガン)の検査 大腸がんは、早期に発見されればほぼ100%近く完治しますが、一般的には自覚症状がないため、無症状の時期に発見することが重要となります。大腸がんの検診の代表的なものは、便潜血反応検査で、食事制限なく簡単に受けられる検査です。この検査だけでは大腸がんを確定することはできませんが、健康な集団の中から、大腸がんの精密検査が必要な人を拾いあげる最も有効な検査法です。大腸がんの確定診断のためには、注腸X線と大腸内視鏡が必須です。どちらの検査も下剤で便を全部排出しないと精度の高い検査はできません。また、レントゲンや内視鏡ができる状態でない腸閉塞状態でも、CT検査で腫瘍の状態を把握することができます。術前検査で大事なことは、がんがある周囲のリンパがはれていないかを検査すること、また肝や肺に転移していないかを検査することです。これらはCT,MRI,超音波などを用いて検査します。 便潜血反応検査 大腸がんでは、大腸粘膜にできたがんに便が接触し、出血するため、便に血液が混ざる特徴があります。便潜血(べんせんけつ)検査はこの出血を見つける検査です。 直腸指診・肛門直腸鏡検査 排便時の出血や便潜血反応検査の結果により、大腸がんの疑いがあれば、直腸指診と肛門直腸鏡検査が行なわれます。直腸がんの約80%は直腸指診によって見つかるといわれています。直腸がんだけでなく、膀胱や子宮、卵巣、前立腺の異常も調べられます。肛門直腸鏡検査は長さ約10センチの金属筒状の肛門鏡を挿入し、直腸内を直接観察するものです。 注腸X線検査 肛門からバリウム溶液と空気を入れて膨らませ、大腸にバリウムを付着させ、X線写真を撮る方法で、様々な大腸疾患の診断に役立っています。大腸の形、大きさ、内径、位置、粘膜の様子から大腸の全体像を診断できます。正常な大腸はその輪郭が滑らかな曲線を描きます。これに対して、腫瘍があると腸管の壁が変形していたり、粘膜のひだや模様の異常を見つけることができます。注腸X線検査の欠点として、盲腸や直腸、S状結腸の病変で腸の重なりのある場合やバリウムがたまっていると病変を見逃す危険があります。 大腸内視鏡検査 内視鏡検査はファイバースコープや先端にCCD(固体撮影素子)を搭載した電子スコープを用いて、直接、消化器粘膜を観察する方法です。 内視鏡検査は病巣(びょうそう)部を直接観察できることが大きな特徴です。主病巣の位置や大きさだけでなく、病巣の拡がりや表面の形状(隆起(りゅうき)や陥凹(かんお))、色調などから、病巣の数やある程度の深達度(しんたつど)が判断できます。もう1つの内視鏡検査の大きなメリットは、直接細胞を採り(生検)、病理検査ができるため、病気の判定に役立っています。大腸内視鏡検査は、事前に腸内を空にしてから行います。肛門から大腸内視鏡を挿入し、腸粘膜表面の様子をモニターで観察します。大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎などの疑いがあれば、一部を採取し組織検査をします。進行型大腸がんの約80%は潰瘍型なので、潰瘍とそれを囲む堤防様にがんができていることが発見できます。しかし、全体像をとらえにくく、がんで腸管のなかが狭くなってしまっている場合は、挿入不可能なこともあります。また、大きな腫瘤(しゅりゅう)型がんの場合は接触して出血することもあります。さらに、粘膜下層への進行の深さを調べるため、大腸用超音波内視鏡が用いられることもあります。 CT検査・MRI検査・超音波検査 CT検査は身体にあらゆる角度からX線照射し、得られた情報をコンピューターで解析するものです。造影剤を使う場合と使わない場合がありますが、造影剤を用いる方法では病変がより鮮明に描き出され、検査したい臓器やその周辺をミリ単位の断層写真として観察できます。CT検査の結果はX線検査や内視鏡検査の結果と総合的に判断することに役立っています。また、がん治療(化学療法や放射線療法など)の効果の把握などにも用いられています。MRI検査は磁気による核磁気共鳴現象を利用して画像に描き出すものです。患者さんが被爆しないこと、いろいろな断層面が撮影できるというメリットがありますが、血液の流れや呼吸、消化管の動きがノイズとなって影響し、画質が劣化する欠点もあります。超音波検査は、手術前、手術後(再発)、がんの壁外への進展や肝臓への転移などの判定に役立つ検査法です。CT検査やMRI検査、超音波検査の結果はX線検査や内視鏡検査の結果と複合して、総合的な診断を行うことができます。また、がん治療(化学療法や放射線療法など)中に効果がどのくらいでているか、などの判断要素も得られ、その後の治療方針を選択するうえでの重要な情報をえられます。大腸がんにおいては、腹部の超音波検査、胸部・腹部のCT検査、あるいはMRI検査で肺転移、肝臓転移、がん性腹膜炎、リンパ節転移、卵巣転移、骨転移などについて調べます。大腸がんでは特に肝臓に転移する確率が高いので、治療後も注意深く  乳がんなど多くのがんではリンパ節転移の程度などがんの進行程度により治癒率が大きく左右されますが、甲状腺がんの場合後述する組織型(顕微鏡検査での分類)が最も運命を左右する因子です。   甲状腺がんのうち1%程度を占める髄様がんというタイプのがんは遺伝性のことがあり、また副腎や副甲状腺の病気を伴うことがありますので治療にあたって特別な配慮が必要になります。   3.甲状腺がんの種類      甲状腺がんは組織型により乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんに分類されますが、このいずれであるかによって病態や悪性度が大きく異なります。このうち、乳頭がんが全甲状腺がんの約80%を占め、ついで多いのは濾胞がんです。この両者(分化がんと総称します)は予後も良好です。髄様がんはリンパ節転移を起こしやすく約1/4が遺伝性です。髄様がんは分化がんに比べると悪性度は高いのですが、未分化がんほど悪性度は高くありません。一方、未分化がんはおそらくあらゆるがんのうちでも最も増殖スピードの速いもので、治療成績も大変悲惨なものです。未分化がんはこのように恐ろしいがんですが幸いその頻度は低く、もとからあった分化がんが長年のうちに変化したものと考えられます。  なお、本来リンパ系の腫瘍である悪性リンパ腫が甲状腺にできることもありますがここでは詳細に触れないことにします。   4.甲状腺がんの症状     甲状腺がんの症状は通常前頚部にしこりを触れるだけです。長年放置して大きなしこりとなると目でみただけでわかるサイズになりますし、また周囲臓器への圧迫症状を呈することもあります。ただ、前頚部のしこりで甲状腺の腫瘍と判明してもそのすべてががんではなく、良性のもの(腺腫、腺腫様甲状腺腫など)とがんとの比率は約5:1です。また、まれに声が嗄れたり、頚部のリンパ節転移などを契機に甲状腺がんが発見されることもあります。また、何らかの理由によりとった胸部CT検査で偶然甲状腺腫瘍が発見され、精査の結果がんがみつかることもありえます。   ただし、以上のことは甲状腺分化がんの場合であって、未分化がんでは急激な増大、痛み、息苦しさなど多彩な症状を呈します。       5.甲状腺がんの診断      手で触る触診以外に超音波検査(エコー検査)、CT検査などが補助診断法として有用です。また、しこりに細い針をさしてがん細胞の有無を調べる穿刺吸引細胞診は信頼性も高く、組織型の推定にも有力な情報を提供してくれます。また、目的に応じて甲状腺シンチグラフィ、MRI検査などもおこなわれます。     また、髄様がんでは血中のカルシトニンやCEAといった検査値が高くなりますので、診断は容易です。また、髄様がんでは遺伝性のことがあるので、その家族の方で無症状の髄様がんが発見されることがあり、髄様がんの遺子診断も技術的に可能になってきています。   6.甲状腺がんの治療       甲状腺がんの手術   乳頭がん、濾胞がん、髄様がんはすべて手術の対象となります。病変の広がりにより甲状腺を全部取る(甲状腺全摘術)、大部分取る(甲状腺亜全摘術)、左右いずれか半分を取る(片葉切除術)など切除範囲にバリエーションがあります。頚部のリンパ節は原則として切除(郭清)しますが、その範囲もがんの進み具合により判断されます。きわめて微小な分化がんではリンパ節郭清を省略しうる場合もあります。     遠隔臓器に転移をきたした分化がん(ことに濾胞がん)では甲状腺全摘後、ラジオアイソトープを投与が行われます。分化がんに対する有効な化学療法(抗がん剤治療)はありません。   一方、甲状腺未分化がんに対しては、手術よりも放射線療法と化学療法が中心的な治療となります。甲状腺がん手術の合併症 甲状腺の手術に特徴的な合併症としては、反回神経麻痺、副甲状腺機能低下などがありえます。反回神経麻痺(片方)では声が嗄れる、水分を飲むとむせる、などの症状がでます。したがって、この神経ががんに巻き込まれているとかよほど特殊な状況にないかぎり反回神経は残します。また、副甲状腺4個のうちいくつかは切除されることが多いのですが、3個以上の摘出では血液中のカルシウムが低下し、指先や口の周囲のしびれ(テタニーと呼びます)がおこ
ることがあります。テタニーがおこればカルシウム剤の補充を行います。
    甲状腺がん術後の投薬 甲状腺全摘術や大部分を切除した場合には、残った甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを作れないので、チラージンSという甲状腺ホルモン剤を服用する必要があります。ただ、ホルモン剤といっても本来身体に不足している分を補うだけのことですの
で、副作用の心配はまったくいりません。また、甲状腺全摘術などで副甲状腺の機能低下がおこり血清のカルシウム値が低下している場合にはカルシウム製剤や活性化ビタミン
D3を服用する必要があります。   1.甲状腺がんの治療成績   未分化がんを除き甲状腺がんの予後は良好です。特に、大部分をしめる乳頭がんでは術後10年生存率が90%を越えますのでがんのうちでも最も治りやすい部類に属します。濾胞がんもこれに準ずる高い治療成績が得られます。髄様がんは分化が
んに比べるとやや不良ですが、それでも一般のがんにくらべると予後は良好です。ただ、未分化がんの治療
成績はきわめて悪く今後の研究課題です。甲状腺の場所と働き  甲状腺は首の気管前面にくっついた形で存在し、いわゆる「のど仏」の下方にある臓器で重さは約15gです。男性では女性に比べてやや低い位置にあります。甲状腺の後両側には反回神経という声を出すのに必要な神経が走ってお
り、気管後面には食道が、またすぐ近くに頚動脈、頚静脈などがあります。
甲状腺は甲状腺ホルモンという日常生活に必要不可欠なホルモンを分泌する臓器です。そして、そのホルモンレベルは脳にある下垂まずは日本にある薬の話です。日本で認可されている抗がん剤の半分以上が、欧米では認可されていません。例えばWHO=世界保健機構が薬効を認める必須医薬品(エッセンシャルドラッグ)270種の中に日本で年間1000億円以上使用されていUFTをはじめとしたフルオロウラシル系の経口抗がん剤は一つも入っていません。 承認された薬だとしても「日本の抗がん剤」とは臨床試験で、奏効率が2割以上のものです。(延命効果や治癒効果などは考慮せず。)つまり2割の患者が、4週間以上腫瘍の大きさが50%に縮小さえすれば医薬品と認可されるということであり8割の患者に無効であっても4週間だけの効果であってもよいということだけなのです。日本での抗がん剤の研究そして治療は、ガンの塊が何パーセント縮小するか、のみに関心がありメーカーも医師も、抗がん剤が持つ強烈な副作用、寿命短命効果などには無関心な点が欧米の医学界から指摘、非難されています。   欧米で認可され、有効性を確認された抗がん剤の多くについて(約80種以上といわれています)いまだ日本の厚生労働省は認可していません。 3.病院によって扱う抗がん剤の種類や量は貴方が思うよりも大きく異なります日本においてがん治療で知られる大きな病院であっても抗がん剤の種類、量は欧米のがん治療の現場に比べ劣ります。まして小さな病院の扱える抗がん剤、それらを扱える医師の数は我々が考えるよりも貧弱なのです。特に「延命を目的とした治療」は、選びうる抗がん剤の種類の豊富度に大きく左右されるといわれています。4.ご存知でしょうか?保険適用外の医療をしても病院には収入が入りません。むしろ赤字となる構造になっているのです。さらに病院側ではデータ採取の邪魔になる、責任が取れない等の理由で保険適用外の(欧米では認可されている)薬を使用する事を認めない所さえ有ります。患者が個人輸入でそれらの薬を使用すると、健康保険が適用されないので、海外からの輸送費や治療費が全額自己負担となります。また、日本の薬の事情を知らずに多くの日本人が適切ながん治療を受けられずにいる現状があります。5.未承認、認可していない薬に多くの日本の医師は手を触れません日本には抗がん剤の専門家が少なすぎるのです。現場においても、アメリカには腫瘍の専門家・臨床腫瘍医がいます。外科とは別に内科の専門医が抗がん剤の投与に関わるのに対し、日本では医療は臓器別に細分化され、外科医が手術の延長上で(片手間で)投与に関わっています。日本で薬価基準を満たし認証された薬は約15000種類。 その2/3は日本以外で認められていません。しかし、日本は世界一薬を処方する国なのです。それらの「薬」の年間売上げは約6兆円。1兆円は医療への副収入、2兆円は製薬メーカー収入です。日本の医療現場で使用される薬の消費量は適切なのでしょうか?免疫力というのは、何でしょう?「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップする事はよくあるケースです。補助化学療法」を受けた患者
は、手術だけの患者に比べて生存率が高い――。そんな結果が、国内の大規模な臨床試験で明らかになった。これを受け、日本胃癌(がん)学会は近く、標準的な治療法として正式に認める予定だ。   術後補助化学療法は、目で見える範囲のがんを手術で取り除いた後、どこかに潜んでいるかもしれない微細ながんを抗がん剤でやっつけ、再発予防を目指す治療法だ。
胃がんに対するこの治療法が有効かどうかを調べるため、手術単独の場合と比べる臨床試験が、これまで数種類の抗がん剤で行われてきた。しかし、5年後に患者の何%が生存しているかを見る「5年生存率」で明らかな差が出ず、専

胃がん治療法


門医は術後

補助化学療法に消極的だった。 しかし、1999年に発売された飲む抗がん剤、他の抗がん剤に比べてがんを縮小させる効果が高く、臨床試験への期待が高まったがん細胞は、様々なたんぱく質を持っています。その中には、通常、


胃がん治療法

人体にあるたんぱく質とは違ったたんぱく質も含まれています。このがん細胞独特のたんぱく質を、人間の体が攻撃目標にすることが出来れば、人間が自分の体の免疫システムを利用して癌を駆逐できるのではないか・・・?というのが、癌ワクチンの基本的な考え方です。ところで、昔から癌ワクチンに関しては色々と研究されてはきたのですが、癌ワクチンは未だに薬品の臨床試験には合格できていません。一昔前と比べると、かなり進歩してきたようには思うの


胃がん治療法

ですが、それでもまだまだ発展途上にあるようです。現在、がんが全身に転移してしまって治療が困難な患者さんやそのご家族の方のお気持ちを察するに、一刻も早く、末期がんの根治治療が可能な癌ワクチンの新薬の登場が待たれます。
 民間療法という治療法があります。民間療法とは、効果のほどは定かではないが一般に広く伝え知られているような治療法です。(病院では行われていませんし、治療の指導もされていません)癌治療の世界でも、民間療法は多


胃がん治療法

数存在しています。「ガンが治った!」とかというタイトルの本や健康食品は多数存在しています。これらの民間療法の中には本当に効果があるものも含まれているのかもしれませんが、中にはまったく効果が無いものも含まれているかもしれませんので、民間療法でがん治療をしようとお考えの方は、ぜひともお気をつけになられた方が宜しいかと思います。(薬事法的にみると、医薬品の扱いではなく「健康食品」の扱いになっているものは、その効能について述


胃がん治療法

べてはいけないことになってます)でも、私もそうなんですが「この食品には免疫力を高めたり、抗癌作用があるらしい」と
TVや雑誌などで目にすると、どうしてもその食品を食べて健康になろうとしたり、家族にそれを食べさせて健康になってもらおうとしてしまうもので、民間療法は、効果のほどが定かでない。  日本には星の数ほど病院が存在します。その病院の一つ一つは、各病院ごとのポリシーが存在します。また、各病院には得意としている分野や、最先


胃がん治療法

端を突っ走っている分野が存在します。ですので、どの病院に入るのかによって、治療の方針が違っていることや、治療成績に違いが生じることがあります。そこで、近年ではどの病院が治療成績がよいのか、どの病院がどの治療を行ったことがあるのかを、実績データとして公表することが多くなりました。
 そんなわけで、「癌」などの重篤な病を患った場合、その治療をどの病院で行うのかを、患者さん本人が選択しやすくなりました。ただし、これにもちょっと


胃がん治療法

した罠があります。それは、「胃がん全摘手術の実績が200件
/年」というデータがあったとしても、「本来は全摘しなくてもよい患者さんの胃を全摘してこのデータを築き上げたケースがある」ということです。これはいわゆる水増しなのですが、あまりにも実績がぐんぐんうなぎ登りになっている場合には、かえって注意が必要なのかもしれません。 ところで、がん治療というと、ついつい「国立がんセンター」などの超・大手のがん治療専門病院を連想してしま

胃がん治療法


うものですが、近年、そういった超・大手のがん治療専門病院に患者さんが殺到してしまい、超・大手のがん治療専門病院での治療を受けることが難しくなってきているようです。ですので、「国立がんセンター」での治療を受けることは難しそうだけど、セカンドオピニオンとして利用してみようだとか、「国立がんセンター以外のがん専門病院」を探してみようだとか言った、患者さん自身の病院探しの

胃がん 治療法

胃がん治療法

。また、甲状腺全摘術などで副甲状腺の機能低下がおこり血清のカルシウム値が低下している場合にはカルシウム製剤や活性化ビタミンD3を服用する必要があります。
1.甲状腺がんの治療成績  
未分化がんを除き甲状腺がんの予後は良好です。特に、大部分をしめる乳頭がんでは術後10年生存率が90%を越えますのでがんのうちでも最も治りやすい部類に属します。濾胞がんもこれに準ずる高い治療成績が得られます。髄様がんは分化がんに比べるとやや不良ですが、それでも一般のがんに
くらべると予後は良好です。ただ、未分化がんの治療成績はきわめて悪く今後の研究課題です。「標準治療」は必ず受けたほうがいいのか?
「標準治療」とはどんな治療法か?
標準治療や標準治療薬とは、特定の病気に対して有効性が高い、あるいは副作用や後遺症がより小さいことが客観的に確認され、患者に推奨される治療法や薬をいいます。標準治療や標準治療薬の有効性は、大規模な臨床試験などの科学的手続きを踏んで確かめられたものです。つまり、標準治療は患者にとって、もっとも安心して受けることのできる治といえます。では、患者は必ず標準治療を受けるべきかといえば、そうともいえません。まず科学的根拠の高い治療法はどのガンについても存在するわけでなく、実際に標準治療が確立しているガンは、まだあまり多くはありません。乳ガンのように国際的な治療基準が存在するガンもありますが、むしろまれです。たとえば、胃ガンには「治療ガイドライン」が存在し、手術については明確な基準が定められているものの、化学療法についてはあいまいです。胃ガンの専門医の間でも、どの病期から手術後に化学療法を追加するかの意見は分かれています。抗ガン剤の種類や使用法も、施設によって使い方が少しずつ異なります。これは、胃ガンに有効な抗ガン剤が登場してからまだ時間がたっておらず、いまのところそれらを使用した大規模な臨床試験の結果が出ていないためです。
腎臓ガンのように、進行した病期に対する有効な治療法が見つかっていないガンに対しては、医師が試行錯誤をくり返している段階です。そのため、しばしば実験的な治療法を勧められることになります。まれなガンにおいてはいまだ標準治療は存在せず、似た種類のガンの治療法を踏襲したり、文献などをもとに、これまででもっとも有望と推測される治療法を選ぶことになるでしょう。そこで患者や家族は、医師に勧められた治療が標準治療かどうかを聞くとともに、疑問があるなら、その治療法の化学的根拠をたずねることもできます。
標準治療以外の治療を進められたとき
標準治療が確立しているガンに対しても、医師が標準治療以外の治療法を勧めることは少なくありません。病院や医師にも、治療法の得意・不得意があります。たとえば内視鏡治療やレーザー治療を日常的に行っている病院では、一般にはその治療の対象とならない病期でも、技術に自身のある治療法を勧めることがあります。逆に、内視鏡治療が標準治療に含まれていたとしても、内視鏡治療の経験の少ない病院で治療を受ければ、リスクを覚悟しなくてはなりません。そこで、標準治療以外の治療を勧められた場合にはとりわけ、医師任せにしてはなりません。医師にその治療の経験がどのくらいあるか、治療の利点や問題点、リスクなどについて十分にたずねたり調べたりすべきです。できれば、他の病院でセカンド・オピニオンをとったほうがよいでしょう。このように、標準治療以外の治療は、標準治療よりもいっそう患者・家族側の判断と、リスクと結果を受け入れる覚悟が求められます。
第三章
がんの手術
がんが早期で発見されれば、すぐに手術もできがんを完治する可能性も大きいです。
しかし、ほとんどのがんは、初期症状がなく早期発見が難しく発見された時には、すでに手術ができない状態も多いようです。手術をする場合でも、がんが転移している可能性もあり、がんをすべて取り除くことも厳しいようです。ここで一番大切なことは、あなたの執刀医が経験豊富かどうかということです。実際の医者の言葉で手術の経験豊富な医者は、安心できるが、経験を積んでない医者は失敗する可能性が高いとの事。医者も人間ですから経験を積まないと上手くはならない事は分かります。しかし、我々は実験材料にはなりたくないです。
がんの免疫療法
がん免疫療法とは、免疫担当細胞、サイトカイン、抗体などを活性化する物質を用いて免疫機能を目的の方向に導く治療法です。がんの治療においては、現在広く行われている外科療法、化学療法、放射線療法に続き、免疫療法が第4のがんの治療法として期待されています。
免疫細胞を用いたがんの治療は、がん患者さん自身のリンパ球を体外で培養して、がん細胞を殺傷する作用の強いリンパ球を大量に増やして、この活性化したリンパ球をがんの患者さんに戻す活性化キラー細胞療法と呼ばれています。副作用のほとんどない先進的ながん治療と言われています。
通院でガンの治療を行うこともできます
内視鏡手術の普及で入院期間が短縮
少し進行したガンでも、内視鏡を用いてガン病巣やガンのできた臓器全体を切除する手術が始まっています。この場合、腹部や胸部を数ヵ所それぞれ2〜5センチ程度切り開き、そこから内視鏡を体内に入れて手術します。胃ガン、大腸ガン、前立腺ガン、腎臓ガンなどでよく用いられています。開腹手術を受けると手術から退院まで2週間〜1ヶ月かかりますが、内視鏡手術では手術後1週間ほどで退院できます。ただし、内視鏡手術は技術的な熟練が必要とされるので、どこの病院でも受けられるという治療ではありません。放射線治療も、体の外から放射線を照射する治療なら、ほとんどの患者は通院治療が可能です。この場合、平日はほぼ毎日治療を受けることになりますが、2回目以降は、治療室にいる時間は30分以内です。体内に小さな放射性物質を入れてガンを照射する小線源治療でも、必ずしも入院を必要としません。
通院で抗ガン剤を投与
 化学療法(抗ガン剤治療)も、いまでは通院が主流です。抗ガン剤のプログラムは1週間〜1ヶ月単位で組まれることが多く、週のはじめや1ヶ月の最初の数日間に病院に行けば、後は自宅で過ごしたり、仕事を続けることもできます。この場合、あらかじめ医師や看護師の指導を受ければ、患者は決まった時間に点滴針をつけてもらいに病院に行き、点滴が終了したら自分で針を抜くことがに入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
免疫力というのは、何でしょう?
「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。
実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップする事はよくあるケースです。
治るという事について
注射をしたり薬を飲んだりしてようやく治る病気もあれば、初期の風邪などは一晩グッスリ眠っただけで治ってしまったりします。どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。
例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による〜。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964
年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
腫瘍マーカーとは、体内でがん細胞が作り出す特有の物質(糖たんぱく質やホルモン、酵素など)またはがん細胞と反応して正常細胞が作り出す物質のことです。
いわば、がん細胞が体内にあることを示す目印(マーカー)というわけです。
これらの物質は、血液中や排泄物(尿、便)中に流れ出します。したがって、血液中や尿中などに腫瘍マーカーが含まれているかどうかを調べることによって、体内にがん細胞があるかどうかを診る一つの目安となります。一般的に腫瘍マーカーは、患者さんの血液を検査することによって調べます。
腫瘍マーカーは、腫瘍細胞だけでなく正常細胞でも作られますので、健常な人体内にもわずかに存在します。
また、悪性腫瘍(がん)だけでなく、良性の疾患でも上昇することがあります。
検査で腫瘍マーカー値が上昇したからといって、必ずしもがん細胞があると確定することはできません。
また、腫瘍マーカー値は、がんの早期の段階では必ずしも上昇するとは限らないので、
マーカー値が低いからといって、がん細胞が存在しないと確定することもできません。
 
このように、腫瘍マーカー値は健常な人でもゼロではなく、ある一定の範囲内の値を示します。この状態を「陰性」といいます。そして、体内にがん細胞ができたり、良性の疾患が起きたり、その他の要因によって、値が上昇します。 
腫瘍マーカーには「これ以上の値の時は癌である場合が多い」という値があります。これを基準値といい、基準値を超えた状態を「陽性」といいます。また、良性の疾患が原因で基準値を超えた場合を「偽陽性」といいます。
しかし、前にも述べたように、腫瘍マーカー値は様々な要因で上昇するので、基準値を超えたからといって、すぐに何らかの病気であるということはできません。病気があるかどうか、さらに、その病気が癌であるかどうかを確定するには、画像検査や生検など、その他の複数の検査結果から総合的に判断する必要があります。
腫瘍マーカーの内、体内の特定の臓器細胞でのみ作り出されるものがあります。これを「臓器特異性が高い」といいます。例えば、肝細胞がんに対する「AFP」、前立腺がんに対する「PSA」がそれです。
この種の腫瘍マーカーが異常値を示した時には、すぐにその臓器の疾患を診断することができます。
しかし、多くの腫瘍マーカーは複数の臓器で作り出されるため、ある特定の腫瘍マーカー値が上昇したからといって、その臓器と疾患を特定することはできません。甲状腺の場所と働き
甲状腺は首の気管前面にくっついた形で存在し、いわゆる「のど仏」の下方にある臓器で重さは約15gです。男性では女性に比べてやや低い位置にあります。甲状腺の後両側には反回神経という声を出すのに必要な神経が走っており、気管後面には食道が、またすぐ近くに頚動脈、頚静脈などがあります。
手で触る触診以外に超音波検査(エコー検査)、CT検査などが補助診断法として有用です。また、しこりに細い針をさしてがん細胞の有無を調べる穿刺吸引細胞診は信頼性も高く、組織型の推定にも有力な情報を提供してくれます。また、目的に応じて甲状腺シンチグラフィ、MRI検査などもおこなわれます。
また、髄様がんでは血中のカルシトニンやCEAといった検査値が高くなりますので、診断は容易です。また、髄様がんでは遺伝性のことがあるので、その家族の方で無症状の髄様がんが発見されることがあり、髄様がんの遺子診断も技術的に可能になってきています。
6.甲状腺がんの治療  
甲状腺がんの手術
乳頭がん、濾胞がん、髄様がんはすべて手術の対象となります。病変の広がりにより甲状腺を全部取る(甲状腺全摘術)、大部分取る(甲状腺亜全摘術)、左右いず
れか半分を取る(片葉切除術)など切除範囲にバリエーションがあります。頚部のリンパ節は原則として切除(郭清)しますが、その範囲もがんの進み具合により判断されます。きわめて微小な分化がんではリンパ節郭清を省略しうる場合もあります。
遠隔臓器に転移をきたした分化がん(ことに濾胞がん)では甲状腺全摘後、ラジオアイソトープを投与が行われます。分化がんに対する有効な化学療法(抗がん剤治療)はありません。
一方、甲状腺未分化がんに対しては、手術よりも放射線療法と化学療法が中心的な治療となります。
甲状腺がん手術の合併症
甲状腺の手術に特徴的な合併症としては、反回神経麻痺、副甲状腺機能低下などがありえます。反回神経麻痺(片方)では声が嗄れる、水分を飲むとむせる、などの症状がでます。したがって、この神経ががんに巻き込まれているとかよほど特殊な状況にないかぎり反回神経は残します。また、副甲状腺4個のうちいくつかは切除
されることが多いのですが、3個以上の摘出では血液中のカルシウムが低下し、指先や口の周囲のしびれ(テタニーと呼びます)がおこることがあります。テタニーがおこればカルシウム剤の補充を行います。
甲状腺がん術後の投薬
甲状腺全摘術や大部分を切除した場合には、残った甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを作れないので、チラージンSという甲状腺ホルモン剤を服用する必要がありま
す。ただ、ホルモン剤といっても本来身体に不足している分を補うだけのことですので、副作用の心配はまったくいりません。また、甲状腺全摘術などで副甲状腺の機能低下がおこり血清のカルシウム値が低下している場合にはカルシウム製剤や活性化ビタミンD3を服用する必要があります。
1.甲状腺がんの治療成績  
未分化がんを除き甲状腺がんの予後は良好です。特に、大部分をしめる乳頭がんでは術後10年生存率が90%を越えますのでがんいったことは多くはありません。抗がん剤治療でもっとも心配されるのは、白血球の減少によって免疫力が低下し、重い感染症にかかることです。今では、必要に応じて白血球を増やす薬を注射することにより、感染症の危険が減少しています。しかし、白血球の数が著しく下がって感染症にかかりやすくなっている患者は、人との接触を避けなくてはならないため、退院が許されません。また血小板の数が減っている患者は内出血を起こしやすく、体内で大出血したときには緊急の治療が必要になるため、入院で管理することになります。ほかにも、体が弱っていたり、抗ガン剤や放射線治療の副作用が強く現れれば入院が必要です。
抗ガン剤治療を通院で受けるときに気をつけることは?
投薬について自己管理が必要
通院しながらガンの治療を受けるときには、患者は自分の体に責任をもつという意識をもたなくてはなりません。定期的に病院で検査を受けて体の状態や治療効果を調べるとしても、体の異常や変調には、医師ではなく患者自身が最初に気づくことが多いからです。医師や薬剤師は薬の処方時に、それぞれの薬をどんなタイミングで服用するかを説明してくれます。病院によっては、薬の服用予定のスケジュール表を渡してくれることもあります。日々の体の状態や投薬後の副作用についても、できるだけ記録するようにします。抗ガン剤の副作用は患者によって異なり、医師は患者からどんな副作用がいつ現れたかを聞いて、副作用を抑える薬を変えたり量を調整したりするからです。副作用が強すぎる場合には、治療計画を見直す必要も生じます。そこで、患者や家族が副作用の現れ方を記録しておき、それを医師に見せれば、医師はその患者により適した副作用対策や治療法を立てられるようになります。抗ガン剤治療を受けている患者はたいてい免疫力が低下しているので、ウイルスや細菌に感染しやすくなっています。そこで、人混みに出るときには感染予防効果のあるマスクをし、帰宅時には、うがい薬を使ってよくうがいします。ガンの治療時には緊急事態が起こり得るので、連絡先をつねに身につけ、家族や勤務先にも連絡できるようにしておきます。また、薬に関連したトラブルが起こったときの対処法についても、あらかじめ医師に聞いておけば、いざというときにあわてずにすみます。
抗ガン剤治療中に起こりやすい問題
@薬の服用を忘れた
 次回に2倍服用することはせず、主治医に連絡してどうすべきかを聞きます。
A点滴中に薬剤がもれ出した/点滴チューブに空気が入っている
 薬がもれていたときは点滴を中止して主治医に連絡します。点滴チューブに空気が混入していても、注入に圧力をかけておらず、また小さな泡なら、点滴を続けても問題はありません。
B注射や点滴の際に腹や背中などに痛みを感じる
 カテーテルが詰まっていることがあるので、治療を受けている病院に行きます。
C薬を注入するために体に埋め込んだカテーテルやリザーバーの周囲が痛む
リザーバーなどが細菌に感染しているおそれがあるので、治療を受けている病院に行きます。
Dこれまでの投与時には生じなかった発疹や皮膚が赤くなる、手足が腫れるなどの副作用が現れた
薬アレルギーの可能性があるため、最寄りの病院に連絡して説明し、許可が出たらその病院に行って処置してもらいます。
一般にアレルギーを起こしやすい薬については、はじめは病院で投与後に経過観察を行って、アレルギーを起こさないことを確認しているはずです。
しかしまれに、2回目以降の投与ではじめてアレルギーを起こすこともあります。またどんな薬でも突然アレルギーを起こすことがあります。ガンとはどのようなものなのか?
ガンの成長速度と大きさ
よく、ガンは猛烈な速さで成長するといわれます。
猛烈な速さとは、どのくらいの速さでしょうか?
どんなガンも、はじめはただ1個の目に見えない小さな細胞です。それが1回分裂すると2個になり、2回分裂すると4個、3回で8個、4回で16個と、倍々に増えていきます。20回分裂するとがん細胞の数は100万個、30回で10億個、40回で1兆個になります。50回分裂したら、ガンは私たちの体よりはるかに大きくなってしまいます。
実際にはそうなるよりずっと前に、ガン患者はさまざまな合併症を起こして死亡します。
人間の細胞の大きさは、臓器などによって異なるものの、おおむね直径が100分の数ミリ、つまり数十個並べてやっと1ミリになる程度です。したがって、ガン細胞が100万個ほどの段階では、現在の最良の診断技術でもがんを見つけることは困難です。
ガン細胞100万個で重さ0.01グラム
最初に発生した1個のがん細胞は、20回分裂すると100万個以上となり、直径数ミリのかたまりとなります。これを悪性腫瘍(がん腫または肉腫)と呼びます。この段階ではまだ患者には自覚症状がなく、また通常の検査では見つけられないか、あるいは最新の画像診


胃がん治療法

断で幸運なら発見できるという状態です。
ガン細胞1億個で重さ1グラム


胃がん治療法

分裂を27回くり返すとがん細胞は1億個以上となり、がんの直径は1センチメートル、重さは1グラムほどになります。この大きさになると、いろいろな画像診断技術でかなり正確にがんを見つけることができます。多くのガンでは、患者自身にはまだ明らかな自覚症状


胃がん治療法

がないかもしれません。
ガン細胞10億個で重さ10グラム

胃がん治療法


分裂回数30回で10億個以上のガン細胞のかたまりとなります。直径3センチメートル以上、重さ10グラム。がんの種類によってはさまざまな自覚症状が現れ、転移が生じている可能性が高くなります。ガンはかなり進行しています。


胃がん治療法

甲状腺の手術に特徴的な合併症としては、反回神経麻痺、副甲状腺機能低下などがありえます。反回神経麻痺(片方)では声が嗄れる、水分を飲むとむせる、などの症状がでます。したがって、この神経ががんに巻き込まれているとかよほど特殊な状況にないかぎり反回神


胃がん治療法

経は残します。また、副甲状腺4個のうちいくつかは切除されることが多いのですが、3個以上の摘出では血液中のカルシウムが低下し、指先や口の周囲のしびれ(テタニーと呼びます)がおこることがあります。テタニーがおこればカルシウム剤の補充を行います。


胃がん治療法

甲状腺がん術後の投薬
甲状腺全摘術や大部分を切除した場合には、残った甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを作れないので、チラージンSという甲状腺ホルモン剤

胃がん治療法


を服用する必要があります。ただ、ホルモン剤といっても本来身体に不足している分を補うだけのことですので、副作用の心配はまったくいりません

胃がん 治療法

胃がん治療法

います。また最近は、がんに特異性の高い標的を探し出し、その標的に効率よく作用する薬(分子標的治療薬)の開発が積極的に行われ、すでに医療の現場で使われはじめています。より薬物有害反応が少なく、効果の高い薬の開発が期待されています。個々の抗がん剤については、参考にしてください。  強力な治療法ですが、専門病院での治療成績をみると、完全寛解率は5080%、5年生存率は4060%でかなりの患者さんが治癒する疾患といえます。   ホジキンリンパ腫のIII期では放射線療法単独、もしくは放射線療法と化学療法との併用が、IIIIV期では化学療法が選択されます。IIIIV期症例に対する化学療法による成績は、5年生存率で4080%と幅がみられますが、比較的多く治癒します。  成人のがんでは、化学療法が最高の治癒率を示すがんです。シスプラチンを中心とする多剤併用化学療法で、70%以上にがん細胞の完全な消失が認められ、治癒率も60%以上と小児急性リンパ性白血病に匹敵します。 シスプラチンを主体とする多剤併用化学療法が、よく用いられます。化学療法を行った後、2回目、3回目の手術が行われることもあります。40%以上にがん細胞の完全消失が認められます。  ほぼ100%の治癒率を示します。メトトレキサートやアクチノマイシンD等の抗がん剤を中心とした化学療法を行い、その後は必要に応じて外科療法を併用します。以前は子宮摘出が主体でしたが、現在は抗がん剤による化学療法が改善され、治癒率も高くなっています。   化学療法を行った場合の薬物有害反応としては、口内炎、脱毛、悪心(おしん:吐き気)、嘔吐(おうと)、白血球減少等がみられます。小細胞肺がんでは抗がん剤は有効で、多くの場合がん細胞は縮小し、消失することもあります。   しかし再発する場合も多く、その場合の抗がん剤の投与については、まだ研究途中の段階です。エトポシド、シスプラチン、カ多くの放射線源は一時的に体内に挿入し、治療が終了すると抜去しますが、粒状の線源である金、ヨードでは刺入したままにしておきます(永久刺入)。永久刺入された場合は、身体から出る放射線が周囲の人に危険のない範囲に下がるまでの数日間、患者さんは特別の部屋に隔離されます。3)非密封の放射性同位元素による治療ヨードを体内に投与すると甲状腺組織に取り込まれることを利用して、ヨード131という放射線の一種であるβ線(ベータ線)を出す放射性同位元素(アイソト−プ)を、甲状腺機能亢進症や肺などに遠隔転移した甲状腺がんの治療に用います。 まだ、我が国で認可されていないアイソトープでの治療としては、痛みのある骨転移へのストロンチウム89による治療があります。また、悪性リンパ腫などの抗体と、アイソトープ(ヨード131やイットリウム90など)を結合したものを使用する放射線免疫療法は、我が国でも研究がはじめられています。5.放射線治療をがんの治療として決めるまでにはがんにかかった方が放射線治療医を直接受診することは非常にまれで、ほとんどが外科、内科などから紹介されて放射線治療医を受診します。紹介医に放射線治療についての大まかなことを聞いている場合がほとんどですが、専門医である放射線治療医とよく相談して実際に治療をするかどうかを決めることが大切です。放射線治療医は診察し、これまでのX線検査、血液検査などをよく検討し、これらに基づき放射線治療を施行する意義について、治療を受ける方及びご家族とよく相談します。放射線治療を施行するとしたらその目的は何か、治癒を目指すのか、がんによって生じている症状を和らげることなのか。治療によってどのような副作用がおこりうるのか。放射線以外の治療法にはどのようなものがあるのか。治療を受ける方は放射線治療のメリットとデメリットを納得するまで、放射線治療医に聞き、治療をするのか、しないのかを決めるのがよいと思います。6.放射線治療にかかわっている人たち放射線治療を実際に行っていくには、いろいろな職種の人たちのかかわりが必要です。例えば、国立がんセンター中央病院放射線治療部では、放射線治療医、放射線技師、放射線物理技師、看護師、受付事務が協力して治療を行っています。放射線治療医は放射線治療の方針決定、治療計画、治療中、治療終了後の診察などを行います。放射線技師は、担当医によって決定された治療部位へ放射線を照射します。治療機器の保守管理なども行っています。放射線物理技師は最適な照射方法、線量分布などを担当医とともに決めます。看護師は治療開始時に治療についてのオリエンテーションをしたり、治療期間中の副作用への対応などについてかかわります。受付事務は治療スケジュールを説明したり、診察日以外の医師診察を希望した場合などの窓口となります。7.放射線治療が標準治療となっている主な疾患根治治療と緩和治療に大別して、放射線治療が標準治療となっている主な疾患の治療の概略を以下に示します。他の疾患、状態でも放射線治療の対象になることはあります。実際の治療方法、詳細な治療成績などについては担当医からよく説明を受けることが必要です。1)根治治療(1)頭頸部領域のがんIII期の早期がんでは、はじめに行う治療が放射線治療でも手術でも治癒率に大きな差はありません。形態と機能が保たれる可能性がある放射線治療が主体となる治療が、まず勧められることが多くあります。放射線治療で治らなかった場合は手術が行われます。放射線治療は6〜8週の外部照射で治療することがほとんどですが、舌がんでは密封小線源治療が主に行われます。密封小線源治療が行われる場合があります。解剖学的部位が手術を施行することが難しいので、どの病期でも放射線治療が主に行われます。7週前後の外部照射で行われることが主ですが、密封小線源治療を加えることもあります。 進行したがんでは手術が治療の主体となりますが、手術ができないほど進行した場合は、放射線治療が行われます。抗がん剤と併用して行われる場合もあります。手術が施行されても腫瘍の残存が疑われた場合には手術後に放射線治療を行います。非小細胞肺がんでは、III期は手術が行われ、III期が放射線治療の対象となるのが一般的です。放射線治療は6〜7週の外部照射で行われます。肺門部のがんでは、密封小線源治療で治療を行うことがあります。抗がん剤と組み合わせて治療すると、放射線単独よりも生存期間が延長することがわかってきました。III期非小細胞肺がんの5年生存率は10%前後です。III期では全身状態がよくなく、手術に耐えられない場合は放射線治療が行われ、2040%の5年生存率が得られます。 遠隔臓器転移のない小細胞肺がんは、抗がん剤とあわせて治療を行います。放射線治療は4〜6週の外部照射で行われます。我が国でも乳房温存治療が増加してきました。乳房温存治療は、乳房部分切除手術に外部照射をあわせて行うのが一般的です。5〜6週の外部照射での放射線治療を行います。乳房部分切除のみの場合の乳房内再発2040%を5〜10%まで低下させることができます。進行した乳がんでは乳房切除術後、放射線を切除した胸壁や頸部に照射することがあります。我が国では、放射線治療の対象となるのは主にIII期です。外部照射と密封小線源治療を組み合わせて治療します。5年生存率は50%前後です。III期は、我が国では主に手術が行われていますが、放射線で治療しても手術とほぼ同じ成績が得られます。近年、増加してきているがんのひとつです。欧米では手術と同様に、放射線治療も多く行われている治療法です。放射線治療は6〜8週の外部照射で行うことがほとんどですが、密封小線源治療(高線量率イリジュウムまたはヨード131永久刺入)で行うこともあります。ADI期が放射線治療の対象となります。5年生存率は病期により異なりますが、手術成績とほとんど違いはない成績が得られています。眼球内にとどまっている場合は、眼球摘出、光凝固、遺伝子を、がん内部に直接接種する遺伝子治療も行われています。これに関してもほぼ同様の結果で、治療効果は確認されていません。  ワクチン療法がん特異的抗原の遺伝子を患者さんの体内(その多くは筋肉細胞内)に接種し、その抗原に対する抗原特異的免疫反応を誘導する試みで、臨床応用が進められています。しかし、現時点ではその臨床的有効性は証明されていません。 また、樹状細胞(参照してください)にがん特異的抗原遺伝子を導入することによって、抗がん活性が高まることが期待されています。動物実験では、腫瘍ワクチン、DNARNA)ワクチンを上回る治療効果が報告されていて、臨床試験が計画されています。 [効果]他の遺伝子治療と同様、これら免疫遺伝子治療の臨床応用も現在第I相試験を終了した段階で、有用性の有無を結論づけるには至っていません。  [副作用]腫瘍ワクチンあるいはDNARNA)ワクチン接種部位に痛みが認められる以外に、重篤な副作用は報告されていません。  [問題点]I相試験から期待されている効果を得ることは難しいと予想されていますが、免疫遺伝子治療は研究の段階で、その治療効果を期待するにはさらなる解析が必要と思われます。 また「容認」と判定されている治療としては、「痛みに対する鍼灸痛みに対するマッサージ」があります。以上が、がんの相補代替療法の有効性と安全性について、研究グループが判定したまとめです。  この論文では、安全性と有効性の評価だけではなく、リスクの程度、使ってはいけない禁忌の状況などについても、具体的に特定しているので、参考にしてください。   なお、総合判定の3番目にあたる「容認」については、正確に理解しておく必要があります。この判定に分類された治療法は、「効果の可能性があるので承認する」というように「積極的」に認めているわけではありません。決して、有効性が科学的に確認されている、という意味ではないのです。  生命にかかわるような大きな有害作用が現時点で報告されておらず、またそのようなことが生じる理論的可能性も低いということにすぎません。 つまり、「効果は未確認だが、重大な害の可能性は低いので、患者が使用を希望する場合には、反対しないでその意思を尊重する」ということです。  これは、積極的なお勧めではなく、いわば「消極的」な意味合いのものということを頭に入れておいてください。確率は、照射していない場合に比べて高いとされていますが、非常に小さな確率です。がんはひとりにひとつだけでなく複数おこ局所療法食欲がなくなる放射線治療中に食欲がなくなることがありますが、放射線の直接の影響もあれば、がんになったストレスによることもあります。放射線により障害を受けた正常組織の修復などのために、ふだん以上にカロリー、栄養素をとる必要があります。いろいろ工夫しながら食事をすることが大事です。 貧血、白血球減少、血小板減少 骨髄では、細菌と戦う白血球、出血を防ぐ血小板、酸素を運ぶ赤血球という血液細胞を造っています。骨髄がたくさんある骨盤、胸骨、椎体が広範囲に放射線照射されると、骨髄で血液細胞を造る能力が低下して、白血球、血小板、赤血球が減ってくることがあります。広範囲に治療している時は、定期的に血液検査をして血球数の変化を観察します。白血球、血小板の減少が強い時には治療を休止することがあります。放射線だけで治療している場合に、中止しなければならないほど減少することはかなりまれなことです。 皮膚の変化 放射線照射された皮膚には日焼けのような変化がおこってきます。発赤、色素沈着、乾燥、皮膚剥離(はくり)といった変化がおこってきます。かゆみや痛みを伴うことがありますが、個人差があります。腹部側から照射しているのに背中に皮膚の変化がおこることがあります。腹部側から入った放射線が背中側に抜けておこる変化です。医師の指示がなければ軟こうはつけません。こすったりして刺激をすると変化が強くなります。治療が終了すると2〜4週のうちには落ちついてきます。滅多にありませんが、皮膚の変化が非常に強くなった時には治療を休止して、変化が軽くなるのを待つことがあります。(2)治療している部位におこる可能性のある副作用一時的な症状で、治療終了後には治療前の状態に戻ることがほとんどです。 頭部 頭痛、耳痛、めまい、脱毛、頭皮の発赤、吐き気、嘔吐などの症状が出ることがあります。放射線で脳はむくみますので、頭痛、吐き気、嘔吐などの症状が出ます。むくみを軽くする薬剤を使いながら治療することがあります。 ・口腔、頸部  口腔、咽頭、喉頭の粘膜炎による飲み込みにくさ、飲み込む時の痛み、声がかれるといった症状が出る場合があります。その他に口が乾いたり、味覚がかわったりします。粘膜保護剤、鎮痛剤など症状を軽くする薬を服用したりしますが、完全には症状を落ちつかせられないことがあります。粘膜炎の症状は治療が終わるとよくなりますが、口が乾いたり、味覚の変化は続くこともあります。食事摂取量が減ると体重減少もみられます。 ・肺、縦隔  食道が治療部位に入っていると、食道炎の症状である飲み込みにくさ、飲み込む時の痛みが出ることがあります。頻度は低いですが、放射線肺臓炎により咳、発熱、息切れが出ることもあります。放射線肺臓炎は、治療が終わって1〜3ヶ月後に症状が出ることもあります。 ・乳房、胸壁  食道炎による飲み込みにくさ、飲み込む時の痛みや、放射線肺臓炎による咳、発熱、息切れが出ることがあります。 ・腹部、骨盤  胃、腸が照射されることにより、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢といった症状が出ることがあります。膀胱が照射されると膀胱炎症状である頻尿、排尿困難がみられることがあります。 2)晩期の副作用重篤な晩期の副作用はごく少数の人にしかあらわれません。晩期の副作用は、放射線量、放射線を照射する部位の大きさなどで発生頻度が推定できますので、細心の注意を払って治療計画を行い、治療を開始しています。しかし、副作用の種類によっては副作用が発生しはじめる放射線量と、がんが治る放射線量は非常に近接している場合があることや、個人差が大きいことなどにより、副作用が絶対おこらないということを断言はできません。副作用が発生した場合は重篤にならないように努めます。 発生する可能性のある代表的な副作用を以下に列挙します。例としてあげられている臓器が照射されていない場合は副作用はおこりません。(1)頭部脳や脳神経の障害により、難聴、顔面神経麻痺、脳障害、下垂体機能低下などをおこすことがあります。眼に照射された場合は、白内障、網膜症などがおこり視力障害が出ることがあります。(2)口腔、頸部皮膚に潰瘍(かいよう)ができたり、皮下がかたくなったりします。唾液腺の機能が低下して口が渇くことがあります。味覚の異常もおこります。軟骨や下顎骨に炎症をおこし、手術が必要になる場合があります。躯幹・四肢の麻痺やしびれる脊髄症をおこすことが非常にまれにあります。甲状腺に照射されると甲状腺機能低下がおこることがありますが、ほとんどの場合、症状を出すことはありません。(3)肺、縦隔肺は線維化し機能が低下します。線維化した容積が大きいと呼吸が苦しくなります。食道が細くなり、食事の通りが悪くなることがあります。心臓の周りに液体がたまる心外膜炎がおこることがあります。液体の量が多ければ心臓の拡張を妨げ、心不全になることがあります。脊髄症をおこすこともあります。(4)乳房、胸壁乳房がかたくなることがあります。肺に照射されると肺に線維化がおこります。手術をした後の腋窩(えきか:わきの下)に照射すると腕がむくむことがあります。上腕神経に障害をおこして、腕、手がしび凍結手術、放射線治療などで治療を行います。どの治療でも5年生存率は90%以上です。放射線治療は4〜5週の外部照射で行うことがほとんどです。密封小線源治療を行う場合もあります。放射線治療を主体とした保存治療を行った場合、約80%で眼球が温存できます。比較的早期の場合で、放射線治療単独で再発なく治癒した場合には、約90%の方に0.01以上の有用な視力が保持できます。ホジキンリンパ腫のIII期では、放射線治療単独または抗がん剤と併用して治療します。非ホジキンリンパ腫のIII期では、放射線治療と抗がん剤を併用して治療するのが一般的です。眼窩(がんか)原発のI期非ホジキンリンパ腫などでは、放射線治療単独で治療することがあります。放射線治療は外部照射で行い、治療期間は3〜5週です。治療は手術が主体で行われてきました。放射線治療の対象は手術ができないほど進行した方や、手術に耐えられない体力の人でしたので、放射線治療後の5年生存率は1020%でした。抗がん剤との併用の放射線治療が放射線単独よりも生存率を向上させるという臨床試験が報告され、最近は抗がん剤との併用で放射線治療されることが多くなってきています。従来の標準治療である手術にとってかわれる治療であるかどうかを確かめる臨床試験がいくつか行われています。放射線治療は6〜7週の外部照射で行われますが、密封小線源治療が外部照射とあわせて行われることもあります。良性腫瘍でも術後に重篤な神経障害がおこる可能性があり、完全に切除できない場合には放射線治療が有効です。悪性脳腫瘍の大部分では手術後に放射線治療を行います。治療成績は組織型により異なります。放射線治療は外部照射で行うことがほとんどで、治療期間は5〜7週です。 2)緩和治療(1)転移性骨腫瘍痛みを軽減する目的で放射線治療を行うことがあります。8090%の方で痛みが軽くなり、半分くらいの方がほとんど痛みを感じなくなります。外部照射を1〜3週の治療期間で行います。(2)転移性脳腫瘍密封小線源治療外部照射法に対して内部照射法ともいわれますが、この用語はあまり使われま
せん。管、針、ワイヤー、粒状などの形状となった容器に密封されたラジウム、セシウム、イリジュウム、金などの放射性同位元素を放射線源として使います。口腔、舌、乳房、前立腺などのがんでは、がん組織やその周囲組織に直接放射線源を挿入します(組織内照
射法)。食道がん、子宮頸部がん、肺がんでは、食道、子宮腔、気管などの腔内にあらかじめチューブを適当な位置に装着し、その後放射線源を挿入して(腔内照射法)治療します。放射線がたくさん照射されるのが、がん組織やその周囲のわずかな正常組織であるた
め、がんを治す確率が高く、しかも副作用が少なくできる治療法です。一般的には小さながんに効果が高い治療法です。外部照射と組み合わせて使われることもあります。放射線源の強さにより、
24時間から7〜8日にわたって治療する場合と、数分の治療を数回繰り
返す場合があります。長時間治療する方法を時間あたりの線量が低いので低線量率といい、短時間治療する方法は高線量率といいます。低線量率で長時間治療している間は、他の人に放射線があたらないように特別の部屋に入っている必要があります。高線量率の場
合は治療するのは治療室内ですが、数分で1回の治療が終わりますので、それ以外は一般病室で過ごすことができます。高線量率治療では放射線源が強いので、医師、技師、看護師が放射線に被曝しないように、あらかじめ患部にチューブを入れておき、遠隔操作で線
源を挿入します(高線量率遠隔小線源治療)。この治療法では線源が非常に小さくなったことや、コンピュ−タ−の発達などで従来治療が困難であった部位のがんへの治療が可能になってきています。
   神経症状は、6070%が放射線治療前よりもよくなります。転移
数が多数のことが多く、全脳照射が行われますが、転移数が少ない場合は方法(国立がんセンター中央病院では呼ばれる方法)で限局して治療をすることがあります。1〜3週の治療期間で行います。   がんが神経や血管を圧迫しておこす症状に対して肺がんや縦隔腫
瘍が上大静脈を圧迫すると、頭部や上腕から心臓に戻ってくる血流が遮断され、顔面のむくみ、腕のむくみ、呼吸が苦しい、咳などの症状ありません。「有効性については、きちんとした根拠はない。けれども、安全性については、重大な危険はない。だから、がん患者がその利用を望むのであれば、あえて否定せずに容認する。つまり認める」という判定です。「反対」は、「効果がない。または、重大な危険性がある」ので、利用には反対するという判定です。4.がんの進行、生存についての判定まず、「がんの進行を遅らせ、生存率を高める」ことについての検討はどうでしょうか。ここで「推奨」、つまり「勧める」と判定されているものは、1つもありません。意外に思われるかもしれませんが、がんの相補代替療法の中で、がんの進行を防ぐとか、生存率が上がるという効果を、この研究グループが認めて推薦するものは、1つもないということです。 「容認、場合により推奨」と判定されているのは、「前臨床期の前立腺がんに対するビタミンEのサプリメント」1つだけです。残りの代替療法はすべて、「容認」あるいは「反対」と判定されています。「容認」、つまり「有効性ははっきりしないけれども、患者がその利用を望むのであれば、あえて否定せずに認める」と判定されている治療法の例として挙げられているのは、「乳がんと前立腺がんに対する低脂肪食」、「マクロバイオティク食(野菜や玄米中心の食事)」、「臨床期の前立腺がんに対するビタミンEのサプリメント」です。 一方、「反対」という判定はどうでしょうか。これはつまり「効果がないか、害のあることがはっきりしているので反対する」という判定です。一般に、がんに対して有効と思われている、「ビタミンAとビタミンCなどの抗酸化物質のサプリメント」と、「乳がんに対する大豆サプリメント」の2つは、この「反対」という判定になっています。5.むしろ害になる可能性のあるサプリメントこの判定は、ビタミンAやCなどの抗酸化物質が通常の治療効果を弱めてしまう可能性があるためです。放射線治療や化学療法など、通常のがん治療の一部は、活性酸素を発生させてがん細胞を攻撃することにより治療効果を発揮します。ところが、ビタミンAやビタミンCなどの抗酸化物質をサプリメントとして大量にとると、活性酸素の作用が弱くなるため、こうした通常治療の効果を阻害する可能性があります。そのため、判定が「反対」とされているのです。 また、「乳がんに対する大豆サプリメント」も、この論文では「反対」とされています。植物性エストロゲンは大豆製品に多く含まれており、女性ホルモンのエストロゲンと化学構造が似ています。大豆製品に含まれる植物性エストロゲンが、本来のエストロゲンの働きを抑えて、乳がん予防につながるという仮説があります。 けれどもその一方で、植物性エストロゲンが、本来のエストロゲンと同じ働きをすることで、かえって乳がんのリスクを高めてしまうという可能性も


胃がん治療法

考えられています。こうした有害作用についての理論的な可能性を現時点では否定できないことから、判定は「反対」という結果になっています。6.症状を和らげる効果についての判の最強の治療法として、骨髄移植や最近はミニ移植が行われています。従来の


胃がん治療法

骨髄移植は、正常骨髄が回復できないくらい大量の薬剤投与と強力な放射線療法で、白血病細胞をほとんど消失させた後、白血球型(HLA型)の適合した骨髄提供者の末梢血幹細胞や骨髄液を点滴で移植する治療法です。ミニ移植では、移植幹細胞の生着を助ける


胃がん治療法

ため抗がん剤を用いますが、従来の骨髄移植ほど強力には抗がん剤を使用しません。移植細胞の免疫により、白血病細胞を攻撃し治療するのが目的です。急性白血病の治療の場合、出血および感染などの重い合併症を併発する危険が高いので、無菌室や無菌ベッド

胃がん治療法


の使用が必要です。その中で、抗生物質や輸血等の支持療法が行われます。 急性白血病では、骨髄性でもリンパ性でも完全寛解率は70%以上です。現在、骨髄性の場合は、完全寛解した30%前後の方は5年以上再発せず治癒していると考えられていて、この成績は


胃がん治療法

向上しています。   悪性リンパ腫は、分類されています。非ホジキンリンパ腫は、化学療法と放射線療法で治癒可能になりました。病理組織学的悪性度、病期(病気の進行度)、全身状態等によって治療法を選択します。多くの場合、抗がん剤の多剤併用化学療法


胃がん治療法

を行います。抗がん剤は、塩酸ドキソルビシン、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プレドニゾロン(副腎皮質ホルモン剤)、CD20抗体(リツキシマブ)等を組み合わせて使用します。抗がん剤の種類抗がん剤は作用の仕方や由来等により、「細胞障害性抗

胃がん治療法


がん剤」と「分子標的治療薬」に分類されます。「細胞障害性抗がん剤」はさらに、代謝拮抗剤(たいしゃきっこうざい)、アルキル化剤、抗がん性抗生物質、微小管阻害薬等に分類されます。アルキル化剤や抗がん性抗生物質はある一定の濃度に達すると、作用

胃がん治療法


時間が短くても確実に効きます。しかし、正常細胞への攻撃も避けられません。そこで現在、薬をより効果的にがん病巣に到達させる研究が盛んに行われて

胃がん 治療法

胃がん治療法

という意味ではないのです。  生命にかかわるような大きな有害作用が現時点で報告されておらず、またそのようなことが生じる理論的可能性も低いということにすぎません。  つまり、「効果は未確認だが、重大な害の可能性は低いので、患者が使用を希望する場合には、反対しないでその意思を尊重する」ということです。   これは、積極的なお勧めではなく、いわば「消極的」な意味合いのものということを頭に入れておいてください。骨転移へのストロンチウム89による治療があります。また、悪性リンパ腫などの抗体と、アイソトープ(ヨード131やイットリウム90など)を結合したものを使用する放射線免疫療法は、我が国でも研究がはじめられています。5.放射線治療をがんの治療として決めるまでにはがんにかかった方が放射線治療医を直接受診することは非常にまれで、ほとんどが外科、内科などから紹介されての痛みには鎮痛薬が最も有効です。危険な作用や薬物依存のイメージで敬遠されていたモルヒネは、安全に使う方法が開発され、痛みの手術で切除しきれずに残ったがん細胞を殺してしまい、再発の可能性を下げるために治療をすることがあります。乳がん(温存療法、乳房切除術後)、頭頸部がん、骨軟部腫瘍、食道がん、肺がんなどで行われています。(3)手術後の再発に対する治療手術をした部位から再発した食道がん、肺がん、頭頸部がん、乳がんなどでは、遠隔転移がなければ放射線治療で治癒する可能性があります。抗がん剤と併用して治療することもあります。再発したがんによる症状を緩和する目的でも放射線治療が行われます。(4)全身照射骨髄移植を施行する直前に、免疫力を落として移植される骨髄がうまく生着するためや、白血病などの再発を減らすために行います。1日で終了することもありますが、多くは数日にわたって行われます。最近は朝と夕方の2回治療を行い、3日くらいで終了する方法が多くなっています。(5)術中照射手術中にがん組織に放射線照射をする方法です。直接確認して確実にがん組織に照射することができ、がん組織多くの放射線源は一時的に体内に挿入し、治療が終了すると抜去しますが、粒状の線源である金、ヨードでは刺入したままにしておきます(永久刺入)。永久刺入された場合は、身体から出る放射線が周囲の人に危険のない範囲に下がるまでの数日間、患者さんは特別の部屋に隔離されます。3)非密封の放射性同位元素による治療ヨードを体内に投与すると甲状腺組織に取り込まれることを利用して、ヨード131という放射線の一種であるβ線(ベータ線)を出す放射性同位元素(アイソト−プ)を、甲状腺機能亢進症や肺などに遠隔転移した甲状腺がんの治療に用います。 まだ、我が国で認可されていないアイソトープでの治療としては、痛みのあるガイドラインが出され、ようやくマンモグラフィ併用検診がはじまりました。40~49歳については、今のところ「年1回の視触診による検診のみ」となっていますが、この年代にたいしても画像診断の併用が現在検討されており、いずれマンモグラフィが導入されると思われます。 自己触診  乳がん検診が推進されてはいるものの、現在のわが国の乳がんの初発症状の約8割は患者さんが気づいたしこりです。 一方、1期つまり2cm以下でみつかれば9割が助かるのですから、乳がんの早期発見と生存率向上に一番の近道は「2cm以下のしこりを自分でみつけること」といえましょう。2cmというのはちょうど1円玉の大きさで、日本人の乳房なら、きちんと触っていればまずわかるサイズです。しかし、1円玉というのはそれほど大きいものではないので、「たまたま何かの拍子に手が触れて気づく」というわけには行きません。 つまり、「自己触診さえしていればみつかるけれど、していなければ見落としてしまう」のが2cmという大きさで、そこに自己触診の重要性があります。具体的な自己検診法を、下記に示しますので、早速やってみて下さい。大切なことは、定期的に自分の乳房を触って自分自身の正常な乳房を把握しておくことと、異常に気づいたら、自分でがんか否かを判断するのではなく、必ず検査を受けに行くことです。    自己触診ってどうやってやるの? 毎月一回、検診日を決めて乳がんは身体の表面に近い部分に発生するため自分でも見つけることが出来ます。整理が始まって1週間後、乳房のはりや痛みがなくなって柔らかい状態のときに自分でさわってチェックして見ましょう。閉経後の人は毎月一回自己検診日を決めておこないます。乳房の日ごろの書き留めておくと変化を知ることができます。 石鹸がついたてで触れると乳房の凹凸がよくわかります。左乳房を触れるときは右手で、右乳房は左手で。   4本の指をそろえて、指の腹と肋骨で乳房をはさむように触れます。をしこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。  サイトカイン療法TNFは主としてマクロファージにより産生され、がんに出血性壊死を起こさせたり、がん細胞に直接的に働いて殺傷するなどの作用があります。動物実験ではTNFを投与すると短期間でがんが縮小するため、抗がん効果のあるサイトカインとして臨床応用が注目されました。 [効果、副作用]全身投与では、発熱、血圧低下等の重篤な副作用のために有効な量を投与できないので、臨床応用が進んでいない状況です。そこで、悪性黒色腫ではがん局所への注入が試みられました。全身投与の場合と比較して、より高い効果が認められたなどの報告もあります。 [問題点]TNFは抗がん作用を持つ反面、がん末期の患者さんに悪液質(患者さんが衰弱した状態です)を引き起こす作用を持つことや、副作用が非常に強いなどの問題点があるために、副作用を軽減した製剤の開発が進められています。4)インターロイキン12Interleukin-12IL-12)によるサイトカイン療法活性化した単球や樹状細胞からつくられるIL-12は、がん細胞を殺傷するような免疫反応を誘導するのに重要であることが報告され、注目されています。IL-12NK細胞やキラーT細胞の増殖を促したり、がん細胞を殺傷する能力を高めます。マウスでは、がんの転移抑制や移植がんの縮小等、劇的な効果が認められています。 [効果、問題点]臨床でも抗がん効果が期待されましたが、現時点では第I相試験が終了した段階で、有効かどうかの結論はまだ出ていません。5.生体応答調節剤(Biological Response ModifiersBRM)療法BRMは、1980年代になって新しくつくられた言葉です。米国立がん研究所のBRM委員会によれば、BRMとは「腫瘍細胞に対する宿主(患者さん)の生物学的応答を修飾することによって、治療効果をもたらす物質または方法」と定義されています。このBRM療法は患者さんの免疫系をはじめとして、体全体の働きを調節することにより、治療効果を得ようとする治療です。つまり、がんを治そうとする患者さん自身の持つ力を応援し、手助けし、強めるものです。このように、BRMは通常の抗がん剤とは基本的に考え方が異なっています。この治療法は単独で行われるよりも、むしろ免疫能が低下してしまう外科療法や放射線、化学療法等と併用することによって、患者さんの防御能力が低下するのを予防したり、より高めることを目的に行われます。したがって、その効果は従来の化学療法とは異なった観点から評価すべきと考えられています。実際に米国では、他の確立された治療法と併用することによって効果が認められれば、そのBRMは有効であると評価されています。しかしわが国での臨床評価は、今までの化学療法と同じように、BRM単独での抗がん効果で評価されています。より客観的、科学的、倫理的な評価法を確立すべきと考えられます。(1)BCG(ビー・シー・ジー)BRMが注目されるようになったのは、1970年に行われた悪性黒色腫に対するBCG生菌による治療以来のことです。非特異的免疫療法の草分けであり、現在に至っても多くの報告が出されています。膀胱(ぼうこう)がん、悪性黒色腫で有効であったとする報告がありますが、その他の固形がんでは有効例はほとんど認められていません。 (2)OK-432(オーケー-432)ある種の細菌(溶連菌)からつくられたもので、好中球、NK細胞、マクロファージ等を活性化します。わが国で広く用いられてきましたが、現在では胃がん、肺がん、がん性胸腹水、他剤無効の頭頸部(とうけいぶ)がん、甲状腺(こうじょうせん)がん等に用いられています。 (3)PSK(ピー・エス・ケー)15~20個集まって一つの乳腺となっており、前からみるとひとつひとつの腺葉は乳頭を中心とした扇状に分布しています。ほとんどの乳がんは乳管の壁から発生し、乳管の中を広がる「乳管内進展」と、乳管の壁を破って乳管の外に広がる「浸潤」という、2パターンの発育をします。乳管内進展は腺葉に沿って進むので、扇形に広がることが多くなります。浸潤の部分は腫瘤として触れやすいのですが、乳管内の部分は触診では全く触れない(非触知)かぼんやり硬くふれるだけのことが多く、マンモグラフィや超音波などの画像検査が重要となります 乳がんの種類 乳がんは、非浸潤がん、浸潤がん、パジェット病の大きく3つに分けられますが、普通のしこりを触れる乳がんのほとんどは浸潤がん(前述の「浸潤」が一部にでもあるがん)で、硬がん、乳頭腺管がん、充実腺管がんなどの一般的ながんと、粘液がんなどの特殊型とがあります。非浸潤がんは、前述の「乳管内」の部分のみから成り立っているがんで、しこりを触れない段階で乳頭分泌や画像検査で見つかったがんが多く含まれます。非浸潤がんは転移をおこさないごく早期のがんですが、日本ではとても少なく、1997年の全国統計で5%程度、癌研ではかなり多い方ですが2000年で13%です。マンモグラフィでの検診が進んだ欧米ではこの非浸潤がんが20%をしめており、このようなごく早期の発見が増えることをめざしています。パジェット病は、乳頭のびらんでみつかり多くはしこりを触れない早期のがんで、全乳がんの1%未満の稀なものです。 Chapter.2: 乳がんの進行度と生存率   乳がんの進行度(病期分類) 乳がんの進行度は主に腫瘤の大きさとリンパ節転移の有無で0~4期に分けられます。0期と1期が「早期乳がん」と呼ばれますが、0期は100%1期なら90%の生存率が期待でき、早期発見がきわめて重要と言えましょう。 2000年からの新しい病期分類]   リンパ節転移が進んでいる場合、しこりが5cmをこえてリンパ節転移もある場合、しこりが皮膚や胸壁に及ぶ場合、炎症性乳がん(乳房全体が赤くなる、特殊な乳がん)、などが含まれる(さらに細かく、とに分かれる)   鎖骨の上のリンパ節に転移があるか、他の臓器(肺、骨、肝臓などが多い)に転移がある 進行度の変還 1は、10年ごとにみた、癌研での乳がん手術時の触診径(しこりの大きさで表す)別の変遷を示します。早期発見のめやすとなるT0(しこりを触れない)T1(しこりが2cm以下)例は、残念ながら60年代以降ほとんど増加しておらず、が多いのが分かります。手術後、組織検査によって診断されたリンパ節転移(n)別の年代別変遷を表2に示します。転移のなかったn0例は、7090年とわずかに増えてはいるものの、大きな変化はみられません。このように、情報のな東京にある癌研病院でも、乳がんの早期発見があまり増えているとはいえないのが現状で、日本の女性の乳がんに対する意識はまだまだ足りないと感じられます。      乳がんの生存率 次に乳がん手術後の生存曲線をみましょう(3)。年代毎に生存率は向上しているのがよく分かり、90年代で
は、乳がん全体の
5年、10年生存率はそれぞれ、にも達しています。これをT別にみたものが表4です。がんが大きくなるにつれて生存率が低下し、T4(皮膚が変化したり胸壁に固
定しているしこり
)は成績が不良です。リンパ節転移別の生存曲線でも、転移が増加するに従って歴然と生存率が低下します。以上見てきたように、乳がんはしこりが小さい(またはしこりを触れない)うちに発見して手術をうけ、リンパ節転移がない、あってもできるだけ少数であることが望まれるのです。         放射線治療医を受診します。紹介医に放射線治療についての大まかなことを聞いている場合がほとんどですが、専門医である放射線治療医とよく相談して実際に治療をするかどうかを決めることが大切です。放射線治療医は診察し、これまでのX線検査、血液検査などをよく検討し、これらに基づき放射線治療を施行する意義について、治療を受ける方及びご家族とよく相談します。放射線治療を施行するとしたらその目的は何か、治癒を目指すのか、がんによって生じている症状を和らげることなのか。治療によってどのような副作用がおこりうるのか。放射線以外の治療法にはどのようなものがあるのか。治療を受ける方は放射線治療のメリットとデメリットを納得するまで、放射線治療医に聞き、治療をするのか、しないのかを決めるのがよいと思います。6.放射線治療にかかわっている人たち放射線治療を実際に行っていくには、いろいろな職種の人たちのかかわりが必要です。例えば、国立がんセンター中央病院放射線治療部では、放射線治療医、放射線技師、放


胃がん治療法

射線物理技師、看護師、受付事務が協力して治療を行っています。放射線治療医は放射線治療の方針決定、治療計画、治療中、治療終了後の診察などを行います。放射線技師は、担当医によって決定された治療部位へ放


胃がん治療法

射線を照射します。治療機器の保守管理なども行っています。放射線物理技師は最適な照射方法、線量分布などを担当医とともに決めます。看護師は治療開始時に治療についてのオリエンテーションをしたり、治療期間


胃がん治療法

中の副作用への対応などについてするのは治療室内ですが、数分で1回の治療が終わりますので、それ以外は一般病室で過ごすことができます。高線量率治療では放射線源が強いのだと思われていることがあげられるで

胃がん治療法


しょう。実際、がんの痛みをとる治療は、今まで積極的に行われてはいませんでした。がんの進行とともに痛みが起こることは多くなりますが、痛みを経験するのは
70%の方です。末期になっても、30%の方には痛みは


胃がん治療法

起こりません。現在では、痛みに関する医療技術が開発され、がんの疼痛はコントロールできるようになってきました。
 がん

胃がん治療法

みに対するマッサージ」があります。
   以上が、がんの相補代替療法の有効性と安全性について、研究グループが判定したまとめです。  この論文では、安全性と有効性の評価だけではなく、リスクの程度、使ってはい


胃がん治療法

けない禁忌の状況などについても、具体的に特定しているので、参考にしてください。
   なお、総合判定の3番目にあたる「容認」については、正確に理解しておく必要があります。  この判定に分類された治療法は、

胃がん治療法


「効果の可能性があるので承認する」というように「積極的」に認めているわけではありません。決して、有効性が科学的に確認されている、

胃がん 治療法

胃がん治療法

定期的に復診します。早期発見、早期治療をつねに考慮に入れ、油断してはいけません。積極的に健身運動に参加し、新鮮な空気を吸い込むことも重要です。栄養をたくさん摂取し、食物を好き嫌いなく広く食べ、栄養のバランスを保つことが大切です。その他、がん治療やがんを克服するために大切なことなど意見お書きください。自分の病気は自分で治す。自らの行動で明るい将来を開きます。自分は主導的に家族内部の雰囲気を緩和させます。自分の健康が家族や社会と密接に結びついています。治療回復中、精神上のストレス解消は必要ですが、油断してはいけません。治療のいいチャンスを放棄しないようにしましょう。 胃がんの約半数は、痛みや胃の不快感など、何らかの症状がきっかけで発見されていますが、残りの人には特に自覚症状はありません。ですから、胃がんを早期に発見するためには、症状の有無に関わらず、1年に1度は、胃の検査を受けることが大切です。特に、図1にあげたような、胃がんのリスクを高める要因をもっている人は、定期的に検査を受けることをお勧めします(図1)。 内視鏡でくまなく観察胃がんの検査では、集団検診などで行われるエックス線検査が一般的です(図2)。しかし、エックス線検査では、「胃の入り口付近の撮影が難しい、平坦なタイプのがんを発見するのは難しい」といった欠点があります。これらの欠点を補うためには、胃の内視鏡検査が有効になります。内視鏡検査では、胃の粘膜をくまなく観察できるので、わずかな凹凸や色調の変化などから、ごく早期のがんも発見できます(図3)。凹凸の変化がわかりにくい場合は、内視鏡を通して色素を散布し、凹凸を際立たせて粘膜の異常を見つけることもできます。 早期発見で広がる治療の選択肢胃がんの治療の基本は、がんを手術で取り除くことですが、早期のがんであれば、内視鏡でがんを治療することが可能です。内視鏡による治療では、外科手術のように開腹したり、胃を切除する必要がないため、患者さんへの身体的な負担が少なく、治療後も従来とほとんど変わらない生活を送ることができます。 治療の選択肢を広げるためにも、定期的に検査を受けて、がんの早期発見に努めることが大切です。 人間の体には、約60兆の細胞があるといわれています。これらの細胞は絶えず分裂と死滅を繰り返しており、死滅には「アポトーシス」というメカニズムが働きます。アポトーシスとは、細胞の遺伝子にあらかじめ組み込まれている「細胞の自殺死」のことです。老化して不要になった細胞は、自ら死滅して体から取り除かれ、新しい細胞と入れ替わります。細胞が分裂と死滅を繰り返しているおかげで、私たちは生命を維持することができるのです。ところが、細胞の中の遺伝子が発ガン性物質や活性酸素(攻撃性の強い悪玉の酸素)などによって傷つけられると、細胞は無秩序に分裂しはじめ、自殺せずにどんどん増殖します。これが、細胞のガン化の第一歩であると考えられます。この恐ろしいガン細胞にアポトーシスを誘導する作用があるとして注目されている有効成分がフコイダンです。モズクやコンブ、メカブ、ヒジキなどの海藻(渇藻類)に含まれる水溶性(水に溶けやすい性質)の食物繊維で、海藻特有のヌルヌル成分のもとです。フコイダンの特筆すべき特徴は、がん細胞の遺伝子に直接働きかけてアポトーシスを促すことです。フコイダンによってアポトーシスのスイッチを押されたがん細胞は、増殖を止めて自ら死滅します。縮小したガン細胞は最後にはバラバラとなり、白血球の一種であるマクロファージ(大食細胞)に食べられてなくなります。しかみ、フコイダンは周囲の正常な細胞を傷つけることなく、ガン細胞だけを狙い撃ちして自滅に追い込むと考えられています。このように、フコイダンにはガン細胞に直接働きかける作用があるため、ガン細胞に表面的にふれやすい胃がんや大腸ガン、食道ガンなど消化器系のガンに強力な効果を発揮します。 ピロリ菌を胃から排出して胃壁を保護するフコイダンには、胃がんを招くヘリコバクター・ピロリという細菌を除去する働きもあります。フコイダンがピロリ菌を撃退するしくみそもそもピロリ菌は、胃・十二指腸潰瘍の原因となる菌として20年ほど前に発見されました。ピロリ菌に感染すると胃壁に炎症が起こり、これが慢性化することで胃粘膜が萎縮し、どんどん薄くなっていきます。すると、胃液を分泌する細胞が減り、胃が腸に似た細胞に変化していきます。このような変化が繰り返されると、胃がん発症の下地ができるのです。ピロリ菌は、胃粘膜の表面に住み着いています。フコイダンは胃の中でそのピロリ菌に吸い付くのです。そして、ピロリ菌に吸い付いたフコイダンは、そのまま腸に送られ、便となって体外へ排出されます。もともとフコイダンは食物繊維であるため、便のかさを増して、便通を促してくれる働きがあり、腸内に潜む発ガン性物質もいっしょに排出してくれます。しかも、フコイダンには胃粘膜を保護し、傷ついた部分を修復する作用があります。ですから、胃炎などの胃腸病を抑えるとともに、ピロリ菌が胃壁の内部に侵入することも防いでくれます。フコイダンは免疫力も高めるフコイダンには免疫力(病気から体を守る力)を高める優れた作用があります。全身の免疫力を高めてガンに負けない体力にしてくれるのです。フコイダンが免疫力を高めるしくみは、次のようなものです。フコイダンの一部は、腸の表面近くにあるM細胞から吸収されます。M細胞は異物を積極的に吸収する役割を担っているため、フコイダンも異物として扱われてしまいます。するとその情報は、M細胞の下にあるパイエル板と呼ばれる免疫の司令塔に伝わり、そこからいろいろな免疫細胞(白血球を構成する免疫担当の細胞)に、異物に警戒するよう攻撃命令が発せられます。

胃がん治療法

こうして、一気に全身の免疫力が高まり、ガン細胞の増殖を防ぐことができるわけです。胃癌に対する低侵襲治療は,口から消化管の中に内視鏡(胃カメラ)を入れて行う治療と,おなかに直接小さな孔を開け


胃がん治療法

て,そこから内視鏡(腹腔鏡といいます)や手術器具を入れて行う治療があります.胃カメラによる治療は,いろいろな条件を満たした粘膜内癌(リンパ節転移の可能性がほとんど無い病変)に限られますが,


胃がん治療法

胃癌は早期癌(粘膜下層までの癌をいいます)でもリンパ節転移する症例がありますので,こうした癌に対しては,リンパ節郭

胃がん治療法

清を含めた外科治療が必要になります.おなかに開けた小さな孔数カ所から手術を行う方法(腹腔鏡下手術といいます)は,
1987年にフランスで腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われて以来,

胃がん治療法

まず,胆嚢摘出術が一般に広まり,その後,ほかの病気にも急速に導入されてきました.おなかに開ける孔は,胃癌手術の場合は,
5-12mmのものが4-5か所,35-50mmのものが1か所と
胃がん治療法


なるのが普通です.最も大きな孔は,切除した胃(と周囲組織)の取り出しと消化管の再建に用います.胃癌に対する腹腔鏡下手術は,当初は粘膜内癌に対する局所切除が多かったの
胃がん治療法


ですが,対象症例が胃カメラによる粘膜切除術とだぶるため,当科においては,現在は,胃癌に対する治療としては腹腔鏡下胃局所切除術はほとんど行っていません.多くの胃癌が十
胃がん治療法


二指腸寄りの
2/3の領域にできるため,もっとも多く行っている術式は,腹腔鏡下胃幽 門側切除術で,ついで腹腔鏡下胃噴門側切除術,まれに広範囲の早期癌に腹腔鏡下胃全摘術を行

胃がん 治療法

胃がん治療法

腹部膨満感がある。  臨床検査所見
貧血が最も多い所見であり,通常大赤血球症と赤血球大小不同を伴う。このような変化は自動血球計算機によって平均赤血球容積(MCV)と赤血球分布幅(RDW)の増加として示される。通常,ある程度の血小板減少がある;血液塗抹標本では血小板の大きさが不同で,大血小板がみられることもある。白血球数は正常である場合もあれば,増加あるいは減少していることもある。好中球の細胞質顆粒は異常であり,不同であったり顆粒数にばらつきがみられる。好酸球にも異常顆粒がみられることがある。偽ペルゲル-フェット核異常細胞もみられる。単球増加は慢性骨髄単球性白血病亜型の特徴であり,幼若骨髄細胞がより未分化な亜型でみられることもある。細胞遺伝学的パターンは通常異常であり,1つまたはそれ以上のクローン性細胞遺伝学的異常がみられるが,第5番または第7番染色体に多い。  診断
説明のつかない不応性貧血のある全ての患者にMDSを考慮すべきであり,骨髄異形成の形態学的特徴を伴う正もしくは過形成の骨髄によってMDSの診断を確証すべきである。芽球が占める割合は30%未満である。巨赤芽球の存在のため,葉酸とビタミンB12濃度の測定が必要となる患者もいる。クローン性の細胞遺伝学的異常によって診断が確定する。特異的なFAB分類を決定するために,血液と骨髄を徹底的に検査すべきである。  予後と治療
予後はFAB分類(表138-6参照)と合併症によって決まる。不応性貧血や鉄芽球を伴う不応性貧血の患者がより悪性のタイプへ進行するのはまれであり,無関係の原因で死亡することもある。
MDSのための治療は確定されていない。治療は支持療法であり,適応があれば赤血球輸血を行い,出血に対しては血小板輸血を施行し,感染症に対しては抗生物質療法を行う。サイトカイン療法(赤血球の需要を補助するためのエリスロポエチン,重症の症候性顆粒球減少を制御するための顆粒球コロニー刺激因子,および入手可能であれば重症の血小板減少のためのトロンボポエチン)は造血を補うのに重要な働きをする。同種骨髄移植は50歳以上の患者には勧められない。コロニー形成刺激因子(例,顆粒球コロニー刺激因子,顆粒球-マクロファージコロニー刺激因子)は好中球数を増加し,エリスロポエチンは症例の20〜25%で赤血球産生を亢進させるが,生存期間延長に対する利益は示されていない。患者の年齢と核型を考慮に入れても,AML化学療法に対するMDSの反応はAMLにおける反応と類似している。
外的なストレスから免疫力を低下させて甲状腺がんを発生させます。比較的進行の遅いがんとして知られ、ほとんどの甲状腺がんは、手術によって生命には影響が少ないとされています。甲状腺がんなどの再発予防にも優れた効果があると思います。第1番目に先ず自律神経失調を正常にすること。
第2番目交感神経の優位から全身の血行を良くし全身が温かくなります。
第3番目に胃腸など消化器系を正しくして栄養摂取をします。
第4番目にホルモンの分泌を正しくします。
第5番目に心身の自然の治癒力を引き出し、甲状腺がんの細胞の進行を抑止します。身体に受けた信号は、脳の視床下部で感知して、神経の中枢である脳幹から全身の神経へ伝達されて、心身の機能が正常に働くように本来出来ています。この仕組みが壊れた状態で多くの疾病が起こります。即ち自律神経系の異常が大きな原因とされています。大きなストレスやショックや人生での心の負担は自律神経の恒常性を壊して、心身に異常を来たします。その結果血行障害やホルモンの分泌の異常を訴えるようになると云われています。オルゴール療法では、強い響きのオルゴールを聴くことで先ず交感神経を大きく刺激して血液の循環を活発にします。心肺機能を高め酸素と栄養を全身に送り、細胞の活性を行います。次に徹底的なリラクセーションから副交感神経の優位を導きます。気持ちの良いとき末梢神経から血液中にアセチルコリンという化学物質が流れ血管の壁を柔らかくして栄養と酸素を運ぶ赤血球を末梢血管に運びます。リンパ球を沢山造り、リンパの流れを良くします。真のリラクセーションは成長ホルモンを豊富にします。脳幹は全身の主立った30種類を超えるホルモンの分泌が正しく行われているかどうかを監督する重要な働きをします。全身の血行がよくなると体内の有害物質や老廃物を体外に排出し、血液をさらさらにして、更に流れを良くします。血液の好循環は、白血球の流れややホルモンの流れを助け、抵抗力、免疫力を高めて細菌、ウイルスの侵入から身を守ります。ひいてはガン細胞の抑止力を高めることになります。身体を整えるための睡眠を必要限採ることが大切です。早く脱却することが重要です。オルゴールの響きにある高・低周波は脳幹を刺激し、血流を促進し、自律神経を正しくする為のコントロールを行います。ホルモンの分泌が正しく行われているかどうかを監督し全身の調節を行い
ます。従って脳幹を正しくすることがとても大切であることが判って来ました。その原理を基にしたオルゴール療法で沢山の疾患を改善しています。 
高・低周波の響きと、楽しい音楽と、美しい音色です。オルゴール療法は恒常的な心身をつくることを目的とします。脳を正常にすることで、心身の恒常性を保つ、根本の療法と云えましょう。甲状腺がんなどへの
予防医学の面からも優れた効果の、真の健康法と云えると思います。ストレスから来る様々の内臓疾患にも症状を選ばないオルゴール療法は優れた療法と云えましょう。難病といわれている関節リュウマチなど改善しています。甲状腺がんや乳がんなどにも今後、優れた効果が
期待出来ると思います。 高・低周波の響きと、楽しい音楽と、美しい音色です。オルゴール療法は恒常的な心身をつくることを目的とします。脳を正常にすることで、心身の恒常性を保つ、根本の療法と云えましょう。甲状腺がんなどへの
予防医学の面からも優れた効果の、真の健康法と云えると思います。ストレスから来る様々の内臓疾患にも症状を選ばないオルゴール療法は優れた療法と云えましょう。難病といわれている関節リュウマチなど改善しています。甲状腺がんや乳がんなどにも今後、優れた効果が
期待出来ると思います。 甲状腺はのどぼとけの直ぐ下に位置する、蝶が羽を広げたような形をした臓器です。片方の羽の長さは4センチぐらいあり、重さは1520グラムほど。人体最大の内分泌腺で、新陳代謝を調節し、身体に元気
をつける甲状腺ホルモンを分泌しています。甲状腺がんについて、癌研有明病院頭頸科医長の杉谷巌さんは、「甲状腺がんには乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がん、そして悪性リンパ腫の5種類がありますが、種類によって全く性質が異なる
のが特徴です。一口に甲状腺がんといっても、怖くないがんから、生命をおびやかす怖いがんまで色々なものがあるのです」と説明しています。甲状腺がんの原因はよくわかっていません。チェルノブイリの原発事故のような大量の放射線被曝が甲状腺がんを引き起こすことは確かですが、酒やタバコが危険因子というわけではないようです。ただ、ヨー
ドの摂取量が不足している地域では怖いタイプの甲状腺がんが増えるようです。ヨードは甲状腺ホルモンの材料になる物質ですが、ヨードを十分にとっている地域では、同じ甲状腺がんでも「怖くない」タイプが多いのです。その点、日本は周囲を海に囲まれ、古くから海藻類を食べてきた、世界でも指折りのヨード摂取国です。そのため、日本人の甲状腺がんの大半を性質がおとなしい甲状腺がん、すなわち「乳頭ん」
が占めているのです。といっても、われわれがこれ以上海藻類を食べたからといって、甲状腺がんを予防できるわけではありません。ヨードの摂りすぎ(とくにコンブの大量摂取)はかえって、甲状腺ホルモン不足を招くことがあります。症状と徴候
患者はしばしば初期には無症状である;CMLが全血球計算時に偶然診断されることもある。他の患者では,徐々にまる非特異的な症状(例,疲労,虚弱,食欲不振,体重減少,発
熱,寝汗,腹部膨満感)により評価されることもある。初期に顔面蒼白,出血,易傷性,リンパ節腫大があることはまれであるが,軽度の,またときには重度の脾腫がみられる(症例の60〜70%)。病気が進行すると脾腫が著しくなり,顔面蒼白,出血が起こる。発熱や著しいリンパ節腫大や皮膚浸潤はやっかいな症状である。
検査症状のない患者の白血球数は通常50,000/μL未満である。症状のある患者の白血球数は通常20/μL程度であるが,100/μLに達することもある。血小板数は正常ないし
は中等度に増加,Hbは通常10g/dLより高い。血液塗抹標本では,あらゆる分化階段の顆粒球系細胞がみられるが,白血球数50,000/μL未満の患者では幼若顆粒球はあまりみられないこともある。好酸球と好塩基球の絶対数は著しく上昇しているが,リンパ球と単球の絶対数は正常のこともある。有核赤血球が少し存在することもあ
り,血球細胞の形態は正常である。骨髄は穿刺と生検の両方で過形成である。診断時でも,ある程度の骨髄線維症を示す患者もいる。白血球アルカリホスファターゼ値は非常に低い。染色体分析によってほぼ全ての患者(95%)にフィラデルフィア染色体Ph,かってはPh1と記した)がみつかる。第22番染色体がしばしばph染色体と呼ばれているが,正しくは癌遺伝子c-ablを含む第9番染色体の一部が第22染色体へ相互転座t922)しており,そこでは別の遺伝子bcrと融合し融合遺伝子(ABL-BCR)となり,
22番染色体の一部は第9番染色体へ転座する。ABL-BCRCMLの病理発生と発症に重要である。Ph染色体の不明な患者もいるが,遺伝子検査をすると(サザンブロッティング)bcr遺伝子の再構成がみられる
移行期には,貧血と血小板減少が発現する。好塩基球が増加することがあり,顆粒球分化が異常になる。幼若細胞の割合と好中球アルカリホスファターゼ値が上昇することがある。骨髄では骨髄線維症が進行し,顕微鏡下で鉄芽球がみられることもある。悪性クローンの変異によって,新しい異常核型を発現することもある。
より進行すると急性転化が起こり,骨髄芽球性(患者の60%),またリンパ芽球性(30%),巨核芽球性(10%)がみられる。こうした患者の80%で付加的染色体異常がしばしば起こる。  診断
脾種,幼若顆粒球と好塩基球および好酸球の絶対的増加を伴う白血球増加,白血球アルカリホスファターゼ低値,Ph染色体の存在により,CMLは比較的容易に診断できる。鑑別診断において,骨髄線維症患者における白血球増加は,通常有核赤血球,涙滴赤血球,貧血,血小板減少を伴う。癌や感染による骨髄系類白血病反応は,絶対的好酸球増加や好塩基球増加がなく,白血球アルカリホスファターゼ値が上昇する。  予後
Ph陰性CMLと慢性骨髄単球性白血病はPh陽性CMLよりも予後が悪い。CMLの臨床像は骨髄異形成症候群の臨床像に類似している。BMTが効果的に行える症例を除いて,治療による治癒はない。しかし,IFN-αの適用によって生存中央値は3〜4年から5〜8年に延長した。患者の5〜10%が診断後2年以内に死亡し,その後10〜15%が毎年死亡する;そのうち90%が疾患の移行期や急性転化の後に死亡する。急性転化期後の生存期間中央値は約2カ月であるが,寛解に達することができれば約8〜12カ月まで延長できる。  治療
治療の目的は症状の軽減であり治癒ではない。一般に症状と身体所見は白血球数と直接関係がある;そのため白血球数を25,000/μL未満に維持すると,一般的に症状を抑えるのに有益である。
ヒドロキシ尿素や他の骨髄抑制薬によって患者の白血球数を10,000/μL未満に維持すると,長期間無症状を維持することがあるが,骨髄中にPh陽性クローンが存在し続けるので真の寛解には達しえない。疾患の初期段階にHLAの一致する提供者によるBMTを行うと長期の無病期が得られ,永久にPh陽性クローンがなくなることもある。移行期や急性転化期のBMTはあまり成功しない(
149章参照)。Ph陽性CMLの場合,IFN-αによって骨
髄中のPh陽性細胞は消失し,20〜25%の患者が血液学的寛解に達し生存期間が延長される。IFN-α300〜500万U/m2/日皮下注が大半の患者の治療に選択される;シタラビンを加えると有益である。
ヒドロキシ尿素はIFNが使えない場合の第一選択の抗腫瘍薬である。この薬物は蓄積毒性はほとんどないが,活性期間が短いため持続的に投与すべきである。白血球数は薬を中止した直後に通常増加する。投与開始時
の量は一般に1〜2g/日等量分割経口投与である。血球数は毎週あるいは隔週に調べ,それにしたがって投与量を調整する。
ブスルファンは勧められない。他の免疫抑制薬はCMLの慢性期の治療に使われており,6-メルカプトプリン,6-チオグアニン,メルファラン,シクロホスファミドがある。これらの薬物の優位性を示す研究は発表され
ていないため,ヒドロキシ尿素が選択される。
脾臓の放射線照射はほとんど行われないが,CMLが難治性の場合や,著しい脾腫を伴う末期患者に対して用いると有益なこともある。照射総量は6〜10Gyの範囲で,0.25〜2Gy/日に分けて照射される。治療は白血球数
を注意深く評価して微量から始めねばならない。反応は通常よくない。
脾摘は腹部の不快感を軽減し,血小板減少を改善する。また,化学療法や放射線照射で脾腫をコントロールできない場合に輸血の必要性を減らすことがある。脾摘がCMLの慢性期において重要な役割を果たすという根
拠はない。
急性転化期の治療によってリンパ芽球性転化を起こしている患者の約50%が寛解に達する;治療法は急性転化期の細胞の種類に基づいている。寛解期間と生存期間は短い傾向にある。骨髄芽球性転化の患者の20
25%が寛解に達するが,一般に生存期間は短い。
 骨髄異形成症候群正常,ないしは過形成な骨髄に異常な骨髄無効造血を伴うクローン性増殖疾患。
骨髄異形成症候群(MDS)は50歳以上の患者によくみられる一群の症候群である(前白血病,不応性貧血,Ph陰性慢性骨髄球性白血病,慢性骨髄単球性白血病,原因不明の骨髄様化生)。罹患


胃がん治療法

率は不明であるが上昇しており,おそらく人口集団における高齢者の割合が増加していることや治療関連性白血病が増えていることに多少の原因があると思われる。ベンゼンや放射線への暴露がMDSの発現に関係することもある。一部の続発性白血病の前白血病期(例,薬物や毒への暴露)には,骨髄異形成の診断上の特徴と,さらに異常で不完全な細胞産生がみられる。


胃がん治療法


オルゴール療法は心身の恒常性を取り戻す健康法です。薬を使わず、脳を正すことで、自律神経とホルモンの分泌を正常にし、様々の疾患を同時に治癒して行く療法です。「一つ一つの疾患を対処的に治すのではない」と云う言葉は重要な意味を持っています。ほとんどの症状は、自律神経とホルモンの分泌の異常から起こり、血液の循環を悪くし、体温を下げ、白血球が正しく稼働せず、免疫力を失い、一番弱い処に


胃がん治療法


症状として現れます。これが病気です。それを治す為に一つ一つに処方されます。薬や手術の功罪があって、副作用に苦しみ、生活の悪環境も手伝い、身体を元に戻す力を失っています。オルゴール療法は脳が正しくなれば、身体は良くなるという原


胃がん治療法


理に基づいています。ここに上げる50を超える症例の全てに優れた効果をもたらしていることを観て、オルゴール療法の真の姿を理解して頂きたいのです。殆どの方が4つ、5つの疾患から解放されている事実をご覧になって下さい。ご自分の一番関心のある症状を個々に理解されて後、全体をご覧になってみて下さい。その大きさに、広さに、本来身体に備わって



胃がん治療法

いる自然の治癒力をお感じになれるでしょう。ご自分にも当てはまると思って下さい。気がつかない病気までも良くしていく優れたオルゴール療法です。   病理


胃がん治療法

MDSは赤血球系,骨髄系,巨核球系を含む造血細胞のクローン性増殖によって特徴づけられる。骨髄は正常ないしは過形成であり,無効造血のために様々な血球成分の不足が起こり,貧血が最もよくみられる。細胞産生障害のために骨髄や血中の血球に形態的異常が伴う。髄外造血が生じて肝腫と脾腫が引き起こされる。骨髄線維症がときに診断時にみられたり,MDSの過程で生じることがある。FAB分類は表138-6に示し


胃がん治療法


てある。MDSクローンは不安定であり,AMLに進行する傾向がある。
 症状と徴候


胃がん治療法


患者はMDS分類と造血障害の程度によって様々な臨床症状を呈する。初期の症状は貧血に伴う脱力と易疲労感である。血小板と白血球の機能的ならびに数量的な異常の程度によって,出血や感染に伴う発熱がみられることもある。他の非特異的所見には,食欲不振,体重減少,(脾腫による

胃がん 治療法

胃がん治療法

これらの発見により、がん細胞も病原体と同様に、宿主(患者さん)の免疫によって排除されることが明らかになってきました。これらの研究成果をもとにして、がんの樹状細胞を用いた細胞療法の項を参照が試みられるようになってきました。  T細胞が抗原提示細胞の存在下にがん抗原を認識し、がん細胞を殺すメカニズムを模式的に表したものが右の図です。  この他に、免疫担当細胞を活性化したり、それ自身でがん細胞を殺す作用のあるサイトカインを用いた治療法(項を参照してください)や、B細胞が産生する抗体を用いた治療法(項を参照してください)、免疫力を賦活(ふかつ)するような薬物を用いた治療法(参照してください)等が行われています。また、最近の遺伝子工学技術の発達に伴い、抗がん活性を増強するような遺伝子をがん細胞に導入したり、サイトカイン遺伝子を免疫担当細胞に導入したりする「免疫遺伝子療法」も試みられています。 図中用語の説明CD2B7CD40CD40L等は、T細胞や樹状細胞などの抗原提示細胞の膜表面上にある補助刺激分子(項を参照してください)です。IL-2Rは、T細胞などのリンパ球表面上にあるIL-2に対する受容体です。IL-2は、この受容体を通してリンパ球の増殖、活性化刺激を伝えます。パーフォリンは、キラーT細胞やNK細胞などの細胞障害性リンパ球がつくるタンパク質です。これらのリンパ球ががん細胞などの標的細胞に接触するとリンパ球から放出され、標的細胞に穴が開き、標的細胞は破壊されます。2.細胞免疫療法1)非特異的免疫療法(1)リンフォカイン活性化キラー細胞(LAK)療法インターロイキン2IL-2)は、1970年代にT細胞の増殖を促進する因子として見出されたサイトカイン(あるいはリンフォカイン)の一種です。IL-2は、T細胞のほかにも、がん細胞を殺傷する作用のあるナチュラルキラー(NK)細胞も活性化と増殖させる作用があります。1980年代前半に、患者さんのリンパ球を体外に取り出して高濃度のIL-2とともに培養すると、がん細胞をよく殺傷するようになることが報告されました。これをリンフォカイン活性化キラー細胞療法と名づけました。わが国でも、このLAK細胞を大量に培養し、増殖あるいは活性化させた後に生体内に戻す治療法がすでに試みられています。この方法は、一度リンパ球を体外に取り出し、培養増殖してから再び体内に戻すので、養子免疫療法とも呼ばれています。 [効果、副作用、問題点]LAK細胞を維持するために、患者さんの体内にLAK細胞を戻すと同時に、大量のIL-2を静脈注射することが行われました。しかしその結果、血管壁から血液が漏れ出たり、発熱、悪寒(おかん)、震え等IL-2によると思われる副作用が多くみられました。またその後の検討で、LAK細胞はがん内部への集積性が悪いことが明らかになりました。ばくだいな経費と人手がかかることや、期待されたほどの効果が確認されなかったため、広く普及するには至りませんでした。しかし、手技が比較的煩雑(はんざつ)ではないので、高度先進医療の一環として続けている施設があります。このような反省から、対象症例を絞って他の薬剤や治療法と併用したり、がん内部への高い集積性を期待して、次項に述べるような腫瘍組織浸潤リンパ球(しゅようそしきしんじゅんりんぱきゅう:Tumor-infiltrating LymphocyteTIL)を用いた養子免疫療法へと引き継がれていきました。 (2)腫瘍組織浸潤リンパ球(TIL)療法がんに対する特異性を高める(がんだけにより強く作用させる)ために、末梢(まっしょう)の血液ではなく、がん組織そのものに集まっているリンパ球を採取します。それを、LAK療法と同じようにIL-2とともに数日間培養した後に、再び患者さんに投与する治療法です。LAK療法と比べ、がん細胞をより特異的に認識して攻撃するのではないかと期待されました。実際の臨床での成績はまだはっきりしませんが、TILの中にはがんを特異的に攻撃するT細胞も実際に含まれていて、これらの細胞の利用が、後のがん特異的抗原の発見に結びついた側面もあります。手技が比較的煩雑ですが、高度先進医療の一環として続けている施設があります。 [効果、副作用]Rosenberg博士らは、悪性黒色腫20例中11例で有効であったと報告しています。乳がんの局所再発、がん性胸水、腹水の制御に有効であったとする報告や、肝細胞がん、大腸がん、非ホジキンリンパ腫に有効とする報告もみられます。副作用はLAK療法と同様です。 [問題点]手術で取り出したがん組織からリンパ球を回収する方法が煩雑であり、長期間培養することでがんへの集積性、抗腫瘍活性が低下してしまうことや、抗がん効果を逆に抑制してしまう細胞が出現するなどの問題が指摘されています。有効性を改善するために、種々の工夫がなされています。TIL細胞を患者さんのがん細胞と一緒に培養したり、抗がん剤と併用したり、あるいはある種の抗体(例えば、がん細胞とリンパ球を同時に認識できる双特異性抗体)と併用することによって、TIL細胞ががんにより強く集積するようにする方法が試みられています。また、サイトカイン遺伝子を導入する遺伝子治療との組み合わせも試みられています。 2)樹状細胞(Dendritic CellDC)療法抗原に特異的なT細胞が活性化してキラーT細胞になるためには、抗原提示細胞と呼ばれる細胞によって刺激される必要があります。抗原提示細胞は抗原をペプチドに分解して、HLAクラスI、あるいはクラスIIに結合させて提示します。また、T細胞を活性させるのに必要な補助分子と呼ばれるものを発現しています。抗原提示細胞の中で、特に抗原を提示する能力が高い細胞は樹状細胞と呼ばれています。1個の樹状細胞で数百から数千個のリンパ球の刺激が可能なことから、従来免疫療法で用いられてきたリンパ球よりも、むしろ樹状細胞を用いるのが効果的ではないかと考えられるようになっています。樹状細胞は生体内の臓器に広く存在しているものの、末梢血には白血球の0.10.5%程度と少数しか存在せず、治療に必要な量を採取するのは困難であると考えられてきました。しかし、血液中から樹状細胞を大量に採取する技術が発達し、さらに樹状細胞を増殖、活性化させる培養方法も進歩したため、がんの治療に樹状細胞を使用できる環境が整ってきています。また、がん細胞に対して免疫反応を引き起こすがん特異的抗原なども明らかとなってきていて(項を参照してください)、これらの知識や技術を利用した樹状細胞療法が、最近の話題となっています。 患者さん本人から採取した樹状細胞を、体外でがん特異的抗原ペプチド、あるいは破壊したがん細胞とともに培養し、樹状細胞のがんに対する免疫誘導能力を増強します。その後に患者さんの体内に戻し、患者さんの体内でがんを攻撃するリンパ球を誘導し、がんを排除する免疫力を高めることを期待するものです。動物実験では悪性リンパ腫、悪性黒色腫、前立腺がん、大腸がん等でがんの発育を抑える効果や生存期間の延長等が報告されています。欧米をはじめとして、わが国でもヒトの悪性黒色腫、前立腺がん、悪性リンパ腫等で臨床試験がはじまっています。  樹状細胞の採取方法は、患者さん本人の血液から血液成分分離装置を用いて樹状細胞そのものを採取する方法と、まず未熟な細胞を採取し、それをサイトカインの一種であるGM-CSFIL-4TNF等を用いて樹状細胞へ分化させる方法とがあります。どちらの方法で採取した細胞がより有益であるかは、今のところ不明です。 この治療法は、免疫能力の保たれていると思われる患者さんが対象として想定されています。また、外科的な療法で病巣を除去した後の再発を予防する効果も期待され、従来の治療法と併用した臨床試験も検討されています。 [効果、副作用、問題点]樹状細胞療法は欧米でも前立腺がん、悪性リンパ腫、悪性黒色腫等で臨床試験がはじまったばかりです。一部の患者さんでがんの縮小を認めたとの報告がありますが、今のところその効果と副作用についての評価は定まっていません。また、患者さん自身に対して不利益な免疫反応を引き起こす可能性が指摘されています。3.ワクチン療法1)腫瘍細胞ワクチン患者さんのがん細胞そのものを破壊したり、あるいは殖えないように処理してから本人に接種し、がんに対する特異的な免疫を誘導する治療法です。しかし、がん細胞のみではT細胞の活性化に必須である分子が存在しないので、がん特異的抗原に対する免疫反応の誘導が十分に行われない可能性があります。最近では、がん細胞に免疫反応に必要な補助分子などの遺伝子やサイトカインの遺伝子を導入し、治療に用いる試みが行われています(項を参照してください)。2)がん特異的抗原ペプチドによる免疫療法患者さん本人の免疫ががんを排除できるかどうかは、長い間わかりませんでした。しかし、TIL中にがんを認識するキラーT細胞が存在することが明らかになり、続いて、このキラーT細胞が認識することのできるがん細胞に特異的な抗原のあることが明らかになりました。現在までに、数十種類のがん特異的抗原が見つかっていて、その遺伝子も明らかとなってきました。最近では、さらにがん特異的抗原の中でHLAに結合しやすいペプチドや、がん特異的抗原そのものを用いた新しい免疫療法が行われるようになってきました。先に述べたような樹状細胞を用いてがんに特異的なキラーT細胞を誘導する方法や、がん特異抗原あるいはそのペプチドを、免疫反応を増強させる補助物質(アジュバントと呼びます)とともに皮下に投与する治療法もあります。 [効果]主に、悪性黒色腫を対象にしています。がん特異的抗原による治療によって、肺にあった転移巣が消失した例や、IL-2の併用によってがんが消失した例等が報告されています。しかし、臨床的有用性に関する結論はまだ得られていない状況です。 [問題点]がん特異的抗原ペプチドはHLAクラスIによって提示されるために、HLAクラスIを発現していないがんに対しては効果が期待できません。免疫反応の主役的な役割を果たしているT細胞が抗原を認識するには、抗原をT細胞に提示する機能を持った抗原提示細胞と呼ばれる細胞が必要です。この抗原提示細胞の表面には、主要組織適合性抗が提示されます。ヒトの場合は、これを特にヒト白血球抗原(Human Leukocyte AntigenHLA)と呼び、大きく分けてクラスIHLA-ABC)とクラスIIHLA-DRDPDQ)があります。また、HLAは他人からの臓器移植の生着率に影響します。このHLAに抗原がペプチド(アミノ酸がいくつか結合したもの)の形で結合し、T細胞に提示されると、T細胞はその表面にあるT細胞レセプターと呼ばれる受容体(抗原とぴったり凹凸が合致するようになっている)によって、これは抗原だと認識します。ただし、T細胞が活性化するにはこれだけでは不十分で、抗原提示細胞上にあるいくつかの補助分子(細胞表面に存在し、細胞と細胞の接着に関与する分子や細胞内に刺激を伝える分子等)を介する作用が必要となります。すべての条件がそろうと、例えばHLAクラスIに結合した抗原ペプチドは、特にCD8陽性T細胞と呼ばれるT細胞に提示され、これを認識したT細胞は、活性化してキラーT細胞に変身します。また、HLAクラスIIに結合したペプチドはCD4陽性T細胞に提示され、ヘルパーT細胞を活性化させます。抗原提示細胞としては、マクロファージ、B細胞、あるいは樹状細胞(Dendritic CellDC)がありますが、その中でも特に樹状細胞は、最も強い抗原提示機能を持っています。 また、HLAの種類によって結合するペプチドが限られているために、特定のHLAを持つ患者さんにしか使用できないという問題点があります。4.サイトカイン療法 サイトカインは、免疫を担当する細胞がつくる物質です。免疫応答を調整するものや、免疫担当細胞を活性化、あるいは増殖させる作用のあるもの等があります。また、直接がん細胞を殺傷する作用を持つものもあります。 1)インターロイキン2(Interleukin-2IL-2)によるサイトカイン療法 IL-2は、T細胞を増殖させる物質として最初に発見されました。しかしそれだけでなく、ナチュラルキラー細胞ががん細胞を破壊する作用を強めることも明らかとなっています。 このような効果を期待し、IL-2によるがん治療が試みられてきました。  胃がん治療法 実際には、IL-2を直接患者さんに投与し、生体内でがん細胞を殺傷する作用を高めようとする試みと、患者さんのリンパ球を生体外でIL-2とともに培養して、がん細胞を殺傷する能力のあるLAK細胞を誘導して体内に戻す方法があります(これは項で既に述べました)。また、LAK細胞とIL-2を併用する治療


胃がん治療法

法も試みられています。 悪性黒色腫や、腎がんを対象として行われてきました。IL-2単独あるいはLAK細胞と併用することにより、若干の効果が認められたとの報告があります。  胃がん治療法 大量のIL-2をがんの患者さんに持続的に投与するIL-2単独療法は、がん性胸膜炎などへの局所投与や、悪性血管内皮腫等で有用性を示唆する成績が得られています。  胃がん治療法 副作用として、IL-2の投与量によって血管壁の透過性の増進(血管から体液が漏れることです)による体液貯留と臓器機能不全、体重増加、低血圧、肺浮腫(はいふしゅ)、呼吸困難等があり、重篤(じゅうとく)な場合は死亡例の報告もあります。
胃がん治療法

免疫療法とは、免疫担当細胞、サイトカイン、抗体等を活性化する物質を用いて免疫機能を目的の方向に導く治療法です。がんの治療では、現在広く行われている外科療法、化学療法、放射線療法に続き、免疫療法が第4の治療法として期待されています。 胃がん治療法

免疫担当細胞を用いたがんの治療は、T細胞を増殖、活性化させる因子であるインターロイキン2(Interleukin-2IL-2)と呼ばれるリンフォカイン(サイトカインの中で特にリンパ球が産生するもの)の発見により、発展してきました。がん患者さん自身のリンパ球を体外でIL-2と培養して、がん細胞を殺

胃がん治療法

傷する作用の強いリンパ球を大量に増やして、この活性化したリンパ球を患者さんに戻す治療法は「リンフォカイン活性化キラー細胞(Lymphokine Activated Killer cellsLAK)療法と呼ばれています(項を参照してください)。
胃がん治療法

一方、宿主(患者さん)の免疫が、病原体と同じようにがん細胞を特異的に認識し、排除することができるのかどうかは不明でした。しかし1991年に、がん細胞に特異的な抗原が存在することが明らかになりました。それ以降、数十個のがん特異的抗原が同定されました。

胃がん 治療法

胃がん治療法

前立腺がんの統計

年齢別にみた前立腺がんの罹患(りかん)率は、65歳以上で増加します。罹患率の年次推移は、1975年以降増加していますが、その理由の1つは、Prostate Specific Antigen (PSA)による診断方法の普及によるものです。この方法によって、従来の直腸指診では困難であった早期のがんが発見されるようになりました。

死亡率の年次推移は、1950年代後半から90年代後半まで増加し、その後横ばい状態です。

日本人の罹患率は、欧米諸国およびアメリカの日系移民より低く、欧米諸国の中ではアメリカ黒人の罹患率が最も高い傾向があります。

前立腺がんの発生

がんは、前立腺の細胞が正常の細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します。最近、遺伝子の異常が原因といわれていますが、正常細胞がなぜがん化するのかまだ十分に解明されていないのが現状です。がんは周囲の正常組織や器官を破壊して増殖し、他の臓器に拡がり腫瘤(しゅりゅう)を形成します。他の臓器にがんが拡がることを転移と呼びます。前立腺がんが、よく転移する臓器としてリンパ節と骨があげられます。

前立腺がんとラテントがん

前立腺がんは、年をとることによって多くなるがんの代表です。前立腺がんの中には比較的進行がゆっくりしており、寿命に影響を来さないであろうと考えられるがんも存在します。もともと前立腺がんは欧米に多い病気ですが、実はこのようなおとなしいがんに関しては欧米でも日本でも地域差はないといわれています。他の原因で死亡した男性の前立腺を調べてみると日本人でも70歳を超えると2〜3割、80歳を超えると実に3〜4割に前立腺がんが発生しているとされています(このようながんをラテントがんと呼んでいます)。このような高齢者に発生する前立腺がんの25%から半数程度はおそらく寿命に影響を及ぼさないがんと考えられています。がんの中にもこのような生命に異常を来す可能性の低い場合もあるということです。一方で悪性度の高いがんは時間の経過とともに進行し、臨床的に診断されるようになります。この頻度には人種差があり、米国黒人ではもっとも頻度が高く、次に白人が高いとされています。

前立腺がんの原因と予防

前立腺がんの確立したリスク要因は、年齢(高齢者)、人種(黒人)、前立腺がん家族歴とされています。動物実験などから、アンドロゲンが前立腺がん発生に重要な役割を果たしているのではないかと考えられてきましたが、現在のところ、疫学研究ではこの仮説に一致する結果は得られていません。最近では、IGF-1によってリスクが高くなる可能性が指摘されています。

食事・栄養素に関しても、現状では確立された要因はありませんが、リスク要因として脂質、乳製品、カルシウム、予防要因として野菜・果物、カロテノイド(なかでもリコペン)、ビタミンE、セレン、ビタミンD、イソフラボンなどが候補に挙げられています。喫煙、体格、アルコール、身体活動についても、関連の可能性が探られていま

2.症状

他のがんと同じように早期の前立腺がんに特有の症状はありません。あるとしてもその多くは前立腺肥大症に伴う症状です。具体的には排尿困難(尿が出にくい)、頻尿(尿の回数が多い)、残尿感(排尿後、尿が出切らないで残った感じがする)、夜間多尿、尿意切迫(尿意を感じるとトイレに行くまでに排尿を我慢できない状態)、下腹部不快感などです。このような症状があり、たまたま病院を受診した際に前立腺がんの検診が併せて施行され、検査の結果、前立腺がんが発見されることがほとんどです。また前立腺がんが進行しても転移がない場合の症状は前立腺肥大症と大差はありません。

前立腺がんは進行すると骨に転移しやすいがんです。前立腺自体の症状はなく、たまたま腰痛などで骨の検査をうけ、前立腺がんが発見されることもあります。また肺転移によって発見されることもあります。
 

3.診断

PSA検査

前立腺がんの診断に関して、最も重要なのは前立腺特異抗原(PSAピーエスエー)とよばれる腫瘍マーカーの採血です。PSAはとても敏感な腫瘍マーカーであり、基本的に前立腺の異常のみを検知します。PSA値の測定は前立腺がんの早期発見に必須の項目です。ただPSA値が異常であれば、そのすべてががんになるというわけではありませんし、逆にPSA値が正常の場合でも前立腺がんが発生していないということにもなりません。あくまで、前立腺がんを発見するきっかけとなるひとつの指標です。PSAの測定法にはさまざまありますが、よく使われているタンデムR法では4〜10ng/mlがいわゆる「グレーゾーン」といわれており、その場合には25〜30%にがんが発見されます。ただし4ng/ml以下でも前立腺がんが発見されることもあります。PSA値が10ng/mlを超える場合には50〜80%にがんが発見されます。100ng/mlを超える場合には前立腺がんが強く疑われ、さらには転移も疑われます。

PSA検査は前立腺がんのスクリーニング検査としてはもっとも有用と考えられています。検診としてPSA検査を受けて頂く場合、PSA値が正常値以下であった場合の再検診の時期は、PSA値が1.1 ng/ml〜正常値以下では年1回、1.0 ng/ml以下では3年ごとが推奨されています。(前立腺癌診療ガイドライン 2006年版 日本泌尿器科学会編 金原出板)

PSA値に異常が認められる場合

PSA値に異常が認められる場合、専門医は肛門から指を挿入して前立腺の状態を確認する直腸診、あるいは肛門から専用の超音波器具を挿入する経直腸的前立腺超音波を行い前立腺がんの疑いがあるか検討します。

確定診断のための前立腺生検

PSA値あるいは直腸診、経直腸的前立腺超音波検査により前立腺がんの疑いがある場合、年齢も考慮しながら最終的な診断を行うために前立腺生検が実施されます。近年では超音波をガイドにして前立腺を描出しておき、細い針で前立腺を刺し、6ヵ所かそれ以上から組織を採取する「系統的生検」が一般的です。これは画像で異常がない場所からも前立腺がんが発見されることが多々あり、診断率を高めるためにある程度の本数が必要だからです。

グリーソンスコアー

顕微鏡検査で前立腺がんと診断された場合、前立腺がんは腫瘍の悪性度をグリーソンスコアーとよばれる病理学上の分類を使用して表現します。これはがんの悪性度を5段階に評価するものです。「1」が最もおとなしいがんで、「5」が最も悪いがんを意味します。前立腺がんの多くは、複数の、悪性度の異なる成分を有しているため、最も多い成分と次に多い成分を足し算してスコアー化します。これがグリーソンスコアーです。たとえば最も多い成分が「3」で次に多い成分が「4」の場合、「3」+「4」=「7」と評価されます。グリーソンスコアーの解釈ではスコアーが「6」か、それ以下は性質のおとなしいがん、「7」は前立腺がんの中で最も多いパターンで中くらいの悪性度、「8」〜「10」は悪性度の高いがんと理解されます。この分類は治療法を考えるうえでとても大切です。

画像診断

前立腺がんと診断された場合、病気の広がりを確認するため、Computed Tomography(CT、身体をエックス線で断面を調べる方法)あるいは、Magnetic Resonance Imaging(MRI、強い磁場の中で生ずる電磁波をコンピューターでとらえて断面像を得る方法)、骨シンチグラム(アイソトープの静注によって骨転移の有無を調べる方法)が施行されます。これらにより局所での進行の程度、リンパ節転移、あるいは骨転移の有無を確認します。

CTはリンパ節転移やがんの周辺への進展の有無を確認するために施行されます。MRIでは前立腺内でがんが存在している場所や前立腺内にがんがとどまっているか、あるいは前立腺外への進展がないか、精嚢への浸潤がないか、など特に治療として手術療法が考慮される場合には有用な情報が得られます。ただ全例に必要というわけではなく、専門医は状況を判断して必要な場合にどちらか、あるいは両方の検査を指示します。

骨シンチでは骨に異常がある場合には集積が強く描出されます。集積の度合いやそのかたよりなどにより骨転移があるかどうかを判定します。

4.病期(ステ−ジ)
触診所見、画像診断の結果などから前立腺がんの病期は決定されますが、前立腺がんの分類は複雑です。これは前立腺肥大症として手術が行われ、その結果、前立腺

胃がん治療法

がんが認められた場合も含めて分類するためです。また
PSA検査の普及にともない、触診あるいは画像検査などで特別がんを疑う所見がなかったにもかかわらず、PSA値の異常を認めたため生検を施行し、その結果がんを認めた場合をどのように分類するかということが必要となりました。

胃がん治療法

現在の分類では、前立腺がんを疑って検査を受けると、T1c以上の病期と分類され、前立腺がんを疑わず結果的に前立腺がんが発見された場合にはT1a.bと分類されます。PSA値の異常のみで生検を実施し、がんが検出された場合はT1cと分類されます。T2以上は触診、あるいは画像で異常があった場合の分類となります。

胃がん治療法

ステージ分類も複雑です。わが国ではA〜Dの分類が使用されることが一般的です。ステージAとは前立腺がんを疑わず、前立腺肥大症の手術の結果、がんが発見された場合であり(T1a,b)、特に「早期がん」であるという意味ではありません。前立腺がんを疑い、そのための検査を施行され、結果的に前立腺がんであった場合、ステ

胃がん治療法

ージはBからDとなります。ステージBは一般的な早期がんを意味します。前立腺内にがんがとどまっている場合です(T2)。ステージCは前立腺外への進展が認められる場合(T3とT4の一部)、ステージDはD1とD2に分類されており、骨盤内への進展・転移がある場合がD1(T4かN1)、遠隔転移がある場合がD2(M1)となります。前述

胃がん治療法

のT1cは当初このステージ分類には想定されておらず、B0と表現されるようになりました。ただABCD病期分類は多分に曖昧さを含んでいるため、可能な限りTNM分類に従って分類することが推奨されています。

胃がん治療法

5.治療と副作用前立腺がんの治療法には、「手術療法」、「放射線治療」、「内分泌療法」、さらには特別な治療を実施せず、当面経過観察する「待機療法」があります。前立腺が

胃がん治療法

んの治療を考えるうえで大切なポイントは発見時の
PSA値、腫瘍の悪性度(グリーソンスコアー)、病期診断、比較的進行がゆっくりしているがんであることから、ご本人の年齢と期待余命(これから先、どのくらい平均的に生きられることができるかという見通し)、最終的にはご自身の病気に対する考え方などによります。前立腺がんの正確な病期診断には限界があるため、グリーソンスコアーや治療前のPSA値なども参考にしながら治療法が考えられています。

胃がん治療法

期待余命が10年以上あると考えられる場合に、病期と現在考えられている推奨される単独での治療法とその特徴について図に示しました。実際の治療ではいくつかの治療法が併用して行われることもあります。期待余命がそれ以下と推定される場合には、手術療法以外のいずれかの方法が単独、あるいは併用して選択されることになります。
 

胃がん 治療法

胃がん治療法

仕組みと働き

 甲状腺は気管前面、いわゆる「のど仏」の下方にあり、右葉・左葉に分かれ、中央で結合しています。のど仏の下部にちょうど蝶ネクタイ状に張り付いています。正常な状態では、かろうじて触れることができる程度ですが、甲状腺の病気の有無は熟練した医師の触診によって、ほぼ判断ができます。

 

甲状腺は、甲状腺ホルモンという体の代謝速度を調節する、日常生活に不可欠なホルモンを分泌します。このホルモンの過不足は、心拍数や呼吸数、成長、発熱、消化など、生命活動の全般にわたって影響を与えます。

 

また、甲状腺の裏側には副甲状腺というやはりホルモンを分泌する麦粒代の臓器が左右上下に4つあり、血液中のカルシウム量を一定に保つ働きを持っています。

 

甲状腺の病気には、バセドー氏病、慢性甲状腺炎(橋本病)、甲状腺がんなどがあります。

 

鼻腔・副鼻腔の仕組みと働き

 空気の通り道となっているのが左右2つの鼻孔で、その奥にあるのが鼻腔です。鼻腔は鼻中隔で左右に分かれ、上咽頭につながっています。鼻腔の左右に眼窩を取り囲むようにあるのが副鼻腔です。副鼻腔は上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞の4つの空洞に分かれ、それぞれの内壁は鼻腔同様に粘膜で覆われていて、穴や管によって鼻腔とつながっています。

鼻腔の重要な働きの一つは、吸い込んだ空気を加温・加湿することです。そのため鼻粘膜には腺や血管が多く分布しています。鼻孔には鼻毛があり、塵埃を付着させます。また、鼻のもう一つの働きに嗅覚があります。臭いの分子が鼻腔中の嗅粘膜(鼻介と鼻中隔の間の上部の嗅裂に存在)に付着すると臭いを生じます。

 

蓄膿症と副鼻腔がん

副鼻腔がんの中でも上顎洞というところにできるがんが鼻のがんの8割を占め、この上顎洞がんは蓄膿症と関係あるのではないかと言われています。抗生物質が普及し、副鼻腔炎が減ってきたと共に、上顎洞がんも減少しています。特に大都市において顕著です。逆に鼻腔癌は増えており、これは大気汚染や喫煙などと関係しているのではないかと言われています。

 

耳の仕組みと働き

 耳は、音を聞く器官であると同時に、平衡感覚を司る器官でもあります。耳の構造は、外耳・中耳・内耳に分けられます。

外耳は、耳介(耳たぶ)と外耳道に分かれます。耳介は音波を集めます。集められた音波は、外耳道を通って鼓膜へと伝えられます。外耳道は、ラッパ管のように音を増幅させる働きがあります。鼓膜は外耳道の奥にある薄い膜で、音波によって振動します。その振動が中耳へと伝えられます。

中耳は、鼓膜の奥の部分で、鼓室・耳小骨・耳管からなります。鼓室には耳小骨(鼓膜から順に、ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨)があり、鼓膜とつながっています。鼓膜の振動は、耳小骨を介して内耳の中にある蝸牛に伝えられます。また、中耳は、耳管で鼻の奥(上咽頭)につながっています。

内耳は、蝸牛と前庭(三半規管と耳石器官)に分けられます。

蝸牛はカタツムリ形状をしていて、聴覚を司る器官です。蝸牛内はリンパ液で満たされていて、耳小骨の振動によってリンパ液が揺れ、それが有毛細胞を介して電気信号となり、蝸牛神経を通って大脳へ伝えられます。人はこうして音を感知します。

前庭にある三半規管と耳石器官は平衡感覚を司ります。三半規管は回転運動を、耳石器官にある卵形嚢・球形嚢は直線運動・重力・遠心力を感知します。

 

舌の仕組みと働き

舌は、口腔内の下側(口腔底)にある筋肉でできた突起物です。尖端部を舌尖、後方部を舌根、舌尖と舌根の間を舌体と呼びます。この内、舌根は解剖学的には中咽頭に分類されます。表面は、口腔内と同様の粘膜で覆われています。最表層は、重層扁平上皮に覆われていますが、舌の下面以外は、舌乳頭と呼ばれる細かい突起が密集しており、細かい凸凹構造になっています。内部には、舌筋群と呼ばれる横紋筋が詰まっていて、骨はありません。

 

舌の主な働きは、次の3つです。

1.嚥下機能 舌の働きで口腔内で咀嚼(そしゃく)された食物を、舌の動きによってのどに送り込みます。舌の動きが悪くなると、飲み込みがうまくいかず、食物が喉頭から気管に誤嚥しやすくなります。また、口腔内で食物を内側から支える働きも行っているため、舌の動きが悪くなると咀嚼も上手くできなくなります。

2.構音機能 肺から押し出された空気が、喉頭にある声帯を通過するときに振動空気(喉頭原音)が形成されます。この咽頭原音が、咽頭・口腔(声道といい、成人で約17cmある)で共鳴し音になります。人間は、舌や口唇を動かすことにより、声道の形を変化させて、咽頭原音を様々に変え、言葉を作っています。したがって、舌の働きが悪くなると、言葉の明瞭度が悪くなるという障害が起こります。

3.味覚  舌の表面にある舌乳頭の壁には、味蕾と呼ばれる味覚を感じるセンサーが無数に埋まっています。味蕾の内部には、味細胞と呼ばれる味物質に対する受容体をもつ細胞が並んでいます。味細胞が味物質を感じ取ると、そこにつながっている神経線維が、脳に味情報を伝えます。人間はこうして味覚を感じることができます。なお、味覚は舌だけでなく、口腔内の広範囲で感じることができます。

舌癌の罹患率

舌癌の罹患率は、人口10万人あたり男性が2.2人で、女性が0.84人と男性に多い癌です。発症は40歳以降から徐々に増えてきて、60歳前後がピークとなります。喉頭・咽頭癌より少し年齢層は低いという感じです。

圧倒的に60歳以上の男性に多い癌

食道がんは、60歳以上の高齢者や長年にわたる喫煙、飲酒経験者に発症頻度が高いとされています。食道への刺激や炎症が引き金になっているからです。

■早期がんで発見されても、転移、浸潤が早い癌

食道は、頸から腹部までの、25cm程の管。周辺部には多くの血管やリンパ節、また気管支、肺、胃の噴門部がありますので、それだけ早期から転移、浸潤が早いのです。

嚥下(飲み込み)時の疼痛や嚥下困難、声のかすれ、体重減少などがある方はすぐ検査をお勧めいたします。

■早期と進行がんでは5年生存率の格差が大きい

1期では80%の生存率でも、2期、3期前半になると40%弱となってしまいます。

転移、浸潤が早く、また治療による副作用や後遺症で、飲食の摂取量が少なくなり、体力低下、感染症を引き起こしやすいためです。

早期発見、早期治療がきわめて重要です。

 

治療法

■単独での治療成果が期待できない癌

現状の西洋医学の治療法は、手術、抗がん剤、科学放射線(抗がん剤と放射線の併用)がありますが、初期と後期については、単独治療が標準治療となっています。

しかし中期の治療については、生存率を上げるため、術後に抗がん剤治療を行います。

■科学放射線治療の長短

科学放射線は、抗がん剤と放射線(3次元照射)を同時に併用していく治療法です。

最近では、タキサン系やシスプラチン誘導体(アクプラ)などの組み合わせの臨床試験が行われています。

抗がん剤や放射線の副作用も高く、耐えられるだけの体力が必要です。

再発しやすいため、照射量を落として手術の負担を軽くする方法がとられています。

病 状

1)転移しやすく、再発率の高い癌

周囲には、多くの血管とリンパ節があり、また周囲の臓器に浸潤が起きやすいため、診断された段階で、転移が多く見られます。

  

<strong>胃がん治療法 </strong>

2)転移のルート

リンパからの転移・・・周辺のリンパ節

浸潤よる転移・・・・・のど周辺から咽頭、甲状腺へ 横隔膜、胃、膵臓、脾臓へ

 

<strong>胃がん治療法 </strong>

3)その他の病状

癌の進行の早さや抗がん剤、放射線の副作用による体重減少、体力低下。嚥下困難、消化障害。呼吸困難。胸水、骨転移による、頚椎の痛み。声帯の消失。

 

<strong>胃がん治療法 </strong>

アドバイス

QOLを考える!

さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?

それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。

 

<strong> 胃がん治療法</strong>

攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。

 

<strong> 胃がん治療法</strong>

大腸は盲腸から直腸までを言いますが、直腸に出来るのが直腸ガン。盲腸と直腸を除いた長い部分である結腸に出来るものを結腸ガンと読んでいます。

 

<strong>胃がん治療法 </strong>

進行するまで自覚症状はほとんどありませんが、進行すると便が黒くなったり出血があります。

 

<strong>胃がん治療法 </strong>

痔の出血と間違いやすいのですが、痔では便の表面だけに血がついていることが多いのに対して、大腸ガンでは便の中に血が含まれてる状態が多くあります。

 

<strong> 胃がん治療法</strong>

また便秘と下痢が交互におこったり、腹痛や体重減少などがおこります。

胃がん 治療法

胃がん治療法

<患者さんの日常生活上の注意>
• ゆっくりと動きはじめると良いでしょう。例えば、起き上がるときは上半身を起こし、一息ついて立ち上がるなど。
• 歩行は動悸や息切れのしない範囲でゆっくりと行う。疲れやすい場合には、十分な休養をとってください。
• 買い物、車の運転、食事の準備などは体調に無理のない範囲を心
• がけ、家族にも協力してもらうと良いでしょう。
抗がん剤の影響で骨髄機能が障害されて、出血を止める作用がある血小板が少なくなると、容易に出血しやすく、また出血が止まりにくくなります。一般的に7〜10日目から減少し、14日間前後の減少期間となります。

<出血の症状>
• 内出血(皮下出血)は、きつい服装によるしめつけや長時間同じ姿勢による圧迫が原因
• 口のなかの出血(歯磨きによる)
• 鼻血(鼻かみによる粘膜の出血)
• 血便・血尿
• 皮膚の点状出血、斑状出血(風呂で体を洗ったときやかゆくて皮膚をかいたとき)
<出血時の対策>
• 採血、点滴のあとは、5分以上圧迫して止血する。
• 鼻血が出たときは小鼻を指で圧迫し、氷で冷やす。
• 安静にする。
• 出血部位をタオルやガーゼで圧迫する。
• 出血部位を冷やす。
• 出血が止まらないときは担当医や看護師に連絡する。
<患者さんの日常生活上の注意>
• 激しい動作の仕事やスポーツは避けてください。また転倒や外傷、打撲に注意しましょう。庭いじり、ペットの入浴には手袋を使います。爪は短く切り、皮膚に傷をつくらないようにするなどの工夫も効果的です。
• 歯磨きは柔らかいブラシを使用し、歯ぐきを傷つけないようにしましょう。また、ひげそりには注意してください(電気カミソリを使用すると良い)。
• 排便時には力まない(下剤を使用して便を柔らかくする方法もあります。医療スタッフにご相談ください)。
• アルコールは控えましょう(血液を固まりにくくする作用があります)。
• 薬のなかには、解熱鎮痛剤などのように血小板の作用を抑制する薬があります。薬の飲み合わせに不明な点があれば、薬剤師もしくは医療スタッフにご相談ください。
8)しびれ(神経障害による)
抗がん剤によっては、副作用としてしびれ(神経障害)が起こります。手先や足先の感覚が鈍くなるため、外傷ややけどに注意することが必要です。また抗がん剤治療が終わっても、すぐには改善しないことが多いです。時間が経つにつれ少しずつ軽減していきますが、1年以上長引くこともあります。

<しびれの症状>
• 手先、足先のしびれや冷たい感じ。
• ボタンがかけにくい。
• 物をうまくつかめない。
• 文字がうまく書けない。
• 転びやすい。
<患者さんの日常生活上の注意>
• 外傷に気づきにくくなるので、やけどやぶつけたりしないように注意することが大切です。
• 足先の保護のため、必ず靴下を履いてから靴を履くようにしましょう。また、マッサージや患部を温めると良いでしょう。その際、低温やけどには注意してください。
• 症状がひどく、日常生活に支障がある場合には、しびれを軽減させる内服薬を服用することがあります。医師または医療スタッフにご相談ください。
抗がん剤の種類によっては、髪が抜けるものと抜けないものがあります。また、髪の抜け方には個人差があります。脱毛は抗がん剤投与の2〜3週間後に多く起こり、髪以外の部分(体毛・眉毛・陰毛)でも起こります。髪は、抗がん剤治療が終われば、3〜6ヵ月後には再び生えてきます。

<患者さんの日常生活上の注意>
• 急に髪が抜けてくることが多いため、精神的に落ち込みやすくなります。あらかじめかつらや帽子、ナイトキャップを用意しておくことで、心の準備をしておくと良いでしょう。
• 髪をあらかじめ短くしておくと、脱毛が起きた際に処理をしやすいです。また洗髪は爪を立てず、やさしく行いましょう。脱毛が起きる際にピリピリ感を感じることがあります。いつも使っているシャンプーでもしみるようなら、刺激の少ないシャンプーを使うと効果的です。
• 髪への負担をなるべくかけないようにしましょう。例えば、柔らかいヘアブラシを使用したり、ドライヤーの温度を低めにすると良いでしょう。また、刺激の強いパーマやカラーリングは避けてください。
6.臨床試験について
臨床試験とは、現在標準的に行われている治療とは異なり、新しく考案された治療法や新しい薬がヒトの病気に対して有効かどうか、また安全かどうか、実際に患者さんに協力していただいて試験することをいいます。これは、まだ承認されていない薬を使う場合(治験と呼ばれます)や、承認された薬同士を新しく組み合わせる場合など、さまざまな形で行われています。臨床試験は少数の患者さんに行われるので、その効果や副作用についての情報は十分ではありません。また、臨床試験に参加する際には、いくつかの条件を満たさなければ参加できません。臨床試験に参加されるかどうかは、医師の説明をよく聞き、わからないところは質問するなど納得してから参加するようにしましょう。
7.その他の日常生活における注意点
1)健康食品について
がんに効くといわれるような、いわゆる健康食品の多くは、ヒトを対象とした有効性や安全性の確立がなされていません。また試験管内の実験や、ヒト以外での動物を用いた実験で、その有効性や安全性の検討がなされたものであっても、その製造過程の違いから、含まれる成分の種類や量に差が出ることがあります。抗がん剤治療中にこれらを服用することにより、重篤(じゅうとく)な副作用を起こした報告もあります。

したがって抗がん剤治療を受けている間は、これらの健康食品の摂取を控えるか、服用される前に必ず医療スタッフにご相談ください。
2)タバコについて
がんとタバコの関係についてはさまざまな研究が行われていますが、なかでも肺がんや食道がんなどは、タバコとの因果関係があるといわれています。タバコによる発がんのメカニズムとしては、タバコに含まれるベンゾピレンなどの発がん物質が体内で活性型に変化し、細胞内の遺伝子に変異をもたらし、細胞ががん化すると考えられています。また今までタバコを吸っていた方でも、禁煙によってがんのリスクが下がることがわかっています。これらのことからもタバコは控えましょう。

3)お酒について
お酒に関しても、がんとの関連が指摘されています。

<貧血の症状>
• 少し動いただけで息切れがする
• 疲労・倦怠感(けんたいかん)がある
• めまいがする
• 脈拍が増える、動悸(どうき)がする
• 食欲不振、便秘
• 結膜が白い
• 手足が冷たい
• 爪の色が白い
• 顔色が青白い
• 頭痛、頭が重い
• 耳鳴りがする

胃がん治療法

食道がんや肝臓がんにおいて、お酒は確実なリスク要因と位置づけられています。お酒を体内で分解する際に生じるアルデヒドが、遺伝子を傷つけることがわかっています。

胃がん治療法

お酒は勧められませんが、どうしても飲む場合は、1日平均日本酒1合(ビール2杯)程度に控えましょう。
4)外出について

胃がん治療法

外出は可能です。ただし、抗がん剤治療中は体が疲れやすくなっているため、無理のないようにしましょう。外出先から戻った際には手洗い・うがいを行い、感染予防に努めましょう。

胃がん治療法

全ての抗がん剤で影響があるわけではありませんが、抗がん剤治療によって男性、女性ともに生殖機能に影響がおよぶ可能性があります。この影響は、抗がん剤の種類、治療を受ける患者さんの年齢、健康状態などによって変わってきます。

胃がん治療法

永久に不妊症となる場合もあるので、抗がん剤治療をはじめる前に、家族や医療スタッフとよく話し合っておくことが必要です。男性の場合、希望があれば、将来のために精液を冷凍保存する方法もあります。

胃がん治療法

抗がん剤治療を受けている期間中は、染色体に影響を与える可能性があり、男性も女性も避妊が必要な場合もありますので、ご相談ください。

胃がん治療法

抗がん剤治療中の性行為は可能です。ただし、感染や出血をしやすい時期は避けたほうが良いでしょう。

胃がん治療法

工夫できること(潤滑ゼリー、避妊具の使用など)もありますので、パートナーと一緒によく話し合いましょう。

胃がん 治療法

胃がん治療法

胃がん治療法「胃癌治療ガイドライン」が出版されました。これは日本の胃癌専門医が現時点で最も妥当と思われる治療法を示したものです。2004年4月には第2版が出版されております。従来、全ての胃癌患者さんに対して同じ手術(D2リンパ節郭清術)を一律に施行してきました。(D2リンパ節郭清術:胃の近傍のリンパ節=1群リンパ節、だけでなく2群リンパ節まで癌腫とともに切除する術式)です。しかし多くのデーターの解析からリンパ節転移を伴わない早期癌が高頻度に存在することおよびその特徴がわかってきました。胃癌治療ガイドラインではそれらに対してリンパ節郭清を限定した縮小手術を正しい治療と認めています。患者さんに必要以上の負担(手術侵襲)胃がん治療法を加えないとする考えが背景にあります。現在、当科では患者さんにわかりやすく、過不足ない治療法が提供できる点から原則的に「胃癌治療ガイドライン」に準じた治療を施行しています。すなわち患者さんに応じた治療法を選択するものです。
そこで当科では縮小手術の一つとして早期の胃癌に対し腹腔鏡を用いた手術を行っており、2005年11月までに62症例を経験しました。開腹術に比べて傷が小さいので痛みが少なく、患者さんの歩行や早期退院が可能になりました。通常の開腹手術の術後の入院期間は中央値で19日ですが腹腔鏡手術の入院期間は11日と約半分に短縮しました。具体的には呼吸器に問題がある患者さんなどは術後に咳をしやすくまた歩行開始も早いため肺炎などの合併症を起こすことが減っています。胃がん治療法傷の見た目のきれいさはかなり違いがありケロイド体質の方などは小さい傷は特に有利です。
進行癌に対しては現在術前に抗癌剤治療または抗癌剤+放射線治療を病期の進行状況に応じて、患者様の希望も取り入れて治療方針を決定しております。胃がん治療法
進行胃癌は手術だけで癌を治療することは一般に困難です。抗癌剤治療や補助療法を手術と併用することで癌を多方面から攻撃します(集学的治療)。現在胃癌に用いる抗癌剤は使用薬剤や使用方法に大きく施設間の違いがあります。当科では進行癌に対しては癌病巣の縮小および術中の癌のばら撒きを軽減する目的で患者様と十分相談の上、術前に放射線や抗癌剤を用いています。
抗癌剤治療には大きく分けて二つに分けられます。一つは、手術後、再発の予防の目的で用いる術後補助化学療法と進行(手術後も転移があり癌が残っているあるいは手術できない、再発)した方に行う化学療法があります。使胃がん治療法用する抗癌剤には、最近、新規の抗癌剤が開発され病状に合わせて薬を選択し、基本的に外来での治療を行っています。
2001年より、楠教授が開発されたPMCを基本として、新規抗癌剤を組み合わせた治療を当科では施行しております。現在、延約90名の患者様に治療を受けていただいております。胃がん治療法

胃がん 治療法

胃がん治療法

1)スキルス胃がんに対する外科手術療法について 
胃がん治療法
 スキルス胃がんは,普通のタイプの胃がんと比べて女性に多く,胃全体に横に広がって隆起部がないために見つけにくい特徴があります.見つかったときにはずいぶんと進行していることも珍しくありません.通常は,胃全摘に脾臓と膵臓の一部を合併切除する手術が行われていますが,取りきれたと判断できても,比較的早い時期に再発のかたちで見つかることが多く,生存率が不良であるのが現状です.胃がん治療法これに対して,合併切除する臓器を横行結腸や胆嚢,左副腎などに広げる拡大手術(「左上腹内臓全摘術」を行った場合にスキルス胃がんの生存率が向上するという結果を得ています.スキルス胃がんにもいくつかのタイプがあるので,すべてのタイプにこの方法が有効であるのか否かなどの検討を進めています。

胃がん治療法

2)早期胃がんに対する外科手術療法について 

 早期胃がんではリンパ節転移が認められる場合よりも,転移が認められない場合の方がはるかに多いことが知られています.転移がない場合は,結果的に,リンパ節を取る必要がなかったと考えられますが,このことは切除しないと判明しないのが現状です.過去のデータと照らし合わせてリンパ節転移の可能性が極めて低いと考えられる胃がんに対しては,「日常診療」としての内視鏡的粘膜切除法を行います(この方法については次の項目で解説します).一方で,内視鏡的粘膜切除法が不適当と判断された早期胃がんに対しては,局所切除が「臨床研究」として行われる場合がありますが,この方法ではリンパ節を調べることはできず,胃がん治療法実際にリンパ節に転移があるのかどうかの情報を得ることができません.したがって,早期胃がんにおいて,リンパ節転移の有無を胃やリンパ節を取る前に知ることができるようになれば,現状では結果的に不必要であったと判断される場合に対して,リンパ節を取らずに済ませることができ,胃の切除範囲も縮小化できると考えられます.胃がんに対する縮小手術が可能な方を,より安全に選別できる可能性があるわけです。
胃がん治療法
 悪性黒色腫の治療においては,悪性細胞がまず流れると考えられるリンパ節(センチネルリンパ節)を同定し,そこに転移がないと判断した場合には、その他のリンパ節を切除しない方法が行われています.センターは世界に先駆けて、この方法を胃癌に導入いたしました。さらに,このことを背景にした「センチネルリンパ節生検を用いた胃癌縮小手術に関する臨床研究」は,倫理委員会承認を経て,インフォームドコンセントを得られた方を対象に現在進行中です.局所切除に組み合わせた場合でも,ガイドラインの「臨床研究」に準じたものではありますが,あくまで研究的治療法であることを理解されたうえで,「日常診療」としての治療法と比較検討のうえ,患者さん自身によって選択がなされます。胃がん治療法

 腹腔鏡などを利用することにより最小限のアクセス手段で胃切除を行う方法(従来法より小さい皮膚切開で胃切除を行います)も「臨床研究」として行われています.しかしながら,手術後の後遺症に直結するのは切除範囲などの手術方法と考えられるので,アクセス手段そのものよりも,切除範囲を最小化し,且つ,がんを取りきる原則を損なわないことがより重要であると考えています。

胃がん治療法

3)早期胃がんに対する内視鏡的治療について.. 

 早期胃がんのうち以下の条件をすべて満たすものは,リンパ節に転移している可能性が極めて低く,内視鏡的な局所治療のみで十分治癒できると考えられます.

胃がん治療法

 これらの条件には治療前にわかることと,治療後の組織検査で初めてわかることとがあります.したがって,内視鏡で切除をしたけれども,組織検査の結果,上に述べた条件を満たさないものにはリンパ節郭清を伴った通常の開腹手術が追加されます。

胃がん治療法
 この方法は内視鏡検査とおなじように内視鏡を胃の中に挿入し,お腹を切る(開腹する)ことなくがんのみを切り取る方法で,今日早期胃癌の内視鏡治療として最も広くおこなわれています.これは病変の下に塩水(生理食塩水)を注射してがんを浮き上がらせた後,スコープの先端から出した鉗子でがんを掴み上げて,高周波の電流の流れるスネアという金属のワイアをかけて絞扼し,通電切除します。


胃以外の臓器(肝臓,肺,大動脈周囲のリンパ節,腹膜など)に転移や浸潤がある場合には,そのまま手術を行っても良い結果が得られないことが判っていますので,抗がん剤を用いた治療が行われます.抗がん剤には効果と同時にいろいろな副作用がありますし,胃がん治療法その効果自体もいまだ十分ではない点もあります.従って,専門医にがんのひろがりをよく把握してもらい,また患者さん自身のからだの機能が治療を受けるのに十分かどうかをよく診てもらったうえで,その目的と治療の内容を十分に話し合い,治療を受けられることをお勧めします。

胃がん治療法

 最近新しい抗がん剤が開発され,治療により癌が縮小する率については以前に比べて良い成績が報告されはじめています.しかし,長期にわたる成績についてはまだまだ十分な結果が得られていません.従来,抗がん剤による治療は各施設でバラバラに異なった方法でおこなわれ,それぞれに成績が報告されていることが多かったのですが,それではその治療法がどれくらい有効なのか,またどの程度に安全なのかを客観的,胃がん治療法普遍的なものとして評価することは困難です.したがって,最近ではいくつかのがんの治療を専門的に行っている施設間でよく話し合い,決まった方法にしたがって治療をし,その有効性と安全性を客観的にまとめたり,それらを比較したりすること方法が研究(臨床試験)としておこなわれています。

胃がん治療法 

5)臨床試験について 
 現在,過去の患者さんのご協力により得られたデータをもとに治療法がつくられ日常診療で使われています.しかしながら,実際にどのような,あるいは,どちらの治療法が優れているか,現状では十分わかっていない問題が種々あることも事実です.「臨床試験」はご自身が納得のうえで協力していただける方を対象に,新しい治療法の治療効果や安全性などを検討したり,これまでの治療法と比較してどちらがよいかを検討したりする試験です.このように患者さんの協力がなければ新しくよい治療方法は生まれてきません.はがんを専門とする病院として,胃がん治療法よりよい治療を模索する立場を,これまでも,そして,これからも担っていく義務があると考えています.そのため,オリジナルな研究以外にも,例えば,主として固形がんに対する標準治療の確立と進歩を目的として多施設共同臨床試験を行っている厚生労働省がん研究助成金指定研究班を主体とする共同研究グループであるJCOG(http://jcogweb.res.ncc.go.jp/)や,大阪消化管癌化学療法研究会(OGSG)などのメンバーとして,患者さんのご協力のもと,臨床試験を推進していますので,積極的に参加していただきたいと考えています。胃がん治療法

胃がん 治療法

胃がん治療法

具体的な手術方法は、胃がん治療法2001年に日本胃癌学会が編集した“胃癌治療ガイドライン”(2004年4月改訂)に基づいて、病巣の部位・進行度(がんの大きさや深さ、リンパ節の腫れ具合など)によって決めます。しかし、高齢者や重い内臓疾患のある方には、手術による身体への負担(手術浸襲)が大きくなりすぎる場合があるので、個々の状況にあわせて決めています。

(a) 幽門側胃切除術(図1)胃がん治療法
 日常最も多く施行している方法です。胃の中程から下部にできたがんが対象で、一般的には胃の出口側を2/3から4/5を切除します。入院期間は術後平均16日。 手術件数は2005年86例。
 再建は下記の二つの方法を主に行っています。

ビルロートI法:残胃と十二指腸を直接つなぎ合わせる(吻合)方法。
ビルロートII法:十二指腸断端は閉鎖し、残胃と小腸の始まりの部位(空腸)を吻合する方法。残胃が小さい場合にこの方法を採用しています。

胃がん治療法

(b) 噴門側胃切除術(図2)
 胃の上部1/3に限局した比較的早い時期のがんで、周囲のリンパ節転移の可能性が低い場合が対象となります。胃の上部1/3〜1/2を切除し、再建では主に食道断端と残胃を直接吻合(食道残胃吻合)します。術後に逆流性食道炎をきたしやすいことが予測される場合には、予防策として食道と残胃との間に小腸をはさむ方法(空腸間置またはダブルトラクト法)を行うこともあります。入院期間は約3週間。 手術件数は2005年8例。

胃がん治療法

(c) 胃全摘術(図3)
 がんが胃の広範囲に及ぶ場合、胃の上部や下部にがんが多発している場合、あるいは上部1/3に限局していてもがんが胃の筋層を越えて広がっている場合などが対象となります。胃全摘術では同時に脾臓や、膵臓の一部も合併切除することがあり、他の切除方法よりも手術浸襲が大きくなります。
 再建は、多くは十二指腸断端を閉鎖し、食道断端と挙上した空腸とを吻合しています(ルーワイ法)。ここ数年は、胃がん治療法がんが漿膜まで広がっておらず、比較的進行度の軽い場合には、十二指腸断端を閉鎖せず、食道と十二指腸との間を空腸で橋渡しして食物が十二指腸を通るようにしています(いくつかの方法のうち当院ではダブルトラクト法を採用)。当院での経験ではルーワイ法より術後の栄養バランスが安定しやすいという結果を得ています。
  入院期間は約2〜3週間。手術件数は2005年28例 。
胃がん治療法

(d) その他の手術
 周囲のリンパ節転移の可能性が極めて低く、非常に早い時期のがんで、次の項目の内視鏡的治療が困難な場合が対象となります。それには下記の二つの術式があり、病変の位置や大きさや患者様の心肺機能などによって選択しています。

胃がん治療法
2)  内視鏡的治療
 内視鏡的粘膜切除法(EMR) といって、上部消化管内視鏡で胃の粘膜を病巣含めて切除する治療法です。対象はがんが肉眼的に胃の粘膜内にとどまっており、大きさは直径2cm以下、胃がんの種類(組織型)は分化型というもので、がんの部分に潰瘍のないものです。これらの条件を満たす場合にはリンパ節に転移している可能性はきわめて低く、内視鏡による切除で十分治癒できると考えられています。
  最近では、特殊なナイフを使用して病巣周囲の粘膜を切開し、粘膜の下の層(粘膜下層)まで切り取る方法胃がん治療法(ESD)があり、こちらの方が病巣をより確実に切除できます。当院でもここ数年はこの方法で治療できている症例が年々増加し、早期胃癌に対する開腹手術例が年々減少しています。入院期間は約7日間 。

胃がん治療法
 現在の抗がん剤の治療は、胃の病巣(原発巣)あるいはリンパ節、肝、腹膜などへの転移(転移巣)に対し、縮小させたり、増殖を抑制したりする効果が認められています。しかし完全に消失することは極めてまれであることから、この治療方法は完治を目指すものではなく延命を目的とした治療方法といえます。

1) 術後補助化学療法 胃がん治療法
 術後の再発予防を期待して行われますが、その効果はまだはっきりしていません。現在ある種の抗がん剤が全国規模でその効果の有無について検討されているところです。

2) がんの再発または切除不能ながんの場合
 多くは2種類の抗がん剤を同時に用いる多剤併用療法で治療しています。副作用の出方には個人差がありますので、最初の投与は入院の上で行っています。特に問題がなければそれ以後は外来通院で行っており、専用の点滴治療室もあります。化学療法により現在約50%の方に有効性を確認しています。 胃がん治療法

胃がん 治療法

胃がん 治療法

多くの皆さんがガンと診断されたら、まちがいなく胃がん 治療法の「三大療法」を行うとされています。その胃がん 治療法は抗ガン剤、放射線、手術です。抗ガン剤は、その名のようにガンに抵抗してガンをやっつける薬と思うでしょう。しかし、胃がん 治療法の抗ガン剤の別名は「細胞毒」といい「医薬品添付文書」には「細胞を殺す毒物」とはっきり明記されているようです。その意味は?体内の正常細胞も殺す?ということは・・・胃がん 治療法があなた自身を殺す、ということのようです。毒物投与ですから副作用が全身に襲いかかるのも予測がつきます。胃がん 治療法以外に体にやさしい薬は開発できないものなのか・・・いつも思っています。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。