胃がん克服
胃がん治療
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がん手術後の再発防止、転移予防、残存がんの治療のために知っておきましょう
がん患者、その家族が知っておくべきこととは?
がん患者の苦しみやその家族の悩み、そんながんに悩んでいる方たちが知っておくべきこととは?

胃がん 治療費

胃がん治療費

血液内科医として、第一赤十字病院、病院、付属病院に勤務した後、英国へ留学。2001年よりがんセンターに勤務。マウスモデルを用いて白血病化機構を解析中。リンパ腫の病態解析にも力を入れていきたいと考えています。
主任研究員
5年間の臨床経験をした後がんセンターに研修生として着任。研修生時代は悪性リンパ腫の染色体転座から作られる異常蛋白の機能解析を中心に研究し、20064月からは研究員としてがんセンターに勤務となった。記憶力の減退と日々戦いながらも、造血器腫瘍、主にリンパ腫の病態解明に力を注ぐ決意を固めている。
リサーチレジデント
期一般的な自覚症状胃がんによる胃痛は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍と異なり、食事と痛みの関係はあまりありません。 具体的症状(隣接臓器への浸潤)黒色便・軟便傾向・吐血・腹部の痛み・貧血 ・全身倦怠感・不快感・体重減少・背腹部の痛み 漢方の治療目的と容態別服用法この病期では癌の休眠または、拡張を抑えることを目的としながら、 漢方抗癌剤の服用提案をしていきます。また化学療法・放射線療法の副作用を抑え、癌による体力の減退や西洋抗がん剤の骨髄抑制からくる衰弱を回復するために、漢方抗癌剤を服用します。そして生活の質を落とさずに、癌の休眠または、拡張を抑えることを目的としてゆきます体力がつき、ある程度がんと共生できているかどうかをチェックし、がんを攻撃する体勢に入れるかどうか判断しその後、全身抗がん剤、消化器専門抗がん剤を服用することにより、癌の縮小を目指します。 食事量が通常の5割以上の方体力低下が著しい方免疫還元酵素(NewPQQ5)を服用することにより、食欲を回復させ、体力を増強させていきます。次に、胃がんを休眠させ、とじこめ、進行を防ぐことを目的に、消化器専門抗がん剤(肺胃カプセル・OSW−1・珍香カプセルなど)や臨床データで治療効果が見られた漢方抗がん剤(新複合抗がん剤・康楽液など)を単剤あるいは併用にて服用します。 体力が割とある方消化器専門抗がん剤(肺胃カプセル・OSW−1・珍香診てもらい、内視鏡的ポリープ切除などの適切な処置を受ける必要があります。 大腸癌(大腸ガン)の症状早期のがんは、症状はまずありません。血便のある場合はがんの注意信号です。がんの表面が潰瘍で出血しやすくなっているためです。肛門に近い部位にがんができた場合排便の際に肛門から出血する場合もあります。この症状は痔核と思われて放置されることがあります。がんによる血便では肛門痛がなく、暗赤色の血液が便に混じったり、ときに黒い血塊が出るなどの特徴があります。痔核と診断するためには大腸がんでないことを確認する必要があります。大腸は長い臓器であるため、部位によって症状が異なります。大腸を右結腸、左結腸、直腸の3つに大別して比較してみると、右結腸では腹部症状(腹鳴、腹満など)が多く、次いで貧血、便通異常であり、左結腸では下血、便通異常(便秘、下痢)、腹部症状、の順であり、直腸では大半が下血で、便通異常、肛門部症状です。症状によって病気のおおよその部位の見当をつけることができます。腸閉塞をきたすのは左結腸で、右側の貧血と併せて大きな特徴でもあります。また,大腸の症状も嘔吐などの腸閉塞症状がはじめての症状であったり,腹部や頚部の腫瘤が初めて気づく症状であることもありますがこれらの症状はがんがかなり進行していることを意味しています。最近は検診の普及で、便潜血反応検査で陽性に出たことで発見される率が増加してきています。いわゆる、無症状検診発見例です。90年後半では,半数近くが無症状で発見されています。  大腸癌(大腸ガン)の検査大腸がんは、早期に発見されればほぼ100%近く完治しますが、一般的には自覚症状がないため、無症状の時期に発見することが重要となります。大腸がんの検診の代表的なものは、便潜血反応検査で、食事制限なく簡単に受けられる検査です。この検査だけでは大腸がんを確定することはできませんが、健康な集団の中から、大腸がんの精密検査が必要な人を拾いあげる最も有効な検査法です。大腸がんの確定診断のためには、注腸X線と大腸内視鏡が必須です。どちらの検査も下剤で便を全部排出しないと精度10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺が
んに次いで2位になると見られる。
読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率7前立腺がんの発生
がんは、前立腺の細胞が正常の細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します。最近、遺伝子の異常が原因といわれていますが、正常細胞がなぜがん化するのかまだ十分に解明されていないのが現状です。がんは周囲の正常組織や器官を破壊して増殖し、他の臓器に拡がり腫瘤(しゅりゅう)を形成します。他の臓器にがんが拡がることを転移と呼びます。前立腺がんが、よく転移する臓器としてリンパ節と骨が
あげられます。
前立腺がんとラテントがん
前立腺がんは、年をとることによって多くなるがんの代表です。前立腺がんの中には比較的進行がゆっくりしており、寿命に影響を来さないであろうと考えられるがんも存在します。もともと前立腺がんは欧米に多い病気ですが、実はこのようなおとなしいがんに関しては欧米でも日本でも地域差はないといわれています。他の原因で死亡した男性の前立腺を調べてみると日本人でも70歳を超えると2〜3割、80歳を超えると実に
3〜4割に前立腺がんが発生しているとされています(このようながんをラテントがんと呼んでいます)。このような高齢者に発生する前立腺がんの25%から半数程度はおそらく寿命に影響を及ぼさないがんと考えられています。がんの中にもこのような生命に異常を来す可能性の低い場合もあるということです。一方で悪性度の高いがんは時間の経過とともに進行し、臨床的に診断されるようになります。この頻度には人種差が
 [ 腫瘍・癌 > 疼痛 ]  山田 太郎 06/06/02 [ 腫瘍・癌 > 疼痛 ]   山田 太郎06/06/02
若年性膀胱がんといわれるカテゴリーに分類されますね。
再発率は50%前後と思っていただければいいともいます。ただし、再発しても10回以上早期発見で膀胱腫瘍を内視鏡的に削り続けている人もいますので、生命予後は今後のメンテナンスしだいだと思います。結婚や子供のことは、婚
約者?のひととしっかり話されたほうがいいと思います [ 腫瘍・癌 > 疼痛 ]  エスパー 07/09/19  腫瘍・癌 > 疼痛   エスパー07/09/19ので、腎盂・尿管の病変の有無をチェックする排泄性腎盂造影検査を行う必要があります。これは造影剤を静脈内に注入し、腎臓から排泄された造影剤の流れをみる検査です。 膀胱癌は、1.局所でどれくらい進展しているか、2.リンパ節に転移がないか、3.他の臓器に転移がないかの3つに分け3)抗がん剤治療の副作用と発現時期
抗がん剤による主な副作用の発現時期
抗がん剤治療においては、体のことや薬の副作用を患者さん自身がよく知り、私たちと一緒
に治療し、つらい副作用を防いだり、少なくしたりして、安心できる日常生活を送ることが最も大切です。安心してがん治療を続ける方法を、私たちと一緒に見つけていきましょう。
ここでは、「がん」と「抗がん剤治療」がどのようなものかということや、代表的な「抗が
ん剤の副作用」とその具体的な「対策」について紹介します。
また、「日常生活における注意点」も参考にして、より安全に、安心して抗がん剤治療を受
この報告の中で、がんに対する相補代替療法として取り上げられているのは、「食事療法」「サプリメントや健康食品」「鍼灸」「マッサージ療法」「運動療法」「心理療法と心身療法」です。それぞれの治療法の「有効性」と「安全性」について、どのような方法で判断したか、見てみましょう
.「有効性」と「安全性」の検討
「有効性」については、2つの面から検討しています。1つは、「がんの進行を遅らせたり、生存率を高めるかどうか」についてのこの判定は、ビタミンAやCなどの抗酸化物質が通常の治療効果を弱めてしまう可能性があるためです。放射線治療や化学療法など、通常のがん治療の一部は、活性酸素を発生させてがん細胞を攻撃することにより治療効果を発揮します。ところが、ビタミンAやビタミンCなどの抗酸化物質をサプリメントとして大量にとると、活性酸素の作用が弱くなるため、こうした通常治療の効果を阻害する可能性があります。そのため、判定が「反対」とされているのです。
また、「乳がんに対する大豆サプリメント」も、この論文では「反対」とされています。植物性エストロゲンは大豆製品に多く含まれており、女性ホルモンのエストロゲンと化学構造が似ています。大豆製品に含まれる植物性エストロゲンが、本来のエストロゲンの働きを抑えて、乳がん予防につながるという仮説があります。
けれどもその一方で、植物性エストロゲンが、本来のエストロゲンと同じ働きをすることで、かえって乳がんのリスクを高めてしまうという可能性も考えられています。こうした有害作用についての理論的な可能性を現時点では否定できないことから、判定は「反対」という結果になっています。
6.症状を和らげる効果についての判定
もう1つの有効性である、「吐き気や倦怠感など、症状を和らげるための相補代替療法」についての判定はどうでしょうか。こちらもやはり、勧める度合いがもっとも高い「推奨」という判定がされているものは1つもありません。
「容認、場合により推奨」と判定されている治療法の例として、「化学療法による悪心嘔吐に対する鍼灸」、「不安、悪心、リンパ浮腫に対するマッサージ」、「運動療法」が挙げられています。
また「容認」と判定されている治療としては、「痛みに対する鍼灸痛みに対するマッサージ」があります。
以上が、がんの相補代替療法の有効性と安全性について、研究グループが判定したまとめです。
この論文では、安全性と有効性の評価だけではなく、リスクの程度、使ってはいけない禁忌の状況などについても、具体的に特定しているので、参考にしてください。
なお、総合判定の3番目にあたる「容認」については、正確に理解しておく必要があります。
この判定に分類された治療法は、「効果の可能性があるので承認する」というように「積極的」に認めているわけではありません。決して、有効性が科学的に確認されている、という意味ではないのです。
ある種の細菌(溶連菌)からつくられたもので、好中球、NK細胞、マクロファージ等を活性化します。わが国で広く用いられてきましたが、現在では胃がん、肺がん、がん性胸腹水、他剤無効の頭頸部(とうけいぶ)がん、甲状腺(こうじょうせん)がん等に用いられています。
(3)PSK
(ピー・エス・ケー)
担子菌(たんしきん)カワラタケ(サルノコシカケ)の菌糸体より抽出精製した物質(タンパク多糖複合体)です。内服で用いられます。副作用がほとんどない反面、作用は弱いのが特徴です。適応は胃がん(手術例)、治癒切除例の結腸直腸がんへの化学療法との併用に限定されています。
(4)Lentinan
(レンチナン)
がん細胞に特異的なモノクローナル抗体に細胞毒、抗がん剤あるいはアイソトープを結合させ、がん細胞を殺してしまおうという治療(ミサイル療法)が試みられています。また、ある種の白血病や乳がんに対する抗体療法も行われています。さらにがん組織にがん細胞を殺す作用のあるT細胞やNK細胞を集結させるため、T細胞やNK細胞とがん細胞の両方に対する抗体(双特異性抗体)なども開発されています。
[
効果]
それが今日はただ喜びを表すだけであった。(ちなみに医師は可能性があるなら最悪に近い言葉を伝えるものである。)後で聞いたら,この子宮ガン騒動で思ったことがあるの。何事もお導きだと思うの。自分が悲しみにくれていたことは,何かの試練だってどこかで感じていたのよ。だから,「異常なし」と言われたときは,まずは喜びばかりだったけど,ふとそれに気づいたの。あぁ,ありがたいなぁって。素晴らしい!と思う。すごいヤツだなぁとも思う。妹なりに,いくつかの試練を乗り越えてきたんだ。いよいよ,忘年会が楽しみになってきた。我が家の忘年会に参加の意思を示し始めたのも,彼女にとって大きな飛躍だと思ったが,その歩みは確実なものになりつつあるようだ。一般にがんになりやすい年齢は40歳以降といわれますが、子宮がんはむしろ若い世代に多いがんであるため、若い人も油断はできません。子宮がんには、子宮の入り口(頸部)にできる「子宮頸(けい)がん」と、子宮の奥(体部)にできる「子宮体がん」があります。どちらも、最近は発症年齢の低年齢化が問題になっています。
とくに子宮頸がんは2030歳代に急増。これから子どもを産もうという人の多い年代であり、命は助かっても子宮を失うようなことになったのでは深刻な問題です。
子宮頸がんは、性交で感染するヒトパピローマウイルスとの関係がかなり明確になっており、性交経験のあるすべての女性がこの病気のリスクをもちます。また、性交を経験する年齢が低くなったことが、このがんの低年齢化に結びついていると考えられています。子宮頸がんになるリスクが高いのは、性交を経験した年齢が低い人や喫煙者、妊娠・出産回数が多い人などです。
一方、以前は子宮がんといえばほとんどが子宮頸がんだったのが、この40年ほどで子宮体がんが約4倍にも急増、最近では子宮がん全体の30%前後を占めるまでに増えています。40代から60代に最も多くみられますが、30代で発症する人も増えています。妊娠・出産経験のない人、若い人では月経不順やホルモンの乱れがある人に多くみられます。肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症の人は、さらにリスクが高くなります。
子宮がんは早期に見つけて治療すればほぼ完全に治すことができます。それには定期的に検査を受けることが大切です。子宮頸がんは早期にはほとんど自覚症状がなく、自覚症状が現われるのはがんが進行してから。月経以外の出血(不正出血)、性交時の出血、おりものの増加などが主な症状ですが、がんが進行してからでは、子宮の温存が不可能になります。早期なら子宮を残す治療法を選択することができるため、妊娠することが可能です。だから自覚症状がないうちに発見することが何よりも大切なのです。
子宮頸がんの検診は多くの自治体で実施しており、多くの場合20歳から、無料または安価な料金で受けることができます。2年に1回の検診としているところが多いようですが、できれば最低でも年に1回、婦人科や検査機関で自主的に検診を受けることをおすすめします。(自治体によって費用や受診できる年齢などの条件は異なるため、個々に問い合わせが必要)
検診では子宮の出口を綿棒でそっとこする検査(細胞診)を行います。痛みもなく短時間ですみます。はずかしい、忙しいといった理由で婦人科の検診を受けることをためらう人は多いかもしれませんが、後悔しないためにも、年に1回のがん検診を受けしょう。 
子宮体がんも初めは無症状ですが、比較的早期に不正出血や月経異常で自覚されることも多いようです。最初は月経量が増える、長引くといった月経の異常として現われるため、もともと月経不順のある人や閉経前後の人では、いつもの月経異常として見逃してしまうことも多いのです。
現代女性は、初経年齢が早まり閉経年齢は遅くなっていることに加え、子どもを産む数が減っていることから、昔の人よりも約10倍、生涯で経験する月経が多くなりました。この月経回数の増加が、子宮体がん増加の原因になっていると考えられています。ほかに、食生活の欧米化や、ストレス社会でホルモンのバランスをくずす人が多いことなどの影響も指摘されています。
細胞です。このように正常から異形成へ、さらにがんに近い状態に変わってきています。 (スライド20 これは上皮内がんです。がんは浸潤するという定義に矛盾しますが、上皮内にとどまっている浸潤のないがんです。細胞内には実は細胞質はありますが、核が大きくなってほとんど核だけのような集合になって、厚みがあるために少し立体的に見えます。そういう細胞の集塊です。こうなってくると、先程の高度異形成性細胞とは見れば違いはすぐにわかります。  異形成細胞と0期のがん細胞でどこが違うかというと、異形成は軽度から高度になるほどがんになる確率が高くなりますが、あくまでも前がん状態で、高度異形成の段階でも半分かそれ以上は正常に戻る可能性があります。まだそのポテンシャルを持っていますが、0期のがんになると後はI期のがんに進みます。がんというのはそういう意味で一線が引かれてしまって、以降はこのままの状態でとどまるか進行してI期、II期のがんに進行していく性質の組織になっていきます。(スライド21 扁平上皮がんの場合ですが、浸潤がんになるとかなり奇怪な形といいますか、とんでもない形、おかしな形の細胞がよく現れてきます。 (スライド22 一方、これも子宮頸がんですが、子宮頸部の入り口からかなり内側にできる腺がんです。腺がんは子宮の外から直視できない内側にできるので非常に見つけにくく、診断は扁平上皮がんと比べると難しい。ある程度進行しないとがん細胞が出てこないというちょっとややこしい性質を持ったがんです。男山病院でも何例かあります。最近はこの頸部腺がんがふえています。今までは1割もないだろうと言われていましたが、最近の報告では子宮頸がんのうち1〜2割が内側にできる子宮腺がんではないかと言われています。(スライド23 採取された細胞から実際に異常が出てくると、今度はコルポスコープによる検査をします。コルポスコープは膣拡大鏡といって、子宮の入り口を8〜10倍に拡大して観察する低倍率の顕微鏡と思っていただければいいと思います。子宮の入り口を膣のほうから見ると、白い組織が扁平上皮でできている組織、赤い組織が円柱上皮でできている組織です。円柱上皮というのは子宮内膜の組織です。その扁平上皮と円柱上皮の間ががんになりやすく、子宮頸がんの場合はコルポスコープでちょうど直視できる位置にあります。そのために診断的価値が非常に高い。粘液をぬぐうか3%の酢酸で細胞を少し軽く凝固させて観察しやすくして見ます。この白くなっているところは円柱上皮で、内側の細胞が外に出てきています。何もないように見えているところは扁平上皮です。その間が子宮がんになりやすいところです。(スライド24 この例ではこのへんが白く見えます。下の写真ではこのへんが白く見えます。こういうところを切り取って病理検査をします。先程の円錐切除をする場合にはこの外側をぐるっと切り取ります。そして組織検査に回します。(スライド25 子宮の外の皮膚である扁平上皮、中の皮膚である円柱上皮、この間にがんができやすいので、ここをずっと全周にわたって切除します。これを円錐切除と言います。断面を見ると円錐型に子宮の入り口を切り取ることからこの名前がついています。これをすることで子宮頸がんの全部の病変を確かめ スライド57 細胞診、HPV検査とも異常がなければ安心して受診間隔を延ばしてもいいのではないか、2年でもいいのではないか。逆に細胞診に異常がなくてもHPVに持続感染していることがわかったときには今までの1年検診で十分なのか、
半年検診にしなければならないのか。そういうことが議論されだしています。 (スライド58
ではこれからの子宮頸がん検診をどうしたらいいのか。やはり1年ごとに受けることを推奨します。特に若い人、受診歴のない人には1年ごとに受けてほしい。1年ごとに受けることで前がん状態を見つけることができますし、前がん状態か0期までのがんであれば子宮を残したまま治療が可能です。そうすることで将来妊娠もでき子どもを持つことができます。その意義は非常に大きいと思います。 
30
歳以上になると、これはいろいろな批判はあると思いますが、連続して異常がなければ少し間隔をあけてもいいのではないか。先程のHPVの検査と細胞診に異常なければ2、3年間隔でいいのではないか。ということに将来なりそうですが、HPVの試験自体が今のところ保険適応されておりません。自費、検診に使うには無理があると思います。診断が難しいがんを含め検診で安心を得るためにはやはり1年間隔がいいだろう
というのがきょうの仮の結論です。   若い人、特に性交渉をもったことのある方については若くても検査を受けたほうがいいですよということがわかっていただければ、きょう聞きに来ていただいた価値が十分あったかと思います。どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。一つだけ質問させてください。肥満は子宮がんになりやすい体質ですか。 肥満の方や代謝病の方は診断の難しい体がん、子宮の中にできるがんになりやすいと言われています。ただもう10年以上前になると思いますが、結構大規模な統計を近畿地方でとってみました。アメリカでは肥満はリスク因子と出て
いますが、日本の肥満とアメリカの肥満とはどうも違うようで、10年ほど前の統計では日本の肥満はリスク因子に入りませんでした。何がリスク因子かというと、その場合は出血でした。その場合には必ず受けましょうと。それ以上のリスク因子はわかりませんが、一般的に言われているのは代謝病、肥満、糖尿病、高血
圧、生理不順、不妊症、出産経験のない方、そういう人に体がんが多いということです。逆に頸がんは出産経験の多い方や初交年齢が早かった方や

パートナーが多い方に多いと言われていましたが、今ではHPVに感染し、それが持続している人ですね。HPV感染が明らかになったと言っていいと思います。HPVには100タイプくらいあり、そのうちの13タイプが頸がんを起こしやすいタイプだと言われています。そういうタイプに感染している人が一番のリスク
となります。
 診断がつきます。他の検査と比べて比較的安いこともあり、子宮がん検診は細胞診による検査で行われてきました。(スライド14 これが子宮です。その入り口が子宮頸がんになりやすいところです。膣のほうからいろいろな器具で細胞を採取します。この器具はスパーテルといって木のへらです。この先が子宮の頸管に入るようにしてぐるっと360度回転させると、ここの細胞がこのへらにつきます。顕微鏡検査のためにへらについた細胞をスライドガラスに塗りつけて染色して検鏡します。綿棒でも同様に中に入れて細胞を採ったり周りをぬぐって外の細胞を採ります。ナイロンのブラシ類もありま
す。子宮頸管に入れて子宮の内側の細胞を採ります。  そういうふうにして直接子宮頸部から細胞を採るので細胞診の診断精度は高くなります。それに比べて体がんは中のほうにできるので、直接細胞を採取することが困難で、診断精度が少し落ちてきます。
(スライド15 では採取した細胞はどのように見えるのでしょうか。これは模式図ですが、子宮の外側にある細胞は扁平上皮細胞、もう少し詳しく言えば重層扁平上皮細胞といって平たい細胞が何層かに重なっています。そのもとのほうほど小さい
細胞、真ん中は中くらい、上のほうは非常に平たくて核が小さい細胞です。この絵ではこういう形の細胞が下層にあり、中層細胞、そしてこちらが表層細胞になります。  それがだんだんがん化してくると、前がん状態では核が少し大きく少しいびつになった細胞に変わります。がんになると核がもっと大きくなり濃く染まって見えます。実際にはこうなってくるとがん細胞と判断します。正常とがんとの間は
こういう細胞で、核と細胞質の比が大きくなったり核が濃く染まったり、核内のクロマチンがいびつになってきます。ところがこちらの細胞をみていただきますと、全くがんとは関係のない細胞ですが、少し核がいびつになったり濃くなったりしています。これは炎症性変化で、がん細胞と間違うことはないにしても、炎症が起こっているために前がん状態の細胞と間違える可能性があります。
(スライド16 では実際にどのような細胞が見えるかというと、1545歳くらいのご婦人の正常な細胞はこのような形で見えます。少しピンク色で核の小さい細胞が表層型の細胞、少し薄い緑に染まっていて核が少し大きい細胞が中層型細胞で
す。先程の真ん中にあった細胞ですね。45歳を過ぎて年齢が進むと、一番深いところにある小さい細胞が出てきます。(スライド17
それが少しがんになりやすい細胞に変われば、核が少し大きくなり少しいびつになった細胞が出てきます。この細胞は軽度異形成といって前がん状態の一番軽い細胞です。こういう細胞が出てきた人の10%くらいががん化し、残りの9割くらいは正常に戻ります。1割くらいの方でこのへんの細胞が持続していると前がん状態を作ります。
がん検診をすることでがんを見つけることも大事ですが、子宮頸がんの検診を僕たちが一生懸命やっているのはこのようながんになりやすい組織や細胞の時点で見つけるためです。比較的簡単な検査で診断がつきます。他のがんでは前がん状態から管理していくことは非常に困難だと思いますが、子宮頸がんの特にこのような薄っぺらな形の異形細胞をずっと観察することで管理も比較的簡単にできます。そういうことからもがん検診の意義は大きいと思いますパ節転移がなく、病巣の深さも筋層表面までと推測される場合が適応とされます。

は、一般的には開腹による直腸低位(高位)前方切除術またはマイルズ手術が選択されます(図2)。
 前方切除術は、直腸がんを切除後にS状結腸と直腸とをつなげる手術です。肛門から腫瘍を触れなければ、ほとんどの場合、人工肛門にはしません。しかし、病変の広がりや患者さんの全身状態により、人工肛門を選択する場合もあります。肛門は残しますが全身状態などから負担を少なくするために人工肛門にする場合は、ハルトマン手術といわれています。
 一方、マイルズ手術は、がんが肛門に近い場合やがんの浸潤により肛門括約筋を温存できない場合などに選択されます。一般的には肛門と直腸を切断後、左下腹部にS状結腸による人工肛門を造設します。
 直腸低位(高位)前方切除術またはマイルズ手術が行われた場合、手術後に機能的な問題として性機能障害、排尿障害、排便障害の問題が生じることがあります。最近では、より障害が少ない骨盤神経叢をなるべく温存する手術が選択されることが多くなってきています(どの病院でもできるものではない)。
 現在のところ、化学療法(抗がん薬)では術後の生存率を改善するのに有効な方法は確立されていません。しかし、フルオロウラシル(5―FU)を中心としたロイコボリン(LV)/5―FU療法や、イリノテカン(CPT―11)、オキシラプラチン(OHP)製剤などが有望視されています。
 放射線照射は、切除不可能なものを切除可能にするなど、ある程度の効果が認められてはいますが、生存率が向上したという報告はありません。この病気は、血便などの症状があるにもかかわらず痔核などの痔疾患と間違えられて、進行がんになって初めて発見される場合がいまだに多くみられます。血便、排便異常、腹部の膨満などの症状がある場合は、迷わず肛門科または大腸肛門病の専門外来のある病院を受診し、診察を受けることが必要です。

 手術が必要な場合、直腸がんの手術は熟練を要し、また術後の管理が必要になります。
 痔を含めた大腸疾患の専門外来のある病院、人工肛門の外来のある病院、ETと呼ばれる人工肛門ケア専門看護師がいる病院を受診することをすすめます。前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。 年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では
を発現している(図右)ことがわかる。


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2.
染色体転座以外の遺伝子異常を調べる新たな検査法の研究
染色体転座は、悪性リンパ腫の診断にとって、とても大切な意味を持っていますが、悪性リンパ腫は染色体転座というひとつの遺伝子異常だけでは起こりません。染色体転座が詳しく研究されて明らかになったことは、染

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色体転座以外の遺伝子異常も重要な役割を果しているということです。これまでは、なかなか研究をすることが難しかったのですが、ヒトゲノム計画の完成により、がんのゲノム異常
(遺伝子異常)を調べることができるようになりま


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した。ヒトゲノム計画の情報を元に、私たちの研究室では、がんに存在する遺伝子異常を調べる方法として、(アレイCGH)法を確立しました(図7)。この方法はゲノム異常をより詳細に調べることができます。
図7.実際の


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右上にの拡大図を示しています。a)はがん細胞由来のDNAを緑で標識しているので、各点が緑色に光って見えます。一方、b)は正常細胞由来のDNAを赤で標識しているので、各点が赤に光って見えます。これらは同じところに反応しているので、実際の反応は、両者がひとつに重ね合わせられた状態です(下図)。1つのスポット(丸い点)に着目すると、がん細胞由来のDNA


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は、点が緑に光っておらず、正常細胞由来のDNAでは赤く光っているスポットは、この2つを合成した下図では点は赤く光っていますので、これはがん細胞でDNAが欠失している(正常なDNAが失われている)ことを意味します。また、同じように下の合成図で緑が濃くなっているところは、がん細胞でDNAが増幅している(一部のDNAが異常に増えている)ことを意味します。

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この研究は、がんの遺伝子異常を調べるという基礎的な研究だけにとどまらず、実際の診断や治療法の選択に重要な意味を持つことが、徐々に明らかになりつつあります。これらの遺伝子異常は、がんの治療のための標的とし



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ても大きな意味を持つことが予想されます。これからの5年以内には、さらにがんの遺伝子異常の解明が進み、臨床的な実用化を図ることを目標としています。がんセンター研究所研修生を経て研究員として腫瘍免疫学を6年間学んだ。がんの発症機構を明らかにしなければ、根本的な解決につながらないと考え、米国がん研究所客員研究員およびワシンントン大学ハワードヒューズ医学研究所研究員として3年間、血液のがんを対象として分

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子生物学的研究を行い、がんセンターに再就職。血液のがんは、研究成果が直接、診断治療につながっていくので、大切な研究領域であると確信している。(医学博士)

都築 忍:室長



胃がん 治療費

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これら4つで診断がつかない場合や互いに矛盾する結果が出る場合には、生検(組織診)が必要となります。どんなベテランの医師でも、触っただけでがんか良性かの診断を正確につけることはできないので、触診だけで「大丈夫」といわれても、安心してはいけません。また、視触診だけではみつからない乳がんもあるため、異常なしと思っても、マンモグラフィまたは超音波で確認しておくことが望ましいといえましょう。 外科的生検   まず乳房を観察し、や皮膚の変化がないかを見ます。次に、乳房にしこりがないか注意深く触診し、さらに乳頭からの分泌や出血乳頭のびらん(ただれ)やかさぶたわきの下のしこりなどをチェックします。            マンモグラフィ乳腺専用の、X線撮影装置を用い、乳房を圧迫して薄く平らにしながら撮影するレントゲン検査で、腫瘤(しこり)の他に、しこりを触れないごく早期の乳がん(非浸潤がんを含む)を石灰化で発見できるのが特徴です。閉経後や高齢者の乳房で特に診断しやすく、2000年から日本でも、50歳以上の検診ではこれを使うことがすすめられています。   超音波 皮膚にゼリーを塗ってプローブ(探触子)をあてて内部を観察する検査で、腹部や婦人科の超音波と同様ですが、乳腺では、体の表面の浅いところを見る専用のプローブを使います。ベッドサイドで手軽に検査でき、数ミリの小さなしこりをみつけたり、しこりの中が詳しくわかるのが特徴で、若い人では、マンモグラフィよりも診断しやすい場合があります。   細胞診:しこりに細い針を刺して注射器で細胞を吸引して、細胞ががんか良性かを顕微鏡で調べます。細胞が十分とれればかなり正確に診断がつきますが、細胞だけではがんかどうか微妙な場合や、細胞がうまくとれない場合は、次の組織診が必要になります。    しこりや石灰化の部分を針で細く採ったり(針生検)、メスで切り取ったり(外科的生検)して、顕微鏡で組織を観察して、最終的な診断をします。 いずれも通常、局所麻酔でできますが、の検査を十分行った上でやるべきで、もし、しこりを触れるからといって他の検査をせずにすぐ「切って調べましょう」といわれたら、病院をかえて検査をしっかりしてもらいましょう。また、外科的生検は、もしがんだった時のことを考えて、最終的な治療を受ける病院でやってもらう方がよいでしょう。       乳がんの治療    乳がんの治療法には、手術、放射線治療、薬物療法(化学療法やホルモン療法)があり、これらを適宜組み合わせて治すのが普通です。このうち、最も基本となるのが手術で、よほど進んだがんで手術できない場合や手術しても意味がないような特殊な場合を除いては、必ず手術は必要です。ただし、進行度によっては、先に薬物療法等でがんを小さくしてから手術する場合もあります。 手術 主な術式 胸筋合併乳房切除術(ハルステッド法)乳房、リンパ節、胸筋を一塊に切除する方法で、から行われた乳がん手術の基本ですが、今はほとんど行われなくなりました。   胸筋温存乳房切除術(ペイティ法、オーチンクロス法、児玉法など)乳房とリンパ節を切除して胸筋を残します。現在の日本の乳がん手術の半分強を占め、通常「乳房切除」という時にはこの術式をさすのが普通です。乳首のない平らな胸となりますが筋肉が残るので胸が大きくえぐれることはなく、下着で補正して服を着れば外からは全くわかりません。    乳房温存手術乳房の一部とリンパ節をとり、乳房のふくらみや乳首を残す方法で扇状部分切除術と円状部分切除術とがあります。術後、残った乳房に顕微鏡レベルのがんが残る可能性があるので放射線をあてるのが一般的です。(ただし、癌研を始めとして一部の施設では、病理(顕微鏡)の検査を細かく慎重に行って乳房にがんが残っていないと判断した時に限り、放射線をあてない場合もあります。)乳房温存ができる条件は、通常、しこりが1個だけで3cm以下、検査でがんが乳管の中を広がっていない、放射線があてられる、患者さん自身が温存を希望する、などです。早期のがんでも乳管の中のがんの広がりが広ければ、温存できない場合もあります。    術式の変還乳がんの手術法の変遷をみてみましょう。表7に日本全体での、表8に癌研乳腺外科でのグラフを示します。日本では、ハルステッド手術から胸筋温存術に切り替わったのは1986年から1987年にかけて、癌研では10年早く変化させました。胞の有無を調べる穿刺吸引細胞診は信頼性も高く、組織型の推定にも有力な情報を提供してくれます。また、目的に応じて甲状腺シンチグラフィ、MRI検査などもおこなわれます。     また、髄様がんでは血中のカルシトニンやCEAといった検査値が高くなりますので、診断は容易です。また、髄様がんでは遺伝性のことがあるので、その家族の方で無症状の髄様がんが発見されることがあり、髄様がんの遺子診断も技術的に可能になってきています。   6.甲状腺がんの治療         甲状腺がんの手術   法や放射線療法など)の効果の把握などにも用いられています。秩序が守られてこそ健康が保たれるのです。必要もないのに細胞が勝手に分裂を起こすと余分な組織が形成されます。この過剰な組織(腫瘍と呼ぶ)には良性と悪性があります。   30才以下の女性では、卵巣の腫大でも通常は良性であり、水溶液の貯留した袋状になり、いわゆる嚢胞と呼ばれています。この嚢胞は、女性の性周期の中で起こり、治療せずとも消失します。嚢胞でも自然消失しない場合、特に問題があったり、嚢胞に変化が見られる場合その摘出をすすめられることがあります。また時には、超音波その他の検査法により、経過を観察することもあります。  悪性腫瘍とは癌のことです。近傍の正常組織や臓器に浸潤しこれらを破壊してゆきます。   また癌細胞は卵巣の腫瘍本体から離れ、腹腔内の他の臓器にたどりつき新しい腫瘤を形成します。卵巣癌は特に大腸、胃、横隔膜などに進展します。癌細胞はまた、リンパ経路や血行路にも入りこみ、これを伝って他の部位へも移行します。この癌の移行を転移と呼びます。   卵巣癌には様々な種類があります。最も一般的なものは卵巣表層上皮から発生する上皮性卵巣癌です。(その他の種類は発生が稀で本書では扱いません)癌が転移しても、その転移病巣には同じ種類の細胞が認められ、原発病巣と同じ名前で呼ばれます。例えば卵巣癌が大腸に転移しても転移性卵巣癌と呼びます。新しい病巣が大腸にできても大腸癌ではありません。    卵巣癌は初期に発見するのが難しい病気です。普通は初期には無症状であり、多くの場合発見されるまでには広がっているのです。圧迫、痛み、その他の症状をもたらすまでに癌が発育していることが多いのです。症状が出ていても非常にぼんやりとしているため、見過ごされることがあります。   腫瘍が発育すると、お腹がはってふくれた感じや、下腹部の不快感が出現してきます。食欲低下や少量の食事をとっただけでも満腹感を感じたりします。その他、消化不良、吐き気、体重減少がでてきます。大きな腫瘍になると近傍の臓器である腸や膀胱を圧迫し、下痢、便秘、頻尿感がでてきます。腟からの出血は卵巣癌の症状としては稀です。    卵巣癌ではお腹の中に水分が産生され(腹水)お腹がふくれることがあります。水分は肺にたまることもあり、息切れが生じることもあります。こういう症状は癌でも起こりますが、その他重病でなくとも起こります。その診断は医師でなければできません。   診断と進行期別分類   この様な症状を起こした原因を探るためには既往歴を尋ね、内診などの診察を行ないます。腟、直腸、下腹部の触診から腫瘤やその発育を感じとります。子宮頚部細胞診(子宮頚癌の検診に一般的に用いられる)も内診時に行なわれますが、卵巣癌の発見、診断には直接関係はありません。その他、次のような検査が行なわれます。   超音波検査では、高周波の音波が用いられております。この人間では聞き取れぬ音波が卵巣に当てられます。その反射波が造り出しばしば認められます。脳の際だった特徴として、運動や言語、視覚などの機能が特定の場所に局在しているため、脳腫瘍はその発生部位により実に様々な症状を示します。言語、感情、記憶、人格などの高次脳機能は人として最も大切な機能であり、脳腫瘍の恐ろしさはこのような機能にまで障害が及びうるところにあります。   (3)内分泌症状:脳には下垂体という内分泌器官が付属しているために、その機能不全あるいは機能過剰から生じる末端肥大、クッシング症候群などの症状を内分泌症状といいます(図6)。胚細胞腫の中にはでは思春期早発が見られることがあります。小児ではホルモンを産生する下垂体腺腫は稀であり、む
しろ下垂体機能が障害されることによる症状を呈することが主となります。下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンが障害されると、大量の尿が出る尿崩症(にょうほうしょう)になります。尿崩症で発症する腫瘍も稀ではありません(胚細胞腫)。下垂体前葉から分泌される甲状腺刺激ホルモンや副腎皮質刺激ホルモン、成長ホルモンの分泌障害も成長期には大きな問題となりますが、これらのホルモンは幸い薬によって補充することが出来ます。
<水頭症> 頭蓋内圧が亢進するもう一つの大きな要素として水頭症があります。小児の脳腫瘍は正中部あるいは小脳や脳幹に発生しやすいことから、高率に水頭症を伴います。例えば小脳正中部に発生した腫瘍のために髄液の流れが妨げられることにより、脳室が拡大します(図7)。症状は頭蓋内圧亢進症状を呈します。  脳は髄液に浮かぶように存在します。脳の中には髄液に満たされた複雑な形をした脳室が存在します。脳室系は側脳室、第3脳室、第4脳室の異なった部屋に別れており、側脳室内に存在する脈絡叢という組織で作られた髄液はモンロー孔という狭い穴を通って第3脳室に移行し、次に中脳水道という最も狭い管状の構造を経て第4脳室に移行した後、脳室から出て脳表のくも膜下腔で吸収されます(図8)。成人では脳室内の髄液量は150ml、1日の産生量500ml 近くになるとされます。モンロー孔や中脳水道などの狭い部位の近くに腫瘍が発生すると、容易に髄液の流れがせき止められて、上流に髄液が貯溜す
るため水頭症が発生します。
 水頭症の治療は、髄液の流れを止めている腫瘍を取り除く手術、貯まった髄液をお腹の中に導いて吸収させる脳室?腹腔短絡術(のうしつーふくくうたんらくじゅつ、シャント手術)、あるいは、第3脳室の底に内視鏡で穴を空けて髄液が脳表に直接流れるようにする手術があります。それぞれに一長一短があ
り、個々の条件に最も適した方法を選択します。
6.  脳腫瘍の診断法 診断には症状から診断する臨床診断、様々な機器を用いる画像診断、腫瘍組織による病理診断という段階があります。画像診断で最も重要なものはMRICTスキャンです。MRIの最大の利点は、脳を切る断面を自由に選べること、また、撮影条件を変えることにより、腫瘍の性質や脳との
関係を明らかにすることが出来る点にあります(図9)。また、
MR血管撮影を行うことにより、苦痛を伴う脳血管撮影を減らすことが可能になりました。しかし、撮影に時間がかかることから、小児ではかなり強い鎮静が必要であるという問題があります。  脳血管撮影は、腫瘍を栄養する血管を明らかにすることにより、手術を行う上での重要な情報を得ることが出来ます(図10)。腫瘍の種類によっては必要となります。私どもの施設では、観血的検査である脳血管撮影は必要な場合のみに全身麻酔下で行なっています。  病理診断は、専門家以外の目に触れることはほとんどありませんが、脳腫瘍の治療において極めて重要な位置を占めます(図11)。手術中に採取した組織を凍らせて診断する、術中迅速診断と、永久標本を作製した後に、時間をかけて診断する方法の2種類有ります。外科医は、術中迅速診断に基づいて腫瘍の摘出範囲を決定しますし、最終診断を待って化学療法や放射線照射の要否を決定します。病理専門医は、集学的治療チームの中で極めて重要な地位を占めています。 病理診断に必要な組織は、主として開頭による腫瘍摘出で得られますが、時に開頭手術が困難な部位に腫瘍が存在する場合があります。このような場合には、定位脳手術(ていいのうしゅじゅつ、図12)や内視鏡により腫瘍の一部をあり、鼓膜とつながっています。鼓膜の振動は、耳小骨を介して内耳の中にある蝸牛に伝えられます。また、中耳は、耳管で鼻の奥(上乳がんの診断   乳がんの症状 乳がんの初発症状(発見のきっかけ)は、が乳房のしこりであり、他に乳房の疼痛がほど、さらに全体からみると少数ですが、乳頭分泌(乳首から液体とくに血液などがでる)、腋窩腫瘤(わきの下のリンパ節を触れる)(パジェット=乳首のただれなど)もあります。マンモグラフィや超音波による検診で発見された患者は昨年でもわずか7%でした。マンモグラフィを使った検診の普及による早期発見がぜひ必要です。 乳がんの検査 乳腺の主な検査法を表6に示します。この中で、視触診、マンモグラフィ、超音波(エコー)、細胞診は、乳がんの診断に必須の、いわば「4本柱」とも言うべきもので、乳房にしこりを触れる場合、視触診→マンモグラフィと超音波→細胞診の順にこれら4つを全て行うことが原則です。これら4つで診断がつかない場合や互いに矛盾する結果が出る場合には、生検(組織診)が必要となります。どんなベテランの医師でも、触っただけでがんか良性かの診断を正確につけることはできないので、触診だけで「大丈夫」といわれ2000年からの新しい病期分類]      リンパ節転移が進んでいる場合、しこりが5cmをこえてリンパ節転移もある場合、しこりが皮膚や胸壁に及ぶ場合、炎症性乳がん(乳房全体が赤くなる、特殊な乳がん)、などが含まれる(さらに細かく、とに分かれる)

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鎖骨の上のリンパ節に転移があるか、他の臓器(肺、骨、肝臓などが多い)に転移がある 進行度の変還

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1は、10年ごとにみた、癌研での乳がん手術時の触診径(しこりの大きさで表す)別の変遷を示します。早期発見のめやすとなるT0(しこりを触れない)T1(しこりが2cm以下)例は、残念ながら60年代以降ほとんど増加しておらず、が多いのが分かります。
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手術後、組織検査によって診断されたリンパ節転移
(n)別の年代別変遷を表2に示します。転移のなかったn0例は、7090年とわずかに増えてはいるものの、大きな変化はみられません。このように、情報のな東京にある癌研病院でも、乳がんの早期発見があまり増えているとはいえないのが現状で、日本の女性の乳がんに対する意識はまだまだ足りないと感じられます。     

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乳がんの生存率
次に乳がん手術後の生存曲線をみましょう(3)。年代毎に生存率は向上しているのがよく分かり、90年代では、乳がん全体の5年、10年生存率はそれぞれ、にも達しています。

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これを
T別にみたものが表4です。がんが大きくなるにつれて生存率が低下し、T4(皮膚が変化したり胸壁に固定しているしこり)は成績が不良です。リンパ節転移別の生存曲線でも、転移が増加するに従って歴然と生存率が低下します。

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以上見てきたように、乳がんはしこりが小さい
(またはしこりを触れない)うちに発見して手術をうけ、リンパ節転移がない、あってもできるだけ少数であることが望まれるのです。          乳がんの診断  

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乳がんの症状
乳がんの初発症状(発見のきっかけ)は、が乳房のしこりであり、他に乳房の疼痛がほど、さらに全体からみると少数ですが、乳頭分泌(乳首から液体とくに血液などがでる)、腋窩腫瘤(わきの下のリンパ節を触れる)(パジェット=乳首のただれなど)もあります。マンモグラフィや超音波による検診で発見された患者は昨年でもわずか7%でした。マンモグラフィを使った検診の普及による早期発見がぜひ必要です。
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乳がんの検査
乳腺の主な検査法を表6に示します。この中で、視触診、マンモグラフィ、超音波(エコー)、細胞診は、乳がんの診断に必須の、いわば「4本柱」とも言うべきもので、乳房にしこりを触れる場合、視触診→マンモグラフィと超音波→細胞診の順にこれら4つを全て行うことが原則です。

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ところで、製薬会社のWEBサイトで開発中の医薬品を覗いてみると、案外と化学療法(抗がん剤)の副作用を抑えるような薬の開発も進んでいたりします。確か、化学療法中に起こる強い吐き気を緩和させたりするタイプのお薬だったと思います。化学療法は辛いというのはよく聞きますが、出来るだけ苦しくならないように新たな医薬品が日々作られているようで、近年は一昔前よりも、より苦しくなく抗がん剤を使えるようになったのではなってきたのではないかと思います。  がん細胞は、様々なたんぱく質を持っています。 その中には、通常、人体にあるたんぱく質とは違ったたんぱく質も含まれています。このがん細胞独特のたんぱく質を、人間の体が攻撃目標にすることが出来れば、人間が自分の体の免疫システムを利用して癌を駆逐できるのではないか・・・?というのが、癌ワクチンの基本的な考え方です。ところで、昔から癌ワクチンに関しては色々と研究されてはきたのですが、癌ワクチンは未だに薬品の臨床試験には合格できていません。一昔前と比べると、かなり進歩してきたようには思うのですが、それでもまだまだ発展途上にあるようです。現在、がんが全身に転移してしまって治療が困難な患者さんやそのご家族の方のお気持ちを察するに、一刻も早く、末期がんの根治治療が可能な癌ワクチンの新薬の登場が待たれます。   民間療法という治療法があります。 民間療法とは、効果のほどは定かではないが一般に広く伝え知られているような治療法です。(病院では行われていませんし、治療の指導もされていません)癌治療の世界でも、民間療法は多数存在しています。「ガンが治った!」とかというタイトルの本や健康食品は多数存在しています。これらの民間療法の中には本当に効果があるものも含まれているのかもしれませんが、中にはまったく効果が無いものも含まれているかもしれませんので、民間療法でがん治療をしようとお考えの方は、ぜひともお気をつけになられた方が宜しいかと思います。(薬事法的にみると、医薬品の扱いではなく「健康食品」の扱いになっているものは、その効能について述べてはいけないことになってます)でも、私もそうなんですが「この食品には免疫力を高めたり、抗癌作用があるらしい」とTVや雑誌などで目にすると、どうしてもその食品を食べて健康になろうとしたり、家族にそれを食べさせて健康になってもらおうとしてしまうもので、奏功しなかった場合には、抗がん剤の毒性のみを受けてしまうということにもなりがちです。 結果、全体としての延命期間が平均するとごくわずかということにもなっています。  あきらめない治療の3つの特徴 1.クリニックのNK細胞療法には副作用はほとんどありません。患者様自身の免疫力を 低下させるのとは逆に、強化する事によってがんと戦っていきます。2.抗がん剤には、耐性がよく起こります。つまり、一定期間をへて薬が効かなくなってしまうのです。その点、NK細胞療法にはその耐性が起こることがありません。 ゆえに、効果が見られた場合、継続的に治療が続けられます。仮に 完全治癒に至らなくても、がんを慢性病ととらえて、QOL(生活の質)の高い生活を続けられる可能性があります。3.手術、放射線による治療は局部治療ですが、NK細胞療法は点滴による全身治療です。つまり、遠隔転移、または潜伏がん(画像上現れないごく小さながん細胞)にも効果を発揮する可能性があります。 治療効果 免疫治療の効果を示す上で、一般的には以下のような基準が考えられています。 完全寛解(CR)画像上、腫瘍消失が4週間以上にわたって見られる。 部分寛解(PR)腫瘍の断面積が1/2以下に縮小した場合。 長期不変(SD)増大も縮小もしない期間が6ヶ月以上継続した場合。    上記の3つのケースを加えたパーセンテージを有効率とする基準が一般的です。 クリニックと同様の、NK細胞療法を行っている施設においては、22%〜30%の有効率が報告されています。  ほとんどの乳がんは乳管の壁から発生し、乳管の中を広がる「乳管内進展」と、乳管の壁を破って乳管の外に広がる「浸潤」という、2パターンの発育をします。乳管内進展は腺葉に沿って進むので、扇形に広がることが多くなります。浸潤の部分は腫瘤として触れやすいのですが、乳管内の部分は触診では全く触れない(非触知)かぼんやり硬くふれるだけのことが多く、マンモグラフィや超音波などの画像検査が重要となります 乳がんの種類 乳がんは、非浸潤がん、浸潤がん、パジェット病の大きく3つに分けられますが、普通のしこりを触れる乳がんのほとんどは浸潤がん(前述の「浸潤」が一部にでもあるがん)で、硬がん、乳頭腺管がん、充実腺管がんなどの一般的ながんと、粘液がんなどの特殊型とがあります。非浸潤がんは、前述の「乳管内」の部分のみから成り立っているがんで、しこりを触れない段階で乳頭分泌や画像検査で見つかったがんが多く含まれます。非浸潤がんは転移をおこさないごく早期のがんですが、日本ではとても少なく、1997年の全国統計で5%程度、癌研ではかなり多い方ですが2000年で13%です。マンモグラフィでの検診が進んだ欧米ではこの非浸潤がんが20%をしめており、このようなごく早期の発見が増えることをめざしています。パジェット病は、乳頭のびらんでみつかり多くはしこりを触れない早期のがんで、全乳がんの1%未満の稀なものです。 Chapter.2: 乳がんの進行度と生存率 つまり、「自己触診さえしていればみつかるけれど、していなければ見落としてしまう」のが2cmという大きさで、そこに自己触診の重要性があります。具体的な自己検診法を、下記に示しますので、早速やってみて下さい。  大切なことは、定期的に自分の乳房を触って自分自身の正常な乳房を把握しておくことと、異常に気づいたら、自分でがんか否かを判断するのではなく、必ず検査を受けに行くことです。     自己触診ってどうやってやるの? 毎月一回、検診日を決めて 乳がんは身体の表面に近い部分に発生するため自分でも見つけることが出来ます。整理が始まって1週間後、乳房のはりや痛みがなくなって柔らかい状態のときに自分でさわってチェックして見ましょう。閉経後の人は毎月一回自己検診日を決めておこないます。乳房の日ごろの書き留めておくと変化を知ることができます。 石鹸がついたてで触れると乳房の凹凸がよくわかります。左乳房を触れるときは右手で、右乳房は左手で。   4本の指をそろえて、指の腹と肋骨で乳房をはさむように触れます。をしこりや硬いこぶがないか、乳房の一部が硬くないか、わきの下から乳首までチェックします。   乳房や乳首を絞るようにして乳首から分泌物が出ないかチェックしす。腕を高く上げて、ひきつれ、くぼみ、乳輪の変換がないか、乳頭のへこみ、湿疹がないか確認します。また、両腕を腰に当ててしこりやくぼみがないか観察します。  まず関心をもって! どんなにすばらしい診断法や治療法があっても、女性が自分の乳房に関心をもって検診や医療機関を受診しなければ、検査は始まりません。乳がんの啓蒙活動が盛んで、女性の多くが乳がんをごく身近なものと考えているアメリカでは、40歳以上の女性の6~7割以上が乳がん検診を受診し、乳がんによる死亡はすでに減少傾向に転じています。それに対して日本では、検診や自
己触診を実践している女性は、身近な人ががんになった、職場でたまたま検診があったなど、ごく限られた数にすぎず、検診の受診率も
10%台にすぎません。多くの人は、乳がんなんて全く人ごとと考えて、乳房の話題といえば、バス トアップの下着や芸能人の豊胸術、たまに有名人が乳がんになってもたまたま不運な人の闘病記として読むだけ。これでは、欧米から、乳がんになりやすい食生活やライフスタイルといういわばマイナス面ばかりを取り入れ、自分の健康に関心を持つという良い面は学んでいないことになります。「乳がんに関心をもつことが、自分の命ばかりでなく、大切な乳房を守ることにもつながる」ということを、日本女性の誰もが、ファッションやショッピングや旅行の話題と同じようにあたりまえに考え、話し合えるようになることを、心から願っています。 日本では、乳がんが急激に増加しています。現在日本人の女性のがんの中で患者数が多いものは、胃、大腸についで乳がんは昨年が乳がんにかかったと推定されます。死亡数では、胃、大腸、肝臓、肺についで乳がんは5位ですが、1年間の死亡者数は1万人弱に及び、特に、30歳から65歳の壮年女性層に限ると1位になっています。この様に、乳がんは、日本女性の最も注意しなければならないがんになっているのです。胃がんは、外科手術、放射線治療、抗がん剤という三大療法が標準治療となっております。 しかしながら、胃がんでは外科手術、放射線治療、抗がん剤という標準治療だけでは、  太刀打ちできないケースがあることも事実です。 免疫細胞療法には、活性化リンパ球療法や樹状細胞療法、自家がんワクチン療法など 多くの治療法がありますが、胃がんに対しては、NK細胞療法が有効との症例がすでに 報告されています。クリニックではこのNK細胞療法と、自律神経免疫療法とを組み合わせた「複合免疫療法」により、胃がんに対して身体にやさしい治療、あきらめない治療を積極的に行っています。進行性胃がんに対する標準治療の限界とは…胃がんに関しては、ことに進行がん、再発がん、転移がんといった場合、ほとんどのケースで 根治治療(完全治癒を目指す治療)としての外科手術が適応外となり、化学療法(抗癌剤治療)が中心となります。しかしながらこの抗がん剤治療は、治癒を目指すものではなく、腫瘍の縮小が その目的となります。腫瘍の断面積が2分の1になった状態が4週間続けば、奏功したと表現されます。 残念な事にその奏効率自体も、患者様にとって満足のいくものではないのが現状です。   標準治療としての化学療法は、患者様の耐えられる最大限の抗がん剤を投与します。 女性層に限ると1位になっています。この様に、乳がんは、日本女性の最も注意しなければならないがんになっているのです。大腸がんの発生部位をみると、直腸がんがもっとも多く大腸がんの約40%、次にS状結腸がんが約30%です。    なぜ最近大腸がんが増えているのか? などの先進国には大腸がんが非常に多く、日本も大腸がんが急速に増加しています。その原因として日本人の食事の内容が欧米化していることが指摘されています。  食事の欧米化とは、などの脂肪やたんぱく質の多い食べ物を多くとり、米、脂肪の多い食べ物すなわち高脂肪食、たんぱく質の多い食べ物すなわち高たんぱく食は腸の中で腸内細菌を変化させ、その結果として発がん物質ができ、これが大腸の粘膜に作用してがんを発生させると考えられています。  また食物繊維の摂取が減ると便の量が減り、発がん物質を含んでいる便が長時間大腸内にたまってがんが発生しやすくなるといわれています。  大腸がんの症状   大腸がんの症状のうちもっとも多いものは排便時の出血で、次に便秘、腹痛、下痢、腹部腫瘤[ふくぶしゆりゆう]などです。しかしこれらの症状に気づきながら多くの方(大腸がんがあった人の70%)が3カ月以上病院を受診しないのが通例です。排便時の出血といっても便の周りに血がついている場合、便と血液が混ざり合っている場合、排便の後にふいた紙に、血液が付着している場合などがあります。  直腸がん、状結腸がんの場合では赤く新鮮な血液(鮮血)が出ることから本人も出血していることを自覚できます。いずれにしても血便があればできるだけ早く専門医にかかり大腸検査を受ける必要があります。  上行結腸がん、盲腸がんの場合でも病変から出血しますが、排便のときは鮮血ではなく黒色や茶色の古い血液であることが多いので本人に自覚できないことがあります。そして上行結腸がん、盲腸がんの場合には右下腹部のしこり(腫瘤)、貧血、体重減少が主症状となっています。    血便があったらすぐ受診を しかし、血便の大部分はがんではありません。血便のある人に大腸X線検査または大腸内視鏡検査を行うと、約3050人中1人にがんが見つかります。しかし、残りの2949人はがんではなく内痔核[ないじかく]などが原因です。血便があった場合は病院に行かずに悩んでいるより、できるだけ早く病院を受診し、大腸検査を受けて原因を明らかにしてください。  大腸ポリープとは何か   大腸検査を受けると大腸ポリープが見つかることがあります。大腸ポリープとはいったい何でしょう。大腸ポリープとは、大腸の粘膜表面に飛び出している隆起のことで、ポリープの本来の意味は「キノコ状の隆起」です。そしてポリープにもいろいろな形があります。チューリップの花の茎のように茎があるものを有茎性[ゆうけいせい]ポリープ、くびれがあるが茎はないものを亜有茎性ポリープ、根元が幅広いものを広基性ポリープ、大きく全体に広がっているものを側方発育型腫瘍と呼びます。  ポリープにはその約10%にがんが含まれています。詳しくいうと、腺腫[せんしゆ]とがんの中間の性質をもつもので前がん病変と考えられている)というものからできたポリープは、がん化する危険があります。しかしまだ小さなポリープ(通常は直径約5mm以下で過形成性ポリープという)はがんにはなりません。以上のようにポリープには、(1)がんにはならないポリープ(過形成性ポリープ)、(2)前がん病変であるポリープ(腺腫)、(3)すでにがんを含んでいるポリープ、の3つのものがあります。    ポリープをとる、とらないの選択すでにがんのあるもの、正常とがんの中間であるもの(腺腫[せんしゆ]*)ではポリープをとる必要があります。ポリープをとる理由は、がんがある場合はがんを根治するため、腺腫では将来においてがんにならないためで    す。過形成性ポリープ*は無理にとったり、治療したりする必要はないと考えられています。最近では大腸内視鏡検査でポリープの表面を詳しく見るとがんにはならないもの、正常とがんの中間にあるもの(腺腫)、すでにがんがあるものを区別することが少しずつわかるようになってきました。  腺腫の中にも正常に近いもの、がんに近いものがあり、正常に近く、小さなポリープではとらずに経過を観察するものもあります。    大腸ポリープをとる手術 さらに詳しく説明しますと、ポリープには、(1)がんになる可能性のないポリープ(過形成性ポリープ)、(2)正常とがんの中間の性質を示すポリープ(腺腫[せんしゆ])、(3)すでにポリープにがんが含まれているが、ごく一部の粘膜上皮内のみにがんがあるもの(粘膜内がん、mがん)、(4)ポリープにがんがあり、がんが粘膜上皮より深く粘膜下層に及んでいるもの(粘膜下層がん、がん)、の4つの場合があります。(1)は無理にとる必要はありません。(2)(3)は大腸内視鏡でとることができるポリープです。(4)smがんではその深さによっての3段階があります。は大腸内視鏡でとることができます。ではリンパ節転移の危険があるので腹腔鏡下補助手術や開腹手術によってとります。    内視鏡でポリープを切りとる 内視鏡でポリープをとる方法に2つあります。内視鏡的ポリープ摘出術(ポリペクトミー)はポリープを観察しながらワイヤーでつくった輪(スネア)をポリープの茎にかけ、ワイヤーを小さく締めた後に高周波電流で切りとる方法です。内視鏡的粘膜切除術(EMR)はポリープ基部の粘膜下に生理的食塩水を注入し、ポリープの基部をふくらませて厚くしてからスネアをかけ高周波電流で切りとる方法です。ポリープの基部まで大きくとれる、ポリープをとった後に出血する危険が少ない、大腸に穴が開く危険が少ない、という特徴があります。    進行した結腸がんの手術

胃がん治療費

結腸がんと進行大腸がんの手術の場合では、がんの口側(口に近い方向)および肛門側(肛門に近い方向)にそれぞれ5〜
10cm離れて腸を切除します。腸には腸に流れてゆく動脈および腸から流れ出る静脈とリンパ管とリンパ節があり、これが腸間膜という膜の中に入っています。そして静脈、リンパ管、リンパ節にはがん病巣から離れて流れ出したがん細胞がある危険性があります。   

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そこでリンパ節を含む腸間膜を大腸とともに切除します。腸間膜とリンパ節の切除範囲の大きさとしてのように2群までの場合、および3群までの場合があります。がんの場合では2群まで、進行がんの場合では3群までとることが多いです。
しかし患者さんの年齢や併発症(患者さんが大腸がん以外にもっている病気、糖尿病、腎臓病[じんぞうびよう]、心臓病、呼吸器の病気など)がある場合は2群までの切除にとどめることもあります。

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がんの口側と肛門側それぞれ5〜
10cm離れて大腸を切除しますが、リンパ節は動脈に沿って流れるので動脈の位置と流れの方向を考え、実際には10cm以上の大腸を切除することもしばしばあります。また大腸がんがより進行している
とき、およびリンパ節転移が進んでいるときは切除範囲も大きくなります。個々のがんの位置および進行程度により設定されます。
  
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進行した直腸がんの手術
直腸がんと進行直腸がんの場合でも腸と腸間膜およびリンパ節の切除を行いますが、直腸ではがんより肛門側の腸および直腸間膜にはあまりがんが進んでこないので、がんから肛門側に離れて直腸を切る長さはでよいこととなっていま



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す。そこでがんから肛門側に離れて直腸を切ったときに肛門と肛門括約筋[こうもんかつやくきん]が残れば括約筋温存術ができることになります。しかし、がんまでの距離が
3.0cmあってもがんそのものの大きさが非常に大きく約5.0cmにもなると、がんから離れた距離にも目に見えない小さながん細胞が散らばっている危険性から肛門もとる必要があるので直腸切除術+人工肛門造設術になります。

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大腸とは、小腸から食物残渣を受ける盲腸から始まって結腸[けつちよう](上行結腸[じようこうけつちよう]、[おうこうけつちよう]、下行結腸[かこうけつちよう]直腸、そして肛門に至る長さ約1m
80cmに及ぶ腸の全体を
呼ぶ言葉です。直腸は直腸S状部、上部直腸、下部直腸の3つに分けられています。がんができた部位によって結腸がん、直腸がんと呼びます。結腸がんと直腸がんをまとめて大腸がんといいます。また肛門にできるがん、肛門がんも広い意味で大腸がんに含めて診断と治療が行われています触れたり、食物の通

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過障害、閉塞症状が現れることがある。このような症状を持つ人々は医師の診察を受けるべきである。日本では普通、消化器内科、消化器科の医師が専門的な診療にあたっている。
   [編集] 診断
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診断のために医師は患者の病歴を問診したり、身体所見をとり、画像診断や臨床検査を行う。次のようないくつかの検査が行われる。
   胃癌の存在自体を確認するには胃内視鏡検査かバリウムによる上部消化管X線検査が必要である。便の検査や血液検査では早期胃癌の発見は難しい。X線検査で異常が発見されたときも確定診断のためには内視鏡検査が必要である。内視鏡検査で、異常とおもわれる

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ーセントほどですが 転移もなく手術により100%治りますので、予後(治療により治る可能性や生存率)の良い乳がんです。 これに対して、乳管の中で増えたがん細胞が、周囲の組織との境(基底膜)を破壊して広がって行くものを「浸潤がん」と呼び、乳がんの90%がこれに属します。 下記の通り、このタイプは3種類の通常型浸潤がんと、稀な特殊型浸潤がんに分けられますが、これらのどの型かで治療後の予後も違ってきます。  非浸潤性乳がん 浸潤性乳がん 乳管内がん 少葉がん 嚢胞内がん ページェット病  通常型浸潤がん乳頭腺管がん 充実腺管がん 硬がん 特殊型浸潤がん  粘液がん髄様がん 浸潤性少葉がん 再発と遠隔転移乳がんを放置しておくと、脇の下のリンパ節に転移し「がん細胞」が血液やリンパの流れに乗って、骨・肺・肝臓・脳など遠くの臓器に転移してしまいます。これを遠隔転移といいます。肺に転移が認められた場合は「乳がんの肺転移」または 「転移性肺がん」と呼び、「肺がん」ではありません。初回の手術で、最も適した手術法が取られても、残念ながら再発する場合があります。これを「再発乳がん」と呼びます。 再発には、手術をした乳房に再発してくる局所再発と、乳房以外の他の臓器に再発してくる遠隔転移があります。がんの再発は、初回手術から23年で起こる事が多いのですが、乳がんの場合は 5年や10年経過してからでも再発するのが特長です。 一般的には初回手術から再発までの期間が長いほうが延命効果が高いとされています。また、再発が胸壁だけに限られている場合の手術後の5年生存率は3050%と 比較的良好です。リンパ節などへ再発した場合は、がんが疑われる周辺組織も、 リンパ節と一緒に全て切除します。 他の臓器への再発(遠隔転移)では骨転移が多いのですが、肺や肝臓などにも転移します。稀に脳転移も認められています。 遠隔転移はそれが例え1つでも、乳がんがすでに全身に広がったことを意味します。その部分だけを取っても他の場所に再発するため、延命にはなりません。 そのため手術は行われません。  当方の治療法は      乳癌(乳ガン)の原因がんにかかりやすい人をハイリクスファクチャーといいます。母親や姉妹にがんになった人が居る人はハイリスファクチャーといえます。また、食生活と栄養においても乳がんの発生・増加の因子があります。特に近年、日本も食生活の欧米化で、バターやチーズ等の乳製品を多く摂取するようになり、乳脂肪中のコレステロールが卵胞ホルモンの過剰分泌を促し、がんを誘引しているのではないかと考えられています。さらに、肥満と深く関係があり、特に閉経期以降の肥満は乳がんの促進因子となります。乳がんになりやすい因子(  目で見る 鏡の前に正面を向いて立ち、両手を下ろした状態でさゆうの乳房の形、大きさ、皮膚の出っ張りやへこみ、乳頭の形などをチェックします。 両手を上げた状態で(1)と同じようにチェックします。 横向きになり、横からもチェックします。 触れてみる異形成から癌の存在は、きわめてまれであるとされています。このため、子宮頚癌検診では、特に細胞診と思われます。ですが、このHPV型測定は、保険適応なく、で行っております。また、型はわかりませんが、ハイリスク群のみの測定は、。           第四回 人工妊娠中絶術    妊娠3ヵ月(妊娠11週6日)までは、通常、静脈麻酔下で日帰り手術を行っております。朝手術し、お昼過ぎに帰れます。手術は、吸引法による子宮内容除去です。その手術の前に、まだ子供を産んだことがない人は、子宮頚管(子宮の出口、子宮口)が硬く開きずらいので、前日の夕方子宮頚管にラミセル(硫酸マグネシウムを含む高分子材料。スポンジを圧縮したような棒)を入れます。その日は帰ってもらって、次の日の朝手術します。手術の時は、頚管は柔らかくなり拡張しやすくなっています。子供を産んだことがある人は、頚管の状態で、入れないこともあります。この前処置は、子宮頚管を3mmぐらい開く必要があるため、痛みを伴います。しかし、この処置のおかげで、子宮頚管は開くやすくなり、手術が安全に行えます。妊娠4ヵ月(妊娠12週)以上は、日帰りの手術は難しくなり、入院して子宮口を開いてから、陣痛をつけて分娩の形をとります。でます。(1)BCG(ビー・シー・ジー)BRMが注目されるようになったのは、1970年に行われた悪性黒色腫に対するBCG生菌による治療以来のことです。非特異的免疫療法の草分けであり、現在に至っても多くの報告が出されています。膀胱(ぼうこう)がん、悪性黒色腫で有効であったとする報告がありますが、その他の固形がんでは有効例はほとんど認められていません。 (2)OK-432(オーケー-432)ある種の細菌(溶連菌)からつくられたもので、好中球、NK細胞、マクロファージ等を活性化します。わが国で広く用いられてきましたが、現在では胃がん、肺がん、がん性胸腹水、他剤無効の頭頸部(とうけいぶ)がん、甲状腺(こうじょうせん)がん等に用いられています。 (3)PSK(ピー・エス・ケー)担子菌(たんしきん)カワラタケ(サルノコシカケ)の菌糸体より抽出精製した物質(タンパク多糖複合体)です。内服で用いられます。副作用がほとんどない反面、作用は弱いのが特徴です。適応は胃がん(手術例)、治癒切除例の結腸直腸がんへの化学療法との併用に限定されています。 (4)Lentinan(レンチナン)シイタケより抽出されたものです。キラーT細胞、マクロファージ、NK細胞等を誘導、活性化すると考えられています。がん患者さんの悪液質やQOL(クォリティ・オブ・ライフ:生活の質)を改善するという報告がありますが、適応は手術不能または再発胃がんにおけるテガフール(抗がん剤の1つ)との併用に限定されています。 (5)Bestatin(ベスタチン)細菌(放線菌)由来です。適応は成人非リンパ性白血病に対する完全寛解導入後の維持、強化で、化学療法剤と併用されます。 (6)SizofiranSPG:シゾフィラン)スエヒロタケより抽出されました。適応は、子宮頸部がんにおける放射線療法との併用に限定されています。 (7)Levamisole(レバミゾール)本来、駆虫薬として開発された物質(イミダゾール化合物)で、免疫増強効果があることが判明しました。肺がんや大腸がんの術後において、フルオロウラシル(抗がん剤の1つ)との併用で延命効果が得られたとの報告がありますが、臨床効果は確立されていません。 [効果]上記のとおりで、一部のがんで有効性が認められています。 [副作用]一部のBRM療法で発熱や白血球増多が認められますが、重篤な副作用は報告されていません。  [問題点]特定の免疫担当細胞にのみ作用するわけではないので、作用機序が必ずしも明確でありません。作用機序の科学的な解明や、評価法の見直しが必要と考えられます。6.抗体療法抗体とは、抗原に対して特異的に結合できるタンパク質で免疫グロブリンと呼ばれ、B細胞が産生します。多種多様の抗原に対して、特異的な抗体が存在します。ある抗原に対して特異的な単一の抗体を、モノクローナル抗体と呼びます。近年、モノクローナル抗体を作製する方法が確立され、この技術は医学や生物学の分野で多大な貢献をもたらしました。がんに特異的な抗原に対するモノクローナル抗体なども多数つくられ、がんの研究、治療に広く用いられてきています。 抗体は一般に、補体(抗体の反応を補って、殺菌や溶血反応を起こす血清中の因子)を介して抗体が結合した細胞や細菌等を破壊したり、マクロファージやキラー細胞による細胞の破壊を助けるなどの働きがあります。モノクローナル抗体は、ある特定のがん細胞にだけそうした作用を及ぼすわけです。また、がん細胞のモノクローナル抗体を用いた治療としては、増殖を抑える働きのあるモノクローナル抗体も存在します。 がん細胞に特異的なモノクローナル抗体に細胞毒、抗がん剤あるいはアイソトープを結合させ、がん細胞を殺してしまおうという治療(ミサイル療法)が試みられています。また、ある種の白血病や乳がんに対する抗体療法も行われています。さらにがん組織にがん細胞を殺す作用のあるT細胞やNK細胞を集結させるため、T細胞やNK細胞とがん細胞の両方に対する抗体(双特異性抗体)なども開発されています。 [効果]造血系がんである白血病に対し、細胞表面抗原に対する抗体療法が行われています。その中の報告で、成人T細胞白血病において、IL-2レセプターα鎖に対する抗体療法によって、一部の症例が完全寛解したというものがあります。また、大腸がん細胞由来のがん抗原に対するモノクローナル抗体(17-1A)を用いた、大腸がんおよび膵臓(すいぞう)がんの治療例も報告されています。そして、大腸がん手術後の補助療法として有効であったとの報告もあります。最近、がん遺伝子の1つであるErb-B2に対するモノクローナル抗体を用いた臨床応用がはじまり、注目されています。わが国でも、臨床試験が現在進行中です。 [副作用、問題点]モノクローナル抗体は、全身投与すると肝臓などの臓器に集積し、がん組織への特異的な集積の低下が認められています。また、モノクローナル抗体はマウスなどの動物を使って作製されるので、これを患者さんに投与すると、異種由来のモノクローナル抗体に対する患者さん自身の抗体(ヒト抗マウス抗体)が産生されてしまいます。 2回目以降の投与ではモノクローナル抗体が体内から除去されやすくなるために効果が激減したり、アナフィラキシーショック(異種のタンパクを投与することによるショック症状)が起こる可能性がある等の問題点があります。そこで、ヒト型抗体の作製などの試みがなされています。  近年、遺伝子治療が難治性疾患に対する新たな治療法として、注目を浴びてきています。  免疫療法の分野でも、抗がん免疫にかかわる遺伝子を用いて抗がん免疫を誘導、増強することを目的とした研究が盛んに行われ、欧米ではすでに臨床応用も開始されています。ここでは、欧米における免疫遺伝子治療の現状を紹介します。   現在までに、研究および臨床に応用されている免疫遺伝子治療は、大きく2つに分けられます。1つは、抗がん活性を持つリンパ球に、その効果を高める遺伝子を導入して生体内に戻す受動免疫強化療法です。   もう1つは、がん細胞にサイトカインなどの遺伝子を導入したり、がん特異的抗原の遺伝子を正常細胞に導入して、がん抗原特異的な免疫を誘導するワクチン療法です。1)受動免疫強化療法  リンパ球からがんに特異的リンパ球(TILなど)を取り出して増やし、そこに抗がん効果を増強する遺伝子を導入して患者さんの体内に戻すことによって、抗がん免疫の効果を増強する試みがなされています。  現在までに、TILTNFIL-2等の遺伝子を導入した後に患者さんに戻すという遺伝子治療が行われてますが、現時点では臨床的に意義のある治療効果は得られていません。    がん細胞に、免疫反応を増強するような遺伝子を導入してそれを接種する腫瘍ワクチン療法と、がん特異的抗原の遺伝子を直接、体内に接種するDNARNA)ワクチン療法に分けられます免疫反応の主役的な役割を果たしているT細胞が抗原を認識するには、抗原をT細胞に提示する機能を持った抗原提示細胞と呼ばれる細胞が必要です。この抗原提示細胞の表面には、主要組織適合性抗が提示されます。ヒトのによるがん治療が試みられてきました。  実際には、IL-2を直接患者さんに投与し、生体内でがん細胞を殺傷する作用を高めようとする試みと、患者さんのリンパ球を生体外でIL-2とともに培養して、がん細胞を殺傷する能力のあるLAK細胞を誘導して体内に戻す方法があります(これは項で既に述べました)。また、LAK細胞とIL-2を併用する治療法も試みられています。  悪性黒色腫や、腎がんを対象として行われてきました。IL-2単独あるいはLAK細胞と併用することにより、若干の効果が認められたとの報告があります。  大量のIL-2をがんの患者さんに持続的に投与するIL-2単独療法は、がん性胸膜炎などへの局所投与や、悪性血管内皮腫等で有用性を示唆する成績が得られています。   副作用として、IL-2の投与量によって血管壁の透過性の増進(血管から体液が漏れることです)による体液貯留と臓器機能不全、体重増加、低血圧、肺浮腫(はいふしゅ)、呼吸困難等があり、重篤(じゅうとく)な場合は死亡例の報告もあります粒子線治療の現況と将来国立がんセンターでは、サイクロトロンを用いた陽子線治療システムが1998年末より稼働し、主に頭蓋底(とうがいてい)、頭頸部、肺、肝臓、前立腺等のがん例に使用されています。病院に附属した陽子線治療装置としては国内ではじめての装置で、2001年7月に高度先進医療(医療の名称:悪性腫瘍に対する粒子線治療)の認可を受けて治療を行っています。治療の費用(2883000円)は自己負担です。国立がんセンター東病院以外に、わが国での陽子線治療は、筑波大学陽子線医学利用研究センター、兵庫県立粒子線医療センター、若狭湾エネルギー研究センター、静岡県立静岡がんセンターの4ヵ所で行われています。また、独立行政法人放射線医学総合研究所では、炭素を使った重粒子(重イオン)線治療が行われていて、200310月に高度先進医療として認可されました。これら粒子線治療は、国内でも今後さらに数ヵ所での建設が計画されています。  定位放射線照射とは、病巣に対し多方向から放射線を集中させる方法です。通常の放射線治療に比較し、周囲の正常組織に当たる線量を極力減少させることが可能です。定位放射線照射には、ガンマナイフに代表される1回照射の定位手術的照射と、数回に分割して照射する定位放射線治療に大別されます。定位放射線照射では、治療装置や患者さんを固定する精度をmm単位で管理しています。 これらの治療法の対象は小さな病巣で、おおむね3cm以下の病巣が良い適応とされています。この治療は脳の病巣の治療方法としては、動静脈奇形、原発性良性脳腫瘍、転移性脳腫瘍、手術的操作が難しい頭蓋底腫瘍(とうがいていしゅよう)等に応用されています。脳以外の病巣への応用としては、後述のように頭頸部や肺の病巣(肺がんや転移性肺がん)に応用され、他の部位に対しても検討がはじまっています。 この治療が個々のケースに適しているかどうかは十分検討する必要がありますので、主治医および放射線腫瘍医にご相談ください。1.ガンマナイフによる定位放射線照射 ガンマナイフとは、201個のコバルト線源をヘルメット状の照射ヘッドに半球状に配置した放射線照射装置です。おのおのの線源から放出される放射線(ガンマ線)がヘルメット内の小さな穴を通過することでペンシル状のビームとなり、小領域に集まるように設計されています。このようにして、多方向から一点に高線量の放射線を集中させることができます。 治療法は、「レクセルのフレーム」という金属の枠を4本のネジでがっちりと頭蓋骨に固定した状態で CTや血管造影等の画像検査を行い、放射線を照射する部位を決め、その部位に正確に照射できるようにガンマナイフの照射ヘッドをセットするという手順になります。 この原理を提唱したスウェーデンの脳外科医レクセルは、脳外科手術の延長として考案したので、この治療法を放射線手術装置の名をガンマナイフ(ガンマ線でナイフのように切れる)と呼ぶようになりました。 ガンマナイフは主に動静脈奇形、聴神経鞘腫(ちょうしんけいしょうしゅ)をはじめとする脳内の小さな良性病変を治療し、優れた成績をあげています。最も多く治療されている動静脈奇形については、この治療が徐々に脳循環の状態を変えるため、外科療法や異常血管塞栓療法(いじょうけっかんそくせんりょうほう)に比べて危険性は少なく、おおよそこの治療を受けた90%の患者さんで有効性を認めています。近年の画像診断やコンピュータの技術進歩により、複雑な形状の病巣に対しても治療が可能になり、現在は転移性脳腫瘍などがんの治療にも応用されています。わが国では、平成8年4月1日に保険適用になっています。2.リニアックを用いた定位放射線照射ガンマナイフによる治療は線量の集中性がよく、優れた治療成績をあげました。これを参考にして、一般の病院にすでに普及した放射線治療装置である直線加速器(リニアック)を用いて、病巣に放射線を集中させる治療を行う試みが開発されました。実際にはこの治療は、1980年代になってから主として動静脈奇形を対象にはじめられ、1980年代後半には、一部の施設でがんの治療にも行われるようになってきました。 この治療方法は、リニアックを回転させながら放射線を照射することと治療ベッドの回転を組み合わせる方法など、さまざまな方法が開発され、ガンマナイフと同等の放射線集中効果を得ることができます。この方法を可能にしたのは、種々の画像診断の技術が向上したことに加え、放射線治療の精度や、放射線の照射量の計算などを行うコンピュータ技術の進歩によるものです。この治療技術はアメリカで1990年代になって急速に普及し、脳動静脈奇形、聴神経鞘腫等の良性疾患だけでなく、転移性脳腫瘍、原発性悪性脳腫瘍の一部にも適用されています。わが国では、頭蓋内腫瘍を含む頭頸部腫瘍および脳動脈奇形に対して、平成10年4月1日に保険適用となっています。 国立がんセンターでは1991年7月以来、全国に先駆けて独自にこのシステムを開発し、スマート(SMART)と名づけて治療を行っています。この治療の対象は、主に原発性および転移性のがんです。この治療法の大きな特徴は、分割照射法を採用している点です。がんの放射線治療では、1回照射よりも分割照射のほうが周囲の正常組織への副作用を軽減できます。同じ部位に数回にわたって分割した照射を可能にするため、高精度な位置決めができる固定具を治療を受ける患者さんごとに作製しています。この方法では、他の照射法で治療の途中に起こりがちな倦怠(けんたい)、食欲不振、むかつきや嘔吐等の副作用が少なく、また照射後周囲の正常組織の有害反応はわずか3%だけでした。国立がんセンター中央病院では、この方法をありませんが、腕の静脈に針を挿入している場合、体や腕の動きで点滴の針が抜けやすくなることがあります。点滴の管が引っ張られたり、体のどこかでふんでしまったりしないように気をつけましょう。 点滴を受けながら体勢を変えたり、歩いたりすることもできますが、不自由な点も多いので、点滴の前にはトイレをすませておいたほうが良いでしょう。腕の静脈から点滴する場合 針は、血管外に漏れにくい静脈留置針を使っておりますので、腕を動かしても簡単に針が抜けてしまったり、点滴が漏れることはほとんどありません。しかし、血管がとても細くて針が入りにくいときや、血管壁がもろくて弱いようなときには漏れることもあります。 抗がん剤の種類によっては、血管の外側に漏れてしまうと皮膚に障害をきたす可能性がありますので、針が入っている部分を安静に保つよう心掛けてください。 以下のような症状があるときには、針が抜けていたり、点滴が漏れていたりする可能性がありますので、すくに看護師を呼んでください。 入っているところに痛みがあるとき皮下組織に漏れてしまった場合、抗がん剤の種類によっては処置を行う必要があります。 点滴の針を抜いた後は決してもまないで、しっかりと押さえてください。押さえ方が不十分なときには、内出血を起こすことがあります。針を抜いた後、5分間を目安に、指で押さえて止血を行うようにしてください。 点滴が終わって針を抜いたときには問題がなくても、2〜3日後、針が入っていた部分に赤み、痛みや腫れなどが生じる場合があります。針を抜いた後も、数日間は変化がないか観察するようにしてください。  自宅に帰ってから、針が入っていた部分の痛みや腫れが現れてきた場合には、患部を冷たい水や湿布で冷やし、病院へ連絡してください。 中心静脈に挿入したカテーテルから点滴する場合 患者さんによっては、腕からの静脈ではなくて、中心静脈という体の太い静脈へ点滴するために、鎖骨の下の静脈、首の静脈からカテーテルを入れる場合があります。カテーテルを外に出したままにする方法と、ポートといってカテーテルごと皮下に埋め込んでしまう方法があります。ポートは、一度埋め込むと半永久的に使うことができますので、長期間点滴を行う場合や、腕からの血管が確保しにくい場合などに便利です。 腕からの点滴と同様に、点滴の刺入部に痛みがあるときや、刺入部の周りが腫れているときは、すぐに看護師に連絡してください。 4.抗がん剤治療の副作用について1」どんな副作用が起こるのか?抗がん剤(とくに化学療法に用いられる薬剤)は、どんどん分裂して増殖しているがん細胞に作用する薬です。正常な細胞でも、分裂速度の速い血液細胞や口腔(こうくう)粘膜、胃腸粘膜、毛根の細胞などは、抗がん剤の作用の影響を受けやすく、感染しやすくなったり(白血球減少に


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よる)、貧血・出血・吐き気・口内炎・下痢・味覚の変化・脱毛・皮膚の障害・爪の変化などの症状が副作用として現れます。また、心臓、腎臓、膀胱(ぼうこう)、肺や神経組織の細胞が影響を受けることや、生殖機能に影響がおよぶこともあります。
 これらの副作用のうち、最も頻繁に現れる副作用は、(1)吐き気、(2)脱毛、(3)白血球減少の3つですが、副作用の起こりやすさは抗がん剤の種類に


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よっても違いますし、また個人差もかなりあります。2」副作用を知ることについて
 副作用には自覚症状の無いものもあります。抗がん剤治療を行っている間は、尿や血液などの定期検査を実施して、目に見えない副作用の早期発見に努めます。 あらかじめ予想される副作用を知り、対策をたてておくことで、心の準備ができ、過剰な不安を取り除けます。  また副作用の予防ができますし、実際に副作用が

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起こったときにも、早く適切に対処できるので症状が重くなるのを防げます。
   副作用の予防については、患者さん自身が生活上注意したり工夫したりすることで、十分に効果を上げられるものも多くあります。また、抗がん剤の特徴にあわせ、副作用を少なくするための薬がいろいろと研究・開発され、実際の診療で用いられています。ワンポイントアドバイス  医師に伝え忘れたことはありませんか?次の


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ような方は医師にあらかじめ伝えておきましょう。薬や食べ物に対してアレルギーのある方
妊娠中、授乳中の方   これから子供をつくろうと思っている方(女性も男性も) すでに薬を使っている方(他の診療科や病院でもらった薬、薬局で買った薬を飲んでいる方   民間療法や健康食品を利用されている方 今までに薬による副作用を経験したことのある方 今までに放射線治療や化学療法を受けたことのある


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  3)抗がん剤治療の副作用と発現時期抗がん剤による主な副作用の発現時期(1)腫瘍ワクチン療法がん細胞にサイトカインや接着分子等の遺伝子を導入し、がん細胞が増殖しないように放射線を照射した後に患者さんの体内に戻す方法です。現在までに悪性黒色腫、腎がん、線維肉腫等で数多く試みられていますが、T細胞のがん内への浸潤、がん細胞特異的免疫担当細胞の誘導あるいは遅延型過敏反応等は


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確認されているものの、臨床的有用性が確認されたものはまだありません。また、補助刺激分子(T細胞受容体からのシグナルを増強するのを助ける補助分子)の1つである
B7遺伝子を、がん内部に直接接種する遺伝子治療も行われています。これに関してもほぼ同様の結果で、治療効果は確認されていません。  (2)DNARNA)ワクチン療法がん特異的抗原の遺伝子を患者さんの体内(その多くは筋肉細胞


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内)に接種し、その抗原に対する抗原特異的免疫反応を誘導する試みで、臨床応用が進められています。しかし、現時点ではその臨床的有効性は証明されていません。
 また、樹状細胞(参照してください)にがん特異的抗原遺伝子を導入することによって、抗がん活性が高まることが期待されています。動物実験では、腫瘍ワクチン、DNARNA)ワクチンを上回る治療効果が報告されていて、臨床試験

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が計画されています。
 [効果]他の遺伝子治療と同様、これら免疫遺伝子治療の臨床応用も現在第I相試験を終了した段階で、有用性の有無を結論づけるには至っていません。  [副作用]腫瘍ワクチンあるいはDNARNA)ワクチン接種部位に痛みが認められる以外に、重篤な副作用は報告されていません。  [問題点]I相試験から期待されている効果を

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よる病期分類が広く使用されている。  たとえば胃癌取扱い規約(第13版)によると、胃の固有筋層まで浸潤する腫瘍で(T2)胃壁に接するリンパ節(1群)のみに転移があり(N1)他臓器への転移がない場合(M0)、StageIIとなる。ちなみに胃癌取扱い規約は日本胃癌学会から出版されており、書店で購入することができる。  最終的な病期診断(Final Stage)は手術後に確定する。外科医は主たる病変を切除するだけでなく、腹部の他の部位の組織サンプルや近傍リンパ節を郭清する。これらの全ての組織標本は病理医の癌細胞検査を受ける。最終的な診断はこの病理検査結果を根拠にして決定され、手術後の治療が必要かどうか判断される。  胃癌取り扱い規約によると肉眼的分類として  T1 癌の浸潤が粘膜(M)または粘膜下層(SM)にとどまるもの。リンパ節転移の有無を問わず、早期胃癌といわれることが多い。粘膜筋板から0.5mm未満をSM1、それ以降をSM2と細分化することもある。 T2 癌の浸潤が粘膜下組織を超えているが固有筋層(MP)または漿膜下組織(SS)にとどまるもの。 T3 癌の浸潤が漿膜下組織を超えて漿膜に接しているか、またはこれを破って遊離腹腔に露出しているもの(SE)。 T4 癌の浸潤が直接他臓器まで及ぶもの(SI TX 癌の浸潤の深さが不明なもの。 その他のTNM分類としてはN:リンパ節、H:肝転移、P:腹膜転移、CY:腹腔細胞診、M:遠隔転移がある。  腹腔細胞診を行っていない。 遠隔転移の有無が不明である。 こういった分類をする意義としてはこららによってクリニカルステージが決定されクリニカルステージによって治療法が決定されるからである。基本的にN3H1P1CY1M1となれば無条件ステージWとなり予後は厳しいということになる。 [編集] 治療 胃癌の治療方針は、腫瘍の大きさ・部位・拡がり、病期、全身状態、あるいは患者の希望など様々な要素を勘案し決定される。  日本では長い間、胃切除+D2郭清(2群リンパ節までの郭清)が標準治療とされ実践されてきた。しかし近年、診断技術の発達により早期胃癌の割合が増える一方、内視鏡的切除や縮小手術が開発され、多様な治療が行われるようになってきた。  こうした状況を踏まえ、科学的根拠に基づいた治療の標準化を目指して2001年に日本胃癌学会による「胃癌治療ガイドライン」が作成された(最新は第2版;20044月)。 ガイドラインでは、これまでに集積された膨大な症例の解析を基に、癌の進行度(腫瘍の深達度、大きさ、分化度、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無等)に応じた治療法が規定されている。 たとえば、  深達度がM(粘膜内)で、N0(リンパ節転移なし)、分化型、2cm以下、潰瘍形成なし、であれば、内視鏡的粘膜切除術 StageIIもしくはIIIAなら、2群リンパ節郭清を伴う胃切除術(=定型手術) StageIVなら、(姑息的手術+)化学療法(+緩和治療) などといった具合である。  一方、欧米では胃癌の治療方針に大きな違いがある。日本の医師が広範なリンパ節郭清を伴う胃切除を行い、手術による癌の完全切除を重視するのに対し、欧米では手術は最小限に済ませ、術後の化学療法や放射線療法を重視する傾向にある。(後述「外科手術」も参照)   治療内容について説明されると、患者は最新の治療法について知りたいと考えるものである。癌の治療法の一部は臨床治験や未承認治療と呼ばれる実験的な医療もある。  治療方針の決定は癌の進行度や、患者の全身状態に応じていろいろと複雑である。場合によっては、診断や治療計画について患者が他の専門の医師に意見を求める行為(セカンドオピニオン)は、十分な治療を行ううえで手助けとなるまずはがん細胞の成長・進行を止めることが先決です。いきなりがんを消すことは考えません。
基礎的な体力、元気、食欲を取り戻すことによって、今以上に悪くならないことを目指すのです。 たとえがんが体に残っていたとしても、それ以上大きくならなければそれでいいのです。体に悪さをしなければいいのですから。がんを消すのではなく、がんの周りに壁を作り、囲んでいくのが、漢方の抗がん剤の効き方です。
がんを囲い込むことにより、がん細胞をじわじわと締め付け体に害のない「線維細胞」に変質させてしまうのです。
線維細胞になれば命を脅かすことはなくなります。その時点でがんと「共存共生」できるのです。
がん治療の現場で、望むもの・望まれるもの
抗がん剤の投与や放射線治療を受けながら、あなたが自分の意思で最新のがん治療を始めても何も問題は有りません。
西洋医学の治療と漢方の治療はぶつかり合うことはないのです。
副作用も殆ど無く、西洋の医薬品との衝突も有りません。むしろ、西洋・東洋それぞれの長所を生かして治療にあたることで高い治療効果をあげている患者さんは数多くいらっしゃいます。
患者様、ご家族の皆様方、担当医、病院のスタッフ、そして漢方がんセンターが望みわれわれみんなが到達すべき終着点は「患者の治癒」に他なりません。
西洋医学が一番でもなく、東洋医学が一番でもなく。シンプルに。
がん治療に対して、皆様方のご理解が深まり、患者の方々の回復に漢方がんセンターが少しでもお力添えできるならば、これ以上の喜びはありません。
1981
世界医師会第34回総会で採決されたリスボン宣言より
患者は最新の医学知識のもとでその苦痛から救済される権利を有する。(10.尊厳性への権利-b)
1990
年 アメリカ議会において提出された技術評価局報告書
「抗がん剤、放射線などは病巣を一時的に縮小させるが、この縮小は無意味であり、延命効果が認められないうえ、患者の生活の質を悪化させる」
1998
年 日本の厚生省の研究班
手術後の抗がん剤使用について「延命効果、生活の質の向上効果がない」
2005
年 日本・第3次対がん10か年総合戦略をスタート予定。
がん治療専門医の育成盛り込む。
がん治療の新薬認証急ぐも国際標準化は8年以上先。
欧米では認可されたが日本には無い薬。あるいは日本だけが認可していて欧米では認可されていない薬、そんな薬があることをご存知でしょうか?
まずは日本にある薬の話です。日本で認可されている抗がん剤の半分以上が、欧米では認可されていません。
例えばWHO=世界保健機構が薬効を認める必須医薬品(エッセンシャルドラッグ)270種の中に日本で年間1000億円以上使用されていUFTをはじめとしたフルオロウラシル系の経口抗がん剤は一つも入っていません。
承認された薬だとしても「日本の抗がん剤」とは臨床試験で、奏効率が2割以上のものです。(延命効果や治癒効果などは考慮せず。)
つまり2割の患者が、4週間以上腫瘍の大きさが50%に縮小さえすれば医薬品と認可されるということであり8割の患者に無効であっても4週間だけの効果であってもよいということだけなのです。
日本での抗がん剤の研究そして治療は、ガンの塊が何パーセント縮小するか、のみに関心がありメーカーも医師も、抗がん剤が持つ強烈な副作用、寿命短命効果などには無関心な点が欧米の医学界から指摘、非難されています。
欧米で認可され、有効性を確認された抗がん剤の多くについて(約80種以上といわれています)いまだ日本の厚生労働省は認可していません。
3.
病院によって扱う抗がん剤の種類や量は貴方が思うよりも大きく異なります
日本においてがん治療で知られる大きな病院であっても抗がん剤の種類、量は欧米のがん治療の現場に比べ劣ります。
まして小さな病院の扱える抗がん剤、それらを扱える医師の数は我々が考えるよりも貧弱なのです。
特に「延命を目的とした治療」は、選びうる抗がん剤の種類の豊富度に大きく左右されるといわれています。
4.
ご存知でしょうか?
保険適用外の医療をしても病院には収入が入りません。むしろ赤字となる構造になっているのです。
さらに病院側ではデータ採取の邪魔になる、責任が取れない等の理由で保険適用外の(欧米では認可されている)薬を使用する事を認めない所さえ有ります。患者が個人輸入でそれらの薬を使用すると、健康保険が適用されないので、海外からの輸送費や治療費が全額自己負担となります。
また、日本の薬の事情を知らずに多くの日本人が適切ながん治療を受けられずにいる現状があります。
5.
未承認、認可していない薬に多くの日本の医師は手を触れません
日本には抗がん剤の専門家が少なすぎるのです。
現場においても、アメリカには腫瘍の専門家・臨床腫瘍医がいます。外科とは別に内科の専門医が抗がん剤の投与に関わるのに対し、日本では医療は臓器別に細分化され、外科医が手術の延長上で(片手間で)投与に関わっています。
日本で薬価基準を満たし認証された薬は約15000種類。 その2/3は日本以外で認められていません。しかし、日本は世界一薬を処方する国なのです。
それらの「薬」の年間売上げは約6兆円。1兆円は医療への副収入、2兆円は製薬メーカー収入です。日本の医療現場で使用される薬の消費量は適切なのでしょうか?
免疫力というのは、何でしょう?
「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。
実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップする事はよくあるケースです。
治るという事について
注射をしたり薬を飲んだりしてようやく治る病気もあれば、初期の風邪などは一晩グッスリ眠っただけで治ってしまったりします。どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。
例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による〜。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964
年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂甲状腺は甲状腺ホルモンという日常生活に必要不可欠なホルモンを分泌する臓器です。そして、そのホルモンレベルは脳にある下垂体という臓器の指令により調節されています。なお、甲状腺の裏側には副甲状腺というやはりホルモンを分泌する米粒大の臓器が左右上下計4個存在し、血清中のカルシウム値を一定に保つ役割を担っています。
甲状腺の病気としては、バセドウ病、甲状腺腫瘍(良性・悪性)、慢性甲状腺炎など多彩なものが含まれますが、ここでは悪性の甲状腺腫瘍、すなわち甲状腺がんについて解説します。
2.甲状腺がんの特徴  
甲状腺がんには他のがんと比べていくつかの特徴があげられます。
まず、性別ですが男女比が1:5と圧倒的に女性に多いのが特徴です。次に、年齢層ですが、若年者から高齢者まで広い年齢層に分布し、20歳台やあるいはもっと若年者でもさほど珍しくありません。また、後述する未分化がんを除き、一般に進行が遅く治りやすいがんであるのも大きな特徴でしょう。特に若年者のがん(乳頭がんというタイプが多い)でたちがいいのも一般のがんの常識とかけはなれています。
乳がんなど多くのがんではリンパ節転移の程度などがんの進行程度により治癒率が大きく左右されますが、甲状腺がんの場合後述する組織型(顕微鏡検査での分類)が最も運命を左右する因子です。
甲状腺がんのうち1%程度を占める髄様がんというタイプのがんは遺伝性のことがあり、また副腎や副甲状腺の病気を伴うことがありますので治療にあたって特別な配慮が必要になります。
3.甲状腺がんの種類  
甲状腺がんは組織型により乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんに分類されますが、このいずれであるかによって病態や悪性度が大きく異なります。このうち、乳頭がんが全甲状腺がんの約80%を占め、ついで多いのは濾胞がんです。この両者(分化がんと総称します)は予後も良好です。髄様がんはリンパ節転移を起こしやすく約1/4が遺伝性です。髄様がんは分化がんに比べると悪性度は高いのですが、未分化がんほど悪性度は高くありません。一方、未分化がんはおそらくあらゆるがんのうちでも最も増殖スピードの速いもので、治療成績も大変悲惨なものです。未分化がんはこのように恐ろしいがんですが幸いその頻度は低く、もとからあった分化がんが長年のうちに変化したものと考えられます。
なお、本来リンパ系の腫瘍である悪性リンパ腫が甲状腺にできることもありますがここでは詳細に触れないことにします。
4.甲状腺がんの症状  
甲状腺がんの症状は通常前頚部にしこりを触れるだけです。長年放置して大きなしこりとなると目でみただけでわかるサイズになりますし、また周囲臓器への圧迫症状を呈することもあります。ただ、前頚部のしこりで甲状腺の腫瘍と判明してもそのすべてががんではなく、良性のもの(腺腫、腺腫様甲状腺腫など)とがんとの比率は約5:1です。また、まれに声が嗄れたり、頚部のリンパ節転移などを契機に甲状腺がんが発見されることもあります。また、何らかの理由によりとった胸部CT検査で偶然甲状腺腫瘍が発見され、精査の結果がんがみつかることもありえます。
ただし、以上のことは甲状腺分化がんの場合であって、未分化がんでは急激な増大、痛み、息苦しさなど多彩な症状を呈します。
5.甲状腺がんの診断  
手で触る触診以外に超音波検査(エコー検査)、CT検査などが補助診断法として有用です。また、しこりに細い針をさしてがん細胞の有無を調べる穿刺吸引細胞診は信頼性も高く、組織型の推定にも有力な情報を提供してくれます。また、目的に応じて甲状腺シンチグラフィ、MRI検査などもおこなわれます。
また、髄様がんでは血中のカルシトニンやCEAといった検査値が高くなりますので、診断は容易です。また、髄様がんでは遺伝性のことがあるので、その家族の方で無症状の髄様がんが発見されることがあり、髄様がんの遺子診断も技術的に可能になってきています。
6.甲状腺がんの治療  
甲状腺がんの手術
乳頭がん、濾胞がん、髄様がんはすべて手術の対象となります。病変の広がりにより甲状腺を全部取る(甲状腺全摘術)、大部分取る(甲状腺亜全摘術)、左右いずれか半分を取る(片葉切除術)など切除範囲にバリエーションがあります。頚部のリンパ節は原則として切除(郭清)しますが、その範囲もがんの進み具合により判断されます。きわめて微小な分化がんではリンパ節郭清を省略しうる場合もあります。
遠隔臓器に転移をきたした分化がん(ことに濾胞がん)では甲状腺全摘後、ラジオアイソトープを投与が行われます。分化がんに対する有効な化学療法(抗がん剤治療)はありません。
一方、甲状腺未分化がんに対しては、手術よりも放射線療法と化学療法が中心的な治療となります。
甲状腺がん手術の合併症
甲状腺の手術に特徴的な合併症としては、反回神経麻痺、副甲状腺機能低下などがありえます。反回神経麻痺(片方)では声が嗄れる、水分を飲むとむせる、などの症状がでます。したがって、この神経ががんに巻き込まれているとかよほど特殊な状況にないかぎり反回神経は残します。また、副甲状腺4個のうちいくつかは切除されることが多いのですが、3個以上の摘出では血液中のカルシウムが低下し、指先や口の周囲のしびれ(テタニーと呼びます)がおこることがあります。テタニーがおこればカルシウム剤の補充を行います。
甲状腺がん術後の投薬甲状腺全摘術や大部分を切除した場合には、残った甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを作れないので、チラージンSという甲状腺ホルモン剤を服用する必要があります。ただ、ホルモン剤といっても本来身体に不足している分を補うだけのことですので、副作用の心配はまったくいりません。また、甲状腺全摘術などで副甲状腺の機能低下がおこり血清のカルシウム値が低下している場合にはカルシウム製剤や活性化ビタミンD3を服用する必要があります。
1.甲状腺がんの治療成績  
未分化がんを除き甲状腺がんの予後は良好です。特に、大部分をしめる乳頭がんでは術後10年生存率が90%を越えますのでがんのうちでも最も治りやすい部類に属します。濾胞がんもこれに準ずる高い治療成績が得られます。髄様がんは分化がんに比べるとやや不良ですが、それでも一般のがんにくらべると予後は良好です。ただ、未分化がんの治療成績はきわめて悪く今後の研究課題です。甲状腺の場所と働き
甲状腺は首の気管前面にくっついた形で存在し、いわゆる「のど仏」の下方にある臓器で重さは約15gです。男性では女性に比べてやや低い位置にあります。甲状腺の後両側には反回神経という声を出すのに必要な神経が走っており、気管後面には食道が、またすぐ近くに頚動脈、頚静脈などがあります。
甲状腺は甲状腺ホルモンという日常生活に必要不可欠なホルモンを分泌する臓器です。そして、そのホルモンレベルは脳にある下垂体という臓器の指令により調節されています。なお、甲状腺の裏側には副甲状腺というやはりホルモンを分泌する米粒大の臓器が左右上下計4個存在し、血清中のカルシウム値を一定に保つ役割を担っています。
甲状腺の病気としては、バセドウ病、甲状腺腫瘍(良性・悪性)、慢性甲状腺炎など多彩なものが含まれますが、ここでは悪性の甲状腺腫瘍、すなわち甲状腺がんについて解説します。
甲状腺がんの特徴  
甲状腺がんには他のがんと比べていくつかの特徴があげられます。
まず、性別ですが男女比が1:5と圧倒的に女性に多いのが特徴です。次に、年齢層ですが、若年者から高齢者まで広い年齢層に分布し、20歳台やあるいはもっと若年者でもさほど珍しくありません。また、後述する未分化がんを除き、一般に進行が遅く治りやすいがんであるのも大きな特徴でしょう。特に若年者のがん(乳頭がんというタイプが多い)でたちがいいのも一般のがんの常識とかけはなれています。
乳がんなど多くのがんではリンパ節転移の程度などがんの進行程度により治癒率が大きく左右されますが、甲状腺がんの場合後述する組織型(顕微鏡検査での分類)が最も運命を左右する因子です。

胃がん治療費


甲状腺がんのうち1%程度を占める髄様がんというタイプのがんは遺伝性のことがあり、また副腎や副甲状腺の病気を伴うことがありますので治療にあたって特別な配慮が必要になります。


胃がん治療費

甲状腺がんの種類  
甲状腺がんは組織型により乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんに分類されますが、このいずれであるかによって病態や悪性度が大きく異なり

胃がん治療費


ます。このうち、乳頭がんが全甲状腺がんの約80%を占め、ついで多いのは濾胞がんです。この両者(分化がんと総称します)は予後も良好です。髄様がんはリンパ節転移を起こしやすく約1/4が遺伝性です。髄様がんは分化がんに比べると悪性度は高いのですが、未分化がんほど悪性度は高く

胃がん治療費


ありません。一方、未分化がんはおそらくあらゆるがんのうちでも最も増殖スピードの速いもので、治療成績も大変悲惨なものです。未分化がんはこのように恐ろしいがんですが幸いその頻度は低く、もとからあった分化がんが長年のうちに変化したものと考えられます。

胃がん治療費


なお、本来リンパ系の腫瘍である悪性リンパ腫が甲状腺にできることもありますがここでは詳細に触れないことにします。
甲状腺がんの症状  

胃がん治療費


甲状腺がんの症状は通常前頚部にしこりを触れるだけです。長年放置して大きなしこりとなると目でみただけでわかるサイズになりますし、また周囲臓器への圧迫症状を呈することもあります。ただ、前頚部のしこりで甲状腺の腫瘍と判明してもそのすべてががんではなく、良性のもの(腺腫、腺腫

胃がん治療費


様甲状腺腫など)とがんとの比率は約5:1です。また、まれに声が嗄れたり、頚部のリンパ節転移などを契機に甲状腺がんが発見されることもあります。また、何らかの理由によりとった胸部CT検査で偶然甲状腺腫瘍が発見され、精査の結果がんがみつかることもありえます。

胃がん治療費


ただし、以上のことは甲状腺分化がんの場合であって、未分化がんでは急激な増大、痛み、息苦しさなど多彩な症状を呈します。
5.甲状腺がんの診断  

胃がん 治療費

胃がん治療費

脳腫瘍は細胞の起源により大きく分類を示されます(図2)。脳が形成される過程の非常に早い時期に存在する神経上皮細胞から分類に示す様々な細胞が分化します。
グリオーマと髄芽腫は、いずれも神経上皮系腫瘍に分類されますが、髄芽腫はより未熟な細胞に由来します。分類2以下の腫瘍も様々な種類の腫瘍に細分類されることから、脳腫瘍の組織分類は膨大なものになるため、ここにはその一部を示すにとどめます。
こどもに多い脳腫瘍
小児脳腫瘍の種類と発生頻度は、グリオーマの中の星細胞系腫瘍の頻度が最も高く、髄芽腫、胚細胞腫がそれに続きます(図3)。この3種類の腫瘍は、小児期に頻度が高い腫瘍であるということに加えて、外科的治療以外に化学療法や放射線治療など、複数の専門家による集学的治療が必要であるという特徴を有します。
5.
脳腫瘍の症状 脳腫瘍の症状は3つに大別されます。
(1) 頭蓋内圧亢進症状:脳腫瘍が大きくなったり水頭症を来したために、脳圧が上昇することによって生じる、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状を、頭蓋内圧亢進症状といいます。頭蓋内に腫瘍が発育するにつれて、脳にかかる圧は上昇していきますが、頭蓋内圧上昇は一様ではありません。腫瘍が小さいうちは圧の変化が小さく、ある一定の大きさを越えると急速に圧上昇を来して症状が現れます(図4右)。この傾向は頭蓋骨縫合が癒合していない乳幼児で特に顕著であり、頭が大きくなることにより圧を緩衝するため、腫瘍が非常に大きくなるまで発見されにくいことがあります(図4左)。
(2)局所神経症状:運動麻痺や脳神経麻痺のように脳の一部分の障害による症状を局所神経症状といいます(図5)。痙攣もしばしば認められます。脳の際だった特徴として、運動や言語、視覚などの機能が特定の場所に局在しているため、脳腫瘍はその発生部位により実に様々な症状を示します。言語、感情、記憶、人格などの高次脳機能は人として最も大切な機能であり、脳腫瘍の恐ろしさはこのような機能にまで障害が及びうるところにあります。
(3)内分泌症状:脳には下垂体という内分泌器官が付属しているために、その機能不全あるいは機能過剰から生じる末端肥大、クッシング症候群などの症状を内分泌症状といいます(図6)。胚細胞腫の中にはでは思春期早発が見られることがあります。小児ではホルモンを産生する下垂体腺腫は稀であり、むしろ下垂体機能が障害されることによる症状を呈することが主となります。下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンが障害されると、大量の尿が出る尿崩症(にょうほうしょう)になります。尿崩症で発症する腫瘍も稀ではありません(胚細胞腫)。下垂体前葉から分泌される甲状腺刺激ホルモンや副腎皮質刺激ホルモン、成長ホルモンの分泌障害も成長期には大きな問題となりますが、これらのホルモンは幸い薬によって補充することが出来ます。
<水頭症> 頭蓋内圧が亢進するもう一つの大きな要素として水頭症があります。小児の脳腫瘍は正中部あるいは小脳や脳幹に発生しやすいことから、高率に水頭症を伴います。例えば小脳正中部に発生した腫瘍のために髄液の流れが妨げられることにより、脳室が拡大します(図7)。症状は頭蓋内圧亢進症状を呈します。
脳は髄液に浮かぶように存在します。脳の中には髄液に満たされた複雑な形をした脳室が存在します。脳室系は側脳室、第3脳室、第4脳室の異なった部屋に別れており、側脳室内に存在する脈絡叢という組織で作られた髄液はモンロー孔という狭い穴を通って第3脳室に移行し、次に中脳水道という最も狭い管状の構造を経て第4脳室に移行した後、脳室から出て脳表のくも膜下腔で吸収されます(図8)。成人では脳室内の髄液量は150ml、1日の産生量500ml 近くになるとされます。モンロー孔や中脳水道などの狭い部位の近くに腫瘍が発生すると、容易に髄液の流れがせき止められて、上流に髄液が貯溜するため水頭症が発生します。
水頭症の治療は、髄液の流れを止めている腫瘍を取り除く手術、貯まった髄液をお腹の中に導いて吸収させる脳室?腹腔短絡術(具体的な薬剤活用方法
(1)
西洋の抗癌剤を受ける時
  ・・・サポートとして A)副作用を抑える B)抗癌剤の効果を高める C)癌の進行を抑える
(2)
西洋の抗癌剤ができない時
  ・・・主役として   癌の進行をくいとめる
乳がんは自己診断や定期健診で発見しやすい癌です。
目で見たり、触れてみたりすることで発見しやすい癌です。また、定期健診をすることで、自分で発見できなかった、小さながんが発見できる事がありますので、定期健診をお勧めいたします。
初期癌
初期のがんは治療成績が良く、その5年生存率は、大きさ2cm以下で転移のない局所的乳がん(ステージIIII)が97%、大きさ2〜5cmでリンパ節までの転移のある乳がん(ステージIII)が79%であることが分かっています。
遠隔転移
しかし、遠隔転移(ステージIV)した乳がんの5年生存率は23%と非常に低いといわれています。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)
手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
抗癌剤の効果
初期の乳がんの場合は西洋抗癌剤の効果が期待できる癌です。
生存率
10
年生存したら、15年まで生存できる可能性が高いがんです。
自覚症状
秩序が守られてこそ健康が保たれるのです。必要もないのに細胞が勝手に分裂を起こすと余分な組織が形成されます。この過剰な組織(腫瘍と呼ぶ)には良性と悪性があります。
30才以下の女性では、卵巣の腫大でも通常は良性であり、水溶液の貯留した袋状になり、いわゆる嚢胞と呼ばれています。この嚢胞は、女性の性周期の中で起こり、治療せずとも消失します。嚢胞でも自然消失しない場合、特に問題があったり、嚢胞に変化が見られる場合その摘出をすすめられることがあります。また時には、超音波その他の検査法により、経過を観察することもあります。
悪性腫瘍とは癌のことです。近傍の正常組織や臓器に浸潤しこれらを破壊してゆきます。
また癌細胞は卵巣の腫瘍本体から離れ、腹腔内の他の臓器にたどりつき新しい腫瘤を形成します。卵巣癌は特に大腸、胃、横隔膜などに進展します。癌細胞はまた、リンパ経路や血行路にも入りこみ、これを伝って他の部位へも移行します。この癌の移行を転移と呼びます。
卵巣癌には様々な種類があります。最も一般的なものは卵巣表層上皮から発生する上皮性卵巣癌です。(その他の種類は発生が稀で本書では扱いません)癌が転移しても、その転移病巣には同じ種類の細胞が認められ、原発病巣と同じ名前で呼ばれます。例えば卵巣癌が大腸に転移しても転移性卵巣癌と呼びます。新しい病巣が大腸にできても大腸癌ではありません。
卵巣癌は初期に発見するのが難しい病気です。普通は初期には無症状であり、多くの場合発見されるまでには広がっているのです。圧迫、痛み、その他の症状をもたらすまでに癌が発育していることが多いのです。症状が出ていても非常にぼんやりとしているため、見過ごされることがあります。
腫瘍が発育すると、お腹がはってふくれた感じや、下腹部の不快感が出現してきます。食欲低下や少量の食事をとっただけでも満腹 MRIで見た画像 MRI検査機器 MRIとは、Magnet Resonance Imaging(磁気共鳴像)の略です。MRIは磁場と電波を使って、体内に豊富に存在するプロトン(水素原子核)に共鳴現象をおこさせて体内を画像化して観察する方法です。MRIは脳・脊髄、骨軟部、骨盤のがんの診断に優れています。当センターでは、子宮がんや卵巣がんの検診に用いています。MRI検査は大きな磁石の中に入って検査が行われるため、体内金属の有無などにより検査ができないことがありますので、ご了承願います。下記の金属を装着されている方や詳細が不明の方は、検査をできるだけ安全確実に行うために、治療を行った医療機関で確認して下さい。1.検査ができない方ペースメーカー、金属製の心臓人工弁、除細動機(ICD)、人工内耳・中耳、脳脊椎刺激電極、体内埋め込み式のインシュリンポンプ、磁石式の人工肛門を装着されている方、冠状動脈等に磁性体のステント挿入後2ヶ月未満の方2.検査実施前に確認が必要な方:体内金属の材質により、検査ができない場合があります。脳動脈クリップ、人工弁、人工関節、骨固定金属、子宮内金属、血管や管腔臓器内の金属(フィルター、ステント、コイルなど)歯内補填物(インプラント)、義眼、外傷などによる体内異物がある方3.その他の注意1) 禁煙パッチ(ニコチネルTTS)、ニトログリセリン貼付剤(ニトロダームTTS)を使用している方は、薬剤に使用している金属が発熱し、やけどするおそれがありますので、あらかじめ貼がしていただきます。2) 妊娠中もしくは妊娠の可能性のある方は検査をお受けになることはできません。検査時に体内金属の有無、種類などを確認させて頂きます。腫瘍マーカー当センターの総合検診では、男性にはPSACA19-9CEA、女性には、CA125CA19-9CEAの検査を行っています。PSAは前立腺がん、CA125は卵巣がん、CA19-9は膵臓がん、CEAは全身を対象とした非特定部位の腫瘍マーカーです。腫瘍マーカーとは、がん細胞の目印(マーカー)になる物質の総称です。いいかえると「がん細胞がつくる物質、またはがん細胞と反応して体内の正常細胞がつくる物質のうちで、それらを血液や組織、排泄物(尿、便)などで検査することが、がんの診断または治療の目印として役立つもの」と定義することもできます。人にできるがんのすべてをカバーする腫瘍マーカーはありませんし、適当な腫瘍マーカーのないがんも少なくありません。血液の腫瘍マーカー検査だけで早期がんを診断することはできません。そのため、当センターが画像診断との組み合わせによる検診を行っています。PETで見た画像PET検査機器 PETとは、Positron Emission Tomography(陽電子放射断層撮影)の略で、ポジトロン(陽電子)を放出するアイソトープ(放射線同位元素)で標識された薬剤(PET製剤)を注射し、その体内分布を特殊なカメラで映像化する新しい診断法です。細胞の活動性を画像化するため、悪性腫瘍の性質(悪性度)診断や転移・再発巣の診断、あるいは治療効果判定に有用性が高い検査です。  検査はまず静脈注射をした後、薬剤が全身に分布するまで約1時間ほど待ちます。その後はPETカメラのベッドに寝ているだけです。カメラはCTの装置に似ていますが、大きな音もせず、狭くもありません。撮影時間は3060分程度で、この間は安静にしていただきます。東洋医学と西洋医学では発病のメカニズムの理解の仕方も違い、更に病名も、その病の原因を特定する方法も異なり、治療方法を導きだす「論理」そのものが異なっています。治療方法を解りやすく言おうとするならば、発病した、異常な箇所だけにこだわらず、それが発生した身体全てに着目する方法である、「生体治療」に当たり、患者の体型、体質、他の疾患を含めた総合的な治療を施す基本的な治療のルールがあるのです。「医食同源」「未病を治す」などの言葉は多くの日本人に知られている通り、東洋医学または中医学と呼ばれる医学は、日常的な病気の予防をはじめ、慢性的な疾患に対する治療の手段としては西洋医学よりも日常の治療であると言えるでしょう。 植物を中心とした自然界に存在する天然物を何種類か組み合わせた「複合剤」が主であり、組み合わせをする結果、含有成分が多く、作用や効果も複雑です。単体で用いるものは通常「民間療法」と呼び区別されています。漢方薬の副作用は西洋の薬に比べ遥かに少なく穏やかですが、その理由は成分が生薬である事の他に、長い歴史の中で臨床治験が行なわれ、真に効果が有り、安全な物だけが残りやすかった事もあるのでしょう。基本の飲み方は長期服用により、個人の体質そのものを改善する事を最終目標としており(平衡の乱れを治す)体内で作用する場所が多岐にわたり、基本的に全身に及ぶ事で、自然治癒力の強化、免疫力の向上、体内バランスの正常化を主に考え配合されています。歴史は3000年以上と言われ、現在に残る古典医学書「黄帝内経」が記された時期が紀元一世紀、2000年以上の研究時間と臨床実験を重ねて、漢方薬は発展してきました。 日本には15世紀に明から帰朝した田代三喜によってもたらされ、江戸時代中期頃より日本独自の色を深め、中国の漢方とは異なる「漢方」として発達しました。更に江戸後期には、長崎から入ったオランダ医学を取り入れた「漢蘭折衷派」などが登場し、日本の漢方の黄金時代が生まれました。しかし、明治時代に入り戦争の世になると注目をあび必要性を増して行きます。この時期より「漢方」は西洋医学に完全に地位を奪われるようになりました。  それから、明治政府は「西洋医学のみを医学と認める」医療改革制度を実行し、これにより漢方薬は、未開社会の非科学的な治療法として認知され、以後不遇の時代を迎えます。 がん治療に関しては昭和の時代より、西洋医学に基づく治療が一般的でした。 しかし、最近になって東洋医学のがん治療に対する効用が世界的に認められるようになってきました。 医学界では東洋医学を積極的に取り入れる傾向が強まっており、今や各医療機関でも西洋医学と東洋医学をほぼ半々に取り入れるという現状になりつつあります。   アメリカにおいては、漢方抗がん剤に対する評価を高めており、新しい抗がん剤に対しても、その効能を認めれば2週間から1ヶ月程度で認可するようになってきているのが現状です。  一方日本においては、末期がんの患者や、西洋医学の治療で回復が望めなくなった段階で初めて、漢方の抗がん剤を使用するというのが現状です。   現場においては、上記の情勢の中で、当然、歴史の有る中医学にも視線が集まり、欧米において中医学に基づく抗がん剤の研究や開発が盛んに行われています。また、中国発の抗がん剤である「康楽液」がアメリカFDAの認証を受け、医療現場で使用されるなど、厳しく新しい基準の中で「漢方薬」を医療の現場へ取り入れようとする動きは加速しています胃癌ではじめに出現する症状は上腹部の不快感、膨満感などであることが多い。これらの症状は癌以外の消化器疾患、たとえば慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍でも認められ胃癌に特異的なものではない。これらの他の上部消化器疾患の症状に続いて、胃癌が進行すると腫瘍からの出血に伴う症状が出現する。便が黒色となったり、軟便傾向となる。さらに胃癌からの出血がつづき、貧血が進行すると、貧血による自覚症状、たとえば運動時の息切れ、易疲労感などの症状が現れる。さらに進行すると腫瘍の増大に伴い腹部にしこりを  触れたり、食物の通過障害、閉塞症状が現れることがある。このような症状を持つ人々は医師の診察を受けるべきである。日本では普通、消化器内科、消化器科の医師が専門的な診療にあたっている。   [編集] 診断診断のために医師は患者の病歴を問診したり、身体所見をとり、画像診断や臨床検査を行う。次のようないくつかの検査が行われる。  胃癌の存在自体を確認するには胃内視鏡検査かバリウムによる上部消化管X線検査が必要である。便の検査や血液検査では早期胃癌の発見は難しい。X線検査で異常が発見されたときも確定診断のためには内視鏡検査が必要である。内視鏡検査で、異常とおもわれる部位を医師が発見すると、組織の一部を一種のピンセットで採取する生検(biopsy)が実施される。生検標本は病理医に送られ、ホルマリンで固定後に染料にて染色され顕微鏡下にて癌細胞の存在の有無が確認される。場合によっては癌抗原による免疫染色が施される場合もある。生検とそれに続く病理検査が癌細胞の存在を確定する唯一の手段である。   上記の検査で胃癌であることが確定すると、医師は画像診断(内視鏡やX線検査)で胃癌が胃のどの範囲に広がるか、どの深さまで浸潤しているか、肝臓などの他の部位に転移していないかを調べる。胃癌は肝臓、膵臓など近傍臓器に浸潤・転移することがあり、胃の周辺リンパ節への転移は頻度が高いのでCTスキャンや腹部超音波診断でこれらの部位を検査する。肺にも転移するので、検査が必要である。これらを総合して病期(stage)の判定が行われる。これは治療方針決定に重要である。日本においては早期胃癌は大きさ、リンパ節転移に関係なく、深達度が粘膜内、粘膜下層にとどまるものと定義されている。 [編集] 病期 胃癌の進行度は、T:原発腫瘍の拡がり、N:リンパ節転移の拡がり、M:他臓器への転移の有無 の3つの指標で評価される。それらの組み合わせを生存率がほぼ等しくなるようにグループ分けしたのが病期(Stage)であり、数字が大きくなるほど進行した癌であることを表す。国際的にはUICCInternational Union Against Cancer)のTNM分類が用いられるが、日本では胃癌取扱い規約に感を感じたりします。その他、消化不良、吐き気、体重減少がでてきます。大きな腫瘍になると近傍の臓器である腸や膀胱を圧迫し、下痢、便秘、頻尿感がでてきます。腟からの出血は卵巣癌の症状としては稀です。
卵巣癌ではお腹の中に水分が産生され(腹水)お腹がふくれることがあります。水分は肺にたまることもあり、息切れが生じることもあります。こういう症状は癌でも起こりますが、その他重病でなくとも起こります。その診断は医師でなければできません。
診断と進行期別分類
この様な症状を起こした原因を探るためには既往歴を尋ね、内診などの診察を行ないます。腟、直腸、下腹部の触診から腫瘤やその発育を感じとります。子宮頚部細胞診(子宮頚癌の検診に一般的に用いられる)も内診時に行なわれますが、卵巣癌の発見、診断には直接関係はありません。その他、次のような検査が行なわれます。
超音波検査では、高周波の音波が用いられております。この人間では聞き取れぬ音波が卵巣に当てられます。その反射波が造り出すパターンによって超音波画像が得られます。健常組織、水分の貯留した嚢腫、そして腫瘤はいずれも異なった反射波を出します。
下部消化管検査、バリウムによる注腸検査は大腸、直腸のレントゲン検査になります。バリウムを含む白いぬるぬるした液を腸に注入した後、レントゲン写真をとります。バリウムが大腸、直腸の輪郭をレントゲン上で描き、腫瘤や腹腔内の状況を判定する手助けとなります。
経静脈的腎盂撮影は、造影剤を注射した後に腎臓や尿管のレントゲン写真をとります。又、よく血液中のCA-125という物質を測定します。これは腫瘍マーカーといわれ卵巣癌細胞で作られています。しかし、は卵巣癌の女性に必ずめられるとは限らず、良性の卵巣腫瘍の人にも認められることがあります。従って、これだけで癌と診断することはできません。
卵巣癌と診断する確実な方法は組織標本を顕微鏡で病理医が確認するしかありません。この検査のために組織を切除することを生検といいます。組織


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を取るため外科的に開腹術を行ないます。癌が疑われる場合、卵巣全体を取りだします。(卵巣摘出術)。これは重要な方法であって、もしも癌であった場合、卵巣の外側を切り出すと、癌細胞が中から出てきて病気を広げることになるのです。もし癌が見つかった場合、後に示すような術式を施行


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します。この際、近傍のリンパ節も切除し、又、横隔膜その他腹腔内臓器の組織もとっておきます。これらの資料は全て病理医により癌細胞の有無を確認します。この過程を観血的な進行期分類の決定と呼び、癌の広がりを確認するのに必要な手段です。進行期は、後の治療計画をたてるのに重要に


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なります。
治療

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手術療法では卵巣、子宮、卵管を摘出します。この方法は子宮摘出術、付属器摘出術といいます。(もし極めて初期癌で、発育が遅く、子供が後に生めるようにしておきたい場合、腫瘍のある卵巣のみを摘出します。) 癌が広がっている場合、可及的腫瘍切除術としてできる限りの癌腫を取り除く


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ようにします。アの方法で腫瘍の量を減らし、化学療法や放射線療法を行ないます
化学療法では普通複数の薬剤を併用します。抗癌剤は静脈内注射か、経口投与で行なわれます。いずれにしても化学療法は薬が血流にそって体内にゆ


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きわたる全身療法になります。化学療法は周期的に行なうことが最も多く、治療期間、休薬期間を繰り返してゆきます。場合によっては通院で、又は自宅で治療を受けることもあります。主治医の選んだ薬、投与法、全身状態によっては、治療中数日の入院を必要とすることがあります。


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その他の投与法として腹腔内化学療法があります。これは薬をカテーテルを通じて直接お腹の中に投与するものです。この方法では薬は直接癌に到達します。治療は入院で行ないます。がんセンター研究所研修生を経て研究員として腫瘍免疫学を6年間学んだ。がんの発症機構を明らかにしなければ、

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根本的な解決につながらないと考え、米国がん研究所客員研究員およびワシンントン大学ハワードヒューズ医学研究所研究員として3年間、血液のがんを対象として分子生物学的研究を行い、がんセンターに再就職。血液のが

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り子宮の切除範囲が拡大され治療成績の向上が認められ、広くこの術式が採用されてきました。この手術の切除範囲拡大によって膀胱に分布する神経の切断がやむなく行われ、膀胱の弛緩性の麻痺が生じる結果となり、この手術の大きな問題点となっていました。また、同時に行われる骨盤内リンパ節郭清術によって下肢からのリンパ流が骨盤内で遮断され、象の足のように腫れる下肢リンパ浮腫が大きな問題となり、厚生労働省の研究班の課題としても取り上げられてきております。当科では以前からこれらの課題に取り組み、膀胱支配神経の温存および下肢浮腫の予防に関し、日本産婦人科手術学会の「主題」発表として1997年、1999年、2001年そして2004年に取り上げられ、さらに日本産科婦人科学会の2004年のシンポジウム「安全性および確実性の向上を目指した婦人科手術の工夫ー広汎子宮全摘術における尿管および膀胱神経温存と下腿浮腫の予防を安全確実に行う方法について」としても取り上げられ、日本の子宮癌の低侵襲手術をリードしてきました。そしてほとんどの症例で膀胱神経麻痺と下肢浮腫が防止可能となってきております。如何にしてその難問を解決にむすびつけたか、少し分かりにくいかもしれませんが述べてみます。子宮がんは、女性にできる悪性腫瘍で、発生部位により二つに分けられます。子宮頸部に発生する子宮頸ガンと、子宮体部の粘膜にできる子宮体がんです。両者は好発年齢、発生原因、症状、組織像や治療内容が異なるため区別して扱う病気です。子宮頸がん膣の内面は、扁平上皮という粘膜で覆われていますが、その上部の子宮頸管の内側は円柱上皮という粘膜で、おもにこの境界部にがんができます。子宮頸がんは子宮がん全体に対し約7割を占め、若い年代(40代)に多く、扁平上皮がんと呼ばれる種類です。ただ子宮ガン検診の普及により減少傾向にあります。初期には自覚症状はありませんが、病状が進行していくと不正出血やおりもの、腰痛や下腹部の痛みなどが出てきます。子宮体がん子宮の奥の赤ちゃんを育てる部分を子宮体部といい、その子宮体部の粘膜にがんができます。おもに閉経後の50歳以上の人に発生しますが、若い人の場合は、不妊症の人や卵巣機能に障害がある人に起こります。症状には、まず不正出血があげられ、月経異常や、閉経後では月経のような出血があらわれます。進行すると、おりものの量が増え、さらに進むと強い悪臭を伴います。子宮体がんは一般に、子宮頸がんより進行は遅いといわれています。以前は子宮頸がんが子宮がんの大半を占めていましたが、最近では食生活の欧米化や高齢化などにより子宮体がんが増加傾向にあり、上皮内がんの段階で発見されることは稀です。子宮体がんがほと
んど全て腺がん(内膜腺由来)であるのに対して、子宮頚がんは扁平上皮がんと腺がんに分類されます。かつては大多数を扁平上皮がんが占めていましたが、ここでも腺がんが近年急速
に数を増やし、進行子宮頚がんのかなりの割合を占めるに至っています。 ≪原因≫ 子宮頸がんヒトパピローマウイルスによる感染であることがかなり明確になってきています。この感染に何らかの他の要因が加わり、発 医療費の削減がとりざたされ、メタボリックシンドロームに代表される予防医学に重点がおかれていることもあり、現状のがん検診事業は決して満足のいくものではありません。そのなかで港区は子宮頸がん検診の対象者は20歳以上で毎年の検診を実施しており、また2006年より通常の細胞診検査に加え全国の自治体にさきがけてHPV検査(20代の受診者)を併用した調査を開始しました。HPV検査の導入により、いままで信頼性の低かった自己採取による検診の正診率もたかまり、検診受診率の向上に寄与できる可能性があります。子宮頸がんはすべてのがんのなかで唯一予防のできる、すなわちがんになる前から診断が出来るがんです。ぜひみなさんも毎年の子宮がん検診を受診されてください。 子宮癌には、子宮体部にできる子宮体癌と子宮頚部にできる子宮頚癌とがあります。子宮体部というのは子宮の本体の部分で、子宮頚部というのは子宮が膣に接する部分のことです。 日本では子宮頚癌の方が圧倒的に多く、9対1の割合になります。この傾向はどこの国でも変わらないようですが、日本よりは子宮体癌の比率が高くなっています。しかし、日本でも最近は子宮体癌の割合が徐々に多くなってきています。子宮体癌の方がたちの悪い癌なので、心配な傾向です。 

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子宮頚癌は、細胞診検査という集団検診の方法が確立されましたので、ごく初期の癌が見つかるようになり、死亡率が大変下がってきています。ですから定期的な検診を受けていればそれほど恐れることはありません。お産を経験した人に発生し

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やすい癌ですので、お産を経験した30歳以上の女性は年に1回は定期検診を受けることが推奨されています。症状で注意しなければならないのは、不正性器出血です。頚癌が少し進行した状態になると不正出血と”おりもの”がみら


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れます。出血量は癌の進行とともに増大します。このような症状が出た場合には、定期検診の日まで待つのではなく、すぐに産婦人科で診断を受けるべきです。
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検診などで癌ということがわかった場合には、症状のすすみ具合により、様々な治療法がありますので、治療法については主治医とよく相談して決めてください。
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子宮体癌は、頚癌より高齢者に多く発生します。40代〜60代にかけてが最も多く発生し、閉経後に体癌を発症する人が8割以上を占めます。体癌は、頚癌と異なり出産経験がない人、不妊症の人などに多く発生します。また閉経が遅い、卵胞


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ホルモンを長期間使用していたなどの人でも子宮体癌が発生しやすいといわれています。最近では、こうしたハイリスクといわれる人に対して、老人保健法で集団検診も行われるようになっています。ですからも

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し自分がハイリスクに入ると考えられる人は、こうした検診とか、産婦人科での定期的な検診を受けることが必要です。子宮体癌はたちが悪いといっても、初期の段階で癌を発見すれば、9割程度の人が発見され
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てから5年以上生存するというデータも出ていますから、やはり定期的な検診が必要です。浸潤子宮癌、特に子宮頸癌の手術は、日本では広汎子宮全摘術が一般的です。この手術によ

胃がん 治療費

胃がん治療法

の体内に埋め込んで、がんをなくす方法です。放射線療法も同様に、原発巣にとどまっているがんの場合には完全に治すことができる場合もあります。基本的に、外科療法も放射線療法も治療目的で行う場合は、がんが局所(原発巣)にとどまっている場合に適応となります。それ以外にも、症状緩和の目的で使われる場合もあります。例えば、骨転移などによって患者さんの疼痛(とうつう)が非常に強い場合には、その部分への放射線照射によって痛みを緩和することができます。 局所への効果をねらって行う薬物療法もあります。例えば、がんが必要とする栄養を送っている血管(栄養動脈)に、選択的に抗がん剤を注入する「動注療法」も局所療法に当たります。全身療法抗がん剤やホルモン剤等の薬剤を、静脈内注射や内服等の方法で投与する薬物療法が主体になります。がんには、抗がん剤によく反応するタイプのものと、そうでないものがあります。白血病、睾丸腫瘍等のがんに対しては、薬物療法によって完全に治すことが期待できます。完全に治すことができない場合でも、がんの大きさを小さくすることで、延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できます。しかし、薬物療法で使われる抗がん剤の多くは副作用を伴うことが多く、その使用には高度の専門知識が必要です。がんの化学療法とはでも、がんの大きさを小さくすることで、延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できます。しかし、薬物療法で使われる抗がん剤の多くは副作用を伴うことが多く、その使用には高度の専門知識が必要です。3.がんの化学療法とは化学療法とは、20世紀の初頭にドイツのエールリッヒ博士がはじめて使った言葉です。がんの化学療法は、化学物質(抗がん剤)を用いてがん細胞の分裂を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。抗がん剤は、投与後血液中に入り、全身をめぐって体内のがん細胞を攻撃し、破壊します。どこにがん細胞があってもそれを壊滅させる力を持っているので、全身的な効果があります。がんは全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち、外科療法と放射線療法は局所的ながんの治療には強力なのですが、放射線を全身に照射することは、副作用が強すぎて不可能ですし、全身に散らばったがん細胞のすべてを手術で取り出すことはできません。全身病を治すということからすると、化学療法は全身くまなく治療できる点で、より適した治療法と考えられます。抗がん剤のそれぞれの長所を生かし、いくつかを組み合わせて併用することで、手術の不可能な進行がんも治療できるようになりました。これからも新薬の開発と併せて、併用療法(抗がん剤を2剤以上組み合わせて行う治療法)の研究が重要になると考えられます。4.「抗がん剤」とはいるのではないかとされています。
子宮体がんは、性交渉とは関係がなく、女性ホルモン(エストロゲン)と関係が深いがんです。妊娠経験のない人や無排卵などの排卵障害のあった人、また肥満や糖尿病、高血圧の人もホルモンバランスが崩れて子宮体がんになりやすい傾向があると指摘されています。食生活の欧米化や肥満が体がん増加に関係していると言われるのも、ひとつにはエストロゲンという女性ホルモンが、脂肪に溶けて存在しているためです。また、閉経後は、卵巣からのエストロゲンの分泌は停止しますが、卵巣や副腎から分泌されるアンドロゲン(男性ホルモン)は、脂肪細胞でエストロゲンに変化します。これも、閉経後の子宮体がんの発生に関係しているのかもしれません。
発症も、50歳前後に多いのですが、最近は閉経後の子宮体がんが増加していますから、閉経後も子宮がん検診が必要です。
人間の体は、約60兆個の細胞からなりたっています。この細胞には「遺伝子」という体の設計図が格納されており、その指示に従って細胞はそれぞれの役目を果たし、また代替わりを繰り返しています。がんは、この遺伝子が複数異常をきたす病気です。その結果 、細胞を統合する秩序が乱れ、異常を起こし た細胞,つまりがん細胞が無制限に増え続けるようになります。そして、他の組織に食い込んでいったり(浸潤)、血液やリンパの流れに乗って遠くの組織で増殖する(転移)ようになるのです。
子宮がんの場合、頸がんはヒトパピローマウイルス、体がんは女性ホルモンとの関係が深いことがわかっています。しかし、これらがどのように遺伝子異常と関わっているのか、はっきりしたメカニズムはまだよくわかっていません。
他のがんと同様、子宮がんにも初期には特別な症状はないと考えるべきです。症状がなくても定期的に子宮がん検診を受けることが、早期発見の大きなポイントです。
しかし、検診を受けている場合でも月経時以外の出血(不正出血)、あるいはピンクや茶褐色のおりものがあれば、ただちに検査を受けましょう。子宮頸がんは子宮の入り口、つまり腟の奥にできるので、性交による刺激で出血を起こすことがあります。こうした接触出血は何かの原因通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
·外照射。  組織内照射 高密度焦点式超音波治療の臨床試験。 
放射線療法の臨床試験。 新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験に
ついての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
II
期の治療法は以下になります: 
通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
·臨床経過観察。 ホルモン療法併用または非併用する外照射。 組織内照射。
·ホルモン療法併用または非併用する放射線療法の臨床試験。 超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
·ホルモン療法後に根治的前立腺摘除術を評価する臨床試験。 新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
III
期の治療法は以下になります: 外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
ホルモン療法。  通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。
臨床経過観察。  がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法、ホルモン療法、あるいは経尿道的前立腺切除術。
放射線療法の臨床試験。  超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
IV
期の治療法は以下になります: ホルモン療法。
外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法あるいは経尿道的前立腺切除術。
臨床経過観察。  睾丸摘除術と併用した放射線前立腺摘除術の臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます再発前立腺がんの治療法
再発前立腺がんの治療法は以下になります:  放射線療法。  放射線療法を受けた患者さんに前立腺摘除術を行います。
ホルモン療法。 骨の痛みを和らげる緩和的療法としての疼痛治療、外照射、ストロンチウム89
などの放射性同位元素を用いた腔内照射、あるいは他の治療法。
超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。 化学療法あるいは生物学的療法の臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。


もちろんそれで満足しているわけではなく、がんが完全に治ることを目指しています。しかし、難治性のがんの多くでは、効果よりも薬物有害反応の目立つことが少なくありまん。貧血の症状遺伝子の傷は、その突然変異によるものばかりであると思われてきました。しかし、遺伝子突然変異以外にも、細胞が分裂しても薄まることなく、新しくできた細胞に伝達される異常があることがわかってきました。それがエピジェネティックな変異で、具体的には、「DNAチル化」と「ヒストン修飾」の変化です。特に、DNAメチル化の変化はヒトがんの多くで認められ、多段階発がんのステップとして関与している場合もあることが知られています。遺伝子の暗号のもとであるG、A、T、Cの4つの文字は、細胞が分裂するときには、そのとおりに新しい細胞に受け継がれます。DNAメチル化(図の中の赤丸印)も、塩基配列と同じように、もとのとおりに受け継がれます。7.遺伝子異常の診断、治療への応用脳腫瘍てんかん遺伝子の異常は、正常細胞をがん細胞へと変化させる大変都合の悪い現象ですが、別の見方をすれば、正常細胞とがん細胞を見分けるための決定的な証拠にもなります。したがって小児がんとはがん患者さん全体のなかで、子どもが占める割合は1%程度です。日本では、年間約2,500人の子どもにがんが発生しています。現在では、約7割の小児がんの子どもたちが治癒する
したがって、子宮頸がんの死亡率の減少も患者が減っているというより、がん検診の普及によって早期発見が増えていることが原因と考えられています。子宮頸がんの検診は、頸部の細胞をこすりとってきて、直接細胞の形をみるものです。そのため、検診としての精度も非常に高いのです。
つまり、子宮頸がんも早期発見につとめることが、非常に大切なのです。性交渉を持つようになれば、誰でも子宮頸がんになる危険性はあります。とくに、若い頃から複数の人と性交渉を持つ人には、子宮頸がんが発生しやすいと言われています。こういう人は、より積極的に検診を受けるべきでしょう。
子宮体がん
子宮頸がんによる死亡率が減少する一方で、最近急激に増えているのが子宮体がんです。これは、赤ちゃんを育てる子宮の内側をおおう内膜に発生するがんです。
以前は、子宮がんの85%以上は子宮頸がんと言われていましたが、最近では体がんの比率がじわじわと増加しています。これは、食生活の欧米化、とくに脂肪の摂取量の増加が関係してがなければ起こりにくいので、ただちに検査を受ける必要があります。
また、不正出血が繰り返しあったり、常にピンクや茶褐色のおりものが見られるようになると、がんも進行している可能性があります。さらに進むとがんの広がり方によって痛みが出たり、全身状態が悪くなることもあります。
子宮体がんでも、不正出血やおりものは大きな手がかりです。体がんの場合まだがんになる前の状態(子宮内膜増殖症)でも、不正出血が出ることがあります。症状が出てから検診しても、は、ヒトの免疫システムを構成するもので、リンパ節、胸腺(きょうせん)、脾臓(ひぞう)、扁桃腺(へんとうせん)等の組織・臓器と、リンパ節をつなぐリンパ管、そしてその中を流れるリンパ液からなります。リンパ系組織を構成する主な細胞は、リンパ球と呼ばれる白血球です。リンパ液の中には液体成分とリンパ球が流れていて、やがて血液と合流します。リンパ系組織は全身に分布しているため、悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫は全身で発生する可能性があります。
悪性リンパ腫という病名は、さまざまなリンパ系組織のがんを大きくまとめて呼ぶ名前で、その中に含まれる個々の疾患の臨床経過や治療反応性、あるいは予後は大きく異なります。ですから、自分にとって最適な治療を選択するためには、「悪性リンパ腫の中のどのような病型(タイプ)ですか?」と、まずは医師に質問することが重要です。
I
期の治療法は以下になります: 臨床経過観察。
·
前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺が
んに次いで2位になると見られる。
読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率7前立腺がんの発生
がんは、前立腺の細胞が正常の細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します。最近、遺伝子の異常が原因といわれていますが、正常細胞がなぜがん化するのかまだ十分に解明されていないのが現状です。がんは周囲の正常組織や器官を破壊して増殖し、他の臓器に拡がり腫瘤(しゅりゅう)を形成します。他の臓器にがんが拡がることを転移と呼びます。前立腺がんが、よく転移する臓器としてリンパ節と骨があげられます。
前立腺がんとラテントがん
前立腺がんは、年をとることによって多くなるがんの代表です。前立腺がんの中には比較的進行がゆっくりしており、寿命に影響を来さないであろうと考えられるがんも存在します。もともと前立腺がんは欧米に多い病気ですが、実はこのようなおとなしいがんに関しては欧米でも日本でも地域差はないといわれています。他の原因で死亡した男性の前立腺を調べてみると日本人でも70歳を超えると2〜3割、80歳を超えると実に3〜4割に前立腺がんが発生しているとされています(このようながんをラテントがんと呼んでいます)。このような高齢者に発生する前立腺がんの25%から半数程度はおそらく寿命に影響を及ぼさないがんと考えられています。がんの中にもこのような生命に異常を来す可能性の低い場合もあるということです。一方で悪性度の高いがんは時間の経過とともに進行し、臨床的に診断されるようになります。この頻度には人種差があり、米国黒人ではもっとも頻度が高く、次に白人が高いとされています。
前立腺がんの原因と予防
前立腺がんの確立したリスク要因は、年齢(高齢者)、人種(黒人)、前立腺がん家族歴とされています。
動物実験などから、アンドロゲンが前立腺がん発生に重要な役割を果たしているのではないかと考えられてきましたが、現在のところ、疫学研究ではこの仮説に一致する結果は得られていません。最近では、IGF-1によってリスクが高くなる可能性が指摘されています。
食事・栄養素に関しても、現状では確立された要因はありませんが、リスク要因として脂質、乳製品、カルシウム、予防要因として野菜・果物、カロテノイド(なかでもリコペン)、ビタミン当時は職場を移動したばかりで、長期休暇を取るのは大変不本意なことでした。でも、治療しながら仕事をしても全力投球できずに周りに迷惑をかけますし、今にしてみれば潔く休んでよかったと思っていま
子宮がんは、がんの中でも胃がんと並んで治りやすいがんに入ります。実際に、ここ20年ほどの間に、子宮がんによる死亡率は大きく減少しています。
しかし、これはひとえに「子宮頸がん」による死亡率の減少によるものなのです。子宮がんと一口にいっても、実際には子宮の入り口付近にできる「子宮頸がん」(子宮頸部がん)と子宮の奥(子宮体部)に

どです。血液のがんである白血病や悪性リンパ腫を除き、大人ではまれなものばかりです。胃がんや肺がんなどは、子どもにはみられません。神経芽腫、腎芽腫(ウィルムス腫瘍)、肝芽腫など「芽腫」と呼ばれるがんの原因は、胎児の体の神経や腎臓、肝臓、網膜などになるはずだった細胞が、胎児の体ができあがった後も残っていて、異常な細胞に変化し増えていった結果と考えられています。大人のがんとは異なり、生活習慣にがんの発生原因があると考えられるものは少なく、網膜芽腫やウィルムス腫瘍のように、遺伝するものもあります。小児がんの多くは、好発年齢が乳幼児期にあり、学童期、思春期と成長するにつれ次第に減

胃がん治療法


少します。乳児期〜幼児期前半(2歳くらいまで)に多いのは神経芽腫、網膜芽腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫などです。幼児期(2〜6歳くらい)では白血病、横紋筋肉腫を含む軟部肉腫、10歳以後思春期にかけては成長に伴い、骨肉腫、軟部肉腫、睾丸や卵巣から生じる胚細胞性腫瘍が多くなります。小児がんは発見が難しく、がんの増殖も速いのですが、大人に比べて化学療法や放射線療法に対する効果が極めて高いのも特徴です。治療自体は決して楽なものではありませんが、長

胃がん治療法

期にわたる治療期間にも子どもが成長発達できるよう、入院中から退院後の生活を視野に入れて過ごすことが大切になります
治療を受けるのは子ども自身ですから、保護者が治療に同意しているだけでなく、子どもが自分に行われる医療行為について納得していることが重要です。説明の方法は、保護者と医
胃がん治療法


療スタッフ(医師・看護師)が、何を、どのように、どのタイミングで話すのがよいかを十分に相談しながら行われます。子ども自身の意思を尊重しながらわかりやすく説明する
晩期障害は、主に成長発達の異常(内分泌(ないぶんぴつ)異常を含む)【身長発育障害、無月経、不妊、肥満、やせ、糖尿病】、中枢神経系の異常【白質脳症、てんかん、学習障害】、その他の臓器異常【心機能異常、呼吸機能異常、肝機能障害、肝炎、免疫機能低下】、続発腫瘍(2次がん)【白血病、脳腫瘍、甲状腺がん、


胃がん治療法


その他のがん】などがあります。成長に伴って晩期障害が明らかになってくることもありますので、治療が終了した後の診察は、主治医と相談しながら進めていきましょう。 薬物療法とは
胃がん治療法


薬物療法とは、薬を使う治療のことです。がんの場合は、抗がん剤、ホルモン剤、免疫賦活剤(めんえきふかつざい:免疫力を高める薬剤)等を使う化学療法が、これに相当します。症状を和らげるためのいろいろな薬剤、鎮痛剤、制吐剤等も薬物療法の1つです。ここでは主に、抗がん剤、ホルモン剤を使う化学療法について説明します。
胃がん治療法


2.局所療法と全身療法がんの治療は、「局所療法」と「全身療法」に分けることができます。 局所療法と全身療法の違いは、例えば田んぼの雑草(がん細胞)を刈り取るか、薬をまくかの違いに似ています。雑草が一部分であれば、正常な作物ごと刈り取ることも可能です(局所療法ー手術など)。しかし、田んぼのあちこちに雑草が生えてきた場合


胃がん治療法


は、雑草をすべて刈り取ることは不可能なので、田んぼ全体に薬をまき、除草します(全身療法ー薬物療法)。局所療法外科療法、放射線療法等があります。

胃がん治療法


外科療法は、がんを含めて正常細胞の一部を切り取って、がんをなくしてしまう治療法ですから、原発巣(がんが最初にできたところ)にがんがとどまっている場合には完全に治すことができます。がんのあるところへ高エネルギーの放射線を照射したり、あるいは小さな放射線源をがんの近く

胃がん 治療費

胃がん治療法

くらいの悪性度、「8」〜「10」は悪性度の高いがんと理解されます。この分類は治療法を考えるうえでとても大切です。
画像診断
前立腺がんと診断された場合、病気の広がりを確認するため、(CT、身体をエックス線で断面を調べる方法)あるいは、(MRI、強い磁場の中で生ずる電磁波をコンピューターでとらえて断面像を得る方法)、骨シンチグラム(アイソトープの静注によって骨転移の有無を調べる方法)が施行されます。これらにより局所での進行の程度、リンパ節転移、あるいは骨転移の有無を確認します。
CT
はリンパ節転移やがんの周辺への進展の有無を確認するために施行されます。MRIでは前立腺内でがんが存在している場所や前立腺内にがんがとどまっているか、あるいは前立腺外への進展がないか、精嚢への浸潤がないか、など特に治療として手術療法が考慮される場合には有用な情報が得られます。ただ全例に必要というわけではなく、専門医は状況を判断して必要な場合にどちらか、あるいは両方の検査を指示します。
骨シンチでは骨に異常がある場合には集積が強く描出されます。集積の度合いやそのかたよりなどにより骨転移があるかどうかを判定します。
4.病期(ステ−ジ)
触診所見、画像診断の結果などから前立腺がんの病期は決定されますが、前立腺がんの分類は複雑です。これは前立腺肥大症として手術が行われ、その結果、前立腺がんが認められた場合も含めて分類するためです。またPSA検査の普及にともない、触診あるいは画像検査などで特別がんを疑う所見がなかったにもかかわらず、PSA値の異常を認めたため生検を施行し、その結果がんを認めた場合をどのように分類するかということが必要となりました。
現在の分類では、前立腺がんを疑って検査を受けると、T1c以上の病期と分類され、前立腺がんを疑わず結果的に前立腺がんが発見された場合にはT1a.bと分類されます。PSA値の異常のみで生検を実施し、がんが検出された場合はT1cと分類されます。T2以上は触診、あるいは画像で異常があった場合の分類となります。
ともいうべき器官でもあります。乳房には乳腺と呼ばれる腺組織と周囲の脂肪組織が存在します。乳腺組織は15から20の「腺葉」に、各腺葉は「小葉」と呼ばれる部分に枝分かれし、小葉は乳汁を分泌する小さな「腺房」が集まってできています。各腺葉には乳管と呼ばれる細い管が1本ずつ出ていて、小葉や腺房と連絡しあいながら乳頭(乳首)に到達します。
乳癌はこの乳腺を構成している乳管や小葉の内腔の細胞から発生して、しだいに乳管や小葉を越えて増大していきます。癌細胞が乳管の中や小葉の中にとどまっているものを非浸潤癌、乳管や小葉を越えて外に出ているものを浸潤癌とよびます。この他癌が乳頭で湿疹様に広るパジェット病があります。この乳癌についてこれから説明していきます。
1. 2.
乳癌の疑いと言われた方へ   
A
乳癌が疑われる契機
乳癌が疑われる契機としては、乳房にしこりがあるという症状が大半です。それから、乳頭から分泌物がでる場合、そして最近では乳癌検診によって異常を指摘される場合も増えてきています。ただしこのような症状があるから必ず乳癌ということではなく、良性疾患が原因であることも少なくありません。良性の場合は多くの場合経過観察のみで治療対象とはなりません。ですからこのような症状があった場合には、あるいは検診で精査を指示された場合には、必要以上に深刻にならずに、まず専門医の診察を受け、適切な診断処置をうけるようにしてください。尚、乳房の痛みを訴えて来院される方も多くみられます。痛みそのものは一般には乳癌とは無関係であり、乳腺症とよばれる乳腺の変化に伴う症状であることがほとんどです。
乳癌は内臓の癌と違いからだの表面にできますので、視触診(目でみる、手で触ってみる)によってもある程度診断がつきます。さらにマンモグラフィーというレントゲン検査、乳腺の超音波検査も通常行います。これらの検査は簡便であまり苦痛を伴いません。(マンモグラフィーは、乳房をはさみこんでレントゲンをとるとき多少痛みますが、強い痛みではありません。)また乳頭から分泌液がでるタイプの方には乳管造影検査(乳頭の分泌液のでる穴から造影剤を注入してレントゲンをとる)や乳管鏡検査(分泌のある穴から細いカメラを挿入して乳管の中を直に観察する)を行います。これらの検査は多少の痛みを伴いますが、正確な診断のために必要な検査です。乳腺のCTMRI検査を行うこともありますがこれはむしろ乳癌と診断されたあとの拡がりを把握するためにおこなうことが多く、診断のために必ず必要というわけではありません。
C
組織検査・細胞検査 
さてこれらの検査で乳癌が疑われる場合、必ず細胞診あるいは組織診とよばれる検査を行い顕微鏡でみて癌細胞が存在することを確認しなければなりません。細胞診とは、注射器をしこりに刺して吸引することによって病変部分の細胞を採取する検査です。通常診察に引き続きその場で行います。痛みは伴いますが数秒でおわります。多くの場合はこの検査によって乳癌の診断を得ることができます。
組織診断は細胞診で確定診断が困難な場合に行います。針生検と摘出生検にわかれます。針生検は注射器の針よりも太めの針を用いて病変部位に針を刺し病変部分を採取する検査です。この検査は局所麻酔が必要ですが、麻酔後の痛みはありません。通常診察室にて行います。時間は、採取する量にもよりますが、数分から数十分かかります。また最近は針生検でも専用の吸引式の装置を用いて行うことがあります。この方が多くの組織を採取でき確実な診断ができます。毎週金曜日にこの検査を行っております。所要時間は約1時間で、検査後問題がなければ帰って頂けます。どちらの方法をとるかは担当医師の判断によります。
摘出生検は侵襲のある検査ですが最も確実に診断を得ることができます。細胞診や針生検にてどうしても診断がつかない場合に行います。当院では毎週月曜日の午前中に手術場で局所麻酔下で行っています。時間は約1時間前後です。
乳癌の特徴   
A
他の癌との比較 
乳癌といってもさまざまなケースがあり、タチの良いものも悪いものもあります。一般的には乳癌は他の臓器の癌と比較してタチがよいとされています。その理由は、@発育進行が他の癌と比べて緩やかなことが多い、A適切な治療によって多くの場合根治可能である、B残念ながら進行している場合や再発をきたし根治が困難であっても、症状に応じた有効な治療手段があることなどがあげられます。その結果5年生存率(罹患後5年後に生存している確率)10年生存率は他癌と比べて良好です。
また乳癌は世界的な規模で研究が進んでいる癌のひとつであり、新しい薬や治療手段が開発されています。当院でもこのような治療の開発に積極的であり、つねにより有効な治療、有益な治療に取り組んでいます。
B
乳癌は増えているのか 
 日本における乳癌の頻度は増加の一途をたどっており、現在1年間に約36千人の方が乳癌と診断されています(1999年全国調査)。罹患率は全国ででは大腸癌についで第2位、大阪で
は第1位です。また乳癌による死亡も現在日本の女性の癌による死亡の第4位(大阪では第5位)にあたります。検診による早期乳癌の診断率の向上や、食生活などの生活の欧米化、晩婚に伴う初産年齢の上昇などが原因と考えられています。
3. 4.
乳癌の症状 
乳癌が疑われる契機のところに記したように、乳癌の主な症状は乳房のしこりです。痛みに関しては通常は伴いません。乳癌の方で痛みがある場合、併存する乳腺症によることが多いと考
えられます。したがって痛みがある、あるいは痛みが出てきたということが、乳癌が進行しているということを意味しません。しこりの大きさは病状とある程度関係します(一番重要な因子ではありませんが)。通常短期間で(例えば診断がついてから入院待ちの間に)急速に増大するこ
とは考えにくいですが、何ヶ月あるいは何年も無治療で放置すればしこりは大きくなり、外からみても異常が判るくらいになります。また潰瘍といって、乳癌細胞が皮膚を破って外に露出し、浸出液が生じ、悪臭や出血をともなうようになることもあります。
しこりをつくらないタイプの乳癌もあります。その場合レントゲンでのみ異常陰影としてわかる場合と、乳首から血性の分泌液がでる場合とがあります。このような場合、しばしば診断に難渋することがあります。一般にこのようなタイプの乳癌はタチが良いことが多く、どうしても
甲状腺がん専門医
診断が困難な場合はやむを得ず厳重に経過観察のみをすることになります。
また特殊なタイプの乳癌でパジェット病という乳癌があります。これは乳首を中心に湿疹様の病変が拡がる病期です。
甲状腺がん専門医
その他、稀ですが転移病巣から乳癌がわかる場合があります。代表的な例はわきのリンパ節がはれてくる場合です。他臓器の癌や悪性リンパ腫など外の疾患でもこのような事はありますが、
乳癌はわきのリンパ節へは比較的転移をきたしやすいので、注意が必要です。
乳癌を治療せず放置した場合、しこりが大きくなるばかりでなく、周囲の組織に広がり、リンパ管を通ってわきのリンパ節や首のリンパ節、さらには血管を通って肺、骨、肝臓などの臓器へ転移して増殖し命を脅かすことになります。
4. 5.
乳癌の広がり(病期) 
乳癌の広がりを表す方法として大きく4段階にわける方法がとられます。詳しく説明すると
専門的になります。大体の目安としては、しこりの大きさが2cmまでのものは1期、2cmを超
甲状腺がん専門医
えて5cmまでのものは2期、5cmをこえるか、乳房の皮膚に変化のあるものは3期、乳腺以外の臓器に転移があるものは4期となります。多くの乳癌は第2期です。図に現在の日本における乳癌の病期分類を示します。シコリは甲状腺の中に出来たものですが、リンパ節は腫れていません。甲状腺癌とは思えませんが、はっきりさせるために検査が必要です。いつもそうとは限りません。特に針生検をしても癌の疑いが晴れない時は、手術を勧められるかもしれません。単発結節の約半数は手術を受けなければならない。甲状腺のシコリの中に出血したのだと思います。急に大きくなって痛いのはそのためです。液を抜くと縮んで痛みも取れます。後日、医師はこのシコリについて検査するでしょう。腫れてくるかもしれません。もしも、腫れてきたら再び液を抜くか、何回も溜まるようなら手術で切除します。検査では甲状腺機能は正常でした。しかし、生検でははっきりとせず、癌ではないという確信が持てません。はっきりさせるには手術するのが一番良い方法です。たとえ癌としても、予後は大変よいです。その必要はありません。将来は血中サイログロブリンという物質を測ることで癌の再発をみれます。サイログロブリン値で異常が出たときのみ、ヨードシンチが必要となります。多分、違うでしょう。TSHの抑制が足りないためにサイロキシン(チラージンS)の量が増えたのでしょう。TSHは残存している甲状腺癌組織を刺激するので低くしておかなければなりません。甲状腺ホルモンは正常上限にするのを目的をしていますので、のみすぎにはなりません。多分。あなたにはシコリは一つに感じるかもしれませんが、シンチでは甲状腺に大きな結節が多発しています。その所見は癌ではない可能性が高いです。乳頭とは、皺状の突起のことです。乳頭癌は、たくさんの突起があり、顕微鏡で見るとシダやシュロの葉のように見えます。顕微鏡で組織を丁寧に調べると、“正常”な甲状腺の10%程に小さな乳頭癌が見つかることがあります。病理学者がもっと丁寧にそのようなごく小さな癌を探すようにすれば、もっとたくさん見つかるはずです。これらの顕微鏡で見つかるような微小癌は、臨床的には重要性がなく、病気そのものより好奇心の対象のようです。言い換えれば、これらの小さな癌に似た腫瘍が大きくなったり、もっと重篤な悪性腫瘍になる傾向はないようだということです。
一方で、乳頭癌が甲状腺の中にかたまりを作るほど大きく成長した場合は、そのまま大きくなり続け、体のあちこちに広がる可能性があるため、臨床的に重要であると考えます。乳頭癌は甲状腺癌全体の約70から80%を占め、年齢を問わず発生します。毎年アメリカで新しく発生する乳頭癌のケースは、約12,000にしか過ぎません。しかし、これらの患者の平均余命の長さから、1,000人に1人はこの形の癌を持っているか、または持っていたと推測されます。乳頭癌はゆっくりと成長し、リンパ系を経由して首のリンパ腺に広がる傾向があります。実際に乳頭癌の手術を受けた患者の約3分の1で、腫瘍がすでに周辺のリンパ節に広がっていました(リンパ節転移)。幸いに、リンパ節転移があったとしても予後がいいことには変わりはありません。
乳頭癌が甲状腺の片方からもう一方にリンパ系を通じて広がることがありますが、やはり患者の予後には変わりはありません。甲状腺乳頭癌のある患者の予後を最終的に決めるものは、主に、見つかった時病気がどこまで広がっていたかによります。先に述べたように、リンパ節への転移のあるなしは、予後に影響しません。初期乳頭癌のある患者の85%は、腫瘍が甲状腺内にとどまっており、予後は極めて良いものです。
この状況での癌による25年死亡率は約1%で、これは100人の患者の内1人が25年経つまでに甲状腺癌で死ぬことを意味しています。それまでには、大多数は完全に治ってしまい、再発することはありません。年齢が50歳以上の患者や腫瘍の大きさが4cm以上の患者では、予後はそれ程よくありません。
初期乳頭癌のある患者の予後は非常に良いため、治療自体が有害にならないようにすることが大事です。このような軽いタイプの乳頭癌には、根治手術が適用されることはまずありません。甲状腺内乳頭癌のある患者の10%以下で再発が見られますが、普通は、首のリンパ節内の腫瘍細胞の成長による再発であり、生命を脅かすことはありません。これは、手術で取り除かれるのが普通です。
癌が成長して、甲状腺から周囲の組織に広がっているような患者では、あまり予後は良くありません。これは、甲状腺を取り囲んでいる線維性の被膜を通って、首の組織の中に癌が広がっていることを意味し、先に述べたようなリンパ節の関与はありません。非常に割合は少ないのですが(5%)、癌が血流に乗って離れた場所、特に肺や骨に広がる場合があります。このような離れた場所に移った癌(転移)は、放射性ヨード(後述参照)でうまく治療ができることが多いのです。甲状腺乳頭癌のある若い患者では、一般的に予後が極めて良いのですが、20歳以下の患者では幾分肺に広がる危険性が高いようです。正常な甲状腺は、濾胞と呼ばれる球形の構造からなっています。甲状腺癌で、これらの正常な濾胞構造を含んでいるものを濾胞癌と呼びます。濾胞癌はアメリカでは全甲状腺癌の1015%を占め、乳頭癌に比べ、幾分年齢の高い患者に発生する傾向があります<注釈:日本では濾胞癌の頻度は全甲状腺癌のほんの数%です>。甲状腺の濾胞癌は、乳頭癌より広がりやすいと考えられています。甲状腺濾胞癌のある患者の約3分の1は、浸潤は最小限で広がる傾向はありません。
このような場合は、非常に予後が良いのですが、残りの3分の2では、濾胞癌の浸潤性がもっと強いのです。血管の中に成長して入って行き、そこから離れた場所、特に肺や骨に広がることがあります。一般的に、50歳以上の患者に比べ、若い患者の予後の方が良くなっています。どのような形の癌であれ、甲状腺癌の一次治療はすべて外科手術です。より進行の早いタイプの乳頭癌や濾胞癌では、甲状腺全体の除去、または安全に取り除くことができるだけの分を取るというアプローチが一般に受け入れられています。甲状腺内乳頭癌や浸潤が最小限に留まっている濾胞癌に対しては、外科医と内分泌病専門医の間で、甲状腺の全摘出と、甲状腺の片方と峡部と呼ばれる2つの腺葉をつなぐ部分だけの摘出と、どちらの方がメリットがあるかということについて論争が続いています。
甲状腺内乳頭癌と浸潤が最小限の濾胞癌の予後は極めて良いため、手術の範囲は別として、2つの内どちらの外科的アプローチの方が良いのか証明することは困難です。したがって、これらの癌に対する管理に関しては、絶対的なルールというものはありません。腫瘍の行動について一般的な特徴はわかってきましたが、どの患者に対しても、甲状腺癌患者の管理に熟達した医師により、その患者にとって最良の治療が選択されます。乳頭癌や濾胞癌が一度血流に乗って周囲の組織、または離れた部位(特に肺と骨)に広がってしまったら、腫瘍を破壊するために放射性ヨード
(131-I)
を投与するのが一般的な治療となります。この治療を理解するためには、ヨードと甲状腺の関係を知ることが大切です。正常な場合、甲状腺は血液からヨードを取り込み濃縮します。そしてこの過程は下垂体からのTSH(甲状腺刺激ホルモン)により刺激されます。その後ヨードは甲状腺ホルモン(サイロキシンT4)を作るのに使われます。甲状腺癌または甲状腺癌が転移したもの
は、正常な場合はごくわずかの量のヨード(または放射性ヨード)しか取り込みません。しかし、大量のTSHの影響下にある時は、甲状腺癌、またはその転移したものの一部は刺激を受けて、相当量のヨードを取り込むようになります。これにより、周囲の組織を損なうことなく、癌に直接大量の放射線が照射されることになります。甲状腺が存在しており、正常な量の甲状腺ホルモンを産
生している場合は、下垂体のTSHの産生量は比較的低いままに留まっています。しかし、甲状腺全体が取り除かれたり、破壊されたりして甲状腺ホルモンのレベルが下がってくると、下垂体はTSHの分泌を急激に増やします。次にこのTSHが甲状腺癌を刺激し、放射性ヨードを取り込むようにします。
広がった甲状腺癌に対し、放射性ヨード療法を行なう場合は、甲状腺全体を手術でほぼ完全に取り除き、残留した組織を放射性ヨードを使って破壊する必要があります。一度これを行なったら、首に腫瘍が残っているか、離れた場所に転移があることがわかっている患者には、TSHのレベルが十分に高ければ、試験量の放射性ヨード(通常は約2から10ミリキュリー)を使ってスキャンを行な
います。もし、相当量のヨードが甲状腺癌の領域に集まっていれば、さらに大量の治療量の放射性ヨード(通常150200ミリキュリー)を与え、腫瘍の破壊を試みます。大量の放射性ヨードで治療を受けている患者は、体内の放射能の量が他の人に害を与えないレベルに下がるまで、数日間入院する必要があります。しかし、この治療は安全で、きつくないので、分化度の高い癌が肺に
転移した症例に対しても、多数例を直すことが可能であることが証明されています。
より浸潤性の強い甲状腺癌のある患者に対しても、放射性ヨードが安全で有効であるため、多くの医師がそれ程浸潤性の強くない乳頭癌や濾胞癌にも、放射性ヨードを日常的に使うようになって
います。このような場合は、放射性ヨードが手術後にまだ残っている微細な甲状腺組織を破壊するのに使われます。これにより、予後が改善され、サイログロブリンの血液検査(後述参照)を使って、患者の腫瘍の再発をより簡単にモニターできるようになりました。
分化度の高い癌が広がり続けるような時は、手術を行い、放射性ヨードを投与した後でも、放射線の外部照射が有効な場合もあります。このような状況では、化学療法はあまり効果がありません。ではこの仮説に一致する結果は得られていません。最近では、IGF-1によってリスクが高くなる可能性が指摘されています。
食事・栄養素に関しても、現状では確立された要因はありませんが、リスク要因として脂質、乳製品、カルシウム、予防要因として野菜・果物、カロテノイド(なかでもリコペン)、ビタミンE、セレン、ビタミンD、イソフラボンなどが候補に挙げられています。喫煙、体格、アルコール、身体活動についても、関連の可能性が探られています。
2.症状
他のがんと同じように早期の前立腺がんに特有の症状はありません。あるとしてもその多くは前立腺肥大症に伴う症状です。具体的には排尿困難(尿が出にくい)、頻尿(尿の回数が多い)、残尿感(排尿後、尿が出
切らないで残った感じがする)、夜間多尿、尿意切迫(尿意を感じるとトイレに行くまでに排尿を我慢できない状態)、下腹部不快感などです。このような症状があり、たまたま病院を受診した際に前立腺がんの検診が併せて施行され、検査の結果、前立腺がんが発見されることがほとんどです。また前立腺がんが進行しても転移がない場合の症状は前立腺肥大症と大差はありません。
前立腺がんは進行すると骨に転移しやすいがんです。前立腺自体の症状はなく、たまたま腰痛などで骨の検査をうけ、前立腺がんが発見されることもあります。また肺転移によって発見されることもあります。
3.診断
PSA
検査
前立腺がんの診断に関して、最も重要なのは前立腺特異抗原(PSAピーエスエー)とよばれる腫瘍マーカーの採血です。PSAはとても敏感な腫瘍マーカーであり、基本的に前立腺の異常のみを検知します。PSA値の測
定は前立腺がんの早期発見に必須の項目です。ただPSA値が異常であれば、そのすべてががんになるというわけではありませんし、逆にPSA値が正常の場合でも前立腺がんが発生していないということにもなりませ


胃がん治療法

ん。あくまで、前立腺がんを発見するきっかけとなるひとつの指標です。PSAの測定法にはさまざまありますが、よく使われているタンデムR法では4〜10ng/mlがいわゆる「グレーゾーン」といわれており、その場合には2530%にがんが発見されます。ただし4ng/ml以下でも前立腺がんが発見されることもあります。PSA値が10ng/mlを超える場合に


胃がん治療法

5080%にがんが発見されます。100ng/mlを超える場合には前立腺がんが強く疑われ、さらには転移も疑われます。
PSA
検査は前立腺がんのスクリーニング検査としてはもっとも有用と考えられています。検診としてPSA検査を受けて頂く場合、PSA値が正常値以下であった場合の再検診の時期は、PSA値が1.1 ng/ml〜正常値以下


胃がん治療法

では年1回、1.0 ng/ml以下では3年ごとが推奨されています。(前立腺癌診療ガイドライン 2006年版 日本泌尿器科学会編 金原出板)
PSA
値に異常が認められる場合

胃がん治療法


PSA
値に異常が認められる場合、専門医は肛門から指を挿入して前立腺の状態を確認する直腸診、あるいは肛門から専用の超音波器具を挿入する経直腸的前立腺超音波を行い前立腺がんの疑いがあるか検討します。
確定診断のための前立腺生検

胃がん治療法


PSA
値あるいは直腸診、経直腸的前立腺超音波検査により前立腺がんの疑いがある場合、年齢も考慮しながら最終的な診断を行うために前立腺生検が実施されます。近年では超音波をガイドにして前立腺を描出しておき、細い針で前立腺を刺し、6ヵ所かそれ以上から組織を採取する「系統的生検」が一般的です。これは画像で異常がない場所からも前立腺がんが発見されることが多々あり、診断率を高めるためにある程度の本数が


胃がん治療法

必要だからです。
グリーソンスコアー


胃がん治療法

顕微鏡検査で前立腺がんと診断された場合、前立腺がんは腫瘍の悪性度をグリーソンスコアーとよばれる病理学上の分類を使用して表現します。これはがんの悪性度を5段階に評価するものです。「1」が最もおとなしいがんで、「5」が最も悪いがんを意味します。前立腺がんの多くは、複数の、悪性度の異なる成分を有しているため、最も多い成分と次に多い成分を足し算してスコアー化します。これがグリーソンスコアーで

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す。たとえば最も多い成分が「3」で次に多い成分が「4」の場合、「3+4=7」と評価されます。グリーソンスコアーの解釈ではスコアーが「6」か、それ以下は性質のおとなしいがん、「7」は前立腺がんの

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および疣贅状表皮発育異常症である。 悪性黒色腫:I〜III期の原発巣には根治切除が行なわれるため、放射線治療が施行されることはない。IV期は手術不能例あるいは不完全切除後に姑息的照射が行われることがある。ただし例外的に、手術では大きな欠損を生じる腫瘤径の大きな悪性黒子型黒色腫に対して放射線治療が行われることがある1)。リンパ節に対する予防照射や術後照射は適応に関して議論のあるところであるが、病期IIIIIに対して施行する施設もある2)。骨転移や脳転移に対しては姑息的照射が一般的に行われている。 や脳転移に対する姑息的治療が主として行われ、一部の施設でリンパ節転移に対する予防照射や術後照射が行われているにすぎない。 一方後者の代表である基底細胞癌・有棘細胞癌(扁平上皮癌)は放射線感受性が高く、その根治的治療には手術療法と放射線治療があり、ともに良好な局所制御率が得られる。一般的には手術療法が優先されるが、頭頸部領域に出現した皮膚癌、とりわけ鼻、耳、眼窩近傍の領域では形態と機能の温存が可能な放射線治療が第一選択となることが多い。この場合の局所制御率は手術療法に比較しても遜色なく、組織欠損なく癌周囲の正常組織が温存されるため、美容効果や機GTV視診・触診あるいはCT等の画像診断で認められる原発巣
CTV
GTV周囲0.5〜2cmの領域(病理組織と原発巣の大きさに依存)
cm未満の基底細胞癌は腫瘍辺縁部から0.51.0 cmのマージン、2cm以上の基底細胞癌や有棘細胞癌(扁平上皮癌)には1.02.0cmのマージンをとった照射野を設定する。電子線または50200KVの低エネルギーX線を用いて一門照射を行う。線量評価は、電子線では表面ボーラスからPTVを含む90%等線量曲線で規定する。図1に頭頸部皮膚扁平上皮癌に対する照射野の例を示す。 PTVCTVに加え使用する放射線の特性を考慮した領域 図1.頭頸部皮膚扁平上皮癌に対する照射野の例この扁平上皮癌の肉眼的腫瘍の大きさは4.5cm径で、CTによる深部方向の厚みは1.5cmである。臨床標的体積として、側方向に2cm、深部方向に1.0cm見積もり、電子線の特性を考慮すると、電子線のコーンの大きさは7.5cm径となる。表面線量を上げるため0.5cmのボーラスをおくと、深部方向は3cmの厚みが治療域となり、選択するエネルギーは 90 depth dose から12MeVとなる。 欧米では表在放射線治療装置(50100KV X線)、深部X線治療装置(〜200KV)が皮膚癌の治療によく用いられているが、我が国はこういった低エネルギーのX線装置を保有する施設はほとんどなく、専ら直線加速器から得られる高エネルギー電子線、またはX線、あるいは60Co γ線が使用されている。低エネルギーX線と電子線による皮膚癌治療成績の比較では差異は認められていない3)。電子線を用いる場合には、腫瘍の厚みに応じて適切なエネルギーを選択することが最も重要である。皮膚癌には一般的に4〜12MeVのエネルギーが使用される。有効照射領域は最大吸収線量の90%までとするが、低い電子線エネルギーではビルドアップのため皮膚表面の線量が低下するため皮膚表面に密着したボーラスを必要とすることが多い。ボーラスは組織等価物質で作成され、Superflab、パラフィンワックス、ポリスチレン、ルサイト等を用いるが、簡便のため水に浸したガーゼを代用することもある。ボーラスの厚みは、使用するエネルギーや照射野の大きさにもよるが、通常0.51.0cm程度である。たとえば8MeVの電子線で、照射野が10cm×10cm0.55cmのボーラスを使用すれば、表面線量は90%であり、ボーラス表面から90depth1.65cmとなり、これが治療域となる。また、電子線は中心軸線量に比べて辺縁線量が低下するので、このことを考慮して適切な照射野を設定する必要がある。 電子線を用いる場合、正常皮膚やリスク臓器を防護するため、あるいは照射野外側の半影を考慮して、照射野の形状にあわせて切り抜いた鉛板を照射すべき皮膚の上に置くことがある。鉛の厚さは透過線量が5%以下になるように、使用する電子線のエネルギーによって適切なものを選択する必要がある。一般的には使用するエネルギーの1/2mm程度の厚み、すなわち8MeVでは4mmの厚みの鉛板を使用する。また眼瞼や頬粘膜など内部に挿入する場合、すなわち電子線の飛程の途中に置くと鉛板の後方では電子線の後方散乱によって線量が増加するので、低い原子番号の物質で鉛板表面を覆って後方散乱線を除去する必要がある。 高エネルギーX線や60Co γ線は、大きい腫瘍で深部に進展がみられるか、または骨や軟骨に浸潤している症例に用いる。施設によっては、密封小線源を用いたモールド治療や組織内照射が単独であるいはブーストとして使用されているが、最近ではその使用頻度は減少している。 - 線量分割基底細胞癌・有棘細胞癌には、施設によってさまざまな線量・分割法が用いられ、標準的な線量・分割法はない。一般に小さな腫瘍に対しては1回線量を大きくし分割回数を少なくするのに対し、大きな腫瘍では1回線量を小さくし分割回数を多くしている。また同じ総線量であれば分割回数が多いほど、美容的に良好な結果が得られている。線量や分割は腫瘍の大きさや発生部位にもよるが、40Gy10回/2週、45Gy15回/3週、50Gy20回/4週等がよく用いられる。また、リスク臓器に隣接した大きな腫瘍に対しては、6070Gy3035回/6〜7週も行われている。なお、全身状態が不良な場合には、20Gy/1回/1日、32Gy/4回/1週の照射スケジュールでも治療は可能である。術後照射は1回線量2Gyで、5060Gy2530回/5〜6週を照射する。 悪性黒色腫の至適線量に関しては議論のあるところであるが、類しきい線量(Dq)が大であり、このことは亜致死障害からの回復が大きいことを示すことより、大線量小分割法が使用されることが多い。腫瘍床や転移リンパ節に対しては1回3.03.5Gy、週3回で総線量5055Gy、または1回6Gy、週2回で総線量30Gyが用いられる。骨転移には20Gy/4回/4日や30Gy 10回/2週、脳転移には30Gy10回/2週が一般的な照射スケジュールである。 皮膚がんでメラノーマという言葉を聞くが、メラノーマとは悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)と呼ばれている。いわば悪性腫瘍を指している。この皮膚の変化に関しては、紫外線との関係が指摘されています。皮膚がんと言ってもいろいろあるが、皮膚に生じた悪性の新生物すべてを含んだ総称として使われている。がんという言葉には、良性のもの悪性のものが入るのだが、一般的な使われ方としてはがんイコール悪性ととらえている。その流れで考えると、皮膚がんイコール悪性イコールメラノーマと考えられているが、医学的にはその公式は正しいものではない。紫外線とがんとの関係は指摘されているが、紫外線にもいくつかありそのうちUV-Bというタイプに発がん性があると考えられている。この紫外線の影響で発がんするのは、一般的には高齢になってからとなり、かつ肌を露出し紫外線に当たっている部分のみに発がんするというケースが多く見られている。これにより、日焼けをする紫外線を浴び続け長い年月をかけて発がんするというように考えられている。- 併用療法基底細胞癌・有棘細胞癌の根治的放射線治療に化学療法を併用することはない。手術例では大きな病巣に対して導入化学療法や術後に化学療法を併用することがある。 悪性黒色腫に対しては術後補助療法として、フェロン療法やDAVFeron療法(ダカルバジン、ニムスチン、ビンクリスチン、インターフェロン−β)が施行されているが、放射線を推奨したプロトコールはない。 基底細胞癌・有棘細胞癌(扁平上皮癌)は局所制御率が高い。5年局所制御率はT1290%以上、T36080%、T45065%と報告されている4) 5) 悪性黒色腫に対する放射線治療は基本的に姑息照射であるが、放射線治療単独で5年局所制御率86%との報告もある1) 6.合併症急性期合併症:照射期間中・直後には紅斑、色素沈着、乾性落屑がみられる。さらに、水泡、びらん、潰瘍といった湿性落屑も時に散見するが、これらは1回線量、総線量、照射野の大きさ、照射期間に依存し、その頻度は5〜50%と幅広い。 皮膚がんとほくろの関係性でほくろはがんなのか?と質問があれば、結論から言うとイエスという答えになります。その理由としては、皮膚がんが発症する要因として、紫外線を浴びメラニン色素帯びて黒くなるメラニン細胞(メラノサイト)が元になっています。ほくろの成分を見ていくとこのメラニン細胞(メラノサイト)の塊と考えることができるのです。ここだけ聞くと、多くの人にほくろがありそれは大丈夫なのかということになると思います。ほくろは皮膚がんの仲間というか、皮膚がんの一つの種類という考え方になります。WHOの分け方では、両性の主要という見方をしてますし実際にそれほど敏感になることではないのです。しかし、問題はこのほくろとメラノーマとよばれる悪性黒色腫との識別が非常に困難であるということです。とくに初期の症状ではほぼわからないのが現実です。今まで気づかない所に、気になるほくろができていた時には自己判断ではなく迷わず病院で適切な対応を考えましょう。結果としてほくろとわかれば安心ですから。ほくろ除去を始める前に、ほくろが出来る原因について調べてみました。ほくろの原因は母斑細胞と呼ばれるメラニン色素を産出する細胞が、皮膚の深い所に多数集まる事によっておこります。ほくろは「黒子」と呼び、医学的には「色素性母斑」といいます。生まれたばかりの赤ちゃんにはほくろはありませんので、大人のようにほくろ除去の必要性はないでしょう。 ほくろの出来やすさは、体質が関与している場合があります。皮膚癌との区別が重要で、できている箇所によっては、ほくろ除去をしなくてはならない場合があります。手や腕、足、お腹や背中、顔など、人によってほくろ除去する箇所は異なるようです。最近はほくろ除去をして気になる箇所の悩みを解消しているひとが増えているようです。 ほくろ除去の必要性は、単に気になる箇所だからでは、すまされない問題が潜んでいる場合もあります。紫外線などによってメラノサイトが刺激されメラニンが多量に作られた結果、皮膚(ほくろ)に異常をおこし、メラノーマ(癌)が見つかることもあります。よって、ほくろ除去で皮膚の回復をはかる場合もありほくろ除去は、近年さまざまな皮膚科やクリニックで行われているようです。なかには自分自身でほくろを除去できる製品も市場に発売されております。皮膚癌と一口にいっても様々ですが、頻度の高い皮膚癌として有棘(ゆうきょく)細胞癌、基底細胞癌、悪性黒色腫があります。皮膚癌が他の癌と大きく違うことは視る診察で多くの場合診断が可能であるということです。ですから原則的には早期に発見して適切な治療が可能です。高齢になりますと、様々な皮膚のできもの(腫瘍)ができやすくなります。多くのものは良性ですが、なかには悪性のものがあります。皮膚には毛や汗、メラニンなどさまざまな細胞成分があるので、皮膚のできものの見た目も非常に多様になります。一般の人が判断する基準を書く
は非常に難しいので、じゅくじゅくしてきたり、盛り上がってきて、何か変だなと思ったらまず皮膚科に相談するのがよいと思います。皮膚癌の予防でもっとも大切なものは太陽光線に含まれる紫外線対策です。黄色人種は白人よりも紫外線に強いのですが、それでも過度の紫外線暴露を避けるように若いときから注意することが大切です。特に高齢者の日光にあたるところによくみられる日光角化症と呼ばれる、癌の前触れの病変は紫外線との関連が深いといわれています。サンスクリーンや帽子などを上手に活用しましょう。また熱傷(やけど)や放射線照射部位にも皮膚癌ができやすいことが知られています。 皮膚癌の予防でもっとも大切なものは太陽光線に含まれる紫外線対策です。黄色人種は白人よりも紫外線に強いのですが、それでも過度の紫外線暴露を避けるように若いときから注意することが大切です。特に高齢者の日光にあたるところによくみられる日光角化症と呼ばれる、癌の前触れの病変は紫外線との関連が深いといわれています。サンスクリーンや帽子などを上手に活用しましょう。また熱傷(やけど)や放射線照射部位にも皮膚癌ができやすいことが知られています。皮膚ガンの診断皮膚癌の診断のための検査で特に有用なのは病理組織検査です。局所麻酔をしてできものの一部を採取して標本を作成し、顕微鏡でみる検査です。適応となる皮膚癌や採取する場所を十分考慮して検査が行われます。また最近ではダーモスコープと呼ばれる特殊な拡大鏡があり、診断の精度が向上してきました。いずれにしろ、皮膚癌は様々な見た目をとり、種類も多いので視る診察が基本であり、重要です。皮膚ガンの治療
 皮膚癌の治療は原則的には手術療法が選択されます。手術の方法は腫瘍の性質、大きさ、部位などを総合的に考慮して行われますが、皮膚のなくなったところを補充するために植皮術(皮膚を他のところからもってくる)が行われることもあります。高齢者の場合は皮膚癌の種類や患者さんの状態によっては手術以外の治療が選択できることもあります。皮膚癌の性質をよく見極めて治療をするようになってきています。 皮膚癌は予防と早期発見が重要なことは他の癌と変わりありません。早期発見がしやすいので、発見が遅れて後悔することのないようにしたいものです。ほくろ除去の方法について色々な情報を紹介しています。現在の最新のほくろ除去法は、クリニックでの医療レーザーメスによるほくろの切断施術です。痛みもなく縫合施術もないので皮膚に優しい方法です。癌というととてもこわい病気のように思われますが、皮膚癌は早期に治療すれば決してこわい病気ではありません。しかしながら、人口の高齢化や環境の変化の伴い皮膚癌は徐々に増加にており、すべての癌のうちで皮膚癌が最も発生率が高い国(白人の場合)もあります。恐れる必要はありませんが、気になるようなことがあれば皮膚科を受診してください。足の裏のほくろはこわいとよくいわれます。悪性黒色腫には表在拡大型、悪性黒子型、末端黒子型、結節型などの病型がありますが、それぞれの発生頻度は人種により異なります。日本人では30%以上が足底にできる末端黒子型です。なぜ、体表面積の数%にすぎない足底の悪性黒色腫が集中してできるのかよくわかっていません。白人の末端黒子型の発生頻度は3%ぐらいですので、いまのところ人種による差という以外にありません。いずれにしても我々日本人は足底に悪性黒色腫はよく発生するため、足の裏のほくろはこわいといわれるようになったのだと思います。最近はまずダーモスコピーという装置を使って検査をするようになっています。
 陰部の湿疹様病変 陰部にはよく湿疹や真菌(カビ)あるいは細菌感染による皮膚病がよくみられます。しかしまれにページェット病といわれる皮膚癌が発生し、その症状も湿疹様病変であるためみただけでは診断ができないこともあります。陰部から肛門にかけての湿疹様病変が治らず拡大してくるようであれば、皮膚科を受診してください。前癌状態カポジ肉腫を発症する人はいくつかのグループに分かれており、グループごとに症状や進行が異なります。それぞれ、高齢の男性で主に地中海系あるいはユダヤ系の人、アフリカの一部地方出身の小児と若い男性、臓器移植後に免疫抑制薬の投与を受けている人、エイズ患者(米国ではカポジ肉腫を発症する人のほとんどはエイズ患者)です。症状高齢の男性では、カポジ肉腫は紫色や濃い茶色の、単独のしみ(斑点)としてつま先や脚にできます。この癌は数センチメートルからそれ以上まで大きくなり、色は濃くなってその部分は平らか、わずかに盛り上がり、出血しやすくなって潰瘍化します。脚にはそのほかにも同様のしみがいくつか現れることがありますが、カポジ肉腫はほとんど転移せず、命にかかわることはほとんどありません。その他のグループの人々では、カポジ肉腫はもっと悪性です。皮膚に現れるしみは高齢男性の場合と似ていますが、もっと数が多く、体中どこにでもできます。これらのしみは数カ月以内に体の他の部位に広がりますが、口の中にできることも多く、そうなるとものを食べる際に痛みます。この腫瘍はリンパ節や内臓にもできます。特に消化管にはできやすく、この場合下痢と出血を引き起こし、便に血が混じるようになります。診断と治療カポジ肉腫は外見で区別できます。通常は、診断を確定するための生検を行います。高齢の男性で、成長の遅いカポジ肉腫が12個できているような場合は、手術または凍結させて取り除きます。しみがたくさんできている場合は放射線療法を行います。しみの数が少なく、他の症状がまったく出ていない場合は、症状が広がるまでは治療を受けないという選択もあります。悪性のカポジ肉腫患者で体の免疫システムが正常な場合は、インターフェロン‐アルファや化学療法薬を使うと効果が得られます。免疫抑制薬の投与を受けている人の場合、これを中止すると腫瘍が消えることがあります。免疫抑制薬による治療を継続しなければならない患者の場合、化学療法と放射線療法を行います。しかし、免疫システムが正常な人の場合に比べ、これらの治療の効果は芳しくありません。エイズ患者の場合、化学療法や放射線療法の効果はあまりありません。エイズ治療薬による集中治療で本人の免疫システムの機能が改善された場皮膚がんとは、表皮細胞と真皮・皮下組織にある皮膚付属器の細胞が悪性化したものを総称しています。皮膚癌にはたくさんの種類がありますが、基本的には大量の紫外線の蓄積や放射線の影響によって発生します。皮膚がんの予防には、子供の頃から過度の日焼けをしないことが大事です。日光が強い時間帯は帽子を被ったり日傘をさすなどして、できるだけ紫外線を避けるようにしてください。いぼやほくろのような症状が皮膚にあれば、その大きさ・色・状態に変化がないか注意しましょう。そして気になった時はすぐに専門医のいる病院で検診してもらい、早期発見に努めましょう。
皮膚がんの治療法には外科療法・凍結療法・放射線治療・化学療法があります。また、これらを組み合わせて効果を高める集学的治療も行います。どの治療法を選択するかのは皮膚癌のタイプによって変わります。合は、良い結果が得られます。一般的に、カポジ肉腫の治療を行っても、エイズ患者の延命効果は期待できません。皮膚がんの中でも頻度が高いのが基底細胞がんと有棘細胞がんです。ヒトの皮膚は外側から表皮・真皮・皮下組織の3つに分けられますが、基底細胞がんは表皮の最下層である基底層や毛包の細胞から発生します。原因としては長期間の紫外線の浴びすぎが考えられます。患者の約半分は70歳以上が占めるなど、高齢者になるほどはっきりと増加する傾向にあります。基底細胞がんの進行はとても遅いですが、適切な治療を施さなければ徐々に骨や筋肉へも拡がってきます。ただ、他の臓器への転移はめったにはありません。初期症状には鼻やまぶた、耳の周りにほくろに似た黒色の小さなオデキができます。何年かかかって少しづつ大きくなり、真ん中が陥没し、まわりが堤防状に盛り上がった黒いオデキがいくつも並びます。
皮膚がんのひとつである有棘(きょく)細胞がんは、表皮の中間層である有棘層の細胞にできる癌のことです。原因は紫外線の影響が最も大きいと考えられますが、最近ではヒト乳頭腫ウイルスとの関連性が指摘されるようになりました。高齢者になるほど増加し、男性の割合が女性に比べ1.6倍ほど大きくなります。初期症状としては、かさかさした5mmくらいの皮膚の盛り上がりができます。これがさらに大きくなるとカリフラワー型の赤い腫瘍になったり、膿がでて嫌な臭いを放つ場合もあります。有棘細胞がんは基底細胞がんと違い、肝臓や肺に転移することもあります。また早くから骨や筋肉に浸潤する傾向があります。
皮膚がんの中では悪性度が高く、ホクロの癌として知られているのが悪性黒色腫(メラノーマ)です。足裏にできることが最も多く、体幹・顔面・爪などが続きます。若い世代でも発生しますが、他の皮膚がんと一緒で70歳以上の患者さんが特に多くなっています。非常に転移しやすく、腫瘍にメスを入れることは危険を伴うので、深さを確認した上で拡大切除をする必要があります。手術以外では化学療法・免疫療法を組み合わせて治療をしていきます。皮膚がんは、ほくろやいぼと間違いやすいですが、皮膚に発生する悪性の腫瘍ですから、注意が必要です。いろいろなタイプがあり、総称して皮膚がんと呼ばれています。皮膚の細胞ががんと化したもので、皮膚の表面が大きく隆起したり増殖したりします。人間の場合急速にほくろやイボが大きくなったりするなど、皮膚の違和感で早期発見および治療することができます。
ところが最近ペットでも多く発症するようになり、その場合は飼い主が日ごろから気をつけていなければなりません。特に、メラノーマ(悪性黒色腫)は進行が早いので、早期発見と治療が大切になります。 環境問題は人間ばかりではなくペットの健康にも影響を与えているようです。オゾン層の破壊による紫外線の増加や、水質汚染などを含め、皮膚がんだけではなく、犬や猫をはじめペットもがんになる可能性を秘めた環境に生活しているのは事実です。もしあなたのペットが少しでもおかしいと感じたら早めに検査しましょう。 がほとんどです。前者は予後が最悪とされており、後者は転移が早いことで知られています。20代から60代と幅広く発症が確認されています。
ここのところ問題になっているのは、女性の足の裏にできる悪性黒色腫です。前癌病変が長くて病巣を形作り、浸潤が早いという特徴があります。この症状は、黒いほくろ状の色素沈着となります。皮膚の表面からもりあがり、60%以上が、前からあった色素斑(ほくろのようなもの)が急速に大きくな

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り、色が変わってきたものです。ほおっておいたら大変なことになりますが、小さな癌のうちに発見できれば5年生存率は90%を超えます。何か異変に気づいたら、すぐに専門医に受診してください。
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通常ほくろと呼ばれるものは色素性母斑(しきそせいぼはん) となります。母斑というのは、皮膚の先天的奇形です。異常を示す細胞の種類によってさまざまな種類に分けられれます。ほくろは、メラニンをつくる色素細胞の異常でおこった母斑の一種です。この母斑のなかには、色素性母斑のほか

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に、蒙古斑(もうこはん)や太田母斑(おおたぼはん)、また扁平母斑(へんぺいぼはん)などがあります。 ほくろというのは、実は先天性と後天性のものがあります。

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「先天性色素母斑」
生まれたときからあるものです。大型で濃い毛がはえています。

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「後天性色素母斑」
2〜3歳頃から数がふえていき、なかには生涯ずっと増え続ける人もいます。

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大きさは直径6〜7mm以下です。ドーム状の隆起で褐色または黒色です。
ほくろをはじめ母斑についての多くは治療の必要はありません。美容上の理由から精神的外傷を避けるために皮膚を器械でうすく削って色を薄くする方

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法や化粧品によって隠す方法、ドライアイス圧抵法によるレーザー治療が行われることがあります。
ですが注意すべきほくろがあります。それは「黒色腫(こくようしゅ)」です。半年以内で鉛筆の太さ以上(直径7mm以上)になるなど急速に大きくなった

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りした場合や、黒い色が染み出したようにみえるほくろやしみには注意が必要です。なぜならこれは癌である可能性が高いからです。これを放置する
と、身体中に転移してしまうというリスクがともないます。とはいえ、早期発見ができたならば手術で完全に治すことのできる癌です。

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遺伝子の暗号のもとであるG、A、T、Cの4つの文字は、細胞が分裂するときには、そのとおりに新しい細胞に受け継がれます。DNAメチル化(図の中の赤丸印)も、塩基配列と同じように、もとのとおりに受け継がれます。7.遺伝子異常の診断、治療への応用 遺伝子の異常は、正常細胞をがん細胞へと変化させる大変都合の悪い現象ですが、別の見方をすれば、正常細胞とがん細胞を見分けるための決定的な証拠にもなります。したがって、遺伝子異常を応用して、がんの診断や治療ができないかという研究が進んでいます。 例えば大腸がんの早期発見のために、便中に存在する微量のがん細胞の異常DNAや、血中を流れている微量のがん細胞の異常DNAを検出する試みです。がん細胞である決定的証拠の遺伝子突然変異やエピジェネティックな変異を検出することで、がん細胞を見つけようとするものです。 また、がん細胞に生じた遺伝子異常によってでき上がる、異常蛋白質を標的とした治療法の開発も進んでいます。この異常蛋白質を、極めて特異的に認識したり抑制したりすることで、正常細胞に影響を及ぼさず、がん細胞だけを特異的に攻撃できる薬の開発が可能になると考えられています。事実、グリベックという白血病の治療薬は、白血病細胞に生じた異常蛋白質を特異的に抑制することで、白血病という血液のがんを治療することができた最初の例です。  小児がんとはがん患者さん全体のなかで、子どもが占める割合は1%程度です。日本では、年間約2,500人の子どもにがんが発生しています。現在では、約7割の小児がんの子どもたちが治癒するようになってきており、人口1,000人あたり1人くらいが小児がんの既往歴をもち、成人に達するようになるといわれています。一方で小児がんは、小児期の死亡原因の2位となっています。 主な小児がんは、白血病、神経芽腫、脳腫瘍、悪性リンパ腫、ウィルムス腫瘍(腎芽腫)などです。血液のがんである白血病や悪性リンパ腫を除き、大人ではまれなものばかりです。胃がんや肺がんなどは、子どもにはみられません。神経芽腫、腎芽腫(ウィルムス腫瘍)、肝芽腫など「芽腫」と呼ばれるがんの原因は、胎児の体の神経や腎臓、肝臓、網膜などになるはずだった細胞が、胎児の体ができあがった後も残っていて、異常な細胞に変化し増えていった結果と考えられています。大人のがんとは異なり、生活習慣にがんの発生原因があると考えられるものは少なく、網膜芽腫やウィルムス腫瘍のように、遺伝するものもあります。 小児がんの多くは、好発年齢が乳幼児期にあり、学童期、思春期と成長するにつれ次第に減少します。乳児期〜幼児期前半(2歳くらいまで)に多いのは神経芽腫、網膜芽腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫などです。幼児期(2〜6歳くらい)では白血病、横紋筋肉腫を含む軟部肉腫、10歳以後思春期にかけては成長に伴い、骨肉腫、軟部肉腫、睾丸や卵巣から生じる胚細胞性腫瘍が多くなります。 小児がんは発見が難しく、がんの増殖も速いのですが、大人に比べて化学療法や放射線療法に対する効果が極めて高いのも特徴です。治療自体は決して楽なものではありませんが、長期にわたる治療期間にも子どもが成長発達できるよう、入院中から退院後の生活を視野に入れて過ごすことが大切になります治療を受けるのは子ども自身ですから、保護者が治療に同意しているだけでなく、子どもが自分に行われる医療行為について納得していることが重要です。説明の方法は、保護者と医療スタッフ(医師・看護師)が、何を、どのように、どのタイミングで話すのがよいかを十分に相談しながら行われます。子ども自身の意思を尊重しながらわかりやすく説明することで、子ども自身が持つ病気に立ち向かう力を引き出し、本人が納得して前向きに治療にのぞめると考えられています。お子さまが小児がんと診断され、ご家族のみなさまは大変心配されているでしょう。人それぞれに捉え方は異なりますが、重い病気を持つ子の親は共通した経験をし、同じような感情を抱くことが多々あります。不安や悩みを一人で抱え込まず、似た経験をした親同士で体験や感情を分かちあうことも、ときには必要になります。 お子さまが入院されて心配なさっていることと思います。気持ちが少し落ち着いてきましたら、入院されたお子さまのきょうだいのことも気にとめていただきたいと願います。きょうだいも幼いなりに自分のきょうだいを心配しており、気持ちも不安定になることがあります。5)治療終了時のこと1)晩期障害小児がんの治療成績は近年向上してきました。しかしその反面、小児がんを克服した子どものなかには、治療の影響でさまざまな二次的な問題が生じていることが明らかになってきています。 晩期障害は、主に成長発達の異常(内分泌(ないぶんぴつ)異常を含む)【身長発育障害、無月経、不妊、肥満、やせ、糖尿病】、中枢神経系の異常【白質脳症、てんかん、学習障害】、その他の臓器異常【心機能異常、呼吸機能異常、肝機能障害、肝炎、免疫機能低下】、続発腫瘍(2次がん)【白血病、脳腫瘍、甲状腺がん、その他のがん】などがあります。成長に伴って晩期障害が明らかになってくることもありますので、治療が終了した後の診察は、主治医と相談しながら進めていきましょう。  薬物療法とは薬物療法とは、薬を使う治療のことです。がんの場合は、抗がん剤、ホルモン剤、免疫賦活剤(めんえきふかつざい:免疫力を高める薬剤)等を使う化学療法が、これに相当します。症状を和らげるためのいろいろな薬剤、鎮痛剤、制吐剤等も薬物療法の1つです。ここでは主に、抗がん剤、ホルモン剤を使う化学療法について説明します。2.局所療法と全身療法がんの治療は、「局所療法」と「全身療法」に分けることができます。 局所療法と全身療法の違いは、例えば田んぼの雑草(がん細胞)を刈り取るか、薬をまくかの違いに似ています。雑草が一部分であれば、正常な作物ごと刈り取ることも可能です(局所療法ー手術など)。しかし、田んぼのあちこちに雑草が生えてきた場合は、雑草をすべて刈り取ることは不可能なので、田んぼ全体に薬をまき、除草します(全身療法ー薬物療法)。1)局所療法外科療法、放射線療法等があります。 外科療法は、がんを含めて正常細胞の一部を切り取って、がんをなくしてしまう治療法ですから、原発巣(がんが最初にできたところ)にがんがとどまっている場合には完全に治すことができます。 がんのあるところへ高エネルギーの放射線を照射したり、あるいは小さな放射線源をがんの近くの体内に埋め込んで、がんをなくす方法です。放射線療法も同様に、原発巣にとどまっているがんの場合には完全に治すことができる場合もあります。基本的に、外科療法も放射線療法も治療目的で行う場合は、がんが局所(原発巣)にとどまっている場合に適応となります。それ以外にも、症状緩和の目的で使われる場合もあります。例えば、骨転移などによって患者さんの疼痛(とうつう)が非常に強い場合には、その部分への放射線照射によって痛みを緩和することができます。 局所への効果をねらって行う薬物療法もあります。例えば、がんが必要とする栄養を送っている血管(栄養動脈)に、選択的に抗がん剤を注入する「動注療法」も局所療法に当たります。2)全身療法抗がん剤やホルモン剤等の薬剤を、静脈内注射や内服等の方法で投与する薬物療法が主体になります。がんには、抗がん剤によく反応するタイプのものと、そうでないものがあります。白血病、睾丸腫瘍等のがんに対しては、薬物療法によって完全に治すことが期待できます。完全に治すことができない場合でも、がんの大きさを小さくすることで、延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できます。しかし、薬物療法で使われる抗がん剤の多くは副作用を伴うことが多く、その使用には高度の専門知識が必要です。3.がんの化学療法とは化学療法とは、20世紀の初頭にドイツのエールリッヒ博士がはじめて使った言葉です。がんの化学療法は、化学物質(抗がん剤)を用いてがん細胞の分裂を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。抗がん剤は、投与後血液中に入り、全身をめぐって体内のがん細胞を攻撃し、破壊します。どこにがん細胞があってもそれを壊滅させる力を持っているので、全身的な効果があります。がんは全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち、外科療法と放射線療法は局所的ながんの治療には強力なのですが、放射線を全身に照射することは、副作用が強すぎて不可能ですし、全身に散らばったがん細胞のすべてを手術で取り出すことはできません。全身病を治すということからすると、化学療法は全身くまなく治療できる点で、より適した治療法と考えられます。 抗がん剤のそれぞれの長所を生かし、いくつかを組み合わせて併用することで、手術の不可能な進行がんも治療できるようになりました。これからも新薬の開発と併せて、併用療法(抗がん剤を2剤以上組み合わせて行う治療法)の研究が重要になると考えられます。4.「抗がん剤」とはがんに対する薬は現在約100種類近くあり、その中には飲み薬(経口薬)もあれば、注射(注射薬)もあります。また、その投与期間や作用機序もさまざまです。がんに対する薬のタイプを2つに分類してみると、わかりやすいかもしれません。1つは、それ自身ががんを殺す能力を持ったもので、抗がん剤が相当します。一方、自分自身はがんを殺すことはできないけれども、がんを殺すものを助ける機能を持つ薬で、免疫賦活剤と呼ばれるものがそれに当たります。 「薬」は、一般に「効果」と「薬物有害反応(副作用)」の2つの作用があります。通常、私たちが薬として使っているものは、効果のほうがずっと強くて、薬物有害反応がほとんどないか、軽度です(例:風邪薬に対する胃もたれ)。しかし、「抗がん剤」と聞いてすぐ頭に浮かぶのは、「副作用ばかりが強くて全然効果がない」ということかもしれません。例にあげた風邪薬は、大半の人に非常によく効いて薬物有害反応がほとんどありませんので、効果と薬物有害反応のバランスが取れています。しかし抗がん剤の場合は、効果と薬物有害反応が同じくらいという場合もありますし、また効果よりも薬物有害反応のほうが多い場合もあります。したがって、普通の薬と違って非常に使いにくく、治療を受ける側にとっては困った薬であるといえます。抗がん剤の薬物有害反応が、他の薬に比べて非常に強いことは確かです。悪心(おしん)、嘔吐(おうと)、脱毛、白血球減少、血小板減少、肝機能障害、腎機能障害等の症状が現れます。薬によって薬物有害反応の種類や程度は異なり、また個人差もあります。これらの薬物有害反応を何とか軽くしようという努力、あるいは一人一人の状態での薬物有害反応を予測し、軽く済ませるための努力が行われていますが、完全になくすことはまだできていません。 なぜ、普通に使われる薬と抗がん剤とではそんなに違うのでしょうか。薬は一般に、投与量を増やすと効果が出てきます。もっともっと投与量を増やすと、今度は薬物有害反応が出てきます。この、効果と薬物有害反応が出現する投与量の幅が非常に広いのが、一般の薬です。通常量の10倍くらい投与しても、それによって命を落とすことはありません。   これに対して抗がん剤は、効果を表す量と薬物有害反応を出す量がほぼ同じ、あるいは場合によっては、これが逆転している場合さえあります。   すなわち、投与量が少ないところですでに薬物有害反応が出て、さらに投与すればやっと効果が出るといったような場合です。したがって、抗がん剤で効果を得るためには、薬物有害反応を避けられないことが多いのです。   「この抗がん剤はよく効く」と書いてあれば、おそらく「これでがんが治る」と考えられるかもしれません。しかし多くの場合、そういうことはありません。  胃がん治療費 抗がん剤で治療して、画像診断ではがんが非常に小さくなり、よく効いたように感じたとしても、残念ながらまた大きくなってくることがあります。  胃がん治療費 それでも見た目には著明に効いたようにみえますので、「効いた」といわれるわけです。  胃がん治療費 例えば肺がんの効果判定では、CTなどによる画像上で、50%以上の縮小を「効いた」と判断します。  胃がん治療費 もちろん、抗がん剤でがんが完全に治るということもありますが、通常「抗がん剤が効く」という場合、「がんは治らないが寿命が延びる」、あるいは「寿命は延びないけれども、がんが小さくなって苦痛が軽減される」といった効果を表現しているのが現状です。  胃がん治療費 もちろんそれで満足しているわけではなく、がんが完全に治ることを目指しています。  胃がん治療費 しかし、難治性のがんの多くでは、効果よりも薬物有害反応の目立つことが少なくありません。<貧血の症状>    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遺伝子の傷は、その突然変異によるものばかりであると思われてきました。しかし、遺伝子突然変異以外にも、細胞が分裂しても薄まることなく、新しくできた細胞に伝達される異常があるこ

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とがわかってきました。それがエピジェネティックな変異で、具体的には、「
DNAメチル化」と「ヒストン修飾」の変化です。特に、DNAメチル化の変化はヒトがんの多くで認められ、多段階発がんのステップとして関与している場合もあることが知られています。

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がんについて正常な細胞は一定の規律をもって成長し、死んでいきます。ところががん細胞は異常で、分裂をいつまでも続け、まったく無秩序にどんどん増え続けます。  がんは、遺伝子に傷がついて起こる病気であるということがわかってきました。正常な細胞には増殖をコントロールする遺伝子があって、無制限に増殖しないようにブレーキをかけるのですが、何らかの原因で遺伝子に傷がついて、細胞の増殖をコントロールできなくなると、細胞は無秩序に増え続けるようになります。これががん細胞の特徴です。 がんは、体のさまざまな臓器や組織に発生します。がんの多くはかたまりをつくって大きくなっていきますが、造血器がん(血液がん)のようにかたまりをつくらないものもあります。体のどこかにがんが発生して、それが周囲にしみ出るように広がる「浸潤(しんじゅん))や、体のあちこちに飛び火する「転移)など、次から次へと新しいがん組織をつくることもがん細胞の特徴です。 がんの治療をして治ったようでも、そのときは残ったがん細胞がおとなしくしていただけで、時間が経って再びがん細胞が増殖してくる「再発」もあります。 また、がん組織はどんどん増殖しているので、他の正常な組織のための栄養をどんどん奪ってしまい、体は必要な栄養がとれず、衰弱してしまいます。 がん治療では、がんの種類や大きさ、部位、かたまりなのかそうでないのかなどによって、手術、抗がん剤、放射線などを単独で、もしくは組み合わせて行います。 がんの種類や進行の度合いにもよりますが、抗がん剤治療は次のような目的で行われます。            がんを治癒させるため             がんが転移・再発するのを防ぐため             がんの成長を遅らせるため             体のほかの部分へと転移しているかもしれないがん細胞を殺すため             がんによって起こっている症状を和らげるため 3.抗がん剤について1)抗がん剤治療とは抗がん剤治療は、内服や注射によって全身にくまなく抗がん剤を行き渡らせることにより、全身に広がる可能性のあるがん細胞や、すでに他の場所へ転移していたり、全身に広がっていると考えられるがん細胞を治療するものです。がんの種類によっては、第一選択の治療法として抗がん剤治療を行うことがあります。また、手術や放射線と組み合わせて補助的に抗がん剤治療を行うことや、がんを小さくするために手術の前に抗がん剤治療を行うこともあります。2)抗がん剤の種類「抗がん剤」は、その作用の仕方、作用する部位などによって、いろいろな種類に分類されます。いわゆる「抗がん剤」とは、がん細胞の細胞分裂過程に働き、がん細胞の増殖を妨げたり、細胞が成長するのに必要な物質を作らせない、あるいは過剰に産生させてがん細胞の死滅を促す「化学療法」のことをいう場合が多いです。この他にも、ある特徴を持ったがん細胞を攻撃する「分子標的薬」や、体内のホルモンの影響を受けて増殖するがんに対しては、そのホルモンを調節することによりがん細胞の増殖を抑える「ホルモン療法」なども、抗がん剤に含まれます。抗がん剤の多くは体のなかの正常な細胞にも作用するため、それが副作用となって現れてきます。化学療法は、分子標的薬やホルモン療法に比べて、一般的に副作用が強いのが特徴です。 がんの種類や状態、また個々の患者さんの健康状態によって、どのような抗がん剤治療が選ばれるかが異なってきます。がん細胞に対してより効果を発揮させるために、作用が異なる抗がん剤を組み合わせて用いることもあります。3)抗がん剤の投与方法抗がん剤には、錠剤やカプセル剤といった内服薬(飲み薬)と、点滴のように血管へ直接投与する注射薬があります。静脈のなかに点滴、注射するのが一般的ですが、がんの種類、状況によっては、動脈内、腹腔内、胸腔内、髄液中に投与することもあります。治療によっては、携帯用のポンプを使って、数日間にわたって持続的に抗がん剤を注入する方法もあります。 どのような間隔でいつまで抗がん剤治療を続けるかは、がんの種類、治療の目標、抗がん剤の種類や副作用の程度によって異なります。多くの場合、抗がん剤を投与する日と休む日を計画的に組み合わせ、そのスケジュールに沿って、繰り返し治療していきます。投与を休む日を加えることは、副作用を防止したり、体力や免疫力の低下などに注意する必要があるからです。もし抗がん剤の副作用が強く出た場合には、その量を減らしたり、投与を中止することもあります。 また、抗がん剤治療中に他の薬を使うと、薬によっては抗がん剤の効果や副作用に影響することがあります。以下に当てはまる場合には、医師またはその他の医療スタッフにお伝えください。            現在服用している薬がある。             健康食品や民間療法を行っている。 4)抗がん剤投与中の注意点抗がん剤の点滴は、腕の静脈や中心静脈という大きな血管に、プラスチック製の軟らかい針や、カテーテルと呼ばれる細いチューブを挿入して行います。この軟らかい針やカテーテルに、点滴用の管をつなげて点滴をはじめます。 点滴は、無理のないリラックスした体勢で治療を受けることができます。点滴の間、体や腕をまったく動かさずにいる必要はありませんが、腕の静脈に針を挿入している場合、体や腕の動きで点滴の針が抜けやすくなることがあります。点滴の管が引っ張られたり、体のどこかでふんでしまったりしないように気をつけましょう。 点滴を受けながら体勢を変えたり、歩いたりすることもできますが、不自由な点も多いので、点滴の前にはトイレをすませておいたほうが良いでしょう。腕の静脈から点滴する場合 針は、血管外に漏れにくい静脈留置針を使っておりますので、腕を動かしても簡単に針が抜けてしまったり、点滴が漏れることはほとんどありません。しかし、血管がとても細くて針が入りにくいときや、血管壁がもろくて弱いようなときには漏れることもあります。 抗がん剤の種類によっては、血管の外側に漏れてしまうと皮膚に障害をきたす可能性がありますので、針が入っている部分を安静に保つよう心掛けてください。 以下のような症状があるときには、針が抜けていたり、点滴が漏れていたりする可能性がありますので、すくに看護師を呼んでください。 入っているところに痛みがあるとき皮下組織に漏れてしまった場合、抗がん剤の種類によっては処置を行う必要があります。 点滴の針を抜いた後は決してもまないで、しっかりと押さえてください。押さえ方が不十分なときには、内出血を起こすことがあります。針を抜いた後、5分間を目安に、指で押さえて止血を行うようにしてください。 点滴が終わって針を抜いたときには問題がなくても、2〜3日後、針が入っていた部分に赤み、痛みや腫れなどが生じる場合があります。針を抜いた後も、数日間は変化がないか観察するようにしてください。  自宅に帰ってから、針が入っていた部分の痛みや腫れが現れてきた場合には、患部を冷たい水や湿布で冷やし、病院へ連絡してください。 中心静脈に挿入したカテーテルから点滴する場合 患者さんによっては、腕からの静脈ではなくて、中心静脈という体の太い静脈へ点滴するために、鎖骨の下の静脈、首の静脈からカテーテルを入れる場合があります。カテーテルを外に出したままにする方法と、ポートといってカテーテルごと皮下に埋め込んでしまう方法があります。ポートは、一度埋め込むと半永久的に使うことができますので、長期間点滴を行う場合や、腕からの血管が確保しにくい場合などに便利です。 腕からの点滴と同様に、点滴の刺入部に痛みがあるときや、刺入部の周りが腫れているときは、すぐに看護師に連絡してください。 4.抗がん剤治療の副作用について1)どんな副作用が起こるのか?抗がん剤(とくに化学療法に用いられる薬剤)は、どんどん分裂して増殖しているがん細胞に作用する薬です。正常な細胞でも、分裂速度の速い血液細胞や口腔(こうくう)粘膜、胃腸粘膜、毛根の細胞などは、抗がん剤の作用の影響を受けやすく、感染しやすくなったり(白血球減少による)、貧血・出血・吐き気・口内炎・下痢・味覚の変化・脱毛・皮膚の障害・爪の変化などの症状が副作用として現れます。また、心臓、腎臓、膀胱(ぼうこう)、肺や神経組織の細胞が影響を受けることや、生殖機能に影響がおよぶこともあります。 これらの副作用のうち、最も頻繁に現れる副作用は、(1)吐き気、(2)脱毛、(3)白血球減少の3つですが、副作用の起こりやすさは抗がん剤の種類によっても違いますし、また個人差もかなりあります。 抗がん剤治療においては、体のことや薬の副作用を患者さん自身がよく知り、私たちと一緒に治療し、つらい副作用を防いだり、少なくしたりして、安心できる日常生活を送ることが最も大切です。安心してがん治療を続ける方法を、私たちと一緒に見つけていきましょう。 ここでは、「がん」と「抗がん剤治療」がどのようなものかということや、代表的な「抗がん剤の副作用」とその具体的な「対策」について紹介します。 また、「日常生活における注意点」も参考にして、より安全に、安心して抗がん剤治療を受けることに役立てていただければ幸いです。 内容は簡単にまとめてあるため、ここに書かれていないこともあります。 疑問や質問がありましたら、どうぞ遠慮なく医師や看護師、薬剤師などの医療スタッフにお尋ねください。  胃がん治療費 副作用には自覚症状の無いものもあります。抗がん剤治療を行っている間は、尿や血液などの定期検査を実施して、目に見えない副作用の早期発見に努めます。  胃がん治療費 あらかじめ予想される副作用を知り、対策をたてておくことで、心の準備ができ、過剰な不安を取り除けます。  胃がん治療費 また副作用の予防ができますし、実際に副作用が起こったときにも、早く適切に対処できるので症状が重くなるのを防げます。  胃がん治療費 副作用の予防については、患者さん自身が生活上注意したり工夫したりすることで、十分に効果を上げられるものも多くあります。また、抗がん剤の特徴にあわせ、副作用を少なくするための薬がいろいろと研究・開発され、実際の診療で用いられています。ワンポイントアドバイス  胃がん治療費 医師に伝え忘れたことはありませんか?次のような方は医師にあらかじめ伝えておきましょう。薬や食べ物に対してアレルギーのある方 妊娠中、授乳中の方   胃がん治療費 これから子供をつくろうと思っている方(女性も男性も) すでに薬を使っている方(他の診療科や病院でもらった薬、薬局で買った薬を飲んでいる方  胃がん治療費 民間療法や健康食品を利用されている方 今までに薬による副作用を経験したことのある方 今までに放射線治療や化学療法を受けたことのある方  胃がん治療費 3)抗がん剤治療の副作用と発現時期抗がん剤による主な副作用の発現時期

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免疫療法とは、免疫担当細胞、サイトカイン、抗体等を活性化する物質を用いて免疫機能を目的の方向に導く治療法です。がんの治療では、現在広く行われている外科療法、化学療法、放射線療法に続き、免疫療法が第4の治療法として期待されています。 免疫担当細胞を用いたがんの治療は、T細胞を増殖、活性化させる因子であるインターロイキン2(Interleukin-2IL-2)と呼ばれるリンフォカイン(サイトカインの中で特にリンパ球が産生するもの)の発見により、発展してきました。がん患者さん自身のリンパ球を体外でIL-2と培養して、がん細胞を殺傷する作用の強いリンパ球を大量に増やして、この活性化したリンパ球を患者さんに戻す治療法は「リンフォカイン活性化キラー細胞(Lymphokine Activated Killer cellsLAK)療法と呼ばれています(項を参照してください)。  一方、宿主(患者さん)の免疫が、病原体と同じようにがん細胞を特異的に認識し、排除することができるのかどうかは不明でした。しかし1991年に、がん細胞に特異的な抗原が存在することが明らかになりました。それ以降、数十個のがん特異的抗原が同定されました。これらの発見により、がん細胞も病原体と同様に、宿主(患者さん)の免疫によって排除されることが明らかになってきました。これらの研究成果をもとにして、がんの樹状細胞を用いた細胞療法の項を参照が試みられるようになってきました。  T細胞が抗原提示細胞の存在下にがん抗原を認識し、がん細胞を殺すメカニズムを模式的に表したものが右の図です。  この他に、免疫担当細胞を活性化したり、それ自身でがん細胞を殺す作用のあるサイトカインを用いた治療法(項を参照してください)や、B細胞が産生する抗体を用いた治療法(項を参照してください)、免疫力を賦活(ふかつ)するような薬物を用いた治療法(参照してください)等が行われています。また、最近の遺伝子工学技術の発達に伴い、抗がん活性を増強するような遺伝子をがん細胞に導入したり、サイトカイン遺伝子を免疫担当細胞に導入したりする「免疫遺伝子療法」も試みられています。 図中用語の説明CD2B7CD40CD40L等は、T細胞や樹状細胞などの抗原提示細胞の膜表面上にある補助刺激分子(項を参照してください)です。IL-2Rは、T細胞などのリンパ球表面上にあるIL-2に対する受容体です。IL-2は、この受容体を通してリンパ球の増殖、活性化刺激を伝えます。パーフォリンは、キラーT細胞やNK細胞などの細胞障害性リンパ球がつくるタンパク質です。これらのリンパ球ががん細胞などの標的細胞に接触するとリンパ球から放出され、標的細胞に穴が開き、標的細胞は破壊されます。2.細胞免疫療法1)非特異的免疫療法(1)リンフォカイン活性化キラー細胞(LAK)療法インターロイキン2IL-2)は、1970年代にT細胞の増殖を促進する因子として見出されたサイトカイン(あるいはリンフォカイン)の一種です。IL-2は、T細胞のほかにも、がん細胞を殺傷する作用のあるナチュラルキラー(NK)細胞も活性化と増殖させる作用があります。1980年代前半に、患者さんのリンパ球を体外に取り出して高濃度のIL-2とともに培養すると、がん細胞をよく殺傷するようになることが報告されました。これをリンフォカイン活性化キラー細胞療法と名づけました。わが国でも、このLAK細胞を大量に培養し、増殖あるいは活性化させた後に生体内に戻す治療法がすでに試みられています。この方法は、一度リンパ球を体外に取り出し、培養増殖してから再び体内に戻すので、養子免疫療法とも呼ばれています。 [効果、副作用、問題点]LAK細胞を維持するために、患者さんの体内にLAK細胞を戻すと同時に、大量のIL-2を静脈注射することが行われました。しかしその結果、血管壁から血液が漏れ出たり、発熱、悪寒(おかん)、震え等IL-2によると思われる副作用が多くみられました。またその後の検討で、LAK細胞はがん内部への集積性が悪いことが明らかになりました。ばくだいな経費と人手がかかることや、期待されたほどの効果が確認されなかったため、広く普及するには至りませんでした。しかし、手技が比較的煩雑(はんざつ)ではないので、高度先進医療の一環として続けている施設があります。このような反省から、対象症例を絞って他の薬剤や治療法と併用したり、がん内部への高い集積性を期待して、次項に述べるような腫瘍組織浸潤リンパ球(しゅようそしきしんじゅんりんぱきゅう:Tumor-infiltrating LymphocyteTIL)を用いた養子免疫療法へと引き継がれていきました。 (2)腫瘍組織浸潤リンパ球(TIL)療法がんに対する特異性を高める(がんだけにより強く作用させる)ために、末梢(まっしょう)の血液ではなく、がん組織そのものに集まっているリンパ球を採取します。それを、LAK療法と同じようにIL-2とともに数日間培養した後に、再び患者さんに投与する治療法です。LAK療法と比べ、がん細胞をより特異的に認識して攻撃するのではないかと期待されました。実際の臨床での成績はまだはっきりしませんが、TILの中にはがんを特異的に攻撃するT細胞も実際に含まれていて、これらの細胞の利用が、後のがん特異的抗原の発見に結びついた側面もあります。手技が比較的煩雑ですが、高度先進医療の一環として続けている施設があります。 [効果、副作用]Rosenberg博士らは、悪性黒色腫20例中11例で有効であったと報告しています。乳がんの局所再発、がん性胸水、腹水の制御に有効であったとする報告や、肝細胞がん、大腸がん、非ホジキンリンパ腫に有効とする報告もみられます。副作用はLAK療法と同様です。 [問題点]手術で取り出したがん組織からリンパ球を回収する方法が煩雑であり、長期間培養することでがんへの集積性、抗腫瘍活性が低下してしまうことや、抗がん効果を逆に抑制してしまう細胞が出現するなどの問題が指摘されています。有効性を改善するために、種々の工夫がなされています。TIL細胞を患者さんのがん細胞と一緒に培養したり、抗がん剤と併用したり、あるいはある種の抗体(例えば、がん細胞とリンパ球を同時に認識できる双特異性抗体)と併用することによって、TIL細胞ががんにより強く集積するようにする方法が試みられています。また、サイトカイン遺伝子を導入する遺伝子治療との組み合わせも試みられています。 2)樹状細胞(Dendritic CellDC)療法抗原に特異的なT細胞が活性化してキラーT細胞になるためには、抗原提示細胞と呼ばれる細胞によって刺激される必要があります。抗原提示細胞は抗原をペプチドに分解して、HLAクラスI、あるいはクラスIIに結合させて提示します。また、T細胞を活性させるのに必要な補助分子と呼ばれるものを発現しています。抗原提示細胞の中で、特に抗原を提示する能力が高い細胞は樹状細胞と呼ばれています。1個の樹状細胞で数百から数千個のリンパ球の刺激が可能なことから、従来免疫療法で用いられてきたリンパ球よりも、むしろ樹状細胞を用いるのが効果的ではないかと考えられるようになっています。樹状細胞は生体内の臓器に広く存在しているものの、末梢血には白血球の0.10.5%程度と少数しか存在せず、治療に必要な量を採取するのは困難であると考えられてきました。しかし、血液中から樹状細胞を大量に採取する技術が発達し、さらに樹状細胞を増殖、活性化させる培養方法も進歩したため、がんの治療に樹状細胞を使用できる環境が整ってきています。また、がん細胞に対して免疫反応を引き起こすがん特異的抗原なども明らかとなってきていて(項を参照してください)、これらの知識や技術を利用した樹状細胞療法が、最近の話題となっています。 患者さん本人から採取した樹状細胞を、体外でがん特異的抗原ペプチド、あるいは破壊したがん細胞とともに培養し、樹状細胞のがんに対する免疫誘導能力を増強します。その後に患者さんの体内に戻し、患者さんの体内でがんを攻撃するリンパ球を誘導し、がんを排除する免疫力を高めることを期待するものです。動物実験では悪性リンパ腫、悪性黒色腫、前立腺がん、大腸がん等でがんの発育を抑える効果や生存期間の延長等が報告されています。欧米をはじめとして、わが国でもヒトの悪性黒色腫、前立腺がん、悪性リンパ腫等で臨床試験がはじまっています。  樹状細胞の採取方法は、患者さん本人の血液から血液成分分離装置を用いて樹状細胞そのものを採取する方法と、まず未熟な細胞を採取し、それをサイトカインの一種であるGM-CSFIL-4TNF等を用いて樹状細胞へ分化させる方法とがあります。どちらの方法で採取した細胞がより有益であるかは、今のところ不明です。 この治療法は、免疫能力の保たれていると思われる患者さんが対象として想定されています。また、外科的な療法で病巣を除去した後の再発を予防する効果も期待され、従来の治療法と併用した臨床試験も検討されています。 [効果、副作用、問題点]樹状細胞療法は欧米でも前立腺がん、悪性リンパ腫、悪性黒色腫等で臨床試験がはじまったばかりです。一部の患者さんでがんの縮小を認めたとの報告がありますが、今のところその効果と副作用についての評価は定まっていません。また、患者さん自身に対して不利益な免疫反応を引き起こす可能性が指摘されています。3.ワクチン療法1)腫瘍細胞ワクチン患者さんのがん細胞そのものを破壊したり、あるいは殖えないように処理してから本人に接種し、がんに対する特異的な免疫を誘導する治療法です。しかし、がん細胞のみではT細胞の活性化に必須である分子が存在しないので、がん特異的抗原に対する免疫反応の誘導が十分に行われない可能性があります。最近では、がん細胞に免疫反応に必要な補助分子などの遺伝子やサイトカインの遺伝子を導入し、治療に用いる試みが行われています(項を参照してください)。2)がん特異的抗原ペプチドによる免疫療法患者さん本人の免疫ががんを排除できるかどうかは、長い間わかりませんでした。しかし、TIL中にがんを認識するキラーT細胞が存在することが明らかになり、続いて、このキラーT細胞が認識することのできるがん細胞に特異的な抗原のあることが明らかになりました。現在までに、数十種類のがん特異的抗原が見つかっていて、その遺伝子も明らかとなってきました。最近では、さらにがん特異的抗原の中でHLAに結合しやすいペプチドや、がん特異的抗原そのものを用いた新しい免疫療法が行われるようになってきました。先に述べたような樹状細胞を用いてがんに特異的なキラーT細胞を誘導する方法や、がん特異抗原あるいはそのペプチドを、免疫反応を増強させる補助物質(アジュバントと呼びます)とともに皮下に投与する治療法もあります。 [効果]主に、悪性黒色腫を対象にしています。がん特異的抗原による治療によって、肺にあった転移巣が消失した例や、IL-2の併用によってがんが消失した例等が報告されています。しかし、臨床的有用性に関する結論はまだ得られていない状況です。 [問題点]がん特異的抗原ペプチドはHLAクラスIによって提示されるために、HLAクラスIを発現していないがんに対しては効果が期待できません。免疫反応の主役的な役割を果たしているT細胞が抗原を認識するには、抗原をT細胞に提示する機能を持った抗原提示細胞と呼ばれる細胞が必要です。この抗原提示細胞の表面には、主要組織適合性抗が提示されます。ヒトの場合は、これを特にヒト白血球抗原(Human Leukocyte AntigenHLA)と呼び、大きく分けてクラスIHLA-ABC)とクラスIIHLA-DRDPDQ)があります。また、HLAは他人からの臓器移植の生着率に影響します。このHLAに抗原がペプチド(アミノ酸がいくつか結合したもの)の形で結合し、T細胞に提示されると、T細胞はその表面にあるT細胞レセプターと呼ばれる受容体(抗原とぴったり凹凸が合致するようになっている)によって、これは抗原だと認識します。ただし、T細胞が活性化するにはこれだけでは不十分で、抗原提示細胞上にあるいくつかの補助分子(細胞表面に存在し、細胞と細胞の接着に関与する分子や細胞内に刺激を伝える分子等)を介する作用が必要となります。すべての条件がそろうと、例えばHLAクラスIに結合した抗原ペプチドは、特にCD8陽性T細胞と呼ばれるT細胞に提示され、これを認識したT細胞は、活性化してキラーT細胞に変身します。また、HLAクラスIIに結合したペプチドはCD4陽性T細胞に提示され、ヘルパーT細胞を活性化させます。抗原提示細胞としては、マクロファージ、B細胞、あるいは樹状細胞(Dendritic CellDC)がありますが、その中でも特に樹状細胞は、最も強い抗原提示機能を持っています。 <strong>胃がん治療費</strong> また、HLAの種類によって結合するペプチドが限られているために、特定のHLAを持つ患者さんにしか使用できないという問題点があります。4.サイトカイン療法 <strong>胃がん治療費</strong> サイトカインは、免疫を担当する細胞がつくる物質です。免疫応答を調整するものや、免疫担当細胞を活性化、あるいは増殖させる作用のあるもの等があります。また、直接がん細胞を殺傷する作用を持つものもあります。 1)インターロイキン2(Interleukin-2IL-2)によるサイトカイン療法 <strong>胃がん治療費</strong> IL-2は、T細胞を増殖させる物質として最初に発見されました。しかしそれだけでなく、ナチュラルキラー細胞ががん細胞を破壊する作用を強めることも明らかとなっています。 <strong>胃がん治療費</strong> このような効果を期待し、IL-2によるがん治療が試みられてきました。 <strong>胃がん治療費</strong> 実際には、IL-2を直接患者さんに投与し、生体内でがん細胞を殺傷する作用を高めようとする試みと、患者さんのリンパ球を生体外でIL-2とともに培養して、がん細胞を殺傷する能力のあるLAK細胞を誘導して体内に戻す方法があります(これは項で既に述べました)。また、LAK細胞とIL-2を併用する治療法も試みられています。 <strong>胃がん治療費</strong> 悪性黒色腫や、腎がんを対象として行われてきました。IL-2単独あるいはLAK細胞と併用することにより、若干の効果が認められたとの報告があります。 <strong>胃がん治療費</strong> 大量のIL-2をがんの患者さんに持続的に投与するIL-2単独療法は、がん性胸膜炎などへの局所投与や、悪性血管内皮腫等で有用性を示唆する成績が得られています。 <strong>胃がん治療費</strong> 副作用として、IL-2の投与量によって血管壁の透過性の増進(血管から体液が漏れることです)による体液貯留と臓器機能不全、体重増加、低血圧、肺浮腫(はいふしゅ)、呼吸困難等があり、重篤(じゅうとく)な場合は死亡例の報告もあります。

胃がん 治療費

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1970年に乳がんで亡くなった人は2486人、80年になると4141人、90年には5848人、胃がん治療費2000年には9171人。30年間で、4倍弱になっている乳がんによる死亡者数。そして、罹患率(がんになった人の割合)で見ると、ここ数年は、乳がんが、女性のがんではトップの座を保っている。
  欧米では、女性の8人に1人が乳がんにかかるという統計が出されている。これほどの割合になると、胃がん治療費他人事としてすますことはできない。欧米の女性の多くは、自分が乳がんにならないか、非常に神経質になっており、遺伝的に乳がんになりやすいとわかった女性が、予防のために乳房を切除してしまうという選択が決して珍しいことではなくなっているというから驚きだ。女性にとって、乳房をなくすというのは大変な勇気のいることだが、命には代えられない苦渋の選択として、予防手術を決断するのだろう。
  日本では、胃がん治療費今のところ30人に1人の割合で乳がんを発症している。増え続ける乳がん。その対策である治療法にも、この10数年、大きな変化が見られる。高橋院長は、その変化を次のように説明してくれた。
「10数年ほど前まで、乳がんの手術は、乳房から筋肉、リンパ節までできるだけ大きく取っていました。しかし、今は拡大手術の意義が否定され、乳房を温存し、胃がん治療費リンパ節もがんのないことが確認されれば残すような形です。そのために、術後の機能障害やむくみ、痛みがなくなりました。乳房を温存するような縮小手術をした上で、放射線療法と化学療法やホルモン療法、分子標的薬などを組み合わせて再発を防いでいくという方法が、今の主流です」

使い方を工夫し「絶望」を「希望」に変える
  高橋院長は、平成8年、広島市内にを開業した。がん患者も多く来院するようになり、がん免疫を専門としてきた高橋院長が、より高い効果が期待でき副作用の少ない免疫細胞療法を取り入れるのは自然の流れだった。胃がん治療費
「免疫細胞療法は、今のところ、医学的な根拠というのを明確に示すことはできないかもしれませんが、どういう使い方をすればよいか、どういったタイプのがんには効きやすいかがかなりわかってきました。これを患者さんにきちんとお伝えし、納得して治療を受けていただくことが大切だと思います」
  免疫細胞療法を夢の万能治療のように思ってしまう患者さんも多いが、高橋院長は、胃がん治療費まずこの治療法の位置づけや性質をきちんと説明することから治療を始める。つまり、すべてのがん患者さんのがん細胞をきれいに消してしまうという種類の治療法ではないが、使い方を工夫することで「絶望」が「希望」に変わることが決して少なくないことを知ってもらうのである。
「乳がんの場合でお話しします。本来なら、免疫細胞療法は、手術で腫瘍が取り切れて、胃がん治療費目に見えないがん細胞を叩くために使うのが理想的です。しかし、現実には、そういう状態で免疫細胞療法を受けようとする人はほとんどいません。再発、遠隔転移してしまっている人ばかりです。乳がんと診断されて10年以内に再発する可能性は3割です。そして、再発したら、根治は難しいというのが、今の医学の常識です」
  まさに、患者さんにとっては、「絶望」の状態と言える。しかし、そこに免疫細胞療法を組み込むことで、「根治しない」という常識が崩れるという「希望」が生まれてくることがあるのだ。

ハーセプチンとの併用でより高い効果を出す胃がん治療費
  乳がん再発の場合、まず考えられる治療がホルモン療法である。
  ホルモン療法が不適応である場合は、化学療法となる。化学療法も、抗がん剤だけの場合と、がん細胞の表面にHER2というがん細胞だけが作るタンパク質が発現していれば、抗がん剤とともに、ハーセプチンという分子標的薬を使う場合とがある。
@ ホルモン療法 
A 抗がん剤
B 抗がん剤+ハーセプチン胃がん治療費
  再発乳がんの標準治療では、上記3パターンのうちの一つが選択される。高橋院長は、ここへ免疫細胞療法を加えた。
「まず、ホルモン療法ですが、これでがんがコントロールできている場合は、そのままの治療を続ければいいと思います。
  化学療法を行う場合、免疫細胞療法を加えることで、より高い効果が期待できます。
  特に、胃がん治療費ハーセプチンが使える場合には、胃がん治療費免疫細胞療法との併用でより高い効果が期待できます。
  ハーセプチンというのは抗体ですから、それ自身が標的とするがん細胞を攻撃します。これが第一の効果。次に、ハーセプチンががん細胞に結合することで、リンパ球やマクロファージががん細胞を認識しやすくなり、その結果、有効な攻撃ができるというのが第二の効果。ここまでが従来のハーセプチンの効果でしたが、さらに免疫細胞療法によって、リンパ球が強化されれば、抗腫瘍効果はさらに高まることになります」
  最後に劇的にがん細胞が縮小し、胃がん治療費最終的には消失した一例を紹介したい。
  患者さんは、胃がん治療費60歳の女性。平成13年8月に左乳房にがんが発見され、手術を受けた(ステージUB)。術後は抗がん剤治療を6クール。平成14年5月、腫瘍マーカーが上昇したために、7月から抗がん剤治療を2クール行った。ところが、CT、MRIの検査で、多発性肝転移、骨転移が認められた。
  9月に骨転移の痛みを訴えていたという。胃がん治療費
  免疫細胞療法を3回行った後、胃がん治療費HER2の発現テストが強陽性(HER2が強度に発現している)という結果を得たので、ハーセプチンの投与も始まった。
  免疫細胞療法と抗がん剤のタキソールを毎週交互に、ハーセプチンは毎週投与した。
  その結果が、グラフである。胃がん治療費免疫細胞療法+タキソール+ハーセプチンという治療を始めた途端、腫瘍マーカーは下がり始めた。
 
   

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内視鏡(胃カメラ)で見ながらがん部を取り去る方法で、リンパ節転移の危険性がほとんどない場合に可能です。胃がん治療費この治療ですめば患者さんの負担は著しく軽くてすみます。ですから、他院から当科に紹介された患者さんでも、再検討し適応があれば当院消化器内科で施行していただきます。ただし、切除した病変を顕微鏡で検査しリンパ節転移の可能性が高ければ、手術による切除をすすめる場合もあります。

1. 腹腔鏡下手術
内視鏡的粘膜切除術と比較して十分な切除範囲を得られる上、開腹手術と比較して低侵襲であることから術後早期の回復が可能な方法です。1cm径の管をお臍の近くの腹壁に挿入し、そこから腹腔鏡というカメラをお腹の中に挿入してモニターで観察しながら、他の数カ所から入れた鉗子を使って手術をします。それに加えて、胃がん治療費通常の開腹術よりも小さな4〜5cmの傷を加えることで、通常開腹で施行するのと同様な範囲の手術も可能になってきました。腹腔鏡手術については別項にも詳しく説明しています。

2. 機能温存手術
当科では、胃の出口(幽門)の重要な機能に注目し、幽門の血流とその運動を司る神経(迷走神経)を損なわずに幽門を残す、幽門機能温存手術を他施設にさきがけて施行してきており、実績をあげています。


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胃の出口である幽門を残します。同時に、従来の胃切除術(幽門側胃切除)では切離していた迷走神経肝臓枝を残します。胃がん治療費こうすることで幽門の機能が保持されます

幽門保存胃切除術の再建図
口側の残胃と幽門を吻合します
a, 幽門保存胃切除:胃の中央近くに早期がんがある場合に施行可能です。幽門側胃切除に比較して、胃の出口である幽門を残し、胃からの食物の排出をコントロールしダンピング症候群(胃に食物が貯留せずにすぐに腸に通過してしまうことによる種々の症状のこと)を防止し、消化液の逆流を防止して残胃炎を減らします。


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噴門側胃切除術の再建図
幽門保存胃切除術と同様に迷走神経肝枝を残します。食道と残胃を吻合します
b, 噴門側胃切除:胃の上部に早期がんがある場合に施行可能です。胃の出口である幽門を残し、胃からの食物の排出をコントロールしダンピング症候群を防止するとともに、十二指腸からの消化液の逆流を防止し、残胃炎と逆流性食道炎を減らします。胃全摘術に比較し残胃による食物の貯留能が確保されます。


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噴門側胃亜全摘兼空腸嚢間置術の再建図
小腸を用いて代用胃を作製し、食道と残した幽門の間をつなぎます
c, 噴門側胃亜全摘兼空腸嚢間置術:胃の上部〜中部に進行がんがある場合に施行可能です。胃の出口である幽門以外の胃を切除後、40cmほどの小腸を用いて代用胃を作製し、食道と残した幽門の間をつなぐ方法です。胃の出口である幽門が残るため、胃全摘術に比較してダンピング症候群や消化液の逆流が少なく、代用胃により食物の貯留能が確保されます。
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3. 術前化学療法
手術前の診断でがんの周囲への浸潤やリンパ節転移が明らかで、手術でそれらの一部が遺残する可能性がある場合、手術に先立って抗がん剤による化学療法を行う場合があります。この方法でがんを縮小させてから手術を行うと、より根治的な手術が可能になる場合があるからです。定型手術のリンパ節廓清範囲を越える転移が疑われる場合に低容量CDDP+5-FU点滴静注、S-1経口、S-1経口+CDDP点滴静注などを用いて施行しています。

4. 術後補助化学療法胃がん治療費
手術後の再発予防に行われる治療ですが、まだその効果がはっきりとは確認されておりません。ですから当科では患者さんとよく相談したうえ、薬を服用していただくかを決めています。切除標本でリンパ節に転移を認めた場合、フッ化ピリミジン系抗がん剤を投与する場合があります。手術時明らかな腹膜播種(がんが胃壁を破って外側の腹膜にまで至りがんの塊をつくること)を認めなかったものの、顕微鏡で見てがんが胃壁に露出している場合にも抗がん剤を投与する場合があります。胃がん治療費この場合、S-1経口またはS-1経口+CDDP点滴静注を用いて施行します。

5. 再発がんに対する治療
再発様式により様々です。例えば肝転移が認められた場合、その転移が一個であれば肝切除を考慮します。多発性であり切除しきれないと判断される場合、肝臓に流れる動脈に細い管(カテーテル)を入れ薬剤の入口(リザーバー)を皮下に埋め込み、そこから定期的に抗がん剤を注入する治療法もあります。それ以外にも、経口・点滴で抗がん剤(S-1,CDDP,CPT-11,パクリタキセル,ドセタキセルなど)を組み合わせて行う全身化学療法があります。

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当科における胃がん手術後のステージ別5年生存率
胃がん術後の成績は、胃がん治療費進行度により大きな違いがあります。当科において1996-2000年に手術を施行した患者さんのステージ別5年生存率を示します。(このデータは他の病気で亡くなる方も入れた計算ですので、がんの再発による死亡だけであればもう少し生存率は増加します。例えば、ステージIAの場合、他の原因による死亡を除くと生存率は
クリニカルパスとは、病気を治すうえで必要な検査や手術などをまとめた診療スケジュール表のことです。このシステムはアメリカで始まり、日本には1990年代半ばに導入され、現在徐々に普及して来ています。従来、患者さんに対して行われる医療は、同じ病院でも、担当医師の経験や判断によって違う方針がとられることがありましたが、医師・看護師が集まって時間をかけて検討し、胃がん治療費それをひとつのスケジュールにまとめたものです。

病気の治療内容と入院後のスケジュールを明確にすることで、患者さんはどんな検査があって、いつ手術をして、いつ頃には退院出来るかということがわかるので、入院生活の不安を少しでも解消できます。また医療スタッフにとっては、どのような医療行為をいつ、誰が行うのかが明確になるので、チームとしての医療サービスをスムーズにしかも遅れや間違いがなく提供できるようになります。すなわち、クリニカルパスは患者さんと医療スタッフ両者に羅針盤の役割を果たします。

当科では、胃がん治療費チーム医療の推進と均質な医療の提供に主眼を置き1998年に胃がん治療のクリニカルパスを導入し運用してきました。その結果、総入院期間は導入前の32.5日から導入後は21.4日と短縮し、その分治療費も大幅に軽減されています。また術後合併症は導入前の14.5%から導入後8.4%に減少しました。すなわち同じ手術でも入院期間が短く、リスクが少ない手術が可能になったことを示しています。

このクリニカルパスは、入院時に説明した上で手渡されます(クリニカルパスの表(PDFファイル))。

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胃がん治療を受ける患者さんへ
術後晩期合併症
1. ダンピング症候群:
胃切除により食物が急に腸へ流れ込むためにおこる症状です。発汗、動機、全身倦怠感などが急激に出現します。食後30分以内に起こる場合は血液中に増加するホルモンが原因であり、食後2〜3時間で起こる場合は低血糖が原因であるとされています。対策は、食事にゆっくり時間をかけることと、低血糖症状にはあめ玉、胃がん治療費氷砂糖や甘い飲み物を摂ることがあげられます。予防法としては、食後2時間位におやつをたべることも有効です。
2. 残胃炎:
幽門が切除された場合、十二指腸から分泌される消化液が残胃に逆流し残胃粘膜に炎症を起こすものです。構造上の問題であり完全に予防することはできませんが、症状は内服薬で軽減できます。
3. 逆流性食道炎:
噴門が切除された場合、逆流防止機能が損なわれて起こります。苦い水が上がってきたり、胸焼けの症状を来します。食事療法の原則を守っても改善しない場合、胃がん治療費薬剤治療を行います。
4. 貧血:
胃切除に伴う鉄分やビタミンB12の吸収不良によりおこります。特に胃全摘術後の発生率が高く術後数年してから発症するので、定期的な採血検査を施行し、必要に応じて不足分を注射で補います。
5. 骨粗鬆症:
胃切除に伴うカルシウムの吸収不良によりおこります。骨のカルシウムが減少して骨が弱くなり骨折し易くなります。定期的な検査を施行し必要に応じてカルシウムやビタミンDを補います。
6. 胃切除後胆嚢結石症:
胃切除に伴い胆嚢につながる神経(迷走神経)が切れて胆嚢の運動が悪くなることでおこります。胃がん治療費当科では幽門が残る術式の場合、迷走神経を切らないで手術を行い胆嚢の運動能を温存することで胆石の発生を予防しています。
7. 腸閉塞:
腸液の流れが悪くなりガスや便が出なくなる状態です。お腹の術後はすべての人で癒着がおこり、その程度と場所は様々ですが、特に腸が折れ曲がって癒着した場合に腸液の流れが悪くなります。腸閉塞は絶食や鼻から胃に入れた管から胃液を吸引することで改善する軽度なものから、癒着を剥がすなど手術が必要な場合まであります。特に腸が捻れて腸管に行く血管も締められると、腸が壊死に陥り穴が開き危険な状態になります。腹痛が強い場合は、迷わず主治医に相談して下さい。
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胃切除後の食事療法の原則
少量頻回の食事: 胃がん治療費胃の縮小あるいは喪失により貯留能が低下します。特に術後早期には間食を併用し、全体として摂取カロリーが増すように工夫しましょう。
早食い大食い禁止: 食事にかける時間は長くし、食事量は控えめにしましょう。これが大原則です。
内容はバラエティー豊かに: 退院後は、偏食せず繊維質の食物も含め数多くの食材を楽しみながら摂取しましょう。もちろん、肝機能が良ければアルコールも飲んでかまいません。不安な方は、外来で管理栄養士による栄養相談も受けることもできますので、外来担当医に御相談下さい。
食後の姿勢: 噴門が切除された術式(噴門側胃切除術、胃全摘術)では、食後30分位は座位になり、胃がん治療費横になる場合上体を20度くらいに挙上するのが、食物や消化液の逆流を予防する上で有効です。

胃がん 治療費

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日本人に多いがんは胃がんと肺がんです。なかでも胃がんは早い時期に正しい治療が行われるならば、ほとんど100%治ります。恐ろしい病気だと思い込まないで、胃がん症状痛み正しく理解していただくことは大切なことです。

かつて考えられなかったような早い時期の胃がんを見つけ出す診断技術が、わが国で急速に進歩発展してきました。さらに、改良された手術技術によって、完全に治すことができるようになりました。とはいっても、なかにはスキルス胃がんという悪性のものもあります。これは診断が難しく、進行も早いがんです。

早期発見は“定期検診”に尽きる
ごく早い時期の胃がんの場合、胃がん症状痛み特別な症状のないことが特徴です。症状が現れたときにはかなり進行していることになります。

初めて現れる症状としては、みぞおちの痛み、これは多くは食後の鈍い痛みです。さらに進行すると、食事に関係なく、絶えず痛むようになります。

次に多い症状は胃の張った感じで、胃がいつもいっぱいになったような、ふくらんだように感じたり、食べ物が胃にもたれるような、重苦しい感じがするようになります。食欲は衰え、胸やけやげっぷがあるようになります。もっとひどくなると、吐き戻しも現れます。

こうした症状は胃がんばかりでなく、ほかの胃の病気、例えば、胃潰瘍[いかいよう]、胃がん症状痛み慢性胃炎、あるいは十二指腸潰瘍[じゆうにしちようかいよう]といった場合にも起こってきます。

したがって、胃がんを早い時期に見つけ出すには、症状の現れない時期に診断を受けなければなりません。胃がんを早い時期に見つけ出すには、定期検診に尽きるといってもいいすぎではありません。

胃がんの治療の基本は手術


胃壁は内側から、粘膜、粘膜筋板[ねんまくきんばん]、粘膜下層、筋層[きんそう]、漿膜下層[しようまくかそう]、漿膜といういくつもの層から成り立っています(図8―14)。

胃がん症状痛み

早期胃がんはゆっくり進行する
胃がんはもっとも内側にある粘膜にでき、しだいに外側の漿膜[しようまく]のほうへとおかしていきます。胃がんの進行が粘膜下層までであれば、早期胃がんといい、筋層[きんそう]からさらに進行しているものを進行胃がんといいます。つまり、胃壁のどの層までおかしているかによって、早期胃がんと進行胃がんとが区別されるのであって、胃全体の何分の1をがんが占めるから早期胃がん、それより大きいから進行胃がんというのではありません。

胃がん治療は近年大きく変わってきました。ごく早期の胃がんでは開腹手術をしないで、胃がん症状痛み口から内視鏡を入れて粘膜内のがんを切りとる内視鏡的粘膜切除が普及しています。さらに腹壁に1cm程度の小さな孔[あな]をいくつか開け、腹腔鏡[ふくくうきよう]をその孔から入れ、モニターを見ながら腹腔鏡下手術も行われます。手術の場合でも、術後の食生活のことを考え、切除範囲をできるだけ小さくする「縮小手術」が行われています。「縮小手術」によって、術後起こってくる合併症を少なくします。

進行胃がんになると急速に発育する
がんが粘膜にできて、粘膜下層に達するまで2〜3年を要すると考えられています。

がんが粘膜下層に及ぶと、胃がん症状痛み周りの組織や臓器へ飛び火する(転移)心配が出てきます。というのは、この粘膜下層には静脈や、リンパ節へつながるリンパ管が通っているからです。

筋層[きんそう]までおかし、進行胃がんになると、がんの発育はスピードを上げ、急に進行します。そして、がん細胞は静脈を通って肝臓へ、あるいはリンパ管を通ってリンパ節へと運ばれ、転移します。その後、がんは全身へ広がっていきます。したがって、肝臓とリンパ節とは、がんが全身に広がる前の関門ということができます。さらに外側の漿膜[しようまく]に達したがんは、漿膜を破って、胃がん症状痛み腹腔内[ふくくうない]に散っていきます。

外科医が胃がんの手術を行うとき、こうしたがんの広がり具合をみて、手術法を検討します。医師によって手術法がばらつくことから最近、学会で一定のガイドラインが設けられています(図8―15)。



ごく早期なら内視鏡的治療も可能
がんの治療は早期胃がんの中でも、がんが粘膜内にとどまっているような場合には、内視鏡で見ながら切りとる内視鏡的粘膜切除が行われます。また、内視鏡の先端からレーザー光線を発射して、胃がん症状痛み患部にあてるレーザー照射や、がんの部分に制がん剤やエタノールを注入する局所療法などが行われます。いずれもリンパ節転移のない場合に限られます。

このような治療を行うことができないような場合、例えば、がんの範囲が広いとか、進行胃がんであるような場合は手術が基本となります。

手術は必要最小限に切りとる方向
これまでは、再発の可能性を少しでも少なくするために、胃はもちろん、その周囲のリンパ節、さらには周囲の臓器も大きく切りとる手術、すなわち、拡大手術が行われてきました。

しかし、胃がん症状痛み胃がんの転移の研究が進んで、リンパ節でもよく転移する場所と、しない場所が明らかになってきました。また、転移していないリンパ節は、がんが全身に広がることを防いでいることもわかってきました。

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お金がなくて胃がん 治療費で悩んでいます。胃がん 治療費に限らず、胃がん 治療費探すのは簡単なものではありません。私もいろいろ見てきましたが治療が長引けば長引くほど胃がん 治療費もきつく辛いといっていました。たとえば病状が良くなれば胃がん 治療費高くても良かったと思えるのですが

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